紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

桜紀行2014 in 札幌

2014-05-31 06:00:00 | 日記
さすが、5月も下旬となると、遅咲きの八重桜もほとんど散ってしまい、葉桜となってしまいました。これからは新緑がまぶしくなる季節です。その前に桜紀行2014年の最後として、札幌を取り上げておきます。札幌の桜の名所・撮影スポットは、数限りないほどありますが、交通の便の良いところでは、なんといっても、北海道庁の八重桜があげられます。そのほか円山公園や中島公園などあげられますが、短期間に回るとなると…と言うわけで、前々回のブログで取り上げた篠山紀信展に行った際立ち寄った中島公園と札幌芸術の森、および道庁の八重桜を紹介します。

中島公園と札幌芸術の森には、5月7日(水曜)に撮影に行きました。また北海道庁の八重桜は、5月19日(月曜)に行ってきました。その際大通公園で行われている「ライラック祭り」も撮ってきましたので合わせて紹介いたします。


(1) 札幌芸術の森の桜

地下鉄南北線の終点真駒内駅から、バスで国道453号線(札幌支笏湖戦)を15分ほど走ると、札幌芸術の森があります。昭和61年に、緑豊かな自然環境の中に作られたこの公園は、春は桜が、秋には紅葉が多くの市民の目を楽しませます。5月7日にここで行われている「篠山紀信展・写真力」を見に行った際に満開の桜を撮ってきました。


芸術の森正面入り口の池には白いオブジェがゆらゆら水面を動き回っています。奥の工芸館の手前にも億にも桜が咲いていました。中央奥の白い花はこぶしです。


アーチ状の橋の手前の桜は、上の画像の桜です。

真駒内駅からバスに乗り込んだ際に、運転手に「美術館」に行きたい旨確認したのですが…分からず、バス終点(芸術の森センター)、まで行ってしまいました。そのおかげで、20分ほど散策することになりましたが、あちこちでエゾ山桜をはじめ各種の桜が満開。いいシャッターチャンスに恵まれました。


満開のエゾ山桜


散策路脇にはカタクリも咲いていました。


上を見れば、桜が覆いかぶさるように咲き乱れています。


美術館の周りにも桜が植えられています。散策路・通路の両側にも桜が植えられています。若木が多いようです。


美術館入口から見る人工池と、奥はクラフト工房。


(2) 中島公園の桜

桜のピークは、5月初めに達していて、GW明けの7日(水曜)に行った際には、葉桜に近いが多々ありました。でも散策路沿いにはいまだ満開中の桜もあって、十分楽しめました。


地下鉄南北線の中島公園駅を出て、すぐ目の前が菖蒲池です。すかさずパチリ、モニター画面で確認すると…あれモノクロ、昨日の撮影モードのままでした。あわててカラーに戻しましたが…、モノクロでも十分満開の雰囲気は読み取れます。


藤棚の近くに枝垂桜が一本あります。


しばらくしたら、オレンジのウェアの女性がやってきました。手にしているステックは、自分撮り用の一脚のようです。

声をかけて桜をバックに彼女のコンデジで数枚撮ってあげました。なんと香港からの一人旅で、今夜の便で香港に戻るとのこと。マレー系の香港人で、F.LIMさん、漢字で書くと林(リン)さんです。しばらく香港のこと、札幌のこと、桜のことなどを、英語と日本語のちゃんぽんで話し合い、メール交換しました。


さらに進むと、広場で春の野草市が行われていました。


ここでも先程のLIMさんとばったり出会いました。笑顔の素敵なLIMさんでした。


幼稚園児が通っていきました。あいにくの曇り空です。普通に撮れば桜が濁った色になります。HDRにしてみました。


豊平館の近くに戻ると、一本の桜の木の下で、宴会でも始まるのでしょうか。


(3) 北海道庁の八重桜

例年ですと5月の23日ごろに開花のピークを迎えるのですが、今年は5月上旬の暖かい日が多かったためかかなり前寄りに咲いたようです。道庁の桜が満開だという新聞情報に、焦りながら、19日(月曜)に行ってみましたが8割方は散ってしおりました。かなり緑の葉が目立ちましたが、気を取り直し、撮影開始です。


