紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

晩秋の頃~小樽市内街中ウォッチング2

2022-11-24 11:23:47 | 街中ウォッチング

                          <止まったままの時計塔>

凄いね、北海道内のコロナの新規感染者数の増加が、東京都の数と並ぶ勢い!こんな数で、東京都と競ってもしょうがないけれど…。

我が家でも、10月下旬に次女夫婦が相次いで感染。1歳2か月の孫4(次女夫婦の子)は、無事だとわかって一安心。さらには、2世帯住宅の孫娘3(専門学校生)が感染、1週間の自宅療養となって数日前に完治。どういう訳か、基礎疾患を持つ我ら老夫婦だけが罹らず、ぴんぴん。

極力自宅にこもってはいるものの、食料品等の買い物にも出なければならず…、そこで驚いたのは、物価の値上がり。価格に疎い私でもスーパーの価格の急騰は気になる。そんな中、19日に買い物ついでに若松町界隈、20日に小樽市民公園(正式には小樽公園)に晩秋の風景等を撮りに行ってきた。

 

☆若松町界隈
昼頃、日用品食料品の買い出しにサツドラ若松店へ。そして午後2時近く、旧岡川薬局の「Cafe White」で昼食。
サツドラ=正式名は、札幌に本社を置く「株式会社サッポロドラッグストアー」だが、略称「サツドラ」を店名としている。

 


サツドラ若松店に、車を止め、家内は一旦近くの北洋BKへ。私は周辺を撮影。駐車場隣のツタを内臓フラッシュで写し止める。緑から黄、黄から赤に変化中。

 


その隣家のアジサイが、紫色から枯れかけている。

 


同じ建物の右半分は空き家かな?玄関に立ち入り禁止用なのか、青のプラボードが立てかけてあった。注目は2Fの窓直下に40個近い丸い穴状のぶつぶつがある。何の跡かな?不思議だ。

 


さらに横を覗くと、またまた不思議な痕跡がある。モルタルの壁に直径7-8cmの穴が10個あってその穴が塞がれていることだ。何の痕跡であろうか?見れば見るほど不思議だ。

 


さらに、北洋BKのある国道5号線方向に進むと、目を見張るモダンなビルがある。壁の文字を見ると、デンタルクリニックとある。へ~、歯科医院が…、しかも医院名の英文がやや斜めに綴られている。なんと凝ったビルなんだろう。見ているだけで、嬉しくなってきた。

 


サツドラで、日用品や食料品を購入したら、午後2時近く。この付近に飲食店は?と思うと、そうだ旧岡川薬局にレストランがあることを思い出し、家内と入ることに。店名は「Cafe White」、初めて入る店だ。
<注>旧岡川薬局とは、1930年に建造された小樽市指定の歴史的建造物で、現在はリノベーションされて、カフェ、ゲストハウス、レンタルスペース(演奏会など)として利用されている。小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」による。

 


写真撮影OKとのことで数カットパシャリ。2Fの客席へは靴を脱いで右手の階段から上がる。我ら夫婦は1F席でカレーを。食事の間、4-5組のカップルが来店し、2Fへ上がっていった。ここは、小樽観光のスポットでもあるとか…。

 


ふと2Fを見上げると、この写真パネルが目に入った。ええ!マイケルケンナのモノクロ写真?と思い、店主に確認すると、そうらしいとのこと。実物であれば、1枚40万円程するかも。なお撮影はカラー(コンデジ)だが、ライトの影響で色が偏るので、PCでモノクロに変換。

 

☆晩秋を撮りに小樽(市民)公園へ
11月20日(日)小樽市民公園に、晩秋を撮りに…、人のほとんどいない公園ならコロナとは無縁のはず。
南樽駅下の入船町から、山の手回りのバスに乗り、紅葉橋付近で下車。佐野貸家を撮って…

 


バスを降りて、紅葉橋方向に進むと、佐野貸家が見える。周辺はすっかり枯草模様。さらに進んで坂を上がると、左手に赤い小さな赤い実がやたら目に付く。ナナカマドの実ではない。




何という木の実なのかわからない。樹皮を拡大して、検索するとケヤキと出てきたが…?



