紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

イルミネーション輝く時期に…札幌ホワイト…

2021-12-16 14:57:26 | 日記

                     <3丁目会場の幸せを運ぶと言われるライラックの花びらのイルミネーション>

 

12月12日(日)に第41回さっぽろホワイトイルミネーションを見てきました。イルミネーションの点灯期間は、各5会場によって異なります。今回見てきたのは、主に大通会場(11.19~12.25)です。また過日の北海道新聞社の報道にありましたオリンピック報道写真展も地下歩行空間で行われていましたので、その様子も紹介いたします。

なお、ホワイトイルミネーション会場である札幌駅前通会場と北3条広場会場(アカプラ)会場についても、立ち寄っておりますが、後日他会場と合わせ取り上げる予定です。

 

☆札幌地下歩行空間(チカホ)では様々なイベントが…

 


札幌市が東京オリンピック2020のマラソン、競歩、サッカーの会場となったことから、マラソンを中心に報道写真が多く出ていました。
係員に聞くと、写真撮影はOKですとのこと。また会場中央にはマラソンゴール前の実物大写真があって、選手と並んで記念撮影も可能。係員に撮ってあげますよとは言われましたが…

 


私自身は競技の中継を見ておりませんでしたので、詳しくはわかりません。右の写真は競歩かな?

 


迫力ある写真がずらりと並んでいました。

 


卓球の玉を見つめる迫力ある画像。

 


さいたまアリーナで行われた女子バスケットボールには、札幌山の手高校バスケ部卒のOGが3人大活躍でした。吹奏楽部の孫娘(3年生)が通う高校でもあり、オリンピック前にTVで特集報道されていたこともあって、この画像の東藤かな子選手を知っておりました。彼女ら3人の大活躍もあって、女子バスケ史上初の銀メダルに輝いたこと、大拍手しました。

 


和の似顔絵アー展 TVタレントについては疎いので、名前がわかるのはこの中で一人だけ。でも9人中8名が左向きなのはなぜなんだろう?

 

☆イルミネーション会場の1丁目会場から順に…。という訳で点灯前の4時過ぎに1丁目の札幌テレビ塔へ。あれれ、ものすごい人だかり。それも若者の団体旅行客らしい。早速エレベーターで3Fへ。ところが展望台へは長蛇の列。係員に聞くと、40~50分待ちという。そうか、今日は日曜日だった。ということ再び1Fへ。

 


テレビ等直下の1F、4時半には、イルミネーションが点灯する。

 


<1丁目会場 赤いハートがモチーフの「ラブツリー」>
なお、< >内のフレーズは、パンフレットからの引用です。以下同じです。
午後4時30分に、点灯しましたが、マスクをしていると、メガネが曇ってしまいます。加えてカメラは裸眼ではピントの状況がわからずじまい。ええい面倒だ、スマホで最初の1枚をパシャリ。でもスマホだとピンがずれるというかぶれやすいというか…
なお以下のカメラによる画像は、マスクを鼻の下まで下げたり、メガネが曇っててもそのまま撮ったのが殆どです。PCに取り込んでみると、ピントのずれたものが3割ほどありました。カメラ自体もピントの位置が固定できなかったり、特に夜間はピントが定まらず、やむえずマニアルフォーカスで、無限遠に設定したり…、とにかく四苦八苦。オリンパしのミラーレスは、夜間使いにくい。その点キャンのEOSは使いやすかったものの、重たくて不便。EOSは故障中だし…

 


2丁目会場に向かう途中でパシャリ。

 


突然の激しい雨。地下鉄乗り場の階段に一時避難。窓に打ち付ける雨粒越しに見ると、外の景色もまんざらではない。すぐ雨は小降りになったものの、極めて不安定な状況だ。さて2丁目会場に向かう。

 


<2丁目会場 クリスマスピラミッドをイメージした「Gift of Snow」>
そういわれても、周囲に配置された動物は何だ?また白赤のポールが各隅に4本、なぜ理髪店のサインポールがあるんだ?もっとも理髪店のポールは、青の帯がもう1本多いけれど。

 


赤い靴に入った丸い動物は、ネコ?パンダ?ツノがあるからトナカイか?わかりにくい。

 


少し離れてみると、明暗差が大きく、オブジェは白飛びしてしまった。でも濡れた石畳に奇麗に反射して、それはそれでいいか。

 


スマホでオブジェを撮るカップル。それにしても、サインポールは不要だ。

 


<3丁目会場 札幌の木「ライラック」の花びらをモチーフにしたオブジェ 五つの花びらのライラックは、幸せを運ぶと言われている。>
この画像もスマホで撮影した。

 


雨は小雨になったものの、相変わらず降り続いてる。次々と見学者が後を絶たない。

 


ここも濡れた石畳の反射が美しい、と思っていると…

 


突然濡れた石畳に赤いライトが差し込んで、くるくる回転し始めた。

 


石畳に投影されたオブジェも次々変化する。シャッター切った瞬間に、移動したようだ。偶然だが面白い画像となった。

 


ライラックの花芯部分をクローズアップしたが…、別にどうってことないか。

 


女子高生二人が、オブジェの前で、ポーズをとってくれた。TVの歌番組で、片足をはねるのが流行っているとか。フラッシュ発光すると、自然さが失われるし…

 


<4丁目会場 ダイヤモンドをモチーフにした光の宮殿「ジュエリーパレス」は、光に包まれる会場です。今年もブルーのダイヤが輝きます。>
ここの会場でも石畳にダイヤをはじめいろんな模様が投影される。

 


曲線模様は、コカコーラの文字かと思ったが、違った、動きも早く読めない。文字ではないようだ。

 


この文様もよくわからん。でも動くので見ていて楽しい。

 


光のアーケード(宮殿)に入って外を見ると…、あえてピントをずらして玉ボケを多くしてみた。よく見ると、玉ボケが美しくない、かえって汚い。絞りF 値を見ると、5.6、もっと開けば玉ボケがきれいに出たかも。

 


壁にピントを当てて、外を見ると、これはこれで美しい。ちなみにF値は、4.7、上の画像では、もう1~2段開けばよかったのだ。

 


あれれ向こうはじで、女の子が二人、ミニっぽいスカートでサンタ風に…突然の出来事に、カメラがぶれた(笑)。モデル撮影かな。この寒い中ノースリーブで大変だね。

 

なお、5丁目、6丁目会場は、今回訪れませんでした。次回は北3条広場と札幌駅南口会場を撮影する予定だが…今週末は、大荒れの天気とか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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秋の気配が一段と強く…手宮緑化公園の秋

2021-09-30 06:00:00 | 日記

                     <園内中広場のカエデの木 かなり紅葉してきました(28日撮影)>

 

小樽市内の街路樹でもあるナナカマドが、このところ一段と赤が目立つようになってきました。実(み)はすでに真赤ですが、葉も一段と色づいてきました。

北海道内のコロナ新規感染者数も落ち着いてきて、9月末までの緊急事態宣の解除後は、通常通常の生活に戻れる期待が高まります。と言っても感染対策はしっかりとらなければならないのはもちろんです。

ということで、緊急事態宣言下ではありますが、9月24日(金)、手宮緑化植物園に行ってみました。園内閉鎖中と思いきや、なんと入り口は扉が開いており、駐車場も開放されていました。4~5台が駐車中。早速管理棟前の広場へ行ってみます。9月28日(火)にもチョイ寄ってみました。

 


管理棟前の広場からは石狩湾越しに対岸の石狩市のごみ焼却施設が右側に見えます。そして左側には、石狩新港沿いの石油関連施設がくっきり見えました。毎回ここから対岸を見ていますが、これほどくっきり見えたのは初めてです。なお、28日に訪れた際には半分ほどしか見えませんでした。

 


さて高台から、桜並木の下り斜面を眺めると、紅葉はまだまだ、ちらりほらりと見える程度です。

 


おなじ管理棟前の高台から植物園に隣接する民家を見ると、赤い屋根と青い灯油タンク?が目に飛び込んできました。手前の満天星(どうだん)ツツジがほぼ赤く染まっている。

 


桜並木を下ると、ところどころ枝の葉が真赤です。

 


桜並木の両側に植えられているアジサイは殆ど葉がまだ青い。この一株だけが、葉が紫になっていました。28日にはもうひと株が、紫がかっていました。

 


中には全体が紅葉している桜が1本ありました。右下の赤っぽいのはツツジ、カエデの木々です。

 


斜面の下段に降りると目に飛び込んできたのが、この赤です。ナナカマドの実です。葉も幾分黄色くなってきました。

 


斜面の両側の桜並木を下から見上げると、まだ緑の部分がかなり多いようです。

 


桜並木から小道を通って厩稲荷方向に下ると、芝生の途中に大きなカエデの木があります。名札を見ると「メイゲツカエデ」とありました。赤、黄、緑のまだらですが、全体にかなり紅葉が進んでいます。

 


28日撮影分、同じ木ではありませんが広場中央寄りのカエデの木。かなり赤くなってきました。

 


カエデの実ですが、プロペラのようにくるくる回りながら落ちますね。(28日撮影分)

 


落ちている葉をつまんでみましたが、指のしわが気になる。

 


稲荷神社近くの池のそばに立つ休憩所。先ほどのメイゲツカエデは、画面中央の一番上です。

 


