紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽は6~7月にかけてお祭りが目白押し

2018-06-29 06:00:00 | 祭り・イベント

                                              <龍宮神社祭で境内を出て、梁川商店街に向かう神輿> 

 

今年の6月は、天候がすっきりしない日が続いています。内地とは違って、梅雨のない北海道は蒸し暑さはないのですが、逆に肌寒い日が多く、この時期半袖やTシャツだけで外出することは出来ません。観光客も薄手のコートや長袖のジャケットを着用しています。

とはいえ季節は着実に進んでいて、夏祭りのシーズンに入ってきました。小樽三大神社祭りと言われている水天宮祭は、6月14~16日に、龍宮神社祭は6月20~22日に行われました。残る住吉神社祭は7月14~16日に予定されています。これ以外にも以下の通り各種イベントが目白押しです。その中から撮影を予定しているのは(孫が通う菁園中学吹奏楽部のイベントも含め)下記の通りです。なお日時、開催場所等については、未確認情報が含まれています。なので、行かれる際は、実行委員会等にあらかじめ確認してください。
1 小樽商大緑丘祭(学園祭) 6月31~7月1日 大学構内
2 社会を明るくする運動・菁園中吹奏楽部パレード 7月7日 サンモール一番街
3 あおば祭り・商大翔楽舞演舞ほか 7月8日 小樽運河・マリン広場
4 おたる浅草橋オールディーズナイト 7月14~16日 小樽運河・マリン広場
5 マリンフェスタ・菁園中吹奏楽部演奏 7月15日 小樽臨海公園、フェリーターミナルほか
6 第52回おたる潮祭り・おたる硝子市 7月27~29日 小樽運河・マリン広場、旧手宮線ほか

さて今回ブログで取り上げるのは、水天宮祭と龍宮神社祭、そして6月17日に行われた「小樽運河ロードレース」を取り上げます。

☆例年雨に見舞われる水天宮祭(14~16日)、今年は…
どう言う訳か、水天宮のお祭りというと雨が降るというイメージが強いのですが、今年は幸い日中雨に見舞われることはありませんでしたが、深夜近くに大雨になった日がありました。またこの3日間とも平年以下の温度で肌寒いお祭りでした。特に初日の最高気温は14度、平年を4-5度も下回りました。でも子供たちには寒さは関係ないか…。そんな中最終日に家内と行ってきました。メルヘン広場の堺町郵便局裏手から、急な坂道を20分以上かけて、とろとろと…境内に着いたときには、二人とも足腰が、がくがくよろよろ…

 


境内には屋台は、二か所だけ。人影もまばらでした。右奥は、夕方からカラオケ大会が開かれる舞台です。

 


警備に当たっている氏子の方々に聞くと、参拝客の減少に加え、神主が亡くなった後も後継者がおらず、他の神社の神主が兼務とか。寄付金も集まらない。なので町内を回る神輿や山車は、3年に1回しか出来ないんです、と嘆いておられました。水天宮自体高台にあって、駐車所がない、急な階段を転落を恐れながら登らなければならない(特に老人にとって)、縁日の屋台も本殿からかなり離れているなど、他の神社に比べ不利な点が多すぎます。

 


階段の上部から花園町方面を見ると…、なお右側に「小樽聖公会堂」の青文字の看板が見えますが、この教会は、かつてニッカウィスキーの創業者である竹鶴政孝さんの奥さんであるリタ婦人(NHK朝のTVドラマで有名)が熱心に通っていた教会です。

 


教会の前には、このような看板が出ておりました。オルガンの演奏会も行われていましたが、次の演奏まで10数分あると言われ、立ち寄りませんでした。数年前に、この相生町界隈で撮影会を行った際、いれてもらいましたが、ステンドガラスが、とても素敵でした。

 


花園陸橋に近づくほど人出が多くなり、賑わいが出てきました。

 


チョコバナナの屋台ですが、チンパンジーの置物とバナナが上手い取り合わせになって、ついパチリ。

 


さらに縁日は花園商店街(花園銀座街)に続くはずですが…商店街には屋台は数軒しかありません。聞くところによると、夕方から食べ物、飲み物を中心とした屋台が数多く出るとか。空いたスペースで、猿回しの曲芸をやっておりました。サルが、バック転したところ。オジさん、見ていなくて良いの?失敗することがないので良いんだよ、と。

 


台と台が徐々に離れ3mほどの間隔になったところで、端から端をサルが飛び渡りました。猿回しのオジさんの足下に注目!なぜか、オジさんもサルに合わせて飛び上がっています。左足はもちろん、右足も浮いているのがわかりますか?

