紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽街中ふらり

2022-05-30 09:57:21 | 写真

               <小樽水族館 イソギンチャクもこうしてみると…>

 

桜の季節も、今年は予想以上のスピードで過ぎ去っていきました。例年であれば、5月下旬には八重桜で賑わう時期かもしれませんが、その八重桜もすでに散ってしまって、新緑の葉桜になっています。

一方、コロナ禍も落ち着いてい来ていて、マスクの着用緩和の措置が取られ、ほっとしています。マスクの着用は、息苦しく、メガネが曇るなど、写真撮影の大敵だったので一安心です。

さて、自粛生活から解放されたわけではないですが、以前よりは気楽に出ていけるわけで、今回は以下の3件を取り上げます。
①小樽水族館へ家族で行ってきました(5月23日)
②Twitterでも時折取り上げられた小樽市民公園の子供の国へ(5月17日)
③WingBay小樽で、開催中のイベント「小樽を変えた7日間」展(5月25日)

 

☆小樽水族館へは、平成26年5月以来で8年ぶりですが…、当時は孫娘二人を連れていき、モデルになってもらいました。詳しくは、2014.4.14付けブログ「GWは孫たちと水族館…」
今回は私と家内(市民70歳以上で入館無料)+次女夫婦+孫4(4番目の孫、8か月)の4.5人ですが、次女も観光案内人の資格があって無料、結局入館料は一人分の1500円で済みました(笑)。

 


入館すると目に飛び込んでくるのが竜宮城。ここの水槽には亀が泳いでいる。

 


案内に沿って、進んでいくも目新しいもの(撮影意欲をそそる)がなく、水槽横の苔をパチリ。

 


やや!ウニに目玉があったか。3カット撮ったがいずれも目玉がある、新種のウニか?
天井のライトの反射と分かって、がっかり。

 


説明版によれば「アカスジモエビ」とあった。う~ん食べる実が少ないな。

 


イソギンチャクらしい。
館内通路は薄暗く水槽内の魚介類にピントが合わせられない。OLYMPUS E-M10MarkⅡの使い勝手、性能の低さがひどい。コンデジにも劣るぞ。
それに比べて、先にリンク(GWは、孫たちと…)で上げた水族館の画像は、CANON EOS 40D(中級機)で撮影したもの。ピントはきっかりそくシャッターが切れる。性能の違いは段違いだ。
<参考>

クラゲの水槽を見上げる孫3 CANON EOS 40Dで撮影。このカメラ、フォトコンの金賞でGET、現在は知人に譲り使っていない。
今回館内でクラゲの水槽をほとんど見かけなかった。H26年のときは大小さまざまな水槽があったし、足の長~いクラゲもいたが…。

 


怪獣公園のセイウチ館で撮影。このほかアザラシ、ペンギン、トドのショーを見学するも早々に引き上げました。海務が流れ、寒いうえに、目新しいものがない。ペンギンのショーはお粗末すぎる。飼育員の指示に殆ど従わない、観客から失笑が起こる始末。
なお、ついでにもう一言、2Fのレストランに2時55分頃食事に立ち寄ったところ、閉店ですと、入店を断られた。月曜日だからではないようだ、GW中もPM3時で閉店なのか?今日は修学旅行生が大勢来館していたが…。殿様商売にあきれてものが言えない。飲食店が館内に少ないのも、何かと不便だ。

 

☆小樽市民公園へは過去何度も撮影に行ってますが、見晴らし台の駐車場に車を止めて、今回は日本庭園のふじ棚から、かつて小動物か飼われていた遊園地に行ってみました。

 


まずは、見晴台にある公園案内図の一部を切り取ってみました。この案内図かなりいい加減で、正確性に欠けますので、注意して下さい。
⑨の見晴台から日本庭園に降りて、左に進みます。現在は自由広場という名称になっています。

 


自由広場の入り口から見ると、左に一人座ってますが、その背後にあるのが水飲み場です。中央のツツジの奥に建物が見えますが休憩場のようです。案内図に見られるように二つありますが、隣り合っています、案内板に見るほど離れていません(いい加減な案内板だ)。
なお中央巨木の前に大きな台形の石が見えます。この石には「くろふねつつじの小径」と書かれています。右のでこぼこ小道をさすようです。
さて、自由広場をもう少し進んで中に入ってみます。

