<前回ブログで、見出しに使った画像をHDRアート風に加工してみました>
前回のブログ「小樽公園のフジが満開…」の最後に、札幌平岸の「天神フジ」の画像を載せました。その画像は、CASIO EXILIM(=EX) Z3000というコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)のHDRアート機能を使って撮影したものです。残念ながら、そのコンデジは数年前に壊れ、すでに廃棄処分済みです。
もう二度とか絵画風のHDRアート画像が取れないと思っていたところ、手持ちのコンデジの中に、撮れるカメラがあることに気づきました。それはPENTAX WG-Ⅲという、防水機能付きのコンデジです。コンデジにしては結構重たくて、Yシャツの胸ポケットに入れて気軽に…という訳に行かず、使わずに放置し、そのまま忘れていました。
過去のHDRアート画像をめくっていたら、なんとPENTAX WGⅢで撮影したHDRアート画像が次々と出てきました。う~ん、そういえばWG-Ⅲで撮れたんだと、思い出した次第。なお、HDR(ハイダイナミックレンジ)とは、+および-補正した画像を数枚重ね合わせ、明暗差を圧縮することを言い、白飛び、黒潰れを防ぎます。さらにそれをアート(絵画)風にしたものを、HDRアートと言います。
第4回カメラの学校×ニコン「イイネを撮ろう」フォトコンテストで、準グランプリを獲得、その賞品が上記のコンデジでした。(詳細は2013.12.18付け当ブログ「フォトコンテストでGETしたカメラ」参照)
その時の入賞画像は下記の通り。題名「夜空に咲く花」
<選者講評>
☆観た瞬間、とびきり美しい花だと思ったのですが、あれこれ花じゃないぞと。夜空に咲く花だったとは。プロ写真家でもあまりトライしないだろうと思われるオリジナリティあふれる技法で花火写真の新しい可能性を見せてくれました。なんど観ても魅了されます。【杉山(生徒会長Mojo)】
☆いわれなければ、花火だとは思わなかった。まるで絵にかいたかのようなきれいなお花が、堂々としたフレーミングで夜空に咲く。【若子jet】
☆CASIO EX-Z3000は撮影時に、HDRアート機能を使用しますが、PENTAX WGⅢでは撮影後に、画像を呼び出してHDRアート補正をします。なので、WG-Ⅲでは、SDカードにある画像であれば、HDRアート画像へ変換できます。小樽公園のフジ棚を例にとると…OLYMPUS E-M10MarkⅡで撮影した画像です。
左一番上が、ノーマルな画像です。この画像をHDRアートボタンをクリックすると、2番目の画像になります。幾分フジ棚の内部が明るくなりました。さらにもう一度クリックすれば3番目の画像に、これを繰り返して、4番目、5番目の画像になります。
前回ブログの最後に掲げた「天神フジ」の画像です。この画像はCASIO EX-Z3000のHDRアートで撮影したものです。
☆R3.6.9付北海道新聞社会面に、天神フジの記事が出ましたので紹介しておきます。
撮影に行きたいところですが、依然緊急事態宣言が出ており、私自身まだ2度目のワクチン接種が済んでいませんので、外出は、控えます。
☆PENTAX WGⅢによるHDRアート画像の数々、在庫の中から。
2013(H25).12.22撮影、小樽協会病院に不整脈で入院中でした。病室から撮影。正面左奥の茶色の建物は小樽双葉高校、クレーンが2基工事中ですが、量徳小学校跡地に、新小樽病院を建設中です。右の6F建てのビルは旧小樽病院、現在は駐車場になっています。
2014(H26).8.13撮影、メルヘン広場にある洋菓子店ルタオですが、カラー撮影し、その後モノクロに変換しました。雲が恐ろしいほど怪しくなりました。
2014(H26).10.22撮影、この時不整脈の手術のため、小樽協会病院に再度入院、病室から撮影。新小樽病院が出来上がましたが、旧病院はまだ取り壊されていません。住吉神社に出る市道住吉線のイチョウ並木がとてもきれいでした。
同じく協会病院病室の反対側から、住吉神社方向を撮影。イチョウ並木が色づき始め、とてもきれいでした。
2013(H25)11.29撮影、小樽駅構内から小樽港方面を撮影。
☆なおPENTAX WG-Ⅲの画像はすべて横長ですが、6×9サイズで撮影しているためです、もちろん3×2の標準?サイズで撮影も可能です。