 

☆龍宮神社と榎本武揚の関係については当ブログ(2016.6.30付「初夏を迎えた小樽は…」)を参照してください。
北海鎮護の揮毫を神社に奉納した榎本武揚と龍宮神社は深い関係にあります。例大祭でも榎本ゆかりの方が明治時代の軍服もりりしく着こなして、武揚に扮して宮司や氏子代表の方々と共に、梁川町商店街を回ります。

 

 
ゆかりある方が榎本武揚に扮し、柳川商店街をまわる。梁川町商店街の「やながわ」は、榎本の雅号(梁川)が起源となっています。

 


猿田彦も行列の先頭に立って町内を回ります。右奥に宮司の人力車が見えています。

 


午後1時半に神輿の蔵出しが行われ、宮司、榎本武揚はじめ関係者の詔、挨拶が続きます。

 


そして神輿は担がれて渡御にでます。

 


箱館戦争で、榎本と共に官軍と戦った「土方歳蔵」のゆるキャラも蔵出しを見守っております。函館からここに駆けつけたとか…

  


商店街に入るや、わっしょい、わっしょいの大きなかけ声と共に、神輿が躍動します。

 


子供神輿もわっしょい、わっしょい!

 


昔ながらの金魚すくいもありました。

 


去年までは「電球ソーダ」が幅をきかしてましたが、今年は「点滴ジュース」がはやってるとか…手を変え品を変え、新製品を売り込む姿は今の日本を表しているようで…それにしても500mlあるかないかのジュースが500円とは、驚きです。

 


ん?どこかで見かけた人物が…そうです、大ヒットした映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の主人公ジャック・スパロー役のジョニー・ディップのそっくりさんです。焼きそば屋を経営していたんですね(?)。幟には「なまらうまいっしょ」(北海道弁)のマークが…

 

☆小樽運河と歴史的建造物を横目に走る小樽運河ロードレース(ハーフマラソン)は…
今年で第30回を迎えるこのレース、ケニヤ出身でオリンピックメダリスト(アトランタ銅、シドニー銀)のワイナイ選手を、ゲストランナーに迎え、6月17日午前9時にスタート。距離別、男女年代別等に分かれ、色内公園を順次スタートしました。

 


旧日本郵船小樽支店前を通過するランナーたち。

 


約1km地点では未だ集団ですが、ここから臨港線に出て、小樽築港方面に向かいます。

 


小学生に混じって、高齢者の姿もちらほら。

 


留学生でしょうか、外国人の姿もありました。

 


運河沿いの北海製罐前を走るランナーたち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


第60回北大祭を撮りに…その2

2018-06-23 06:00:00 | 祭り・イベント

                                        <「北大ダンパ in 工学祭」で集まった観客とコスプレィヤー達 暑い時間が続く…>

 

その1では、「高等教育推進機構」前の広場で行われた書道部のパフォーマンスを最後に取り上げました。今回は工学部前の広場で行われた「北大ダンパ in 工学祭」をメインに最後に取り上げたいと思います。なお、その1では写真部の展示を「北大写真部」と表示しましたが、読者から、北大写真部ではなく「北大系写真旅行サークルphotrip楡陵祭写真展」である旨指摘を受けました。なるほど、当日いただいた冊子には、わたしが訪れたE棟の203号室は「photorip楡陵祭写真展」とあり、N棟の234号室には「北海道大学写真部楡陵祭展」とありました。N棟の234号室には行きませんでしたが…。それにしても、「北大系云々」となると、ますます分らなくなる…
<注:両者の違いについて>
H30.6.23 前回も「楡陵写真展」についてご指摘くださいました、まぁや様から、「北大写真部」と「北大系photorip写真云々」の違いについて明瞭な解説をいただきました。本ブログのコメント欄を参照していただければ、違いが明瞭になります。まぁや様に感謝いたします。

