紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

足早に過ぎ行く桜前線

2022-05-10 12:31:49 | 

                     <朝里川温泉宏楽園の玄関前に咲く枝垂れ八重桜>

 

例年であれば、GW後半から咲き始める桜も、去年と今年は、GWも始まる1週間ほど前から咲き始め、GW後半には葉桜となった地域もありました。当ブログが公開される時点(5月10日以降)では、開花のピークは過ぎ、葉桜状態になっているかもしれないので、ご理解ください。

なお、5月10日付の北海道新聞によれば、桜前線は、9日には日本最東端の地、根室市に到着したとのこと。平年より7日早いとか。根室の場合は、標本木は、エゾヤマザクラに代わって、チシマザクラですが、花はエゾヤマザクラに比べ小ぶりです。

今回は、平磯公園(4月30日)、朝里川温泉宏楽園(4月30日、5月7日)、総合博物館・手宮館(5月2日)、手宮緑化植物園(5月2日)、JR南小樽駅ホーム(5月5日)などを取り上げます。先に取り上げた個所と重複する場合もありますが、撮影日が異なるのであしからず、ご了承ください。

 

☆平磯公園と望洋東公園(4月30日)

 


平磯公園のサクラは老木が多く、手入れが行き届いていないのか、樹木の割れ目やくぼみに雑草木の種が入り込み、桜とは違う幼木が出ているものもある。

 


3分咲き程度か、親子連れがキャンプしている姿もあった。

 


平磯公園から桜ロータリを経由して、さらに進むと、赤井川方向に向かう道道956号線とぶつかります。そこの角地にある子供向けの小さな公園が「望洋東公園」です。
大きな黒っぽい石に公園名が彫られていますが、間近で見ないと公園名が読み取れない。この付近、何度も通っているが、今回初めて公園名を知りました。公園内の通路に沿って、桜並木があります。

 


GW中でしたが親子連れの姿はなし。画面左上の道路を進むと、途中に大型スーパー「トライアル」が、その先を右折すれば朝里川温泉に行きます。

 

☆朝里川温泉宏楽園の庭園(4月30日、5月7日)
庭園は私有地ですが、毎年この時期は一般に開放されています。ただし駐車場は宿泊者などホテル利用者に限られます。

 


門をくぐって中に入ると、両側に樹齢100数樹年の老木が立ち並び、30日時点で2~3分咲き程度。

 


庭園入り口に接してコンビニがあるのですが、後楽園の関係施設らしく、庭園側にコンビニ関係者用の出入り口があります。白壁と出入り口の戸に桜の影が…

 


庭園内のあちこちに、各種の桜が植えられています。この日、4月30日は結構風が強かったので、枝がゆらゆら。

 


新1年生であろうか、ピカピカのランドセル姿をお母さんが撮るの図。絵になる~。

 


後楽園の玄関ホール近くに建つシダレザクラの大木。5月7日時点ではほぼ満開。4月30日には、蕾状態であったが…。左下の芝桜も満開、例年は5月下旬が見ごろなんだが…。

 

☆JR南小樽駅の桜については、すでに取り上げましたが、5月5日、所用で札幌に行く際にホームから撮影しました。

 


小樽行の電車と桜(5月5日撮影、以下同じ)

 


陸橋の住吉神社側に数本の桜が咲いています。

 


上と同じく、海側にも数本の桜があります。

 

☆小樽総合博物館本館(旧鉄道記念館)
5月2日、雨が降ったりやんだりと不安定な中、次女夫婦+孫4と我等夫婦の5人半で、行ってきました。昼食をとるため列車レストラン(旧トレノ)に立ち寄ったついでに館内外をふらつきました。

 

担担麺
イタリアンレストランであった旧「トレノ」は、昨年の11月3日で営業を終え、現在は担担麺の中川が、新たに「はるのち晴れ」という店名で、支店として営業中です。店名が覚えらない(笑)。
エゾヤマザクラは、殆どが散っていました。20分おきくらいに雨、晴れが変わる不安定な空模様。
初めて食べた担担麺なるもの、う~ん、次回はラーメンがいい。

 


アイアンホース号の運転は、保守点検日とかで、運転しておらず。GW真っ最中に休みとは、あきれてものが言えない。
この日、悪天候にもかかわらず、かなりの家族連れが来館していたのに…。

