紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

GW中の混雑はいかに…街中ウォッチング

2024-05-08 13:32:47 | 街中ウォッチング
三角市場は、客層が観光客、この日も大勢が詰めかけていた。丁度お昼時とあって、市場内の食堂付近はどこも行列状態。


例年GWは、小樽市内は車の渋滞で移動が困難な状況に陥りますが、今年はどうであろうか?円安や諸物価高騰で庶民には、遠方への旅行は困難。それにしても自民党裏金疑惑議員には腹が立つ。適当に口裏合わせて国民をだまそうとする、支持率一桁台の総理大臣に、この国の未来を任せていいのか…

愚痴は兎も角、GW前半・後半も、最終日の6日(月、振替休日)を除き、おおむね好天に恵まれましたが、気温の乱高下に四苦八苦。そんななか4日(土・祝日)ににふらりと街中に出てみました。

先ずはJR小樽駅を出てすぐそばの、観光客が集中する三角市場、次いで中央市場第1棟(海側)にある喫茶chaff(しゃふ)、二段公園のサクラ&レールカーニバル、運河沿いの臨港線に出て、小樽運河浅草橋街園、最後は中央バスターミナルから南小樽行き循環バスで帰宅という経路です。



☆三角市場は、人がすれ違うのが難しいほどの混み様…もっとも下(市場内は下り坂)に降りる観光客が殆どですが…




食堂がある通りの横を見ると、入り口で順番待ちの様子。食堂のお姉さんも、客の入りににっこり。こういう笑顔につられて…、オッといけない、食べに来たんじゃなかった。




☆市場内を抜けると、国道5号線に出ます。国道を渡って、現在工事中の「卸売市場」の左側を海側へ降りていきます(下り坂)。さらに「中央市場」を第3棟、第2棟、第1棟へと海側に行きます。もっとも海に近い第1棟中ほどにあるのが「喫茶chaff(シャフ)」です。
なお、第3棟、第2棟は建物内の中央に通りがあって、通りに向かい合って店舗があります。ただし第1棟は建物の中央に通りはなくて、外側に店舗があります。込み入って分かりにくい(笑)。地元民でも迷う。






薄いグリーンのドアが目印。CHAFFと綴ってシャフと読みます。





店内は、数組の先客がおりました。とりあえず、カウンター席についてTwitter(X)友である店主に挨拶、レギュラーを注文。
テーブル3席、カウンター4席ほどの狭い店内(焙煎機、焙煎前のコーヒー豆等が大きなスペースを占めている)に、私を含め5名ほど。常連客らしき方が入れ替わり入ってきます。





店主は客の注文を聞き、何度も試飲を繰り返し納得できて初めて客に提供。これぞまさしくプロの技と納得。私のような味音痴が長居しては迷惑と思い、そうそうに退去。




☆二段公園は、八重桜が満開。






八重桜と新緑の葉が美しい。公園内にはあちこちに八重桜が咲き誇っていました。





おや、サングラスをかけた子供が…と思っていたら近くに家族がおられ、言葉から察して韓国人のようでした。






GW中は旧手宮線でレールカーニバルが行われていて、トロッコが走っていました。






洋風レストラン、マンジャーレの桜はすでに葉桜でした。






近くに来たら、ここで「雪たん飴」を買わなくちゃ。二袋購入+オマケで(二掴み程)、袋の中にポイしてくれました。我が家の次女と飴谷製菓(勝納町)、ここの弟が住吉中学校の同級生とあって、いつもオマケしてくれています。




☆運沿いを走る臨港線に出て、歩き疲れたので、中央バスターミナルに向かうことにしましたが…あれれ??運河花園橋に…






石原プロモーションのテントが見える、人だかりもあるし、何かイベントがあるのかな?と思い立ち寄ってみることにしました。
テントの右端に、スマートボールが2台、飲み物や串焼きが売られていました。歩き疲れたのでここで一休み。ラムネ+串焼きを食べてしばし休息。




周辺の八重桜が1分咲き程度。





久しぶりに運河を描くMさん(左)に遭遇・雑談。





観光客も歩き疲れたのか店舗前のベンチで雑談中。さて20m程先のバスターミナルで、ぱんじゅうでも…






入ってびっくり。中央奥の「ぱんじゅう」店桑田屋の前は、行列ができている!
「ぱんじゅう」については、当ブログ2014.3.16付「小樽銘菓『ぱんじゅう』…⁇」を参照してください。クリックするとジャンプします。



という事で、南小樽行きの循環バスで帰宅、疲れました。















南樽界隈あれこれ

2024-04-29 11:12:54 | 街中ウォッチング
               駅舎の日陰の壁をバックにして撮ると…



4月も下旬に入って暖かいが続き、桜も順次開花、本来であれば春の様子を撮りに歩きたいところですが、如何せん車の免許返上、車を手放した状況では、どうしようもありません。おまけに腰痛持とあっては、にせいぜい自宅周辺を歩くのが精いっぱい。

愚痴ってもしょうがありません。最近SNS上で春の山菜の画像がよく登場します。山奥育ちの私にはとても懐かしく、口にしたい思いが強くなります。市場に行けば売っているかも、という事もあって、南樽駅界隈の桜、南樽市場の鯉のぼりなど撮りに行きたくなり、帰りに市場で行者ニンニクを買ってくることにしました。画像は26日(金)撮影です。



☆JR南小樽駅の桜は、三分咲き




JR利用客は三分咲きの桜を背景に写真撮る人が多い。ブログ公開日(29日)には満開かも





量徳橋の市立病院側から、ホームに入線する車両を絡めて撮ると…



☆小樽市立病院横の通りを信香町方向に降りると…




小樽で有名な団子販売店「雷除志ん古」があります。造る量にもよるのか、午後は休業していることが多い。





数軒下隣りにある「カフェまる」は、明日から営業開始らしく、店内整理中ですと、店主が片付けに忙しそうでした。



☆勝内川には、例年通り鯉幟が飾られ、まるで鯉の滝登りのように…




スローシャッターで撮った画像を、Photoshopで色調を加工してみました。



☆南樽市場周辺は…




市場国道側に「こども遊園地」がありますが、子供が遊んでいるのを、見かけたことがありません。
それはともかく、向かいの桜が満開、とても奇麗でした。




市場国道側にあった土門豆腐店は、廃業したことは数か月前に、Twitter(X)で、小樽アオバト情報局(藤間めぐみ氏)が触れられておられました。店主の土門氏は、私と小樽商大同期で、同期の殆どが金融・保険業界に就職する中、彼だけが家業を継いだことに驚いたものでした。
私自身近くを通った際には声をかけたものですが…いつも半腰前屈みで忙しそうに立ち働いておりました。



☆さて、市場内で行者ニンニクを購入し、ふたたび信香町、若松町界隈をふらふらと…




川口整骨院向かいの、ポストのある民家を見ると…右下の玄関ドアに整骨院の文字が写り込んでいる。





数年前に比べると、多少色がくすんだ感じがしました。以前は赤いポストが、もっと明るかったような気が…。




空き家かな?長方形のマス目の跡が不思議。アパートの分電盤の跡であろうか?





若松町で見かけた、梅の木(手前のピンクの花)とシデコブシの木(白い花弁が11~18枚)。シデコブシがとてもきれい。



☆行者ニンニクを市場で購入、3束で750円、家庭内バタバタしていてまだ口にしてない!!!
何時になったら食えるんだ、女房殿?