池に浮かぶハスの葉が面白くて撮影。黄色い葉の上に、緑のカエデの葉が1枚(と言うように見えただけ)、それをつまもうと手が伸びている。28日には、このハスは腐敗が進み、殆ど水中に没していました。

 


池の緑色の水草の間でトンボが2匹交尾中。水草が邪魔で見にくいですが…。PCソフトでトンボの周囲をぼかしました。

 


周囲にはススキの穂がゆらゆら。

 


池の周囲には数本の梅の木があります。そういえば梅の葉が、紅葉するのを見た事がない。

 


駐車場に戻る途中で見かけた不思議な実。この木自体、松の1種かと思ったら「コノテガシワ」という名でした。
<コノテガシワ>
中国原産のヒノキ科の木で、ヒノキの枝には裏表がありますが、コノテガシワの枝は直立するので、裏表がありません。との説明がありましたが、松じゃなくてヒノキの木?カシワの木?ますます混乱。それにしても薄緑の実は何だ?金平糖のような形だ。

 


この実もわからん。グスベリーでないことは確かだ。28日にも、名札探しましたが見当たりませんでした。

 

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フォトブックあれこれ

2021-04-01 09:28:15 | 日記

                        <H19年写真道展入選作品「我が家の孫狸三兄妹」>

 

自宅周囲の雪も、このところの陽気でほとんど解けて、すっかり春らしくなりました。でも相変わらずのコロナ騒ぎ、テレビ報道等では、第4波が始まっているとか。大都市圏を中心に、飲食店の営業時間短縮や、不要不急の外出自粛要請などが言われ、気軽にカメラをぶら下げて、撮りに歩くのもはばかれます。

と言うことで、ブログに取り上げる新しい画像は底をついてしまいました。さてどうしようかと、クラシックカメラやフォト冊子、旅行本が収まってる本棚を見ると、フォトブックが目に留まりました。H20~25年にFUJIFILMで5冊制作。ただ有制作した記憶がないので…コンテストの副賞かFUJIのサークル(fotonomaというサークルがあった)お試し版で作成したのかかも。

今回はその中から一つ、H24年6月に制作した「我が家の悪戯孫狸達」を取り上げます。画像はすべて何らかのコンテストで入賞入選した作品です。

 


第28回日本海写真大賞 入選「PC上手になったよ」 孫3が2歳半のころ、私のデスクでPCをいたずらしているところをパチリ。左奥の黄色い布をかぶっているのはプリンター。現在はデスク幅ほどの大きなプリンター、でもフォトコンは9割以上ネット応募なので、月に一度使うかどうか…。

 


明治安田生命北海道道央支社「小さな幸せ」フォトコンテスト’06 銀賞「そり遊び」 孫2と孫3が隣家の空き地でそり遊び、左のパピヨンは、この3月中旬に16歳で虹の橋を渡った。

 


H16年2月撮影 孫2がイオンスーパー内の不二家のペコちゃんの耳を引っ張り、大きいねと振り返った瞬間をパチリ。


同じく孫2 ゲームコーナーで一人遊び、自動で動く麻雀に興味を持ったのか、まるで「自模っちゃったよ」とでも言ってるような表情。

 


小樽写真市展2005 入選「お兄ちゃんが食べちゃうぞ」



H19年北海道写真道展 入選「我が家の孫狸三兄妹」 このころ家内が韓流ドラマに凝っており(私もですが)、隣席の小学生の男の子が狸のメイクで、女の子を笑わせる…というストリーをまねたものです。家内たちがメイクを施し、パチリ。

 


明治安田生命マイハピネスフォトコン2008 佳作「逆上がりで来たよ」

 


H20年第20回学校大好きフォトコンテスト サービス版部門入賞「新1年生入学の報告」 孫2が、入学式当日ご先祖様に報告。

 


2006年第8回小樽雪あかりの路・愛のフォトコンテスト 写真材料組合賞「小さな幸せ見つけた」 この写真は翌年の雪あかりのポスターの一部に使われました。

 


某フォトコンテストに第3位入選 当初主催者係の方から大賞に入った、表彰式に出席してください、旅費宿泊は主催者もちで云々の、連絡がありました。ところが数日後、数年前に類似作品が入選しており、関係者からクレームが入った、正式決定は第3位ですとのこと。賞金+往復旅行は、あっという間にはじけ飛んだ。後日正式決定に至る経緯の文章がきましたが…

 


JA竜ケ崎・夏の想い出フォトコンテスト 入賞「おにぎり大好き」 被写体は孫3、旧量徳小学校の孫1の運動会を家族で見に行った時のもの。

 


第6回食育フォトコンテスト「楽しい食卓フォトコンテスト」 優秀賞 「ばあちゃんのお手伝い・時々味見」 孫1と孫3が稲荷寿司づくりのお手伝い、孫3は食べてる方が多かったかも。

 


H23年キッコーマン「あなたの美味しい記憶」フォトコンテスト 美味しい記憶賞「キノコ汁、アッチチ」 仁木町のキノコ王国で、家族で食事した際に撮影。とにかくここのキノコ汁はおいしかったんだ。でも近年アジア系観光客が大量に来るようになってからは、ネギ等の薬味はないし、量も減ったし、味も落ちたし…

 


H18年電気のある生活フォトコンテスト 奨励賞「UFOキャッチャーの前で」 WingBayのゲームコーナーで孫2が真剣な顔で、チャレンジ。何度やっても失敗。

 


H22年ディリーヤマザキ「元気一杯」フォトコンテスト ハッスル賞 「ホッピング乗れるよ」  孫3がやっと乗れるようになったと大喜び。

 

なお、PhotBookは、これ以外に「ソウル・漢江の流れ」「台北旅行」「水滴ワールド」「ベトナム紀行」があります。機会を見て取り上げます。

 

 

 

 

 

 

 

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小樽はガラスの街

2021-01-19 21:43:00 | 日記

               <H11年12月撮影 湿式温度計という説明があったような…珍しいガラス製品と思い…>

 

一向に収まる気配がなく、むしろ広がりを見せている新型コロナウイルスの影響、医療崩壊もささやかれている今日この頃。自粛自粛で、自宅にこもりっぱなし。カメラを持って出歩くことに、多少の罪悪感すら感じる今日です。

となれば、過去に撮り溜めた画像を引っ張り出してくるしかありません。今回は、今や小樽を代表する運河とガラスのうち、ガラスについて、取りまとめてみました。

資料によれば小樽で最初にガラス製造工場を始めたのは、明治24年(1891年)に井上寅蔵と言う方でした。貿易港として小樽が栄えて来たころ、日用品ガラス小物を製造していたとか。その後、行燈に代わって石油ランプが普及し、ランプの製造が盛んになりました。

大正期に入ると、漁業用の浮き球づくりが盛んになってきました。石油ランプのほや(ガラス部分)と浮き球づくりが、小樽ガラスのルーツと言われています。明治34年(1901年)創業の浅原硝子(後の北一硝子)も当初はランプや浮き球を作っておりましたが、やがて、電灯とプラスチック浮き球の普及で、ガラス製造は衰退します。ところが小樽運河が観光地として脚光を浴びるや、ランプや浮き球が、小樽観光の土産品として人気が高まってきました。
(注)アンダーライン部分は、ウイキぺデイアによる。

 


H11年12月撮影 北一硝子三号館 天井から、笠の付いたランプがたくさん吊るされており、商品棚に笠の無いほやだけのランプが並べられています。
なお、現在は店内撮影禁止となっています。

 


本来漁業用に使われる浮き球が、飾り物としてクリスマスツリーのオーナメントとして利用された例です。毎年運河プラザ前の広場に飾られます。ただし今年度はコロナ禍もあって、展示が中止されました。画像はR2年11月12日撮影したものです。

 

☆話変わって、1月一杯まで、JR小樽駅改札口前広場では、ガラスアート展が行われています。例年小樽雪あかりの路のイベントの一環として行われます。12月中旬に撮影に行ってきました。その一部を紹介します。

 


JR小樽駅ホームは2Fにあって、改札口は1Fにあります。2Fのホーム側から1Fの改札口広場を見ると…窓には沢山のランプが飾られています。画面右側の虹色は2重窓による色収差のためと思われます。

 


改札広場には7‐8か所の小樽市内のガラス工房作品が展示されていました。

 


大きな宙に浮いたような作品は「浮遊」という題名が付けられてました。

 


昆布のようにも見えるこの作品には「群来~kuki」という題名が…よく解りません???

