紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

春本番のはずが…札幌の街中散歩

2019-03-30 12:01:57 | 街中ウォッチング

                              <札幌駅地下街アピアで見かけた「春」らしさ>

 

3月中旬までの暖かい日とはうって変わって、下旬は寒い日続きです。この時期、三寒四温とは言うものの、10日以上も寒い日が続くと…異常気象なのでしょうか。ここ1週間以上、最高気温が日中で0~2度、夜間は氷点下5度、朝起きると一面真っ白の銀世界という日が数日続いています。

そんななか3月27日(水曜)、OLYMPUS札幌サービスステーションで、カメラの無料保守点検があるというので、行ってきました。ちなみに愛機は、ミラーレス一眼・OLYMPUS OM-D E-M10MarkⅡ(馬鹿みたいに長ったらしい型番号)、ボディ裏面の液晶モニターが不調、半開きにすると映るという具合。詳細は後程記すとして、札幌の街をふらふらウォッチングしてきたので、レポートします。

 


札幌駅南口(大通公園方向)に出ると、朝方舞い散っていた雪もあがり、日差しが出てます。でも寒い。つい地下歩道街(通称チカホ)に入りたくなるが、その前にチケットプラザで、賞品でもらったJTB旅行券を換金せねば…それにしても1万円券で800円の手数料は高すぎないか。3万円分で、2400円も、結構な昼食が食べられるのに。でもチケットプラザ探すのが大変…

 


それにしても大駅前通りは工事中が多い。左に何か大きなビルができるのかな?そういえばヨドバシカメラが、駅前でビルを建てるとか聞いたことがある。通行人も幾分春らしい服装になってきたみたい。おまけに、ピンクのタクシーもいる。

 


上の工事中の横通りには、一部スペースを割いて、居酒屋風の飲食店がありました。昼食時間なのか狭い店舗は6‐7人の客がいました。コバール通りと名付けられている。

 


みずほ銀行隣接の宝くじ売り場。すごい金額が出ている…本当かな、つい疑ってしまう。

 


さて少し戻って北海道庁前の「北3条広場」を見ると、今朝方降ったの雪5cmほど積もったまま。

 


誰が作ったか雪だるまが1体、よく見ると…ブロック型の模様が見える。広場の雪を転がして作ったのでしょう。喜んでいるのは子供たちだけ。そばを通る若者も寒そうに背を丸めて、赤レンガテラスビルのほうに行きます。あまりの寒さに、赤レンガテラスビルに入りました。

 


このビルは商業施設が入居していて、見るだけでも楽しい。

 


飲食店ガラスに張られたメニューの数々。通路を歩く人たちの影が映りこんで面白い。

 


ちょい、地下まで下りてみると、素敵なランプの輝き。露光をマイナスにしてランプのあかりを強調。

 


最近新しくできたビルらしい。sit atte何と読むんだろう?ガラス越しにちょい変わった雰囲気に見える。時間があるので、のぞいてみた。

 


あらら、正面に階段があるけれど、木製で、腰を掛けて休息できるようになっている。一部ガラスで仕切られていておしゃべりも可能。いいね、こういう雰囲気、都会のオアシスってな感じ。

 


2Fから見ると、階段に腰を掛け読書をする人が多い。左側はエスカレーターになっている。不思議な作りになっている。2Fフロアーを見ると、飲食店が数店あります。

 


1Fからエスカレーターで2Fに出ると、休憩用の椅子付きコーナーがあります。屋外の休み処ふう。隣のビルから丸見えにならないように、地図と模様が窓ガラスに張られています。

 


2Fには、函館五島軒という超有名なレストランがあります。

 


壁の半分を使って、手書き風メニューを掲示しているパスタ屋さん。

 