枝についている花びらよりも、路上に落ちた花びらのほうが多いような…、それはそれで良しとしなければ。


残っている桜に食いつくようにカメラを構えるカメラウーマンたち。ちょっとへっぴり腰。


散った花びらを放り上げて喜ぶのは、子供だけではありません。大人だって嬉しくなります。


ここの桜は、高層ビルとのコラボもまたよし。


内臓ストロボ一発。


池に映り込む景色も、美しい。


幼稚園児たちもお花見です。


写真の撮り方に制約はありません、この後黄色い服の女の子は立ち上がろうとして、転がり落ちてしまいました。同行の人たちは大笑い。愉快な香港からのツアー客たちでした。


(4) 大通公園のライラック祭り

テレビのニュースでは、第56回さっぽろライラック祭りが、5月16日(金曜)から始まったと伝えておりました。GW中の好天気で、開花がかなり早まって、急きょ前倒しで始まったとか…。5月19日(月曜)に訪れたときにはほぼ満開状態。薄紫の、香りのいい花が咲き乱れておりました。


日陰のベンチでくつろぐ人たち。づ上にはライラックの花が咲き乱れています。


ライラックに見とれる人、写真に撮る人、誰もが顔をあげます。

大通公園の4丁目広場は、現在工事中なので、祭りの会場は5丁目から7丁目広場です。事前の報道では、道内のワインメーカーがこぞってテント出店し、ライラック+ワインのお祭りの様相だとか、下戸の私にはワインは関係のない話ですが…。ところが5丁目会場に行っても、6丁目会場位に行っても、テントは出ていますが、営業しておらず、会場もそれらしい雰囲気がありません。関係者に尋ねると、急きょ日程が前倒しになったために、会場づくりが間に合わず、現在は7丁目広場でのみ営業中とのことでした。


5丁目、6丁目会場では、施設づくりが、急ピッチで進められていました。


7丁目会場は、ワインガーデンと名をうって、メーカー銘柄の案内板が立っています。


ワインをはじめとする、グルメコーナーが林立していました。


テーブルにはワイングラスが…


ポカポカ陽気に誘われ、ワインも相当量が売れたのではないでしょうか。


池の周りの花壇のチューリップも生き生きしています。


さて次回は、余市のニッカ工場を取り上げる予定です。


桜紀行2014 in 小樽~その2・豊友会桜めぐり

2014-05-26 06:00:00 | 日記


前回に続き、小樽市内の桜スポット巡りのその2です。旧写団豊友会とフォートピアを統合し、さらに新会員数名を加え、計14名で新たに新「写団豊友会」となったことは前回も触れました。その第1回目の春の撮影会が、5月11日(日曜)行われました。午前8時に小樽美術館前に集合し、3台の車に計10人が分乗して、出発です。主な撮影スポットは、水天宮、小樽公園、天上寺、住吉神社、和光荘、朝里宏楽園、手宮緑化植物園、余市ニッカウィスキー工場等です。

余市のニッカウィスキー工場については、今年9月から始まるNHK朝のドラマの舞台となります。ですので、別途詳しく取り上げることにします。まずは順路に沿って小樽市内のスポットを取り上げます。なお、スポットによっては桜が終わっていて、いい画像がないこともありますので、11日の前後に撮影した画像も含めておりますので、ご了解ください。


(1) 花園橋と水天宮

JR函館線の跨線橋である花園橋の、水天宮側マンション横には数本の桜が植えられています。この辺りは電車と桜をからめて撮ることの出来る撮影スポットです。鉄ちゃんと呼ばれる鉄道写真マニアも時折見かけます。肝心の桜のピークはかなりすぎていましたが…


札幌方面に向かう電車の流し撮りです。


必殺赤電、縦流し!なんちゃっ…。撮影日は前日の5月10日です。

久しぶりの流し撮りで、感触が今ひとつピンときません。ほとんどのカットがブレブレでした。


境内にあるミラー状の記念碑(小樽出身の詩人・川邨文一郎の歌碑)に映り込む豊友会の会員たち。


本殿左わきにあるお宮。お宮の下部に朝日が当たり、キツネが浮いて出てきたように見えました。


丸い穴の模様は何?これは桜が散るころ、600㎜のミラーレンズで撮影したカットです。散る桜もこう写れば、桜ではないような…


ついでにこのカットも上げておきます。撮影会から10日後の水天宮から見た小樽港です。画面上部の葉は花びらが散った後の桜の枝ですが、面白いシルエットになったと思います。