あまりにもイベント会場が多すぎて、とても数時間では回りきれません。なので、あっちへふらふら、こっちへふらふらしながら、撮影しましたので、体系的に取り上げることは不可能。なので目に付いたものから取り上げていきます。

 


この部屋(E208教室)では、軽音楽サークルのライブが行われているようです。

 


出演待ちの方が楽器片手に、待機中。ものすごい轟音に入るのをためらいました。結局入らず。

 


E棟3F314号室を、ひょいと覗くと…「初音舞踏祭」という文字と初音ミクらしきポスターがめ煮止まりました。初音ミクに惹かれ、入ってしまいました。緑色のステッカーらしきものに、「VOCALOID(ボーカロイド)」とあります。
<VOCALOIDとは>
ウィキペディアによれば、ヤマハが開発した音声合成技術、及びその応用製品の総称であると。メロディと歌詞を入力することで、サンプリングされた人の声を元にした歌声を合成することが出来る。VOCAL+OID(のようのもの)の造語である。ちなみに未来小説などに出てくる「アンドロイド」と言う言葉を聞いたことがあると思います。未来型高知能の人造人間のことですが、ギリシャ語のアンドロス(人間・男)+接尾語oid(のようなもの)からネーミングされたと言うことです。

 


映像画面に向かって、実験者がペンライトを振っています。すると画面にあたかも観客が、ペンライトを振っているように映り込みました(右下)。実験内容の詳細は分りませんが…面白そうでした。

 


別コーナーでは、今話題のバーチャルアイドル「初音ミク」のキャラクターグッズが色々並べられていました。販売用ではなく、展示用です。

 


別コーナーでは、これもボーカロイドのチラシなのかポスターなのか…じっくり見る時間がないのが残念。

 


モニター画面を見て、研究中なのでしょうか…

 


再び、メインストリートに出て、工学部のダンスパレードを見に行きます。模擬店でも、人気のある店の前には長い行列が出来ていました。ここは、ケバブサンドイッチの店かな?

 


留学生でしょうか、クレヨンしんちゃんの絵が描かれたボードを持って、「揚げパン」の呼び込み中です。

 


こちらのテントにはかなり長い行列が出来ていました。「広島風お好み焼き」のテントでした。お好み焼きに、行列?ちょい違和感が…

  


うさ耳+チャイナ服の可愛い売り込みの娘さん、1年42組の焼きそば屋さん。チャイナ服の効果や、如何に?

 


こちらは、揚げ餃子を売り込むパンダ。体を左右に大きく揺さぶり、大げさな仕草にも、道行く人は誰も知らんふり。


ほれほれ、こっちだよ、揚げ餃子わ!奮闘空しの図

 


工学部前に来ると、この黄色い花が目立ちました。1-2本しかありませんが、藤の花に似ていることから、キバナフジとも呼ばれています(樹名のプレートから)。

 


すでに多くの観客+コスプレダンサーたちが集まってました。ダンプレ開始前に諸々の注意事項が説明されました。その中で写真撮影については、1スマホで撮影後、SNSに積極的に投稿してください、2コスプレやー撮影の祭には、一言声をかけてください、3動画撮影の投稿は禁止です、等等

 


左手前のメイド姿の子は、去年も踊っていたのを覚えています。大きめの眼鏡をしていたような…正面から見たくて、観客席の方へ…

 


わぉ、正面から見ると、優しそうな感じで、とても激しいダンスをするようには見えませんが…

 


この緑色の髪は初音ミク、この子は小樽で開催されたアニメパーティにも参加しており、あちこちの会場で見かけます。

 


DJを勤める二人の女性も、常に体をリズムに合わせ動かしている。

 


初音ミクの左の赤いTシャツの子は、普通のコスチュームですが、一旦踊り出すと、踊が大きく小柄な体が大きく見えます。

 

北大祭、前後2度にわたり画像を掲載しましたがいかがだったでしょうか。載せきれない画像がたくさんあります。機会をみてアップしたいと思います。


 

 

 

 

 

 

 


札幌初夏の風物詩YOSAKOIソーラン祭りを撮る

2018-06-17 06:00:00 | 祭り・イベント

                                   <YOSAKOI ソーラン大賞に輝いた、道北宗谷管内枝幸町の「夢想漣(ゆめそうらん)えさし」チームの演舞>

 

