紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽雪あかりの路は…その3(H21~23年)

2022-02-26 17:44:06 | 祭り・イベント

                        <小樽運河会場 HDR撮影 詳細文中>

 

相変わらずオミクロン株の新規感染者数が高止まり状態。北海道に出されていた蔓延防止重点措置が、さらに2週間延長され、3月6日までとなりました。幸い、我が家では、基礎疾患を抱える夫婦とに、コロナに罹ることこともなく、私自身は、3回目の予防接種を無事済ませました。

春3月を目の前に控えて、2月下旬北海道全域が災害級の大雪に見舞われました。朝ゴミ出しにと出ようとしたが、玄関フードのドアが開かない。なんと一晩で30~40cmほどの積雪。何とかフードをこじ開けて除雪。幸いと言うのか、湿気のない軽い雪、30分ほどで玄関と車庫前を排雪する。降り続く雪は、夕方までにさらに20cmほど積もる、こうなりゃ冬眠するしかないか。

コロナに加え、大雪で写真撮影どころではな状況。そこで今回も、過去の雪あかりの路を(平成21~23年分)を取り上げます。

 

☆H21年2月の雪あかりの路
雪あかりの路は、運河や旧JR手宮線、朝里川温泉のメイン会場他、町内会、職場等あちこちで行われています。JR南小樽駅近くの住吉公園でも、行われました。

 


JR南小樽駅近くの住吉公園で撮影。ペットボトルのキャップが可愛い。よく見ると、2体のダルマがチュ~をしている。

 


同じく住吉公園会場で撮影。我が家の孫2と孫3がろうそくに輝くハートを見ています。偶然ですが、孫2のマフラーがピンクのハート模様、この画像は、この年の「雪あかりの路・愛のフォトコンテスト」に入選、ぬくもり賞「愛を感じるね」となりました。

 


運河会場に行くと…色調がちょいとおかしい?そうです、デジタルカメラの「HDR」機能を使って撮影しました。最近では、スマホの写真撮影機能に「HDR」機能が備わっているものもあります。使ってみると、一味違う画像が採れるかも…。
<HDR>とは、ハイダイナミックレンジのことで、暗い部分を明るく、明るい部分をやや暗めにすることを言います。カメラで撮影すると、この画像の場合運河や倉庫がもっと暗めに出るのですが…詳しくは、ウイキペディアを参照してください。

 


運河浅草橋の斜め向かいにある「出抜き小路」の火の見やぐらから撮りました。

 


運河沿いを歩くと、バケツに水を入れて凍らせて作った「スノーキャンドル」が優しい光を放っています。

 


孫3がのぞき込んでいるところを撮影。

 


旧手宮線会場を日銀通り方向に来ると、飲食店街の裏通りに出ます。中でも「モグラ」と言う飲食店が、熱心にオブジェづくりに取り組んでいます。このモグラのオブジェはとてもカラフルです。雪あかりの3か条からは外れますが、カラフルだっていいじゃないですか、と言いたくなります。

 


旧手宮線の出口には、星形のオブジェ積み重なって…。右の女性が、カメラを構えた瞬間なので、赤いビームが出ました。

 


このオブジェ、臨港線沿いの一角で撮影したのですが、どこで撮ったか、記憶がない。でもステンドグラスの輝きが見事。

 

☆H22年2月の雪あかりの路
殆どの画像は、運河プラザ前から旧手宮線会場で撮影したものです。

 


運河プラザでワイングラスターを見た後、プラザ前の広場に飾られた雪ダルマを見る孫1と孫3(手前)、あれれ、ハート模様のマフラーは、孫2と同じ柄だ。だるまの頭のワックスボールに明りが灯っていないのが残念だ。

 


孫2(右)と孫3でアーチ

 


手宮線沿いで見かけた方を横からパチリ。

 


大小さまざまなオブジェが並ぶ。一つ一つ見て歩くと、時間がいくらあっても足りない。

 


雪洞の中に人形がいて、ストーリーを感じさせます。

 