さて時間もそろそろ午後2時に近くなってきました。オリンパス札幌サービスステーションに向かいます。以前にも一度、ここでプロの写真家による講演会があって。聞きに来たことがあります。(2016.6.6付け「初夏の札幌街歩き…」中段の記事)
予定の時間になって、担当者からボディ、レンズ(TAMRON製ですが…)のクリーニングを受けました。その際、モニター画面が接触不良なのか、半開きにしないと画面に映らない点を申し述べると…、何度か繰り返しているうちに、まったく映らず。修理に出す羽目になってしまいました。13000円ほど実費だという。来月早々には沖縄旅行が控えているし、やむなく、修理依頼してしまった。代替機の貸し出しはないというし…とにかく、沖縄出発前の4月3日出来上がりを約して戻りました。

なおここまでの画像はすべてSONY Cyber-shot WX350(20倍ズーム)というコンパクトデジタルカメラで撮影しました。次回ブログは、このカメラで、帰りに撮影した続きを掲載する予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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我が家でも孫二人の卒業式が…

2019-03-24 06:00:00 | 日記

 

 

3月は卒業式のシーズン。我が家でも二世帯住宅に住む、孫たち3人のうち二人の卒業式がありました。一つは3月1に行われた小樽潮陵高校定時制過程の卒業式です。3人兄妹の一番上の紀斗は、周囲から頼りない兄として見られてましたが、母子家庭で親に負担をかけたくないと、学費の格段に安い定時制に通学。入学後、補講や通信講座の履修を合わせ、特例の3年修了制を利用して、3年間で卒業にこぎつけました。

もう一人3人兄妹の末っ子、綺里も小樽菁園中学校を3月15日卒業式を迎えました。こちらは学業はそこそこ、吹奏楽部で力量発揮。初めて手にするフルートを担当、早朝から午後6時まで、土日なしの部活・特訓を重ねました。札幌キタラで行われた吹奏楽部地区予選大会で、2年連続金賞に輝き、小樽1校、札幌3校から推薦入学依頼がくるという快挙。授業料他もろもろ免除の特典を勘案、札幌のY高校に通うことに決まりました。

 

 


本来の4年制を3年で終了、天晴とほめてやりたい。ばあさん(家内)も嬉しさ一杯。

 


初めて潮陵高校の室内運動場?に入りましたが、六角形の作りにびっくり。定時制ということもあって全校生徒も30人ほど。

 


卒業生と学校教職員との記念写真、本人(エンジのスーツ)以外はぼかしております。

 


「ジジ!撮って、yea~」は相変わらず軽い性格丸出し。まあとにかく3年で、昼間働きながら卒業をしたことは、褒めてやりたい。

 

 


小樽菁園中学校の卒業式全景。コンデジカメのパノラマ機能を使う。

 


デジタル一眼レフ(OLYMPUS OM-なんちゃら10MarkⅡ)を使うも、ピントが前後して合わない。スマフォを掲げる方の画像を借用。OLYMPUSのミラーレス一眼は、軽くていいのだが、①型番の名称がややこしい、確認すると、「OM-D E-M10 MarkⅡ」こんがらがる。なんでもっと簡単にできないんだ!②オートフォーカスを外し、マニュアルフォーカスに切り替えるにも、裏面のモニターを呼び出して…あちこちさがして…、瞬時にできない。絶対に第3者に勧めたくない機種だ。

 


教室に戻り、父兄を交え最後のHR。

 


あとは、教室のあちこちで記念撮影。孫娘以外はPCソフトでぼかしました。

 


学業はそこそこ、フルートの練習はかなりきつかった模様。中1で初めて手にした楽器。真冬でも朝の6時半、暗い中を登校し、授業開始の8時半まで朝練。夕方も授業終了後6~7時まで夕錬。自宅でも夕食後に練習。初めのころは唇が腫れて、たらこ唇になていた。
高校では50人編成の吹奏楽部とか。精一杯がんばれ、孫娘よ。

 

 

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フィルム時代の作品の数々…日野市高幡不動尊ほか

2019-03-18 09:45:00 | 写真

                       <高幡不動尊境内の土方歳蔵碑の前で、アイスを食べる新撰組隊士達>

 

 

