紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽市内桜めぐり~その1

2013-05-28 06:00:00 | 日記
今年の天気はどうなっているんでしょうかね。東北地方までは順調に進んだ桜前線も、津軽海峡を目の前にして足踏み、停滞、結局道南の松前町に到達したのが例年に比べ1週間遅れでした。道内はどこもゴールデンウィーク中に満開となったところはありませんでした。小樽も同様で、開花宣言が出たのは5月14日でした。例年であれば、4月末のGW前半に開花し、満開となります。GW終了と同時に散るというのがパターンでした。

5月の中旬に小樽市内の桜の名所と言われる手宮緑化公園と長橋の苗穂公園に写真撮影に行ってきましたが、早咲きのエゾ山桜もまだら模様。ソメイヨシノに至っては固い蕾のままでした。例年であれば、エゾ山桜の満開に合わせそのほかの桜が開花、満開となるのですが、メインのエゾ山桜でさえ、まだら模様の状態。満開の木のそばで一輪も咲いていないエゾ山桜があるという状態です。そのため全体にボリューム感に欠けて、冴えない桜の状況でした。

そんな中小樽市内の桜の名所を数か所撮影してきましたので、ご紹介します。なお、撮影期間中に快晴となった日は全くありませんでした。桜には青空がマッチするのですが…、そういう意味では会心の作品が撮れなかったのが残念でした。


(1) 長橋苗穂公園の桜

この公園については、過日水芭蕉とザゼンソウの写真で紹介しております(20013.4.26当ブログ「水芭蕉の咲くころ」)。ここは通常の公園と違って、園内に遊具は一切ありません。ところどころに木製の東屋や切り株に手を加えた椅子があるだけで、野鳥や樹木の観測を楽しむための公園です。この公園にはエゾ山桜を中心に約5000本の桜があるといわれています。桜の開花宣言から4日目の17日(金曜)に行ってみました。


開花から4日目、普通なら満開の時期ですが、蕾のままのエゾ山桜も多く、3分咲き程度でしょうか。見事な開花というには程遠い。


普通ならこの時期、白樺は新緑の葉をつけているのですが、いまだ枯れ枝のままの白樺が多い。


あいにくの曇天、青空であれば映えるのですが…


桜のトンネルも淋しい限り。


近くの小学校の生徒が、屋外観察していました。この池には春先オタマジャクシがたくさんおりましたが、今は何もない。何を観察しているのか気になります。


春先に見た水芭蕉も、葉が50-60cm程に育っていました。白い花は全くありませんでした。


公園の片隅にエゾエンゴサクが咲いていました。このエゾエンゴサクもGW頃が開花のピークで、今年は2週間ほど遅れているようです。


(2) 手宮公園・緑化植物園の桜

明治11年全国で3番目に敷かれた鉄道・幌内鉄道(小樽手宮~札幌~三笠)の始発駅となったのが手宮です。この旧手宮駅の北側山の斜面にあるのが手宮公園です。広さ19.7ヘクタール(東京ドームのほぼ4倍)、小高い頂部には駐車場と陸上競技場があります。そして海側には緑化植物園が併設されています。公園内には約500本の桜がありますが、老木が多く、数年前の台風でかなり倒壊しました。一方緑化植物園内には遊歩道が整備され、両側に桜やアジサイが植えられて季節には見事な景観を呈します。今回は5月18日(土曜)と19日(日曜)の両日、緑化植物園内の撮影に行ってきました。


遊歩道の桜の木々の間に新潟行きのフェリーが見えます。エゾ山桜は5-6分咲きですが、染井吉野はいまだ蕾状態なので今一つさえない。なお同じシーンで、私が昔撮影したカットが小樽市のホームページの一部に使われています。


園内の桜はここもやはりまだら模様でした。同じエゾ山桜でも、満開もあればいまだに蕾状態もありました。ソメイヨシノは開花までにはあと数日要するようです。


桜以上に見事な咲きぶりがシデコブシです。ピンクと白のシデコブシが見事。


女子カメラマンが見ています。


緑化植物園の海側に社があって、そのそばの人工池には、いまだ水芭蕉が咲いていました。


桜に和装の花嫁、花婿。偶然見かけましたが、モデル撮影ではなく、本物の花婿・花嫁だそうです。このシーンを遠方から眺めていた来園者が「おお、これぞ日本の原風景だ」と言っていましたが、まさにその感がしました。


一通り公式撮影が終わった後、お遊び撮影の時間ですと、新郎新婦にいろんなポーズを取ってもらって撮影。私も了解の上邪魔にならないように撮影させていただきました。


(3) JR南小樽駅の桜

南小樽駅構内の海側の急斜面には4-5本のエゾ山桜が植えられています。割と日当たりがいい所なので、市内でもここの桜は早めに開花します。しかし今年は、開花宣言の出た14日以降も蕾のままでした。下の画像は16日、イヌの散歩時に撮影したものですが、1分咲きにも至っていません。