小樽思い出の一枚…石原裕次郎記念館と石原プロワールド

2024-04-08 11:08:05 | 街中ウォッチング
                                  記念館は、裕次郎思い出の地小樽築港マリーナ沿いにあります



さて、11回目の「小樽思い出の一枚」は、当ブログでも何度か取り上げたことのある「石原裕次郎記念館」と、マイカル小樽に開設された「石原プロワールド」、そして運河沿いに開設された「おもしろ撮影館」について取り上げます。

裕次郎記念館は、1991年7月(H3年)に小樽築港マリ-ナ沿いに建てられました。小樽に建てられたのは、裕次郎が、父の転勤に伴って3歳から9歳までの幼年期を小樽で過ごし、小樽への思い入れが強かったからだと言われています。

記念館への入館者数は、延べ1800万人に達しましたが、裕次郎時代を知る世代の減少や、建物が潮風にさらされ老朽化が進んだことから、2017年8月末(H29年)をもって閉館しました。

なお建物は同年11月に解体され、かろうじて裕次郎の愛艇コンテッサ号が敷地の一部に飾られているだけで、現在も(2024年、R6年)更地のままとなっています。

一方、石原プロワールドは、マイカル小樽(その後WingBay小樽)が、1999年4月(H11年)に開業すると同時に「西部警察」としてオープンしました。当初話題性もあって、46万人の入場者があったものの、翌年には半減。僅か2年で閉鎖しました。

おもしろ撮影館は、高速札樽道から繋がる臨港線の運河沿いに、2012年4月(H24年)開設されましたが、これも半年経ずして閉鎖(同年9月)されました。


☆石原裕次郎記念館
私自身は2度ほど入館したことがありますが、特別裕次郎ファンであったわけでなく、TV放映された西部警察も一度も見た事がありません。ともかく撮影禁止区域が多くて、紹介したくても、出来ず、殿様商売に嫌気がさし、写真撮影を趣味とするものには興味のない記念館でした。石原プロワールド、面白撮影館にしてもすべて、利用客視線に立っておらず、当初から長続きしないと思っておりました。個人的な感想は別として、画像を中心に取り上げていきます。



一歩、記念館に入ると、西部警察で撮影に使われた車が数台と、裕次郎、渡哲也の等身大パネルが出迎えてくれます。右手に入館券販売所(当時1500円だったと記憶)があり、関連商品の販売コーナーもあります。




1Fには、映画「嵐を呼ぶ男」のモノクロポスターがあり、のちに妻となる北原三枝が写っております。カラーのポスターが多い中、このモノクロポスターは、ひときわ目を惹きました。手前に植木鉢があってなおさら目を惹きました。





さらに進むと、出演した映画のポスターが、大小さまざま展示されています。




さらに進むと映画の撮影機材やポスターが壁いっぱいに展示されています。





西部警察の大きなパネルがありました。西部警察については、映画もテレビも見た事がありませんので、コメントのしようがありません(笑)。
(注)朝日系列TV で1979年~2004年放映された、大門刑事(渡哲也)を中心としたアクションドラマ(ウィキペディア)。





周囲の壁にも撮影時のパネルが貼られています。




さらに2Fにも、展示品がありますが、撮影禁止エリアとなっているので、画像は紹介できませんが…。先ず代表的映画が9分ほどにまとめられた映像が、スタジオ観賞(ミニ映画館風)できます。さらに進むと、「黒部の太陽」の発破のシーンが再現されています。

次いで裕次郎のヒット曲のレコードジャケット数百枚(もっとあったかも)、レコード大賞受賞曲のプレートが並んでいます。さらに「栄光への5000㎞」で使用した高級車がずらりと展示されています。中には、閉館に当たって、小樽市博物館に寄贈された高級車もありました。

さらに順路に沿って進むと、北原三枝との私生活で使われた日常品、また裕次郎自身が使用した服飾品等が多数展示されています。

展示コーナーを抜けて、さらに進むと、2Fに喫茶店があります。座席数20程で小樽築港マリーナに面しており、店名が「ハレ・コンテッサ」となっていました。 




よく見ると、椅子もかなり傷んでいる。




窓際の席で、緑茶+ケーキを頂きました。2Fにあって、マリーナを見渡せる絶好のスポットと思いましたが…。
この喫茶店、記念館を訪れた客専用で、外部に階段があるにもかかわらず、鎖で施錠されていて外部からは入れません。ここにも殿様商売の一端が見られました。





という事で、2017年8月(H29年)をもって閉館することが決まりました。建物の老朽化は、補強すれば解決できますが、如何せん入館者の減少を止める努力が全くなされない現状では、当然の帰結と言えます。





閉館決定後の、小樽雪あかりの路で、記念館前に作られた雪像。中央が裕次郎かな?




2017年8月(H29年)閉鎖直後の11月には、建物は、取り壊されました。愛艇コンテッサ号だけは、隣の小樽港マリーナ近くに移設されました。なお敷地は現在(2024年3月、R6年)も更地のままです。




☆石原プロワールド(西部警察)
上の更地を撮影した場所が、WingBay小樽の5Fの駐車場からです。この建物は、当初マイカル小樽として1999年3月(H11年)に建てられました。
船橋市の大型ショッピングセンターララポート以北、最大の商業集積との触れ込みで開設されました。数年で業績悪化、破産等を経て、現在に至っています。
マイカル小樽オープンと同時に、石原プロワールドが2Fに設置されました。当初46万人の入場者数を数えましたが、翌年には半減し、僅か2年で閉鎖となりました。私自身は入館したことがありません。





受付には,警官スタイルの女性がおり、入館料やフォトフレームの販売をしています。以下3点とも撮影日、フィルムの種類が異なります。(撮影日1999年4~6月頃、H11年)




開業当初(1999年3~4月頃、H11年)は列をなしていましたが…




入り口近くの別コーナーには、西部警察の面々が前に立ち並び…、オレンジ色の床には、文字と数字が書かれていますが、壊した車両4000台、使用したダイナマイト300トン等々。



☆おもしろ撮影館
高速札樽道に続く臨港線の運河沿い、現ニトリ「ステンドグラス美術館」の奥側の建物に2012年4月(H24年)オープンしました。当初ここに開設した理由として、東南アジアの方々に知っていただき、裕次郎記念館への誘客を意図としていたようでしたが、同年9月に閉鎖とは…




左門前に展示物のプレートがあり、通行人の注目を引きます。中央奥にETが出迎えてくれます。




孫二人を連れて、大きなスクリーンの前でETと記念撮影。




大きなオブジェや、トリッキーな画像が多くて、大人でも結構楽しめましたが、半年持たずに、同年9月に閉鎖されました。



なお、コメントとは個人的なものですので、ご了解ください。
#小樽思い出の一枚

さようなら、小樽運河プラザ

2024-04-02 21:33:21 | 街中ウォッチング
                   標題の画像(運河プラザ)は、小樽市のHPから借用


小樽観光のシンボルでもあった運河プラザが、3月31日をもって閉鎖されました。運河プラザは、JR小樽駅を出て、中央通りを海に向かって下ると、徒歩7-8分のところにあります。石造りの倉庫、それが「小樽運河プラザ」です。小樽運河を見学する多くの観光客が立ち寄り、情報収集、休息あるいは土産品を購入する場所でもあります。市民にとってもなじみのある建物でもあり、閉鎖を惜しむ声が出ています。

