<旭川郊外の忠別川沿いに咲いた霧氷の花>
撮影ツアーの1日目、夕張シューパロ湖と富良野・美瑛、青い池のライトアップの撮影を最後に終えて、宿泊先である旭川市内のビジネスホテルに午後7時過ぎに到着しました。陽が落ちるとさすが内陸の旭川、かなり冷えてきて駐車場の路面は凍ってガチンガチンです。多分-10度近いのではないかと思われます。この調子ですと明朝はひょっとして樹氷の撮影が期待できるかもしれません。一応樹氷+朝日を撮るべく、午前6時前にはホテルを出る予定です。
念のためチェックインの際に、フロント係に旭川市内の樹氷の様子を聞くと…。今年は例年にない暖冬で、このところ市内では樹氷の発生を見ていませんとのこと。北海道では2月の中旬は一年で最も寒い時期にあたるのですが、ことしは市内の街路樹真っ白に染まったことがありませんとのこと。どうやら明日も樹氷の発生は期待薄のようです。と言うことであれば、ゆっくりとホテルで午前7時から食事を済ませて、小樽にまっすぐ帰ることにしました。
7時半頃にホテルを出発です。市内の街路樹に樹氷が着氷しておりません。やはりだめかと思いつつ、高速道路に向かいます。市内の一般道を高速道路に向けて走行中に、大きな橋を渡りました。よく見ると川の両岸の樹木が多少白っぽく見えます。すわ樹氷では!と思い、ここで方向転換。東川町・忠別ダム方向に向かいます。この道道は、東川町の街中の手前で忠別川と並行するように走っています。全面結氷していない忠別川からは、冬期間濃霧が流れ周辺の樹木は樹氷に覆われることが多いのです。案の定忠別川が近くなるにつれて周辺の木々の白さが増してきます。
旭川市内から15分ほど進んだところでは、松の木は白くなってはいませんが、背の低い木々は白っぽく見えます。
さらに進むと、背の低い木々は真っ白です。背の高い気も樹氷が付いているように見えます。さらに先に進んでみます。
忠別川から離れているところでも、このように木々がが白くなってますので、堰堤に出れば一面樹氷かもしれません。
道道から左折して忠別川沿いに寄ってみます。一部の雑草、樹木は着氷して真っ白です。
農道の先端は忠別川の土手になっているようで、土手の雑木林は着氷して真っ白です。
枝に着氷して樹氷となっています。
背丈の高い雑草もご覧の通りです。
すすきも茎から穂の先端まで樹氷に覆われています。
土手の日陰をバックにすると、樹氷が一層映えます。
土手に上がってみました。樹氷林が立ち並んで、壮観です。
さらに川原に降りてみます。
朝日を浴びて、一部七色に反射しているのですが、写真に撮ってみると…再現できないですね…
相当冷えるのでしょうね。川面の一部は凍っているようです。
川からキリが出ています。
樹氷のもととなる川霧は、放射冷却で冷えた空気が、相対的に温度の高い川面(通常は温度差10度以上)に触れたときに発生します。この霧が大気中で冷やされて、樹木に着くと樹氷となります。流れている川の水温は、通常4度~1度です。0度以下になると結氷してしまいます。詳しくはウィキペディア「霧氷」参照のこと。
このブログの第1回目で取り上げたシューパロ湖がまさに、それで全面結氷していましたね。そのため周囲の気温がいくら低くても(当日は多分-10度前後と思われます)、霧の発生源がなかったために、樹氷とはならなかったのです。ただ、風の具合も関係しますが…
さて忠別川ですが、一部凍っていましたので水温は多分+1~2度と思われます。一方大気は-7~8度でしょうか、なので川面に霧が発生していたのですね。朝日が当たって大気が温められるとこの霧は止んでしまいます。もちろん樹木に着いた樹氷も解け落ちてしまいます。
なお、霧氷はその発生と着氷によって、樹氷、樹霜、粗氷の三つに分類されますが…素人目には区別がつきにくく、混同している点があることをお断りしておきます。詳しくは先にあげた「霧氷」のリンクを参照してください。