1分咲きにも至っていない(5月16日撮影=5月第3週)。同じ第3週は、関東関西で最高気温が30度を超す真夏日が続いていましたでしたが、道内は平均気温を下回る10~15度程度でした。これが開花遅延の原因でもあるようです。


18日(土曜)に至ってやっと咲き始めました。


2分咲き程度でしょうか、


駅前ロータリーからホーム方向を撮影。老木が多いせいか、一部花の着かない枝もあって、こちら側からの撮影は絵になりにくい。


ロータリーと反対側から撮影。CASIO EXILIMでHDR撮影しました。1番ホームに札幌行電車が入線するところでした。


もう一枚HDR撮影。旧量徳小学校の敷地は新病院建設のため現在基礎工事中。画面中央手前の3本の桜は、JR函館線の敷地の斜面にあります。桜の奥の大きな木はプラタナスの大木で、旧量徳小学校の敷地にありますが、今回の新病院の建設の当たっては伐採を逃れたようです。


駅前ロータリーの反対側で、風の強い日に(5月21日火曜)、長時間露光(ND400使用、6秒間露光)をして撮ってみました。風で桜の枝がうねるように動いております。


(4) 色内町二段公園の桜

この公園は住宅商店街に挟まれた小さな子供の遊び場風公園で、鉄棒やブランコなどの遊具があるどこにでも見られるような公園です。旧手宮線沿いにある「ジャズ喫茶フリーランス」の横隣りと言った方が、場所がわかりやすいかもしれません。また道路1本はさんで海猫屋というレストランもあります。海猫屋は、小説家村松友視の小説「海猫屋の客」の舞台ともなっています。余談はさておき、この公園に数本の桜がありますが、そのうちの大きな古木に夜間ライトアップがされています。


公園の中央に1本の大きな桜があります。根元を黄色いべニア板で囲い、その中からライトアップしています。公園の傍には常に駐車中の車両がり、車両やべニア板を避けて撮ろうとすると、アングルが決まってしまう。


ジャズ喫茶フリーランスの横にも桜があります。


夕闇迫る中撮ってみましたが、ライトアップの照明が黄色く反応してしまいます。WBを変え、色調補正して何とかみられる画像にしてみました。Facebook友の佐藤元彦氏(小樽かま栄本部長)の撮影画像を参考にさせていただきました。


夜間のほうが絵になりそうです。日中目障りなものが闇に溶け込んでしまいます。

なお、この公園は正式には「よい子の遊び場」というようですが通称二段公園と言います。斜面に公園が設置されているために途中に段差があるからです。この公園から道路1本はさんで海側に「ダンジャーレ」というレストランがあります。そのレストランの前に桜が1本あって、レストランの赤っぽい壁と調和してとても目立ちます。


ダンジャーレの一本桜。


小樽市内には桜の名所がまだまだあります。次回その2では(6月5日)、天上寺の桜、水天宮の桜、朝里ダムの桜等を取り上げる予定です。

今週の一枚~祝津にしん群来祭り

2013-05-24 00:00:00 | 祭り・イベント
5月18日(土曜)~19日(日曜)の両日、第5回「祝津にしん群来(くき)祭り」が祝津前浜をメイン会場に行われました。メインは、ニシンを両日で1000匹を、無料で来場者に提供され、その場で網焼きにして味わえることです。そのほか会場には地元で捕れるニシンをはじめとした海産物、同加工品の即売会も行われています。両日に行われるイベントは次の通りです。
 1 第1回群来太郎 ニシン料理コンテスト ニシンをメインとしたレシピのコンテストです。
 2 しりべしコトリアード フランスブルターニュの郷土料理をベースに、後志の素材を食べるスープです。1杯500円
 3 ニシン山道フットパス 赤岩~祝津間の絶景を回るコース。
 4 ニシン稚魚放流式
 5 祝津鰊番屋を巡るツアー
 6 日和山灯台の一般公開

そのほか「浜の石投げ選手権」「親子イソガニ釣り大会」「群来写真パネル展」等が行われました。上記のうち、項目1~3は今回第5回から新しく企画されたものです。第3回鰊祭りまでは、祝津フォトコンテストが実施されていたのですが、残念ながら、第4回目以降中止となってしまいました。前置きはこのくらいとして、19日(日曜)昼ごろ娘家族と行ってきました。幸い好天で、無料開放された水族館の駐車場はほぼ満車状態でした。


イヌも連れて来ました。


販売コーナーでニシンの三平汁を購入。塩漬けのニシンのせいか、ニシンの身がやたらとしょっぱいのには閉口。まぁ、血圧の薬服用しているからいいか。


無料ニシンのコーナーは長蛇の列。1時間以上並ばないと無料配布券はGET出来ないとか、有料販売コーナーでメスニシン(@400円、ちなみにオスは@300円)3匹購入。孫娘二人が網焼き当番。


まだ焼けないかな、こっこの数の子もよく焼いてね。もうイヌのやつ舌舐めずりしている。


孫娘二人とも焼きニシン1匹づつ完食。残りの1本は私と孫息子で完食。

海産物の販売コーナーで、いろいろと買い込んで今夜のおかずになるらしい。各種のイベントを見ずに午後2時過ぎには会場を離れました。久しぶりに浜風の匂い、天気がよく気持ちの良い一日でした。


やっとフォトコンテスト入選通知が…

2013-05-20 06:00:00 | フォトコン関係
いや~、不振が長く続きました。4月初めに「e-家フォトコンテスト~窓辺を飾る風景」の入選通知があって以来、落選、選外、残念ながら…のお知らせの連続。こうも入らないとなると、この後永遠に入らないのでは…などと気が滅入っておりました。例年ならば4月は4-5件の入選連絡をいただいていましたが、結局この1件のみにとどまってしまいました。

5月に入って、GW中にたて続けに3件の入選通知。やっとどん底からはい出したかもしれないと思っていると、そのうちの1件は「最優秀賞」と「入選」の2点が同時入賞となりました。その同時入賞を紹介いたします。


☆ トヨタカローラ札幌「GO!GO!ドライブフォトコンテスト」

<フォトコンテストの概要>
トヨタカローラ札幌創立50周年記念行事の一つとして企画されたフォトコンテストです。風景・四季部門とドライブ部門の二つの部門に分かれています。風景・四季部門は平成24年の夏の風景に始まり、秋の風景、25年の冬の風景、春の風景(6月末締め切り)の4回実施されます。ドライブ部門は、24年は車の映り込んだ写真が条件でしたが、25年からは冬の笑顔、春の笑顔になりました。

この風景四季部門では、平成24年夏の風景で尻別川のラフティングの写真が銀賞に入っています。このときはグランプリ、金賞、銀賞、銅賞の4段階(各季7点)でしたが、25年の冬の風景からは最優秀賞と優秀賞の二つのランク(各季6点)のみになりました。

風景・四季部門 テーマ冬の風景写真 最優秀賞 「厳冬の石狩浜」 (クリックするとトヨタカローラ札幌のフォトコン入賞作品ページに飛びます)


<審査員(旭山動物園専属カメラマン)今津邦彦氏講評>
今年の北海道の冬は、とても寒かったですが、その空気感が伝わってくる写真です。船着き場の蓮葉氷に加えて、船の上にもちらつく雪が冬の風景らしい写真になりました。

この画像は、今年の1月13日北海道開拓の村撮影会に写友(フォートピア)5人で朝早く石狩浜経由で出かけた際に撮影したカットです。途中猛烈なブリザードに出会い、普通なら引き返すところを、こういう日にしか撮れない写真あるといって先に進んだことがいい結果につながったようです。

ドライブ部門 冬の笑顔写真 笑顔賞 「あったかいど~、北海道」


この作品は、然別湖で行われたコタン祭りの屋外露天風呂で撮影したカットです。


なお5月の入選作品他の2件は、住友林業・きこりんの森第2回フォトコンテストとキャンピンカーグフェスタ2013年・くるま旅写真コンテストです。キコリンの森フォトコンテストについては入選通知をいただきましたが、詳細は未発表ですので割愛させていただきます。


☆ キャンピングカーフェスタ2013年in広島・くるま旅写真コンテスト みろくの里賞「日本最北端ノシャップ岬の夜明け」

日本RV協会協賛のキャンピングカーフェスタは、キャンピングショウ-などと名称を替えながらも全国各地で行われています。広島開催のフェスタの場合は写真コンテストも事業の一環として取り入れられています。テーマは旅に関する写真であれば、OKです。


数年前に稚内ノシャップ岬で撮った一枚です。ここの日の出は早く午前3時半には東の空が明るくなりました。たまたま鱗雲が出ていて、このような幻想的な一枚になりました。


☆ 窓辺を飾る風景フォトコンテスト 入選 「出窓の小物」

このフォトコンテストは毎月実施されていますが、入選点数が3点と少ないことに加え、窓辺の風景がしょっちゅう変わるわけではないので応募に苦労します。昨年9月に続き2度目の入選になります。


娘の部屋を覗くと、出窓に小物が飾られていました。小型の観葉植物の横にネコが皿を持った置物があったので、それをメインに撮ってみました。





今週の一枚~秩父別中の研修旅行

2013-05-16 06:00:00 | 今週の一枚
それは14日午後市内の桜開花を撮影にふらつき、小樽運河プラザで一息ついていた時のことでした。午後2時頃、いつもは静寂としているプラザ内の休憩所が急に慌ただしくなってきました。何事かと思っていると、テレビ局のスタッフがテレビカメラを持ち込み、前後して研修旅行中と思われる中学生が20人ほど入りこんできました。

プラザ内の係員に聞くと、秩父別(チップベツ)中学校の生徒たちが、プラザ内で町の特産品をPR・実験販売するということでした。秩父別と聞いて急に懐かしさを覚えました。私が生まれ育った雨竜町の隣町だったからです。空知支庁(今は空知総合振興局というのかな?)の北部に位置し、石狩川の支流、雨竜川沿いの村(両町とも昭和30年代中ごろ村から町になった)で、米作地帯でした。米のほかには特産品が思い浮かびませんでした。

彼らは引率の先生のもと、プラザ内の一角に、販売スペースを設置し、テーブルに特産品を並べ始めました。はてな、何が並べられるのかと見守っていると、中身が赤い瓶が並べられました。ケチャップかなと思い、覗き込んでみると、「赤ずきんちゃん」というブランドのトマトジュースです。その横にはペットボトルに詰められたお米が並べられました。


プラザ内の一角に販売スペースを設置する秩父別中学校の生徒たち。右端黄色いジャケットの男性はテレビ局のカメラマン。


ほぼ陳列が終わり、お客さんもちらほら。でも初めての経験なのか、生徒たちはただおろおろするばかり。

引率の先生に、「買っていただいたお客さんにお礼の挨拶をしなさい」と言われ、初めて「ありがとうございます」と声を出す一コマも。
なお、この日展示即売された特産品は…

   ☆赤ずきんちゃん(トマトジュース)小180ml 200円 大1000ml 750円
   ☆米 ゆめぴりか450ml 400円  ななつぼし450ml 350円
   ☆ポテトチップベツ(バラ風味のポテチ) 150円
   ☆ブロッコリーらー麺1人前(みそ、しょうゆ、塩) 300円
   ☆そのほかに、完熟かぼちゃポタージュ、蕎麦などなど

どれがおすすめですかと生徒に尋ねても、困惑顔を示すばかり。そばで引率の先生がすかさず助け舟。「このラーメン食べましたが風味が良くていいですよ」と、ブロッコリーらー麺がおすすめとのこと。みそとしょうゆの2個を、さらにポテトチップベツを1個購入しました。そこで先生が生徒たちに向かって一言。有難うございます、はと。生徒たちあわてて「ありがとうございます」。

引率の先生によれば、今回の研修をたんに小樽の町中を見学するだけでなく、生徒たち自身で町の特産品をアピール・販売することで、地元意識を強めることが出来るし、町の将来の担い手育成の一環にもなるできるのでは、と考えたからだそうです。

小樽の町中には、今日も多くの中学校や高校の生徒たちが研修旅行で来ております。でも彼らのほとんどはお土産にガラスを買い、海産物を買って、大きな紙袋を抱えて満足しているようでした。

それはそれで研修効果があるのでしょうが、今回の秩父別中学校の生徒による試みが、どこの市町村でも悩み苦しんでいる町おこし策の大きな一歩になるのではないか、暗示しているような気がしました。小樽市の学校でもこのような試みをやっているんでしょうかね?


秩父別中学校の皆さんの笑顔素敵でしたよ。初めての経験らしく、戸惑いがあったようですが、今日の経験は君たちの成長に大きくプラスすることは間違いありません。これからもがんばって勉強に、課外活動に頑張ってください。大きなエールを、君たちに送ります。

なお、今回の写真撮影並びにFacebook、ブログ等への掲載については、引率の先生のOKをいただいております。

小樽懐かしのシーン~その2

2013-05-12 06:00:00 | 写真
第2回目小樽思い出のシーンは、商業施設マイカル小樽(現ウイングベイ小樽)に関するシーンを中心に取り上げます。現ウイングベイ小樽は、周知のように、平成11年にマイカル小樽としてオープンした商業施設でした。JR小樽築港ヤードの一部を敷地として、その面積34万平方m、5000台収容可能な駐車場は、昭和56年に船橋に完成した「ららぽーと」を凌ぐ商業施設として有名になりました。しかしわずか4年で、テナントの撤退や改廃が続き、マイカル小樽は経営破たんしてしまいました。その後はウィングベイ小樽に改称され現在に至っております。

ともあれ、華々しく開業した商業施設も、有力テナントの撤退や空きスペースの増加などが相次ぎ、今も苦しい経営が続いているよです。そのため、近年は様々なイベントや施設の縮小、改廃が相次いでいます。当初の核商業施設であった「小樽ビブレ(ファッション専門店)」の撤退に続き「石原プロワールド・西部警察」や「小樽よしもと」も撤退してしまいました。ということで、今はもう見られなくなった画像がたくさんあります。そこで今回は、当初華々しくデビューしたそれらの施設等の写真を中心に、今はもう見られないシーンを振り返ってみたいと思います。


(1) 石原プロワールド・西部警察

ご存知のようにウイングベイの道路1本はさんで海側に、「裕次郎記念館」があります。ここの分館のような形でマイカルに出店したのが、この西部警察です。残念ながら私はこのテレビドラマを見ておりませんし、入館したこともないので施設の中身までは知りません。


入館入口の女性スタッフが格好いいのでパチリ。


休日には行列ができるほどの入り込みでした。


床にはドラマシリーズで使用した機材の数が書かれています。壊した車両4000台、使ったダイナマイト〇〇トン、破壊した家屋…というように…


(2) 2番街オープンスペースの球体

マイカルはJR小樽築港駅とマリンロードでつながっていますが、築港駅側から五つのゾーンに区切られています。築港駅側が「1番街)」次いで「2番街」で、現在1Fの1番街、2番街はビバホームが入居しています。「3番街」はホテルになっています。4番街という名称はなく「5番街」になって、「6番街」は、ポスフールが入居しています。1番街には創業当初は「小樽ビブレ」が入居していました。そして2番街は4Fまでふけ抜けで、ここにスチール製のオブジェというか、名称は忘れましたが、当時としては珍しい仕掛けがされていました。言葉で説明するよりも画像を見て頂いた方がわかるかと思います。


音楽に合わせて、スチール製の球体が伸び縮みして上下に移動する。周囲の壁に設置された色いとりどりのライトに当てられ光りながら移動する姿が珍しく。休日には親子連れが大勢押し寄せました。


床、壁に模様が反射してとても幻想的でした。


(3) ビブレを闊歩する厚底靴


H14.4月撮影、当時ヒールの高さが10cmを超えるような厚底靴が流行ったのを覚えておられことでしょう。


通りすがりの坊やもびっくり。


(4) ウイングベイのビッグツリー

毎年11月から2月の中旬(「小樽雪あかりの路」イベント終了まで)まで、3番街ネイチャーチャンバー屋外に、高さ20mのエゾマツに約4万個のイルミネーションが飾りつけされます。ビッグツリーと呼ばれ市民に親しまれてきましたが、数年前(平成20年ころ)に、強風で枝が折れるというアクシデントがありました。幸い夜間のことでけが人等は出ませんでしたが、翌21年以降は、ビッグツリーは中止されてしまいました。


中央が、日高町から寄贈されたエゾマツ。


湾曲した壁面のガラスにイルミネーションが映り込んで、とてもきれいだ。


現在はビッグツリーに変わって小ぶりのマツが数本取り付けられ、さらにアーチ形のオブジェの加わってにぎやかになりました。


(5) ナムコランドのダンス・ダンス・レボリューション

現在のゲームランド「ナムコランド」にこのマシンが設置されていました。マシンの指示に従って、リズムを踏みながら足を交差させて台座の板を踏んでいくゲームです。このゲームは大ヒットしました。家庭用にビニル製のマットも売り出され、我が家でも娘たちが興じたことがありました。


大勢が見つめている中で演じるだけあって、さすがに上手い。


華麗なステップに、子供も唖然としている。


右側のカップル、次は私たちの番よとでも言っているのか…


私だってステップふめるわよ、と小さな女子が…


ナムコランド隣には、3-4F吹き抜けのダイナコースターがありました。いわゆる室内版のジェットコースターでした。現在はカードの自販機やガチャポンが置かれ、子供用のエアドームが設置されていますが、つ見ても閑散としています。


(6) 大観覧車

小樽築港駅寄りの1番街と築港駅を結ぶマリンロード沿いにこの観覧車があります。最頂部は地上約60m、1周12分間のスピードです。小樽港が一望できるとはいえ、ウイングベイの花火大会の日を除いて、乗客が列をなしているのを見たことがありません。ほとんど空で回転していましたので、よくつづくものだと思っていました。私自身は家族と何度か乗車しましたが、それもウイングベイで3000円以上の買い物レシートでの無料乗車でした。やはり数年前に営業を中止してしまいました。


最頂部からの眺めはいいのですが…、小樽の夜景そのものにきらびやかさが欠けるせいか、見ていても今ひとつという感じがしました。


揺れる観覧者、何かおかしい?別に震えている訳ではありません。また画像には一切加工を施し於ていません。謎解きをしてみてください。ああ、画像を上下逆さまにしました。


私のお気に入りカットの一枚です。トリンプの下着のモデルが…です。今はこのようなカットの撮影が出来なくなりました。なお、TRIUMPHは、トリンプと読むと下着メーカーを、トライアンフというとイギリスの車メーカーを言います。


(7) 小樽マリーナのイルミネーション(追加)

前回ブログのその1では二つの画像しかアップしませんでしたが、ご紹介したい画像がまだまだありますので、ここに追加捨て置きます。


裕次郎会館の裏側遊歩道から撮影。


波のない日は、ヨットに飾られたイルミネーションが海面に反射します。


一番手前のクルーザーには帆だけでなく船体にもイルミネーションが施されています。


このように華やいだイルミネーションも、平成20年ころから燃料費の高騰が続き、規模が縮小してきました。そして23年からはマリーナハウスを除いてヨットの電飾は全面中止となってしまいました。

我が家の子供の日は…

2013-05-08 06:00:00 | 日記
過去にこんなことってあったのだろうか、とにかくひどい、というか異常だ。え?いえいえご心配なく、ゴールデンウィーク中の天候のことなんです。4月27日(土曜)から始まったGWは、最終日の6日(月曜、振り替え休日)までの10日間、一度も晴れた日がありませんでした。それどころか、毎日雨、雨、雨、10間連続の雨日、しかも寒い。この間最低気温が1~4度、最高気温が10度以下という3月下旬並みの低温。降雪・霜注意報が出た日もありました。桜の開花はどうなるんだろうと心配するほどです。

大雨こそありませんが、内地で言う梅雨のような状況。まぁ、湿気が全くないだけ、梅雨よりましかも知れませんが、それにしても…気の毒なのは観光客。この時期小樽には多くの観光客が来ておりますが、誰もがフードの襟を立て寒そうに前かがみになっています。我が家でも孫たちが、GWはどこかに連れて行ってと言っていますが、こう天気が悪くては、出かける気にもなりません。連休後半に出かけることもあろうかと、一応スタッドレスタイヤを夏タイヤに履き替えはしましたが…

ということで、5日の子供の日に近場の温泉に行こうということで話がまとまりました。幸い曇りのち雨の予報で、雨は夜半という予報。娘も娘婿も仕事が休みというし、7人乗りのワゴン車で、ニセコ方面に向けて出かけることにします。国道は渋滞が予想されるので、塩谷の農道を通って仁木町に出ることにします。


乗ったとたんに一番上の孫・紀斗は車に酔ったーというし…


孫娘(小6の悠里と小4の綺里)二人は、任天堂のゲーム機DSに夢中。対向車とすれ違いざまに、「出会った!」と。友達コレクションというゲームで、同じソフトを持つ子とすれ違うと、お友達が増えるらしい。沖縄の子とすれ違ったらしい。

農道をさらに進んで、国道と合流する手前の仁木フルーツパークに立ち寄ります。6-7台の車が駐車中でした。フルーツパークには私は初めて入りましたが孫たちは何度か来ているようです。入り口わきの植物園コーナーに入ると、レモンをはじめサボテンなど南国風の直物が植えられています。佐藤錦というサクランボの木の花が満開でした。


一見リンゴの花と似ているような…


園内を散策する娘と孫たち。


レモンが木になっているのをはじめてみました。

ここでは観賞用のかごに入ったイチゴを一鉢購入しました。一番下の孫娘が、小学校の実習でペットボトルで育てたイチゴを自宅で、去年越冬に成功し、初夏のころから9月初めまでイチゴ収穫しました。養分の補給を欠かさず与えたところ、蔓が2mほどに伸びなんとひとつの苗から10数個のイチゴを収穫したのでした。今年も収穫をと期待していたのですが、不注意から、この冬枯らせてしまいました。ということで代わりに買い求めたわけです。購入の時4-5個の真っ赤な実がなっていましたが、たちまち孫たちの口の中に入ってしまいました。さて孫たちはパークの小高い丘にあるローラー滑り台へと向かって足りだしました。黄色いこの滑り台は全長153mあります。


スポンジのマットに座って滑る。


孫たちは、キャーキャー言いながら…、婿も童心に帰って滑る。


153mあるとさすが滑り応えがあるようだ。4度ほど滑るとさすがに疲れたと…


雪解け直後で温かい日が続かないので新緑には程遠い景色。

仁木フルーツパークをあとにして次は、仁木町の道の駅「キノコ王国」に向かいます。ちょうど昼食の時間で、駐車スペースがあるかどうか不安でしたが、GWとはいえ悪天候で例年に比べ人出が少ないのか、満車には程遠い状況でした。なんといってもここは、一杯100円の「キノコ汁」が目玉です。


好き嫌いの激しい孫・紀斗もキノコは好物だが、顔色がさえない。車酔いがまだ収まらないとのこと。


室内の椅子席は満席。屋外の席は周囲をビニール幕で囲ってはいるものの風が入り込んで寒い。日差しが幾分出てきたものの、気温は上がらない。


注文口には長い列ができていました。


食事の後はキノコ・野菜棟の販売コーナーめぐり。

腹がふくれると、キノコや野菜の販売コーナーに興味のない孫たちは父親とともに隣接のスポーツコーナーに向かいます。バスケットコートを借り受けたようです。


一番下の孫、綺里がナイスシュート、


一番上の孫は中学校でバスケット部というが、どうも怪しいものだ。

小1時間間ほどバスケットボールで遊んだ後、温泉に向かいます。アトピー炎症を抱える孫もいて、皮膚病に効果ががあるという大湯沼の雪秩父温泉に向かいます。さすがニセコの町に入ると残雪が多く春の訪れが遅れていることがわかります。もともと羊蹄の周辺は道内でも豪雪地帯ではありますが、今の時期にしては多い。ただこれほど残雪があるにもかかわらず、ボーダーやスキーヤーの姿が見えず、周辺のスキー場のリフトは動いておりません。PCのスキー場情報によれば、ニセコ地域の2-3のスキー場は、GWの最終6日(月曜・休日)まで営業予定ですが、小雨ぱらつく悪天候で(雪崩の可能性もある)クローズしたのかもしれません。