この石造りの建物は、明治38年に倉庫として造られたもので、その後小樽市の歴史的建造物に指定され、平成2年に小樽市が買い取り、観光物産プラザ、通称「運河プラザ」として開設されました。施設内は、中央通りに面して「一番庫」、運河側に面して「二番庫」、その対面が「三番庫」となっています。丁度、逆コの字型となっていています。

何分、明治時代の建物ですので、今回、4月~9月にかけ耐震補強されることとなり、運河プラザの機能を、新しく出来た道路2本海側の「国際インフォメーションセンター」に移すことになったようです。なお、10月以降については、どのような形になるのか小樽市として、検討中とのことです。個人的には、現状と大きく変わってほしくないと思いますが…

という事で、3月30日、31日の両日、運河プラザに立ち寄ってみました。以下の画像は、両日撮影したものであります。




中央通りに面した「一番庫」には、円形のテーブルが6-7卓置かれていて、いつも観光客が休憩しています。右手には小樽及び近郊の観光案内のパンフレット(数か国語)がおかれていています。




左側には2番庫に通じる入り口があって、そこで飲み物を購入してテーブルで飲むお客が多い。



一方一番庫の左手を見ると、椅子とテーブル(4人掛け)があって、右手の喫茶店で注文した飲み物をここで飲んだり、雑談したりできます。
なお、喫茶店のカウンターの右隣りは「観光案内所」となっています。


さて、3月31日で、一時閉鎖されることが決まると、アオバト情報局の藤間めぐみさんが企画したメッセージボードに、多くの観光客や地元ファンが書き残した付箋が張り付けられています。



佐々木さん、とはこの一番庫で長年喫茶店(店名=一番庫)を経営されていた方で、昭和40年代に運河埋め立て反対運動のリーダーの一人でもあります。ここ一番庫で喫茶店を始める前は、叫児楼という有名なスパゲッティ店を経営していました。




カウンターには、店主佐々木さんの似顔絵が置かれていました。













メッセージボードにはまだまだ付箋が貼られていました。


このように、多くの観光客やファンに惜しまれつつ、観光プラザは、31日をもって閉鎖となりました。10月の再開以降も、現状と同じような運河プラザであってほしいと願うのは、私一人だけではありません。





小樽思い出の一枚…「運河工芸館」

2024-03-21 12:06:33 | 街中ウォッチング
          ilPONTE(旧運河工芸館)の入り口に飾られた作品(水槽のように見える?)




小樽思い出の一枚として、今回取り上げるのは「運河工芸館」です。この建物は、昭和63年(1988年)に運河を一望できる臨港線沿いに開館。(株)小樽工芸社が運営するガラス製品製作会社で、建物は煉瓦造りで、地下1階がガラス製作工房で、当時珍しかったガラス職人の実演を間近で見られる工房として人気を集めました。ガラス製作体験メニューも用意されており、入館者がガラス製作を楽しむこともできました。

また1階では、地下で製作した製品や道内各地から取り寄せたガラス製品を販売。2階はレストランと見学者が小物ガラスと製作を体験製作できるコーナー。中でも人気があったのは屋上のツインドーム。そこから見ることのできる小樽運河や小樽港の眺めが抜群。そして天気のいい日には遠く石狩湾越しに増毛や暑寒別連峰が見えました。

開館3年目を迎えた平成2年(1990年)には、小樽有数の観光施設となり、その後、最盛期には個人旅行客や修学旅行生など、来館者数は年間2万人に達しました。ガラスの街小樽を代表する施設として人気を集め、中山美穂主演映画「Love Letter」の撮影に使われたのがこの施設。
(注)「Love Letter」については、6回目の小樽思い出の一枚「ひな巡り」の項で取り上げ済み。クリックするとFacebookにジャンプします。

しかしながら、平成20年(2009年)の金融不安、翌23年(2011年)の東日本大震災以降は、集客が落ち込み、来館者が激減。ピーク時の8~9割減となり、同年8月に遂に閉店に至りました。

その翌年(平成24年)、小樽市内の別の町内にあった革製品・ガラス製作体験スタジオの「ilPONTE(イルポンテ)」がこの建物に移転しました。経営主体が変わったものの、現在も営業中。ただ屋上のツインドームについては、残念ながら立ち入り禁止となっています。

という事で、今回は昭和63年の開館から平成23年の閉館迄の間の画像と、現在のilPONTEの状況を取り上げました。ilPONTEについては、3月16日撮影です。なお、千歳空港の売店に「小樽運河工藝館」なるコーナーがありますが、運河工芸館とは、全く関係がありません。




二つのドームは行き来出来ます。この日は修学旅行生が大勢来ておりました。(H19.6.13撮影)




チャリタク3台流し撮り(H19.6.2)



臨港線を走る人力車(H16.6.6撮影、ネガフィルム、毎日新聞フォトコンファミリーの部優秀賞)



隣接する小樽博物館の屋根瓦修理、小樽で屋根瓦の修理は珍しい。(H19.5.31撮影)



地下1階の工房でガラス製作中の職人。天窓から差し込む日が床に反射している。(H19.5.31撮影)




炉でガラスを熱する作業中(H19.5.31撮影)



(H20.9.4撮影) ツインドームの屋上から札幌方向を見る。奥にドームが見えますが、小樽駅前通り(中央通り)の「ホテルノルド」です。現在も午後6時のNHK 札幌放送局の天気予報は、ここノルドのドームから、小樽運河を映し出しています。



(H20.9.4撮影) 大型船が入港していますが、遠方に増毛等がかすかに見えます。



☆最後にH24年に、ここに移転して来たilPONTEについて見ておきます。撮影日はいずれも3月16日です。なお、移転前は中央通り小樽運河プラザの1本裏通りに工房があった記憶があります。




店舗前面に、大きな垂れ幕が出ています。



画面中央の階段(4段)の向かいにあるのが、表題の画像の金魚の水槽です。階段の奥は地下1階のガラス工房に通じます。




1階は、自社製品他のガラス製品が並べられていました。昼休みらしく、店員は1名しかおらず、最近入社したばかりで、解りませんとのこと。



屋上のドームへは立ち入り禁止となってました。




小樽堺町雪あかり「オコバチリバーライト」を見てきました

2024-02-07 14:35:29 | 街中ウォッチング


第26回小樽雪あかりの路の一環として、観光街の一つである堺町が独自に行っているイベントが「オコバチリバーライト」です。2月5日(月)このイベントと、イベント端境期の小樽運河を見てきました。

オコバチとは、天狗山を源流とする河川で、小樽市内中心部を流れる「於古撥(発)川」のことです。川というよりは側溝に近いかも。個の川は、国道5号線から暗渠を通り、寿司屋通りから再び顔を出し、堺橋を潜って、運河の南端に出ます。

話を元に戻し、午後5時少し前、まだ薄明りの中でしたので、ブルーを基調に数カット撮影しました。



先ずは橋の欄干を、このように直径3-4cmの豆電球がちりばめられています。(PM5:05)



多重露光風に撮影(ピントの合った画像とぼかした画像を重ねた)(PM5:15)、なお奥のニトリ西洋美術館の明りをカットしています。



川を挟んで左側を見ると、大正硝子館本店の軒下に、マフラーを巻いた雪だるまがありました。多くの観光客がここで記念写真を撮っています。左下の三脚が邪魔ですが…(PM5:03)
なお、ここの建物は大正硝子館本店で、明治39年建造の歴史的建造物です。また分店が堺町周辺に10数店舗あります。特に右手の建物は小樽浪漫館(今回は写っていない)と言い、旧百十三銀行で、秋には建物全体を覆う蔦で、真っ赤に染まります(画像略)。