平成12年3月から14年7月までの2年3か月間、八王子支店に勤務した頃の画像を取り上げてきましたが、当時は未だフィルムとデジタルの混合時代。徐々にデジタルカメラのシェアが高まりつつありましたが、私自身はこの時期すべてフィルム撮影でした。

さて、前回までに、お台場、八王子、立川と3か所を取り上げましたが、今回は日野市を取り上げます。日野市は甲州街道の日野宿として栄え、新撰組副長土方歳蔵の出身地でもあります。また大企業も多く、日野自動車の企業城下町でもあります。八王子から京王電鉄が都内新宿に伸びていて、途中の日野市には高幡不動駅があります。ここの高幡不動尊は都内随一のアジサイ寺でもあります。

新撰組というと、幕末期の暴れん坊集団というイメージが強く、嫌われ者ですが、ここ日野と蝦夷地箱館では英雄視扱いされています。函館市の立待岬には、碧血碑(へきけつひ)という碑がたっていて、土方歳蔵や中島三郎助など旧幕府軍約800人の戦死者を弔っています。義に殉じて死んだものの血は、3年経てば碧くなると言う故事にならってます。

 


土方歳蔵の菩提寺・高幡不動尊境内で行なわれた新撰組祭りには、蝦夷新選組も参加し、記念写真が撮られる。青に白の羽織が日野新撰組で、黒の制服が蝦夷新選組です。

 


双方の隊士が、周囲のカメラマンの要請に応じてポーズを取る。あれ、左の蝦夷新選組隊士の銃の構え方が変だよ。

 


カメラマンの要請に応じてくれた蝦夷新選組隊士、銃と携帯電話のアンバランスが良いね。

 


これから市内のパレードに赴く新撰組隊士。

 


従来は10月の日野産業祭に行なわれていた新撰組祭りが、今では土方歳蔵の命日に合せ5月の第二土曜・日曜に行なわれています。函館から駆けつけた「蝦夷新選組」の記念撮影。

 


高幡不動尊は境内の小高い山一面にアジサイが花開きます。山アジサイのシーズンには多くのカメラマンが押し寄せ、不動尊主催の「アジサイフォトコンテスト」が毎年行なわれています。

 


アジサイ祭りにかかわらず、普段の日でも参拝客が多いです。

 


H12.6月実施の「高幡不動アジサイ祭りフォトコンテスト」で、入選した「白いアジサイ」 ポジフィルムで撮影していますが、日陰のため青みが強く出ました。

 


ここは普段の平日でも、参拝客が多く、縁日の屋台が出ています。

 


屋台の売り物に目を見はる双子らしき子供達。

 


ミニサイズの日傘を買ってもらい満足そうな双子ちゃん。

 


同じ傘でも…家族での参詣客らしいのですが、親に叱られたのか何か不満げな子供でした。H19年日本海写真大賞ファミリーの部佳作になりました。題名「ミニーちゃんが見ているよ」

 


境内が広く、子供達の格好の遊び場。

 


不動尊前の商店街は、七夕祭りの飾りで賑やか。

 


11月下旬に行なわれる「萬灯会(まんとうえ)」 多くの信者に加え、見物客が集まる。

 


夜空に金色に輝く五重塔

 


僧侶達が念仏を唱え、行列で五重塔へ向かう様は見事と言うほかない。H14年高幡不動尊アジサイ祭りフォトコンテスト・佳作「萬灯会の儀式」

 


高幡不動尊は境内にアジサイ他色んな草木が多く、境内も広く閑静な場所が多い。時としてモデル撮影会に出会うこともあります。偶然モデル撮影会に遭遇、撮影させていただきました。

 


笑顔の素敵なモデルさんでした。

 


11月に行なわれる日野産業祭 この日はかなり強い風模様で、枯れ葉が舞い散る中で、地元中学校の吹奏楽の演奏会が行なわれました。楽譜が風に飛ばされて、とても演奏しにくく、見ていて気の毒なほど。

 


楽譜に枯れ葉が挟まって、まさに「落ち葉のコンチェルト」でした。

 

 

 

 