 


この作品の題名も「群来(くき)」、「春が近づく頃、小樽の海に鰊の群来があらわれる。そんな小樽の春をイメージして…」と解説されていました。う~ん、アートは難しいしいね。

 


「ヨットの見える風景」これは至極明瞭。小樽築港のヨットハーバーですね。

 


これは明快、黒猫が握り寿司を前にして、ネギは抜いてください、と言ってます。ネギよりもワサビを抜いてくださいと言ったほうがいいのかも。

 

☆小樽オルゴール堂で見たガラス製品の数々。最近は木箱のオルゴールは姿を消し、ほとんどがガラス+オルゴールとなっています。

 


オルゴール堂入り口のステンド風のドアガラスがすごい。正面入り口ではなく、左手のバーガー店ビクトリア側の出入り口です。

 


さらに奥に進むと、ぬいぐるみ等を扱う別館への出入り口のステンド風ドアも、日が当たると、磨き抜かれた床に、色の映り込みが…目を奪われます。

 


オルゴール堂2号館で目を惹くのは、この人形と大きなモノクロパネルです。人形の目の前にあるランプのほやが、目につきます。なお2号館は一定時間ごとに、パイプオルガン風の演奏が行われます。ただし10数年前に入ったきりで、今も演奏が行われているか否かは、定かではありません。

 


竜のガラス細工が付いているオルゴール。音に合わせて竜が回転すると、竜の色が赤、青、緑などに変化します。

 


葉の先端に金粉を吹きかけたような…とてもガラス細工とは思えない。

 

☆堺町通りにはガラス工房が数多くあります。20年ほど前の画像ですので、どこの工房で撮影したかも記憶が定かではありません…

 


北一硝子で撮影したのは覚えております。H12年12月5日撮影。商品名は確か湿式温度計(だったかな?)。詳しい説明は忘れました。なお現在は店内での撮影は禁止されています。

 


フクロウ型の置物ですが、瑠璃工房だったな?

 


堺町ではなく臨港線沿いの運河工芸館で、10年ほど前に見たガラスです(H22年1月撮影)。当時は工芸館の奥半分が半地下になっていて、ガラス工房があり、外から製作過程が見ることができました。現在は代替わりと言うか、店舗が入れ替わっていて…入ったことがないので、運河工芸館が何屋さんなのかよくわかりません。

 


臨港線沿いのホテル「ふる川」のロビーで見かけました。ガラスと言うか陶磁器のひな人形です。(H24年2月撮影)

 

☆ガラス工芸と言うより窓ガラスに写り込んだ反射が絶品…

 


ウイングベイ5番街のネイチャーチャンバー広場の湾曲したガラス窓に、クリスマスツリーに飾られたイルミネーションが写り込んだものです。(H15年12月撮影)

 


さてこれは何でしょうかね、日中でも氷点下10度以下になると、窓ガラスに氷が走ります。氷の結晶が広がっていく途中の絵です。小樽市内では氷点下10度を下回ること滅多にありませんが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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キロロの樹氷林

2020-12-11 09:58:05 | 日記

                            <樹氷林を滑り降りてくるスノーボーダー>

 

コロナウイルスの蔓延に歯止めがかからないどころか、ますます猛威を振るい、医療崩壊もつぶやかれています。新規感染者数も、死亡者数も右肩上がり。一体何時になれば収まるのか、全く先きの見えない状態が続いています。加えて冬のイベントも軒並み中止に追い込まれています。冬の最大のイベントである「さっぽろ雪まつり」も、開催が危ぶまれています。(12月11日付道新によれば、中止が決定)

加えて自粛要請で、外出もままならい日々が続いています。もっとも今の時期、北海道は雪が降ったり解けたり、底冷えの日もあって、カメラぶら下げて撮り歩く気にもなりません。相変わらず腰痛でカメラバッグ担ぐのも大儀。ネコと一緒に床暖で寝転がってTV観賞の日々です。

と言うことで、ブログのネタも皆無。たまたまFBを見ていたら、6年前にFBのカバー写真を変更した時の記事&画像が出てきました。その時のカバー写真が、20年以上前にキロロのスキー場で撮影した下記の画像でした。

 


6年前にFBのカバーフォトを変更した画像がこれです。撮影はH11.1.13で、とても寒い朝だったことを記憶しています。スキーを持たずにゴンドラで山頂まで行きました。今は規則でスキーやボードをしない人は、ゴンドラに乗ることができません。(以下の画像すべて、同日撮影 CANON EOS55+コダックポジフィルム+PLフィルター)
<参考>H23年OCN(Netプロバイダー)「空のある風景フォトコンテスト」最優秀賞となりました。
審査員講評:広大な空と地平線の先まで続く雪景色、樹氷林の光と影の立体感も素晴らしく、今回の『空がある冬景色』というテーマを見事に捉えた作品でした。

 


上の画像もそうですが、ゴンドラ山頂駅から除雪車の路跡をたどって端から見た光景です。なお、スキャナー(キャノスキャナー5700)で取り込んだ際に各コマ、多少色補正をしているので、若干色味が違います。

 


少し見る方向を変えても、どこまでも樹氷林が続きます。

 


別方向を見ると、山腹に朝日が当たって…四方八方、このような美しい景色の連続。

 


樹氷に朝日がさし、日陰の斜面をバックに撮ると…何とも言えない美しさです。

 


山頂駅付近に立つ樹氷林。

 


ゲレンデをコースに従って麓に降りていくと、上からにぎやかな声が聞こえてきます。振り向くと、どこかの学校の団体のようです。なれないのか、途中で転倒する生徒もおります。この画像は、'98年北海道主催「元気が出る北海道フォトコンテスト」で優秀賞となりました。
<参考 北海道庁のロビーに展示された際の画像>

当時小生53歳、髪が黒々としてました。今は真っ白で、薄くなってきました(笑)。

 


昼すぎてマウンテインセンターに戻った時には、陽が雲に隠れ、雪も降りだして、樹氷は画像の通り、メリハリのない平凡な写真になりました。

 

 

次回以降は、道内各地及び八甲田の樹氷を取り上げる予定です。金色やピンクに輝く樹氷もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ノムラモミジを撮りに、平岡樹芸センターへ

2020-11-11 18:45:21 | 日記

                         <紅枝垂れモミジと日本庭園の休憩所の欄間>

 

ここ数年何度か、札幌清田区の平岡樹芸センターに行っておりますが、ここのノムラモミジの美しさは、ほかに類を見ない美しさと言えます。当センターは、昭和59年開園と歴史は浅いですが、専門の樹木管理者がいて、接ぎ木、交配、庭園の管理を怠っていません。

11月3日(火・祝)に行ってきました。JR快速エアポートで、南小樽から40分ほどで、新札幌につきます。新札幌からは111系統平岡循環バスで20分ほどで、着く予定。でしたが、降りる停留場と左折の案内板を見落とし、結局小1時間も歩く羽目に(おおドジ、笑)。それに、例年であれば、シーズン最後の閉園時(今年は11月8日・日曜)まで、循環バスは増便されて、30分ごとに発車のはずが…、コロナの影響で、増便なしの1時間に1本の割合。事前に、時間と停留場を確認しておくべきだった。

 


平岡循環バスの中から撮影。道の両側のイチョウが見事。

 


まずは、中央園路(紅葉並木、パンフレットによる)を1枚。散ったモミジが通路一杯に広がっている…と思っていた予想は見事外れ。どうやら管理員が開園前に掃除したようです。この園路をどんどん奥に進みます。

 


園路の両側は落ちたモミジの葉が一杯、まるで赤いじゅうたんを敷き詰めたようでした。

 


上を見ると、青空も見えます。

 


隙間から日差しが入って、ノムラモミジが真赤っか。

 


こちらはヤマモミジで、葉が黄色です。

 


うん、どこかで見かけたことがある。そうです「メタセコイア」でした。八王子勤務時代多摩市でこの木の並木道を見た事がありました。メタセコイアは、生きた化石ともいわれていますが、詳しくは、ウイキぺデア「メタセコイア」を参照のこと。

 


う~ん、何の木だったか忘れましたが透過光が美しくて、パチリ。

 


よく見かける枯れた花で、アジサイのようにも見えますが、右下の樹木名を見ると、アジサイ科の「ミナヅキ」でした。どうも順光で撮ると、画面にメリハリが欠けて、いまひとつの感じ。

 


ところどころに置かれたベンチ。老人が二人、何やら語り合っています。

 


紅枝垂れモミジ、くねくねしていますが、管理員が縄でわざと(?)くねらせていました。いやいや、この木はねじれながら成長するようです。

 


鼎型に曲がったモミジの木、一面赤い絨毯。

 


各種紅葉の集中している中央園路(紅葉並木)から1本隣の通路(ドライウォールガーデン)を歩いていると、水琴窟の看板があって、竹の樋を通って水がチョロチョロ流れています。看板には音をお楽しみくださいとありますが…聞こえない。

 


水琴窟の隣に小さな池があって、いろんな種類のモミジの落ち葉が、まるで美を競っているかのようでした。

 


青枝垂れモミジのプレートがありましたが…秋になると緑から黄色に変わるんですね。

 


ドライウォールガーデンの隣は、日本庭園。その休憩所の手前は池です。落ち葉と泡が一緒に流れゆっくり円を描いていました。

 


最後は、表題の画像ですが、休憩所には欄間(のような)庇があって、四角い窓枠がいい感じになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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羊蹄山麓は収穫の秋…その2

2020-10-15 11:39:40 | 日記

                <走行中に突然ヒマワリ畑が見えてきた 慌てて撮影したので、多少画像が流れた>

 

前々回のブログで、野焼きの画像をアップしましたが、それ以外にもいろいろ撮影しております。倶知安町、京極町を主に回りましたが、道道や農道を走っていると、色々目を惹く風景が飛び込んできます。今回も、あちこちでヒマワリが咲いているのを見かけました。