 


かつてここに小動物が飼われていた痕跡は見当たりません。なので、戻って、くろふねつつじの小径を進むことにします。右上に、緑色小屋があります。

 


くろふねつつじのでこぼこ道を進むと、リスに出会いました。多分小動物が飼われていたころの遺物かもしれません。なぜここに置かれているのかは不明です。
さらに奥に進むと左側に建物が二つあります(画像略)。手前は四隅に柱と屋根だけのもの、丸太が数本おいてありました。その向こうの緑色の屋根の小屋は施錠されていました。
さらに進むと…

 


止まったままの時計があります。さらに正面下は花園小学校の校舎で、耐震用の鉄骨が見えます。さらに細い道を進むと…

 


トーテムポールに出会いました。この辺りは小径が複雑に絡み合っています。まっすぐ奥への道は行き止まりでフェンスで遮られます。フェンスの向こうは菁園中学校の校舎です。
左下に向かうと、自由の広場に出ます。

 


トーテムポールを横から見ると、いま上がってきた「くろふねつつじの小径」と緑屋根の物置が見えます。
なおトーテムポールの後ろの小径を右(赤いツツジ)に進むと、後方の黄色い遊具のある広場(案内図で言う遊具広場)に上っていきます。
さて、道なき道を、歩いた跡をたどって(歩いた痕跡、および丸太の階段)、上の方に進むと…

 


遊具広場の左端に出ました。中央の黄色い柵の中には小児用の三輪車が6~7台ありました。左のツツジの先の屋根の下にはコーヒーカップ(回転しない)が2台並んでいます。
なお、遊具広場については何度も取り上げていますので、省きます。

 

☆WingBay小樽でのイベントとは?(5月25日)
5月25日付北海道新聞小樽後志版に「小樽を変えた出来事、知って」という見出しで、以下の様な記事が出ました。「小樽市の歴史の中から7日間を抜粋して紹介するパネル展」がWingBay小樽4Fのウエーブストリートで行われています、云々というものです。
よくWingBayにはいきますが、ウエーブストリート??何だ?
WingBay6番街の1Fイオンスーパーにある案内所で聞いても要領が得ない、とにかく4Fのどこかで展示会が行われていると言う。ただ4Fの通路はあちことで閉鎖されていてどこから4Fのイベント会場に行けばいいのかわからない。行きつ戻りつしながら、なんとかウエーブストリートなるところにたどり着いた。

 


この抽象画的なキャンバスが目を惹く。小樽を変えた7日間?展示された7枚のパネル記事を読むと、7日間ではなくて、七つの出来事のことのようだ。

掲示されたパネルは、
①明治39年「日本銀行小樽支店に昇格」 翌40年には現在の建物が完成。 
②明治13年「小樽手宮~札幌間鉄道開通」日本で3番目の鉄道と言われている。
③大正13年「小樽倉庫」が倉庫業認可取得、道内初。このときの農商務大臣が、榎本武揚。
④以下は省略します。過去の出来事を取り上げても…、むしろ今後小樽の発展にどう取り組むかという視点から、ピックアップしたほうがよさそうなのにと思ったからです。
なので、7枚の展示パネルを掲載を省略し、小樽築港方面に歩きます。ここのウエーブストリート、外の眺めがいい。

 


「海と空」のイラストは、ガラス窓に張られたシール。おっと4Fは2番街で終わり、3Fに降りなければ1番街(小樽築港駅方向)に行けない。

 


一気に2Fに降りて、この通りを6番街(南樽方向)に向かおう。画像は、1番街中ほどの空きスペースに掲載されている小樽の観光ポスター。

 


1番街を南樽駅方向に進むと、ありゃ、ヴィレッジヴァンガード(雑貨書籍)に出てきた。しばらく2Fを歩いてなかったので、この店舗撤退したとばかり思っていた。店内を回るも、前回のブログ(2022.5.23付け当ブログ「札幌の街は…」)で見たような面白いコメントを貼った商品は見当たらない。
責任者に尋ねると、ここ1~2年、商品に対するコメントが、誹謗中傷に当たらないか基準が厳しくなったとのこと。愉快だからとうっかりコメントが書き込めないとの話でした。SNSの誹謗中傷の影響は、ここにも表れているんだなあ、と認識した1日でした。

 

 

 

 

 

 

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札幌の街はライラックが満開…

2022-05-23 12:21:39 | 街中ウォッチング

                               <札幌諏訪神社の花手水の一部>

 

札幌の初夏の訪れを告げるライラックまつりが、5月18日(水)~29日(日)に行われます。昭和34年に始まったこの祭りも64回目とか。折からのコロナ禍もあって昨年、一昨年と中止でしたが、今年は札幌市制100年を記念して、規模を縮小しての開催です。

会場は大通公園と白石区川下公園に変わりがありませんが、大通会場では7丁目会場で行われていた北海道ワンフショー、8丁目会場のラーメンショーが中止です。また6丁目会場の飲食、ライラック音楽祭の観賞も入場制限がなされます。

久しぶりの札幌なので、ライラック祭りに加え、札幌諏訪神社の花手水と、札幌市民ギャラリーの写真展も見に行くことにしました。

 

☆札幌諏訪神社の花手水(地下鉄東豊線北13条東駅から徒歩6‐7分)
花手水は、従来から神社・お寺で行われていましたが、最近はコロナの影響があって手水鉢で身を清めることに替えて、花を浮かべることが多くなりました。
FB友である写真家のFujimaさんの諏訪神社の花手水を見て、どうしても自分でも撮りたくなって行ってみました。

 


この日、孫の100日の祝いに見えた老夫婦+若夫婦が参拝中でした。

 


社務所の前にはおみくじコーナーがありました。くじ運のない私はひいても…。

 


カラフルな傘をバックに竜土水をパチリ。よだれ垂らして今にもとびかかりそう、よれよれジジイにかみついても美味くないぞ、ふぅ~。それにしても迫力満点な竜だ。

 


手水鉢は境内の入り口に近くに位置し、スペースも狭い。小樽住吉神社の半分ほどかも。四本の柱の右手前には、御朱印帳の見本やおおみくじの見本などが飾られている。

 


9mmのワイドレンズ(OLYMPUSキャップレンズ)で傘を切り取ってみた。

 


同じくワイドレンズ使用。夜間PM10時までライトアップということですが、とても時間が潰せないので、次の撮影地「札幌市民ギャラリー」に向かいます。
それにしても諏訪神社って財政が厳しいのかな。本殿横はトタンで修復したり、社務所の裏は雑草伸び放題。

 

☆札幌市民ギャラリー(地下鉄東豊線大通駅から徒歩15分か?)
バスがあれば便利なのであろうが、路線や時間が不明。健脚なら15分もあれば着くのであろうが…腰痛持ちだし、通行人に場所を尋ねたりベンチで休んだり、結局30分以上要した。

 


写真展は2Fの一室だがとにかく広い。札幌北区24条にある画廊喫茶チャオで写真展を行った仲間たちの写真展ということです。37人分の写真が並べられています。個別の写真撮影は不可ですが、店内撮影OKとのことで、目を惹いた作品を取り上げます。

 


薄いベールをまとったモデルを撮った写真、ええ!左端の写真、足が長すぎないか!嘘だろう!
よく見ると、ローアングルから撮っており、下半身・脚部がずいぶんと誇張されている。

 


これもモデル撮影。私自信はモデル撮影が大の苦手。なので、どうしても目が行っちゃう(笑)。

 


猫の写真も取り上げます。ああ猫の写真も苦手なんだわ。

 


作品の中でも一番目を惹いたのは、この写真。中央のおじさんはこの写真の作者野呂田晋さん。
イオンスーパーなどに出店しているビレッジバンガードの写真を撮った作品で、その数300点以上をつなぎ合わせたもの。FBに載せていいですかと尋ねると、空きスペースに立ってモデルになってくれました。
野呂田さんの写歴がすごい。個展共同展含めものすごい数。職業会社員となってが、プロの写真家のようです。

 


のび太も、しずかもドラえもんの漫画に出てくるキャラだ。じっくり探せばもっと面白いコメントがあるはずですが…
コメントはすべて、ビレッジバンガードの店員の手書きです。

 

☆ライラックまつりの会場へ(大通公園5丁目、6丁目)
ギャラリーから大通公園5丁目会場まで30分以上歩き、へとへと。

 


途中創成川沿いの小道を見ると、色とりどりなライラックが咲き誇っている。暫し近くの腰掛に座って、シャッターチャンスを狙う。会場まであと少しだ。

 


5丁目会場、ベンチでは、写生大会に応募するのか大きなキャンバスに、絵を描いている子供たちを見かけました。子供のマスクが、ライラックと同じうす紫色だ。

 


満開のライラックを撮るグループが後を絶たず。全体的にはライラックはピークを迎え、3割ほどは枯れかけているようだ。会期末までもつのかな?

 


ライラック色の服装の彼女を彼氏が盛んにスマホで撮っているものの、枯れたライラックを撮ってどうするんだよと、言いたくなりました。この樹木のライラックは殆ど枯れている。

 


再びライラック色の女性を発見。スローシャッターで花をぶらせてみました。おでこの広いおじさんは邪魔だが、30分以上席を立たないし…。

 


6丁目会場に向かうと、長い行列ができている。ここは飲食コーナーと吹奏楽の演奏会があるコーナー。列はなかなか前に進まない。人数制限が行われ、1時間以上かかるとのこと。
1時間待たなきゃと言われ、ライラックまつりの関心が急に褪せててしまう。疲れもピーク、とにかく座って食事がしたい。地下鉄で札幌駅へ向かう。自宅に着いたのは午後5時近く。疲れたわ~~~

 

 

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天狗桜は終わっていた

2022-05-16 07:31:37 | 写真

                <画面中央の天狗桜は葉桜 手前の桜にカクテル光線が…>

 

今年の桜前線は、例年以上の速さで通り過ぎていきました。小樽市内では最も遅いと言われた天狗山の1本桜が、5月12日に見に行った時にはすでに散って葉桜状態でした。その数日前までは、FBやTwitter上で盛んに取り上げられていたので、まだ大丈夫と高をくくっていたのが裏目に出ました。

小樽観光協会が出している「おたる さくら マップ」によれば、標高532mの天狗山山頂にある樹齢100年を超えるエゾヤマザクラで「天狗桜」として市民に親しまれています。標高が高いだけに、市内で最も遅く咲くエゾヤマザクラです。

同協会の開花情報では、天狗桜は5月11日時点で満開、見ごろは12日までとなっていましたが…、夜間から明け方の強風雨で、一気に散ってしまったようでした。

 

☆葉桜状態だった「天狗桜」(5月12日PM6:30頃)
家族で、夕食を兼ねて天狗桜を見に行くことになり、午後6時ころ家を出ました。山頂の駐車場に車を置くと、気球が…

 


係りの方に尋ねると、熱気球体験は終わりましたとのこと、残念でした。

 


PM6:40 積丹方面に沈みかける夕陽が、とてもきれい。

 


天狗桜は、ほぼ葉桜状態。赤いぽつぽつは、ピンクの花が落ちた後の額です。葉もかなり光合成が進み、緑色になってきています。
ということで、一旦館内のTENGU CAFEで夕食にします。

 


館内は、食事客は我が家族1組だけでした。天狗桜手前の広場には、数組のペアと夜景をとるカメラマンがいました。
夕食後、家族は管内の天狗及びスキー関係の展示を見に、私は再び天狗桜と残雪のカクテル光線ライトアップを撮りに行きました。

 


天狗桜手前のエゾヤマザクラの木に、次々とカラフルなライトが照射されます。

 


<おまけのカット ロープウエーの光跡>
H26.5.15撮影(CANON EOS 70D 174秒)  
麓駅から撮影 上りと下りが同時に出るので、ゴンドラのテールランプが同時に写り込む。


☆札幌豊平公園にカタクリを見に(5月5日)
5月初めに、豊平公園のカタクリとエゾエンゴサクが見ごろだと、FBなどに載っていたので、行ってっました。
地下鉄東豊線出口から徒歩6‐7分で、公園事務所である「緑のセンター」に入ります。ここには熱帯植物園で見られるような花々も管理、販売されています。

 


緑のセンターを出て、野草園の方向に進みます。センターを出てすぐに数本の桜かが植栽されています。このエゾヤマザクラは大きく目立ちます。満開を過ぎていました。
さらに進むと、シラカバ樹林と紫陽花の垣根が見えます。上の奥に見えるシラカバ林が、そうです。

