Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

首尾よく拾ったこぼれ球

2021-06-26 | 文化一般
朝十時からのミュンヘンの劇場の追加入場券発売に備えた。前夜も早めに床に就いて睡眠をとった。嘗ての様に早く並んでとかそうした努力賞の物言いでは無くて、直前に並んでいればIP番号ごとにランダムで待ち番号が貰えるからだ。だから出来るだけIPの数が多い方がいい。

結局自分自身では3IPsから4700番台が最高で、要するにこぼれ球を狙うしかなかった。二時間後には空っぽであったが、それでも四時間後ぐらいには初日の三等席が出た。本当は4日を狙って宿まで用意していたのだが、初日で文句を言う者はいまい。些か高価272ユーロでも三等なのが痛いが、それでも半数しか入らない初日で、王の座の横辺りに陣取る。視界的には柱を後ろにして全く問題が無いとしても、通常は音響的に若干引けを取る席であるが、現在は奈落を前に出してあり、通常とは違っているので悪くないかもしれない。何よりも最前列でないと指揮者も見難くなっているので満足である。抽選で当っていてもこれより良かったとは言えない。

こぼれ球を拾った経験は初めてなのだが、概ねの予想はついていて、それ程の苦労ではなかった。やはり他の人からの情報などがとても役に立つ。大所高所から見渡せる力となによりも意志の力であろうか。そのそもランダムで出るのだから本当に公平なのだが、やはりそこからで変わるということだろう。

早速検査の予約を入れて、念の為に宿も取っておいた。丁度2日から4日まで入れていた宿が開いていて ― 平時なら空いていることなど有り得ない、明日まで考えて金曜日からの分をキャンセルする。火曜日に出かけて水曜日に帰宅、金曜日に再度出かけて、さてアルゴイで一泊しようかどうか。

その後は23日なので、その日のテスト予約も入れておいた。その後は28日にテスト予約から再び同常連宿に宿泊だ。テストは上演開始から24時間時間以内に陰性にならないといけないので、開始時刻の差で二日間使えることにもなる。それでも都合抗原検査を四回分予約した。それで全て終わってくれれば嬉しい。

そう言えば7月3日土曜日のバーデンバーデンの券も買ってあるので、旅先から直接そちらに向かってもいいかと思う。つまり宿泊先はガルミッシュパルテンキルヘンとバーデンバーデンの中間で、出来ればその途上でテストを済ましてしまうと安全かも知れない。

週末には火曜日への準備を整えたい。先ずは血圧を下げて冷静に行きたいところだ。記載されている入り口はターゲスカッセのある広場で、テストセンターから其の侭入れるような塩梅だ。



参照:
とことんまで付き合う 2021-06-24 | 文化一般
文化を底支えする武闘派 2021-06-13 | 料理
コメント
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