 


肝心の桜は、種類によってツボミ、満開と様々。少し晴れ間が出てきた。

 


陽射しが出てきた。

 

☆手宮公園緑化植物園(5月2日)
小樽を代表する桜の名所だが、なんと開園日が4月29日のGW初日なのだ。それまでは駐車場が鉄扉で閉鎖されたままなのだ。植物はその年の気候次第で見ごろが変化することを市の関係者は、無視し、市民ファーストの姿勢が全くない。

 


枝垂れ桜が見事。

 


次女夫婦+孫4

 


空は相変わらず、重い雲が垂れこめ、いつ降り出すかわからない。

 


桜並木を横目に、厩神社の方に向かう。

 


右奥の赤い屋根は厩神社であるが、手前の公園内にはエゾヤマザクラが立ち並ぶ。
三者三様の図と言えるかも、①奥の二人は桜を眺め、②手前の二人は桜をバックに写真を撮る、③右の三人は梅を撮っている。

 

なお、日本最東端の根室市で開花したチシマザクラは、当手宮緑化植物園にもあります。駐車場から展望台に進むと、管理棟がありますが、その手前の一角に数本のチシマ桜があります。
エゾヤマザクラと違い、チシマ桜は、根元で枝分かれし上方には伸びず、斜め横に膨らんで(?)行きます。画像は、H29.5.17撮影したものです。

 

☆次回は5月5日に撮影に行った札幌市豊平公園、大通公園の春の花を取り上げる予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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桜が満開に…

2022-04-28 14:17:18 | 

 

4月中下旬にかけて暖かい日が続き、桜の開花が急スピードで進みました。例年小樽で最も早いといわれるメルヘン広場では、20日過ぎにはツボミが弾け出し、ピンクの花が開き始めました。ただ天候は極めて不安定で、日中20℃を超えたと思うと、夜間は強風や雨が吹き荒れたり…

そんななかでも、桜の開花は着実に進み、例年だとGW後半に始まるのが、今年はGW後半には散ってしまうのでないかとも言われている。今回は、メルヘン広場(4月22~25日)、二段公園(4月25日)、水天宮(4月26日)、JR南小樽駅(4月27日)のサクラを紹介する。

 

☆メルヘン広場のサクラ 周辺には6‐7本のエゾヤマザクラ、3本のシラカバが植えられている、日当たりが良いせいか、小樽市内でも桜の開花は早い方だ。

 


4月22日撮影 コロナ禍で1年ほど休業していた銀の鐘1号館(喫茶、お土産品、ソフトクリーム店)の店員に聞いたところ、21日に咲き始めたが当日夜の猛烈な風雨で枝がかなり折れてしまったとのこと。当日夜は風雨雷注意報が出ていた。
枝を拾いコップに飾ったものと。

 


4月25日撮影 偶然ピンクの服を着た女性がいた。

 


4月25日撮影 緑っぽい葉は、シラカバの新芽だ。画像上部に、ちょこっと黒い物が見えるが、最近建てられて拡声器のものだ。なんでこんな無粋なものをメルヘン広場の真ん中に建てたんだ?

 


4月25日撮影 ルタヲの塔の展望台から
なお、下の画像の撮影場所が、この画面右上の桜のところから撮っているが、広場の中では最初に日陰になるようだ。

 


4月22日撮影            4月25日撮影

 

☆二段公園とレストラン「マンジャーレ」のサクラ(4月25日撮影)
二段公園は「良い子の広場」と言われ子供の遊び場だ。マンジャーレは店舗の前に桜の大木があって、黄色い壁に桜の影が写り込む。

 


二段公園そばの旧手宮線沿いに、桜が植えられているが、1~2分咲きであろうか?

 


遊具のそばのサクラは、ほぼ満開。

 


親子連れが遊んでいた。この公園は段差があるので、二段公園と呼ばれている(通称)。正式には、良い子の遊び場というらしい。

 


このレストランは、黄色い壁、赤いドア、とにかく目立つ。桜は1~2分咲だが、影が面白い。

 

☆水天宮とその周辺のサクラ
水天宮は標高53mあるので開花は遅いとみていたが、25日に訪れてみると一部は満開に近い状態だった。

 


境内の入り口近くはまだツボミで、せいぜい1分咲き。

 


ところが裏に回ると、3分咲きの個所もある。石柵に囲まれた老木は、数輪咲いているだけ。奥のサクラは5分咲きか。
なお青い表示板が気になるが、日露戦争後の樺太割譲に関する碑文だ。この国際会議は、運河公園向かいの旧日本郵船小樽支店で行われた。

 


水天宮神社の真後ろに当たる、ここのサクラは5分咲きかな?