第27回YOSAKOIソーラン祭り2018が、6月6~10日に札幌市大通公園会場をメインに、市内19の会場で行われました。参加した踊り手は、前年並みの約27千人、276チームでした。観客動員数は196万9千人(前年比2.2%増)で、前年に続き200万人割れ、この10年間で4番目の少なさでした(北海道新聞6月12日記事)。今年の6月は中頃まで例年以上の低い気温が続き、強風の日が多かったことも響いたようです。最終日の10日に撮影に行きましたが、この日は好天に恵まれたものの、肌寒い日でした。そのためか、5~7丁目の有料桟敷席も、メインステージの8丁目特別観覧席も、がらがらの状態でした。

なお、YOSAKOIソーラン大賞には、枝幸町の「夢想漣(ゆめそうらん)えさし」チームが、4年ぶり4度目の大賞に輝きました。準大賞には、「新琴似天無龍神」と「平岸天神」の2チームが入りました。なお、詳しくは公式HPをご覧になってください。

当日、全出場チームのタイムスケジュールが載っている「公式ガイドブック」を購入し、早速実力チームの演舞時間帯をチェック。会場を何カ所も回るのは、体力的にも不可能なので、「大通南北パレード会場」と徒歩6-7分しか離れていない「一番街・三越前、丸井今井前」の会場をチェック。まずは大通北コースで撮影すべく、無料観覧スペースの西9丁目、10丁目に向かいます。地下鉄大通駅からは、歩くと結構な距離。

 


早速、今回YOSAKOI大賞に輝いた(撮影時点では結果は出ていません)「夢想漣えさし」がやってきました。荒波を連想させるような激しい演舞が特徴のこのチーム。

 


西9丁目から最周縁部の10丁目に移動、幟と踊りに動感を表現するため、シャッター速度優先で撮影。やや!手前スタッフのピンクシャツの3人の背中をよく見ると、「親父の口癖」とある。
<親父の口癖>…面白い、番外編の優秀賞だ。下記5を除いて、最近は当たり前のことが、出来なくなってきているから、なんだろうか。うちの孫たちも…
1あいさつをしろ
2靴をそろえる
3箸をちゃんともて
4はい、という素直な心
5飯を食え、酒を呑め

 


「心~sin~釧路学生魂」の演舞、多分法被の図柄は、釧路どんぱく祭りの花火かと…とても綺麗な図柄に惹かれました。

 


カラフルな髪の毛と笑顔に惹かれました。「仏教大学よさこいサークル紫踊屋」チーム。男子学生も全員カラフルな頭でした。

 


YOSAKOI準大賞の「新琴似天無龍神」は、和風美を中心とした演舞。

 


とはいえ、纏を激しく振りかざすシーンもある。

 


基本は和の演舞、

 


小樽商大「翔楽舞」の演舞

 


南コース西9~10丁目の無料観覧スペースは、観客が集中して撮影位置取りが難しく…納得のいく写真が撮れない。そして、目の前を駆け足で通過して行った。

 


この画像は踊の終盤のものですが、「テスク&祭人」の「百鬼夜行」というユーモラスな演舞の一部です。

 


その演舞の出だしがこちらの画像。公式YOSAKOIガイドブックのHPによれば、テスク&祭人の持つコミカルさを忘れず、和をモチーフにし、様々な妖怪が行進する様子を表現しているそうです。破れ提灯と人魂が…

 


藤女子大・北大&ホンダカーズ北海道チームの演舞





演舞を終えた後、公園で休憩中のメンバーたち。左右の女性の笑顔が対照的なのが、ちょい気に掛かりました。

 


AOMORI花嵐桜組の演舞は衣装が途中で5-6回替わります。次々に変わる衣装はとても目立ちます。見ていて楽しく、次年度も期待できるチームなのですが、一向に上位に入賞しないのが不思議です。

 


毎年出場しているこの青森美人の演舞が、個人的には好きなんですが…

 

南北パレード会場を離れ、一番街会場・三越・丸井今井へ行く途中、西7丁目会場「ワオドリスクェア」で愉快な光景を見ました。このワオドリスクェアは、誰でも飛び入りで参加できる特別コーナーです。ステップも踊方もルールはなく、自由です。

