<第1部自由の部 推薦作品 「影絵でじゃんけん遊び~グーチョキパーでホイ!」>
10月4日(土曜)に第22回小樽写真市展の公開審査が行われました。例年通り稲穂小学校に隣接する「生涯学習プラザ」で午後2時から始まりました。出品者は、自由に審査を見ることが出来ます。午後2時少し前に会場に入ると、すでに第1部自由の部に応募のあった169点が、机の上に並べられていました。
なお小樽写真市展は、小樽市民による文化芸能向上発展の一助として、小樽市が主催する文化祭の一つです。、文化祭は、その範囲は写真、絵画、書道をはじめ、文化、芸能まで…多岐にわたっています。なお、写真市展に関して言えば、第1部が自由の部、第2部がネイチャーの部です。今回は第1部が160点の応募が、第二部が102点の応募がありました。
審査員は、日本写真家協会の石津聡先生です。審査開始にあたり石津先生から「写真は感性で撮るもの」「感性が良ければ、多少のブレは気にしない」「年々レベルが上がってきて、甲乙つけがたくなってきた」等との感想が述べられました。
<画像 略>
先ずは、第1部自由の部から始まります。小樽市内の各カメラクラブの世話役等からなる、審査補助員によって、作品がテーブルに並べられます。
<画像 略>
応募者もひと通りどのような作品があるのか見て回り、着席後審査開始となります。
<画像 略>
先ずは、上位入賞作品を決めるために、30点前後を、石津先生がピックアップしていきます。
<画像 略>
自分の作品が上位候補に入るかどうか、とても気になります。
<画像 略>
推薦1点、特選2点、準特選2点がこれらの中から選ばれます。上位5点は一人1点のみ選ばれるので、ここで名寄せがされます。左端は6点選ばれてますが、同一人による作品です。私の作品も2点選ばれました。(左から2番目下段の2点です)
<画像 略>
さらに、同一人の重複を避け、この8点の中から上位5点が選ばれます。私の作品、題名「影絵でじゃんけん遊び」も入りました。
最終的に次のとおり上位5点が決まりました。
☆推薦 「影絵でじゃんけん遊び」 紅露(正式題名は、「~グーチョキパーでホイ!」が付くのですが、長すぎるという事務局の要請で、カットしました)
☆特選 「冬の日」 ほりの
☆特選 「光に導かれて」 中町
☆準特選 「復興への祈り」 嵯峨
☆準特選 「瞳」 山中
さらに、入選作品を決めるために、先に上位候補30点ほど選びましたが、そのなかから一人1点を選んでゆきます。20数点の入選作品も決まりました。
次は第2部ネイチャーの部の審査が始まります。応募102点が机の上に並べられます。先ほどと同様に上位候補として20数点が選ばれます。
<画像 略>
第2部ネイチャーの部の応募作品を熱心に見入る応募者たち。
<画像 略>
上位入選候補作品が出そろいました。私の作品も2点ピックアップされました。さらに重複を避け、7点にまで絞り込まれました。
<画像 略>
上位候補7点の中に私の作品も入りました。
最終的に次のとおり上位5点が決まりました。
☆推薦 「夜明け」 嵯峨
☆特選 「旭岳の恵み」 鹿戸
☆特選 「閉じ込められた気泡」 紅露
☆準特選 「金環日食と〇〇…(読み取れませんでした)」 角江
☆準特選 「運河のアート」 内田
第1部と同様な手法で入選が20点ほど決まりました。
すべての入賞・入選作品が決定した後に、石津先生から、上位作品についての講評がありました。まずは第1部自由の部推薦の作品「影絵でじゃんけん遊び」です。
本ブログの標題にした画像です。
<講評>
逆光を利用して人物を黒く落として、シルエットにしているので、画面がとてもシンプル、まさに影絵的。3人同じポーズではなく、中央の人物のみ違った格好。やらせであるとしても、演出が上手く、撮影者の感性が感じられます。おまけにバックに彩雲のおまけつき。
<特選「冬の日」 講評>
警備員の後姿を撮っているが、表情を出さなかったことが、逆に冬の日の寒い雰囲気が出ている。撮影者から、前から撮ると「肖像権の問題」が…と言う意見が出ましたが、石津先生は、肖像権につて、次のように語っておられました。
一般人については「肖像権」は発生しません。肖像権は野球の選手や歌手などのように、自らの姿かたちで収入を得ている場合のみです。ただし、一般人を撮影した場合に、プライバシーの侵害に当たるケースが出てきます。この倍は一言語りかけて撮影の了解を得るのがベターです。
<特選「光に導かれて」 講評>
札幌駅前のニッセイビルの1F、キヤノンギャラリーへ通じる通路で撮影したものですが、左右の明暗差、幾何学的模様で、異次元的な雰囲気を感じさせる作品です。遠方の通行人がいい味を添えています。多少のブレも気になりません。
<準特選「復興への祈り」 講評>