休憩所のテーブルに置かれた炎、センターフォーカスフィルターを使うと、アートになったような…

 

☆H23年2月の雪あかりの路

 


運河会場の浅草橋には、ここ数年ハート形のオブジェが作られ、記念撮影用となっています。

 


ハートの中に観光客がポーズをとって、それを実行委員会のスタッフが、携帯やカメラで撮ってあげるというものです。結構順番待ちで列ができます。

 


運河沿いには色んなオブジェが、やさしい光を放っています。

 


降りしきる雪に、ピンクの傘を差す人(右端)。道産子はいくら雪が降っても、傘は差しません。

 


あら、ウサギさんだ、とでも言ってるのかな、孫3を撮影。

 


旧手宮線会場で見たオブジェ。こうなると、アートですね。あえて露出を絞って撮影。

 

さて次回は…小樽文学館で行われている「石原慎太郎」追悼展をと考えています。

 

 

 

 


小樽雪あかりの路は…

2022-02-18 11:34:06 | 祭り・イベント

               <平成20年の雪あかりの路 運河プラザ前に飾られたワックスボウル>

 

当初「小樽雪あかりの路24」のチラシが、新聞折込に入ってきたときは、市民が「あかり人」となって…自宅界隈で云々とあり、イメージがつかめませんでした。実施期間中(2月11~13日)にSNSに投稿された画像を見て、結果的に「ああなるほど…」と、納得がいきました。中でも写真として印象的だったのが、於古発川(=おこばちがわ、上流に妙見市場があったので妙見川とも言う)沿いで撮られた画像でした。下は、2月15日(火)付の北海道新聞小樽後志版に掲載された雪あかりの路の画像です。

 


左下の写真に注目です。大正硝子本店と小樽浪漫館の間を流れる於古発川に、揺れる灯りが、まるで雪原にホタルが飛んでるように見えました(新聞の写真からは見えないかも…)。
何人もの方が、ここで撮影した写真をFacebookやTwitterにアップしておられました。その画像を目にする都度、無性に撮りに行きたくなりましたが…、2月15日には、コロナウイルス3回目のワクチン接種が予定されているので、じっと我慢でした。
3回目の接種後、17日に港町の合同庁舎で、確定申告手続きを終え、この場所に立ち寄ると、光源は何と、直径3~4cmほどの豆電球でした。
ここでハタと気が付いたのが、あの雪原の蛍は、雪あかり3カ条=ろうそくの光+雪または氷、から外れているではないか。と言うことは、ここの写真は、SNSフォトコテストの対象にはならないのかな?まあ、撮っていないので、関係ないけれどね。

 

☆話は雪あかりの路から外れましたが、今回は過去に撮りためた雪あかりの路の画像を紹介します。平成19年と20年の雪あかりからです。

 


<H19.2撮影>以下3点とも、H19.2月撮影 運河浅草橋に作られた大型の雪像「フクロウ」です。

 


こういう吹雪に近い日もありました。運河沿いの遊歩道の途中から、浅草橋方向を撮っています。

 


メルヘン広場会場です。普段ですと午後5時を過ぎると、ほとんど人通りが絶えますが、雪あかり期間中は6時過ぎまで人通りがあります。ルタオの2F喫茶コーナーも煌々としています。

 


メルヘン広場で撮影。フィルターに手作り蝶のシルエットを張り付けて撮影、後方の丸ボケが蝶の形になりました。H19年「雪あかりの路・愛のフォトコンテスト」入選「メルヘンチック アイスキャンドル」

 


H20.2撮影(以下すべて同じ時期に撮影) メルヘン広場の店頭に作られた雪像ですが、ロードヒーティングが入っており、雪像が溶けかかっている。それがかえって観光客にお辞儀をしているようで…
この画像は、福岡県LPガス協会フォトコンテスト(H19・冬)に入選しました。 優秀賞「いらっしゃいませ!」

 


