紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

2019さっぽろライラックまつりを見てきました

2019-05-31 06:00:00 | 祭り・イベント

                     <札幌市の大通公園には約400本のライラックが、この時期満開となり、いい香りを漂わせています>

 

第61回「さっぽろライラックまつり」は、メインの大通会場(西5丁目~7丁目)で5月15日(水)から26日(日)まで行われました。最近では、メインのライラックまつりより、むしろ協賛行事である「札幌ラーメンショー(西8丁目会場)」のほうが有名かもしれないですね。5月19日(日)に見てまいりました。

祭りは、ライラックを愛でるというよりも、ライラックに名を借りた、主に飲食を伴うイベントといったほうが適切かもしれないですね。大通西5丁目会場は「市民の手作りマーケット」がメインで、けん玉等の昔遊びコーナー、折り紙教室、骨とう品販売、各流派の野点に加え、ライラックの苗木販売等が行われています。

西6丁目会場は「カフェめしコート&ミュージックステージ」(食べ物と吹奏楽演奏など)がメインです。西7丁目は「ライラックワインガーデン2019」で、道産ワインの飲み比べができます。西8丁目は協賛行事である「札幌ラーメンショー2019(5回目)」と「大通公園カフェテラス」(ソフトドリンクやソフトクリームなどの販売)です。

 


札幌のライラックは、北星学園の創設者であるサラ・クララ・スミス女史が、アメリカからもたらしたものが、その起源であるといわれます。冷涼な気候である札幌の町にたちまち広まっていったものと考えられます。ライラックは札幌市の木に選ばれています。なお昭和35年人口50万人を突破記念に、札幌市の花にスズランが、木にライラックが、鳥にカッコウが選ばれました。なお、上の画像は、内臓フラッシュをピカ~~。

 


ライラックといえば薄紫色ですが、品種によって色に違いがあります。白色は公園内に役30本ほどあるそうですが…見たことがないような気もします。

 


撮影時間帯や光線の状況にもよりますが…

 


西5丁目会場入り口に建つ祭りのアーケード。この日も暑かった、5月としては異例の30度越え。

 


西5丁目会場に入ってすぐに、アンティークマーケットが立ち並ぶ。

 


同じく、昔遊び(けん玉など)コーナーや和紙・ちぎり絵コーナー、似顔絵コーナーなどが、にぎわう。

 


さらに進み、西6丁目会場に入ると、木陰で飲食する方々が大勢いる。広場のあちこちにテントが張られ、飲食スペースがあるものの、どこも満席状態。

 


日差しも強く、どこもかしこも満席。

 


西6丁目会場のステージでは、吹奏楽の演奏が行われています。この日(5月19日・日曜日)は、今年4月に高校進学した、一番下の孫娘の所属する、札幌山の手高校の演奏も13時20分から始まります。

 


さすがA編成(50人以上)は、普段見慣れない楽器も登場する。中段左から2番目のファゴット。なお孫娘は前列左端のフルート担当。菁園中学校時は25人以下のC編成だったので、A編成にあこがれて進学した経緯もあります。

 


会場は立錐の余地がなく、わずかな隙間から撮影。さすが高校は練習もきついとか、朝の6時半に小樽の家を出て、電車通学、帰宅は夜の9時ころ。もちろん土日なしのハードスケジュールをこなしている。

 


西7丁目会場は道産ワインの飲み比べもできます。ワインだけでなく、フードコートもあります。

 


飲み比べをしているようです。

 


西8丁目が、協賛行事の「札幌ラーメンショー」の会場です。料金均一(800円)で、あらかじめ、会場入り口のここでチケットを購入しなければならない。

 


ラーメンショーは2回に分かれていて、出店業者が入れ替わります。料金は一律で1杯800円(+トッピング料は別料金)、道内外の有名店が出品しているようですが、ちょい高すぎるような気がしますが…

 


各店舗に並ぶ人人、

 


