<支笏湖ブルーの湖水をかけて作り上げた氷像が、色とりどりに輝く、ファンタジックワールド>
この時期真冬の北海道は、あちこちで雪&氷の祭典が行われています。札幌のホワイトイルミネーションや雪祭りを代表に、函館クリスマスファンタジー、知床オーロラファンタジー、おとふけ彩凛華、然別コタン祭り、層雲峡氷瀑祭り、ダイヤモンドダストin川湯、など数え上げればきりがありません。知床オーロラファンタジーだけは見たことがありませんが、30回続いたこの祭典も今年が最後の年とか、残念です。
さて数多い雪&氷の祭典ですが、その多くはこのブログでも取り上げていますが、今回10数年ぶりに「支笏湖氷濤祭り」に行ってきました。北海道中央バスの日帰りツアーがあって、料金も大人4000円と手ごろ、自分で運転していくよりも楽なので、2月18日に撮影に行ってきました。当日午後3時10分に札幌駅を出発、現地には薄暮の5時に到着。1時間30分の滞在でしたが、時間は十分余裕がありました。
先ずは、会場入り口にある案内板を確認します。 氷のゲートを抜けると、ブルータワーがお出迎えです。
広場の中央には巨大な氷柱が何本も起立し、色とりどりにライトアップされている。まだ空は明るい。
氷濤祭りの会場に入って最初に目につくのが、この氷のすだれ(シャンデリア)。
誰もがこの美しさに、カメラを向けます。
さて次はどこに行こうか。それほど広くないエリアなので、特段順路はありません。この日は木曜日の平日でしたので混んではいませんでした。
次は『苔の洞門』を模した通路に入り込みました。緑色のLEDを使っていますが、壁面には松の木が用いられ、この樹の枝に湖水をかけて作り上げられました。
天井からぶら下がるツララに肝をつぶします。ついつい尖ったツララが落ちてきたら…なんて考えちゃいます。このトンネルを抜けると、青い通路に出ます。
壁面には美味しそうなシャケの冷凍が…北海道で採れる魚が展示されています。この青いトンネルを抜けると、高い氷壁に囲まれた円形の部屋に出ます。
高さ5-6mもあるでしょうか。
早く撮って!う~ん、氷壁の上に出ている三日月も入れようとするんだけれど…
円形ルームから出ると…まだ西の空は多少明るい。
ここでは氷柱をバックに、実行委員会の方が、無料で記念写真を撮っておりました。私も彼女たちに断って数枚パチリ。フラッシュで明るくなった画像もありますが…、掲載は控えました。
もう少し奥に進むとこの氷像の上に出る階段があって…
階段の上部の高いところから会場を見渡すと…こういう塩梅です。さらに進んで行くと、螺旋階段で下の方に行きます。
螺旋階段を下りてゆくと、円形のホールに出ます。壁面には写真が飾られていて、一瞬フォトギャラリーと勘違いしました。
壁面の写真は写真のようにもイラストのようにも見えました。写真の右上に、このホール製作協力企業名が書かれていました。このホールを出ると、氷のリンクのような子供の遊び場がありました。
手前の少し高いところから全身滑降出来ます。あくまでも子供の遊び場です。
色とりどりな氷像をスマホで撮影する人が多い、今やカメラで撮る人よりもスマホ派が多くなっているかもしれません。
広場の中央には氷の滑り台があって、大人も子供も楽しめます。この二人は自撮り棒を構えながら滑り降りてきました。滑り台は大小3基あって、大人だって楽しめるんです。
滑り台を楽しむ家族連れでした。
小1時間ほどで氷のオブジェはすべて撮り尽くしました。土日にこの会場で花火大会があると、もっと混むのでしょうが、トイレも、売店も休息所もスムーズに利用できました。帰りのバス発車は6時30分ですが、十分ゆとりのあるツアーでした。
なお、北海道内で行われている『雪と氷の祭典』について、何か所か画像をアップしておきます。詳しくは各松実行委員会のHPを参照してください。
☆十勝管内音更町のおとふけ十勝川白鳥祭り『彩凛華(サイリンカ)』
期間:2016.1.23~2.28 「光と音のファンタジーショウ」と言う名の通り、音楽に合わせ光が七色に変化・点滅を繰り返す。
☆十勝管内鹿追町の然別湖コタン祭り
期間:2016.1.28~3.21 湖上に氷のハウスを造り、様々なイベントを行う。画像はアイスバーの様子を2Fから撮影したもの。
2013.3.29付当ブログ「道東厳冬の撮影ツアー~その3」
☆函館クリスマスファンタジー
期間:2015.1128~12.25 メイン会場は函館ベイエリアの金森倉庫群付近です。巨大ツリーの頭頂部が右側のビルの向こうに少しだけ見えます。この時期函館山の麓の教会群も、ライトアップされていて、山頂からの眺めが抜群です。
次回のブログ(3月2日)は、札幌雪祭りのその2を予定しています。