Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

玄人が足元を見ると

2019-09-07 | 雑感
靴を買ってきた。選ぶのに予想外に時間が掛かって一時間以上いたので殆ど不審者になっていた。帰宅後に足が冷たいので見ると完全に穴が開いていたので、玄人がみると酷いものを履いているなとも思われていただろう。それでも何とか買えてよかった。後継のブーツを買う心算だったが、同じメーカーにも他所のメーカーにも良さそうなものが、つまりシックなものが無く、普通のシューズとなった。

結局地元のメーカーのシリーズの中から一番いいものを選ぶことになった。靴のサイズは固定して、少々ヴォリューム感が無くても無理に足を押し込むことになるので形は崩れるだろうが、最初から良くないものよりは良いだろう。ブーツでないだけに更に爪先は細くなったが、歩き易く、直ぐには崩れてしまわないことを願っている。形がもう一つのものや色が奇抜なものは安売りで20ユーロほど安かったが、グリーンはまだしも爪先が紫はジーンズに合わせ難くなる。そもそも裾の中に入れるとブーツも普通の靴も同じにしか見えない。足入れは少し良くなるが、タイトなので靴ベラは必要だ。歩くだけでなく、車も運転し易そうなので先ずはこれで良し。金額110ユーロは微妙なところである。

歩くことが目的ではないので、オペラの立ち見や、日頃の買い物などジーンズを履くところはこれ一足で済ませてしまうので、現行だったものが六年持ったので、四年ぐらいは使いたい。要するに外国旅行に出かける時もスーパーに出かける時もこの靴を使うのである。同時に部屋履きのスリッパも展示品しかサイズが無かったので安売りで30ユーロで購入した。冬場の一シーズン半ぐらいしかこちらは持たない。

靴屋に行く国道が往路は通れたが、復路は閉鎖になっていた。アウトバーン化が進められている国道だが、何をしているのかはよく分からなかった。少なくとも途中の醸造所に行く降り口は閉鎖になっていたので、靴のレットアウトセンターからの復路と、醸造所から自宅への帰り道を頭に描いていた。クライミングに通っている場所なので土地勘はあるが、迂回路の指定の仕方によっては混雑しているだろうなと思ったからだ。実際に靴屋からは途中まではいつもよりも交通量は多かったが狭い道を結構飛ばせた。最後は上手く醸造所の街へと抜ける街道へと逃れて交通量が減った。しかし狭い旧ワイン街道を走ることには違いが無かった。

土地勘が無ければ不安になるような細い街路を通り、いらいらするだろうが、流石慣れていると距離感が掴めるので慌てずに走れた。醸造所から自宅へも旧街道を通る方が距離が短く、直ぐにハムバッハ―城なども見えてきて気持ちが良い。昔はくねくねとして嫌だと思った道だが、最近はバイパスが完備して交通量が減って走りやすくなっているぐらいなのは、丁度ワイン街道が自宅の市街地を抜けるのと同じである。



参照:
茶色のファッション靴 2013-06-25 | 生活
雑食砂岩で新しい靴を試す 2012-05-14 | アウトドーア・環境
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする