<「万雷讃」と題されていますが…チベット族の祈祷旗にも似ていて…>
9月15日に大雪山黒岳に初雪が降って以降、大雪山周辺では急速に紅葉が進み、シルバーウィーク中に旭岳の紅葉がピークになったと報じられました。街中で紅葉が進むのはもう少し先になりそうですが、紅葉観察・グルメツアーのチラシが毎日のように新聞折り込み広告に入ってきます。深まりゆく秋ということで前回に続き、芸術の秋を取り上げたいと思います。
いわゆるアートについては門外漢ですが、9月1日から27日まで開催されているハルカ山芸術要塞2015に行ってきました。2年おきに開催されるこの芸術祭です。一時常設展示物が、何者かによって破壊されたと報じられましたが、補修も済んだようで、無事開催に至りました。今回の展示作家は63名・作品、常設展示が14点、Gyallery展示には韓国人作家10名が参加しています。
今回はこのハルカ山芸術要塞2015と小樽運河プラザ3番庫で行われたCAN ART FESTIVAL(9月19~21日)の模様を取り上げます。出来れば、小樽市展の絵画の部も…。先ずは、ハルカ山の自然とアートの融合をテーマにした芸術要塞から見ていきます。会場は大半が未舗装でケモノ道の両側に作品が並べられています。なお、2年前のハルカヤマ芸術要塞2013については、こちらをクリックしてください。→2013.9.22付「ハルカ山芸術要塞2013」
麓の駐車場に車を止めて会場の中心地らしき方向に進むと…「くもの巣」が美しい模様を描いてました。
さらに進むと茶色の吹き流しのような…プレートには「主」と書かれていてmarseとルビがふってありました。一寸意味が解りません、marsなら火星のことですが…
チョイ中を覗いてみました。
ん?見上げると枝から鉄アレイの半分がぶら下がっている。「Untitled(無題)」となってます。
「タマシイノジレンマ」ん~分かりません。周囲の木や草とマッチしているように見えますが…
さらに旧アトリエ(廃屋)の方(高速道路沿い)に進むと、穴の開いたオレンジの板が5枚立ててあります。
足元を見ると「ここに立って穴を覗いてください、バラに見えるでしょう」と言うプレートがあります。立って覗くと…なるほど。
会場の西端(札幌側)まで来ましたので、東側(小樽側)に進みます。実行委員会仮事務所(仮者小屋・ケモノ小屋とルビがふってある)の一本上の路を進みます。まっすぐ進むと、今は廃墟となって樹木に覆われ、半壊したホテルに突き当たります。元はラブホテルで今は外壁の一部が残っているだけです。
2年前はまだ内部の一部があったようでしたが、今はすっかり内部はがれきとなってます。積雪のせいかと思われます。この瓦礫に近い建物も外側はアートに使われています。
ホテルの倒壊と同時に朽ちた樹木かと思いますが、青いプラスチックの玉がまかれ「ジェネレーション(起源・発生)Ⅲ」と題されていました。
この廃墟の周辺にはまだまだ紹介したいオブジェ・アート作品がありますが、一旦実行委員会の仮者小屋(ケモノ小屋)に戻ります。仮者小屋の前には椅子テーブルが並べられ、休憩できるようになっています。ここでコーヒーを飲んで実行委員会の方々としばらく談笑しました。その間にも平日にもかかわらず見物客がやって来ます。ケモノ小屋の前にある「ハルカヤマGallery」を覗いてみました。
Galleryの中は左3分の1が急須・湯飲みなどの焼き物が展示されていて、残りは絵や写真らしき作品が展示されています。
韓国人作家10人の作品が展示されていました。版画なのか絵画なのか写真なのか、よくわかりません。
中央は墨絵のようにも見えますが、左は写真のようにも見えます。
「万雷讃」ですが青空に映えます。
あらら、こんなところにアニメが…こういう優しい絵を見ていると、なぜかホッとしますが、裏側は特殊部隊の兵士の絵がありました。
まだまだ面白い作品がありましたが、別の機会に紹介します。次は、9月の19日(土曜)~21日(祝日)に、小樽運河プラザ3番庫で行われたCAN ART FESTIVALの模様を取り上げます。これは、空き缶やペットボトルのリサイクル促進を促す取り組みの一つで、環境保護を考えようというものです。先ず会場に一歩足を踏み入れると、ペットボトルで作った大小さまざまなクラゲのような飾りが吊り下げられ、回転しています。
しかもLEDライトで電飾までされています。
タコのようなクラゲのような、いやいや火星人のような形です。ちょっと比喩が古かったかも…
足が10本以上あるのでクラゲでしょうね。
ゲームに挑戦です。紺色のキャップをかぶった小型のクラゲは何匹いるでしょうか?クラゲが回転していて、おまけに紺色のキャップが天井に暗さに吸い込まれ、数を数えるのが…17個ですとの回答に、正解ですとのこと。Metsガラナを頂きました。
正面の壁には小樽を代表する企業「小樽製罐」のパネルや製品が置いてあります。あれれ、小樽製罐って、缶だけでなく、ペットボトルも製造していたんだ。初めて知りました。
リサイクルについての問題が出されました。アルミ缶の回収で最も多い回収方法は次の三つのうちどれ?
①集団回収(自治会、学校、老人会などが中心となって回収)
②拠点回収(スーパーやコンビニなどにボックスをおいて回収)
③分別回収(市町村のゴミ回収での空き缶回収)
この問題は簡単、③の市町村の分別回収が最も多いでしょう、と思ったら間違いでした。なんと①の集団回収が最も多いとのこと。
ペットボトルの再利用についてのコーナーです。ネクタイやジャケットなどに使われることは知ってましたが、ランドセルも皮革に変わって最近は使われ出したとのこと、重さも皮革製品に比べ格段に軽いとのことです。
さて最後に、小樽市文化祭の市展(絵画・彫刻の部)を紹介したいと思い、SW明けに展示会場である小樽美術館を訪れたのですが…展示前日であったり、休館日であったりして、3度目にやっと見ることが出来ました。いざ写真撮影と思い、当番の方に尋ねたところ、なんと撮影はOKだが、ブログ、FB等への掲載は不可とのこと。残念ですが止む得ません。同日開催の盆栽展はOKだというのいに…盆栽は全く不知だし…
ということで、小樽市展の各部門の紹介だけしておきます。(ポスターより)
なんとなく尻切れトンボのような芸術の秋で終わりましたが、肝心の芸術(絵画)が掲載不可では…。なお次回のブログでは、馬肥える秋の「秋のグルメ」を取り上げたいと思います。グルメ音痴が自慢の私ですので…どういうレポートになるか不安がいっぱい。
9月15日に大雪山黒岳に初雪が降って以降、大雪山周辺では急速に紅葉が進み、シルバーウィーク中に旭岳の紅葉がピークになったと報じられました。街中で紅葉が進むのはもう少し先になりそうですが、紅葉観察・グルメツアーのチラシが毎日のように新聞折り込み広告に入ってきます。深まりゆく秋ということで前回に続き、芸術の秋を取り上げたいと思います。
いわゆるアートについては門外漢ですが、9月1日から27日まで開催されているハルカ山芸術要塞2015に行ってきました。2年おきに開催されるこの芸術祭です。一時常設展示物が、何者かによって破壊されたと報じられましたが、補修も済んだようで、無事開催に至りました。今回の展示作家は63名・作品、常設展示が14点、Gyallery展示には韓国人作家10名が参加しています。
今回はこのハルカ山芸術要塞2015と小樽運河プラザ3番庫で行われたCAN ART FESTIVAL(9月19~21日)の模様を取り上げます。出来れば、小樽市展の絵画の部も…。先ずは、ハルカ山の自然とアートの融合をテーマにした芸術要塞から見ていきます。会場は大半が未舗装でケモノ道の両側に作品が並べられています。なお、2年前のハルカヤマ芸術要塞2013については、こちらをクリックしてください。→2013.9.22付「ハルカ山芸術要塞2013」
麓の駐車場に車を止めて会場の中心地らしき方向に進むと…「くもの巣」が美しい模様を描いてました。
さらに進むと茶色の吹き流しのような…プレートには「主」と書かれていてmarseとルビがふってありました。一寸意味が解りません、marsなら火星のことですが…
チョイ中を覗いてみました。
ん?見上げると枝から鉄アレイの半分がぶら下がっている。「Untitled(無題)」となってます。
「タマシイノジレンマ」ん~分かりません。周囲の木や草とマッチしているように見えますが…
さらに旧アトリエ(廃屋)の方(高速道路沿い)に進むと、穴の開いたオレンジの板が5枚立ててあります。
足元を見ると「ここに立って穴を覗いてください、バラに見えるでしょう」と言うプレートがあります。立って覗くと…なるほど。
会場の西端(札幌側)まで来ましたので、東側(小樽側)に進みます。実行委員会仮事務所(仮者小屋・ケモノ小屋とルビがふってある)の一本上の路を進みます。まっすぐ進むと、今は廃墟となって樹木に覆われ、半壊したホテルに突き当たります。元はラブホテルで今は外壁の一部が残っているだけです。
2年前はまだ内部の一部があったようでしたが、今はすっかり内部はがれきとなってます。積雪のせいかと思われます。この瓦礫に近い建物も外側はアートに使われています。
ホテルの倒壊と同時に朽ちた樹木かと思いますが、青いプラスチックの玉がまかれ「ジェネレーション(起源・発生)Ⅲ」と題されていました。
この廃墟の周辺にはまだまだ紹介したいオブジェ・アート作品がありますが、一旦実行委員会の仮者小屋(ケモノ小屋)に戻ります。仮者小屋の前には椅子テーブルが並べられ、休憩できるようになっています。ここでコーヒーを飲んで実行委員会の方々としばらく談笑しました。その間にも平日にもかかわらず見物客がやって来ます。ケモノ小屋の前にある「ハルカヤマGallery」を覗いてみました。
Galleryの中は左3分の1が急須・湯飲みなどの焼き物が展示されていて、残りは絵や写真らしき作品が展示されています。
韓国人作家10人の作品が展示されていました。版画なのか絵画なのか写真なのか、よくわかりません。
中央は墨絵のようにも見えますが、左は写真のようにも見えます。
「万雷讃」ですが青空に映えます。
あらら、こんなところにアニメが…こういう優しい絵を見ていると、なぜかホッとしますが、裏側は特殊部隊の兵士の絵がありました。
まだまだ面白い作品がありましたが、別の機会に紹介します。次は、9月の19日(土曜)~21日(祝日)に、小樽運河プラザ3番庫で行われたCAN ART FESTIVALの模様を取り上げます。これは、空き缶やペットボトルのリサイクル促進を促す取り組みの一つで、環境保護を考えようというものです。先ず会場に一歩足を踏み入れると、ペットボトルで作った大小さまざまなクラゲのような飾りが吊り下げられ、回転しています。
しかもLEDライトで電飾までされています。
タコのようなクラゲのような、いやいや火星人のような形です。ちょっと比喩が古かったかも…
足が10本以上あるのでクラゲでしょうね。
ゲームに挑戦です。紺色のキャップをかぶった小型のクラゲは何匹いるでしょうか?クラゲが回転していて、おまけに紺色のキャップが天井に暗さに吸い込まれ、数を数えるのが…17個ですとの回答に、正解ですとのこと。Metsガラナを頂きました。
正面の壁には小樽を代表する企業「小樽製罐」のパネルや製品が置いてあります。あれれ、小樽製罐って、缶だけでなく、ペットボトルも製造していたんだ。初めて知りました。
リサイクルについての問題が出されました。アルミ缶の回収で最も多い回収方法は次の三つのうちどれ?
①集団回収(自治会、学校、老人会などが中心となって回収)
②拠点回収(スーパーやコンビニなどにボックスをおいて回収)
③分別回収(市町村のゴミ回収での空き缶回収)
この問題は簡単、③の市町村の分別回収が最も多いでしょう、と思ったら間違いでした。なんと①の集団回収が最も多いとのこと。
ペットボトルの再利用についてのコーナーです。ネクタイやジャケットなどに使われることは知ってましたが、ランドセルも皮革に変わって最近は使われ出したとのこと、重さも皮革製品に比べ格段に軽いとのことです。
さて最後に、小樽市文化祭の市展(絵画・彫刻の部)を紹介したいと思い、SW明けに展示会場である小樽美術館を訪れたのですが…展示前日であったり、休館日であったりして、3度目にやっと見ることが出来ました。いざ写真撮影と思い、当番の方に尋ねたところ、なんと撮影はOKだが、ブログ、FB等への掲載は不可とのこと。残念ですが止む得ません。同日開催の盆栽展はOKだというのいに…盆栽は全く不知だし…
ということで、小樽市展の各部門の紹介だけしておきます。(ポスターより)
なんとなく尻切れトンボのような芸術の秋で終わりましたが、肝心の芸術(絵画)が掲載不可では…。なお次回のブログでは、馬肥える秋の「秋のグルメ」を取り上げたいと思います。グルメ音痴が自慢の私ですので…どういうレポートになるか不安がいっぱい。