以前に、赤井川村のヒマワリ畑を2度ほど取り上げましたが、もうてっきり、 ヒマワリのシーズン終了と思っておりました。ところが最近は、シーズンに関係なく、土壌改良のためなのか、肥料として漉き込むのか、あちこちで、この晩秋の時期に見かけるようになりました。今回も見かけましたので、まずはその画像から…。なお、撮影は9月29日です。

 


道道478号線(倶知安京極線)の両側はのどかな田園風景が続きます。突然黄色いものが目に飛び込んできました。よく見ると、手前はヒマワリ畑のようです。奥にも黄色い建物や重機が見えました。つられて、脇道の農道に入ってみました。

 


手前のヒマワリ畑は、明らかに赤井川で見た観賞用のヒマワリと違って、小ぶりです。奥の左手に黄色い建物がありましたが、倉庫のようです。ヒマワリ畑の向こうに、2台のクレーン車があって、盛んに工事を行っているようでした。

 


上の画像から左にパーンすると、倉庫のような建物が数棟あって、赤の大型トラクターが作業中のようでした。

 


上記二つの画像の中間あたりを見ると、工場とその関連らしき建物が数棟見えます。遠くからではよくわからないので、先程の農道を奥に進むと…

 


あったのは、前述の黄色い倉庫の奥に、なんとつぶれかけた廃屋でした。この廃屋の道路1本向かいには、従業員宿舎のような立派な建物がありました。呼び鈴を押しましたが、不在のようで、周辺にも人影はなし。

 


ほとんど倒壊状態。

 


従業員宿舎らしき建物の近くにはクリの木が数本あって、どの枝にもクリのイガが満載。

 


道端にも実の入ったイガがごろごろ。う~ん、もったいない。多分手入れがされてない分、虫食いが多いかも。

 


さて再び、道道487号線に戻って、道道と農道をあちこち走りながら、京極町内に向かって進みます。手前は、ビート畑。収穫も間近なようです。

 


羊蹄山麓はのどかな田園風景が広がっています。手前の畑は収穫済みのようです。奥の二棟の赤い倉庫がとても目立ちます。

 


あちこちで野焼きが行われています。

 


農家の前を通ると、収穫されたいも(かな?)がコンテナ積みされています。

 


画像の掲載順は、相前後しますが、倶知安町富士見にある「農家のそば屋 羊蹄山」裏にある遊水地。通称姿見の池ともいわれ、天気のいい日には、ここに、羊蹄山が写り込みます。

<参考>

 


池の中央奥に建ち並ぶ白樺林。

 


池のそばの湧水蛇口の横に、姫リンゴの木があったとは…、過去何度もここに来ていますが、今回初めて気が付きました。

 


車は再び京極町に向かい、途中尻別川のラフティングの名所に立ち寄ります。時間が午後2時半を過ぎていて、画面に映ったこのチームがラストランのようでした。(中野橋から撮影)

 


京極の市街を通って、一本桜で有名な町営牧場方向に進みます。

 


残念ながら、テープが張り巡らされ、立ち入り禁止の張り紙があります。1本桜を撮りたくても、道路脇は、雑草が伸び放題。桜の木の頭の部分だけしか見ることができませんでした。せめて道路わきの雑草を刈り取ってくれれば…。牧草地の中でないと、1本桜と羊蹄山を同時に取り込めないんです。

 


車をUターンして戻る途中で、またもやヒマワリ畑に遭遇。ここのヒマワリも観賞用ではなく、肥料として漉き込まれるのでしょうね。

 

なお、最初赤井川村にもよっておりますので、その時の画像も紹介しておきます。


山奥に、ポツンと1軒。2本の白樺と桜の木が1本、絵にはなるけれど、う~ん、冬は生活が大変かも。

 

☆追記
R02年10月17日付北海道新聞朝刊後志版に、京極町春日のヒマワリ畑について、記事および写真が載っておりました。(下記)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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公園巡り(3)…小樽手宮公園

2020-08-19 15:22:17 | 日記

                   <広場中央にあるカエデの大木 葉がかなり赤くなってきました>

 

お盆も終戦記念日も過ぎて、はや北海道は秋のシーズンを迎えます。え?本州では連日猛暑日を迎えているのに!…って、ですか?道内でも、日によっては蒸し暑い日がありますが、街路樹のナナカマドも、葉が赤くなり始め、日1日と赤みを増しています。

そんななか、8月15日(土)、小樽手宮公園に行ってきました。本来なら桜や梅の咲き誇る5月初めに行きたかったのですが、コロナの影響で、公園が閉鎖中とあっては…。

手宮公園は市中心部からやや北寄りの高台にあって、メイン施設は、緑化植物園と手宮競技場からなります。春には数種類の桜や梅など700本以上咲き、海や街並みが見渡せる、ビューポイントになっています。また、自然林としては北限のクリ林があって、秋にはクリ拾いも楽しめます。

 


緑化植物園事務所前の広場からは、対岸石狩市の石狩川河口付近の焼却施設や、風力発電施設、石狩港等が見えます。

 


少し右側によると、小樽港、桜町の街並み等が見渡せます。港内入ってきたのは、タグボートの「たていわ丸」かもしれません。

 


植物園左側は、各種の桜とアジサイの下り坂並木となっています。桜の葉の一部は、すでに赤く染まっています。

 


アジサイはシーズン後半で、一部は枯れかかっていますが、完全に枯れる前の、葉の色が堪りませんね。緑から黄色へ、そして紫色へ。

 


この下り坂の並木は、左右2方向にあって、下の広場では、祖母と遊んでいた子供が、写真撮影している私を見つけたらしく、ポーズをとってくれました。

 


桜並木の左側急斜面は、樹木やツツジの垣根などがあります。葉はまだ青々しています。白樺の葉も枯れかかってはいますが…

 


さて、並木道を降りると、小さな広場と休憩所があります。その横にムクゲが白い花を咲かせていました。

 


ズームアップしてみると…ツバキに似ているような…。

 


広場の中央付近に、カエデの木がありますが(標題に掲載)、葉の一部が赤くなりつつあります。

 


カエデの実はすでに、真っ赤に染まっていました。高いとこらから、この実が落ちると、プロペラのようにくるくる、回転しながら落ちてきます。それが面白くて飽きずに眺めたものです。この公園にも、秋は確実に近寄ってきていることがわかります。

 


遊歩道を下ると、赤い屋根の社が見えますが、厩稲荷神社です。昭和43年の町名改正前はこの辺は、厩町と呼ばれていました。町名はなくなりましたが、この厩稲荷神社と厩岸壁には旧来の町名が残りました。

 


一旦植物園を抜けて、厩稲荷神社の前に出ました。手宮公園に隣接する稲荷神社は、もう一つあって、後程、おたる稲荷神社も画像を紹介します。さて、この厩神社の木戸を通って再び、植物園に入ると、人工池があります。春先には、その池に大きな水芭蕉が咲きます。今は時期ではありませんが…

<参考画像 H27.5.1撮影>

池面下の方に、水芭蕉がひと固まりになっている。なお、右上の白い花の咲いている木が、コブシです。

 


人工池の周りをトンボが飛び回り、水面に卵を産み付けていました。

 


コブシの木も白い花が落ちて、緑の葉がまぶしいほどです。今の季節変わった形の実、というか種というか、つけています、それが下の画像。

 


コブシの実、実の途中に大きなこぶがある。

 


実の先端から赤くなる。コブはついたままだ。

 


東屋で暫し歓談した、ご婦人二人は駐車場の方に。

 


私も撮り終えて、そろそろ帰途へ。駐車場方向に進むと、土手に、こんな花が、花名のプレートを探したが見つからず。

 


おなじ土手に、マユミの木がありました。名前はよく聞きますが、この木の枝で、弓を作ったところから、来たんですね。弓はてっきり竹を張り合わせて作るもんだと思ってました。アイヌ民族が使った弓なんですね。

 


駐車場に向かうと、大きな実を付けた大木がありました。花名は、ハクウンボクとありました。

 


この大木の下を犬連れの夫婦が通りかかった。

 


緑化植物園のさらに上の高台には、手宮競技場があります。

 


手宮公園内には児童用遊具も設置されています。こちらにも多数桜がありますが、明治期の公園開設以来の古木が多く、幹が枯れたり割れたり痛々しいのが…気になります。

 


小樽稲荷神社ですが、むしろの社の前を通る坂道のほうが有名かもしれません。手宮バスターミナルからこの社のもう少し先までを、「はげまし坂」と言います。斜度22%、高低差100m(と言われている?)で、脚力自慢のサイクリストが、挑戦する姿も見かけますが…。電動アシスト車でも登り切るのは不可能とか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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公園巡り(2)…北大植物園

2020-08-12 11:29:18 | 日記

                 <「宮部金吾記念館」の門前で見かけた木の実、はて何の木なんだろう…」

 

今更ながらですが、公園とは…、公園法に基づく、公衆の遊楽・憩(いこ)いのため国や公共団体が設立・管理する一定の公開区域云々とありますが…。ここではむしろ市民的な感覚に基づく、公共の広場として取り上げます。なので、厳密には公園とは呼べない広場も含めますので、ご了解ください。