公園内に入ると、黄色くなった松(カラマツ)が数本ある。積丹方面に行けば、全山カラマツ林も見られるが、平地では珍しいかも。

 


大きな枯葉に影が映って…

 


さらに公園の山頂広場に向かうと…くねくねと撚れた枝が、マイケルケンナのモノクロ写真を思い出し、モノクロで暫し撮影。枝が多すぎて、ケンナ風どころではない。

 


あれれ、よく見ると枝の先っぽに新芽が出ている?大木の根元を見ると…ハルニレかな?これから真冬に向かうのに…不思議。(一つ上の画像とは撮影場所が違う)

 


公園の右手に向かうと、子供の遊び場に大きな黄色い葉の大木がある。根元に緑の囲いがある。柳の大木だ。その左横に見えるのはシラカバの木。
そこからさらに下ると…トーテムポールがあって、止まったままの時計塔がある。

 


いつ来ても6時39分を指したまま。トーテムポールや止まったままの時計の小径を下れば、花園町~小樽市民公園通りに出る。

 


この通りのイチョウ並木の黄葉を撮る。画面左のミルクプラントは、11月上旬で今期の営業は終了している。

 

結局モノクロ写真は思うようなカットはなかった。その後、小樽図書館で文庫本を数冊借りて、帰宅。

 

 

 

 

 


晩秋の頃~小樽市内街中ウォッチング

2022-11-17 09:41:31 | #紅葉

                 <旧海陽亭 11月17日AM9時撮影、早朝の雪が残っている>

 

10月末からの風邪で、巣ごもりしている間にも、秋は進み、すっかり晩秋から初冬の気配になってきました。我が家の斜め向かいにある旧海陽亭(魁陽亭が正式名?表札は海陽亭のまま)を取り囲む樹木も、銀杏や白樺の黄色い葉はすでに落ちて、モミジの葉だけが真赤に残っています。

11月も2週になって、やっと風邪も完治、小樽市内をふらふら撮りに出掛けたら、街はすでに晩秋の装い。なお、今朝(17日・木)外を見ると、自宅の周辺は真っ白。小樽市内平地での初雪かも。そんな中、今回は次の3か所を取り上げました。
①中野植物園と手宮緑化植物園
②旧手宮線散策路
③JR小樽駅、都通・サンモール1番街商店街

 

☆中野植物園はすでに晩秋の装い(11月7日・月)
5年ぶりに訪れた中野植物園、孫娘たちが小学生の頃は、良く訪れたものですが、大きくなってからは滅多に来ることがなくなりました。途中で交差点で方向を間違え、気が付けば赤岩方向の山の中へ。慌てて元の分岐点を左折して…、1時間ほど遅れで植物園へ。

 


色とりどり…目が奪われる美しさに暫し呆然。

 


カエデの小径を山頂方向へ向かう。カエデは6-7割は散っており、茶褐色に変色している。

 


石畳を振り返れば…。落ち葉は実際はもっと茶褐色色ですが、カメラのPOP調機能で多少派手目に補正。

 


子供向けの遊具も昔のままで、補修されておらず、使用禁止のテープが張られている。

 


植物園頂上の滑り台のある所には、赤い実が…(オンコかナナカマドの実のような、何の実か不明)味見する勇気はない(笑)。

 


枯れかけた黄色いカエデの中に、赤い葉が1枚。

 


植物園入り口に戻ると、枯れたアジサイが青いベンチの隙間から、顔を出している。

 


手宮緑化植物園は、本来は10月末で閉園ですが(正面は施錠)、実際にはあちこちから園内に入り込めます。あくまでも自己責任ですが…
枝垂れ桜の葉も、真赤。なおエゾヤマザクラはすでに葉が落ちて、枯れ木になっている。

 


画像右3分の1は、エゾヤマザクラ等の木で、すべて枯れ木の状態。

 