運河に浮かべる浮き球には、一個一個全部にろうそくが灯され、並べられる。途中でろうそくが燃え尽きると、ボートで寄って、ろうそくを入れ替えるのです。

 


天気のいい日ばかりではありません。吹雪に近い日だってあります。

 


運河散策路沿いに作られたオブジェ

 


氷のオブジェ 淡い色調で表現しました。

 


旧手宮線散策路には、ホットコーナーも出店 最近はあまり行きませんのでわかりません。

 


旧手宮線沿いに作られたオブジェ、アートが感じられます。

 


旧手宮線や運河の散策路には、このような作品がずらりと並ぶ。

 


再度我が家の孫3兄妹。中央の孫1は、首都圏で働いている。左の孫(娘)2は、今年成人式を終え、現在は病院勤務。右の孫(娘)3は、この春で高校卒業、専門学校への進学が決まっている。

 


運河プラザの前から、臨港線の信号機などの光源をぼかして撮影。きれいな丸ボケとなった。
雪あかりの路への応募も考えましたが、規定では、①A4または四つ切サイズのプリントに限られ、②所定のDPE店(雪あかりの路協賛写真店)でのプリントに限られます。このデジタル時代自家プリントでは応募不可とは…。ここ数年は応募しておりません。

 

☆この年(H20)の雪あかりの路は、小樽富岡カトリック教会が参加し、結婚式が披露されました。

 


新聞記者やカメラマンが数人待機していると、教会内での結婚式を撮ってくださいとのこと、新郎新婦、ご両家、神父さんの撮影も了解済みであるとのことでした。

 


しばらく待機してると、新郎新婦が入場、厳かに式が執り行われました。後方で撮っていると、神父さんが前に来て撮影してもいいと。と言われても教会内での結婚式に初めて遭遇。あたふたしてる間に、式は無事終了。外で記念写真を撮ると言う。

 


小雪降りしきる中、新婦はストールを脱ぎ捨てて撮影に協力してくれました。
とても記憶に残る雪あかりのイベントでした。
なお、この写真も、規定にのっとり応募しましたが、選外でした。新郎新婦の後ろの雪あかりの輪が、強すぎるとか…。

 

 

 

 


今年の「雪あかりの路」はどうなる?

2022-02-07 12:03:19 | 祭り・イベント

                    <H15.2.11撮影 H15年雪あかりの路愛のフォトコンテストに入選 ぬくもり賞「星に願いを」>

 

このところコロナ新規感染者が、道内全域でうなぎのぼり。小樽市内でも連日60~70人に及んでいる。こうした状況を鑑みて札幌市は、1月下旬にいち早くさっぽろ雪まつりの雪像制作中止を決め、オンライン開催を決定。前年同様「さっぽろ雪フォトまつり2022」として、雪と触れ合う楽しさをテーマにした写真を募集すると言う。

一方「小樽雪あかりの路」(2月11~13日予定)については、メーン会場を設けず、各家庭、店先等、街全体にあかりを灯すイベントとする、旨のチラシが、1月19日の新聞折り込みに入ってきました。要は、雪と氷とろうそくだけで、あかりを灯すというものです。ろうそくは、各所で無料配布されます。

 


「小樽雪あかりの路24」のチラシの一部を転載。フォトコンテストに興味をひかれたので…。でもこれだけでは詳しくはわからない。前年のように、過去の雪あかりの路の写真は応募不可なのかな?1月下旬事務局あてに、メールで照会するも、返答なし。
チラシに記載されたQRコードを読み取ると、公式HPが出てきます。くぐってみると「小樽で直接楽しめない人々へも、雪あかりの魅力を伝えるため、SNSフォトコンテストを実施する…」とあります。撮影時期(応募時期ではなく)や撮影場所の規定が出てきません。結局混乱するばかりです。こりゃ応募は無理かも。

 

☆今回のブログでは、過去に撮りためた雪あかりの画像を紹介します。「小樽雪あかりの路」は、平成11年(1999年)に始まった冬の祭典です。幸い、第1回目からの画像がありました。