今回取り上げる「北大植物園」は、札幌の中心部にありながら、広大な敷地を持ち、原始の姿を、今に伝える貴重な場所です。札幌駅から徒歩10分、北海道庁から1ブロックしか離れていません。面積は13.3ha(東京ドーム4.7ha)、園内には北海道の自生植物を中心に約4000種の植物が育成されています。

 


植物園の歴史は古く、明治9年に設立された、北大の前進「札幌農学校」の教頭であった、クラーク博士が、北海道開拓使の認可のもと、作ったのが始まりと言われています。

 


入園料420円を払って、正面ゲートをくぐり、道順番号に従い左に進むと、道端に、大きなフキがあります。正面奥は、北方民族資料館。

 


さらに奥に進むと、樹齢数百年と言われるイチョウの古木があります。

 


葉の直系1mを超えるフキが道端に群生しています。

 


北大植物園の初代園長の宮部金吾博士記念館の前庭には、初めて見る奇麗な花々が咲き乱れていました。花名を示す表示板がないので…わからん(自称花音痴・笑)。
<宮部金吾博士1860-1951>
明治10年札幌農学校二期生として、内村鑑三、新渡戸稲造、南鷹次郎、町村金彌らと業を卒えて、東京大学、ハーバード大学で学位を受け、母校に奉職。初代園長に就任、北海道大学の発展に寄与した…(記念館碑文より)

 


園内地図Eの「ライラック並木」、小道の両側の樹木はすべて○○ハシドイ、という樹木名が付けられていました。

<参考~案内板から>

札幌市の市木でもあるライラックは、北星学園の創始者サラ・C・スミス女史が、アメリカから持参したものと言われています。

 


ライラック並木の左側は「北ローン」と呼ばれる芝生です。大きな古木のこぶが目を惹きました。まるで節が人の目玉のようにも見えます。西洋ブナです。

 


ローンの端には東屋があって、休憩もできますが、何やらカップルが楽しそうに話し込んでいては、寄りにくい感じでした。

 


水辺を1周して進むと、エゾリリスがお食事中。クルミをかじっています。よく見ると、腹のお乳の部分がピンク色しています。子育て中なのか、これから生まれるのか…。そおっと離れました。

 


何の種かわかりませんが、よく見かけます。薄暗い森の中で差し込む光線に当たって種がキラキラ光るさまは、とても美しく感じました。

 


北方民族植物園、樹木園エリアに入ってきました。大きな葉の透過光も美しいですが、そばの案内板を見てなるほどと感心。アイヌやウィルタ民族が使うセンノキでした。丸太舟、臼や杵に使われるそうです。

 


黒い実がなっています。解説版には「エゾノウワミズザクラ」とありました。小枝や樹皮を煎じて、お茶の代用にしたり、胃痛、風邪、腸カタル、眼病にも効果があるという。また魔除け・悪疫除けに効果があると言いわれています(本当かな?)。

 


一見ただの朽ちた雑木にしか見えなかったんですが…プレートを見ると、アイヌ民族の木で「サンショウ」とありました。朽ちかけた木が?それとも緑色の葉が?調味料や香料に用い、煎じれば痔に効くとも書かれている。私も数十年間の、痔主でしたが、トイレを水洗に変えたら、痔主を一気に卒業しました(笑)。

 


バラ園には数組の見学客が来ておりました。

 


画像上段は、バラで、下段はユリ。ユリの画像で茎に白い点々が見えるのは、枯れた花を、切り落とした跡のようです。そういえば、園内にはバイクくらいの小型車が、枯れた草木を積んでいたので、ひっきりなしに手入れをしているんですね。

 


花海棠(はなかいどう)の実、花は桜に似ていますが、実は初めて見ました。花海棠って、北海道ではなじみの薄い樹木ですね。

 

☆最後は「温室」に入ってみました…

 


水槽にはスイレンが2本しか咲いておりませんでした。ちょっと物足りない。スイレンは、北海道庁の池に群生しているから、いいか。

 


食虫植物は数種類咲いておりますが、いずれも、このようなツボをぶら下げて虫が来るのを待ち構えているようです。TVではよく見ますが、本物は初めて見ました。

 


普段何も考えず、バニラアイスを食べてましたが、バニラって、花だったのか!

 


バニラの花って、蔓性植物だったとは、これも驚きでした。

 


最後はわけのわからない画像。ピンクイクラ???いくらは赤いぞ、薄紫のいくらなんぞ見た事もない。よく見ると、「タヌキモ科」、なぬ、狸に騙されたか?あれま、よく見ると、「ピングイクラ」だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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公園巡り(1)…豊平公園

2020-07-29 11:29:47 | 日記

                                <アジサイと白樺の小道>

 

先週の7月22日から始まった「Go To トラベルキャンペーン」もあってか、JR札幌駅も、結構な混みようでした。我が家では「GoTo…」とは全く無縁、せいぜい、市内、近郊の大型店に買い物に行く程度。それも高齢者は人込みは危険と言われ、私自身は自宅で食っちゃ寝、食っちゃ寝の自粛生活。増えるのは体重と食費ばかり、減るのはお金。

とはいえ、写真撮影に行きたくてうずうず。三密に気を付けながら公園に出かけてみました。本当は、ヨドバシカメラの、ポイントが9月で切れるので、カメラ関連部品でも購入し、ポイント延長を図ろうという魂胆。ついでに、体調が許せば、豊平公園と北大植物園を回ろうかという…。それにしても腰が痛い。一向に良くならん、齢のせいかな。

 

☆札幌駅は、日曜と言うこともあって、結構な人出…


JR改札口を出て、南口・地下鉄乗り場方向に歩くと…、マスクをした人が大勢…

 


南口の大丸デパートのシャネルの広告板、2週間前の7月11日(土)とは異なっていた。いつ見てもセンスのいい広告に魅かれる。

 


帰りに、ヨドバシカメラに向かった時に撮った連絡通路。両側の店舗も、まずますの入り。

 

☆豊平公園は一部にスポーツ施設がありますが、メインは「緑のセンター」が示すように、花や野草、樹木が主です。まず「緑のセンター」に入ると…

 

<公園見取り図 豊平公園パンフレットから>


地下鉄東豊線「豊平公園駅」を出ると、徒歩1分で「緑のセンター」に着く。

 


センター2F には南国の花コーナーがある。強烈な色の花のオンパレード。

 


花名は忘れましたが、強烈な印象の花々。

 


これは、ハイビスカスだ、と思いきや、そばのプレートには片仮名で「ヒビスク“ユキオ”」とある。ん?カタカナの下には英語で、ハイビスカスと書いてあるではないか。ユキオはこの花を作り出した人かな?

 


これは、水芭蕉ではない、「ドミノ」だ。

 


小樽住吉神社にもあった、花手水と同じだ。

 


窓から入る直射日光の影がとても美しい。

 


スミレかな?花名の札を見ると、ノボタン科の「シコンノボタン」とある。なお、フラッシュは使っていませんが、撮影時かなりプラス補正をしてバックの壁の色を飛ばしてみました。

 


初めて見る、変な花。まるで枝からひもで30cmほどぶら下げたようです。花名は「月下美人」。月下氷人は仲人のことですが…

 

☆アジサイは今が盛り…

 


白樺林に沿ってアジサイが延々と続く。

 


もう1本奥の通り。左側は広場になっていて、子供の遊具もあります。

 


見た事があります。オオバユリかな。秋になって実がはじけて飛び出す画像は何度かこのブログでも取り上げました。

 


とにかく園内は広くて(東京ドームの約2個分)、どちらを向いても、花と樹木の、オンパレード。珍しや、カラスが木の実を加えている。

 


樹木の葉が、日光に当たって、とてもきれいだ。先の見取り図「樹木園」に迷い込んだ。360度緑の木々だ。

 


ズームレンズで引き寄せてみると…虫食いの葉が影絵のようになって…

 


おや、珍しい白い椿の花が数輪枝にくっついている。花はちょい枯れ気味だけれど…。樹木名を見ると「ナツツバキ」、椿と言うと赤っぽいピンクですが、白い椿があるんだ、初めて見た。

 

 


パンフレットの見取り図の右ブロック「樹木園」と「針葉樹見本園」の真ん中には。低灌木の花々があります。ここでも目についたのはアジサイ。ワイドレンズで迫ってみました。

 


こっちは、ズームレンズで引き寄せてみました。

 


右端のブロック「樹木園」を出て、戻ると、ノムラモミジがはや一面赤くなっています。
(注)ノムラモミジについては、当ブログ201611.11付け「紅葉シーズン…平岡樹芸センター」を参照してください。

 


園の中央通り(正式名不詳)に出ると、あかい衣服のカップルがやってくる。

 

☆公園に隣接する総合体育館「北海きたえーる」に立ち寄って昼食を…


正面入り口に回って中入ると、コロナ騒ぎもあって、アリーナほか各施設は閉館中。ただ入り口付近の喫茶は、午後3時で営業終了。時計を見ると2時過ぎ、慌ててラーメンを注文。ここでもテーブルの座席は、蜜を避けるため半分は使用禁止になっている。

 


座席の後ろには、折茂選手の属するバスケットチーム「レバンガ北海道」の応援団の画像が飾ってありました。折茂選手は引退したので、正しくは「属していた」ですね。まあどうでもいいことですが…。

 

