紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

春本番(5)…八重桜咲く

2017-05-26 13:31:39 | 写真

                  <番外編・札幌大通ライラック祭りの八重桜 5月18日(木曜)には散りかけていた> 

 

春本番シリーズも今回が多分最終回となります(芝桜を撮りに行くか思案中なのですが…)。GW最終日近くで大荒れに荒れた天候もその後は、実に好天に恵まれ、連日20度を超え、時には夏日の25度を超える日もありました。道内でも、オホーツク海側の北見、美幌では30度前後まで上がるという異常な日もありました。そのためもあってか、例年5画と下旬に花開く八重桜も中旬には早々に満開となりました。

通常の桜ほどの人気ではないとしても、道産子にとっては、色の濃い八重桜を好む方も多いような気がします。今回は八重桜と言えば、即北海道庁の前庭があげられます。本数は多くはありませんが、レンガ造りの道庁との組み合わせは、人気スポットでもあります。次いで、小樽手宮緑化植物園を、そして小樽市民公園付近、最後に旧手宮線沿いの4か所を取り上げます。

 

☆観光メッカ、北海道庁の前庭は…

北海道庁の前庭にはモミジやナナカマド、ポプラなど北国になじみの樹木が多いのですが、八重桜も7-8本あるのでしょうか。数は少ないですが、一斉に咲き出すと…

 


道庁の正門を入ると、右手に案内図があってその後ろにある1本の八重桜が満開。バックに日生ビルを入れて…クラシックなガス灯?の存在が強すぎたかな、

 


ネクタイにYシャツ姿の人物が入ることで、公共の建物らしさが強調されたかな?

 


レンガの建物は絵になります。

 


陽気なおじさん&おばさんたち。アジア系外人です。

 


桜は映り込んでませんが…、愛媛県の高校生たち、修学旅行の最中とか。

 

☆小樽手宮緑化植物園は八重桜満開…

競技場や一部子供の遊び場を備えた手宮公園は、桜が多数植えられていますが、この日(5月17日・水曜)にはすべて葉桜状態。加えて老木が多く、手入れが十分でないために、枝折れや幹割れもあって、今一つ観賞に耐えられません。そろそろ植え替えの時期かな。この公園の海側斜面に緑化植物園があります。こちらはシーズン中も手入れがされています。

 


散策路の海側に数種類の八重桜が並んでいます。

 


八重桜にカメラを向ける来園者が多い。

 


この日は天気が良くて、幾分風の強い日でした。遊歩道に影がくっきり出ています。

 


風を計算に入れてブラしてみましたが…今一つ…

 


この白っぽい桜は御衣黄かな?

 

☆小樽公園付近の八重桜は…

公園内にも桜はありますが、ここは何と言っても、裁判所と野球場周辺に八重桜が集中しています。

 


裁判所の周囲に咲く八重桜。

 


この付近は、国道5号線から緑町・天狗山方面への抜け道となっているので、交通量が多いのです。しかも山坂が多く左右にくねっているため、どうしても道路標識が多いのです。桜を撮ると道路標識も映り込んでしまいます。

 


この日は、ここ桜ヶ丘球場で、春季高校野球の地区予選が行われいたようで、終了後も練習が行われていました。

 


桜ヶ丘球場の1塁側から、練習風景を撮りました。

 


一方こちらの総合体育館前の球場でも練習していました。

 

☆旧手宮線散策路沿いの八重桜は…

今は散策路として市民に開放されている旧手宮線跡地の両側にある八重桜。数は多くはありませんが、新緑の中に咲く八重桜は、線路と合わせて、撮影スポットになっています。

 


日銀通りから手宮方面に伸びる鉄路はそのまま残されています。

 


反対側は、寿司屋通りが散策路の終点。

 


寿司屋通り側から日銀通りを見ると、左側に子供の遊び場風の小さな公園があります。プラスチック製のカラフルな機関車があって、子供が遊べます。

 


八重桜を撮ろうか、機関車を撮ろうか、一瞬、迷ってでもいるのかな?