ほとんど行列のない店舗もあれば、45分待ちという店舗もある。たかが1杯のラーメンに45分も並ぶとは、グルメでない私には理解できない。

 


飲食用のテントに入りきれず、通路わきのベンチや芝生で食べる方が大勢。

 


順番待ちのおじさんも、スマホ片手に…3人とも同じ仕草が笑える。でもこれを撮ったのは、この頭髪の薄くなったおじさんのサングラスが、太陽に反して赤い光線を発したからなんですが…赤い光線が写りこまなかったのがちょい残念。

で、結局何を食べたのかって?私はここでは写真を撮っただけで、昼食はJR札幌駅地下の中華料理店で…何を食べたのか思い出せない。ちなみに認知症ではありません。食べ物に無関心なだけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


沖縄ぶらり旅(5)…海洋博公園・美ら海水族館へ

2019-05-25 06:00:00 | 日記

                         <美ら海水族館前のビーチ エメラルドグリーンの海と白い砂浜 小樽では見られない色…>

 

 

沖縄滞在4日目(4月12日金曜日)は、海洋博公園内の「沖縄美ら海水族館」と恩納村の「琉球村」の見学です。事前に那覇市市内旭橋の沖縄観光情報センター(観光バスセンター)で、日帰り観光バス(1日コース)を予約しました。当日早朝に、ゆいモノレール「おもろまち駅」に隣接する「Tギャラリエ(有名ブランド店)」でバス待ちです。ここのギャラリエは観光バスの途中発着場で、次々と各地に向かう大型・小型バスがやってきます。

7時半にやってきた大型バスは、すでにほぼ満席状態でした。那覇市内の交通渋滞の中を北上し、10時過ぎに最初の観光地古宇利大橋にやってきました。名護市の屋我地島と今帰仁(なきじん)村の古宇利島を結ぶ、約2㎞の橋(H17完成)ですが、周辺の海の美しさは、本島トップクラスといわれています。

 

☆古宇利(こうり)大橋とビーチ


画面左が古宇利大橋、右は古宇利ビーチ。こうれが海の色と思うほどのきれいな色、まさしくエメラルド色です。

 


このようなきれいな海を見ると、誰だって、背伸びがしたくなるネ。

 


風のいたずら?下は短パンです。

 


わずか20分ほどの見学時間しかない。とにかく数多く撮るしかない。手あたり次第パチパチ、シャッタ^を切る。

 


駐車場のそばには数軒の店があるが…う~ん、ここで買っては荷物になるし…送料が結構高いし…見るだけにしておこう。

 

☆美ら海水族館 なお海洋博公園内には、植物園や博物館などいろんな施設がありますが、時間の都合上立ち寄ることができませんでした。


美ら海水族館入り口で、園内の説明と注意事項を話すバスガイドさん。

 


入り口前の遊歩道わきには、ディゴの花が、青空とマッチしている。ディゴは、沖縄県の県花です。

 


ジンベエザメやエイが泳ぐ姿は、圧巻。

 


大型の水槽は、深さ10m、幅35m、奥行き27m、世界最大級の水槽と言われています。順路は奥の方から手前に進み、ここで左折します。

 


左折すると…頭上に水槽が…

 


カラフルな熱帯魚の様な魚がいろいろ…

 


触角の異常に長いエビ。

 


水族館を出て、海辺に向かう。振り返って水族館全景を見るとこのようになっています。

 


水族館出入り口の階段からは、エメラルドグリーンの海に突き出たウミガメ館等が、まるでパンフレットに描かれた絵の様にも思える。

 


さらに視線を左に向ければ…これまた絶景かな、絶景かな、五右衛門でなくてもうなりたくなります。

 


ビーチにおりてみると…

 


潮の満ち引きで岩がえぐられ、不思議な形になっている。そこで記念写真撮る人も多い。

 


エメラルドグリーンの海と青い空&白い雲、カメラを向けたくなります。

 


浜辺で写真を撮るカップル。

 


