紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽観光街は、人通りが途絶えて…

2020-03-20 17:11:33 | 日記

                     <ここ浅草橋は、普段観光客でごった返すところ この日は、左に一人しかいない…>

 

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北海道の鈴木知事は2月28日夕方、新型コロナウイルスの感染が道内で広がっているとして、2月28日から3週間の間、「緊急事態宣言」を出し、道民に向けて、特に週末の外出を控えるよう呼びかけました。道内での感染拡大が、他の都府県・大都市を抜いて、全国1位となって、さらに拡大傾向にあることから、踏み切ったようです。その主な要請事項は…
<道知事による緊急事態宣言の要旨>
① 土日休日の外出自粛要請
② 小・中・高校の一斉休校
③ 不特定多数の集まる、風通しの悪い場所への外出自粛(ライブハウス、スポーツジムなど)
④ 道立34の施設の休館(市町村の施設も同様) 等々

観光業がメインである小樽は、従来中国、韓国、東南アジアの国々からの観光客に頼っていただけに、コロナウィルスの影響で、客足がバッタリ。大勢の観光客が集まる入舟町のメルヘン広場は、火の消えたたような寂しさです。このことについては、3月6日付の当ブログ「我が家のひな祭りは…」で一部画像付きで載せております。

そこで今回は(3月19日午後2時ころ)、久しぶりの外出。天気もいいし、気温も+8度と絶好の外出日和。メルヘン広場から、散策バスで運河方向へ、そして徒歩で運河プラザへ、さらに小樽駅前通り(中央通り)を駅方向へ、駅手前の、都通商店街・花園一番街を回り、そして運河ターミナルからバスで、再びメルヘン広場へと戻りました。この間約2時間ほど見て回りましたが…

 


洋菓子店ルタオの前のバス停。この堺町通りは小樽を代表する観光街。いつもは車で渋滞する通りもガラガラ。お土産品店もシャッターを下ろしている店が多い。

 


観光用の散策バスも、乗客は私以外に一人もいない。

 


臨港線を挟んで向こうの、観光用大型バスの駐車場にも、1台のバスもいない。コロナ騒ぎの前は常に満車で、停められない観光バスは、500mほど右側の、勝内埠頭に停めています。

 


普段であれば観光客でごった返し、記念撮影をするここ浅草橋も、左側に一人のみ。

 


橋の先から、中央橋方向を見ても、運河わきの散策路には、人影が3人しかいない。奥の一人(二人に見えますが、測量工具の影)は、市の観光課の技師でした。さらに、散策路を中央橋に向かって進むと…

 


運河クルーズ船の係留場は、船舶が固定され、チケット売り場はシャッターが下りてました。聞くところによれば、2月28日の道知事による緊急事態宣言以降、3月一杯休止と言うことです。

 


運河プラザ(観光情報センター)に寄りましたが、観光客らしき人は一組のみ、いつもは休憩用のテーブル、いすは満席なのですが…。中央通り1本向かいの観光客用レストランも、シャッターが下りてました。人通りが全くない。

 


運河を後にして、中央通りを小樽駅に向かって進むと、ご覧の通り人もまばら。いつもなら宿泊用キャリーバックを曳く、多数の観光客とすれ違うのですが、バッグを曳く人はゼロ。

 


さて駅手前の小樽でもっとも著名な商店街「都通」を覗くと、ここもガラガラ。もっともこの商店街はいつ来ても空き店舗が多く、人影もまばらですが…。ゴーストタウンの様相を呈しています。

 


都通に続く「花園一番街」でも、ご覧の通り人影がまばら。もっともここも、イベントがある日以外は、これに近いような状況です。

 


再び、運河ターミナルから、散策バスに乗って、メルヘン交差点に戻ります。北一硝子の前も人通りは閑散としています。

 


下車すると、ちょうど午後4時、蒸気時計がボーっと大きな音を立て、白煙を吹き出しますが、取り囲んだ観光客はわずか4人。普段なら10倍近い30-40人が取り囲むのですが…

 

果たして、コロナウィルス騒ぎはいつまで続くのでしょうか。たとえ終息宣言が出たとしても、かつての賑わいに戻るものかどうか疑問です。観光だけに頼り切った小樽市の限界が見えたような気のした1日でした。

 

 

 

 

 

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我が家のひな祭り

2020-03-06 12:19:46 | 祭り・イベント

                  <2016年2月撮影 飾ったのはこれが最後でした、次女が海外留学で部屋が空いていたので…>

 

このところの、新型コロナウィルスの影響で、小樽市内は観光客が激減、観光街の中心でもあるメルヘン広場は、火の消えたような寂しさです(下の画像)。加えて、北海道知事による、小・中・高校の休校や週末の外出自粛要請あって、街中は人影もまばら。ダイヤモンドプリンセス号でのウィルス発生以来、都道府県別では北海道の感染者が、東京を抑えて、ダントツのトップとは…

 


2月20日昼頃メルヘン広場を撮影、雪も極端に少ないが、観光客もほとんどいない。

 