 


公園の奥から見ると…

 

 



 

 

 

 

 

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春本番(4)…平岡梅林の梅まつり

2017-05-20 06:00:00 | 日記

 

 

過日のテレビ放送で、1月に沖縄で開花宣言された「桜前線」は、5月15日(月曜)最終地根室市に到着したと報じられました。本州では桜に約1か月先んじて開花のピークを迎える梅は、北上するにつて梅と桜の開花時期が縮まり、津軽海峡でほぼ並びます。北海道に上陸すると、道央圏内では、ほぼ同時また1週間ほど遅れて梅が開花します。

5月3日(水曜・祝日)から21日(日曜)までの間、平岡梅林公園で梅まつりが開かれると聞いて、7日(日曜)に写友と撮影に行ってきました。以前にもブログで書きましたが、道内では梅は桜ほど、ポピュラーな花ではありません。桜を庭木に植えている家庭は多いですが、梅となる、あまり見かけません。道内では梅林と言うと…平岡梅林(札幌市清田区、1200本)、三笠あすか梅の杜(三笠市幾春別)、新得町狩勝高原梅園(1200本)、壮瞥町梅林公園(洞爺湖畔東急斜面、300本)の4カ所がるるぶに取り上げられています。

 


平岡公園は高速道路(道央自動車道)を挟んで、東西ににまたがっています。画面上段の東サイドは、主に自然林が、画面下の西サイドに、梅林がります。そのほかパークゴルフ場やテニス、野球場も備えた66ヘクタール(東京ドーム球場は約4.7ヘクタール)の公園です。梅林は、6.5ヘクタールですので、東京ドーム球場の1.4倍前後でしょうか。

 


上段の案内図最下段の駐車場No.1から遊歩道に従って歩くと、湿地帯を渡ります。水芭蕉の葉が大きくなって、背丈50cm程にもなていました。

 


しばらく遊歩道を進むと、左右に梅林が見えてきました。白梅はほぼ満開状態でしたが、紅梅は1~2割でしょうか。樹によってばらつきがあるようでした。

 


白梅をバックに撮りましたが、色が着いている方が、見栄えがするようで、ついつい、紅梅を撮ってしまいます。

 


どの来園者もカメラやスマホでパチリ。おじさん、いいアングル見つかりましたか?

 


ご主人、へたっぴだからね、とでもそばのイヌが言ってるような、言ってないような…よく見ると、このイヌ、舌をペロリと出している。

 


あちこちで宴会がおこなわれています。

 


こちらのグループは町内会でしょうか、それとも何かのグループか、右の帽子の男性がギター片手に歌を歌っていました。手拍子で歌に合わせて…

 


駐車場近くには仮設の店舗が数件出ていて、ソフトクリームや、弁当、うどん、そばが売られていました。

 


こちらの方々は、梅風ソフトクリームを食べているところをパチリ。梅の木の周囲にロープが張り巡らされてれていますが、何でも梅の木は、踏み固めなどの圧迫に弱いんだとか…

 


これから席を設定するところのようですが…偶然かも知れませんが、この親子(奥に娘度夢二人)、シートも、ウエアも、バッグも、靴もピンク。まさか今日の日に合わせた訳ではないのでしょうが、偶然の一致かな。

 


突然大きな声で「ウ・メ・ま・つ・り!」と聞こえてきました。梅をバックに、無料の写真撮影を行っている、係員の声でした。来園記念に、はがきサイズの写真を1枚無料プレゼントするとか…。長い列ができていました。

 


紅梅を大幅にプラス補正して撮った1枚。

 


側で小学生でしょうか、ゲーム機で梅を撮影中でした。画面を見せて頂きましたが、今どきのゲーム機、カメラにも、PCにも早変わりするんですね。驚きです。

 


白梅の下でお弁当を食べながら、何事かだべる。最高の時なんでしょうね。

 


この梅林はすり鉢状になっていて、上空では、結構強い風が吹いているのか、轟音が聞こえてきます。時折強い風が吹き抜け、梅の枝が大きく揺れました。手持ち5分の1秒のシャッターでパチリ。さすがオリンパスの5軸手振れ補正、手持ちでも十分撮れます。

 


同じく枝が渦を巻くようにぶれています。

 

午後2時を過ぎて、幾分曇りがちになったところで、梅林をあとにしました。

 

 

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春本番(3)…豊友会春の撮影ツアー

2017-05-14 06:00:00 | 写真

                   

 

今年の桜は、GW中盤に開花したと思ったら、最終日の7日(日曜)には殆ど散ってしまいました。通常ならば、開花から1週間以上は桜を満喫できるはずでしたが…。GW終盤台風並みの強風が通過したことも一因なのでしょうが、それにしても散りが早く、小樽市内の桜名所を訪れる間がありませんでした。

