今回はモノクロ写真を取り上げて見たいと思います。モノクロ写真とは、単色で表現された写真のことで、通常は白黒写真のことを言います。「通常」と断ったのは、モノクロ写真の中には、一時流行ったセピアカラー写真や、シアン調(青)のカラー写真も含まれるからです。
昔の写真はすべて白黒写真でした。昭和も30年代後半にはカラー写真が主流になりました。なぜ今になって、白黒写真をという方もおられるかもしれませんが、カラー情報を除く事によって、表現の幅がますこともあるからです。難しいことはさておき、先ずは桜のシーズンも近づきましたので、桜の写真を二枚上げておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/df/ac47ad223a1d28e31574adf38a1e157b.jpg)
(H14.3.24三鷹市井の頭公園 フジカコンパクト35+コニカパン400 色のないほうが…)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/4a/7fbf242dc56dc28fe53c9a2fb4d92245.jpg)
(H13.4.15立川市昭和記念公園 キャノンキャノネット+コニカ赤外750 真昼に近く、奥に家族連れが…)
上段は井の頭公園で撮影したもので、大変な数の見物客でした。カラーでも撮影しましたが、情報量をそぎ落としてシンプルになったほうが、見やすく、かつ見るほうに、想像力を湧かせます。下は赤外フィルムを使っておりますが、緑色の芝生が、真っ白になっております。また青空が黒くなって、桜が一段と引き立ちました。
次の二つの画像は建物を撮ったものです。上は東京都庁の展望台からの夜景です。ダイヤモンドのような輝きは見られませんが、しっとり落ち着いた夜景となっております。下の画像はJR札幌駅で、JRタワーがオープンする前の時期です。赤外効果で、全体がスケッチ画のようになりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ee/79a2918b417ff086bd9e38dc57ec56e4.jpg)
(H14.5.15東京都庁展望台 キャノンEOS55+フジプレスト400 宝石の輝きはないが…)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/04/4607502ce108daec0e78b97dddcc65e9.jpg)
(H14.8.18JR札幌駅前 フジカコンパクト35+コダック赤外HIE 現実から離れたような…)
次は赤外フィルムで富士山を撮影した画像です。ここで赤外フィルムについて、簡単に説明しておきます。人間の目に見える光(可視光線)は、波長が400nm(ナノメートル)から700nmの極めて狭い範囲なのです。700以上を赤外線、400以下を紫外線と言います。この人間の目に見えない赤外線を捉えるのが赤外フィルムなのです。ですから、赤外で撮った画像は異次元の世界でもあるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/63/1bb7f9f04ae652bef097741fb72fe8f0.jpg)
(H14.2.9山中湖 フジカコンパクト35+コニカ赤外750 水ぬるむ頃、氷も割れて…)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d7/e427202d2f669910e1a39bd5fbcbc96e.jpg)
(H13.12.9旧清水市三保の松原 フジカコンパクト35+コニカ赤外750 遠くに家族連れが…)
次の二枚の画像は、普通のモノクロフィルムで撮影した画像です。上段はJR八王子駅前の歩道橋で演奏するストリートミュージシャン達です。私が八王子に勤務していた頃(H12~14)は駅前でこういった若者が何組も演奏したり歌っていたりしたものです。最近はどうなんでしょうか。下は道庁の池で、ポプラを撮ったものです、逆光に輝くポプラの葉がきらきら光っておりました。思い通りの画像に仕上がりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/6f/4398f86e0536fc1ceae5e819f86a56fd.jpg)
(H13.10.7JR八王寺駅前 オリンパスOM-4+AGFAパンAPX100 聴衆のいない演奏、気が入らない)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ff/143ca7a543e14b53f99d93e476f9d80b.jpg)
(H14.10.7北海道庁 ジャスピンコニカ35AF+フジプレスト400 大好きだった赤いじゃスピン、紛失してしまった)
最後に二枚の画像を上げておきます。上はネガカラーで撮影した画像をPCソフトでモノクロ化しました。下は白黒フィルムで撮影した白黒画像に着色してみました。デジタル時代以前でも、ネガカラーから白黒写真は作ることが出来ました。またモノクロフィルムからカラーペーパーでプリントすると、最後の画像のようにカラー化出来ました。プリントの際に、フィルターの調整次第で、どのようなカラー(色調)でも作り出せたのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/29/2d263d575e37da4d5738866d6debab32.jpg)
(H17.9.4札幌モエレ公園 キャノンEOS7+AGFAビスタ100 モデル撮影会の一こま)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/bd/0084ba4e9fff1d0a57cc7f17a9d1e8e6.jpg)
(H14.4.23西湖紅葉台 フジカコンパクト35+コニカ赤外750 多少緑色っぽく…)
最後になりましたが、画像がいずれもH12~14年とかなり以前のもです。最近でも時々モノクロフィルムを使っています。またカラー画像を白黒に変換することもあります。最近の作品については、別途機会に取り上げたいと思います。それと、赤外写真については、すべてIR=70と言う700nm以下の可視光線をカットするフィルターを使用していることを断っておきます。