90歳を超える、ギリヤーク尼ヶ崎さんの大道芸ですが、雨粒が映り込んでいてとても雰囲気が出ています。
とここまで石津先生が講評したときに、カメラ(コンデジ)の電池残量がゼロになってしまいました。公表はまだまだ、第2部ネイチャーの部まで続くのですが…画像がないと理解しにくいので、あとは省略します。以下に私の第1部自由の部入選作品と第2部入選作品をあげておきます。
☆第1部自由の部 推薦「影絵でじゃんけん遊び」
写真は、標題のとおりです。9月の下旬に、娘・長女の同級生でもあり、デザインクリエーターである「いけ なつ」さんから東雲町界隈を題材にした写真撮影をしたいのでと協力要請がありました。写真家やモデルすべてを同級生4人が協力するということでした。私の分担は、彼らが撮影・取材する光景をスナップすることでした。このカットは、水天宮の外人坂の下から、つい自分の守備範囲ををはみ出して撮った1枚でした。「いけ なつ」さん、同級生スタッフの皆さんに感謝です。本来らならGET賞金で飲みに…と行きたいところですが、小樽写真市展は、賞状と楯以外何も出ませんので悪しからず…
なお、今回の推薦(市展賞)は、平成10年の小樽写真市展'98で、コンテストなるものに初応募、いきなり推薦(市展賞)を得て以来二度目です。
☆第1部自由の部 入選「真夏の夜のジャズフェスタ」
8月16日(土曜)に第3埠頭多目的広場で行われた「北海道JAZZ 2014 in OTARU」の一コマです。
☆第2部ネイチャーの部 特選「閉じ込められた気泡」
去年の2月、十勝管内糠平湖でキノコ氷を撮影したときのカットです。
☆第2部ネイチャーの部 入選「地球は青かった」
自宅の屋上から15㎜対角魚眼レンズで撮影。天地をさかさまにして地上部分を上にしました。石津先生からは上部(地上部分)をもう少し出してもいいかも、と指摘されました。
なお、上位入賞作品及び入選昨品は、10月31日(金曜)から11月3日(月曜)まで、小樽市民ギャラリー(日銀金融資料館前の小樽文学館内)に展示されます。ぜひ見に来てください。
H26.11.1 追記
審査風景については、応募写真の著作権侵害及び参加者のプライバシーの侵害に当たるのではないかとのご指摘がありました。ご指摘に従い、審査風景中の全カットを削除いたしました。私自身の作品及び上位入賞しについてに見画像を残しましたので、あしからずご了承願います。ご迷惑をおかけしたことを、改めてお詫びいたします。
10月4日(土曜)に第22回小樽写真市展の公開審査が行われました。例年通り稲穂小学校に隣接する「生涯学習プラザ」で午後2時から始まりました。出品者は、自由に審査を見ることが出来ます。午後2時少し前に会場に入ると、すでに第1部自由の部に応募のあった169点が、机の上に並べられていました。
なお小樽写真市展は、小樽市民による文化芸能向上発展の一助として、小樽市が主催する文化祭の一つです。、文化祭は、その範囲は写真、絵画、書道をはじめ、文化、芸能まで…多岐にわたっています。なお、写真市展に関して言えば、第1部が自由の部、第2部がネイチャーの部です。今回は第1部が160点の応募が、第二部が102点の応募がありました。
審査員は、日本写真家協会の石津聡先生です。審査開始にあたり石津先生から「写真は感性で撮るもの」「感性が良ければ、多少のブレは気にしない」「年々レベルが上がってきて、甲乙つけがたくなってきた」等との感想が述べられました。
<画像 略>
先ずは、第1部自由の部から始まります。小樽市内の各カメラクラブの世話役等からなる、審査補助員によって、作品がテーブルに並べられます。
<画像 略>
応募者もひと通りどのような作品があるのか見て回り、着席後審査開始となります。
<画像 略>
先ずは、上位入賞作品を決めるために、30点前後を、石津先生がピックアップしていきます。
<画像 略>
自分の作品が上位候補に入るかどうか、とても気になります。
<画像 略>
推薦1点、特選2点、準特選2点がこれらの中から選ばれます。上位5点は一人1点のみ選ばれるので、ここで名寄せがされます。左端は6点選ばれてますが、同一人による作品です。私の作品も2点選ばれました。(左から2番目下段の2点です)
<画像 略>
さらに、同一人の重複を避け、この8点の中から上位5点が選ばれます。私の作品、題名「影絵でじゃんけん遊び」も入りました。
最終的に次のとおり上位5点が決まりました。
☆推薦 「影絵でじゃんけん遊び」 紅露(正式題名は、「~グーチョキパーでホイ!」が付くのですが、長すぎるという事務局の要請で、カットしました)
☆特選 「冬の日」 ほりの
☆特選 「光に導かれて」 中町
☆準特選 「復興への祈り」 嵯峨
☆準特選 「瞳」 山中