そんな中5月6日に、写真仲間・豊友会の春の撮影ツアーがありました。今回は、倶知安、京極、ニセコを巡るツアーで、桜は勿論、ニセコアンヌプリスキー場付近を中心に、外人客のスナップを撮ろうというものです。ニセコのスキー場は最終営業日が5月7日(日曜)なので、ぎりぎり外人スキー客がいるという想定でした。

 

☆赤井川村から倶知安町へ…

国道393号線(通称メイプル街道)で、赤井川村を経由して、倶知安に出ます。途中落合ダムに分岐する道路手前で、旧落合小学校跡地を通ります。この跡地に、大きな桜の木があります。かつては小学生たちが見たであろう桜、今は誰にも見られることなく咲いていました。

 


かつては校庭であったであろう敷地の奥には、フキノトウがいくつも顔を出し、残雪に囲まれながら桜が大きな枝を張り出していました。旧落合小学校は、2001年村立都小学校に統合されました。

 


トンネルをいくつか過ぎて倶知安町に出ます。山間に囲まれた平地では、農作物栽培の準備が進んでいます。山も一段と新緑が進み、常緑樹である松との対比が一段と美しさを増しています。

 


さらに進んで、国道393号線からそれて羊蹄山の麓、京極町方面に向かいます。羊蹄山の頂上付近には大きな渦巻状の雲が出て…不思議な感じがしました。さらに渦巻きが大きくなって…と期待しましたが、自然消滅してしまいました。

 


途中民家の庭には、カタクリや高山植物が見えたので、下車して見せて頂きました。段丘の途中のエゾ山桜満開。

 


山桜のそばには、レンギョウも満開。

 


大きな庭石のそばには…見たことのあるような、無いような花が…

 

☆京極町が誇る1本桜は…いまだ蕾のまま…

1本桜は町営牧場「望羊の丘」にあります。標高が高いので、街中よりも開花が遅いのですが、桜が咲くと、緑の牧草地とバックの羊蹄山が見事にマッチして、美しい絵になります。当日は残念ながら開花前でした。

 


逆光で、空と大地の輝度差が大きすぎて…HDR撮影も試みましたが、美味く撮れませんでした。

 


白樺林が美しい。広大な大地が一望でき、広々とした気分になります。白樺林を大きくすると、道路わきに放置された黄色いクレーン車が映り込むので、ワイド側で撮影。

 


吹き出し公園に向かいます。午後3時を過ぎて、羊蹄山の向こう側(右手)から斜光が差します。

 


公園内の遊歩道のトンネルをくぐると…羊蹄山の湧水が滔滔と流れて行きます。やがて尻別川に流れ込むのかな?この遊歩道は短いためか、ここに来る方はほとんどいないみたいです。今回同行した仲間も私以外誰も来ない。絵になるシーンが多いのに…。

 


時間がたつにしたがって、いくつもの筋雲が流れて行きます。カラーで撮って、赤外風モノクロにすればよかったかな、とチョイ反省。

 

☆ニセコアンヌプリスキー場周辺は…

新聞報道では、ニセコの各スキー場は、GW最終日の7日(日曜)が最終営業日とのことでした。でも、6日(土曜)に夕方訪れてみると(下の写真)…かなり山肌が露出して、コースも一部雪寄せした短い部分しか滑れないような感じです。さすがこの時間(午後5時半頃)、急速に冷え込んできて、5度を下回っているのではないかと思いました。素手でカメラを構えると手が痛くなる感じです。日中は15度以上あったのですが…


 


もうほとんどのスキー客は本土に帰国したのでしょうか、それとも寒さのため、外出しないのでしょうか…シーズン中あれ程外国人客であふれかえっていたこの通りは、人っ子一人見当たりません。

 


道道からアンヌプリスキー場に入る道の交差点付近にある建物の1Fは、どうやら外国人向けのバーのようです。電気は煌々と点いていますが、客はいないようです。

 


洋酒が並べられています。

 


交差点付近にある飲食店。右端のピザ屋さんから出てきたのは、日本人の家族のようでした。

 

う~ん、当初の思惑とは大外れでしたが、とにかく寒い。ジャケットを着用はしているものの、これほど寒いとは。早々に切り上げて、小樽に戻ることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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春本番(2)…桜と梅とカタクリと