 


H11.2.13撮影(この時期、H15‐6年頃まではフィルム撮影) 浮き球をメインに運河を撮ってみました。

 


同日撮影 この日は寒かったのか、運河は蓮葉氷に覆われています。

 


H11.2.16撮影 

 


同日浅草橋で撮影

 


H12.2.13撮影 セピアカラーのネガフィルムで撮影しています。

 


上と同じです。

 



<参考画像>
上の画像と同日、寿司屋通りと花園銀座街入り口の交差点で撮影 左奥に見える「まちのすし店」は、現在は、手前側に移転してます。画面右側は、「澤の露本舗」になっています。

 


H12.2.13撮影 光条を出すために、絞り込んでいます。
この画像は、八王子支店勤務時(H12.4~14.7)「写真やさん45」と言うDPEチェーン店のフォトコンテスト2001に応募し、入選しました。

 


上と同じ日に撮影 運河倉庫群の裏側の通り(正式名は「小樽縦貫線」築港と手宮を結ぶ)で撮影。このレンガの倉庫は、海鮮省と言うレストランです。現在は「小樽ビール・小樽倉庫No.1」です。

 


倉庫の屋根からぶら下がるツララがすごい。ツララと言うより、氷塊です。

 


屋根に覆いかぶさるツララもすごいが、ランタンの光がほんわか柔らかで、ほっこりした気持ちになります。

 


H15.2.15撮影 13~14年の画像がないって?そうです、この間は八王子支店に転勤になっていましたから。その間単身赴任中で、富士山を撮りに出歩いてました。

 


上と同じ日に撮影ですが、時間が早いせいか、寝ぼけた感じの写真になってしまいました。

 


ワックスボールですと、空が青いと絵になるかな?

 


H15.2.11撮影 同年の「小樽雪あかりの路・愛のフォトコンテスト」で、ぬくもり賞「星にねがいを」となりました。当時はいまだスキャナーがそれほど普及しておらず、慌てて札幌駅近くのビックカメラに、デュープ(画像のコピー)を依頼したたことを思い出しました。
当時はスキャナーが普及し始めたばかりで、フォトコンに応募して入選が決まると、即該当フィルムのカットを提出しなければならず、原画が手元に残らないことが殆どでした。なので、数カットを連写することが多かったことを思い出しました。

 


H16.2.14撮影(フィルム)  同年の「雪あかりの路・愛のフォトコンテスト」で「ぬくもり賞」「幸せの予感」となりました。
この画像は、小樽雪あかりの路20周年記念誌として作成された小冊子(H30年1月29発行、48頁、「心に積もる 雪と灯りの 言葉」にも取り上げられました。

 


以下の画像は、フィルム撮影からデジタルカメラによる撮影になりました。H15年に定年退職となり、それを機会に、デジタルカメラに切り替えました。上の画像は、H18.2.18撮影です。

 


上と同日撮影 FUJIのコンパクトデジタルカメラFINEPIXF11で撮影。このコンパクトデジタルカメラは、何かのフォトコンの賞品でした。

 


H18.2.10撮影 FUJI FINE PIX F11で撮影、3番目の孫娘で、「小樽写真商組合賞」「小さな幸せ見つけた」入選し、翌年の「第9回小樽雪あかりの路」のPRポスターの一部写真に採用されました。
なお、この年同じ孫娘(=孫3)を撮影した写真が、昨年(R3年)の「小樽雪あかりの路23」<思い出部門>で金賞「優しい光に包まれて」となりました。

講評:可愛らしい孫娘さんがスノーキャンドルを見つめている姿が健気で素敵なお写真です。テキストと写真がとてもマッチしていて、想いが伝わってくる一枚でした。

 


H18.2.10撮影 このころは孫3人を連れて家族で行ったので、孫たちの画像が多くなります。

 


上と同じ日撮影 運河食堂で食事する前のカットです。

 

なお、H19以降については、次回以降掲載を予定しています。