さらに、入選作品を決めるために、先に上位候補30点ほど選びましたが、そのなかから一人1点を選んでゆきます。20数点の入選作品も決まりました。
次は第2部ネイチャーの部の審査が始まります。応募102点が机の上に並べられます。先ほどと同様に上位候補として20数点が選ばれます。
<画像 略>
第2部ネイチャーの部の応募作品を熱心に見入る応募者たち。
<画像 略>
上位入選候補作品が出そろいました。私の作品も2点ピックアップされました。さらに重複を避け、7点にまで絞り込まれました。
<画像 略>
上位候補7点の中に私の作品も入りました。
最終的に次のとおり上位5点が決まりました。
☆推薦 「夜明け」 嵯峨
☆特選 「旭岳の恵み」 鹿戸
☆特選 「閉じ込められた気泡」 紅露
☆準特選 「金環日食と〇〇…(読み取れませんでした)」 角江
☆準特選 「運河のアート」 内田
第1部と同様な手法で入選が20点ほど決まりました。
すべての入賞・入選作品が決定した後に、石津先生から、上位作品についての講評がありました。まずは第1部自由の部推薦の作品「影絵でじゃんけん遊び」です。
本ブログの標題にした画像です。
<講評>
逆光を利用して人物を黒く落として、シルエットにしているので、画面がとてもシンプル、まさに影絵的。3人同じポーズではなく、中央の人物のみ違った格好。やらせであるとしても、演出が上手く、撮影者の感性が感じられます。おまけにバックに彩雲のおまけつき。
<特選「冬の日」 講評>
警備員の後姿を撮っているが、表情を出さなかったことが、逆に冬の日の寒い雰囲気が出ている。撮影者から、前から撮ると「肖像権の問題」が…と言う意見が出ましたが、石津先生は、肖像権につて、次のように語っておられました。
一般人については「肖像権」は発生しません。肖像権は野球の選手や歌手などのように、自らの姿かたちで収入を得ている場合のみです。ただし、一般人を撮影した場合に、プライバシーの侵害に当たるケースが出てきます。この倍は一言語りかけて撮影の了解を得るのがベターです。
<特選「光に導かれて」 講評>
札幌駅前のニッセイビルの1F、キヤノンギャラリーへ通じる通路で撮影したものですが、左右の明暗差、幾何学的模様で、異次元的な雰囲気を感じさせる作品です。遠方の通行人がいい味を添えています。多少のブレも気になりません。
<準特選「復興への祈り」 講評>
90歳を超える、ギリヤーク尼ヶ崎さんの大道芸ですが、雨粒が映り込んでいてとても雰囲気が出ています。
とここまで石津先生が講評したときに、カメラ(コンデジ)の電池残量がゼロになってしまいました。公表はまだまだ、第2部ネイチャーの部まで続くのですが…画像がないと理解しにくいので、あとは省略します。以下に私の第1部自由の部入選作品と第2部入選作品をあげておきます。
☆第1部自由の部 推薦「影絵でじゃんけん遊び」
写真は、標題のとおりです。9月の下旬に、娘・長女の同級生でもあり、デザインクリエーターである「いけ なつ」さんから東雲町界隈を題材にした写真撮影をしたいのでと協力要請がありました。写真家やモデルすべてを同級生4人が協力するということでした。私の分担は、彼らが撮影・取材する光景をスナップすることでした。このカットは、水天宮の外人坂の下から、つい自分の守備範囲ををはみ出して撮った1枚でした。「いけ なつ」さん、同級生スタッフの皆さんに感謝です。本来らならGET賞金で飲みに…と行きたいところですが、小樽写真市展は、賞状と楯以外何も出ませんので悪しからず…
なお、今回の推薦(市展賞)は、平成10年の小樽写真市展'98で、コンテストなるものに初応募、いきなり推薦(市展賞)を得て以来二度目です。
☆第1部自由の部 入選「真夏の夜のジャズフェスタ」
8月16日(土曜)に第3埠頭多目的広場で行われた「北海道JAZZ 2014 in OTARU」の一コマです。
☆第2部ネイチャーの部 特選「閉じ込められた気泡」
去年の2月、十勝管内糠平湖でキノコ氷を撮影したときのカットです。
☆第2部ネイチャーの部 入選「地球は青かった」
自宅の屋上から15㎜対角魚眼レンズで撮影。天地をさかさまにして地上部分を上にしました。石津先生からは上部(地上部分)をもう少し出してもいいかも、と指摘されました。
なお、上位入賞作品及び入選昨品は、10月31日(金曜)から11月3日(月曜)まで、小樽市民ギャラリー(日銀金融資料館前の小樽文学館内)に展示されます。ぜひ見に来てください。
H26.11.1 追記
審査風景については、応募写真の著作権侵害及び参加者のプライバシーの侵害に当たるのではないかとのご指摘がありました。ご指摘に従い、審査風景中の全カットを削除いたしました。私自身の作品及び上位入賞しについてに見画像を残しましたので、あしからずご了承願います。ご迷惑をおかけしたことを、改めてお詫びいたします。