さて、途中小樽運河を撮ってきましたので(20分ほど)、再びオコバチリバーライトに戻ると、川の雰囲気がガラッと変わって…(PM5:40)



中央奥の青いネオン看板が無粋ですが…(PM5:45)



この後堺町通りをメルヘン広場方向に向かって帰りました。出世前広場はイベントをしてないようでした。


出世前広場の左手は以前交番だったところ。今は持ち帰り飲食店に代わっていました。


☆「雪あかりの路26」のイベント端境期に当たる小樽運河は…
(注)26回目となる雪あかりの路は、「…の路26」と後ろに、26が来ますが、暦年と紛らわしいですね。正確に、「第26回小樽…」としてほしいものです。



カメラの設定が「レトロ調」となっていたのに気が付かず、ついパチリ。まあ、これはこれで雰囲気があるかな?(2月5日PM5:17)



雪あかりの路イベントの端境期で、LEDライトも電飾されていないのに、ものすごい数の観光客にびっくり。団体客らしい。
ここ運河の南端浅草橋に来る途中、堺町観光の中心的建物である中央バスの「運河ターミナル」が午後5時に施錠してしまったことにびっくり。観光客がまだまだ周囲を行きかう中での閉鎖。
とかく観光街の閉店時間が早すぎると言われている中で、この状況。これでは観光地を標榜する小樽が、自ら首を絞めているようなもの。小樽の衰退に拍車がかかるだけか?



中年の夫婦が記念撮影、ガス灯上まで入れたほうがいいけれどね…上切っちゃうとただの黒い柱。記念写真としてはペケ!



チョイ絞り込んで(F11)、道路灯の光条強調したけれど、いまいちか?船(カナルボート)がないと、寝ぼけた画像だね(撮影者と同じだ!)。














久しぶりに運河プラザ&小樽青の運河へ

2024-01-29 13:02:27 | 街中ウォッチング
            大荒れの天候続きで、ガス灯も青色のLED飾りも一部点灯していない(26日現在)


ここ数日(1月4週目)、小樽は猛烈な暴風雪に見舞われ、外出もままならない状況が続いていました。そんな中、以前から現在の小樽運河プラザが閉鎖・移転するという話を聞き、とても気になっていました。久しぶりに青の運河も見てみたいし、という事で、先日26日(金)に荒天の合間を見て、運河プラザと青の運河を見てきました。(なお、28~29日は気温が上がって、道路はぐしゃぐしゃ)

小樽運河プラザは、平成2年に、観光物産館として開設されました。建物は既存の石蔵倉庫を改造し、小樽駅から延びる中央通り入り口側が「1番庫」、右側の土産品売り場が「2番庫」、左側の多目的ホールが「3番庫」となっています。観光客は、先ずは1番庫に入ってきます。ここには観光案内所、喫茶店、さらに休憩所、各国語の市内近郊のパンフレットが置かれています。また今の時期はワイングラスタワーがカクテル光線を浴びて色とりどりに輝きます。

1番庫には、小樽のイメージキャラクターである小樽潮風高校の「小春六花(こはるりっか)」が出迎えてくれます。なお、小樽潮風高校は、小樽商科大学をモデルにした架空の高校で、小春六花、夏色花梨、花隈千冬の3人が小樽のイメージキャラを務めています。詳細は小樽潮風高校で検索してみてください。

話は戻って、1番庫で長年喫茶店(店名=喫茶一番庫)を営んでいる佐々木一夫氏にお会いして、移転の予定を伺いたいと思っていました。1番庫の展示品の多くは佐々木氏個人の所有物であり、新運河プラザに移転するのかも気になります。なお佐々木氏は、運河埋め立て反対運動のリーダーの一人でもありました。


☆運河プラザ1番庫に入ると…佐々木氏は、先客の常連客と話しておられましたが、ふとカウンターの縁を見ると、彼にそっくりな人形が…



思わず、ぷっと吹き出してしまいました。黒い前掛けの店名「喫茶一番庫」の下に平仮名で「きょうじろう」とあります。これは佐々木氏が、以前静屋通りのスパゲッテイ店「叫児楼」の店主であったからです。



馴染客との会話も終わり、まずはコーヒーを注文、移転の有無むを尋ねたところ、何分、展示物の多くが私物であり現時点では不明とのことでした(顔写真等掲載OK済)。もろもろ話が進み、小樽の古い写真は後世に残してほしい等30分近く話し込んでしまいました。
なお、現在運河プラザ移転・売却反対運動の兆しもあって、先行きは見通せない状況かも。個人的に気になるのが、小樽市内の某大手企業に売却されるのではという懸念も。
1番庫内を見渡すと…以下の写真一部は以前撮影したカットを含みます。



佐々木氏の個人所有物 LPレコードや古いフィルム式のカメラが展示されています。



同上 このほか古い町名電話番号プレートなど雑多。



小樽出身のサカナクションの山口一郎のギターやプロモーションビデオも佐々木氏の個人所有物です。父親が喫茶店の店主同士とか…
さて、1番庫内を見渡すと…



小春六花のビデオが流れていました。



ワイングラスタワーに、カクテル光線が当たってきらきらととてもきれい。



外を見ると、観光客がクルーズ船乗り場の方向に向かうのが見えました。
2番庫のお土産品売り場側から外に出ると…



窓際に積もった雪越しにみるグラスタワーもきれい。


☆運河クルーズ船乗り場に向かうと、本日(26日)は「強風のため全便欠航」の看板が出ています。勿論承知のうえで撮りに来ていますので、暫し乗場案内所内で休憩させていただきました。その間に数カット撮影…



クルーズ船案内所には「本日は終日運休」のお知らせが出ています。



運河沿いの遊歩道には結構な数の観光客がおりました。よく見ると、手前のガス灯が消えていたり、LED飾りが点灯していなかったり、影響が出ているようです。



LEDが点灯していないガス灯が4本あります。暴風雪の影響かも。


この後、長女の運転する車で、帰宅しました。


郊外に買い物に…

2023-08-19 15:49:07 | 街中ウォッチング

 

車を手放してからは、何かにつけ不便になりました。小樽市内を回る循環バスも、運転手の高齢化等もあってか、便数が減少。コロナ前は、観光スポット巡りの循環バスが便利で、よく利用していましたが、コロナ明け後も再開される様子がありません。市内中心部に行くにも、腰痛持では、長時間の歩行は困難。

長女、次女が車を持っており、時折同乗させてもらっています。8月6日(日)、市郊外の「水車プラザ」への野菜購入、仁木町の「キノコ王国」「さくらんぼ山」に家内ともども、次女夫婦が運転する車に同乗させてもらいました。

 

☆「水車プラザ」とは、採りたての野菜、果物等を直接消費者に販売する組織です。小樽市郊外のフルーツ街道沿いに(忍路)あって、5~11月の野菜収穫期に、通常は土日営業ですが、収穫最盛期には金土日の週3日営業です。
なお一部画像は、機材の不調で撮影できず、前年の8月撮影分を含んでいます。

 


郊外の広い敷地に、ぽつんと建つ目立つ建物です。

 


1歩中に入ると、野菜果物、季節の花などが、所狭しと並んでおります。

 


壁際には生産者の画像が張り付けられていて、もぎたての新鮮な野菜等が並べられています。実に品種が多種多様。初めて目にする野菜もあります。調理方法の解説まであります。

 