東京からツアーでやってきたというカメラ女子にポーズをとってもらいました。なんと今どき珍しいPENTAX一眼レフ+50㎜単焦点レンズのフィルムカメラでした。がっしり重たい。そのフィルムカメラで彼女を1枚撮影。さらに彼女のスマホで数カット、ついでに私のカメラでも数カット。暫し彼女とカメラ談義。

 

 

なお、4日目は、この後、お菓子御殿によって、さらに琉球村へも寄りました。それらについては5回目に取り上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2019桜紀行 in OTARU

2019-05-19 06:00:00 | 街中ウォッチング

                      <「悲しきは 小樽の町よ… 」啄木の歌で知られる歌碑が立つ水天宮は、海に面した50mの高台にある>

 

 

GW始まりの4月終わりに北海道に上陸した「さくら前線」は、ほぼ2週間ほどで走り抜け、道東根室で終わりを告げました。それにしても、例年にも増して、すごい速さで駆け抜けたような気がします。それは満開の時期に、二~三日間程ですが、連続で強風と雨にたたられ、じっくり見る暇もなく散ってしまったからもしれません。

なお、小樽観光協会では、毎年この時期「小樽さくらマップ」なるチラシを作製し、市内8か所をピックアップして見どころ情報を発信しています。結果的には撮影日程が窮屈で、全8箇所は撮りに行けませんでした。ということで、今回は、市内数カ所と近郊及び、5月8日の室蘭夜景撮影の途中で撮影した画像を含め、紹介します。

 

☆手宮緑化植物園…手宮公園の中に植物園があって、桜の名所となっています


海に面した斜面の両側が桜並木になっています。ソメイヨシノほかいろんな種類の桜がありますが、エゾヤマザクラも多いのです。ご存じの通り、エゾヤマザクラは、まず茶色の葉が出てから桜が咲きます。満開時には、ピンクと茶色が混在します。

 


アジア系外国人の様です。スマホで自分撮りしてるんでしょうか?

 

☆水天宮は、令和元年を祝して、今年に限って夜間ライトアップされましたが…


5月5日、6日の両日のみの限定的ライトアップでしたが、残念ながら体調が思わしくなく、重たい三脚を担いで50mほどのこの高台に登ることができず、夜間撮影は断念。

 

☆JR南小樽駅…通称「南樽桜」としてJR利用客や周辺住民に親しまれています。


撮影時期が遅かったので、幾分葉桜になっていますが、駅の出入り口とレールの間の急斜面に、6‐7本の古木があります。メルヘン広場方向に向かう観光客もここで必ず、カメラを構えます。

 


この日は時折強風に見舞われ、満開の桜が、大きく、渦を巻きます。スローシャッターで撮ると…

 

☆朝里川温泉の「宏楽園」は、一般市民にも庭園を開放しています。


宏楽園入り口隣の建物の横壁に映りこんだ桜とその影が…とても素敵。

 


初めて見ました。よいどれ桜というそうです。

 

☆天上寺の桜は…残念ながら、境内の一部が大掛かりな工事中で、工事車両や建築資材があちこちにあって…


子供たちがボール遊びをしていました。

 

☆こどもの日は、家族で仁木のキノコ王国と蘭越昆布町の幽泉閣温泉へ…


仁木町郊外の住宅地に咲く桜を借景、この春高1になった孫娘を立たせて…

 


蘭越町昆布町の保養センター幽泉閣で、まずは足湯に入って、それから温泉へ。ふと向いを見るとお寺の境内に鯉のぼりが立っている。境内には、桜とこぶしが咲き、遠方の山には残雪が…のどかな光景でした。

 

☆京極の一本桜と真狩公園の桜…5月8日、写友3人で室蘭の工場夜景を撮影に行ってきましたが、途中で桜の名所をいくつか寄り道しました。


京極町の町営牧場には、1本の桜の木があります。やはり標高が高いせいなのか、やっと咲き始めたばかりで、1~2分咲きというところ。後ろは羊蹄山です。

 


茶色の葉が目立ち、桜の花は、あと数日というところです。

 


