Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

雪模様のミュンヘン旧市街

2022-12-20 | 雑感
週末のミュンヘン行の成果は大きかった。咽喉の痛みも会場での咳は抑えられなかったが、それ以外では大きな障害となることは無かった。なによりも雪とはならずに、殆ど乾いた路面を走り遂せたことが大きかった。

反面、初めて出かけるイザールは別の靴を使うだけならず、旧市街中心でも履き替えずにの歩行は無理だった。あそこまで積もっている市内は初めてだった。履き替えた靴でも二度ほどは人が声を上げるほど転びかけた。やはりオペラ大劇場の地下通路は有難い。

往路の状況は良かったもののやはりヴァ―ケーション初日の交通量はあったようで、30分ほどは北シュヴァルツヴァルトのアウトバ―ンで釘付けとなった。お陰でミュンヘンで10リットル使い給油を余儀なくされた。それでもアウトバーンから昔ガルミッシュパルテンキルヘんへと抜けるのに使ったパーシングのより西方のホテルには14時15分頃には到着して、地下駐車上にもすんなりと入れた。結局無料扱いだった。ホテルのシステムは比較的よく出来ていて、14時30分過ぎには荷物の搬送も終わり着替えとなった。

但し予想以上にオペラ座の駐車場までの所要時間が長くて、往復するには若干遠かった。アパ―トメントの用具類はアイロンまで揃っているものの調理器具などは若干古臭くて長期滞在まではと感じた。最大の利点は地下駐車場とのアクセスで、寒さもなく、車もそれ程冷やすことはなかった。しかし不凍液の濃さは走行中の洗浄で零下20度ぐらいまでは必要だった。

パーシングの街並みは大学病院もあって馴染みがあったが、今もあまり変わっていなかった。但し道路整備で嘗てスキー行に泊まったホテルなどは分からなかった。ミュンヘンの幹線道路は、大なり小なり一度は通っていて、そこに入ると何となく記憶が戻ってくる。結構車で走り易い大都市だと思う。旧市街の環状外の道路は南北感が比較的はっきりしているからだろう。

想定が足りなかったのは雪だけでなくて、旧市街が込んでいることと、クリスマスシーズンの兼ね合いで、足元が不自由で、ダルマイヤーに入ったのが16時半を越えていて、買い物が十分に出来なかったことだ。例えば冷蔵庫に残っているザウワークラウトに合わせてのソーセージ類は買えなかった。コーヒー二袋と、ジルファーナ―、スイーツ四個、夕食用のフィレ肉パイ、三種類のテリーヌを購入して急いで劇場に戻った。アイスバックをホテルに忘れていたが、必要もないほど駐車場が冷えて雪の欠片が落ちていた。

次のミュンヘン訪問は三月の予定で、その後は五月。今年は四回とキャンセルもあって少な目だった。四半期に一回ぐらいは丁度いい。それでもペトレンコ時よりも増える傾向。来年一杯では既に四回はほぼ決まっている。行けるときに行っておくがやはり重要だと思う。

ホテルへの帰路は筋を間違えたりしたのだが、それでも比較的すんなりと車庫入れして、地下の自動販売機でレーヴェンブロイの瓶ビールを購入。先ずは咽喉を潤わせた。23時過ぎまでうろうろしているほどの寒さでもなく、翌朝のチェックアウトが早かったので何とか早めに夜食を平らげた。



参照:
若干残る未知の要素 2022-12-16 | 雑感
暮れないミュンヘン 2022-07-11 | 雑感
コメント
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