この桜の木は、カンザンという八重桜です。エゾヤマザクラ等に比べ、2~3週間遅れで咲きます。


この黄色い葉は…シラカバとは違うような…わかりません。

 

☆旧手宮線散策路(11月11日・金)
小樽を訪れる観光客の殆どがここで記念撮影をします。

 


モミジやナナカマドの葉が赤く染まり、シラカバの葉が黄色く染まる中を散策する人が後を絶ちません。ベンチなどはすでに冬囲いがされています。

 


妙見川方向への散策路でも観光客が記念撮影するシーンが見られます。

 


小樽文学館(市民ギャラリー)の横のコンクリート塀には、一面ツタが這っていますが、この時期には葉が落ちて、ブドウに似た実が張り付いていました。

 


あれれ、モグラという赤ちょうちんでしたが、今年の6月にbumというcurry&cafeに代わったばかりでしたが…、そのbumも3ケ月余で、廃業したようです。青看板に書かれていた文字も消されたようです。

 

☆JR小樽駅、都通・サンモール一番街商店街(11月11日・金)


JR小樽駅に、冬のイベント「小樽ゆき物語」の一つである「ガラスアートギャラリー」(11.5~1.31)に、和をテーマにした作品(市内6工房)が展示されています。詳細は略します。一度足を運んでみてください。
なお、作品台座下段にタイトルが記されてますが、英文で書かれたものがあって、理解不能。また中央の(画像右端)、OTARU SNOW STORYの黒文字で大きすぎかな?個人的な感想ですが…



都通商店街に入るとまず目につくのが、この夢市場。いつも多くの買い物客がいますが、コロナ感染者の急増で、お客が減っているとのこと、右端の黒マスクのお兄さんの言。なるほど人通りが少ないね。

 


さらに進むと、iPhoneの修理屋ができていた。

 


静屋通りのレストラン「叫児楼」のツタの紅葉が見事。緑、黄、赤の3色が入り混じっている。確か以前にも叫児楼のツタを取り上げた記憶が…、くぐってみると、2010.11.11付けブログにありました。ツタの枯れる10月終盤に暖かい日が続いたためとか。

 


サンモール一番街に入ると、高齢者施設・介護用品販売ウィステリア小樽稲穂ビルの2Fの窓に「ダイニングホールWisteria」の文字があって、入り口にメニューの看板がある。日替わり定食4種類各660円、飲み物+100円(お代わり何度でもOK)とある。今時コーヒー1杯で6-700円の時代に安いと思い、右手の階段を2Fへ。窓側の一人席は満席。店内は7割方座席が埋まっている(午後12時40分)。



食べている途中で、慌てて撮ったので、添え物やお汁が少し減っている(アハハ)。普段小食の私には、これで十分。飲みもののお代わりも腹一杯できなかった。エビフライ定食(日替わり)です。

 


外に出て花園銀座街の方向を見ると、車道の両側の桜が、紅葉真っ盛りでした。

 

なお、あくまでも個人的な感想ですので、ご了解願います。

 

 

 


小樽写真市展が11月1~6日市民ギャラリーで

2022-11-10 11:03:23 | 写真展

 

第30回小樽写真市展が、市民ギャラリーで開かれました。11月1日(火)~6日(日)でしたが、すでに写真展を見られた方も多いとおまわれます。2日(水)には、展示当番(10時~17時)として、一日在席してました。

なお、10月4日(火)の石津先生による審査(コロナのため非公開)の状況を、当ブログで取り上げましたが、審査結果については触れませんでした。

展示最終日には、川原運営委員長から、石津先生に代わって上位入賞作品の講評がありました。入省以外の入選作品について、私の独断と偏見で、何点かコメントしますが、あくまでも個人的な意見であることをご了承ください。

(注)写真市展は、①自由の部と②ネイチャーの部の二部門あります。人工物が写り込んでいたり、人工的に栽培された花などが被写体の場合は、自由の部門になります。

 


