Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

夏が終わるころには

2021-06-17 | 生活
ミュンヘンの宿をもう二泊予約した。目的の催し物はどうなるか分からない、でも宿泊を確保しておかないと枠組みが決まらない。無料キャンセル期間はまだある。到底開いているような時期ではないアパートメントだが、コロナのお蔭で海外からの宿泊者がおらず、ビジネス客がまだまだ多いのだろう。自分自身も形はビジネス旅行である。まあ、確定してみないと分からないが、愈々正常化に大きく近づいた。

確約がないながらもこれで日程が出来てきた。先ずはそれで行こうかと思う。旅行が好きな人間でもないが、もし出かけるとなるとそわそわとする。

バーデンバーデンのティケットも15ユーロで購入したが、ミュンヘンに行くとそれを捨てることになる。そのつもりだったが、購入してからテストが必要だと気が付いていた。当地も新陽性者指数16.3と落ちていて、当日には一桁になっている可能性が強い。流石にその時点になってもテストとは言わないだろう。そもそも2500人以上も入るような大劇場で僅か500人を入れて、パイロットプロジェクトも何もない。フランスから来る人がいても、それはやり過ぎだと思う。

週明けにミュンヘンの劇場に電話をした。入場人員拡大の事を訊ねると、窓口では何もわかっておらず支配人と言う通りにしているとだけあった。つまり700人しか入れられないというので、6月まではそのように発売していたが、オペルンフェストシュピールでは何故540人に絞ったかと問い質した。すると「それは知らなかった、あなたの方が詳しい。入れ方が異なっているだけだ。」と言う。「ペアー席を入れると人数が増えるよね。」と教えてやったのだが、その程度の認識ではお話しにならないなと分かった。

車中のラディオでは、大規模接種場を9月に撤去する予定だったのが、今後の事情によるので年末まで撤去しないことにしたとあった。恐らく夏以降の接種の速度も落ちると予想しているのだろう。現在予約している旅行予定者が終れば一先ず終了になるところを何とか変異株対応なども考えて窓口を広げておこうという事らしい。

どうもミュンヘンの劇場のダルマイールのビストロが再開しているようで、一体そのようなことをするぐらいならば、入場者を倍増できない筈はないのである。人数が少ないからできるという事はあるのだが、本末転倒のような気もする。

旅行が出来て、テストも無しに催し物を訪問して、そして寝泊まり出来てとなれば、昨年の夏とあまり変わらないのだが、その訪問する出し物や規模も全く違ってきている。若干歪なところがあるのだが、これで何とか7月を乗り越えられれば、コロナ禍終了である。一部にはデルタ変異が夏の間は影を潜めていて、一度の接種しか進んでいない所や子供の間で変異を広げて行くとある。秋に何事もなく乗り越えれば終了だ。



参照:
五月以降の見通し 2021-04-23 | 暦
アーモンド咲き乱れる頃 2021-03-25 | アウトドーア・環境
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