なお、豊平公園の春の花や隣接の体育館「きたえーる」については、当ブログ2018.4.30日付「札幌豊平公園と…」に詳しく触れております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  

 

 

 

 

 

 

 

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久しぶりに長橋なえぼ公園に

2020-06-04 12:09:13 | 日記

 

5月25日に、北海道を含め全国に出されていた緊急事態宣言が解除されました。いまだコロナ騒ぎが完全に収まったわけではないので、恐る恐るカメラを担いで、市内の長橋なえぼ公園に行ってみました。公園の開設は、明治26年にまでさかのぼり、小樽苗圃(びょうほ)として開設。地元では「苗圃=なえぼ」公園と呼び親しまれてきました。春には、桜のほか水芭蕉やざぜん草が咲き、エゾリス、野鳥などと触れ合えます。

例年3月末の雪解けから4月中旬にかけて撮影に訪れるのですが、今年はこのコロナ騒ぎで、遅くなり、5月の29日(金)好天を見計らって撮りに行ってきました。なので、例年とは違って、早春を過ぎ、新緑のシーズン真っ最中。いままでに見かけたことの無い花々がたくさん咲いておりました。如何せん自称花音痴なので、「森の自然館」で係員に教えてもらおうとしましたが、自然館そのものが当面閉鎖中でした。

 


左手前の駐車場から、中央園路に出ると、やはりコロナの影響か、人通りが少ない。


右手の広場には5-6人の家族ずれが、お弁当を広げているようです。普段ですと結構いるのですが…

 


小川で水遊びをする親子。この日2時間ほどで見かけたのは、家族ずれ3組+カメラマン(らしき人)1人+散策人1人、だけでした。

 


駐車場と、中央園路の間にも普段見かけない花がたくさん咲いてました。赤いのは蕾でしょうか?

 


この黄色い花の塊も初めて見たような気がします。

 


少し退いて撮るとこのような感じです。

 


これもまた見たこともない花、猫が威嚇するときに、しっぽが膨れ上がったような感じ。

 


この花は(ぽつぽつと白い)よく見かけます。画像が小さくてわかりにくいですが、ナナカマドの花です。小樽市内では街路樹にもなっています。

 


さらに中央園路を奥に進むと、水性コン虫類の棲む「ビオトープ沼」ですが、そこにはすでにオタマジャクシは見当たりませんでした。さらに奥に進むと、右手に水たまりがあって、その水たまりにオタマジャクシが、いるのです。もう抜け殻なのか、まだ卵のままなのか、よくわかりませんでした。

 


水芭蕉の群生地も、葉だけが青々として、70-80cmに成長していました。もちろん白い花芯はとっくになくなっていました。

<参考>

2018.4.18 同じ場所で撮影した水芭蕉の群落


変わった花というか野草を見つけました。茎の後ろに葉が見えますが、葉と花が大きく分かれています。花の部分をさらに寄って撮ると…

 


幾分カボチャの花に、似ているような、似ていないような…

 


野草のようですが…


中央園路も出口に近くなるあたりには、湿地帯一面のざぜん草が咲き始めますが、ざぜん草の特徴である濃い茶色の衣(フードのような)は、全く見当たらず、ただただ大きな葉があたり一面に生い茂っています。

<参考>

2019.4.17に撮影したざぜん草の群生地 茶色の衣の傍の葉が成長し、上の画面用に広がったようです。

 


遊歩道に沿うように流れる疎水に、新緑の緑が写り込んでいる。

 


ひときわ大きな柏の葉でしょうか。

 


最初見た時は、「葉に黒っぽい虫が…」と思いましたが、よく見ると花の蕾のような、そうでないような…。それにしても珍しい、葉の重なり合った中心部から3-4cmの茎が伸びて、3個の花弁を携えて、青黒いつぼみが…
(注)6月9日 FB友でもあり、写真の先輩でもある榊原氏から「エイレンソウ」だと教えていただきました。さすが山歩きの達人、有難うございます。

 


一旦中央園路の終点を抜けて、駐車場らしき敷地の奥の雑草地に入ると、独活の集落地のような…場所で可愛い虫を見つけました。

 


時期を過ぎた野生の独活でしょうか、

 

久しぶりの公園独り歩き、のんびり新緑の空気を吸い、気分のいい一日でした。

 

 

 

 

 

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花、華、はな…その3(ご近所の花畑)

2020-05-27 11:04:15 | 日記

 

5月も第4週になって、関西地区の緊急事態宣言が解除され、コロナウィルス騒ぎもやっとピークを過ぎつつあるような気配になってきました。残るは首都圏の1都3県、と北海道だけですが、北海道内でも緊急事態宣言が続いているのは、札幌市と、石狩管内だけで、そのほかは解除されております。

これも5月第5週には解除される予想とか(5月25日解除宣言が出されました)。しかし、気を緩めると、第2波、第3波もあるとか、ないとか…。いずれにしても、うがい、手洗い、三蜜を避けるなど、気を緩めることの無いようにせねばなりません。何かと窮屈で不便な毎日、気ままに撮影に外出も出れません。でも季節だけは順調に進んで、北海道はまさに、百花繚乱の季節。そこで、今回はご近所の花畑を覗いて見ました。なお撮影日は5月14日~21日です。

 

☆隣家の庭にはライラックの花が…
(注)北海道内では個人の一般的な住宅には、ほとんどが庭塀がありません。その理由についてはよくわかりませんが、積雪が関係しているのか、道民のオープンな性格によるものか…わかりません。

 


お隣のKさん宅の白いライラックです。高さ3-4mほどで、とてもいい香りがします。なおライラックは札幌の市花でもあります。大通公園のライラックはほとんどが薄紫ですが…。

 


我が家の花壇は、幅50-60cm、長さ3mほどです。昨年秋に家内が種を植えたスズランが20-30株ほど育って、可愛い花つけてきました。

 

☆北海道では余り見かけない桃の花が…

 


電柱や電線を避け、バックにメルヘン広場に立つ洋菓子店ルタオの時計塔を入れて撮りましたが、木が剪定されておらず、伸び放題。桃は桜と違って、1本の枝に連なって花が咲きます。

 


むしろ、隣家の壁をバックにして撮ったほうがきれいに見えます。

 


おなじピンクの花でも、こちらは、八重桜です。八重桜はエゾヤマザクラよりも2週間前後遅れて花が咲きます。

 


お隣のSさん宅の駐車場に咲く花たち。右の大きな木は桜の木。2-3週間ほど前までは桜が咲いておりましたが、いまは葉桜。エゾヤマザクラで、花が咲いているときは、茶色の葉でしたが、花が落ちて、光合成が進むと、茶色の葉は緑色に代わります。青のトタン屋根は、駐車場の屋根です。チューリップと、黄色のレンギョウが咲き誇ってます。

 


おなじ花畑ですが数日後、露出を切り詰めてチューリップを際立たせてみました。

 

☆この時期はツツジが満開です。

 


花のことについては詳しくありませんが、ピンク色のほうはエゾ山ツツジでしょうか。時には白いつつじも見かけることがあります。小樽市の市花はツツジで、市民公園にはいく種類ものツツジが、この時期咲き乱れています。(参照、当ブログ2012.5.31付け「新緑の季節到来」)

 


アジサイも、葉が青々としてきました。本州では6月の花で、アジサイ=梅雨というイメージが強いのですが、北海道では7月以降に咲き、夏の花というイメージかもしれません。
余談ですが、北海道では、時として、アジサイ、ヒマワリ、コスモスが同時に咲くことも珍しくありません。

 


お向かいの花壇。日当たりがいいので、もう芝桜が満開ですね。

 

☆小樽を代表する割烹「海陽亭」は、現在改築中(直接花とは関係ありませんが…)
かつて昭和の初期小樽が海運で栄えていたころ、山下汽船の初代小樽支店長「石原潔(慎太郎、裕次郎の父親)」が豪遊した有名な割烹です。平成に入っても時折営業しておりましたが、中華系外資に譲渡されました。聞くところによるとレストランに改造中とか…

 


左側黒い塀のところにあった、観光客向け海鮮丼屋を取り壊し、大型バスが出入りできるように拡張しました。

 


海陽亭は、大きな樹木に囲われいろんな鳥たちの棲家にもなっています。料亭は丘陵地にあって、木造2~3F複雑な作り。継ぎ足しのためでしょうか。桐の薄紫の花が目を惹きました。

 

☆ぽかぽか陽気に誘われて、ちょいと足を延ばして臨海公園(我が家から500mほど)に行ってみました

 


白樺の木、よく見ると小さな房が幾筋も垂れ下がっています。これが花で、花粉が飛ぶと花粉症にもなります。

 


公園の日当たりの良いところには「レンギョウ」が黄色い花を付けています。この時期の黄色い似た花に「サンシュウ」「マンサク(花弁が4枚で細長い)」がありますが、ちょっと目には区別がつきません。なお「サンシュウ」については、2017年5月1日当ブログ「春本番…」の最後の画像を参照してください。

 


花とは関係ありませんが、ぽかぽか陽気で、船員さんも、日光浴か。

 

☆さらに足を延ばし、家族で奥沢、水源地に行ってみました(5月19日午後)

 