2017-05-07 06:00:00 | 写真

                            <カタクリとエゾエンゴサクの競演>

 

GWに入って道内は温かい日が続き、桜が一斉に開花しました。またこの時期カタクリとエゾエンゴサクの競演も見ものです。両者の競演は、札幌から車で1時間強程の浦臼神社の境内が有名なのですが…、丁度GWと重なり交通渋滞も考えられます。そこで、去年このブログでも取り上げた(2016.5.1付「春の花カタクリと…」)、札幌の豊平公園に行ってみました。さらに、中島公園、北海道庁にも寄って、桜の状況を見てきました。

豊平公園は、スポーツ施設のほかに、野草園や樹木園が整備された緑化センターでもあります。地下鉄東豊線の豊平公園駅で下車すれば目の前が緑化センター事務所。事務所わきを進むと、梅と桜の木が出迎えてくれます。

 

☆豊平公園は、春の花が満開

GWの休日と言うこともあって、園内は親子連れや、高齢者の団体らしき方々が大勢来ておりました。桜はすでに開花していて、5分咲き程度。梅はやっと蕾から開くところ、そしてカタクリ&エゾエンゴサクは、一部枯れ始めていました。

 


蕾から今まさに開こうとしている状態。バックのピンクは、エゾ山桜です。数本の梅の木を見ましたが… すべて写真のような状況でした。

 


青空をバックにしてみると、梅の美しさがさらに引き立ちます。本州では桜に先駆けて咲く梅も、日本列島を北上するにしtがって、開花前線は、津軽海峡を渡ると、逆転します。なお、桜で有名なさっぽろ円山公園では、GW中(3~7日)が見ごろ。一方札幌清田区の平岡梅林では、7~11日が見ごろとのことです。

 


野草園、樹木園に行く途中の遊歩道にはエゾ山桜が5分咲きです。

 


エゾ山桜は、こげ茶色の葉に特徴があります。やがて散る頃、ないし散った後から、このこげ茶色の葉が、緑色に変わって行きます。

 


さらに進んで野草園の一角に、表題に掲げたようなカタクリとエゾエンゴサクの咲くエリアがあります。この日も多くのカメラマンや野草愛好家が見学に来ておりました。よくよく見ると、カタクリは幾分最盛期を過ぎていて、枯れかけていました。アップで撮ると目立つので…

 


みずみずしい部分を選んで、カメラのパートカラー機能を束でピンク以外を白黒で撮ってみました。

 


ツツジも満開。モンシロチョウが盛んに蜜を探して飛び回っていまいた。

 


コブシも満開。千昌男の歌にありますね「コブシ咲く 北国の春…♪」

 

☆中島公園は、花見の人で大賑わい

地下鉄東豊線で、豊平公園駅から札幌方面に向かい、大通駅で南北線に乗り換えます。大通りからすすきの、そして中島公園です。まさに春爛漫、多くの花見客に加え、あちこちでモデル撮影会も行われています。

 


公園中央にある菖蒲池の周り

 


ボート遊びの家族連れも多い。

 


エゾ山桜とコブシの下でも花見を楽しむグループが大勢。

 


その近くではプロのモデルを使った撮影が行われています。

 


こちらは菖蒲池のほとりで…本格的なレフ版に重機材(画面左のカート)を見ると雑誌かグラビアの撮影なのでしょうか。

 


こちらは、豊平館の前で、和装の結婚式の前撮り撮影のようです。新郎新婦の了解を頂き、数カット撮影させていただきました。

 

☆北海道庁前庭では、八重桜はまだ小さなつぼみの状態

前庭に数本あるエゾ山桜はすでに5分咲きから満開の状態。

 


木の根もとに見える菖蒲も八重桜が満開の頃黄色い花を咲かせます。

 


池面中央に、道庁のドーム部分が映り込んでいます。

 


ここでもコブシが…

 


池で見かけた金色の緋鯉。

 


道庁正面の北3条広場も春の陽気で散策する方が大勢。ニッセイビルの窓ガラスには赤レンガテラスのカフェが映り込んでいました。

 

北海道は今が最高のシーズンかも、寒くもなし、熱すぎずもなし、花は盛りだし…、6月上旬には札幌初夏の風物詩「さっぽろYOSAKOIソーラン祭り」いよいよが始まります。

 

 

 

 



 

 

 

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