Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

デジタルアムプで年末調整

2022-12-30 | 
年末調整で初荷を発注した。年内に届くことはなくても年始ならば構わない。なによりも2022年会計で落としてしまうことが重要。本来ならば11月中に発注するつもりだったのだが口座が閉鎖などになったりで遅くなってしまった。

投資目的は幾つかあるのだが、一つは昨今のデジタルアムプ素子を使って、印象を得ることである。TDA7498と称するSTマイクロエレクトロニクスのアムプチップがある。160ワットの出力も驚くのだが、Dクラスということでとても効率がいいらしい。

手元に使いたいスピーカーとしてオーラトーンのキューヴが二つあるので、これを鳴らしてみたいという希望もあった。スタディオモニターとしての卓上での鳴りは知っているのだが、その昔は通常のアナログアムプで鳴らした音しか知らない。真面に鳴っている印象が無く、自身でも真面に使った記憶がないのである。本当ならばバンバンとパワーを入れても潰れないということだったのだが、そのような使い方は要らないので、小さな音でも綺麗に鳴ってくれないかと思っている。

先ずは試しに、其れの為に使う旅行用に購入したDACにヘッドフォーンをつけて聴いてみた。デジタルコンサートホールの通常の再生とハイレゾ再生での差異が通常のウィンドーズPCから明らかに再生されたので、アムプさえ質が良ければハイレゾ再生が楽しめると想定した。11月の米国ツアー向けのプログラムから例えばモーツァルトのヴァイオリン協奏曲をハイレゾ再生しても弦の合奏が弓の切っかかるような音まで再生されていて、意外に思った。勿論ソリストの響きもよく分かる。

つまりそこからラインアウトで出して、アムプのラインインに入れられば可也の音質が得られる筈なのだ。電力消費量は、これである程度篭り部屋で聴けるようになれば、メインシステムからサブのアクティヴに送って鳴らす必要が無くなり、電力を節約できる筈だ。デジタルコンサートホールのハイレゾがある程度の音質で再生されれば合格で、その他の日常のラディオネット放送とかはそれで足りるようになる。

DACもアムプも中華製の安物なのだが、それでハイレゾ視聴まで出来たらやはり凄いことだと思う。必要なので改めてバナナステッカーというのも発注した。嘗てはこうした接点を増やすものはオーディオファンには忌まわしいことであった。

その他にもDACとアムプを連結させるミニプラグとRCAプラグの接続ケーブルも発注しておいた。適当なものは手元にあるのだが、この手のプラグも嘗ては真面なものを使うこともないほどの使用法であった。

確かに高級ヘッドフォンでも最近は通常のステレオプラグではなくてミニプラグにも対応しているものが多い。小型の高音質オーディオ機器が流通していて、それが更にデジタル化したことで、スタディオデジタルのHiFiが本当に手軽にヘッドフォーンを使えば耳に出来るという今日の技術的な成果は甚だしいことだと思う。



参照:
暮へのお片付け 2022-12-29 | その他アルコー
どんなに酷い目に遭っても 2022-12-27 | 生活
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