前回は第36回さっぽろホワイトイルミネーションを取り上げましたが、取材日やスペースの都合上取り上げられなかった会場がありました。、そこで今回はサッポロファクトリーの巨大ツリーに加え、前回もれた西2丁目会場(ミュンヘンサッポロ市)、南1条通会場、札幌駅前通会場に加え、北3条広場の赤レンガテラスのイルミネーション等を取り上げます。
実は今回11月27日再度札幌に撮影に行ってきました。メインは札幌西区の石屋製菓・白い恋人パークのイルミネーションなんですが、それは4回目で取り上げるとして、今回は先のファクトリーを中心にご紹介します。
☆サッポロファクトリーの巨大ツリー(11月3日~12月25日)
ここのツリーは毎年十勝管内広尾町のサンタランドから寄贈してもらったトドマツを使っています。今年は高さ15mのツリーに約1000個のオーナメントと35000個のLEDイルミネーションが装飾されています。
正面ホールは例年と同じ緑色に飾られています。中央ミラーに、左広場にテントが見えますが、サッポロビールと牡蠣の飲食屋台です。
中央アトリウムに高さ15mのクリスマスツリーが据えられています。撮影に訪れた日には、メインステージ近くで、北方四島返還運動のキャンペーン中でした。
子供たちを集めて何かのワーク中でした。
標題に使った画像ですが、アトリウムの最上階からツリーを撮影。ピントの合ってる画像とピントを外した画像2枚重ね合わせました。キヤノンのEOSカメラであれば多重撮影が簡単にできるのですが、OLYMPUS OM-Dは多重撮影する場合RAW画像で撮って…云々と面倒。
同じく最上階から、天窓に飾られたイルミネーションを撮ってみました。
天窓に映り込んだツリーを撮ると…窓が傾斜しているので、あちこちにツリーが反射。
四島返還運動の広場を見ると面白いものが…道東沖に生息する珍鳥「エトピリカ」のユルキャラです。
<エトピリカ>
アイヌ語でくちばし(エト) の美しい(ピリカ)鳥と言う意味で、ハトよりも少し大きめの海鳥。オレンジ色の大きなくちばしが特徴。道東厚岸や浜中、根室市のユルリ島などに40羽ほどが生息する。(ウィキペディアから、下の画像は「カラパイア・不思議と謎の大冒険」から)
☆大通西2丁目会場
イルミネーションとは直接関係がないのですが、毎年開催されている「ミュンヘンサッポロクリスマス市」クリスマス雑貨や飲食店がメインの会場です。会場中央に宇宙の領域と呼ばれるイルミネーションオブジェを中心に屋台が立ち並んでいます。なぜかミュンヘンとは関係のない、ロシア雑貨やトルコ雑貨の店もあります。深く考えない方がいいのかも…
ドイツ料理とは関係のない飲食屋台も多い。
マトリョーシカが並ぶロシア雑貨の屋台。
トルコ雑貨を扱う屋台も…
ついでに西1丁目の札幌時計台の展望台に上がって、1~8丁目までの会場を一望してみました。この画像は、NHK午後6時10分からのニュースで再三取り上げられています。
☆南1条通会場
西1丁目から3丁目までの街路樹にイルミネーションが施されています。
クロスフィルターで光状を強調。
☆北3条広場・赤レンガテラス(北海道庁前広場)
撮影日が11月5日(土曜)で、翌日に日本ハムファイターズの優勝パレードが控えていたため、パレードの出発地点であるこの広場は立ち入り禁止になっていました。
人っ子一人いないと、かえって異様な感じがします。中央最奥が北海道庁。
柵が設けられ警備員もおりました。やはり人物がいたほうがしっくりします。イルミネーションは、時間とともに色が変わる。
☆札幌駅前通会場
ここは例年どおり中央分離帯の街路樹にイルミネーションが施され、ススキノまで続いています。
南1条通のイルミネーションを見終わって駅前通の交差点に出ると、駅前から続くイルミネーションがススキノまで続いています。
交差点から駅前方向を見ると…
札幌駅前付近からすすきの方向を…
☆JR札幌駅前広場
ここは、さっぽろホワイトイルミネーションには含まれていませんが、JR札幌駅の南口広場にもイルミネーションが施されています。
大通公園会場のような手の込んだ複雑なオブジェはありませんが、シンプルなだけに余計印象的です。
JR利用者が時折立ち止まって見上げたり、カメラやスマホで撮ったりしています。
中央のツリー型オブジェは時間とともに多少ですが色が変わります。
写真的にはペケな画像ですが、雨に濡れた石畳に反射した青い色が何とも心地よくてアップしました。
次回はイルミネーション4として石屋製菓・白い恋人パークのイルミネーションを取り上げます。