☆さて、昼食はどこで食べようか?キノコ王国は、観光客が多く、昼食時は込み合っているし、途中にそば屋があったはず。
だが寄ってみると「そば処三彩」は休業(廃業?)の張り紙が…
では、戻ってあのログハウス風のレストランに入ってみることにしました。

 


店舗前の国道淵には幟が立っており、いつも気にはなっていましたが…。

 


入るのは初めてですが…。玄関横には「LAC LE JEUHE」とあります。店名だとは思いますが、何と読むのかな?創業1989年と書かれていました。それを拡大してみました。
<店名の拡大>

検索すると、カナダの湖の名前が出てきました。フランス語かな?時間があれば次回訪問の際に聞いてみたいと思います。
さて、この店はおかみさん一人で切り盛りしているようで、超多忙な様子。席数は、カウンター席含め30席弱。
先客グループが4‐5人ほどいて、注文が各自ばらばらで、調理に30分ほどかかるとか。という事で、われらは、ナポリタンととんかつ定食、各二つと、品目をそろえました。時間があるのでレストランの周りを、ふらふら探索。

 


そとよりも、店内が面白い。実に懐かしい電話機だ。使えるかどうかは不明。電話機の隣は本棚コーナーになっていて、懐かしい本がたくさん。

 


横山光輝他の歴史漫画本がずらり。とにかくユニークなレストランだ。

 

☆次は「キノコ王国」で総菜を、隣接する野菜売り場で食材を買い足して…



駐車場の目の前には自販機が4台、100円から買えるのはありがたいが…、歳をとると、通常の350ml缶でも、飲み切れないことが多く、それ以下の細い缶があるのはありがたい。

 


レストランに入ると、昼食時間帯が終わっていたせいか、客数は少ない。

 


レストランの壁には子供が喜びそうなアンパンマンの切り絵がずらり。時折、子供連れの親子が記念撮影。

 


さて、販売コーナーを覗くと、なめたけの品数の多いこと、多いこと…

 


なんと面白いカルパスが…

 


TVコマーシャルや「充電させてもらえませんか?」で有名な出川哲郎の顔写真付きの海苔があったり…

 


こんな絵のつまみがあったり…

 


某TVタレントが連発して、話題となった北海道弁ですが、現在はほとんど使われていません(と個人的に思っています)。

☆さて最後にフルーツ街道を小樽に戻る途中、観光農園「さくらんぼ山」に立ち寄りました。北海道には無い花「ノウゼンカズラ」が見たくて…

 


近年は、品種改良が進み、寒冷地の北海道にもあちこちで目にします。札幌大通公園西1丁目の人工滝の上部にあるのを見かけたことがあると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


岩見沢駅で途中下車して…

2023-07-30 13:59:29 | 街中ウォッチング

 

7月7‐8日の滝川高校同期会に出席する際に、7日(金)午前11時21分南樽駅発の電車に乗車、目的地滝川駅の手前の岩見沢駅で途中下車しました。実は札幌北支店勤務時代(H9~11年)、空知支庁も業務エリアでした。なので、岩見沢商工会議所とは交流があって、市のイベントの都度、出席しておりました。その際にもJR岩見沢駅を利用し、駅舎のモダンな作りに感心していたものでした。

駅舎3Fの改札口を出て、地上に降りる途中2Fに広いスペースがあって、市民がくつろいでいたり、あちこちにミニイベントが開かれておりました。

また駅舎も交通の要所らしく廃線となったレールで組み立てられ、そのレールには路線名が記されています。また駅舎の下半分および駅前通路が煉瓦造りで、その煉瓦に個人名が記されておりました。こうしたユニークな作りが評価され、数々のデザイン賞を受賞しています。

また駅舎の反対側の北口には、近代化産業遺産に指定されている「岩見沢レールセンター」がありますります。多分明治時代に作られたであろう古いレンガ造りの建物で、現在のサッポロファクトリーと同じ、北海道開拓使のマークが建物の頭頂部に残っていました。

 

☆2Fのセンターホールに降りて…

 


3Fの改札口を降りてくると、広い空間「センターホール」があります。市民がくつろでおりました。右側奥に、チラシのボックスと、何かイベントの案内風立て看板がありました。近寄ってみると…

 


北海道教育大学岩見沢校・油彩研究室2年Oさんの作品を展示しているようです。早速入ってみると…

 


まさにアートですね。私の理解を遥かに超えていて…??、よく解らない(笑)。

 


1Fに降りると、観光協会のインフォメーションセンターがあります。以前来た折にはこのセンター内の奥に飲食コーナーがあって、そこで昼食をとった記憶があります。聞くと、今は飲食店は別のコーナーに移転してますとのこと。そういえば来る途中に、何とか料理という幟があったかも…。

 


インフォメーションセンターで、最初に目に飛び込んできたのが「カメラ女子の会」の文字とオヤキの画像(腹が減っていたからか?)
観光協会の職員に尋ねると、カメラ女子の会についての詳細は、不知とのこと。

 

☆駅前広場はバラに囲まれて…

 


駅舎の外に出ると、駅舎の下3分の1ほどは煉瓦造り、上3分の2は廃線レールを使った作り。同じ煉瓦でも壁と通路では色がかなり違っている。
<参考>

平成21年9月13日小樽市鉄道記念館主催「幌内鉄道遺構ツアー」参加時に撮影したもの。詳しくは、当ブログH21.9.14付け「幌内鉄道遺構をバスで巡る」参照のこと。クリックすれば、ジャンプします。

 


壁に目を凝らすと、ローマ字で個人名が記されている。駅舎の建築に寄付した方であろうか?若干色の薄い歩道のレンガにも個人名が書かれている。

 


駅前広場から見ると、駅前通まで屋根が続いていて、雨の日でも濡れずにすむようだ。
また植樹された赤いバラがとても美しい。
なお、通勤通学用駐輪場は、駅舎右手の2~3Fにあります。

 


バラ越しに広場のベンチで休む人が見える。新聞を読んでいるようだ。

 


こちらは、ベンチでアイスを食べながらスマホを見ている若い女性。

 


あちこちで休んでいる人たちを見かける。駅前広場は、まさに市民の憩いの場所であることがわかる。

 

☆駅の歩道橋を渡って北口に行ってみよう…。北口には「岩見沢レールセンター」があります。詳しくはH21.9.14付け当ブログ「幌内鉄道遺構をバスで巡る」を参照してください。

 


歩道橋は、自転車でも渡れますが、渡る際は降りて手押ししてくださいとの注意書きがあります。この歩道橋ができる前は下の通りでした。H11.6.3撮影(1999年)撮影


 

☆北口の「岩見沢レールセンター」へ…

 


歩道橋を降りて、レールセンター方向に進むとこの建物が見えてきました。よく見ると、サッポロファクトリーの建物とよく似ています。正面上には北海道開拓使のマーク(跡?)があります。今は、この星型のマークは、サッポロビールのラベルに見られます。

 


こちらのレールセンターのマークは薄れて見えますが間違いなく星印です。
さてセンターの中へと思ったのですが、入り口に工事用の柵があって、立ち入り禁止と書かれています。

 


入り口の柵には、中に入りたくても、許可の取り方が書かれていない。なので、ドアの前に来ると、「所長の許可なく立ち入りを禁ずる」とあります。連絡を取る方法が書いていないのだ。多分取れても不許可は、間違いないところ。
H21年9月13日の小樽鉄道記念館主催のツアーの時でさえ、敷地内はOKでも、レールセンター内は不許可だったので…

 