途中でこんな素敵な梅を見ました。桜が5月上旬には散ってしまったのに、中旬になって梅が満開です。桜の開花前線と梅の開花前線は、津軽海峡で横並びとなり、道央、道北、道東では、本州と逆になります。

 


最近できたアイス屋さん「北の贈り物」(絵画調HDR撮影) 結構お客が来ておりました。ここはご存じの通り旧北の誉酒造の清酒工場跡です。

 


イチゴアイス=350円が売れ筋商品とか、普通のピンク色のアイスに、冷凍イチゴのスライスが二切れ乗ってるだけ。アイスクリームにしては酸味が強く、冷凍氷のガリガリがあって、う~ん美味しいとは思わなかった(個人的な感想)。

 


水管橋(画面右の青い橋)の奥へは立ち入り禁止。水源地の水面は、かつては中央の白い取水塔の下までの高さでしたが、堤防が壊れ、修復困難と言うことで、この辺りは公園になるはずでした。なんせ財政ひっ迫が続く市の財政では、まかなえないのか、もう5-6年放置されたままです。冬期間は雪捨て場になっている。
そんな事よりも、後ろの山々には、わずかですが赤っぽい樹木が見られ、「春紅葉」が見られます。(詳しくは、当ブログ2010.6.1付け「春紅葉」参照)

<参考>H10年6月3日水道週間の日に撮影した旧「水源地」

OLYMPUS OM-4  KodakDynaEX100

 


帰りは歩道わきに生えてるヨモギを採取、てんぷらにして夕食の総菜にしました。

 

さて、次回は…緊急事態宣言は5月25日に解除されたことですし…いやいや、もう少し自粛しましょう。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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花、華、はな…その2

2020-05-12 10:20:00 | 日記

 

前回は、春の花の中から、桜、芝桜、菜の花、華やかな女子たちのジャンプなどを取り上げましたが、今回は、同じく春代表する花から、梅、藤、タンポポなどを取り上げます。ちょっと変わったところで夜空に咲く大輪の華(花火)を取り上げます。そのほか、美瑛の大地に咲く花、南国の花なども取り上げる予定ですが、スペースの都合上、次回となるかも。

 

☆梅は、北海道では、桜ほどなじみのある、身近な花ではないようです…
道内で有名な梅林と言えば、札幌市清田区の平岡梅林と、洞爺湖湖畔の壮瞥公園の梅林が有名ですが、梅林の数は多くありません。一般の民家でも、庭木として桜はあちこちで見かけますが、梅となるとぐっと少なくなりますね。

 


平岡梅林 2016年5月7日撮影 写友数人との撮影会で初めて平岡梅林に行った時のものです。それまで梅林があることすら知りませんでした。
<平岡公園の概要>公園は道央自動車道と札幌新道の両側に位置し、約66haあって、西側に、梅林をはじめ自然が多く残った公園となっています。東側には、野球場、テニスコート、パークゴルフ場等運動施設があります。平岡梅林については、当ブログ「2017.5.20付け春本番(4)…平岡公園の梅まつり」を参照してください。

 


梅林はすり鉢状になっていて、斜面に、紅梅、白梅約1200本植樹されています。この日割りと風があって、カメラを手持ちでスローで撮影。枝を揺らして撮ってみました。

 


こちらは洞爺湖畔壮瞥町の梅林。急斜面に這うようにして梅が植えられている。例年5月20日前後に洞爺湖1周マラソンがあって、そのころに梅も桜も満開となります。

 

☆藤の花は個人宅でも、藤棚を作っておられることもありますが、足利フラワーパークのような大規模な藤はありませんね。札幌市前田森林公園の藤棚と平岸天神(YOSAKOIソーランチームで有名)にある「天神藤」を取り上げます。

 


丁度この日は、数組のコスプレーヤーたちがカメラマン同伴で藤棚をバックに撮影に来ておりました。藤棚は、中央の展望台の両端に100mほどあって、画像のように見事な薄紫の花が垂れ下がっています。

 


天神藤は、約200年ほど前に北海道入植者が持ち込んだ、一鉢の盆栽から、このような大木になったと言われています。もともと個人の住宅地でしたが、数年前に札幌市に寄贈され、現在はこの庭園と接する天神緑地公園の一部として改良工事が行われています。
なお、前田森林公園の藤及び天神藤については、このブログ2019.6.6付けブログ「藤の花が満開と聞いて…」を参照してください。

 


天神藤をカシオのコンデジで、HDRアートで撮ってみました。目が痛くなるかな(笑)。

 


こちらはオマケのカットです。小樽市民公園の藤棚ですが、ピントが合ってない?にじんで見える、って?そうなんです、わざとにじませたんです。後ほどたんぽぽの綿毛を載せますが、ズームレンズを逆付すると、超マクロ撮影になることは、このブログで何度も取り上げております。
逆付のまま無限遠にピントを合わせると、このようなにじんだ画像になるのです。普通レンズは正常にセットして、初めて波長の違いによる色収差を補正しています。逆付すると、波長の色収差が無効となりこのように、にじんだ画像になるのです。

 

☆朝露に濡れたタンポポの綿毛を超マクロ撮影すると…異次元の画像になります。

 


この画像は、タンポポん綿毛を日陰で、ズームレンズ逆付で撮影したものです。この画像は、GMO(ゲソてん)「壁紙ドットコム・写真部」の「第1回彩フォトコンテスト」で金賞となりました。賞品としていただいたのがCANON EOS40D+18~70mmレンズセットでした。
なお、ズームレンズ逆付の超マクロ撮影については、本ブログ2014.7.6付「超マクロワールドへ…水滴7変化」を参照してください。

 


バックを暗くして撮影し、さらにWBを低くすると、青みを帯びた画像になります。

 


さらにこちらは、バックに霧吹きをかけたCDを置いて、太陽光を反射させると、このようなファンタジックな画像になります。

 

☆夜空に咲く大輪の華…花火をズームレンズを使って花の様に撮る技法です。春の花というより、真夏の華かもしれませんが…

 


H12年12月立川市の国営昭和記念公園で行われた花火大会で撮影。当時はフィルム撮影で、カラフルに撮ろうとして、赤、青、緑のセロファンで自作のフィルターを作製、シャッターをバルブにセットし、レンズの先で3枚のフィルターを交互に動かして撮影した画像です。その後3色セットのフィルターが売り出され、それを利用して撮りました。

 


露光間ズーミングという手法で撮影した画像

 


露光間ズーミングで無限遠にピントが合う直前に、もう1個の花火がさく裂したものです。

 


これらの画像を見てる限りでは、これが花火か?と思いますね。

 

相変わらずのコロナウィルス騒ぎで、春から初夏にかけてのイベントがほとんど中止となりました。依然外出自粛要請が続いていて、撮影に出ることもできません。家人の目をかすめて4月下旬に、写友とニセコ方面に一度撮影に出たのですが…、バレて家内、娘たちから、しこたま叱られました。感染したら70歳代のジジイから先にくたばる、くたばってもいいけれど、家族が迷惑をこうむる云々。三密になるような接触は全くないのに…

次回は再度モノクロ写真の数々を取り上げる予定をしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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花、華、はな…その1

2020-04-28 12:58:11 | 日記

                              <倶知安町 三島さんちの芝桜庭園から見た風景>

 

このところのコロナウィルス騒ぎに伴う、緊急事態宣言にいう、三密回避、外出自粛要請を、まじめに守っております。なので自宅でごろごろ、時折ネコと遊んだり、時代劇「鬼平犯科帳」をテレビで見る程度。趣味の写真撮影での外出は、2月の10日の札幌雪祭りが最後。札幌市の雪まつり担当職員がコロナに罹患したと報じられた時、一瞬やばい、感染したかと思いましたが、よく考えたら、発生の感染源と目される外国人とも接触してないし…あれから二月以上経過しても、コロナの兆候もなしで、一安心。

ブログに新規掲載できるネタもなく、このところ古いモノクロ写真を2回取り上げました。モノクロ写真はそれなりに良さがありますが、続けると物足りなさも感じられるので、今回は2週続けてカラー写真を取り上げます。春が来ておりますので春の花を中心に、選んでみました。花と言っても色々ありますので、まずは見ていただいて…

 

☆春の花と言えば、桜と梅ですが…まずは桜から

 


小樽市内の天狗山の「天狗桜」 天狗山は(標高532m)、冬季はスキー場で斜度38~40度を超える中上級者用コースが人気。ここからは、小樽市内はもとより、対岸の増毛連峰や積丹半島も見えるとあって、観光スポットとしても人気が高い。標高が高いだけに、年によっては桜の開花と周囲の残雪が同時に見られることもあります。

 


「北海道庁の八重桜」 雨の日もしっとりとしてまた美しい。
雑誌サーイ・イサラ「桜を撮るコンテスト」優秀賞「雨の日」

 


「桜吹雪」 同じく北海道庁前で撮影。
H23年 さくら芸術文化応援団(レナジャポン)主催 「あなたの桜色コンテスト」 写真部門最高賞「桜吹雪」 
審査員講評:こんな色濃い桜の花びらの動きのある写真は、まるで花火の様です。少女の上着の色ともマッチして、色バランスが素敵です。
東京渋谷の某超高層ビルで表彰式があって、出席しました。宿白代、往復飛行機代(+賞金)は主催者負担でした。