(2) 小樽公園

訪れたときは染井吉野はじめエゾ山桜もすでに終わっておりました。撮るものがなく、すぐに次の撮影地天上寺に向かいました。ひとつだけ撮影したのは、公衆トイレの壁に映り込んだ樹木の影が面白く…


コンデジ・PENTAX WG3でHDR加工しました。

次のカットは、5月23日に撮影したもので、桜ヶ丘球場(右手のグリーンの塀に囲まれた)の脇から撮っています。


八重桜が満開でした。


(3) 天上寺

エゾ山桜が満開でした。


桜と六地蔵。


青いランドセル(正確にはナップランドという)を背負った親子が、新一年生の入学記念写真をここで撮るとか…
(注)ナップランドとは、ランドセルとナップザックを足して2で割ったような児童用の布製カバン。小樽市特有のカバンで、ランドセルに比べ軽く安いのが特徴。


境内の端に咲いたチューリップに目が釘付けになりました。


PENTAX WG3で色残し加工しました。


(4) 住吉神社

エゾ山桜が満開です。


青空に桜は、映えます。


おみくじがまきつけられています。


縁石に落ちた花弁と桜の葉の影。


手水鉢に浮かぶさくらと九星運勢の看板のトリコロールカラー。


去年撮影したカットです。時間や日差しの具合で、ガラッと違った印象になります。


(5) 和光荘

潮見台の潮陵高校の裏手にある和光荘は、小樽市の歴史的建築物に指定されています。地元企業の北の誉酒造の経営者野口氏の個人所有邸宅です。大正11年建築のこの建物は、当時の最新技術と贅を尽くした豪壮な邸宅で、のちに宿泊所としても使われ、大正天皇、昭和天皇と皇后も宿泊したことがあります。


前の広場には数本の梅の老木があって、満開でした。左側に手入れの行き届いた庭園があるのですが、この日は管理人が不在で立ち入ることが出来ませんでした。


建物の前にある人工池。


(6) 朝里川温泉の宏楽園

樹齢100年を超える桜の老木が数多くあります。道路から本館までの道の両側に桜並木が続き、実に壮観です。


ピークを多少過ぎていて、葉桜に近い木もありました。


近隣の住民も数多く見物に来ます。


木の周辺はピンクに染まっています。


上の画像と同じ樹木ですが、HDRにしてみました。


一部のエゾ山桜はすでに花びらが落ちて、葉が新緑に変わってきています。


枝垂桜もあります。


下から青空に透かして見ると、桜の滝に打たれているような気がします。


(7) 手宮緑化植物園

当初の予定では、小樽市内桜の名所の一つである長橋町の苗穂公園でしたが、前日に所用で公園に寄ったときには、葉桜状態でした。そこで、急遽緑化植物園に変更しました。こちらは染井吉野もエゾ山桜も満開状態でした。なお、緑化植物園は、手宮公園の海側に位置します。


海が見えるこの公園は市民に人気のスポットで、桜の時期以外でも休日には大勢の市民が散策に訪れます。なお画像は多少デフォルメしております。


この日は好天、多くの市民が桜&海の景色を楽しんでいました。


楽しんでいたのは、カメラマンも同じ。


大人だけではありません、子供だって桜を楽しんでいます。


枝垂桜が、微風になびいて、三脚持参しなかったので、手持ちではこれが限界でした。


上の微風になびく桜の全体像がこちらです。


コンデジのHDR加工を使ってみました。


この後は、最後の撮影地である余市に向かいました。余市のニッカウィスキー工場裏の余市川の堰堤に桜並木があります。工場見学と堰堤の桜並木の撮影です。なお、NHK朝のテレビドラマで、余市のニッカウィスキー創業者である、竹鶴正孝夫妻(リタとまっさん)の物語が9月から始まります。ですので、別途詳しく取り上げたいと思っています。なお、次回5月31日(土曜)は、桜紀行2014の最後として札幌の桜スポットを取り上げます。



桜紀行2014 in 小樽~その1

2014-05-21 06:00:00 | 日記
                                   

今年は4月中旬まで天候不順が続き、桜前線の北上がかなり遅れるのではないかと思われていました。例年であれば、GW後半には満開となるのですが、4月に入っても一向に暖かい日が続かず、4月の5日には銀色の世界に逆戻りする始末でした。ところが4月も下旬に入ると一転暖かい日が続き、GW突入するや、エゾ山桜のつぼみが膨らみ始め、月替わりと同時に一斉に開花し、GW後半には満開となりました。結果的には例年通りだったような気がします。

小樽市内何か所かの、いわゆる桜スポットと呼ばれる名所等の桜を撮影してきました。また5月11日(日曜)には、豊友会と私が属していたフォートピアが新しく新写団豊友会として統一したのを機に、撮影会を行いました。これらを合わせ、二回に分けて「桜紀行2014 in 小樽」として掲載していきます。


(1) メルヘン広場の桜

小樽観光街の中心の一つでもあるメルヘン広場には、5-6本のエゾ山桜が南側向きに植えられています。日当たりがいいので、開花が早いのです。毎朝のように広場の近くをイヌとともに散歩で通るのですが、気付かぬうちに満開となってしまったようで、北海道新聞の地方版を見て慌てて撮影に行ってきました。


洋菓子店ルタオの塔をバックに一枚。


午後7時10分ころ、もう観光客の姿は見えず、地元の人が数人、帰宅途中なのかスマホで桜を撮っていました。


翌日午前中のメルヘン広場。中国人らしき団体客が桜を撮っています。


横断歩道の手前からスマホで撮影。


(2) JR南小樽駅構内の桜

JR南小樽駅のホーム反対側(海側)の法面に数本のエゾ山桜の老木があります。線路内の急斜面ですので、駅広場から撮るか、線路をまたぐ量徳橋の上から撮るか、あるいは入場券を購入してホームから撮るかの、いずれかになります。


駅前広場の歩道にはみ出した桜。その下でタイから観光に来たという、6人の家族連れ。タイには桜がないので珍しいということでした。盛んにカメラやスマホ、iPadで撮影していました。


満開の桜の下を電車が走る。


ホームでは桜をバックに、記念写真撮影。


桜犬、親子か兄弟か。躾がいいのか飼い主の指示をよく聞いていいました。


(3) 朝里ダムの桜

朝里ダムの定山渓側の駐車場付近に、エゾ山桜が数十本植えられています。GW最終日の5月6日(火曜祝日)に、家族で、朝里ダムで花見をしようと言うことになりました。すっきりとした晴とはいきませんが、陽が出ています。午前中に娘婿が弁当を調理し、午後から出かけました。しかしダムに着く10分ほど前から空模様が目まぐるしく変化しました。時折俄か雨も降ります。すぐ晴間が出たり…


午後1時過ぎに着いたときは陽が射していました。


しかし山側の斜面にはいまだ残雪が多く、フキノトウが顔を出しています。桜も花をつけているのは数本のみ。市街地と違って、標高があるので、開花が遅れているようです。


いまだ蕾が多いのかなんとなくさみしい感じです。そのうち黒雲が発生してきました。


孫達も、花より団子とばかり、弁当にかじりつき、あっという間に底がついてしまいました。

30分程現地にいましたが、陽が陰ると急速に寒くなってきます。孫たちも車の後部座席の敷物を身にまとって寒さしのぎです。食べ物、飲み物も片づけて、戻ることにしました。途中銀鱗荘をまじかで見たことがないという、小樽生まれで小樽で育った娘婿の要請にこたえて、寄り道です。


銀鱗荘に着いた時にはかなりの雨が降ってきました。レンズに雨粒が…


銀鱗荘の庭からは小樽港が一望できますが、空模様が異様になってきました。


(4) 水天宮の桜

水天宮の境内の海側周囲には、染井吉野の老木があって、毎年桜が一斉に咲きます。小樽市の眺望展望地に指定されていますが、この時期結構桜と風景を見に来る方が後を絶ちません。


この日は和服を着た10人ほどのご婦人たちがやってきました。写友がご婦人たちの記念写真を撮っています。


しばらくすると、カラフルな衣装の若い娘さんたちがやってきました。


PENTAX WG3(コンデジ)で撮影、それをHDR風に加工してみました。


同じ画像ですが、青色だけを抽出してみました。

なお、水天宮の桜については、5月11日の豊友会の撮影ツアーでも撮影しています。その時にも再度紹介いたします。


(5) 入船界隈と長橋の住宅地の桜

街中を歩いていると、個人住宅地にも見事な桜が見られます。散歩がてらに撮影した住宅地の桜を取り上げます。


イヌの散歩時によく見かけるこの坂は、一の坂と聞いたことがあります。入舟町のガード横を上がる坂ですが、冬期間は除雪されず、一本道があるだけです。いつもこの道はどこに出るのか、興味がありました。突き当りに黄色い家があって…


一の坂の突き当りを左に曲がると空き地があって、その向こうに桜の大木がありました。

さらに道なりに進むと、いくつかのピンクの花びらを付けた木々が見えてきます。枝振りや花びらを見ると桜ではなく、梅のようです。内地では桜の一月程前に咲く梅も、津軽海峡を渡ると、開花が同時か、または逆転して梅が後から咲きます。草花に詳しくない私には、桜と梅の区別も判然としないのですが、枝振りからなんとなく梅とわかります。


奥まった住宅の塀からピンクの花を付けた枝がくねくねと…小路に入り込むわけにもいかず、遠方からですが、枝のくねくね状態から梅かと思われます。それにしても「洋服の病院」とは、ネーミングがいいですね。


我が家の近くの古い住宅地で見つけた、鉢植えの枝垂桜。


水天宮下の通りの、今は使われている様子のない角磯羽二重店の建物です。樹木も放置されたままです。


山田町の踏切付近のアパートの脇にも数本のエゾ山桜の木があります。


こちらは、長橋の市立第二病院に行く高台の道路にありました。もしかすると…梅かもしれませんね。


同じく高台の道路から小樽駅方面を見ると…


(6) 小樽公園付近・裁判所横の桜

公園内よりも、道路一本はさんだ向かい側の裁判所周辺の桜が見事でした。


露出オーバー目にして、ソフトにしてみました。アートフィルターには「ソフト」調がありますが、敢えてPhotoshopで同一画像から、「ぼかし」画像を作成し、元画像と重ね合わせました。そうすると、芯のあるソフト画像が出来上がります。アートフィルターのソフトとは幾分趣が異なります。


八重桜も咲いていました。


上の画像の撮影日から1週間後の雨の日に、再度撮影しました。裁判所入り口付近。


裁判所隣の、弓道場敷地内の桜です。レンズに雨がかかり、一部ぼやけました。


郵便車が来たのですかさず、6分の1のスローシャッターに切り替えました。


裁判所入り口の通路に車を止めて、1時間ほど付近を撮影。


(7) 天狗桜

冬はスキー場として有名な天狗山ですが、ここの天狗桜も有名です。この老木は、途中から二股に分かれ満開になるとハート形になります。残念ながら、一昨年枝が折れて、形が崩れてしまいました。


訪れたときはやや葉桜状態でした。


中国人グループも盛んに夜景と桜を撮影していました。


カップルに幸せあれ。










写真ギャラリー巡り~「篠山紀信展・写真力」を見に

2014-05-16 06:00:00 | 写真



NHKテレビほか民放局でも、今札幌芸術の森で開催されている「篠山紀信展・写真力」を取り上げ、放映しています。写真展を札幌で開催するに当たり、4月26日(土曜)にオープニングトークが行われたようで、その模様がTVで放映されるのを見るにつれ、写真展に行って見たいと言う思いが強くなりました。GWの連休明け5月7日(水曜)に行ってきました。ついでですから、キヤノンプラザの写真展とフジフォトサロン札幌の写真展も見てくることにしました。