小樽鉄道博物館主催「幌内鉄道遺構ツアー」(H21.9.13)の際の画像。


同ツアー時の敷地内の状況等。用済みレールがあちこに山積みされている。

 

☆とても懐かしい、記憶に残っている風景を再び目にして十分満足しました。3Fの改札から再び電車に乗り込み、滝川に向かいました。
ちなみに、岩見沢商工会議所主催イベントの画像を1枚あげておきます。

 


角の百貨店ビルから撮影、「岩見沢百餅祭り」、詳しくは岩見沢百餅で検索してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


街中ウォッチング~南樽界隈

2023-05-17 16:13:51 | 街中ウォッチング

 

北海道もすっかり初夏の陽気。先ほど(5月17日)、昼のTVニュースでは、35°Cを超える猛暑日が各地で観測されたとか。北海道内でも十勝管内では30°Cを超える真夏日もあるようですが…

ともあれ、暖かい日が続き、写真撮影には最適な日が到来です。今回は我が家周辺、JR南小樽界隈で、目についた写真を数カット紹介します。

 


JR南小樽構内のサクラ、全部散ってしまいましたが、駅舎の白い壁をバックにしてみると…(笑)

 


お隣のKさん宅の白いライラックが満開です。札幌大通公園のライラックも満開のようです。

 


小樽協会病院への通院途上で、小樽双葉高校の庭に咲いておりました。多分、ボケかと思いますが、右側に赤いチュウーリップが何気なく混ざっているのが面白いと思いました。

 


南樽市場の中で見かけた、石原裕次郎の写真の数々。店主がファンだったのかな?

 


南樽市場向かいのテイクアウト専門のコーヒー店。周囲の店舗がモルタル造りなので、この木造(風)店舗は目立ちます。

 


我が家の2軒上隣り(この通りは三本木急坂)は、昔は雑貨店でしたが、現在は廃業し、趣味の花づくりに、ご夫婦で精を出しています。
グーグル図鑑で検索すると、道内では珍しい花海棠(はなかいどう)のようです。

 

さて、次回は、札幌ライラック祭りと写真ギャラリーを取り上げる予定です。

 

 

 

 

 

 


GWは小樽市総合博物館本館へ

2023-05-14 13:56:04 | 街中ウォッチング

 

4月末からのGW中は、特に予定もなく、5月5日のこどもの日に、一番下の孫を連れて、手宮にある総合博物館本館へ行くこととなりました。幸い朝から好天に恵まれ、外出日和。

駐車場に車を止めて、本館前に来ると、八重桜が満開です。さく越えに覗くと、ホームのような建物やオレンジ色の機関車などが見えます。

とりあえずは本館の中に入り、入場料を払います。小樽市民で70歳以上の高齢者は、私も家内も各200円です。入場券代わりに、昔の切符(硬券)が交付されました。入ると右わきで何やら受け付けているようです。アイアンホース号の乗車予約券(無料)が発券されていました。運よく午後3時半発の最終便に乗ること出来るようです。

 


本館前の広場からは、一部ホーム風の建物が見えます。案内図によれば「蒸気機関車資料館」でした。それにしても八重桜の奇麗なこと。

 


ズームアップしてみると、椅子、テーブルがあって、飲食スペースでもあるようです。後ろの緑の柵の向こうは、祝津方面への道路です。

 


資料館の奥には、オレンジ色の電車も展示されています。

 


博物館本館のレイアウト図 蒸気機関車「アイアンホース号」は、「中央駅」と「手宮駅」の間を走ります。なお手宮駅では乗降できません

 


中央駅に向かうと、2時30分発の、アイアンホース号が、戻ってくる最中でした。

 


よく見ると、先頭の機関車の後方には、三つの車両がつながっています。手前から、天蓋のない立ち席の箱型車両、真ん中がビロード椅子席の一等車、最後が板張り座席の三等車です。
ホームで乗客を降ろした後は、機関車だけが、回転台に向かいます。

 


転車台で、180度回転します。

 


転車台の回転する部分を、よく見ると、ピストンの先端に着いた腕のような器具が、レールを掴みます。ピストンが縮むと、その分だけ機関車の乗った台車が回転します。それを何度も繰り返して、180度回転するのです。
機関車だけが、駅舎のもう1本向こう側のレールを「手宮駅」方向に走っていきます。途中で駅舎側の線路に入って、バックで戻ってきます。それが次の画像です。

 


バックで戻って来た機関車は、三等車と連結します。
今度は、機関車、三等車、一等車、立ち席車の順で、「中央駅」から「手宮駅」に向かうのです。
午後3時30分、「中央駅」を出発です。私たち家族が乗車したのは、三等車でした。3~4分で、手宮駅に着きます。

 


ガタゴトかなり大きな音を立て、結構揺れました。数分で折り返し駅の「手宮駅」に到着です。全員下車するようアナウンスがあります。

 


先頭車両の機関車が切り離され、ここでも転車台で180度回転です。「手宮駅」の1本向こう側の線路を「中央駅」方向に進みます。

 


バックで戻って来た機関車は、今度は立ち席車両に連結です。連結後は、それぞれ来た時の車両に乗車です。そして「中央駅」に戻るのです。
要は進行方向の先端は、必ずアイアンホース号が前を向いて走ります。なので以上の操作を何度も繰り返すので、時間がかかようです。

 


午後4時、今日の運行を終えた、アイアンホース号は、客車を中央駅に残し、転車台で回転し、保管庫に収納されます。

 


入館時に頂いたパンフレットから、アイアンホース号の部分を転載しました。
最終便で乗車を終えた後は、再び館内に戻り、しづか号などの展示物を見て回りました。

 


館内ホールに展示されている「しづか号」 さらに館内の展示物を見て回りました。

 


明治13年日本で3番目に敷かれた鉄道、幌内鉄道(手宮~札幌~幌内)の、当時の作業の風景が模型を使って展示されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 


ミズバショウを撮りに…

2023-04-02 18:04:57 | 街中ウォッチング

 

今年は春の訪れが早く、桜前線が例年に比べ1~2週間早いと報道されています。我が家の狭い花壇でも3月の末頃にはクロッカスが咲き、水仙、チューリップの芽が出始めました。例年ですと4月の上旬頃なんですが…

この調子だと、ミズバショウも咲き始める頃かと思い、3月30日(木)小樽市長橋町のなえぼ公園に行ってみました。公園の管理事務所「森の自然館」は閉鎖中で、令和5年は、4月11日(土)から開始との張り紙がされていました。事務所の開閉とは無関係に、中央園路(市道塩谷~赤岩を結ぶ)は、解放されているので、園路に沿って、水芭蕉の群生地を目指します。

 


「森の自然館」の入り口ドアの張り紙

 


中央園路沿いの古木の切り口には、新芽が出ている。

 


園路沿いを流れる小川には、フキノトウやミズバショウの葉があちこちにみられる。画像右下の黄色は、フキノトウが写り込んだものです。

 


さらに園路を先に(赤岩方向)進むと「ビオトープ沼」があってここにもミズバショウが群生しています。
(注)ビオトープ沼およびミズバショウの葉(仏炎苞)等については、2022年4月21日付け当ブログ「小樽長橋なえぼ公園…」を参照してください。上記アンダーライをクリックすると、該当ページにジャンプします。

 


園内の見取図を再掲しました。

 