 


ワオドリスクェアのそばにある台湾観光局のテントで、太目、細目の係のおばちゃんが、販売そっちのけでユーモラスに踊っていました。

 


ねじりはちまきのオジさんに注目、リズムに併せよく体が動く、周囲の方々から笑い声が漏れる。それに気をよくして、さらに踊る。

 


こちらでは中年のオジさんも器用に手足を、リズムに合わせて踊る、踊る。

 


さて午後1時半過ぎ、一番街丸井今井前会場では、市民に絶大な人気のある「北大”縁”」チームの演舞が始まります。

 


観客からはヤンやの拍手・喝采&待ってましたの掛け声が飛び交う。そしてこの直後に…

 


男子学生は全員赤フン姿。観客の前を飛び跳ねて、若さを爆発させる。見ているだけで勇気&元気が湧くのだ。

 

この日撮った画像は千数百カットに及びますが、如何せん掲載できる画像の制約もあって割愛せざるをえませんでした。準優勝に輝いた「平岸天神」が、撮影できなかったのが残念でした。
次回は、北大祭…その2を取り上げます。

 

 

 

 

 


第60回北大祭を撮りに…その1

2018-06-11 06:00:00 | 写真

                                         <書道パフォーマンスで書き上げた作品は、表装して作品として残したい出来映え…>

 

6月1日(金)~3日(日)に行われた北大祭を見てきました。前年に続き、二度目の見学ですが、やはり総合大学の学園祭、桁外れの規模に、ただただ驚くばかりでした。構内を南北に貫くメインストリートの両側を中心に、200を超える模擬店が出店し、さらに各学部棟内にも出店があり、その総数は…わかりません。また各学部・学科ごとに、それぞれテーマーを持って開催されているのも、総合大学ならではの特徴かもしれません。なにぶん、わたしが卒業した小樽商大(S41年卒)は、商学部だけの単科大学で、学生数が800人弱(うち女子学生は僅か2名)でしたから…現在は、2000人強で、女子学生が約4割を占めるとか。

さて、北大祭のテーマーは「還暦云々」とあり、新たな一歩と記されていますが、以前のことを知らない私には、何処に新たな一歩があるのか最後まで不明でした。それはさておき、とにかく一日で見きれるものではありませんでした。興味ある部分に限ってご紹介いたします。

 

☆JR札幌駅寄りの正門を潜ると、もはや長い列が…
正門から50mも進むとインフォメーションテントがあり、そこで「北大祭」「模擬店まっぷ」「北大祭リーフレット」を受け取ります。 90ページを超える冊子「北大祭」には、過去の歴史、Q&A、北大総長等の挨拶、そして初めての方向けにいくつかのモデルコースが載っています。さらにエリアごと、学部祭、学科さいが詳細に紹介されています。いずれにしても、メインストリートに沿って南から北に進みます。

 


農学部のテントにはヒグマと鹿の絵が…鹿肉の串焼きテントでした。

 


隣のテントにはヒグマの敷物が置かれ、親子がおそるおそる触っていました。

 


農学部の可愛いお姉ちゃんについつい、手作り餃子買ってしまった。うん、これは美味い。多少焦げが多いのは、かえって素人の仕事らしくて、良いかも(何でも良い方に解釈)。

 


昼近くになって、おなかがグ~、バングラデシュ美人にカメラを向けたら、カレー味のパエリア?を買わされた。美味しいよ、と宣伝された割りには、う~ん、味が合わない。

 


豚汁美人に勧められるも、腹がきつい。

 


おお、アオザイをまとった、ベトナム美人。近寄ったらテントの奥に行ってしまった。別にわたしを見て逃げたわけではありません。

 


去年のブログでも紹介した「トルコののび~るアイス」を食べてる女子学生発見。あれ、あなたたち、自分ののテントのプラカードほうりだして…油売ってていいの?