こちらは、2020年1月4日午後4時半ころの画像。メルヘン広場から、小樽オルゴール堂に向けて撮影。この時点では、中国武漢市で、新型コロナウィルス発生で騒がれていたころ。誰もがその後の大きな騒ぎになると予想していなかった時点です。

 

さて、話はがらっと変わって、3月3日はひな祭りですが、我が家では二世帯住宅に住む孫娘たちも大きくなって、ひな壇を飾ることもなくなりました。孫娘も上が高校3年生、下が高校1年生。その代わり、夕食には全員が集まって、ちらし寿司を食べることが恒例なりました。なお、表題の画像は、2016年に飾った最後ひな壇になります。

 


2020年3月3日撮影 画像は多少ぼかしております。奥二人は孫娘たち、突然の休校で戸惑っています。高3の孫娘は3月の卒業式の中止、デズニーランドへの卒業旅行も中止でがっくり。高1の孫娘は、吹奏楽部の課題曲練習が気になるようです。犬も行儀よく待っております。

 

☆映画「LOVE LETTER」に出てきたひな飾り
Facebookを開いていたら、去年の3月3日にアップした画像が出てきました。それは、中山美穂が主演した「LOVE LETTER」の一場面でした。この映画の初めの方で、深々と雪降る小樽を舞台に、とある家庭で雛飾りを組み立てるシーンが出てくるのです。その映画に出てくるのが、下の画像です。

 


実際に「LOVE LETTER」で使われたクラフトショップれん所蔵のひな人形です。画像のひな飾りは、小樽臨海線沿いの「運河工芸館」に展示されていました。この時に初めて私自身、小樽が舞台の、この映画のことを知り、レンタルビデオ店で、借りてきてみました。

 


2011年2月20日撮影 文字が小さくて読みにくいかもしれませんが…下の画像は小樽駅前中央通りに移転した後の「クラフトれん」の店で撮影したものです。

 


映画についての詳細は、2014年3月6日付け当ブログ「北のみやび…」の(1)を参照してください。いずれにしてもこの映画が、韓国で公開されれるや、大ヒットして「お元気ですか~」が流行語になったと言われ、韓国の若者たちが来道するきっかけにもなりました。
<北のみやび 小樽ひな巡り>平成23年2月から、28年ころまで、続いたイベントです。小樽市内の店舗、個人宅、市場、企業、公共機関等40~50社が参加して、ひな飾りを展示したイベントでした。

 

☆田中酒造亀甲蔵の展示が素晴らしい
「北のみやび 小樽ひな巡り」が終わった後も、独自にひな飾りの展示及び琴の演奏会を続けております。2Fフロアーの4面に飾られた数十組のひな飾りには圧倒されます。

 


2011年2月26日撮影 3番目の孫娘を、ここで行われる琴の演奏会に連れて行った時のカット。飾られている雛人形は、小樽の名家で使われていたものが多い。

 


2012年2月25日撮影 個人宅をサークル活動として使っている「狸庵」のひな人形。年代別に飾られ、北海道では珍しい、吊るしびなが飾られている。吊るしびなについては、八王子支店勤務時に、ツアーバスで伊豆熱川、稲取に行くつもりでしたが、残念ながら都合が取れず行けずじまいでした。
全国では、福岡市柳川のさげもん、稲取の吊るしびな、酒田市の傘福が有名です。地域によって呼び方も変わります。<つるしびなゆかりの地>から引用。

 

☆内裏様の配置は?…左右どちらでもいいんじゃないかって?いえいえ決まりがあるんですよ。
通常は雄びなが向かって左に、女びなが右になっています。下の内裏様(雄びな+女びなワンセットで、内裏様という)は小樽市立文学館に展示されている江戸末期のものです。左右が逆になっているのがわかりますか?古来男尊女卑の時代が長く続き、左が上位とされてきました。古来、右大臣より、左大臣が上位ですね。詳しくは下のひな人形の解説画像を、ご覧ください。

 


小樽市立文学館にて撮影 孫娘がスタンプラリーに押印しているところです。

 


関西(特に京都)と関東では内裏様の配置が違うこと初めて知りました。明治維新後西洋文化の影響で、左右が逆になりました。天皇と皇后の並び配置が、向かって左が天皇、右が皇后になっていますね。テレビ等で確認してみてください。

 

☆各所で見かけたひな人形

 


小樽臨港線運河沿いにある「ホテル古川」の1F受付ロビーで見かけた素敵なひな飾り。

 


夢二亭のひな人形 樺太小樽間の海運で財を成した旧塩田別邸 和食レストランとして開業した飲食店のロビーに飾られたひな人形。

 


都通の喫茶店あまとうで見かけたひな人形。シンプルですが梅の花(造花かな?)とマッチ。

 


北一硝子ランプホールの趣あるひな壇。

 


我が家の2Fに飾ったひな壇に、飼い猫が次女が弾いていたエレクトーンに飛び乗り、更にひな壇に駆け上がって、いたずらしようとした瞬間をパチリ。ひな壇を壊されると思った娘が怒り心頭。この画像は、平成10年小樽写真市展なるフォトコンに、初めて応募し、最高賞の推薦を取りました。生涯忘れられない写真です。この時小学生だった娘も、いまは結婚して我が家に同居しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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