今まで、お台場、晴海ふ頭、超高層展望台と夜景を中心に見てきましたが、今回は少し視点を変えて、名所旧跡、イベントなどを訪ねてみたいと思います。
(1) 永代橋と隅田川
隅田川は、北区の赤羽付近で荒川から分かれ、東京湾に流れ込みます。隅田川というと花火大会と言われるほど隅田川の花火は有名ですが、残念ながら見に行ったことはありません。観客の入り込みがけた違いに多くて約100万人と言われています。身動きすらできない状況で、三脚を立てるなどとても不可能。TV観戦が最上と言われています。この隅田川に架かる橋が永代橋です。かつて江戸時代には富岡八幡宮の催事に向かう人出で人があふれかえり、落橋事故が起きています。事故の犠牲者は1400人にも上ったといわれています。ともあれこの永代橋は数ある橋の中でも極めて美しい橋なのです。鉄橋部分が青い蛍光灯でライトアップされているのです。
下段中央の光の帯は自転車のヘッドライト。
一つ上流にかかる隅田大橋から永代橋を見たもの。左奥のビル群は、佃リバーシティ21と呼ばれています。
橋の左側の歩道から見たものです。
永代橋を渡って佐賀町側から見ると…
(2) 大井競馬場
羽田空港からモノレールを使って東京駅方面に向かうと、必ず目にするのが大井競馬場です。モノレールの窓越しに厩舎や馬場が見られます。競馬ファンでなければまず大井競馬場に来ることはないかと思います。私自身は、かつて大手町の本店勤務時は馬券を買いに競馬場に通ったものです。あくまでも中央競馬であって、地方競馬の馬券を買うことはありませんでした。ところが地方競馬も振興策の人としてナイター競馬を始めるようになりました。ナイター競馬が珍しく、写真撮影のネタにと何度か大井競馬場に足を運びました。
正門から地下通路をくぐると、夜空をイメージして星座や星などが次々と投影されて、大人でもこの空間が楽しめます。
この日は、特別イベントとして、レースの合間に相馬野馬追レースが行われました。騎馬武者が背に旗を立てて馬場を1週力走する姿は感激ものでした。
観客席もかなりの入り込み。
内馬場には大型スクリーンが設置されていて、向う正面のレースもわかるようになっています。
(3) 葛西臨海公園
旧江戸川を1本はさんだ隣に超有名な東京ディズニーランドがあるため、この葛西臨海公園は目立ちませんが、それでも観覧車や水族館を備えた大きな公園なんです。沖には人工の渚も備え夏には潮干狩りも行われます。
水族館前の人工池のふちで夕涼みする人が多い。
沖合には納涼船が行きかう。
薄暮の頃水族館とヨットの帆のオブジェが、マッチして不思議な光景となる。
(4) 原宿表参道付近
原宿と言えは、ファッション発祥の地と言われるほど、ここから日本全国にファッション情報が伝わっていきます。竹下通りから生まれた竹の子族は一時一世を風靡しました。JR山手線の原宿駅を出ると、一瞬異次元の世界に迷い込んだと思えるほどです。私が迷い込んだのは平成13年のことなので、その後の10年以上経過しておりますが、今も当時のような状況なのか否かはまったく分かりません。
半地下の駅を出て地上に出ると…、橋の両側には奇抜な衣装を着た女の子たちがわんさかといる。
何をするわけでもなく、一日中ふらふら歩き、自分の衣装を周囲に見せているだけ。
歩道に座り込んで、周囲の目を引くことに専念。カメラを向けるとポーズを取ってくれる。
このかわいい子は、何人かのカメラマンから撮られていた。カメラマンの注文通りのポーズを取っていました。