 

☆工学部前の広場では、恒例の「北大ダンパ in 工学祭」が行われますが、会場は準備中でした。
午後3時からダンパが始まるとのことで、学部棟内や周辺を散策してきました。冊子に寄れば、ダンパは北大を代表するサブカルチャーで、みんなで踊って、歌って、〇〇して、今回は特別ゲストとして、電子の歌姫が登場!?ニコニコ好き、ボカロ好き、アニメ好き…等同士は全員集合!(原文のママ)。う~ん、私にはよく意味が飲み込めない。

 


工学部入り口にはちびっ子広場があって…若葉がとてつもなき綺麗だ。

 


赤いツツジとよくマッチする。

 


学部の棟内に入ると、色んな展示物やイベントが行われている。このロボット、動くのかな?

 


ロボットがコースを走るプログラミングの実習中でした。

 


3時までは時間があるので、再びメインストリートに戻ると、和服の女子学生とばったり。民謡研究会のサークルらしい。

 


ええ!?カルタクラブなんてあるの?詳しく聞くと、そばを買わされそうなので、写真だけパチリ。はて気になるね。北海道特有の、下の句を詠んで、下の句木札をとるカルタだろうか?

 


あれれ、これはちょい可哀想だよ。フランクフルトのかぶり物を若い娘に…

 


一瞬目が飛び出しそうになった!この絵を見て…

 

☆北大写真部楡陵祭展は、北部エリアの高等教育推進機構と言う建物の中で行われているようです。高等教育推進機構なる言葉もよく知りませんが…、楡陵と言う言葉もよく出てきますが、読み方すら分かりません。そんな話しはさておいて…
(注)H30.6.13当ブログの通りすがりの方からご注意をいただきました。ここで取り上げた写真展は、北大写真部ではなく「北大系写真旅行サークル」の写真展だそうです。なのでここに訂正して関係者にお詫び申しあげます。

 


北大祭の冊子を元に訪ねてみると…

 


中央のモノクロ写真は、中国の桂林で撮影したようで、右側の写真に目が惹かれました。ほぼ垂直に切り立った崖の山頂に数本の木があって、とても目を惹きました。

 


東欧を旅行した祭の写真ですが、左の写真が目を惹きます。

 


窓硝子に貼り付けられた写真、右上の写真の山頂に二人ほどの人物がいるのですが、雲の形と共に、人物も目を惹きました。

 

☆高等教育推進機構前の特設ステージでは、書道部員による史上初となる書道パフォーマンスが始まるところです。

 


2m四方の紙を3枚つなぎ合わせ、そこにポップな音楽に合わせ、数人の部員が、文字を書き込んでいきます。黒紙に筆2本をはさんで書いているのは書道部の会長のようです。

 


やや、事らの女子部員は、左利きなのでしょうか、筆を左手で操り、文字を書き込んでいます。袴は墨や白いペイントが跳ね返り、洗ってもとれないのではないかと、要らぬ心配をしてしまいました。

 

 
最後に、特大の落款印を押して出来上がり。

 


凄い出来映えに、一瞬「ワオ~」と唸ってしまった。表装すれば立派な展示物として利用できそう。

 


2点の創作品を前に、部員並んで、記念写真。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


春の花…菜の花と芝桜を撮りに

2018-06-05 06:00:00 | 日記

                                                      <残雪の羊蹄山と三島さんちの芝桜>

 

今回は春の花の最後として、滝川市江部乙町の菜の花と、倶知安町の通称「三島さんちの芝桜」を取り上げます。本州では1~2月に咲くという菜の花が、北海道では5月中・下旬頃に満開となります。そこで5月24日(木曜)に撮影に行ってきました。過去何度か江部乙町には撮影に行ったことはありますが、その話しも含めてレポートします。なお、観光用ではなく肥料として主に栽培している富良野市・美瑛町の丘陵地帯では、この時期以外でも咲いていることがあります。

芝桜については、道内では滝上町の芝桜公園、大空町の東藻琴芝桜公園、遠軽町の太陽の丘公園が有名ですが、いずれも道東・オホーツク海側にあって、道央(札幌市)からかなり離れています。一方三島さんちの芝桜は、札幌からも近く、最近は旅行雑誌で取り上げられ、東南アジアからの観光客がバスツアーで来るといいます。元農業の三島さんが個人で広げた芝桜で、現在は約4000平方m(1200坪余)。しかも無料開放しています。