ビオトープ沼から、「ミズバショウの湿地」へ向かいますが、まだ開花は数本程度ですね。


さらに50m程右奥の「ミズバショウの群生地」に向かいます。群生地へは、迷わぬように、周辺の樹木にピンクのリボンが付けられています。
ただ、今の時期、路面が雪解け最中の雪に覆われているので、ずぶずぶぬかり、転びそうになりました。

 


周辺には雪に覆われている。ここも開花中のミズバショウは少ない。

 


さて、再び中央園路に出て、赤岩方向に向かいます。園路は画像では奇麗に見えますが、雪解け水がこちらの方に流れていて、ぐちゃぐちゃで歩きにくい。

 


道の両側の古木には、キツツキが突いたのか、穴だらけ。

 


大木の間に伸びたクマザサに、陽が当たり、葉の付け根にはきらきらと滴が輝いていました。カメラで撮ると、キラキラ感が出ませんが…。

 


さらに奥に進んで、公園の出口近くにザゼンソウの湿地があります。結構な数のザゼンソウがありますが、こちら側を向いてくれているのが少なくて…
どちらを向こうと、ザゼンソウの勝手だ、と言われそうですが…

 


出口で、森の自然館方向にUターンします。この出口の先の右手の民家の畑(?)にも水芭蕉の群生地があるのですが…、ぬかるみの小径を歩くのが大変なので、戻ることにしました。
途中で見つけたツルアジサイは、あちこちに転がっていました。

 


戻る途中に見つけましたが…何の枝葉なのか??とてもきれいに見えました。

 


ミズバショウの湿地と座禅層の群生地との中間あたりの水たまりで、行きは気が付きませんでしたが、カエルの卵がありました。1週間もすればオタマジャクシになるのかな?

 

ミズバショウを撮るんは、1週間ほど早かったかも…

さて次回は、何をテーマにしようか?撮りに出かけていないので、????

 

 


街中ウオッチング

2023-03-17 15:24:26 | 街中ウォッチング

 

3月に入ると、それまでの寒さがウソのように好天気に恵まれ続けて、雪壁は瞬く間に解けてしまいました。解けた後の道の両端には、スリップ止めに撒かれた黒い砂が残っていますが、下旬になれば市の清掃車が、回収してくれます。

例年よりも1~2週間早い雪解けに合わせるように、桜の開花も、早まるとか。例年であれば4月末ごろにエゾヤマザクラが開花し、5月のGWさなかに満開になるのですが、今年は4月中に満開になるとの予想もあります。

ともあれ、例年以上に寒かった冬の終わりが早まり、ほっとしている今日この頃です。そんな中、3月15日には確定申告(年金)を終え、その帰り家内とに運河沿いにできた喫茶店コメダに行ってきました。という事で、陽気に誘われふらついた街中で目を惹いた画像を取り上げました。

 

☆昨年12月9日、運河沿いにオープンした「コメダ珈琲店」は、丁度昼時だったこともあってか、駐車場もほぼ満杯、お客が列をなして…

 


ドアを開けると、順番待ちのお客が列をなして…、5番目くらいだったかな?

 


ひときわ目を惹いたのは、カラフルなインテリアなど

 


15分ほど待って、客席に案内され、メニューをもらうが…各種セットメニューがあって…戸惑うことしばし。
このトレードマークが、あちこちにプリントされている。

 


注文したのは、ミートソース+ミルクコーヒー&ナポリタン+カフェオーレ
普段料理の写真を撮らないので、パンをかじってから、慌ててパチリ、齧った部分は、トリミング
30~40分いただろうか、支払いは2700円(830+520の倍)、高いのか安野かわかりません、なんせ味音痴を自負しているので…

 


帰りは堺町通りをと打って戻りましたが、観光客の多いこと、多いこと。
車道であることを無視して、車が来ようが我が物顔で横断する観光客。

 


通りの両側には、雪だまりは殆ど見られない。

 

☆WingBay小樽の2F通路には、面白い光景が沢山…

 


6番街2F通路を、1番街方向(JR小樽築港駅方向)に向かうと…
各種雑貨を売っているヴィレッジヴァンガードという店がありますが、店頭で見かけたのがこの似顔絵です。若い方にはなじみがないですが、トリスウィスキーのおじさんに似ているような…

 


エレベーターに描かれた鉄製の扉が、本物に見える。

 


クレープ屋さんの背後の壁に描かれた街並みと英語のフレーズがとても意味深長。
外国の街並みが描かれていますが、上段のNothing escapd their notice. 下段のThey saw the sights of this street.よく意味は解りませんが、この街のことはみんなが見ているよ、という意味かな?図中の二人の若者はこの街の人じゃないよそ者なんでしょうかね。

 


家庭用品売り場のマネキン「商売大繁盛」が面白い。いえいえ、前掛けではありません。マネキンに足に注目してください。

 


一番街最奥(JR小樽築港駅)のコーナーで見かけたドアを押す牛?サイ?黒い紙製ですが、作り物のドアいてw欠けている様子がおかしいね。

 


再び、雑貨店「ヴィレッジヴァンガード」で見かけたポスターです。何か変じゃないですか?そうです、C-C-Bというグループのヒット曲「ロマンチックが止まらない」(1985年)ですよね。

 

 

 

 


春は目前…

2023-03-02 19:20:22 | 街中ウォッチング

 

3月の声を聞くと、鬱陶しい気持ちが和らぎ、なんとなくウキウキするから不思議だ。実際には、確定申告等嫌なシーズンでもあるのだが…

2月中下旬には、大変な寒気団に襲われ、日中でも最高気温が-10度。我が家でも何十年ぶりかで水道管が凍結、業者に修理を依頼する羽目に。ところが、最終週には一転、3月下旬並みの陽気。道路がぐしゃぐしゃに溶け、両側の雪壁も一気に数10cmも低くなるとは…

そんな中、市内臨港線沿いの田中酒造亀甲蔵で、例年通りひな人形が飾られていると聞き、1歳半の孫を連れ見に行くことに。あいにくこの日(2月26日・日)は、一日中猛烈な吹雪。車に乗っていても対向車やすれ違う観光客の姿が見にくい状態。それらを含め紹介します。

 

☆田中酒造亀甲蔵 明治32年(1899年)創業の酒造メーカー。今回雛飾りを見て回った亀甲蔵では、酒造りが行われていて、酒造工程見学も可能。詳しくは、当ブログ2021.2.25付け「田中酒造亀甲蔵…」を参照のこと。

 


亀甲蔵の出入り口に貼られた「雛まつり」開催のチラシ。

 


一歩入れば、2F展示室への通路手前に飾られた一組のひな飾り。毎年目にする光景。
1Fのここは各種酒の試飲、販売スペースでもある。この4月に、次女夫婦+1歳半の孫(4番目の孫=孫4、男の子)が釜山近郊に居住するの御両親に挨拶に伺うという。ご両親には初孫となる。そこで手土産代わりにここの名酒を調達。
さて2Fに上ると…

 


小樽市内名家から譲り受けた雛段数十組が、コの字型に配置されている。

 


孫も珍しいのか興味津々。母親の躾通り、一切触らない。

 


コの字型の中央部分にはミニひなが飾られている。

 


ん?ゴルフボールか?と思いよくよく見ると、毛糸編みだった。

 


吊るし雛は、以前はもっと数多く飾られていたが、奥に見えるのと二つだけだ。
吊るし雛で有名な、熱川と九州柳川の「さげもん」が、現役時代に見られなかったのが残念。なお、余談になるが、以前「小樽ひな巡り」というイベントで、新光町の「狸庵」で撮った画像が印象的であった。また中山美穂主演の「LOVE LETTER」にもひな飾りが出てくることを付記しておく。詳しくは当ブログ「2014 年3月6日付け北のみやび…」参照のこと。