 


シラカバの若葉がみずみずしい。もう少し日数がたつとこの小道の右側は、アジサイの花で埋まります。
さらに進むと、今日の目的地、野草園に着きます。

 


カタクリとエゾエンゴサクが一面に…、魚眼レンズで多少デフォルメ(枯れかけたしょぼい花が目立たぬように)されています。笑

 


望遠レンズに、センターフォーカスフィルターを使い、カタクリを切り取ってみました。

 


同じく、エゾエンゴサクも入れてみました。多少、枯れかけている?気のせいですよ。
さらに小道を奥に進み、園内をぐるりと回ります。

 


白い桜であろうか、でも樹皮が違うし…

 


これは梅だ。近くに名札があった。「ブンゴウメ」とある。花は淡い紅色で、ウメとアンズの雑種、とある。
さて、一通り園内を回り、隣接する体育館きたえーるで昼食を済ませ、大通公園に向かいます。

 


白いライラックがすでに、見ごろを迎えています。(5月5日時点)

 


紫色のライラックは蕾状態ですが、場所によっては咲いているよです。それにしてもライラックも開花が早い。
そこで心配になるのがここ2年続けて中止となった「札幌ライラック祭り」です。札幌開基100年に合わせ、今年は5月18~29日に行われます。
大通公園5~6丁目会場を中心に、「ライラックカフェテラス」「ライラック吹奏楽祭」ア予定され、7丁目会場の「ワインガーデン」は中止、8丁目会場の「ラーメンショー」は未定とのことです。詳しくは、札幌ライラック祭りで、検索してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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足早に過ぎ行く桜前線

2022-05-10 12:31:49 | 

                     <朝里川温泉宏楽園の玄関前に咲く枝垂れ八重桜>

 

例年であれば、GW後半から咲き始める桜も、去年と今年は、GWも始まる1週間ほど前から咲き始め、GW後半には葉桜となった地域もありました。当ブログが公開される時点(5月10日以降)では、開花のピークは過ぎ、葉桜状態になっているかもしれないので、ご理解ください。

なお、5月10日付の北海道新聞によれば、桜前線は、9日には日本最東端の地、根室市に到着したとのこと。平年より7日早いとか。根室の場合は、標本木は、エゾヤマザクラに代わって、チシマザクラですが、花はエゾヤマザクラに比べ小ぶりです。

今回は、平磯公園(4月30日)、朝里川温泉宏楽園(4月30日、5月7日)、総合博物館・手宮館(5月2日)、手宮緑化植物園(5月2日)、JR南小樽駅ホーム(5月5日)などを取り上げます。先に取り上げた個所と重複する場合もありますが、撮影日が異なるのであしからず、ご了承ください。

 

☆平磯公園と望洋東公園(4月30日)

 


平磯公園のサクラは老木が多く、手入れが行き届いていないのか、樹木の割れ目やくぼみに雑草木の種が入り込み、桜とは違う幼木が出ているものもある。

 


3分咲き程度か、親子連れがキャンプしている姿もあった。

 


平磯公園から桜ロータリを経由して、さらに進むと、赤井川方向に向かう道道956号線とぶつかります。そこの角地にある子供向けの小さな公園が「望洋東公園」です。
大きな黒っぽい石に公園名が彫られていますが、間近で見ないと公園名が読み取れない。この付近、何度も通っているが、今回初めて公園名を知りました。公園内の通路に沿って、桜並木があります。

 


GW中でしたが親子連れの姿はなし。画面左上の道路を進むと、途中に大型スーパー「トライアル」が、その先を右折すれば朝里川温泉に行きます。

 

☆朝里川温泉宏楽園の庭園(4月30日、5月7日)
庭園は私有地ですが、毎年この時期は一般に開放されています。ただし駐車場は宿泊者などホテル利用者に限られます。

 


門をくぐって中に入ると、両側に樹齢100数樹年の老木が立ち並び、30日時点で2~3分咲き程度。

 


庭園入り口に接してコンビニがあるのですが、後楽園の関係施設らしく、庭園側にコンビニ関係者用の出入り口があります。白壁と出入り口の戸に桜の影が…

 