撮影ツアーの1日目、夕張シューパロ湖と富良野・美瑛、青い池のライトアップの撮影を最後に終えて、宿泊先である旭川市内のビジネスホテルに午後7時過ぎに到着しました。陽が落ちるとさすが内陸の旭川、かなり冷えてきて駐車場の路面は凍ってガチンガチンです。多分-10度近いのではないかと思われます。この調子ですと明朝はひょっとして樹氷の撮影が期待できるかもしれません。一応樹氷+朝日を撮るべく、午前6時前にはホテルを出る予定です。
念のためチェックインの際に、フロント係に旭川市内の樹氷の様子を聞くと…。今年は例年にない暖冬で、このところ市内では樹氷の発生を見ていませんとのこと。北海道では2月の中旬は一年で最も寒い時期にあたるのですが、ことしは市内の街路樹真っ白に染まったことがありませんとのこと。どうやら明日も樹氷の発生は期待薄のようです。と言うことであれば、ゆっくりとホテルで午前7時から食事を済ませて、小樽にまっすぐ帰ることにしました。
7時半頃にホテルを出発です。市内の街路樹に樹氷が着氷しておりません。やはりだめかと思いつつ、高速道路に向かいます。市内の一般道を高速道路に向けて走行中に、大きな橋を渡りました。よく見ると川の両岸の樹木が多少白っぽく見えます。すわ樹氷では!と思い、ここで方向転換。東川町・忠別ダム方向に向かいます。この道道は、東川町の街中の手前で忠別川と並行するように走っています。全面結氷していない忠別川からは、冬期間濃霧が流れ周辺の樹木は樹氷に覆われることが多いのです。案の定忠別川が近くなるにつれて周辺の木々の白さが増してきます。
旭川市内から15分ほど進んだところでは、松の木は白くなってはいませんが、背の低い木々は白っぽく見えます。
さらに進むと、背の低い木々は真っ白です。背の高い気も樹氷が付いているように見えます。さらに先に進んでみます。
忠別川から離れているところでも、このように木々がが白くなってますので、堰堤に出れば一面樹氷かもしれません。
道道から左折して忠別川沿いに寄ってみます。一部の雑草、樹木は着氷して真っ白です。
農道の先端は忠別川の土手になっているようで、土手の雑木林は着氷して真っ白です。
枝に着氷して樹氷となっています。
背丈の高い雑草もご覧の通りです。
すすきも茎から穂の先端まで樹氷に覆われています。
土手の日陰をバックにすると、樹氷が一層映えます。
土手に上がってみました。樹氷林が立ち並んで、壮観です。
さらに川原に降りてみます。
朝日を浴びて、一部七色に反射しているのですが、写真に撮ってみると…再現できないですね…
相当冷えるのでしょうね。川面の一部は凍っているようです。
川からキリが出ています。
樹氷のもととなる川霧は、放射冷却で冷えた空気が、相対的に温度の高い川面(通常は温度差10度以上)に触れたときに発生します。この霧が大気中で冷やされて、樹木に着くと樹氷となります。流れている川の水温は、通常4度~1度です。0度以下になると結氷してしまいます。詳しくはウィキペディア「霧氷」参照のこと。
このブログの第1回目で取り上げたシューパロ湖がまさに、それで全面結氷していましたね。そのため周囲の気温がいくら低くても(当日は多分-10度前後と思われます)、霧の発生源がなかったために、樹氷とはならなかったのです。ただ、風の具合も関係しますが…
さて忠別川ですが、一部凍っていましたので水温は多分+1~2度と思われます。一方大気は-7~8度でしょうか、なので川面に霧が発生していたのですね。朝日が当たって大気が温められるとこの霧は止んでしまいます。もちろん樹木に着いた樹氷も解け落ちてしまいます。
なお、霧氷はその発生と着氷によって、樹氷、樹霜、粗氷の三つに分類されますが…素人目には区別がつきにくく、混同している点があることをお断りしておきます。詳しくは先にあげた「霧氷」のリンクを参照してください。