 


神社の横海側にある小樽市指定の眺望地点近くに立つ夫婦。

 


境内から外人坂を見る。123段の急な階段を下りたさらにその先に、大正12年~昭和25年までドイツ人貿易商が住んでいたことから「外人坂」の名がついたという。
なおこの急な階段は歩幅が狭く、手すりがないため、降りるのは大変危険。冬期間は上り下りする人は、まずいない。

 


境内、入り口にある啄木の歌碑 文面通り読むとマイナスイメージに取られるが、実は、短歌を作るような細かい事より、荒ら荒しい声で仕事に精を出している、という意味のようだ。詳しくは、石川啄木・小樽で、検索してください。

 

☆JR南小樽駅のサクラ(この日、強風警報が出ていた)
通称南樽桜と呼ばれ、市民に親しまれている。数年前からエレベーターの取り付け工事が始まり、一時伐採の危惧もあったが、伐採されずに済んだ。何分駅舎創設時からあるので、樹齢はゆうに140年を超えていると思われる。根元で株別れしている桜もあり、本数は5-6本であろうか?

 


3分咲きであろうか?

 


この日強風が一日中吹き荒れたが、幸い散ってはいなかった。

 


歩道橋の金網から撮影したが、あえて8分の1秒のスローシャッター(+ND400フィルター)で撮影した。桜のダンスだ。

 


駅舎の駐車場とは反対側の陸橋の袂から撮影。従前であれば、ホームに入る列車や乗客もとり込めたのだが、改築でホームが数十m札幌寄りにずれて取り込めなくなった。


参考画像 R01年5月3日撮影 改築前の旧駅舎とホーム シャッター速度1秒で撮ると、桜が踊っているように見える。

 

 

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朝里ダムの桜が満開に

2021-05-20 11:54:18 | 

                                   <朝里ダムのサクラ>

 

遂に北海道内にも、5月16日緊急事態宣言が発令されました。GW明け後からコロナ感染者数が激増し、1日700人を上回る発生日が続きました。東京都の数字と肩を並べても…うれしくもない数字!こうなるであろうことは、GW中の観光客数の激増から、予想ができたこと。本州の大都市圏内での移動が自粛要請される中、であれば北海道へ行こうかという気持ちが働いた結果なのかも…。

コロナの急増にもかかわらず、桜の季節は確実に、例年よりも早めにやってきました。小樽市内よりも幾分標高の高い朝里ダム周辺は、多分今が満開と想定し、5月12日(水)に撮影に行ってきました。また帰路には、朝里川温泉の宏楽園にも立ち寄りました。八重桜が満開でした。なお、12日は緊急事態宣言の発令(16日)される前でしたので…

 

☆朝里ダムの桜並木は、ループ状の橋を回って…

 


奥に見える樹木のない場所は、朝里スキー場のゲレンデ。この時期「春紅葉」がすごい。新緑のこの時期に紅葉が?と、不思議に思われるかもしれませんが、本格的な光合成が始まる前の1~2週間限定の紅葉なんです。詳しくは、2010.6.1付け当ブログ「春紅葉」参照のこと。
なお、途中に朝里ダムを一望できるの展望台があるのですが、立ち入り禁止のロープが張られていました。

 


ほぼ満開の桜が立ち並ぶ。

 


新緑をバックに枝を撮りましたが、よく見ると、葉が茶色であることがわかります。エゾヤマザクラは、ツボミと茶色の葉が同時に芽吹きます。やがて花が散ると、光合成が活発となり、葉は緑色に変わります。

 


1本の木に緑色の葉が集中している部分もありました。樹種が違うのか、へそ曲がりなのかわかりません。

 


これが典型的なエゾヤマザクラです。ソメイヨシノとは違いますね。

 


湖畔のサクラをスマホで撮る人も…

 