庭園内のあちこちに、各種の桜が植えられています。この日、4月30日は結構風が強かったので、枝がゆらゆら。

 


新1年生であろうか、ピカピカのランドセル姿をお母さんが撮るの図。絵になる~。

 


後楽園の玄関ホール近くに建つシダレザクラの大木。5月7日時点ではほぼ満開。4月30日には、蕾状態であったが…。左下の芝桜も満開、例年は5月下旬が見ごろなんだが…。

 

☆JR南小樽駅の桜については、すでに取り上げましたが、5月5日、所用で札幌に行く際にホームから撮影しました。

 


小樽行の電車と桜(5月5日撮影、以下同じ)

 


陸橋の住吉神社側に数本の桜が咲いています。

 


上と同じく、海側にも数本の桜があります。

 

☆小樽総合博物館本館(旧鉄道記念館)
5月2日、雨が降ったりやんだりと不安定な中、次女夫婦+孫4と我等夫婦の5人半で、行ってきました。昼食をとるため列車レストラン(旧トレノ)に立ち寄ったついでに館内外をふらつきました。

 

担担麺
イタリアンレストランであった旧「トレノ」は、昨年の11月3日で営業を終え、現在は担担麺の中川が、新たに「はるのち晴れ」という店名で、支店として営業中です。店名が覚えらない(笑)。
エゾヤマザクラは、殆どが散っていました。20分おきくらいに雨、晴れが変わる不安定な空模様。
初めて食べた担担麺なるもの、う~ん、次回はラーメンがいい。

 


アイアンホース号の運転は、保守点検日とかで、運転しておらず。GW真っ最中に休みとは、あきれてものが言えない。
この日、悪天候にもかかわらず、かなりの家族連れが来館していたのに…。

 


肝心の桜は、種類によってツボミ、満開と様々。少し晴れ間が出てきた。

 


陽射しが出てきた。

 

☆手宮公園緑化植物園(5月2日)
小樽を代表する桜の名所だが、なんと開園日が4月29日のGW初日なのだ。それまでは駐車場が鉄扉で閉鎖されたままなのだ。植物はその年の気候次第で見ごろが変化することを市の関係者は、無視し、市民ファーストの姿勢が全くない。

 


枝垂れ桜が見事。

 


次女夫婦+孫4

 


空は相変わらず、重い雲が垂れこめ、いつ降り出すかわからない。

 


桜並木を横目に、厩神社の方に向かう。

 


右奥の赤い屋根は厩神社であるが、手前の公園内にはエゾヤマザクラが立ち並ぶ。
三者三様の図と言えるかも、①奥の二人は桜を眺め、②手前の二人は桜をバックに写真を撮る、③右の三人は梅を撮っている。

 

なお、日本最東端の根室市で開花したチシマザクラは、当手宮緑化植物園にもあります。駐車場から展望台に進むと、管理棟がありますが、その手前の一角に数本のチシマ桜があります。
エゾヤマザクラと違い、チシマ桜は、根元で枝分かれし上方には伸びず、斜め横に膨らんで(?)行きます。画像は、H29.5.17撮影したものです。

 

☆次回は5月5日に撮影に行った札幌市豊平公園、大通公園の春の花を取り上げる予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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桜は、瞬く間に…

2022-05-04 11:36:59 | 春の花

 

4月下旬に入るや、暖かい日が続き、あっという間に小樽市内の桜名所は、開花、満開になりました。市内で最も早かったメルヘン広場はすでに散り、葉桜状態になりました。例年ですと、小樽市内のサクラは、GW後半にかけて咲き始めるのですが、去年と今年は1週間ほど早く開花したようです。

小樽観光協会が出している「おたる さくらまっぷ」には、市内8カ所が名所として載っていますが、その見どころ情報によれば、標高の高い天狗山を除けば、いずれも開花は5月上旬~中旬となっています。去年今年と大外れ。

さて例年にも増して早まった開花、撮り歩く方も大変、好天ばかりとは限りません。できればせっかく咲いた桜、陽が燦燦と射す中、青空をバックに取りたいものですが…。

 

☆小樽運河の最北端の向かいにある運河公園(4月28日)
前回「水天宮」の項でも触れましたが、日露サハリン割譲会議が行われたのが、この公園の向かいにある旧日本郵船小樽支店。現在補修中で工事用シートで覆われている。
なお、この公園には「赤い靴の少女」の像もあります。

