Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

年末年始の買い出し

2022-12-23 | 
アトフェントカレンダーも終わりに近い。もう幾つ寝るとである。今年はベルリナーフィルハ―モニカーのデジタルコンサートのクイズを答えて二日券を集めた。20回以上貰ったので、40日分ほどあるのだが、1月15日までに使わなければ無効となる。その前に年内有効のただ券が一週間分あって、年末までに使わなければ行けない。つまり今日辺りから使っても15日までは入れることになる。大当たりはしていないが、先ずはこれが使える。

時間との戦いとなるのだが、今年未だアーカイヴとして観ていないものを先ずは流す。しかし殆どを観ていて、コルンゴールトの交響曲の米国ツアーに持って行ったものを観たい。その前のダラピッコラのプログラムも放送でしか聴いていない。ペトレンコ指揮以外では殆ど匹敵するものがないが、先日のヘンデルも未だ入っていないようであり、何よりも期待した「スペードの女王」が入っていない。また年末のジルフェスタ―は生ではTV中継を観るので、アーカイヴ入りまで待つ。要するに時間もないがあまり観るものがないということになる。そもそも演奏会中継は観ない。

今年は初めて暮のジルフェスタ―コンツェルトが日本でもオンタイムで観れるようになったらしい。今迄はNHKが買い取っていたことから一月に放送されていたようで、あらゆる可能性は地域ブロックで邪魔されていたらしい。その様なこともあり、同時に日本ならず世界中で視聴されることになるのは喜ばしい。特に本年は人気テノールのヨーナス・カウフマンがペトレンコの指揮でベルカントを歌うようで、その指揮のみならずベルリナーフィルハーモニカーが如何に瀟洒にイタリア音楽を奏でることが可能かが期待される。復活祭における「スペードの女王」やマーラーの交響曲七番など最早行くところに敵無しのようにどのような音楽を最高の演奏が可能となっている。その点においてカラヤン指揮のイタリアものなどはそのチャイコフスキーと同じでお話しにならないものとなることだろう。

如何にもエンタティメントなプログラムに見えて、嘗てのカラヤンが自家薬籠中としたのに対して飽く迄も本物を聴かせてくれるかどうかが、半ば片足をイタリアへとつけているペトレンコ同様にフィルハーモニカーにとっても大きな挑戦ともいえるのだが、上手くいかない手はないと考えるのはよく分かっている人たちの共通するだろうか。

クリスマスの生活の買い物は概ね済ませて、イヴに朝一番でマーケットに行ってテリーヌがあるかどうか、その足で八百屋に廻って必要な野菜類を購入、そして肉屋で注文のものを受け取る。これでクリスマスを越えて、あとは年末に足りないものを買い足せば終わりである。

要らぬことに捉われて予定していたことが殆ど出来なかった12月であるが、来年へと継続していくしか方法がない。何とか多くが年末に解決して欲しいものである。

咽喉風邪は未だに完治しないのだが、対炎症剤も減らしながら、何とか終わりに向かって欲しい。クリスマス年末年始に高級なグランクリュワインを開けようと思うと口が完璧になって欲しい。なによりも望まれるところである。



参照:
待降節から大晦日へ 2022-12-08 | 暦
子は親のなすが儘になるか 2021-12-14 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする