紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

秋の気配が一段と…街中散策

2019-10-25 16:58:22 | 街中ウォッチング

                         <小樽住吉神社社務所前 大量の雪虫が飛び交う この小さな白い妖精とは…>

 

 

早いもので、10月もはや下旬。自宅の周辺には雪虫が飛び交い、向かいの旧海陽亭のツタも赤く染まってきました。朝夕の冷え込みに耐えかねて、我が家でも数日前から石油ストーブを時折スィッチオン。さすが床暖やこたつの出番は、まだ先ですが…

ということで、秋の気配を肌で感じるべく、街中ふらりふらりと散策しました。幸い春先から悩まされていた腰痛も、少しは改善され、15分程度であれば、なんとか歩けるようになりました。

 

☆秋は美術鑑賞の季節…

小樽駅前第一ビル1Fをたまたま歩いていると、普段開かれていない駅前ギャラリーが、珍しく写真展を開催している。しかもわが母校・小樽商大の写真部が「特撮 小樽商科大学」というテーマーで…覗いて見ました。

 


商大写真部員の皆さん。「6月29~30日の緑丘祭に、写真部は、写真展示していませんでしたが…?」と尋ねると、「食べ物屋台を出して、まずお金を集めるのが先決でした。写真展実施するにも費用がかさむので…」とのこと。(今回の写真展は、10月12~20日まで)

 


展示されている写真は、主に北大との応援団対決の写真が中心でした。チラシにある「特撮」とは…? 深く突っ込むのはやめておきました。

 


この会場で同時開催(共同)されていたのが、三浦群来さんの著作「Invitaition」です。彼女は小樽出身ではありませんが小樽が好きで、小樽にかかわる著作3部作を展示しております。第2作目には、商大応援団の話がかなり大きく取り上げられています。なお本書は一般書店では取り扱われておらず、JR小樽駅内たるしぇに置かれております。(1冊税込み1000円) 私も1冊購入。

 


小樽市文化祭の一つ「書道展」も見てきました。

 


達筆で、何と書かれているのかわかりませんが…

 


稲穂十字街から花園商店街に抜けるアーケード商店街が「サンモール一番街」。ここの「屋台村」の入り口に1台のピアノが置かれていて、誰でも弾くことができます。このピアノは市内の小学校が統廃合で使われなくなったものをここに設置したものです。偶然通りかかると、初老の男性が、聞き覚えのある「Beautiful Sunday」(1972年ダニエル・ブーンのヒット曲)を演奏しています。暫し聞きほれてしまいました。弾き終わると、通行人からも、大きな拍手が沸き起こりました。

 

☆食欲の秋…
JR小樽駅のそばの三角市場に行ってみました。お客の8-9割方はアジア系外国人(中国人が多いような気がします)。

 


三角市場の中には鮮魚店直営の食堂が数店ありますが、そのいずれもが長い行列ができていました。

 


海鮮丼専門のお店のようです。ここも満席で、順番待ちのお客が並んでます。画像からは見にくいですが…うに丼が一杯5900円!ええっと目を疑いましたが、数軒のお店みな同じような値段。その他の海鮮丼も3~5000円、いやはや誰が食べるのか、びっくりです。小樽市民には昼飯に5000円もかけるなんて、とても信じられない話。

 


こちらは運河そばの「出抜き小路」、1本180-200円の串焼きをほおばっています。店によっては結構いい値段のところもあります。

 


高い値段の店は客の入りは少ないようです。

 


都通商店街で見かけた、タピオカ入りの飲み物を売っている店Kohaku、長い行列が来ていました。店から出てきたカップルに聞くと、ここのタピオカ入り飲み物は有名なんですよ、との返事。昨年孫娘の通う小樽双葉高校の文化祭で、初めて「タピオカ入り抹茶ミルク」なるものを飲みましたが、「黒っぽいもちもちした味っ気のない…粒」よくこんなものを、というのが感想でした。

 


こちらはJR小樽駅内の立ち食いすし店。満席状態。値段がリーズナブルなせいでしょうか。

 

☆紅葉が進む街中…小樽の街路樹はナナカマドとプラタナスが多い

 


街路樹の一つナナカマド。実はすっかり赤くなりました。

 


小樽運河の観光案内書横のナナカマドは見事、真っ赤です。葉はまだ赤くはありませんが、やがて葉も真っ赤になります。おっと、画面右の丸いポストに注目。市内ではほぼ3分の1くらいは、この赤い丸ポストです。ただA4サイズの写真を送付するのは不可ですね。

 


日銀通りの両端にはプラタナスの街路樹があります。なお、中央右奥の緑の屋根の建物が旧日銀小樽支店、現日銀金融資料館です。プラタナスは、葉が大きく、秋口には大きな枯れ葉が道路一面に散らかります。なので本格的に枯れる前に枝葉を切り落としてしまいます。

 

☆小樽運河の倉庫群に張り付いたツタも真っ赤に染まって…

 


ツタは日当たりの有無によっても真っ赤になったり、青々(緑というほうが正しいかも)としていたり様々です。

 


運河近くを歩く女性の影も長~~くなって…

 

☆雪虫が飛ぶと、まもなく初雪が降る…
今の街中は雪虫が大量に飛び交っています。道外の方には雪虫といっても、ピンとこないかと思いますが、体長4-5㎜で尾が白い綿毛に覆われ、民家の軒下や街路樹周辺に大量発生します。

 


運河そばの色内交差点から日銀通りのプラタナスを撮影した画像ですが、画面に無数の白い点々があります。これが雪虫なんです。私の指に止まった雪虫を拡大してみました。道民は「冬の使者」とか「冬の妖精」と呼んでいますが、じつはアブラムシの仲間です。1週間から10日ほどの命で、この妖精が飛ぶと間もなく初雪が降ると言われています。

 

☆小樽観光の中心街メルヘン広場は、ハローウィンでにぎわう…

 


洋菓子店ルタオの店員さんも魔女の格好で観光客と写真を撮り合う。

 


メルヘン広場でカボチャを撮る若い、子連れの夫婦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉シーズン到来…赤井川村へ

2019-10-20 10:27:20 | 日記

 

9月まで猛烈な残暑が続きましたが、10月に入ると一転寒さが増して、最低気温が一けた台前半、それも霜が降りてもおかしくないほどに冷えてきました。急速に秋が深まり、街中でも蔦やエゾヤマザクラの葉が赤く染まってきました。そんな中、10月10日(木)赤井川村の落合ダムとキロロに行ってきました。

キロロはスキー場として有名ですが、シーズンオフ中は、様々なイベントが行われています。特にこの時期はゴンドラが運行し紅葉見物客を乗せています。10月12日(土)~14日(月・祭日)には様々なイベントが行われます。天気予報をにらみながら、10日(木)写友4人で紅葉撮影に行ってきました。
なお、赤井川村は、「日本で最も美しい村」連合の一つで、後志管内では、ほかに京極町、黒松内町が入っております。

 


落合ダム周辺の山々も色づき始めましたが、まだ本格的な紅葉には至っていません。あと1週間もすれば一面紅葉になります。

 


ダム湖の管理事務所を過ぎ、さらに奥に進むとイベント広場があって、さらに湖畔に降りる道があります。そよ風にススキがゆれていました。

 


快晴の青空を反射し、きらめくさざ波がとても美しい。人造湖であるため枯れた立木がアクセントになっている。

 


見る角度によって湖面の色が変わる。

 


さらに奥に進んで、波打ち際の枯葉を見ると…

 


湖面に写り込んだ立ち木の影が、微風でゆらゆら、様々な形に変化する。見ていて飽きないほど。

 


ダムの陸側の湿地帯に目を移すと、谷内坊主にも似た草の塊が、面白い形になっている。なお釧路湿原などにみられる「谷内坊主」とは全く形が違いますが…

 

さて落合ダムでの撮影を終えて、次はキロロの紅葉撮影に向かいます。キロロは、当初ヤマハ楽器が、スキー、ゴルフ、テニス、ホテル等総合施設として平成2年に開設しました。しかし経営不振が続き、代替わりを繰り返し、現在はタイ王国の企業が運営しています。この時期平日でもゴンドラを運行していると聞き、早速山頂へ行ってみました。

 


スキー場に通じるマウンテンセンターの入り口にある桜は、もう真っ赤になっています。


しかし、山肌はかなり黄葉していますが、本格的な紅葉にはまだ早い感じ。

 


山頂にはいたるところダケカンバの木が、見事な枝ぶりを見せています。

 


足元を見ると、モミジに似た赤い葉が落ちています。周辺にモミジの木はなく、この赤い葉は直接地面から生えているようです。

 


手にとってマクロレンズでパチリ。

 


ゴンドラ駅の裏側には、余市岳山頂に向かう登山道があり、その出発点となる休憩所があります。

 


その休憩所から見えるのは一面ダケカンバの林です。中でもこの古木に目が止まりました。怪獣にも見えて…(竜が口から舌を出したようにも)

 


山頂からマウンテンセンターに戻ると、こんな看板がありました。いわゆるインスタ映えするように、ここで記念撮影を撮るようにということでしょうか。

 


マウンテンセンターのそばに、バギーカーが並べられていました。次の3連休(10月12~14日)にはここで「紅葉フェスタ」が行われます。飲食屋台、物販屋台、釣り堀、遊具など、子供も大人も楽しめるイベントが行われる予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小樽写真市展2019の展示が始まりました

2019-10-09 13:11:08 | 写真

 

 

前回ブログで取り上げました小樽写真市展の展示が、今日から始まりました。場所は従来と同じ「市立小樽美術館」ですが、他の文化祭行事の展示と重なったために、1Fの多目的ギャラリーではなく、2Fの展示室になりました。

☆場所:市立小樽美術館2F展示室(小樽市色内1丁目9-5、旧日銀小樽支店向かい)
☆展示期間:10月9日(水)~13日(日) AM10:00~PM5:00 ただし最終日13日はPM4:00までです。

前回のブログ(R元.10.3付け「小樽写真市展2019公開審査がありました」)では、石津審査員の上位入賞作品について講評を紹介しました。その折に数点写真も紹介しましたが、今回は、それ以外にも、目に留まった作品等もご紹介します。でき得れば、足を運んでいただいてご自分の目で確かめてみていただければ幸いです。

☆展示作業風景(10月8日)


写真は目の高さの位置に並べました。

 



 

☆上位入賞作品(推薦各部1点、特選各部2点、準特選各部2点)

 


第1部・自由の部の上位入賞作品。

 


第2部・ネイチャーの部上位入賞作品

 

☆各部入選作品の中から目を惹いた作品を小生の独断で取り上げました。

 


セピアカラーの作品ですが、中央を歩く女性の姿がとても目立ちます。はてなここはどこなんだろう、病院でしょうか?であればお見舞いに行く途中なのか、歩く姿から見て…退院まじかなのかな、なんていろいろ想像しちゃいました。

 


サングラスにくわえたばこ、強烈な印象です。女性も、つい目を惹きつけられたのでしょう。小樽市内のどこかの商店街で見た記憶があるのですが…思い出せない(笑)。

 


奥の女性二人、姉妹ということですが、階段を下りて向こう側の黄色い光との対照が強烈で、印象に強く残りますね。

 


夜の小樽運河ですが、降りしきる小雪、倉庫の屋根から垂れ下がるツララ、北国の厳しい冬がよく表現されていると思いました。

 


見た瞬間、ええこれは何だろうと思いました。画面下部に写り込んだ黄色の模様が…古代魚のように見えて…とにかく不思議な画像です。

 


この2点は、小生の入選作品。上段は運河沿いを走るマラソンランナーです。下段は海荒れる積丹の海岸で、長時間露光で撮影。カモメもこう海が荒れてはと休憩中でした。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小樽写真市展2019の公開審査がありました

2019-10-03 14:08:53 | フォトコン関係

                     <公開審査にあたり、挨拶する石津聡先生 右は川原市展運営委員長>

 

第27回小樽写真市展は、9月28日(土)に応募が締め切られ、翌29日(日)午後に公開審査が行われました。公開審査は、小樽市生涯学習プラザ(稲穂小学校1F)で午後2時から石津先生をお迎えして審査が始まり、1部自由の部・2部ネイチャーの部の上位入賞作品(推薦1点、特選2点、準特選2点)、入選作品(1部30点、2部29点)が決まりました。

応募数は、第1部156点、第2部83点の計239点です。前年とほぼ同じで、今年は高校生の応募が数点ありました。

 


第1部自由の部の応募作品

 


同じく第1部の応募作品

 


当日公開審査に見えられた方々が(応募者以外も観覧自由)、作品を見ることができます。

 


石津先生が一点一点入念に見て、上位入賞候補作品を10数点選び出します。

 


選び出された十数点を入念に見比べて、第1部の推薦1点、特選2点、準特選2点が決まります。残りは入選に決まります。さらに追加して入選数を30点とします。

 


第2部も同じようにして決めていきます。

 


人を魅了するような作品が多く、つい目移りしてしまいます。

 


上位入賞候補作品が10数点決まりました。さらにこの中から5点に絞り込みされます。漏れた作品は入選に決定です。

 

これで、第1部、第2部ともに、上位入賞(各5点)及び入選(第1部30点、第2部29点)作品が決まりました。詳細については、10月9日(水)~13日(日)の間、小樽市立美術館2Fにて展示されますので、確認してください。

 

☆次に上位入賞数点について、石津先生から講評がありましたので、照会しておきます。

 


第1部推薦作品、モノクロで、小樽雪あかりのイベント時の氷のオブジェを撮った作品。真っ暗なバックの中で大、中、小のオブジェが3点が並んでいます。もしカラーだとどのような色になるんだろうと、想像させる作品であると。

 


ウインドーに移りこんだ女性の目が人を引き付ける、左側の祭りの一部(?)がなければもっと素晴らしい作品になったでしょうとのこと。

 


高校生が撮った作品とは思えないほどすごい作品、花の影がブロック塀に写り、そこを切り取った感覚が鋭い、しかもやや斜めになっていて、これも素人とは思えぬ作品となった。この撮影者の将来が楽しみだ。(なお、この方は、今年の道展学生の部でも入選している)

 

市立美術館は、午前10時開館、午後5時閉館です。最終日13日は、午後4時にて閉館しますので、ご注意ください。従来は1F市民ギャラリーで展示しておりましたが、今回は都合により2F展示室に変更となりましたので、ご注意ください。
<展示室当番予定> 9日(水)松居 10日(木)嵯峨 11日(木)紅露 12日(土)小林好 13日(日)川原 (変更もありうる)

 <お詫び:小生の当番日は、11日・金曜日の間違いでした。訂正してお詫び申し上げます。>

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする