紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

ぶらり街中ウォッチング(4)…札幌チカホを歩いて

2021-03-25 21:32:09 | 写真展

              <昭和42年のさっぽろ雪まつり ごじらをもじって、雪像名が「デジラ」になっている(笑)>

 

このところ暖かい日が続き車道はもちろん、住宅周辺の雪もほとんど解けてしまいました。ただ例年通り車道と歩道の間には、冬季すべり止めのために撒かれた砂が、残雪と混ざり合い、真っ黒になって残っています。これも4月に入れば清掃車が砂を回収しますが、それまでは粉塵を我慢しなければなりません。

一方コロナについては小樽市内では、発生ゼロの日も続き、堺町のメルヘン広場や運河周辺では人の流れが戻りつつあります。好天に誘われ、カメラ片手にふらふらと出歩きたくなりますが、マスク+メガネが、なんとも鬱陶しく…加えて、高齢を理由に家内や娘たちから、車の運転禁止をきつく言われているし…。

話は変わって、今週の22日(月)~26日(金)まで、札幌市役所ロビーで「さっぽろ雪フォトまつり」フォトコンの入選作品展が行われています。過日、このフォトコンテスト入賞通知が来て、北海道新聞社賞の賞状と一緒に、道新のマスコットキャラの「ぶんちゃん」グッズや本が5-6冊送られてきました。本はいずれも児童向けの絵本で、我が家には不要なもの。う~ん、どう処分すればいいか…

 

☆3月23日(火)、JR電車でまずは札幌へ、チカホのイベントを見ながら、市役所方面へふらりふらりと…

 


札幌駅南口大丸デパートの「シャネル」の広告版。行くたびに広告の絵が変わっていて、楽しい。そのうちに撮りためた画像をまとめて掲載するのもいいかも。

 


南口に出ると、天気が良くて暖かい。地下街採光ドームのふちでくつろぐ人も多い。

 


チカホ(地下歩行空間の愛称)を大通方向に進むと、道内各町村のイベント写真展が行われていました。

 


後志管内の町村の一部。スポットライトがきつく、反射もあって見にくくなりました。他の管内については省略しております。

 


上段は後志管内古平町の「琴平神社例大祭」における、火渡りの儀式です。これについては何度もブログで紹介しております。
下段は、十勝管内音更町の「彩凛華(さいりんか)」です。これもブログで取り上げております。

 


二つとも、空知管内のイベントですが、いずれも、当ブログで詳しく取り上げております。
北竜町の「ヒマワリまつり」及び沼田町の「夜高あんどん祭り」については、2017.9.11付け当ブログ「沼田町の夜高あんどん祭りを撮りに」を参照してください。

 


チカホの最南端大通公園にまで来ました。ここの右端は石屋製菓のビルで、地下はレストラン及び飴玉制作工房となっていました。ところがレストラン横の飴玉制作工房は閉鎖されていました。チョイと寂しいですね、この工房は常に見学客が大勢来ていたのに…

 

☆札幌市役所1Fロビーでは、今回中止となった雪まつりに代わって「さっぽろ雪フォト」コンテストが実施され、その入選作品の展示が行われています。

 


フォトコンテストの概要

 


最高賞及び特別賞

 


メディア賞 左最上段が私の作品(標題の写真) 昭和42年の撮影で、モノクロフィルムで撮りました。当時の記憶はほとんどありませんが…何分50数年たっていますので。

 


入選作品の一部。上位には入りませんでしたが、目を惹いた作品を下記に2点取り上げてみました。

 


左の黒いウエアの女の子の格好と表情が抜群にいですね。

 


夕日をバックに、シャボン玉を大きく回したと思われますが、金色に光るシャボン玉の軌跡が不思議。

 


会場の様子です。

 

☆北海道新聞社7Fの道新ぎゃらりーでは、道写協札幌支部写真展が行われていました。

 


たまたま写真展の最終日でした。元小樽支部におられた貝沼さん(現札幌支部会友)と遭遇。暫し歓談。

 


会友貝沼さんの作品。大雪山で撮影したモノクロ写真。ごつごつした山肌と人が通った1本の路が印象的。

 


札沼線ラストランのポスターと、奥にポツンと腰掛ける老婆の取り合わせが最高の物語になっています。ローカル線の廃止は悲しいね。

 


最初に目に飛び込んできた作品。とてもすがすがしい感じがしました。

 

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ぶらり街中ウォッチング(3)…大相撲小樽図書館場所?

2021-03-18 14:53:21 | 街中ウォッチング

                        <梁川町の美容室のウインドウで見かけた素敵なディスプレー>

 

テレビのチャンネルをひねれば、相変わらずコロナウイルスの話ばかり飛び込んできます。自粛疲れで、いい加減うんざりしてる中、3月も中旬を過ぎ雪解けが一段と進んできました。ぽかぽか陽気につられて、つい外に出たくなります。自宅内でマスクをしない生活を送っていると、外出時のマスク+メガネが、なんと鬱陶しいこと。つい、マスクかメガネかどちらかを外してしまいがちです。

暖かい日が続き、我が家の横小路も、すっかり雪が解けて砂利道が顔を出しています。通路の両端に雪の塊が残っているだけです。花壇の花の芽が、雪の中から顔を出しています。あと数日暖かい日が続けば、クロッカスが、いの一番に咲き出すはずです。コロナ騒ぎとは関係なく、春がやってきました。

 

☆小樽図書館へ、返本と借り出しに行ってきました。前回は気にも留めなかったのですが、よく見ると道内出身の横綱はじめ関取衆の写真が多々掲載されている。何分、育ったのが「巨人、大鵬、玉子焼」の時代…いやもっと前かな?

 


2Fの読書コーナーに上がる前にこんなパネルが…、つい、つられて2Fへ上がってみると…

 


おお、懐かしい写真がいっぱいある。

 


吉葉山だ。札幌の隣石狩市出身で、小樽朝里川温泉で吉葉荘を経営していたとか。道産子力士で千代の山に次いで、二人目の横綱となりましたが…病気とケガの不運続きで、好成績は残せませんでした。

 


相撲に関する様々な雑誌が飾られていますが、個人の所有物で貸し出しはしていないとか…

 


懐かしい名前が…。左から44代横綱「栃錦」、45代「若乃花」、46代「朝汐」…。昭和34年とあります。

 


第58代横綱千代の富士は、41代横綱千代の山と同じ、道南の福島町出身です。北海道出身の横綱がたくさんおりますね。48代・大鵬、52代・北の富士、55代・北の湖、61代・北勝海、63代・大乃国などなど。

 

☆ウイングベイのイオンに買い物に…、丁度1Fの5番街入り口付近の催事場でセールが行われている。九州・沖縄物産展らしい。どれどれ沖縄名物ちんすこうがあるかな?

 


画面奥は、イオンスーパー。

 


サーターアンダーギーはあるけれど、お目当てのちんすこうは…小ぶりなのが四箱のみ(上段角)。もっと大きな箱は…見当たらない、残念。

 


むむ、何やら以前話題になった「面白い恋人」に似てるような気もするけれど…

 


こちらの「黒い濃い人」のほうがセンスがいいですね。イラストもいい。

 


この物産展の隣の菓子雑貨店(サーティワンの向かい)で見かけたのがこれ。鬼滅の刃のお菓子類が一杯。

 

☆JR電車で小樽駅へ、三角市場と中央市場を見に行ってきました。このところ人出が徐々に戻りつつあるようだし…

 


結構観光客は戻ってきているように見えました。以前は買い物客(観光客が主)がおらず、店員の数のほうが多かったけれど、今は観光客が結構多い。2010年8月10日付け当ブログ「新型コロナウイルスの影響で…」参照のこと。

 


食堂もほぼ満席状態。コロナの前は、この店の横通りは順番待ち客であふれかえっていたが、今は店内に収まっている。丼物の値段もたしかに安い、多分ネットの口コミの影響が大きいのかも。同日見た運河そばの飲食店の看板では、地元の人間が見てもうなるほどの値段だった(下記)。

値段表示が細かくて読みにくいが、3500~6000円前後、市場内に数倍の値段だ。丼の大きさが写真では単純に比較はできないので…

 


国道をまたいで海側に降りると、中央市場がある。ここは観光客とは無縁。近隣の方々が、買い物に来る。

 


土産品のような高価な魚介類は置いてない。その日食べる総菜、鮮魚貝類が中心の市場です。夕食が近い時間になると、結構込み合います。撮影は午後2時ころ。

 


右端のマスクのおばさんは、マネキンです。昔の担ぎ商、いわゆるガンガン部隊と呼ばれる行商人です。

 


市場を通り抜け、梁川町をぶらぶら。前日の北海道新聞朝刊後志版に、空き店舗でバザールを行なうと言う記事を見てふらついてみたものの、それらしき店舗が見当たらず、偶然目に飛び込んできたのが、美容室の、このデイスプレイ。窓に光が差し込み、ブラインドのえんじ色と相まって、なんともいえぬカットになった。

 

☆最後は、運河プラザで一休み

 


ここに来れば、まずビンガラナ(123円)を1本ぐいと飲んで…左は図書館で借りた文庫本6冊です。
なお、ガラナについては、2010年12月1日付当ブログ「小樽街中散策~キョロキョロ」を参照のこと。

 


ここでも観光客らしき方々が、入れ代わり入ってきます。

 


サカナクションの山口一郎は小樽出身。

 


サカナクションって、グループ名なのかな?最近の音楽については全く分かりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ぶらり街中ウォッチング(2)…手宮の総合博物館へ

2021-03-11 16:46:39 | 街中ウォッチング

                              <昭和40年代前半の都通商店街 現在は…>

 

3月に入ってやっと春らしくなってきたような気がします。真冬日から、最高気温が+5~7度前後になる日も時折みられるし、何より我が家の前の坂道が、車が走る都度、解けた雪が跳ね上がるようになってきました。我が家でも、時折ロードヒーティングのスイッチをオンにして、自宅前の歩道の雪割をすると、アスファルトが顔を出します。とはいえ寒い日もあって三寒四温の繰り返しですが、着実に春が近くなってきています。

一方、相変わらずコロナ騒ぎは続き、首都圏ではさらに2週間の非常事態宣言が延長されました。道内はコロナの発生は下げ止まり状態。小樽市では発生ゼロの日も続き、小樽協会病院のクラスターも終息。今月末には、二月ぶりに協会病院に通院できそう。

そんなか、FacebookやTwitterで目にしたのが、手宮の総合博物館(旧交通記念館)で開催されている企画展「あの日に帰りたい ノスタルジア・ヲタル」です。3月6日(土)見てきました。自宅から徒歩12~3分ほどのバス停(住吉神社前)からだと、直接手宮方面に行けるのですが…。まずはJR南小樽から小樽に出て、駅前ギャラリーに寄ってからにします。

 

☆駅前ギャラリーでは、小樽在住の90歳の画家が個展を、という記事を朝刊で見かけたので、寄ることにします。

 


小樽駅前第1ビル(複合)にある「駅前ギャラリー」は、国道5号線にも面して立地がいいのですが、どういう訳か滅多に利用されない。駐車場がないからだろうか?

 


パステル画風の絵が並ぶ。後志管内の景色も多いが、薮野氏の出身地の九州の風景も見られる。

 


同人誌に載った薮野さんの絵と記事。

 


北海道新聞3月6日付朝刊後志版の記事。

 

 

☆小樽駅前から中央バスで、総合博物館のある手宮に向かう。10分ほどで総合博物館近くのバス停で降りたものの、博物館入口へは、500mほど迂回しなければならない。前日からの冷え込みで、歩道は半分以上ガタガタに凍結。おまけに雪が深く狭い。とにかく滑って転びそうになる。
入館窓口で入場券を買う。市内在住高齢者割引で、入館料は150円。旧交通記念館らしく昔風の硬券切符だ。マニアには受けそう。

 


改札口を通ると、最初に目につくのが、この蒸気機関車「しづか号」。明治13年日本で3番目に敷かれた幌内鉄道の始発駅が、ここ手宮なのだ。詳しくは2009.9.14付け当ブログ「幌内鉄道の遺構をバスで巡る」を参照のこと。

 


しづか号に連結された1等客室の全景。なお1FフロアーはすべてSLに関する情報・展示物であふれかえっている。

 


なお、石炭を積んで走った義経号、弁慶号は、京都及びさいたま市の鉄道記念館に保存・展示されています。

 


2F展示室入り口に掲示されている案内板。左側文中に書かれている「佐々木一夫」氏は、小樽運河保存活動にかかわった方で、飲食店「叫児楼」の初代オーナーでもあります。

 


スパゲッテイやパスタ店として有名で、石倉造りの店舗は、現在全身蔦に覆われています(下記参考)。


H22.11撮影。現在は二代目叫児楼とも称されている。初代のオーナーの佐々木氏は、現在運河プラザ内で喫茶店を経営しています。

 


喫茶エンゼル 駅前通りにあった喫茶店で、私も昭和40年代に何度か入ったことがあります。駅前通り車幅拡張工事に伴って廃業されたようです。

 


今や小樽発祥のグルメと言われる「五目あんかけ焼きそば」は、ここ梅月が発祥。静屋通りと言うと前掲の「叫児楼」や蕎麦店「薮半」の並ぶ通り。私自身は、花園銀座街高架下にあった店舗しか知りません。
なお、薮半のオーナー小川原氏も、運河保存運動に取り組まれた方でした。2019年亡くなられましたが…

 


昭和30~40年代、私が学生(小樽商大S37~41年)だった頃、小樽の人口が20万人を超えてピークでした。しかもデパートが3店舗もありました。現在は一店舗も残っておりません。

 


当時は交通量も格段に多かったことがわかります。

 


パネルは、都通商店街ですが、現在は前回のブログでも見た通り空き店舗が多く、ゴーストタウン化しています。

 


都通と言えば、忘れてならないのが「樺商」です。戦後樺太から引き揚げてきたので、樺商と言う屋号にしたと聞いたことがあります。現在は横山靴店かな?その靴店も閉店し、別の店になったようです。

 


最後は、博物館入口脇の売店で見かけた「塊炭飴」のケース。石炭を模した黒い飴の塊が入っていました。空知管内の村役場に勤めていたオヤジが、支庁のある岩見沢市に出張の都度、お土産に買ってきた記憶が残っています。

 

帰りは、再び凍ったガタガタ道を中央バス手宮ターミナルへ向かいます。10分ほど待っていると新光町行きのバスが到着、住吉神社前で下車、自宅に向かます。
やはり車がないと不便、交通費も馬鹿にならない。今年の8月に免許更新を迎えますが、家内娘たちの猛反対を押し切って、もうあと1回更新しようと思いました。

 

☆3月6日(土)、今日は家族で外食デー。運河沿い裏通り、小樽港縦貫線沿いの倉庫を改造した建物にあるびっくりドンキーで夕食です。家族総員7名で…おっと一番下の孫娘は吹奏楽部の部活の延長で不参加。その分持ち帰り弁当を予約。

 


ほぼ満席に近い入込。ここは家族客が多い店の割に、内部のデスプレー等がクラシック調で素敵です。道路1本向こうの駐車場もほぼ満車でした。

 


時代を感じさせる電話機。

 


こちらの席の横壁のデスプレー。一見フランスの地図かと思いましたが、左上のイギリスらしき国とが近すぎるし…。薄暗い中コンデジ撮影で、鮮明度はぎりぎり。

 


私は、看板メニューでもあった「コロコロステーキセット」注文。野菜サラダと食後にアイスクリームが付いてくる。食後に出てきたカップのアイスクリームを見て、あれ量が少ないと見たのは大間違い。底が深く、結構な量でした。

 


コロナ騒ぎで、自粛自粛の毎日。運動不足もあって、このところのごはんの量が激減。

 

午後7時半には会食が終わり、孫3の弁当をもって帰宅です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ぶらり街中ウォッチング

2021-03-04 15:02:18 | 街中ウォッチング

 

道内に出されていた往来(特に札樽間)自粛要請も、コロナの発生が下火になったので、2月末で要請が解除されました。家にこもりきりですとどうしても運動不足になります。気分転換とネタ探しに、街中の様子を撮りたくなります。2月27~28日の土日に出掛けてしまいました。フライングですが…このところ腰の調子もまずまずなので…。

まずは、小樽図書館に久しぶりに行き、シリーズもの文庫本を借り、ついでにカメラ雑誌を数冊読んで…。帰りに撤去された妙見市場の跡地を見て、都通商店街をふらついて、JR電車で戻る予定でした。行きは北海道BK入船支店前から循環バスに乗って…。おや、入船支店転居のお知らせが目に飛び込んできた。よく読むと、転居じゃなく支店廃止だ。う~ん、斜陽に拍車がかかるか。

小樽市内を走る中央バスも、運転手不足や経費削減から(本音は利用客の現象かも…)、運賃値上げ、本数削減が続いている。旧山手循環バスは、通学時間帯を除く10時以降は、1時間に2本の間隔になっちゃった。以前は15分間隔でしたが…。しかも、メルヘン広場~本局前の区間が廃止され、利用しにくくなった。

 

☆入船2丁目で下車、運賃240円、あれれまた値上がりしたか、去年は220円だったはずだ。北海道マツダ横の通学路を進みます。

 


自宅を出てメルヘン広場に出ると、排雪を満載した大型ダンプカーが、勝内川河口の雪捨て場に向かいます。

 


菁園中学校向かいにある地蔵堂のお地蔵さんも、ビニールで冬囲いだ。2体あるが、奥は完全に雪に埋もれている。

 


