<止まったままの時計塔>
凄いね、北海道内のコロナの新規感染者数の増加が、東京都の数と並ぶ勢い!こんな数で、東京都と競ってもしょうがないけれど…。
我が家でも、10月下旬に次女夫婦が相次いで感染。1歳2か月の孫4(次女夫婦の子)は、無事だとわかって一安心。さらには、2世帯住宅の孫娘3(専門学校生)が感染、1週間の自宅療養となって数日前に完治。どういう訳か、基礎疾患を持つ我ら老夫婦だけが罹らず、ぴんぴん。
極力自宅にこもってはいるものの、食料品等の買い物にも出なければならず…、そこで驚いたのは、物価の値上がり。価格に疎い私でもスーパーの価格の急騰は気になる。そんな中、19日に買い物ついでに若松町界隈、20日に小樽市民公園(正式には小樽公園)に晩秋の風景等を撮りに行ってきた。
☆若松町界隈
昼頃、日用品食料品の買い出しにサツドラ若松店へ。そして午後2時近く、旧岡川薬局の「Cafe White」で昼食。
サツドラ=正式名は、札幌に本社を置く「株式会社サッポロドラッグストアー」だが、略称「サツドラ」を店名としている。
サツドラ若松店に、車を止め、家内は一旦近くの北洋BKへ。私は周辺を撮影。駐車場隣のツタを内臓フラッシュで写し止める。緑から黄、黄から赤に変化中。
その隣家のアジサイが、紫色から枯れかけている。
同じ建物の右半分は空き家かな?玄関に立ち入り禁止用なのか、青のプラボードが立てかけてあった。注目は2Fの窓直下に40個近い丸い穴状のぶつぶつがある。何の跡かな?不思議だ。
さらに横を覗くと、またまた不思議な痕跡がある。モルタルの壁に直径7-8cmの穴が10個あってその穴が塞がれていることだ。何の痕跡であろうか?見れば見るほど不思議だ。
さらに、北洋BKのある国道5号線方向に進むと、目を見張るモダンなビルがある。壁の文字を見ると、デンタルクリニックとある。へ~、歯科医院が…、しかも医院名の英文がやや斜めに綴られている。なんと凝ったビルなんだろう。見ているだけで、嬉しくなってきた。
サツドラで、日用品や食料品を購入したら、午後2時近く。この付近に飲食店は?と思うと、そうだ旧岡川薬局にレストランがあることを思い出し、家内と入ることに。店名は「Cafe White」、初めて入る店だ。
<注>旧岡川薬局とは、1930年に建造された小樽市指定の歴史的建造物で、現在はリノベーションされて、カフェ、ゲストハウス、レンタルスペース(演奏会など)として利用されている。小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」による。
写真撮影OKとのことで数カットパシャリ。2Fの客席へは靴を脱いで右手の階段から上がる。我ら夫婦は1F席でカレーを。食事の間、4-5組のカップルが来店し、2Fへ上がっていった。ここは、小樽観光のスポットでもあるとか…。
ふと2Fを見上げると、この写真パネルが目に入った。ええ!マイケルケンナのモノクロ写真?と思い、店主に確認すると、そうらしいとのこと。実物であれば、1枚40万円程するかも。なお撮影はカラー(コンデジ)だが、ライトの影響で色が偏るので、PCでモノクロに変換。
☆晩秋を撮りに小樽(市民)公園へ
11月20日(日)小樽市民公園に、晩秋を撮りに…、人のほとんどいない公園ならコロナとは無縁のはず。
南樽駅下の入船町から、山の手回りのバスに乗り、紅葉橋付近で下車。佐野貸家を撮って…
バスを降りて、紅葉橋方向に進むと、佐野貸家が見える。周辺はすっかり枯草模様。さらに進んで坂を上がると、左手に赤い小さな赤い実がやたら目に付く。ナナカマドの実ではない。
何という木の実なのかわからない。樹皮を拡大して、検索するとケヤキと出てきたが…?
公園内に入ると、黄色くなった松(カラマツ)が数本ある。積丹方面に行けば、全山カラマツ林も見られるが、平地では珍しいかも。
大きな枯葉に影が映って…
さらに公園の山頂広場に向かうと…くねくねと撚れた枝が、マイケルケンナのモノクロ写真を思い出し、モノクロで暫し撮影。枝が多すぎて、ケンナ風どころではない。
あれれ、よく見ると枝の先っぽに新芽が出ている?大木の根元を見ると…ハルニレかな?これから真冬に向かうのに…不思議。(一つ上の画像とは撮影場所が違う)
公園の右手に向かうと、子供の遊び場に大きな黄色い葉の大木がある。根元に緑の囲いがある。柳の大木だ。その左横に見えるのはシラカバの木。
そこからさらに下ると…トーテムポールがあって、止まったままの時計塔がある。
いつ来ても6時39分を指したまま。トーテムポールや止まったままの時計の小径を下れば、花園町~小樽市民公園通りに出る。
この通りのイチョウ並木の黄葉を撮る。画面左のミルクプラントは、11月上旬で今期の営業は終了している。
結局モノクロ写真は思うようなカットはなかった。その後、小樽図書館で文庫本を数冊借りて、帰宅。