桜を見に来た方もちらほら。

 


満開の桜をバックにスマホで撮り合う夫婦も。

 


エゾヤマザクラのクローズアップです。

 

☆朝里川温泉の宏楽園の桜がすごい…

 


桜は園内の敷地にありますが、一般向けに開放されています。正面通路の両側にはエゾヤマザクラの古木が並んでいますが、撮影時にはほぼ散り終わってました。
なお、宏楽園の桜の詳細はHPによれば以下の通りです。
『宏楽園の桜は推定樹齢100年前後のソメイヨシノ、エゾヤマザクラなど200本以上あり、道内ではめずらしい5種類のしだれ桜もあります。また、関山(かんざん)、松月(しょうげつ)、一葉(いちよう)、黄桜うこん等20種以上のサトザクラも見ることができ、1ヶ月間花見のできる桜の名所になっています。』
(注)サトザクラ=日本に自生する固有種である「オオシマザクラ」を栽培改良したサクラを言います。(ウイキぺデイア)

 


門をくぐると、左側に濃いピンクの八重桜の古木がお出迎え。なお、白い平屋の建物は、敷地内に建つコンビニです。

 


一瞬「御衣黄」かなとも思いましたが、御衣黄ならもう少し緑っぽいかも。ネーミング札を見ると、「黄桜うこん」とありました。

 


ピンクは、芝桜ですね。赤い実を付けた低木は…園内を散策に来ておられたご婦人に教えていただいたのですが、忘れました(笑)。

 


バイケイソウにも似ていますが…まさか園内に猛毒の花を…わかりません。まるで、葉がツイストを踊ってるような感じでした。いまどき。ツイストなんて言葉ないのかな?

 


一重の桜のようですが、名札見落としました。

 


池のふちに咲く「紅枝垂れ」が見事です。

 


この見事な枝垂れ桜が、入館客をお出迎え。

 

このブログが公開される時点’5月20日)では、小樽の桜シーズンは終わっています。

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羊蹄山麓の春を撮りに

2021-05-14 14:38:36 | 

                                   < カタクリの群生地 >

 

連休明けの5月6日(木)、羊蹄山麓地帯の桜をはじめとする春の花々を撮りに行ってきました。小樽市内を抜けて、赤井川村へ、メープル街道を通って倶知安町郊外へ、国道5号線沿いのニセコ町から真狩村に至る経路です。帰りはニセコ町、余市町を経由して、小樽に戻りました。赤井川村と余市町で撮影した画像については、後日、機会があれば紹介いたします。今回は、主に春の花々を追って、あっちへふらふら、こっちにふらふら…気ままなカメラ旅です。

なお、GW連休明け頃から道内のコロナ発生が猛烈な勢いで増え始めました。5月第3週(5月9日以降)、連日500人台の発生状況。小樽市内でも20人前後が発生。連休前はゼロの日が続いていたのに…。街を歩いていても、本州から来たと思われる観光客が大勢見受けられ、危惧されていた通りの結果に。まあ、コロナについては、おいといて…
(注)道内の13日の発生が712人(うち札幌市499人)で過去最多。東京、大阪なみの発生にびっくり。

 

☆メープル街道を走って、倶知安町郊外の扶桑から八幡方向に向かうと…

 


去年も同じところで、ニンジン掘り返しを見ましたが…数日天日干しすると甘みが増すと聞きました。

 


天日干しの人参たち。

 


道路の反対側でも、トラクターが盛んに畑を耕しております。バックの雪をかぶった山々は、ニセコ連邦です。中腹あたりにはスキー場のコースも見えます。

 


エゾヤマザクラでしょうか、数本の桜の木と、赤い屋根の民家が目にとまりました。

 

☆ニセコ町有島付近の道路沿いの湿地には、エゾエンゴサクとカタクリの宝庫

 


一見牧草地のような光景が見えてきました。右隅手前の雑草地の中に、エゾエンゴサクとカタクリなどの一大群落があります。赤いシャツのペアが入っていくようです。

 


入った途端に、足元に花々が四方八方に広がっております。管理された区域ではないので、道はありません。しかし、野草愛好家や写真家たちが通った細い小道がありました。

 


ピンクっぽい紫の花が「カタクリ」、青い花が「エゾエンゴサク」

 