 


「散ってなお、流れとなって、美を競う」 八王子支店在勤時、昭和記念公園で撮影。疎水に散った花弁が集まり、緩やかな流れとなり、渦を巻きながら流れるさまは、水彩画を見ているようでした。

 


H25年 TAMRONマクロレンズフォトコンテスト 入選「水中花」

 

☆芝桜と言えば…
道内では、東もこと芝桜公園と滝上公園の芝桜が有名です。いずれも10万平方m(東京ドーム約2個分)を超える広さがあって、しかも丘陵になっているので、その美しさは、ただただ見事というしかありません。
近年は、倶知安町の「三島さんちの芝桜」が人気急上昇で、東南アジアからのバスツアー客が大勢押し寄せています。

 


滝上公園の芝桜 H18年に、上湧別のチューリップ公園とここ滝上公園の芝桜の見学バスツアーに参加した時の画像です。

 


三島さんちの芝桜 元農業の三島さんが、個人的に開放している芝桜庭園、入園料なし。規模は4000平方mとそれほど大きくはありませんが、なんと言っても残雪の羊蹄山が正面に見えるのが素晴らしい。また、ご自身の居宅もグリーンで統一しており、ピンクと調和していて、美的感覚に優れている。

 


芝桜の中に、白とピンクの芝桜で、羊蹄山を模しており、ここで後方の残雪の羊蹄山をバックに、撮影するカップルが後を絶たない。

 

☆菜の花
本州では2月ころから咲き始めるようですが、北海道では、5月中下旬ごろが開花のピークです。また美瑛・富良野方面では、肥料として畑に漉き込むことが多くて、春から秋にかけて咲いていることがあります。

 


滝川市江部乙町の菜の花畑 歌にある「菜の花畑に、入日薄れ…」(朧月夜)を想像しました。

 


菜の花娘たち H3年から6年まで青森支店に勤務していた折に、管内の横浜町商工会に招かれて、菜の花祭りに参加した折に撮影。当時関東以北最大の作付面積と説明を受けましたが…
江部乙町もそうですが、その年によって作付け場所が変わるので、正確な比較はできないようです。

 


美瑛町のマイルドセブンの丘付近で撮影 菜の花かキガラシか区別がつきませんが、一面黄色でとてもきれいでした。厳密には菜の花とキガラシは若干異なりますが、親戚同士と言うことで、いいかも…

 

☆青春まっただ中の若い娘たち…ジャンプ一番
これぞ花の中の華とかってに私は思っています(笑)。

 


H25年3月江ノ島海岸で撮影 
GG Awardというイオン関連のフォトコンに入賞、横浜ランドマークタワーのホテルペア宿泊券をいただき、その折、江ノ島まで足を延ばしました。浜辺で彼女たち盛んに撮影しあっていましたが、うまく撮れないのか、一眼レフで撮ってほしいとのこと。数十カット撮影したうちの1枚。おへそ丸出しジャンプ、今春看護系の学校卒業の仲良し仲間とか。青春のいい思い出になったかな。

 


美瑛町 神野神野ファームで出会った陽気な娘さんたち、色々ポーズを変えて結構撮りました。

 


「青春バンザ~イ」 H22年9月ボルボカレンダーコンペティション 入選「青春バンザ~イ」
コピーライターによるキャッチコピー「おヘソまで出して思いっきりジャンプしている若い女性たち。はじける青春の1シーンを垣間見る。
東京のボルボ支社で行われた表彰式に出席してきました。入選12点のうち最優秀1点について、スエーデンの本社招待旅行がありましたが、残念なが、そちらは駄目でした。



H26年8月 ニセコ町曽我のミルク工房のひまわり畑で出会った大学&大学院生の彼女たち。3-4回ジャンプしてもらいましたが、何度ジャンプしても、一人タイミングが合わない娘がいる(笑)。

 

今回は、フォトコンテストで入選した作品がほとんどなので、無断転載はご容赦ください。

 

 

 

 

 

 

 

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モノクロ写真の数々(2)

2020-04-20 11:30:39 | 日記

               <昭和55年当時の旧小樽運河 運河埋め立て論争を経て、昭和61年に臨港線沿いのみ半分埋め立てとなった>

 

前回は、私が中学生のころ(昭和31年~34年)の写真を紹介しましたが、今回はその続きと、旧小樽運河、平成9年に小樽港に入港した空母インデペンデンス号を取り上げ、さらに3回目以降は、平成11年に完成した大型商業施設「小樽マイカル」、赤外写真等ほかを取り上げます。

中学生の頃は、戦後の食糧難からやっと出して、経済が復興から、高度経済成長にまさに移らんとする時期でした。カメラ・写真に興味を抱いたのもそのころで、最初は日光写真がきっかけでした。お祭り等の縁日で売っている日光写真機と画像のもとになる絵の描かれたパラフィン紙を挟んで太陽光に5-6分当てると、出来上がり。

日光写真


中央の箱がカメラ部分、と言っても単なる紙箱 ガラスの窓枠があって、印画紙と、ネタ絵を挟んで、日光にかざすだけ、夢中になったものでした。

 

☆懐かしき中学時代(続き)

 


U君 蛇腹のカメラを持っていますね。

 


こちらのT君も、蛇腹のカメラです。机の上に弁当、果物がありますが、中学卒業式当日の謝恩会があったからです。現在の謝恩会とはかなり異なるかも…

 


前回紹介した中で遠足の画像がありましたが、その時の写真です。60数年経ても、彼女たちの苗字名前は覚えております。左端の子は、山、山…駄目だ、下の名前が出てこん。

 

☆旧小樽運河
明治以降小樽の貿易港としての役割が高まるとともに、沖合に停泊中のの貨物船から荷を陸揚げするために、小樽運河が作られました。大正12年に完成しましたが、日本で唯一の、海岸埋めたて方式でした。全長1140m、幅40mでした。昭和41年に、役割を終えた運河を埋めて、交通渋滞を解消する計画が持ち上がりました。
しかし、市民の間からは運河を守る会が生まれ、10数年の運河論争を経て、臨港線側半分だけ埋め立て、残りの北運河側はそのまま残すことで決着。この間の経緯についてはウィキペディア「小樽運河」を参照してください。

 


旧小樽運河・中央橋から札幌方面を撮影。昭和55年1月撮影、現在観光スポットとなっている「浅草橋」はまだできておりませんでした。画面右端に半分沈んだ船が見えます。メタンガスがぼこぼこ噴き出していて、悪臭がひどかった記憶があります。大学時代、ここの道路を通って学校まで通っておりました。

 


おなじ中央橋から倉庫街を見た画像です。左端のしゃちほこのある倉庫が、現在の運河プラザと小樽博物館(運河館)です。小型ボートの横に大きな平らな船が幾艘も繋がれていますが、これが「艀(はしけ)」と言って動力をもたない運搬船なのです。沖合に停泊している貨物船から、荷を積んで、動力船(タグボート)でここに運んでくるわけです。一度に300トンほどの荷物を運んだと言われています。

 


上の画像のさらに北運河側を見たものですが、当時は倉庫が数多く連なっておりました。これらの倉庫群も現在は半分ほどが取り壊され別の建物となっています。

 


もう少し角度を変えて、海側(右)の建物も取り込んでみました。右奥に見えるのが、北海製缶の工場です。これらの画像は、運河が埋め立てられるというので、東京勤務のおり、正月休みで帰省したさいに撮ったものなんです。もちろんネガカラーでも数本撮影しております。

<参考 カラー写真>


同じ日に、カラーで撮影した画像 右下にわずかですが日の丸国旗が見えています。なので撮影日は、1月の3日頃だったかも…

 

☆小樽港に米艦空母インデペンデンス号(横須賀が母港)が寄港
平成9年9月5~7日米国の航空母艦インデペンデンス号が親善のために、小樽港寄港しましたが、これは米空母による日本の民間港への初の寄港となりました。こののち、平成12年と18年には米空母キティホークが2度寄港している。

 


横須賀を母港とする米国の空母インデペンデンス号は、全長319m、幅40m、搭載機70-90機、兵員3950名、総排水量8万640トンと言われています。

 


艦載機の一部を切り取ってみましたが、戦闘機がずらりと並んでいて、圧巻ですね。

 


船内見学があって、見学者が長蛇の列をなしています。確か事前に希望をとって、抽選で決めたようでした。応募は致しませんでしたが…

 


この画像は、小樽港マリーナです。同じ日に上の画像と連続して撮影しておりますが、画面上段右奥に、インデペンデンス号が係留されています。ヨットが多数陸上にも係留(と言うのかな)されているのが見えます。この平成9年ごろは、マリーナの左側に、大型商業集積「マイカル小樽」が建設されるのです。参考までに、下に画像も掲載しておきます。なおこれらはすべて、桜町の平磯公園の駐車場付近から撮影しております。

 


平成9年9月撮影 JR小樽築港駅は手前の草木に隠れ見えません。マイカル小樽は、中央左手に、建設されます。イタドリの葉(地元ではドンガイという)に隠れていますが…。中央の白っぽい(白飛び)建物は、肥料会社のサイロ群です。

 

次回は、マイカル小樽の開業当初の画像や赤外フィルムの写真を取り上げる予定です。

 

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