真狩村の河川公園は桜満開でした。

 


タンポポも満開。

 


正面奥は、羊蹄山が見えるはず…残念ながら雲に隠れています。

 

☆洞爺湖の壮瞥梅林は、梅が満開…桜ではありませんが、道内でも数少ない梅林公園の一つです。


正面に残雪の羊蹄山が見えます。

 


真狩から洞爺湖畔に降りてさらに壮瞥町の梅林公園方向に進むと、「えぼしいわ公園」があります。6‐7年前に訪れた時には、ここは「北海道立少年自然の家」という宿泊研修所が数棟建っていて、中国からの若者達が来ておりました。それらの建物は、影も形もなくて、桜並木とアスファルトの道だけが残っていました。画像の写真は、かつてあった建物のさらに奥です。一般の民家のようにも見えました。

 

☆室蘭市内の桜の名所は「崎守町の1本桜」と「幌萌町の大和桜」


高速道路出口の牧草地に樹齢100年を超す桜が1本あります。かなり痛々しい感じがしており、あと数年持つかどうかといわれています。

 


もう1本は、幌萌町という住宅街にあります。高台から見下ろすと、ちょうど日没の夕陽が当たり、桜が逆光に輝いておりました。

 

 

次回は、沖縄ぶらり旅の5回目を取り上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


沖縄ぶらり旅(4)…北谷町美浜のアメリカンビレッジへ

2019-05-12 11:09:24 | 旅行

                                     <アメ車のナンバープレートで作られたTrash Box>

 

沖縄ぶらり旅の3日目は、北谷町(ちゃたんちょう)美浜のアメリカンビレッジに行ってきました。那覇市内からは、名護市、読谷村(よみたんそん)方面に向かう沖縄バス、琉球バスがひっきりなしに出ています。結構市内は渋滞するので、10数キロ先にもかかわらず、小1時間ほどかかりました。このビレッジは、もともと近くに米軍の飛行場があって、一部日本に返還されたのを機に、海岸を埋め立ててリゾート地として再開発したものです。今のアメリカンスタイルのリゾート地として完成したのは、平成16年ごろでした。なお、ここのビーチはサンセットビーチと言われ、夕日のきれいなビーチです。

 


白砂で遊ぶ親子連れ。4月15日が海開きですが、県内の大半のビーチは4月1日のようです。

 


奇麗な海を見ると、誰しも、このようなポーズを取りたくなりますね。

 


ビーチの先のほうで若い女の子が躍っているように見えました。近寄ってみると…

 


アイドルグループの撮影中のようでした。どうやら韓国のアイドルのようで、奇麗な海をバックにCMかなにかのビデオ撮りとか。今は普通のカメラでも動画が撮れるので、昔のように重たい機材は不要みたいです。

 


女性が一人海を眺め…絵になりますね。欲を言えば服装がもう少し春らしいく、明るめだったらいいのですが…なお、右手に持ってるのは、オレンジジュースのボトルです。

 


上の写真の位置から、右方向を見ると…奇妙な植物が、まるでムカデのお化けのような樹木が、あっちにも、こっちに生えている。ガジュマルの樹の様に、根が張り出して、大地をがっしり掴んでいる。

 


ビーチ沿いを歩いていくと地元のおじいさん連中が4-5人たむろしていました。海開きが15日なので、その準備もあってか、すでにテント+イステーブルがセットされていました。「おじいさん方は何してるの?」と聞くと、「毎日朝ここに来てパンくずを鳩にやってる」とのこと。「ちびりちびりとお酒を飲みながらね(笑)。」「向こうのおじいさんは、過日倒れて医者からお酒禁止令が出てるのに、飲んでるんだ、今度倒れたら、あの世行きさ、あはは。」とあくまでも明るく、のんびりムードの世間話をしていました。

 


ビーチのそばにはリゾートホテルが何棟も立ち並んでいる。

 


樹木の先の赤いのは枯葉ではなく、花のようです。詳しくはわかりませんが沖縄の県花であるディゴかもしれません。バックは一見しゃれたレストラン風の建物。なお、最後に掲げた、モノクロの画像は、この建物の左側面にありました。

 


さて、ビーチ沿いを歩くと、護岸工事なのか、公園ふうにする工事なのか、わかりませんが、この薄茶色の通路のさらに海寄りが工事中です。大型ダンプやクレーンが稼働中。

 


今でも店舗とビーチの間には10mほどの遊歩道がありますが、さらに護岸工事をして7‐8mほどの遊歩道を作るようです。

 


完成予想図がこれ。海側のオレンジ色の歩道の様になります。

 


一部完成に近いところもあったので、撮りました。新しい遊歩道は腰掛スペースがカラフルにふんだんに取り入れられています。

 


さて小腹もすいてきたので、何か食べるものは?と歩いていると、「ポークたまごおにぎり本店」という不思議な店が目に留まりました。店内を覗くとすでに6‐7人並んで順番待ち。5分ほどで出てきたのはこれ(下の画像)。

 


う~ん、なんと説明したらいいのか…ハンバーガーの、おにぎり版かな?結構しっかりした海苔に、ごはん、厚焼き玉子、野菜、揚げ物の肉が挟まっている。1個で十分な食べ応え。

 

さて海岸ぶちから、奥の商店街というか店舗の並んでいるほうに入ると…

 


カラフルな店ですが、飲み物屋さんみたいです。

 


外国人の老カップルがスマホに見入ってるそばで、日本人店員が何やら話している。

 


とにかく派手派手な作りの建物があちこちにある。

 


いたるところ、こんな感じです。

 


一歩中のほうに近寄ると、クラシックカー(往年の名車ビュイックかな)のディスプレイがあったり…

 


アメ車のナンバープレートでできたTrash Box(ゴミ箱)

 


消火栓も、一瞬何かと迷ってしまうほどカラフル。

 


店の間を貫く小路は、まるで迷路のようです。

 


小路はいろんな雑貨小物、時には大きなものまで、売られている。

 


最後に上げるのは、サンセットビーチの入り口近くのビルの壁面に描かれたこの絵です。何の宣伝かわかりませんが、一番ほっとする絵でした。

 

 

 

 


沖縄ぶらり旅(3)…首里城公園

2019-05-06 06:00:00 | 旅行

                           <ガジュマルの木は、古くから精霊が宿る木として知られる 見てくれとは反対に…>

 

さて沖縄二日目は、ゆいモノレールの終点である首里城公園に行くことにしました。首里城は、琉球王朝の王城で14世紀末に築城さらたと推定されています。戦前は正殿などが旧国宝に指定されていました。しかし、昭和20年太平洋戦争末期の沖縄戦で、首里城直下に陸軍の総司令部があったために、米軍によって城郭及び周辺は壊滅的に破壊されました。戦後、琉球大学が王城跡地に建設でされ、ほぼ完全に首里城は姿を消してしまいました。しかし、王城再建の声が高まり、昭和55年に琉球大学が中頭郡西原町に移転するとともに、復元が始まりました。平成に入って正殿をはじめ各建築物、正殿に至る各門と城郭が再建されました。(Wikipediaによる)

現在は国営沖縄記念公園の首里城地区・通称「首里城公園」として都市公園に指定されています。さてゆいモノレールのおもろまち駅から終点の首里駅までは10分足らずです。降りてから公園の入り口までが実に遠い。事前に調べればよかったのですが…バス停3-4か所分ありました。首里当蔵町の交差点を左折して歩くと、十数年前に訪れた時の記憶がよみがえってきました。見かけたことのある飲食店があったのです。

 


今は使われていないのでしょうか。草ぼうぼうで手入れがされていないようでした。

 


こちらの飲食店は営業中のようです。

 


さらに進むと首里城公園に隣接する県立芸術大学がありました。観光客の立ち入りは原則禁止とのことでした。ところどころにハイビスカスが咲き乱れ、南国を思わせます。この芸大は昭和61年開学で、美術工芸学部と音楽部があり、音楽部の中に琉球芸能専攻コースもあります。

