6月22日(火)積丹に行ってきました。エゾカンゾウが満開だと聞いたので、写友4人で青い海をバックに、エゾカンゾウを撮るためです。なお、「エゾカンゾウ」に似ている花に、主に道東を中心に群生している「エゾキスゲ」があります。
エゾキスゲは、花がレモンイエローで、夕方開花し、翌日午後の閉じます。一方エゾカンゾウは、オレンジイエローで、朝開花し夕方閉じます。またエゾカンゾウは、内地ではニッコウキスゲと呼ばれています。なお、図鑑等によれば、分類が和名、学名共に混乱しているとのことです。
さて花の分類はさておき、当日朝6時に出発し積丹に向かいました。余市を過ぎ古平に向かう国道の途中に、鳥居のある岩があります。よく観光写真に取り上げられる写真スポットなのですが、なにぶん道路幅が狭く、駐車スペースは勿論、撮影も危険なところでした。ところがトンネル・国道の付け替え工事の完了と共に、ここが行き止まり道路となったために車両の通行が殆どなくなってしまいました。写真愛好家にとっては好都合です。
(運よく鳥居の近くにカモメが一羽止まっていた)
(近くでは小型漁船がウニ漁の最中 捕獲したうち基準外のウニを戻しているのであろうか)
美国を過ぎて、積丹岬に向かいます。積丹岬の駐車場から、一旦灯台のある展望台の方に向かいます。途中アスファルトの道路をマムシが一匹悠々と横断しております。体にマムシ特有の斑点模様がありますので一目で分かります。急斜面にエゾカンゾウが満開でひしめき合っております。海と花を絡めて撮るべく、すこしでも立地の良いところへと移動します。しかし、朝露で地面は濡れ、急斜面です。何度も転んだり尻餅をついたり。
(少しでも良いポイントを探し、急斜面を移動 朝露でズボンは濡れ、靴は泥だらけ、おまけに尻餅)
(朝露でのこのシットリ感が良い…)
(ところどころにハマナスも ハマナスはピークが過ぎている)
(やはり積丹ブルーには、エゾカンゾウが似合う バックの海は島武意海岸)
積丹岬を後にして、本日の最終撮影地神威岬へと向かいます。好天と言う事もあるのか、結構観光客が来ております。また駐車場にはツアー会社の大型バスも3台止まっております。岬への突端に行くのは後にして、まず遊歩道から展望台へと向かいます。かなり風が強く吹いております。
(手前のエゾカンゾウをぶらせてみましたが、手持ち撮影ではこれが限度)
一旦駐車場付近に戻り、「女人禁制の門」(最下段の注参照)から岬の突端へと向かいます。この遊歩道は片道30分ほどかかります。前回は強風でこの門が閉鎖されていましたが、今日は開いております。(2010.5.5付けブログ「早春の積丹を撮る」参照)この遊歩道の途中から撮った積丹ブルーが下の二カットです。何ともいえないほどの青さに、吸い込まれていくような錯覚に陥りました。
(海底の岩が透けて見える 透明度の高い積丹ブルー)
(透けて見える海底の岩と海面の波紋が絶妙)
(注) 「女人禁制の門」
ここ神威岬は、江戸時代の蝦夷三大険岬の一つ(残りは江差管内茂津多岬と留萌管内雄冬岬)で、日本海有数の海の難所であった。その昔義経を慕う純真な首長の娘の怨念が、女性を乗せてここを通る船を嫉妬から転覆させたと言われている。長くこの岬一帯は女人禁制となっていた(1850年代に解除)。
有名な江差追分にも歌われています。「忍路高島(小樽市内の漁港)及びもないが、せめて歌棄磯谷(後志管内寿都付近)まで…(貴方の後を追って行きたい)」
エゾキスゲは、花がレモンイエローで、夕方開花し、翌日午後の閉じます。一方エゾカンゾウは、オレンジイエローで、朝開花し夕方閉じます。またエゾカンゾウは、内地ではニッコウキスゲと呼ばれています。なお、図鑑等によれば、分類が和名、学名共に混乱しているとのことです。
さて花の分類はさておき、当日朝6時に出発し積丹に向かいました。余市を過ぎ古平に向かう国道の途中に、鳥居のある岩があります。よく観光写真に取り上げられる写真スポットなのですが、なにぶん道路幅が狭く、駐車スペースは勿論、撮影も危険なところでした。ところがトンネル・国道の付け替え工事の完了と共に、ここが行き止まり道路となったために車両の通行が殆どなくなってしまいました。写真愛好家にとっては好都合です。
(運よく鳥居の近くにカモメが一羽止まっていた)
(近くでは小型漁船がウニ漁の最中 捕獲したうち基準外のウニを戻しているのであろうか)
美国を過ぎて、積丹岬に向かいます。積丹岬の駐車場から、一旦灯台のある展望台の方に向かいます。途中アスファルトの道路をマムシが一匹悠々と横断しております。体にマムシ特有の斑点模様がありますので一目で分かります。急斜面にエゾカンゾウが満開でひしめき合っております。海と花を絡めて撮るべく、すこしでも立地の良いところへと移動します。しかし、朝露で地面は濡れ、急斜面です。何度も転んだり尻餅をついたり。
(少しでも良いポイントを探し、急斜面を移動 朝露でズボンは濡れ、靴は泥だらけ、おまけに尻餅)
(朝露でのこのシットリ感が良い…)
(ところどころにハマナスも ハマナスはピークが過ぎている)
(やはり積丹ブルーには、エゾカンゾウが似合う バックの海は島武意海岸)
積丹岬を後にして、本日の最終撮影地神威岬へと向かいます。好天と言う事もあるのか、結構観光客が来ております。また駐車場にはツアー会社の大型バスも3台止まっております。岬への突端に行くのは後にして、まず遊歩道から展望台へと向かいます。かなり風が強く吹いております。
(手前のエゾカンゾウをぶらせてみましたが、手持ち撮影ではこれが限度)
一旦駐車場付近に戻り、「女人禁制の門」(最下段の注参照)から岬の突端へと向かいます。この遊歩道は片道30分ほどかかります。前回は強風でこの門が閉鎖されていましたが、今日は開いております。(2010.5.5付けブログ「早春の積丹を撮る」参照)この遊歩道の途中から撮った積丹ブルーが下の二カットです。何ともいえないほどの青さに、吸い込まれていくような錯覚に陥りました。
(海底の岩が透けて見える 透明度の高い積丹ブルー)
(透けて見える海底の岩と海面の波紋が絶妙)
(注) 「女人禁制の門」
ここ神威岬は、江戸時代の蝦夷三大険岬の一つ(残りは江差管内茂津多岬と留萌管内雄冬岬)で、日本海有数の海の難所であった。その昔義経を慕う純真な首長の娘の怨念が、女性を乗せてここを通る船を嫉妬から転覆させたと言われている。長くこの岬一帯は女人禁制となっていた(1850年代に解除)。
有名な江差追分にも歌われています。「忍路高島(小樽市内の漁港)及びもないが、せめて歌棄磯谷(後志管内寿都付近)まで…(貴方の後を追って行きたい)」