この橋を渡って神宮の森に入ると、「表参道元気祭スーパーYOSAKOI2001」が行われていました。本場高知県のYOSAKOIチームと地元東京のチームが舞台上で演技しています。なおこの表参道元気祭スーパーYOSAKOIは、この年の2001年(平成13年)が第1回開催で、その後毎年8月20日前後の2日間開催され、2013年も8月24日(土曜)、25日(日曜)開催が予定されています。
第1回開催では、高知のチーム「十人十色」がYOSAKOI大賞を得ています。
出番を待つ間も、和気あいあいのようでした。
山田太鼓チームの迫力ある演技。
(5) 千登世橋からの荒川都電
最盛期40を超える系統があった都電も、道路の整備や地下鉄化などのによってあいつで路線が廃止となって、昭和47年には荒川線のみとなってしまいました。荒川線は、荒川区南千住一丁目の三ノ輪橋駅から新宿区西早稲田一丁目の早稲田駅までを結ぶ約12㎞の軌道路線です。この戸出をと登世橋の陸橋から撮影できると聞いて早速撮影に行ってきました。早稲田駅を出た都電は、面影橋駅を通り、大きく右のカーブして進みます。学習院下駅を出ると、千登世橋をくぐり、鬼子母神、雑司ケ谷へと抜けていきます。
ビックカメラの赤い広告塔がやけに目立つ。
夜間の長時間露光では光跡だけが映り込んで、チンチン電車なのか、普通の電車なのか判別できない。
(6) 千鳥ヶ淵と北の丸公園
この辺りは桜の名所で、千鳥ヶ淵と呼ばれるお濠を挟んで両側に数百本の桜が植えられています。皇居に隣接する北の丸公園には日本武道館があり、桜のこの時期近隣の大学の卒業式が行われることもあって、桜と卒業生、特に和装をした女子学生はとても絵になります。デジタルデータ化しておらず、アップできないのが残念です。一方お濠の外側は千鳥ヶ淵縁道と呼ばれ、山側のインド大使館から海側のイギリス大使館までの約700mに桜が260本ほど植えられていて、まるで桜のトンネルをくぐっているようです。
北の丸公園入口で出会ったカップル。三脚を立てて周囲の桜にピントを合わせていると…すかさずスローシャッターに切り替えて、カップルをパチリ。周囲の目なんぞ気にしない、彼女のポーズがとても可愛い。
桜は満開、空も日本晴れ。
お濠にはボートが何艘も…
(7) 後楽園(東京ドームシティ)
後楽園というと読売巨人軍の本拠地、野球場を思い出しますが、ここは野球場や遊園地等を含めた総合レジャー地区で、正式には東京ドームシティと言います。一般的には水戸徳川家の庭園である小石川後楽園の呼び方が定着していて、単に後楽園といった方が通りがいいようです。近年は施設内各所にイルミネーションが施されて、一大イルミネーションスポットにもなっています。
ドームホテルとライトアップされた遊具。
短冊形のイルミネーションが施された街路樹たち。
ヨット船体に当てられた七色の光線がくるくる変化する。
センターフォーカスフィルターで周囲をぼかしてみました。
クリスマスのころ、ソフトフィルターで撮ると…
(8) 浅草
最後に浅草を取り上げておきます。東京見物というと何をおいても下町浅草界隈がおすすめです。浅草シンボルの雷門をくぐると仲見世が連なっています。名物名産品が所狭しと売られていますが、季節のイベントに合わせてで店が出るのも特徴です。年末年始にかけては縁起物の羽子板市が開かれます。5月の第3金・土・日曜には三社祭が行われます。7月の9-10日にはほおずき市が開かれます。
浅草寺境内につながる仲見世からの通路は、ごらんのとおり身動きできないほどの人また人の数。
祭りの日でも一歩横道に入ると…カメラを向けると面白いポーズを取ってくれました。左のお兄さんに注目。一気飲みはいけませんよ。
ほおずきを売る娘さん。
ほおずきを見る娘さん、3人ずれの女子高校生でした。
上記以外にまだまだたくさん紹介したいスポットがあります。機会があれば紹介いたします。さて東京ロマン飛行も次回は最終回となります。東京特別区以外の都内及び近郊のスポットを紹介いたします。
(1) 永代橋と隅田川
隅田川は、北区の赤羽付近で荒川から分かれ、東京湾に流れ込みます。隅田川というと花火大会と言われるほど隅田川の花火は有名ですが、残念ながら見に行ったことはありません。観客の入り込みがけた違いに多くて約100万人と言われています。身動きすらできない状況で、三脚を立てるなどとても不可能。TV観戦が最上と言われています。この隅田川に架かる橋が永代橋です。かつて江戸時代には富岡八幡宮の催事に向かう人出で人があふれかえり、落橋事故が起きています。事故の犠牲者は1400人にも上ったといわれています。ともあれこの永代橋は数ある橋の中でも極めて美しい橋なのです。鉄橋部分が青い蛍光灯でライトアップされているのです。
下段中央の光の帯は自転車のヘッドライト。
一つ上流にかかる隅田大橋から永代橋を見たもの。左奥のビル群は、佃リバーシティ21と呼ばれています。
橋の左側の歩道から見たものです。
永代橋を渡って佐賀町側から見ると…
(2) 大井競馬場
羽田空港からモノレールを使って東京駅方面に向かうと、必ず目にするのが大井競馬場です。モノレールの窓越しに厩舎や馬場が見られます。競馬ファンでなければまず大井競馬場に来ることはないかと思います。私自身は、かつて大手町の本店勤務時は馬券を買いに競馬場に通ったものです。あくまでも中央競馬であって、地方競馬の馬券を買うことはありませんでした。ところが地方競馬も振興策の人としてナイター競馬を始めるようになりました。ナイター競馬が珍しく、写真撮影のネタにと何度か大井競馬場に足を運びました。
正門から地下通路をくぐると、夜空をイメージして星座や星などが次々と投影されて、大人でもこの空間が楽しめます。
この日は、特別イベントとして、レースの合間に相馬野馬追レースが行われました。騎馬武者が背に旗を立てて馬場を1週力走する姿は感激ものでした。
観客席もかなりの入り込み。
内馬場には大型スクリーンが設置されていて、向う正面のレースもわかるようになっています。
(3) 葛西臨海公園
旧江戸川を1本はさんだ隣に超有名な東京ディズニーランドがあるため、この葛西臨海公園は目立ちませんが、それでも観覧車や水族館を備えた大きな公園なんです。沖には人工の渚も備え夏には潮干狩りも行われます。
水族館前の人工池のふちで夕涼みする人が多い。
沖合には納涼船が行きかう。
薄暮の頃水族館とヨットの帆のオブジェが、マッチして不思議な光景となる。
(4) 原宿表参道付近
原宿と言えは、ファッション発祥の地と言われるほど、ここから日本全国にファッション情報が伝わっていきます。竹下通りから生まれた竹の子族は一時一世を風靡しました。JR山手線の原宿駅を出ると、一瞬異次元の世界に迷い込んだと思えるほどです。私が迷い込んだのは平成13年のことなので、その後の10年以上経過しておりますが、今も当時のような状況なのか否かはまったく分かりません。
半地下の駅を出て地上に出ると…、橋の両側には奇抜な衣装を着た女の子たちがわんさかといる。
何をするわけでもなく、一日中ふらふら歩き、自分の衣装を周囲に見せているだけ。
歩道に座り込んで、周囲の目を引くことに専念。カメラを向けるとポーズを取ってくれる。
このかわいい子は、何人かのカメラマンから撮られていた。カメラマンの注文通りのポーズを取っていました。
この橋を渡って神宮の森に入ると、「表参道元気祭スーパーYOSAKOI2001」が行われていました。本場高知県のYOSAKOIチームと地元東京のチームが舞台上で演技しています。なおこの表参道元気祭スーパーYOSAKOIは、この年の2001年(平成13年)が第1回開催で、その後毎年8月20日前後の2日間開催され、2013年も8月24日(土曜)、25日(日曜)開催が予定されています。
