NHKが放送した「死の街」を観た。都合二回通した。理由は最初映像「高」質しか流せなく、二回目にHD画質となった。音質はそれとは関係ない筈だが最初悪く感じた。最近はハイレゾで聴き慣れていて、少しでも圧縮されていると物足りない。それもオンデマンドだからデジタルTV放送とはまた異なる。いづれにしてもAACで以前のデジタルコンサートホールと同等のようだ。それならば三日間で220円するオンデマンドでも320kbsぐらい出ていそうなので変わりない。
来月になるとメディアディスクが発売されるのだから、放送を録画すれば必要なくなるような高品質でないことは明らかだ。気が付いたのは日本語字幕が邪魔になって、いちいち頭の中で同時通訳して行かないと、言葉が追い難くなったことで、無視するのには慣れが必要だ。やはり出すなら原語で一番テクストが聴き取りやすくなる。
全体の印象からするとやはり流出していたGPの映像とも大分違う。カメラアングルが違い、結構指揮振りが映っていた。場面を観ていると記憶に薄い場面や細かな動きが見え難かった場面もあって良かったが、全体的な劇場感はそんなに簡単には感じられない。そもそも何時間もモニターを見つめている根気が無い。
音響も映像も最終的には高品質で再生しないと判断は下せないが、先日のマーラーの交響曲七番と並んで、二人の歌手の歌と演技の素晴らしさだけでなくて、キリル・ペトレンコの指揮の冴えわたりと座付楽団の素晴らしさも堪能できる。
歌声が天井桟敷に当たって跳ね返ってくる音の印象は、ライヴなので観客を通してでそれほど戻り感が無い筈だ。長めに薄く人工のエコーを入れているのかもしれない。距離感、時差感はそれらしいのだが、あまりにも綺麗に跳ね返っているのが疑わしい。
この映像は2019年12月1日並びに6日に収録されているが、11月18日の初日がラディオ生中継された。その放送は現場にいたので未だに通して聴いていない。理由は生の音と比較すると印象が悪いからだ。しかし今回音質は悪いながらも映像を観れたことで良かった。ブルーレイをじっくり観てから初日の留守録も改めて聴けると思う。
ミュンヘンの新制作「トリスタン」は日曜日に紹介の催し物がある。順調に進んでいるようで舞台稽古も始まっているようだ。来週にはGPだろう。早速楽譜も落とした。前回は2016年復活祭で、既に五年が経っている。だから楽譜も違うのを落とした。
以前は聴いていない音源としては、ブーレーズ指揮NHK交響楽団が一番参考になるのではないかと思う。
参照:
声楽付き楽劇「トリスタン」 2016-03-22 | 音
誘う夏の夜の音楽 2021-05-30 | 音
来月になるとメディアディスクが発売されるのだから、放送を録画すれば必要なくなるような高品質でないことは明らかだ。気が付いたのは日本語字幕が邪魔になって、いちいち頭の中で同時通訳して行かないと、言葉が追い難くなったことで、無視するのには慣れが必要だ。やはり出すなら原語で一番テクストが聴き取りやすくなる。
全体の印象からするとやはり流出していたGPの映像とも大分違う。カメラアングルが違い、結構指揮振りが映っていた。場面を観ていると記憶に薄い場面や細かな動きが見え難かった場面もあって良かったが、全体的な劇場感はそんなに簡単には感じられない。そもそも何時間もモニターを見つめている根気が無い。
音響も映像も最終的には高品質で再生しないと判断は下せないが、先日のマーラーの交響曲七番と並んで、二人の歌手の歌と演技の素晴らしさだけでなくて、キリル・ペトレンコの指揮の冴えわたりと座付楽団の素晴らしさも堪能できる。
歌声が天井桟敷に当たって跳ね返ってくる音の印象は、ライヴなので観客を通してでそれほど戻り感が無い筈だ。長めに薄く人工のエコーを入れているのかもしれない。距離感、時差感はそれらしいのだが、あまりにも綺麗に跳ね返っているのが疑わしい。
この映像は2019年12月1日並びに6日に収録されているが、11月18日の初日がラディオ生中継された。その放送は現場にいたので未だに通して聴いていない。理由は生の音と比較すると印象が悪いからだ。しかし今回音質は悪いながらも映像を観れたことで良かった。ブルーレイをじっくり観てから初日の留守録も改めて聴けると思う。
ミュンヘンの新制作「トリスタン」は日曜日に紹介の催し物がある。順調に進んでいるようで舞台稽古も始まっているようだ。来週にはGPだろう。早速楽譜も落とした。前回は2016年復活祭で、既に五年が経っている。だから楽譜も違うのを落とした。
以前は聴いていない音源としては、ブーレーズ指揮NHK交響楽団が一番参考になるのではないかと思う。
参照:
声楽付き楽劇「トリスタン」 2016-03-22 | 音
誘う夏の夜の音楽 2021-05-30 | 音