これがエゾエンゴサクです。

 


ところどころの湿地には、バイケイソウも、妙な渦巻き状になっています。なおバイケイソウはアルカロイドを含む猛毒ですので、「とる」のは写真だけにします。

 


フクジュソウのような…よく見かけるような気がしますが、わかりません。

 


キバナノアマナというらしいです。

 


細い小道をあちこち歩いていると、視界の開けたところに出てきました。さて、おおむね撮り尽しましたので、道路側に降ります。

 


道路わきの湿地には水芭蕉がわんさか。幾分ピークを過ぎたようで、緑色の葉がずいぶんと大きくなっています。

 


道路沿いの湿地50mほどにびっしり水芭蕉が咲いておりました。

 

☆さて、エゾエンゴサクとカタクリはそのくらいにして、真狩村に向かいます。真狩公園の桜+丘の上のしゃれたレストランLIFE+羊蹄山が撮れればオンの字…

 


真狩公園近くから、鯉のぼりと羊蹄山を撮りました。数日前の北海道新聞後志版に、このシーンが紹介されていました。

 


公園をよく見ると、なんとまだ残雪が残っていて、桜は開花しておりませんでした。なので、公園内には立ち寄らず、帰路に就くことに。
<参考>

しゃれたバーバー・喫茶「life」。軽食が可能であれば、入ってみたかった。2019.5.8撮影

☆帰路はニセコに寄って有島記念館へ…

 


有島方面に行く途中の田園風景の中に黄色の建物、これは「ニセコ町立近藤小学校」です。付近にに民家のないところにポツンと、大きな校舎が…、ユニークな作りが目を惹きます。画面右手は今が盛りのこぶしの花です。左手側は桜の木ですが、まだつぼみ状態。木の根元には残雪がある。

 


有島記念館、ここは桜が3~5分咲きです。とにかく広大な敷地の中に、本体の記念館と周囲に関連建物がポツン、ポツンとあります。

 


この記念館は作りがとてもユニーク。内部の読書室は全面ガラス張り、なので外部からカメラを窓ガラスに近づけると、ガラスに羊蹄山が写り込む。

 


3本の白樺の木と羊蹄山。右手の尖塔は、上段の画像で写っていた塔です。この記念館は敷地がとても広い。

 


白樺の木の手前で、女性がテーブルをはさんで、雑談中。

 


有島記念館の裏側には、いまだ残雪があって、周辺にはいろんな花々が咲いておりました。画像最上段から水仙、名前不明ですが細かい花です。3番目はクロッカス、最下段がフキノトウです。
<5.15(土)追記>2番目は「勿忘草」です。

 


エゾヤマザクラはほぼ満開でした。

 

なお、赤井川村、余市町で撮影した画像については、後日機会アあればご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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桜をはじめ春の花が次々と…

2021-04-29 17:04:09 | 

                    <4月27日(月) メルヘン広場の桜も例年より早く満開となった>

 

このところ暖かい日が続き、小樽市内の桜の開花情報がFBなどに掲載されています。例年であれば、GW後半から桜が開花し満開になるのですが、今年は1週間~10日間ほど早いようです。桜に限らず「エゾエンゴサク」や「カタクリ」の開花も始まったと聞きました。

4月26日(月)に、小樽長橋なえぼ公園、塩谷3丁目通称五助沢そして手宮緑化植物園の3か所を一気に回ってきました。

 

☆長橋なえぼ公園には、4月6日(火)に水芭蕉やザゼンソウの撮影に行っております。今回は、桜、エゾエンゴサク、カタクリの撮影が主目的です。

 


駐車場のすぐそばには、水仙が群生していました。よく見ると、八重の水仙(一番手前)も混じっていました。八重の水仙はあまり見かけませんが…

 


中央園路沿いの両側には、エゾヤマザクラの木々がたくさん並んでいます。満開になると、桜のアーチができるのですが、殆どはまだツボミ状態でした。

 


中央園路の左側エリアには桜のエリアがたくさんあります。そのエリア内のエゾヤマザクラは、一枝に数輪咲きかけている程度でした。満開になるのはまだ1週間はかかりそうです。
なお、上の画像と比較すると、空の青さにかなりの違いがあります。撮影した方向や時間帯、あるいは日の差し具合などで、空の色に差が出ることがあります。