さらに進むと、ミルクプラントが見える。冬期間は閉鎖中。さらに進むと、目的の小樽市図書館がある。

あれれ、図書館玄関ドアには、「マスク着用の上、滞在60分以内」の張り紙が…
入り口で手を消毒しさっそく文庫本コーナーへ、時代劇小説、坂岡真の「鬼役」18巻から5冊借用。図書の受払窓口もビニールカーテンで、仕切られ、カードもトレイに乗せバーコードスキャン。
さて次はカメラ雑誌のコーナーへ、ありゃ、以前はアサヒカメラだったのに、日本カメラに変わったんだ。どちらでもいいけれど。デスクで30分ほど閲覧。

 


外に出ると、あれほどの青空が、小一時間ほどで、小雪が降りしきるどんよりした空に変わっている。旧妙見市場があった於古発(おこばち)川は、川底が露出し、川の両側には重機が作業中。建物は撤去されている。

 


川に架かる橋の鉄柵も撤去中らしい。この跡に何ができるのか作業者に尋ねても、わかりません、との回答。さらに国道5号線に向かう。

 

<参考画像>

旧妙見市場


妙見市場 いずれもH23年11月撮影 かなりの店舗が閉鎖されている。

 


国道5号線をまたぐ跨線橋。札幌方面を見る。左側三角屋根の北欧風建物は、北一硝子花園店。かつての北一硝子は、ここの1店舗のみであったが、漁業用浮き玉や家庭用ランプが、観光客に人気となり、手狭となって、メルヘン交差点の堺町に出店。現在では堺町の三号館が中心となっている。

 

☆浅草橋通りと国道5号線の交わる交差点横の産業会館を覗いて都通商店街へ…

 


産業会館内の店舗は、今では数店しか営業していない。ほとんどは閉店して、通路は薄暗い。まさに斜陽小樽の感じ。

 


小樽のメイン商店街も閉鎖された店舗のほうが多い。

 


2年ほど前は、行列ができるほど客が並んでいたタピオカドリンク店も、閉鎖された。

 


そんな中で喫茶店「美薗」は元気だ。昔の紙芝居風メニュー看板を発見。マントに角帽の学生は地元商大生であろう。

 


土曜日の昼過ぎだといいうのに、人影なし。JR小樽駅から南小樽駅へ戻る。JR運賃200円+バス賃240円、都合460円の出費。
+昼飯代800円。昨年12月に開店したという中華店に入店。表に出ていた看板のメニューには牛丼800円のおいしそうな写真が…、つられて入店。注文したものの、出てきたのは小丼に盛られたご飯+直径5mm程の乾燥牛粒が上に載ったもの。タレをかけて…う~ん、牛丼のイメージと違ってた。

 

☆2月28日(日)は、好天に恵まれ、近くの勝内臨海公園へ

 


メルヘン交差点付近、観光客も少し戻って来たのかな?

 


道道17号線(通称臨港線)の交差点前に新しくできた店があった。マッサージ店らしいが…。かここにはいろんな店舗ができたがいずれも1年もしないうちに閉鎖となっている。果たして観光客相手に…
臨港線を渡って、小樽縦貫線方向へ向かうと、勝内川の河口付近に出る。ここは小樽市の指定雪捨て場所になっている。

 


例年であるとこの時期捨てられた雪は10mほどの山になり、左手前のショベルで積まれた雪を削り取るのであるが…、今年は雪が少ないようだ。

 


勝内大橋を渡って臨海公園に降りる。なお、捨てられた雪が構内あるいは防波堤の向こうに流れ出ないように浮き球で柵がされている。
あれれ、公園内には誰も入っていないのか足跡がない。一面雪が積もったままだ。まずは前方に進み、ぐるっと一周してみよう。

 


う~ん、何の跡だろう。多分カラスの歩いた跡かも。犬やキツネではない。足跡が続いていないので。

 

 


二重に施された浮き球の柵。カモメの休息所になっているようだ。

 


臨海公園を出て臨港線に出る。ココイチのカレー屋さんのガラス戸に貼られた文字が読めない。中国語であろうか?

 


交差点を渡り、レンタルビデオ店ゲオ横の坂道(赤坂)を登る。

 


例によって、赤坂横の空き地から小樽港を一望。中央のサイロ手前の松林が、臨海公園です。

 

☆最後に追加 3月3日付のFHJIFILM Facebook日替わりカバーフォトに採用された私の「群来」の画像です。


採用された画像は、上下カットされていますが、元画像は下段の通りです。撮影日:H23年2月4日 場所:小樽市熊碓海岸
なお「群来(くき)」とは、メス鰊が春先に産卵ため海岸近くの岩場やってくると、それを追いかけてオス鰊がやってきます。一斉に放精すると、画像のように海岸線の海が白濁します。これを群来と言います。北原ミレイの挽歌にも唄われてる通り、鰊の豊漁が期待されます。

 

 

 

 

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