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北のみやび~小樽雛巡り

2019-03-06 06:00:00 | 日記

                  <山梨県笛吹市春日居町の桃畑 黄色いのは菜の花 平成12年4月撮影 CANON EOS55 +コニカセンチュリア200>

 

平成20年から続いた「北のみやび~小樽雛巡り」も、9年間で終わりました。最盛時小樽市内の48店舗が参加し、雛巡りが一大流行となりましたが、資金面等の問題もあって29年に中止となりました。このところ、衰退小樽を象徴するように、ウイングベイ観覧車、裕次郎記念館、妙見川市場に続き入船市場などの各種施設やイベントの撤退が相次いでいます。

それはさておき、小樽市内では田中酒造を始め未だ数社・団体等がひな祭りイベントに取り組んでいます。今回は田中酒造と博物館(運河館)他のイベントを紹介します。

 

☆田中酒造本店&亀甲蔵


田中酒造本店には1Fフロアーに大小様々なひな祭りセットが飾られています。入店見学、写真撮影ともにOKです。

 


3組のセットが、所狭しと並べられている。(同本店)

 


田中酒造亀甲蔵の2Fイベントスペースでは4面を使って展示。

 


中央にもミニセットが数組展示されている。

 


パノラマで撮っても1面に収まりきらない。

 

 

 

☆博物館・運河館


江戸末期の雛飾り

 


こちらは明治末期の御殿風雛飾り

 


昭和2-3年頃の雛飾り

 


昭和13年の雛飾り

 

余談ですが、なお運河館では、北海道各地を舞台にしたアニメ「ゴールデンカムイ」のスタンプラリーが行なわれていました。


ゴールデンカムイゆかりの全道各地のスタンプを集める企画のようです。

 

☆小樽文学館のひな人形


文学館の読書スペースには、上記の雛飾り1対しか飾られていませんが、見るからに時代を感じさせる雛人形です。人形横の解説文(画像の下半分)によると、江戸時代中期のものとか。内裏様とお雛様の位置が通常と逆配置ですが…詳しくは解説文をお読みください。

 

☆桃の節句とは…
ひな祭りや桃の節句の起源についてはウィキペディアの解説に譲るとして、道民にとっては「桃の花」はなじみが薄いと思われます。季節になれば桃はスーパーに並んで売られていますが、桃の花を見たことがある人はすくないのではないでしょうか。私自身も、東京に転勤して、桃の産地である春日居町(H16年石和町などと合併し笛吹市となる)や勝沼市を訪れて、始めて桃の花を見ました。


この画像は、立川市の昭和記念公園で撮影したものですが、遠目には桜と区別が付かないかもしれません。でもよく見ると、花びらの付いた小枝が直線的に伸びて、その小枝に無数の花が付いています。

 


一方、春日居町の桃畑で撮影したっものですが、小枝に付いている花のかずが先の画像より少ないのですが、果実を取るために枝や蕾をせん定しているためです。

 

☆雛巡りあれこれ
過去の画像からピックアップしてみました。

 


小樽新光町の「狸庵」の雛飾り。趣味のサークルによる個人の展示ですが、伊豆の熱川や九州柳川のさげもんと呼ばれる吊るし雛が数多く飾られています。

 


小樽の地酒「北の誉」酒造の酒泉館で展示された雛飾り。なお北の誉酒造は2015年に閉館、製造は別会社に引き継がれ、工場はアイスクリームの製造工場になったとか。

 


閉鎖される前の「入船市場」内の総菜小売の酒田商店。

 


JR南小樽駅では、階段が雛壇がわり。

 


中山美穂主演の小樽を舞台にした映画「LOVE LETTER」があげられる。雛壇が登場するのはワンカットだけですが、亡き恋人に向かって「お元気ですか~」と叫ぶこの言葉は、この映画が公開された韓国でも大流行に。韓国の若いカップルが小樽に押しかけてくるブームのきっかけとなったとか…

 


実際に映画に使われた雛壇がこちら。クラフトショップ・レン所蔵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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