<第1部・自由の部> 
推薦は、田岡さんの「早く散歩に行きたいナ」です。散歩主の子供はなかなか目を覚ましません。犬は窓の外を見つめ、早く起きてくれないかなという表情。窓の外を見つめる犬の表情が抜群にいい、と講評がありました。
右の特選は、丸岡さんの作品で、早朝の小樽駅コンコースを俯瞰して撮った作品、早朝小樽駅の4番ホーム(裕次郎ホーム)から撮っていますが、朝陽が海から上がり、トランクを持った人物の影が長く伸びています。朝日のため画像がセピアっぽくなったのも効果的、との講評がありました。

 


同じく自由の部の特選は、堀野さんの「夏の日の」です。髪の長い女性の後ろ姿と白い雲、麦藁帽子が印象的、無駄のない画面、加えて右下にサーフボード中の人物が写り込んでいるのがいいアクセントになっている、との講評でした。
中央の準特選は紅露の「若者たち」、画面いっぱいに広がり、バランスがよく、表情が良いとの講評。
右の「大好き」は山吹さんの作品で準特選、曾孫が大好きな犬のぬいぐるみをしっかり抱き締めているのがとても可愛い、との講評。

 


<第2部・ネイチャーの部>
推薦は、田中さんの「食欲の秋」です。リスが枝の上で餌を食べていますが、それをシルエットで撮り、後方の紅葉した木々をうまくぼかしているのが上手い、との講評。
特選は、茅根さんの「クルミを探して雪まみれ」です。雪まみれのエゾリスの表情がとても可愛い、との講評。
準特選は塚野さんの「まんまる」ですが、背中にピントを合わせシマリス以外はぼかしており、背中に可愛さが凝縮、と講評。
準特選は紅露の「初冬の青い池」、初雪の池が、日が昇ると解けだして湖面が幾何学模様に変化、縦位置で見せたほうがいいかも、との講評。

 


2日(水)、当番で在席中のカット。

 


入選作品の中から数点取り上げます。
左は内田さんの「桜花爛漫」ですが、一見何が?と思われるかも。ご存じの方も多いと思いますが、塩谷の伊藤整の碑のあるゴロダの丘のカーブミラーを撮っています。ここは砂利道で、車が砂利を跳ね飛ばし、カーブミラーがぼこぼこに窪んでいます。なのでサクラが妙な形になりました。
右は小川さんの「回転」ですが、ビール工場の瓶詰回転機とのこと。時計の裏ブタ外して…と思っちゃいました(笑)。

 


右は、二村さんの「ノーマスクで笑顔」ですが、夕日の浜辺をバックにしたポートレートが秀逸、だと思いました。




左の作品、塚野さんの「ヒマワリの笑顔」ですが、小樽住吉神社の花手水での一コマ、和服の娘さんの笑顔が抜群。手前には、和服のお母さんが娘さんを撮っている。ストーリーができている。

 


市展最終日、6日(日)表彰式終了後、作品の取り外しが行われる寸前の光景です。

 

 

 

 

 

 


今週の1枚~小樽住吉線のイチョウ並木

2022-11-03 12:20:40 | 今週の一枚

      <小樽住吉神社前の住吉線から撮影 電線と中央分離帯の街路灯が邪魔だニャ~(我が家の猫の独り言)>

このところ体調不良が続き、10月末の各種イベント(ハローウイン他)撮影に行く予定をすべてキャンセルしてしまった。10月下旬から発熱、咳が続き、ひょっとしてコロナに感染か?慌てて、小樽協会病院の主治医の診断を受けたところ…

幸い陰性と分かり、単なる風邪とのこと。風邪薬を処方してもらったが、この風邪しつこい、熱はひいたものの咳がなかなか止まらん。という事でこの10日間ほど、殆ど外出していない。我が家すぐ下のメルヘン広場のハローウインも撮りに行けなかった。

という事で、通院途中で撮った銀杏の画像一枚だけしかない。こういうこともあるさ。あはは