第1回開催では、高知のチーム「十人十色」がYOSAKOI大賞を得ています。
出番を待つ間も、和気あいあいのようでした。
山田太鼓チームの迫力ある演技。
(5) 千登世橋からの荒川都電
最盛期40を超える系統があった都電も、道路の整備や地下鉄化などのによってあいつで路線が廃止となって、昭和47年には荒川線のみとなってしまいました。荒川線は、荒川区南千住一丁目の三ノ輪橋駅から新宿区西早稲田一丁目の早稲田駅までを結ぶ約12㎞の軌道路線です。この戸出をと登世橋の陸橋から撮影できると聞いて早速撮影に行ってきました。早稲田駅を出た都電は、面影橋駅を通り、大きく右のカーブして進みます。学習院下駅を出ると、千登世橋をくぐり、鬼子母神、雑司ケ谷へと抜けていきます。
ビックカメラの赤い広告塔がやけに目立つ。
夜間の長時間露光では光跡だけが映り込んで、チンチン電車なのか、普通の電車なのか判別できない。
(6) 千鳥ヶ淵と北の丸公園
この辺りは桜の名所で、千鳥ヶ淵と呼ばれるお濠を挟んで両側に数百本の桜が植えられています。皇居に隣接する北の丸公園には日本武道館があり、桜のこの時期近隣の大学の卒業式が行われることもあって、桜と卒業生、特に和装をした女子学生はとても絵になります。デジタルデータ化しておらず、アップできないのが残念です。一方お濠の外側は千鳥ヶ淵縁道と呼ばれ、山側のインド大使館から海側のイギリス大使館までの約700mに桜が260本ほど植えられていて、まるで桜のトンネルをくぐっているようです。
北の丸公園入口で出会ったカップル。三脚を立てて周囲の桜にピントを合わせていると…すかさずスローシャッターに切り替えて、カップルをパチリ。周囲の目なんぞ気にしない、彼女のポーズがとても可愛い。
桜は満開、空も日本晴れ。
お濠にはボートが何艘も…
(7) 後楽園(東京ドームシティ)
後楽園というと読売巨人軍の本拠地、野球場を思い出しますが、ここは野球場や遊園地等を含めた総合レジャー地区で、正式には東京ドームシティと言います。一般的には水戸徳川家の庭園である小石川後楽園の呼び方が定着していて、単に後楽園といった方が通りがいいようです。近年は施設内各所にイルミネーションが施されて、一大イルミネーションスポットにもなっています。
ドームホテルとライトアップされた遊具。
短冊形のイルミネーションが施された街路樹たち。
ヨット船体に当てられた七色の光線がくるくる変化する。
センターフォーカスフィルターで周囲をぼかしてみました。
クリスマスのころ、ソフトフィルターで撮ると…
(8) 浅草
最後に浅草を取り上げておきます。東京見物というと何をおいても下町浅草界隈がおすすめです。浅草シンボルの雷門をくぐると仲見世が連なっています。名物名産品が所狭しと売られていますが、季節のイベントに合わせてで店が出るのも特徴です。年末年始にかけては縁起物の羽子板市が開かれます。5月の第3金・土・日曜には三社祭が行われます。7月の9-10日にはほおずき市が開かれます。
浅草寺境内につながる仲見世からの通路は、ごらんのとおり身動きできないほどの人また人の数。
祭りの日でも一歩横道に入ると…カメラを向けると面白いポーズを取ってくれました。左のお兄さんに注目。一気飲みはいけませんよ。
ほおずきを売る娘さん。
ほおずきを見る娘さん、3人ずれの女子高校生でした。
上記以外にまだまだたくさん紹介したいスポットがあります。機会があれば紹介いたします。さて東京ロマン飛行も次回は最終回となります。東京特別区以外の都内及び近郊のスポットを紹介いたします。