 


運河沿いの道路から1歩公園内に入ると、桜とシラカバの木がたくさん。右奥白いシートで覆いかぶされているのが、旧日本郵船小樽支店。

 


公園の隅にたたずむ「赤い靴の少女」の像。「赤い靴履いてた女の子…♪」の童謡は、小樽日報社に勤めていた野口雨情が作詞しました。なお、小樽日報社では、石川啄木も2か月ほど新聞記者として雨情と机を並べたとか。
赤い靴の少女>その経緯にはとても悲惨な事情が秘められている。詳しくは、クリックでWikipediaにジャンプ。

 


運河公園全体は、このように中央に噴水があります。夏にはその一角でバンド演奏会なども行われます。

 


小樽運河北の端で撮影。中央右端に桜が見えているのが運河公園、緑の屋根の大きな建物はトイレ。ここ運河公園では、大きなイベントが行われるので、施設も大きい。

 

☆小樽住吉神社のサクラ(4月28日)
本数は多くはないが、国道から本殿までの長い階段の両側に桜がある。

 


正面に石狩湾が望め、気象条件次第で、対岸の暑寒別連邦が見えます。
鳥居が3本建っていて、鉄ちゃんなら、3重連というところか(不謹慎だったかな)。

 


本殿前の狛犬の近くに数本の桜。種類が違うのか、咲き方がバラバラ。

 


手水鉢は現在修理中、と言うより新しい竜土水が取り付けられるのかも。
なお、副参道(赤い鳥居)が、この手水鉢のさらに後方に取り付けられるようだ。図解入りのパネルが掲示中でした。

 


社務所横のこの古木が、最も見事。奥に残雪が見える。

☆「さくらまっぷ」No.5の天上寺へ(4月28日)
境内が傾斜地で日当たりのせいなのか、開花が他所よりも遅い。という先入観があったが、来てみると満開の木もある。

 


最初に目につくのが赤い頭巾の六地蔵。あれ、1体かけちゃった。奥の市建設部庁舎前のピンクのサクラに気を取られ…

 


門の両側に建つエゾヤマザクラも見事、満開に近い。

 


本殿下の駐車場から見ても見事。右下に、残雪が黒っぽく残っている。

 

☆「さくらまっぷ」No.3の小樽公園(小樽市民公園、中央公園と言うこともある)(4月28日)
エリアがとても広く、マップによれば、桜は650本あるとのことだが、点在しているため、撮影しにくいのが難点。

 


裁判所側から道路を進むと、正面に見える老木があるが、これは梅の木。車は小樽市内、石狩湾が一望できる駐車場へ停める。

 


見晴らしのいい休憩場にはイステーブルが数脚設置されている。この時期桜、コブシが咲き誇るも、点在していて撮りにくい。

 


総合体育館の前はグラウンドになっていて、この日も野球の練習が行われていた。向こう側に5-6本の桜が咲き誇っていた。

 


前前掲の梅の古木横は「桜が丘野球場」、その近くで真っ赤な桜を発見。枝から見ても桜の木に間違いなし。グーグル図鑑で検索しても、バラとしか出てこない。バラじゃない、桜だとPCに毒づいても反応なし。色に惑わされたか、人間と似ておる…

 


園内をふらついていると、カタクリを発見。あちこち、枯葉の隙間から可憐な姿を見せているものの、かたまっているのはこの3本だけだった。

 


小樽市建設部庁舎(旧松枝中学校校舎)横は八重桜が満開だ。桜越しに天上寺の緑色の屋根が見える。

 


同所の八重桜、八重桜は1~2週間遅れで咲くはずだが、品種の違いかな?エゾヤマザクラと同じころ咲くとは??

 

☆その他の公園など(4月28日)

 


JR南小樽駅そばの「住吉公園」 エゾヤマザクラが満開、小樽駅行きの電車が踏切を通過中だった。

 


再度掲載しますが、二段公園。左奥のおじさんは、桜を撮り歩いてフラフラ、ベンチで休むペアがいい感じなので、パチリ。

 

次回も桜撮り歩きを紹介します。

 

 

 



 

 

 

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