昔の写真はすべて白黒写真でした。昭和も30年代後半にはカラー写真が主流になりました。なぜ今になって、白黒写真をという方もおられるかもしれませんが、カラー情報を除く事によって、表現の幅がますこともあるからです。難しいことはさておき、先ずは桜のシーズンも近づきましたので、桜の写真を二枚上げておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/df/ac47ad223a1d28e31574adf38a1e157b.jpg)
(H14.3.24三鷹市井の頭公園 フジカコンパクト35+コニカパン400 色のないほうが…)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/4a/7fbf242dc56dc28fe53c9a2fb4d92245.jpg)
(H13.4.15立川市昭和記念公園 キャノンキャノネット+コニカ赤外750 真昼に近く、奥に家族連れが…)
上段は井の頭公園で撮影したもので、大変な数の見物客でした。カラーでも撮影しましたが、情報量をそぎ落としてシンプルになったほうが、見やすく、かつ見るほうに、想像力を湧かせます。下は赤外フィルムを使っておりますが、緑色の芝生が、真っ白になっております。また青空が黒くなって、桜が一段と引き立ちました。
次の二つの画像は建物を撮ったものです。上は東京都庁の展望台からの夜景です。ダイヤモンドのような輝きは見られませんが、しっとり落ち着いた夜景となっております。下の画像はJR札幌駅で、JRタワーがオープンする前の時期です。赤外効果で、全体がスケッチ画のようになりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ee/79a2918b417ff086bd9e38dc57ec56e4.jpg)
(H14.5.15東京都庁展望台 キャノンEOS55+フジプレスト400 宝石の輝きはないが…)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/04/4607502ce108daec0e78b97dddcc65e9.jpg)
(H14.8.18JR札幌駅前 フジカコンパクト35+コダック赤外HIE 現実から離れたような…)
次は赤外フィルムで富士山を撮影した画像です。ここで赤外フィルムについて、簡単に説明しておきます。人間の目に見える光(可視光線)は、波長が400nm(ナノメートル)から700nmの極めて狭い範囲なのです。700以上を赤外線、400以下を紫外線と言います。この人間の目に見えない赤外線を捉えるのが赤外フィルムなのです。ですから、赤外で撮った画像は異次元の世界でもあるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/63/1bb7f9f04ae652bef097741fb72fe8f0.jpg)
(H14.2.9山中湖 フジカコンパクト35+コニカ赤外750 水ぬるむ頃、氷も割れて…)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d7/e427202d2f669910e1a39bd5fbcbc96e.jpg)
(H13.12.9旧清水市三保の松原 フジカコンパクト35+コニカ赤外750 遠くに家族連れが…)
次の二枚の画像は、普通のモノクロフィルムで撮影した画像です。上段はJR八王子駅前の歩道橋で演奏するストリートミュージシャン達です。私が八王子に勤務していた頃(H12~14)は駅前でこういった若者が何組も演奏したり歌っていたりしたものです。最近はどうなんでしょうか。下は道庁の池で、ポプラを撮ったものです、逆光に輝くポプラの葉がきらきら光っておりました。思い通りの画像に仕上がりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/6f/4398f86e0536fc1ceae5e819f86a56fd.jpg)
(H13.10.7JR八王寺駅前 オリンパスOM-4+AGFAパンAPX100 聴衆のいない演奏、気が入らない)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ff/143ca7a543e14b53f99d93e476f9d80b.jpg)
(H14.10.7北海道庁 ジャスピンコニカ35AF+フジプレスト400 大好きだった赤いじゃスピン、紛失してしまった)
最後に二枚の画像を上げておきます。上はネガカラーで撮影した画像をPCソフトでモノクロ化しました。下は白黒フィルムで撮影した白黒画像に着色してみました。デジタル時代以前でも、ネガカラーから白黒写真は作ることが出来ました。またモノクロフィルムからカラーペーパーでプリントすると、最後の画像のようにカラー化出来ました。プリントの際に、フィルターの調整次第で、どのようなカラー(色調)でも作り出せたのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/29/2d263d575e37da4d5738866d6debab32.jpg)
(H17.9.4札幌モエレ公園 キャノンEOS7+AGFAビスタ100 モデル撮影会の一こま)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/bd/0084ba4e9fff1d0a57cc7f17a9d1e8e6.jpg)
(H14.4.23西湖紅葉台 フジカコンパクト35+コニカ赤外750 多少緑色っぽく…)
最後になりましたが、画像がいずれもH12~14年とかなり以前のもです。最近でも時々モノクロフィルムを使っています。またカラー画像を白黒に変換することもあります。最近の作品については、別途機会に取り上げたいと思います。それと、赤外写真については、すべてIR=70と言う700nm以下の可視光線をカットするフィルターを使用していることを断っておきます。