 


中央園路から左手の桜エリアに向かう途中の小道の両側に、エゾエンゴサクが群生していました。

 


青っぽい花と、紫っぽい花と2種類あるようです。通常はエゾエンゴサクの中にカタクリも群生していることが多いのですが…

 


ところどころに1~2輪見かけました。カタクリが満開になるのは、まだ1週間ほど先になるようです。

 


水芭蕉の群生地に寄ってみましたが、白い花は(葉が白く変化したもので「仏炎苞」という)、ほとんど終わっていて、緑色の葉がかなり大きくなっていました。背丈が50~60センチほどに成長しておりました。
(注)水芭蕉については、前々回のブログ2021.4.15付け「水芭蕉を撮りに長橋なえぼ公園へ…」の文中の新聞記事を参照のこと。

 

☆バイケイソウを撮りに、塩谷3丁目の五助沢へ
国道5号線を余市方面に走り、砂留トンネル、長橋トンネルを抜けてすぐの交差点を、山側に向かいます。変電所の前を過ぎて5分ほど走ると、左側に湿地が見えてきます。水芭蕉の群生地です。数はなえぼ公園より多いかもしれませんが、枯れ木が堆積し、写真撮影には不向きかもしれません。またここにバイケイソウも群生しております。

 


バイケイソウをカラーで撮影し、PCで赤外変換してみました。本物は次の画像の通りです。

 


見た目にもきれいな野草に見えますが、葉も花(白っぽい花が咲く)も、根も猛毒のアルカロイドを持っております。

 


葉の筋目がきれいでつい持ち帰りたくなりますが、とても危険な植物です。

 


この付近には、まだ水芭蕉が群生しています。枯れ木や枯れ枝が多く、近づくのも大変です。この辺は家電や古タイヤをはじめ産業廃棄物の不法投棄が多く、きれいな花々がかわいそうです。
<参照>2017.4.13日付当ブログ「早春賦」後段

 


この水芭蕉の近くに見える廃屋 10数年前から取り壊されずのある。立ち入り禁止区域なので様子を窺がうことはできない。

 


水芭蕉とは反対側の斜面に放置されたバス。なぜこんなとろにバスが?多分昔は小屋代わりに使われていたんでしょうが…それにしても…

 

☆手宮緑化植物園へ 訪れた4月26日(月)は、まだ開園しておりません。正式な開園日はGW初日(今年は4月27日木曜日)ですが、園内は、すでに桜や梅が満開の木もあります。また、もこぶしもレンギョウも満開でした。門扉や垣根の隙間からかなりの市民が、園内に入り込んでいます。

 


手宮緑化植物園MAP 緑化植物園は、手宮公園に含まれ、MAPのほぼ4分の1程度が植物園になっています。海に向かって(右側)傾斜地になっています。右下の鳥居マークは「厩神社」です。昔はこの一帯が厩町という町名でした。まっすぐ降りて岸壁に着くと、そこは厩岸壁です。

 


緑化公園オープン前にエゾヤマザクラが満開でした。

 


奥に見える背の高い木々は、各種の桜で、まだつぼみの状態です。手前のピンクの木は、シデコブシです。

 


豊後梅の老木に咲いた梅の花、まだ1分咲きかな?

 


MAP上で下の部分に見えた鳥居マーク(小便禁止マークともいう)が「厩神社」 ここの階段の両側にはエゾエンゴサクがびっしり咲いている。

 


一面エゾエンゴサク

 


厩神社と植物園の間の仕切りを抜けて植物園側に入ると、池が3面あります。うち2面は水が張られていない。以前は3面とも水が張られてました。ここの池には、今は水芭蕉が最盛期。

 


池のそばには満開のこぶし。

 


コブシと厩神社の赤い屋根と鳥居

 


そこから前方を見上げると、レンギョウと桜の競演。

 

☆最後は我が家の周辺に咲く桜 4月27日(火)撮影

 


メルヘン広場のエゾヤマザクラが満開。赤いひざ掛け毛氈を積んだチャリンコタクシー(通称チャリタク)がたまたま停車中。

 


JR南小樽駅を出た女性が、今だ一分咲きにも満たない桜を、スマホでパチリ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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