週末のワイン試飲会の事を纏めていない。これといった大きなことは無くはなかったが、ワインとはあまり関係ない。どうもそれが影響しているらしい。ナーヘでは、何時もの様に試飲会の前に、デンノッフ醸造所で発注していたリースリングを回収した。
春の試飲会で2018年の酸の弱さとか力強さで、余り複雑なGCは発注せずに、その下の二種類のGCを購入した。最後の火山岩質のフェルツェンベルクは2013年以来だ。早く開いている時しか買い難く、それほど複雑さは無くても違う味筋のミネラルなので二年もすれば楽しめるだろう。もう一つのデルヒェンは早めに楽しめるバランスの良いリースリングである。一本41ユーロをどう見るか?片方は36ユーロ。三本づつにもう三本既に六本以上楽しんだトーンシーファーリースリングを日常用に買い足した。
更に谷奥に入って俗物ゲーテの愛したモンツィンゲンのシェーンレーバー醸造所で、グローセスゲヴェックスを試飲。古い年度の試飲が良かった。2018年産が2009年産に似ているという事で、ハレンベルク(ハルガンツ)、フリューリングスプレッツヒェンGC、ハレンベルクGCで、今回はハレンベルクが開いていた。二年前ぐらいは反対だった。シュペートレーゼも甘口乍ら、糖が徐々に落ちてきていて、チーズなどには使えそうだった。結局発注していたのは違っていてと言うのは既に書いた。しかし2016年産のリースリングのゼクトがきりっとしていたので三本所望した。
翌日の南ワイン街道のレープホルツ醸造所では、結局買い足しの三本の御用達リースリングのオェコノミラートとその上のクラスのフォンブントザントシュタイン、そして発注していた最上級のガンツホルン三本でかたを付けた。例年通りだが若干クラスを下の方へと比重を下げた。同じ超辛口でも2018年産はそれ程魅力が無かったからだ。
さて、一本は味見で開けた。次はどれを開けるか?自宅で開けていないで既に飲み頃の様な開けれるものはない。オェコノミラートでお茶を濁しておこうか?なぜならばトンシーファーの方はまだこれから年内は瓶熟成しそうだからだ。何か疲れて、軽く飲んで、リースリングでパリ風の棒々鶏でも食したくなった。ジャガイモが無いから米で誤魔化すか。レモンとニンニクを強めに効かせると合うだろうか。
最近はワインの消費は落としている。健康と経済的な一石二鳥を狙っているのだが、購入する数は減らず、高価な方へと寝かすワインへとスライドしているので、金額は明らかに増えている。その分在庫は増えていて、ついつい平素から高級リースリングへと手が出そうになる。価格も一軒当たり数百ユーロ支払うことになり、合わせると年間千ユーロを軽く超えるようになった。
稀に高額席を購入して音楽会や劇場に行くような額を一件に一回で支払い、それなりに交通費も掛かっている。やはりかなりの贅沢であることがこれでも分かる。
それでも昨晩の放送の様な演奏会中継録音を流すと芯から堪えるのでアルコールも欲しくなる。緊張が勝つシェーンベルクなどは出来るだけ流すようにしているが、それでも楽譜を見たりすると、誰かさんではないが発狂しそうになる。あまりにも見事な処理に声を何度も上げる。心臓麻痺になる婆さんに同情する。やはりシェーンベルクの音楽は図抜けて強烈である。あれほど美しい音楽なのでそれゆえに訴えが増強される。チュイコフスキーの方が意外に楽譜が必要になった。視覚的な情報がかなり強かったと思われる。放送ではそれ程の粒立ちが無い。来週のスイスからの放送を比較してみたい。
参照:
2018年産最初の試飲会 2019-05-05 | 試飲百景
眠れなくなる射幸心 2019-06-06 | 試飲百景
分かるようになる話 2019-06-02 | 試飲百景
春の試飲会で2018年の酸の弱さとか力強さで、余り複雑なGCは発注せずに、その下の二種類のGCを購入した。最後の火山岩質のフェルツェンベルクは2013年以来だ。早く開いている時しか買い難く、それほど複雑さは無くても違う味筋のミネラルなので二年もすれば楽しめるだろう。もう一つのデルヒェンは早めに楽しめるバランスの良いリースリングである。一本41ユーロをどう見るか?片方は36ユーロ。三本づつにもう三本既に六本以上楽しんだトーンシーファーリースリングを日常用に買い足した。
更に谷奥に入って俗物ゲーテの愛したモンツィンゲンのシェーンレーバー醸造所で、グローセスゲヴェックスを試飲。古い年度の試飲が良かった。2018年産が2009年産に似ているという事で、ハレンベルク(ハルガンツ)、フリューリングスプレッツヒェンGC、ハレンベルクGCで、今回はハレンベルクが開いていた。二年前ぐらいは反対だった。シュペートレーゼも甘口乍ら、糖が徐々に落ちてきていて、チーズなどには使えそうだった。結局発注していたのは違っていてと言うのは既に書いた。しかし2016年産のリースリングのゼクトがきりっとしていたので三本所望した。
翌日の南ワイン街道のレープホルツ醸造所では、結局買い足しの三本の御用達リースリングのオェコノミラートとその上のクラスのフォンブントザントシュタイン、そして発注していた最上級のガンツホルン三本でかたを付けた。例年通りだが若干クラスを下の方へと比重を下げた。同じ超辛口でも2018年産はそれ程魅力が無かったからだ。
さて、一本は味見で開けた。次はどれを開けるか?自宅で開けていないで既に飲み頃の様な開けれるものはない。オェコノミラートでお茶を濁しておこうか?なぜならばトンシーファーの方はまだこれから年内は瓶熟成しそうだからだ。何か疲れて、軽く飲んで、リースリングでパリ風の棒々鶏でも食したくなった。ジャガイモが無いから米で誤魔化すか。レモンとニンニクを強めに効かせると合うだろうか。
最近はワインの消費は落としている。健康と経済的な一石二鳥を狙っているのだが、購入する数は減らず、高価な方へと寝かすワインへとスライドしているので、金額は明らかに増えている。その分在庫は増えていて、ついつい平素から高級リースリングへと手が出そうになる。価格も一軒当たり数百ユーロ支払うことになり、合わせると年間千ユーロを軽く超えるようになった。
稀に高額席を購入して音楽会や劇場に行くような額を一件に一回で支払い、それなりに交通費も掛かっている。やはりかなりの贅沢であることがこれでも分かる。
それでも昨晩の放送の様な演奏会中継録音を流すと芯から堪えるのでアルコールも欲しくなる。緊張が勝つシェーンベルクなどは出来るだけ流すようにしているが、それでも楽譜を見たりすると、誰かさんではないが発狂しそうになる。あまりにも見事な処理に声を何度も上げる。心臓麻痺になる婆さんに同情する。やはりシェーンベルクの音楽は図抜けて強烈である。あれほど美しい音楽なのでそれゆえに訴えが増強される。チュイコフスキーの方が意外に楽譜が必要になった。視覚的な情報がかなり強かったと思われる。放送ではそれ程の粒立ちが無い。来週のスイスからの放送を比較してみたい。
参照:
2018年産最初の試飲会 2019-05-05 | 試飲百景
眠れなくなる射幸心 2019-06-06 | 試飲百景
分かるようになる話 2019-06-02 | 試飲百景