 

☆家族で外出 市内某複合大型店で買い物をすることに…。まずは1Fで昼食を済ませ、3Fフォロアーの店に…

 


1Fの雑貨店で見かけたひな飾り。10万円以上するこのアニメ風雛飾りを買う方がいるのだろうか?ちょい気になった。

 


エレベーターで3Fに着くと目に飛び込んできたのがこのパネル。さすがプロのモデルだろか、スタイルが抜群。

 


初めて目にする「しくじり市」のフレーズ。何かと思ったら、商品陳棚から落ちたり、移動する際に、荷崩れ等があったものだという。タオルなど商品によっては落下しても、全く問題ないものもある。

 


これまた刺激的なフレーズだ。

 


ありとあらゆる商品が低価格で並んでいる。右手には韓国製の飲み物コーナーがあって、市価の半額以下で売られている。

 


最も驚いたのがこのオーディオ製品。6種類のパターンでカラフルなLEDライトが点滅するという。いつまで見ていても飽きないが…。家内の「もう帰るよ」の一言で我に返った(笑)。


☆外は数㎡先が見えない猛吹雪、止んだと思うとすぐ吹雪く。

 


午前11時ころ、自宅から臨港線沿いの亀甲蔵に向かう途中。結構な降りだが、まだ見通しは良い。

 


亀甲蔵を出て、市内中心部の大型店に向かうときには10m先がこのような状態(12時半過ぎ)。奥のメルヘン広場は猛吹雪状態。

 


市内中心部に向かう際には、5m先が見えない。歩行者も感覚を失うのか、道路の中央を歩いている。7‐8㎡先の左手の車は、99%見えない。ノロノロ運転で歩行者に気を付けながらなんとか目的地に到着。なお、こういう日に限って、交通事故は起きないものだ。レンタカーを利用する旅行者を除いてね。
上記に写ってる歩行者は、全員旅行者。地元民は、まずこのような日は徒歩では外出しない(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 


晩秋の頃~小樽市内街中ウォッチング2

2022-11-24 11:23:47 | 街中ウォッチング

                          <止まったままの時計塔>

凄いね、北海道内のコロナの新規感染者数の増加が、東京都の数と並ぶ勢い!こんな数で、東京都と競ってもしょうがないけれど…。

我が家でも、10月下旬に次女夫婦が相次いで感染。1歳2か月の孫4(次女夫婦の子)は、無事だとわかって一安心。さらには、2世帯住宅の孫娘3(専門学校生)が感染、1週間の自宅療養となって数日前に完治。どういう訳か、基礎疾患を持つ我ら老夫婦だけが罹らず、ぴんぴん。

極力自宅にこもってはいるものの、食料品等の買い物にも出なければならず…、そこで驚いたのは、物価の値上がり。価格に疎い私でもスーパーの価格の急騰は気になる。そんな中、19日に買い物ついでに若松町界隈、20日に小樽市民公園(正式には小樽公園)に晩秋の風景等を撮りに行ってきた。

 

☆若松町界隈
昼頃、日用品食料品の買い出しにサツドラ若松店へ。そして午後2時近く、旧岡川薬局の「Cafe White」で昼食。
サツドラ=正式名は、札幌に本社を置く「株式会社サッポロドラッグストアー」だが、略称「サツドラ」を店名としている。

 


サツドラ若松店に、車を止め、家内は一旦近くの北洋BKへ。私は周辺を撮影。駐車場隣のツタを内臓フラッシュで写し止める。緑から黄、黄から赤に変化中。

 


その隣家のアジサイが、紫色から枯れかけている。

 


同じ建物の右半分は空き家かな?玄関に立ち入り禁止用なのか、青のプラボードが立てかけてあった。注目は2Fの窓直下に40個近い丸い穴状のぶつぶつがある。何の跡かな?不思議だ。

 


さらに横を覗くと、またまた不思議な痕跡がある。モルタルの壁に直径7-8cmの穴が10個あってその穴が塞がれていることだ。何の痕跡であろうか?見れば見るほど不思議だ。

 


さらに、北洋BKのある国道5号線方向に進むと、目を見張るモダンなビルがある。壁の文字を見ると、デンタルクリニックとある。へ~、歯科医院が…、しかも医院名の英文がやや斜めに綴られている。なんと凝ったビルなんだろう。見ているだけで、嬉しくなってきた。

 


サツドラで、日用品や食料品を購入したら、午後2時近く。この付近に飲食店は?と思うと、そうだ旧岡川薬局にレストランがあることを思い出し、家内と入ることに。店名は「Cafe White」、初めて入る店だ。
<注>旧岡川薬局とは、1930年に建造された小樽市指定の歴史的建造物で、現在はリノベーションされて、カフェ、ゲストハウス、レンタルスペース(演奏会など)として利用されている。小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」による。

 


写真撮影OKとのことで数カットパシャリ。2Fの客席へは靴を脱いで右手の階段から上がる。我ら夫婦は1F席でカレーを。食事の間、4-5組のカップルが来店し、2Fへ上がっていった。ここは、小樽観光のスポットでもあるとか…。

 


ふと2Fを見上げると、この写真パネルが目に入った。ええ!マイケルケンナのモノクロ写真?と思い、店主に確認すると、そうらしいとのこと。実物であれば、1枚40万円程するかも。なお撮影はカラー(コンデジ)だが、ライトの影響で色が偏るので、PCでモノクロに変換。

 

☆晩秋を撮りに小樽(市民)公園へ
11月20日(日)小樽市民公園に、晩秋を撮りに…、人のほとんどいない公園ならコロナとは無縁のはず。
南樽駅下の入船町から、山の手回りのバスに乗り、紅葉橋付近で下車。佐野貸家を撮って…

 


バスを降りて、紅葉橋方向に進むと、佐野貸家が見える。周辺はすっかり枯草模様。さらに進んで坂を上がると、左手に赤い小さな赤い実がやたら目に付く。ナナカマドの実ではない。




何という木の実なのかわからない。樹皮を拡大して、検索するとケヤキと出てきたが…?



公園内に入ると、黄色くなった松(カラマツ)が数本ある。積丹方面に行けば、全山カラマツ林も見られるが、平地では珍しいかも。

 


大きな枯葉に影が映って…

 


さらに公園の山頂広場に向かうと…くねくねと撚れた枝が、マイケルケンナのモノクロ写真を思い出し、モノクロで暫し撮影。枝が多すぎて、ケンナ風どころではない。

 


あれれ、よく見ると枝の先っぽに新芽が出ている?大木の根元を見ると…ハルニレかな?これから真冬に向かうのに…不思議。(一つ上の画像とは撮影場所が違う)

 


公園の右手に向かうと、子供の遊び場に大きな黄色い葉の大木がある。根元に緑の囲いがある。柳の大木だ。その左横に見えるのはシラカバの木。
そこからさらに下ると…トーテムポールがあって、止まったままの時計塔がある。

 


いつ来ても6時39分を指したまま。トーテムポールや止まったままの時計の小径を下れば、花園町~小樽市民公園通りに出る。

 


この通りのイチョウ並木の黄葉を撮る。画面左のミルクプラントは、11月上旬で今期の営業は終了している。

 

結局モノクロ写真は思うようなカットはなかった。その後、小樽図書館で文庫本を数冊借りて、帰宅。