 


案内図が小さくてわかりにくいですが、当蔵町のバス通りから左折して、沖縄芸術大学の前を通り、さらに10分ほど歩くと、公園入口の総合案内所につきます。そこから直進すると、木曳門(図中赤いラインの28)をくぐって、表題に上げた正殿(入館料820円 1名/大人)に着きます。また途中で左に折れると、2千円札で有名な守礼の門(下の画像)に至ります。なお、上の案内図では青いラインの1歓会門のもっと右にあります。

 


観光客のほとんどがアジア系外国人でした。

 


H16年3月に訪れた時に、二千円札と守礼の門を撮っている観光客に、お願いして撮らせていただきました。現在二千円札はほとんど出回っていませんが、郵便局ではわずかですが両替用に保管しているようです。

 


正殿への入館券販売、飲食コーナー、お土産品コーナーのある幸福門前に、大きなガジュマルの木がありました。

 


入館券を購入して館内を見学すると、まず目につくのが、このミニチュア。ウナーと琉球語で呼ばれる庭では、かつてこのような光景があったのですね。なお、正殿ほか各所は、ほとんどが撮影OK。

 

それらの写真については掲載を略して、世誇殿で行われた琉球芸能を紹介してときます。


音楽や踊りに全く疎い私には…、踊りの前に解説がありましたが…きれいに忘れてしまいました。

 


う~ん、私の理解の範囲を超えていた~。せっかくの伝統芸能も猫に小判、いや豚に真珠、申し訳ありません。

 


ということで、周辺の森や林を探索してみました。各所に「ハブに注意」の警告板が…ビビっちゃうね。北海道で言えば「ヒグマに注意」と同じだ。

 


突然現れた「琉球大学跡」の石碑。なるほど、沖縄戦で破壊された跡地に大学が設置されていたんだ。全く知りませんでした。

 


木が赤く紅葉しているのかと思い、近寄ると、なんと赤と緑の葉がまだら模様、しかも緑の葉が徐々に紅葉しているわけではない。これも珍しい。

 


これも不思議だ。新緑の木の先が枯れて…こんなのありか、と思っちゃう。

 


林の中にハブならぬ、真っ赤なイクラのような実の植物が…とても同じ日本とは思えぬような南国風植物に、度肝をぬかしてしまった。

 

さて、首里城公園の見学を終えて、当蔵町のバス停に着たはいいが、モノレール方面へはと、適当に歩くと、なかなかバスが来ない。まあいいか、街中ウォッチングを兼ねてふらふらと…、でも腰が重い。

 


何じゃ、「くらえ」とは、乱暴な店名と…、その下のローマ字表記を読んで、納得。くらゆき、だった。でももっといい名前がなかったのかな?

 


一瞬、外車オースチンを改造した飲食用移動販売車かと思ってしまいましたが、車は前のほう厚さ10cmほどしかなく、カウンターになってました。目を引くアイディアに、拍手ですね。

 


うん?黄色い提灯に、自販機まだ黄色で統一されている、この店は一体何だろうと思い、よく見ると「角ハイボール」とある、スナックバーのようだね。でも、面白いのが、向こう隣りの店が、やはり黄色に関係のある、カレー屋さんだった。

 


帰りの途中で見かけたシーサー。シーサーは、沖縄でいう守り神で、店と言わず、民家と言わず、ビルにもどこにでも飾れれています。でもこのシーサー色黒で、おまけに屋根が真っ白。なので、この焦げ茶色のシーサーの前後、裏表の判別がつかない。画像を拡大してみると…最初後ろ向きに飾られてると思ったのは間違いで(顔が向う向いてて、しっぽがこちら側)、顔は左向き、しっぽが右側に立ってる。それにしても、もう少し、配色を考えたほうが…いらぬ配慮でした。

 

 

次回は、三日目北谷町美浜のアメリカ村をレポートいたします。