<菜の花あれこれ>
江部乙町の菜の花畑は、チラシによれば作付面積180ha(H30年)で、4年連続日本一と書かれています。そこで疑問に思ったのが、かつて青森支店勤務時代(H3~6年)、業務区域管内の横浜町の作付面積が日本一と聞いた記憶があります。また道内の岩見沢市でも、日本1の面積と、SNSで報じられていました。さてさて?PCで検索・調べてみると、横浜町は、H26年に128haで「全国1位」、H30年は163haで「本州で1位」、とありました。また岩見沢市は、H29年に157haで「日本1位」でした。まあ、数字上の、1位、2位なぞどうでも良いことですので…

 

☆江部乙町の菜の花畑は…
昭和46年に隣の滝川市と合併して滝川市江部乙町になりました。石狩川の東側に位置する農村で、主にリンゴの産地として有名でした。それがいつの頃からか、菜の花で有名になってしまいました。さて、5月24日小樽から石狩当別を経由して、国道275号線で、新十津川町にでます。そこから滝川市に入り国道12号線を北に10kmほど進むと、「道の駅たきかわ」があります。ここに、なの花祭り実行委員会のテントがあります。


この時期、道内各地で菜の花が見られます。途中の石狩市でも国道脇一面に咲いておりました。

 


この時期は、水田に水が張り、田植えのシーズンでもあります。

 


新十津川の手前、浦臼駅に寄ってみました。実はここで、暑寒別の山々の残雪、フォトコンテスト応募のための「雪形」を撮ったんです。いずれ廃線となる予定の札沼線です。

 


道の駅たきかわを右折して山側に進むと、あちこちになのは菜畑が現れます。

 


OLYPUSのボディキャップレンズを使ってスケール感を強調してみました。

 


ふとみると、真っ赤な車が止まってました。

 


イベント会場の一つである「丸加高原」の入り口にやってくると、遠くに赤い屋根の建物が見えます。伝習館と言って、宿泊、レストラン、体験工房、入浴等が可能でしたが、平成24年度に廃止され、今は休憩所となっています。

 


この日風が強かったので、、木の枝・葉をぶらしてみました。

 


一面黄色だと…、撮りようがない。

 


今回の画像ではありませんが、追加掲載しておきます。H15年5月25日ポジフィルムで撮影、この日の夕方春霞が漂い、ポジフィルムで撮影すると、このような画像になりました。また別のカメラで、同じ位置からネガフィルムでも撮影しましたが、色あせたピンクっぽい画像になりました。この作品は菜の花フォトコンテストには入選しませんでしたが、別のフォトコンテストで、入選しました。この画像から「菜の花畑に、入り日薄れ…♪」という歌を思い出します。

 

☆三島さんちの芝桜
倶知安町には、旭スキー場の斜面に芝桜が咲いておりましたが、手入れが十分行き届いてないせいなのか、いつの間にか 消えてしまいました。今ではニセコ酒造の工場近くの、三島さんという元農業の方の、個人で解放されている芝桜が有名になりました。

 


ピンクの芝桜と黄色いなの葉の向こうに残雪の羊蹄山、それだけで絵になるシーン。

 

 


若い二人は何を語らっているのか…

 


道路の奥の方から外国人らしき女性がこちらに向かってきます。富士(蝦夷富士=羊蹄山)+桜(芝桜)+外国人女性、これは絵になると、待ち構え、モデルをお願いすると、流暢な日本語でOKの返事が返ってきた。

 


スイス人で、冬期間ニセコで、スノーボードのインストラクターをしているとか、色々ポーズを取ってくれました。ありがとう、おっと名前聞くの忘れちゃった。もちろん彼女の持っているカメラでも撮ってあげました。ルミックスのミラーレスカメラ(レンズはライカ)でした。

 


次々と観光客が来ますが、皆さんこの美しい景色に大満足のようでした。しかもこの庭園が個人の所有で、無料開放されていることに驚きの声を上げていました。高齢者施設のバスも数台来て、お年寄りたちも、感嘆の声を上げていました。

 


ちなみに三島さんの個人住宅も、まるでおとぎ話の世界から抜け出たような可愛いお宅でした。

 


蝦夷富士をいれなくても絵になりますね。

 

 

次回は、北海道大学の、北大祭を取り上げる予定です。