雪秩父温泉のある大湯沼。駐車場から沼の周辺に散策路があるのですが、立ちり禁止のロープが張られています。


孫娘がDSでパチリ。今どきのゲーム機には、3Dカメラ機能がついていると知って驚きました。


早速露天風呂に


婿と孫は風呂の中で泥パック。頭がよくなる効能があるといいんだが…。

午後5時頃雪秩父温泉をあとにするころには、天気予報通り、かなり激しい雨が降ってきました。車酔いが激しい孫のために途中何度も休憩しながら小樽に向かいます。途中下車したニセコの道の駅「ビュープラザニセコ」も閑散。


駐車場には10台ほどの車が止まっていますが野菜売り場コーナーを覗くと閑散としていた。

午後7時過ぎに小樽市内に到着。夕食をどうするかでまたまたひと悶着。あれが嫌いこれが食べたいと孫たちは勝手なことを言うし、そういう私自身も好き嫌いの激しい方で…。花園町の焼き肉店「三四郎」にともかく入店。焼肉だとだれも文句が出ない。20分ほど空席待ちはしたものの、孫たちはメニューを見てあれがいい、これがいいと、値段に関係なく注文。財布が気になるが、今日は子供の日、まあ、いいか。


手前は婿のノンアルコールビール。


一番下の孫娘綺里は、お節介焼き。ジジ焼けたからあげるネ。次から次と皿に放り込んでくる。いいから自分の分を食べなさい、って親に叱られる。


何皿か追加、追加、

最後にシャーベットを追加して1時間余で切り上げましたがはたして会計は…、婿が清算。一足早い母の日、父の日のプレゼント代わりとのこと。遠慮なくごちそうになります。今日は、とてもいい子供の日&母の日、父の日でした。

小樽懐かしのシーン~その1

2013-05-04 06:00:00 | 写真
4月10日付のブログで、新しいスキャナー(CanoScan9600FMark2)を購入したことをご紹介しました。その後精力的に古いネガフィルムを取り込んでおります。とはいえ、フィルム自体膨大な量があって、ミニアルバムとフィルムを照合しながら、取捨選択して取り込んでおります。ネガフィルムとポジフィルム、さらに学生時代のフィルム等を合わせると、3000~3500本、約10万カットを超えると思われます。フィルムに整理番号を討ち始めた平成10年ごろのフィルムから取り込んでいますが、いまだ4分の1も進んでいない状況です。

デジタルデータ化を進めていると、今はもう見られない懐かしいシーンがたくさん出てきます。そこで今回は小樽市内に限っていまはもう見られないシーンを再現してみたいと思います。皆さんにとっても懐かしのシーンが出てくるのではないでしょうか。


(1) 奥沢水源地

大正3年から小樽の水道水の水源として使われてきた奥沢ダム(水源地)も、堰堤に陥没が見つかり、平成23年8月をもってダムの廃止が決まりました。平成22年までは毎年6月の水道週間に限って立ち入りが認められていましたが、現在は立ち入り禁止措置が取られています。私がはじめてカメラを持って入ったのが平成10年6月でした。その時は偶然か、カモメがたくさん橋に止まっておりました。その後何度か家族で訪れましたが、平成18年6月に訪れたときには、鉄橋の上部にカモメ除けのピンが建てられてしまいました。


平成10年6月3日撮影。以下同じ。ダム中央の取水塔に至る鉄橋の上部に、カモメが鈴なり。H12年10月日本水道新聞「水の写真コンテスト」佳作「新緑の水源地」


橋の下をくぐってカモメが一羽着水。この画像は、小樽市民協議会「小樽カレンダー2001年」入選「水源地」しました。


と同時に鉄橋に止まっていたカモメも飛び出した。


(2) 小樽商科大学

私の母校ですが、伊藤整も小林多喜二も学んだというこのグリーンの学舎は、老朽化が進み鉄筋コンクリートの近代的な校舎に変わってしまいました。一部に歴史あるこのグリーンの校舎を保存すべきという声も出ましたが、たいした広がりも見せず、あえなく解体されてしまいました。学生時代は車の免許が取りたいという一心で、自動車部に入りました。当時の部にはまともに走る車は一台のみで、あとは車検なしのおんぼろ車が1台のみ。警察署にお願いして、車検なしで、旭展望台の道路を通りグランドまで運転したものでした。おおらかな時代でした。


このグリーンの校舎=小樽商大というイメージが強く、この校舎がなくなって母校が消えたという思いが強い。撮影はすべて昭和39年ころ。


部車で旭展望台へ。当時は周囲に木々がなく、見晴らしがよかった。


偶然緑陵高校(現小樽商業)の女子生徒がスケッチに来ていた。


(3) 小樽駅前の歩道橋(長崎屋と国際ホテルを結ぶ)

この歩道橋がいつ頃造られたものか知りませんが、写真撮影には大変ありがたい歩道橋でした。ここから小樽駅に向けてカメラを構え長時間露光で車の光跡をよく撮りました。また海側に向かっては、第3埠頭の右側15番バースに着岸する大型船が見られます。ただ通常は16番バースに着岸しますので、年に一度見られるかどうかですが…


平成10年12月撮影。中央通り拡張前。


平成16年4月撮影。中央通り拡張後。


平成20年3月撮影。歩道橋を直接撮影した画像がないので、影の画像で代用。国際ホテルが工事中で、歩道橋は一部取り壊されています。この後全面撤去されました。


(4) 花園レインボータウン(現花園銀座街)

第2大通り花園町の信号からサンモール一番街までを、今は花園銀座商店街と称しております。かつて平成10年ころには、この通りをレインボータウンと呼んでいたことをご存知の方も多いと思われます。夜間街路灯の点くころには、七色の照明(実際は赤、青、緑等数色)が商店街を照らしておりました。しかし、いつしかその七色の照明も取り払われ、普通の街路灯にとってかわられました。


平成11年3月撮影。当時は車道は2車線で対面通行でした。とはいえ両側に駐車中の車両が多く、通りにくい道路でした。右端にDPE店フォート商会の看板が見えますが、時代の流れでしょうか、2年ほど前に閉店しました。


現在よりも照明も多く点いていて、にぎやかだったような気がします。


(5) 小樽中央市場のガンガン屋台

平成13年の「小樽雪あかりの路」のイベント期間中に、中央市場内でガンガン屋台なるオープン形式の屋台飲み屋が出来ました。市場内に簡易テーブルを作り、一斗缶を逆さまにして座布団を敷き椅子としました。市場内で酒とつまみや惣菜とうの肴を調達して飲むというものでした。当初はイベント期間限定の飲み屋でしたが、好評で通年営業となりました。これが評判となり後年「小樽屋台村レンガ横丁(サンモール一番街)」や「小樽出抜き小路(運河浅草橋筋向い)」が出店するきっかけともなりました。しかし本家本元のガンガン屋台も、市場の衰退に歯止めがかからず、いつしかガンガン部隊(ブリキ缶を背負った行商人たち、昭和30年代に活躍)の写真とイラストが残っただけとなりました。


昭和30年代竹籠やブリキのカンに魚等の食料品を詰めて、小樽駅から各地に行商に出かけたご婦人方。中央カラーは人形で、セピアカラーは往時の風景写真。


画面左は、往時の風景イラスト。


簡易テーブルに、ブリキの一斗缶を逆さまにして椅子代わりとしたところからガンガン屋台とも言われている。


(6) 小樽マリーナのイルミネーション

小樽港にマリーナが完成したのは平成2年と言われています。その後第1回雪あかりの路が開催されたのが平成10年です。雪あかりの路に協賛する形でマリーナのイルミネーションが始まりました。始まった年は定かではありませんが、比較的新しく平成16-7年ごろかと思われます。平成23年には燃料費の高騰や経費節減等によって、イルミネーションの取り付けは廃止されました。マリーナのイルミネーションについては、次回でも取り上げます。


平成17年12月撮影。美しい三日月が出ておりました。


波の全くない日で、長時間露光で撮影しました。


マリーナ隣の貯木場。この風景も全く見られなくなりました。


(7) 平磯公園から見る小樽港

平磯公園グランド横の高台は小樽市眺望地点に指定されています。眺望地点は市内に6か所指定されていて(天狗山、毛無山、平磯公園、手宮公園、水天宮、旭展望台)、景観条例によって眺望を妨げる建築物等が規制されています。とはいえ、ここ平磯公園の場合は、かつて小樽港が見渡せていましたが、現在は手前の木々が成長して見渡しにくくなっています。平成9年9月に、米軍の空母「インデペンデンス」が勝納埠頭に入港した折には、全体が見渡せました。このとき築港ヤードは、商業集積マイカル(その後ウイングベイ)がまさに建築中でした。


平成9年9月撮影。中央奥が空母インデペンデンス。手前はマイカルが工事中。


空母出港後の撮影です。


なお、旧小樽運河の画像等については2009年4月10日付ブログ「ちょっとレトロな話~小樽運河今昔」に掲載しております。

小樽思い出のシーン~その2では、主にマイカル・ウイングベイにかかわる画像を中心に取り上げます。