(1) キヤノンギャラリー札幌  叶優信『東京上空 暫し鳥になって…』

キヤノンギャラリーは、数年前に新築された駅前の日本生命ビルの1Fにあります。JR札幌駅と北海道庁の前と言うきわめて立地の良いところにあります。7日は、スケジュール表によると本来GWで休館日だったようですが、通常業務を行っていて、ギャラリーもオープンしております。見学者も数人来ておりました。ここのギャラリーは、撮影禁止の注意書きがありません。なので、多少後ろめたさを感じつつ数カット撮ってみました。東京の上空から撮影したカットが大伸ばしで展示されていて、すごい迫力を感じました。


撮影者叶氏のプロフィールです。


左端は、青梅塩船観音のつつじです。八王子勤務時代に、撮影に行ったことを思い出しまあした。


境内には数十万本のつつじが植えられ、シーズンには赤、オレンジ、ピンク、白と様々な花が咲き乱れます。


時折見学の方が訪れます。


中央のテーブルには写真展で使用したカットのポストカードの販売用サンプルが置かれていました。

このキヤノンギャラリーの周辺には道庁の池他撮影スポットがたくさんあります。今日は篠山紀信展を見るのが目的ですので、寄らずに、札幌芸術の森に向かうことにします。地下鉄南北線で終点の真駒内に行きます。そこから芸術の森行きバスに乗り換えます。15分ほどで到着です。


(2) 札幌芸術の森美術館  篠山紀信展『写真力』

札幌芸術の森は、1986年(昭和61年)に開園しました。野外美術館、佐藤忠良記念子供アトリエ館、工芸館、クラフト工房そして美術館などの芸術関係の施設を有する都市公園です。ここの美術館で、今回の写真展が開催されました。ちなみに、期間は4月26日(土曜)から6月15日(日曜)まで。観覧料は一般大人1100円となっています。

<篠山紀信のプロフィール等~今回の写真展チラシ案内から抜粋>
篠山紀信(1940年生まれ)は、1950年代後半から現在まで写真界の第一線を走り続けてきました。アイドル、歌手、俳優、スポーツ選手と言った著名人のポートレートから、テーマパークや歌舞伎の情景、裸の肉体等様々な被写体を撮影し、膨大な数の作品を制作しています。
1970年代には「激写」と言う言葉がはやり、宮沢りえのヌード写真集は165万部と言うヒットになるなど、その活動は社会現象となるなど、常に時代の最先端を切り開いています。(途中一部略)
篠山が50年にわたり撮り続けてきた写真から、篠山が「写真の神様が降りてきた」と称する130点を厳選して展示しました。「GOD」(鬼籍に入られた人々)、「STAR」(有名人)、「SPECTACLE」(異次元の世界)、「BODY」(美とエロスの戦い)、「ACCIDENTS」(東日本大震災)の5つのセクションで紹介します。
美術館の空間に合わせ、大きく引き伸ばされた写真からは、写された人々、そして時代のエネルギーが存分に感じられること位でしょう。「写真は芸術よりも、もっと上にあるもの」と語る篠山の作品が放つ「写真力」をご堪能ください。


入場受付でいただいたパンフレットから、左(ジョンレノンとオノヨーコ)が表、右が裏ページ。上のプロフィールは裏面の上段に書かれています。

受付で入館料1100円(65歳以上は900円)を払って、展示会場に行くと、最初の部屋がGOD(鬼籍に入られた人々)のコーナーです。正面に三島由紀夫の写真が2枚モノクロで飾られています。一枚は裸で日本刀をかざしているところ、もう一枚は木に縛られ体に矢が刺さっている写真です。畳3~4枚ほどの大写真に、ど迫力を感じます。右側の壁面には美空ひばりと夏目雅子(上のパンフレット写真右上段中央)の写真があります。25歳の頃の写真で、とても初々しく可愛い、印象に残る写真でした。

次のSTAR(有名人)の部屋に入ると、左壁に山口百恵18歳の時の水着写真があります。これもとても印象に残る写真で、テレビニュースでバックに映し出されました。その放映の元画像が篠山紀信が写真力について語ったときにバックに映し出されていました。この時の山口百恵は人気絶頂期にあって、雑誌3誌のグラビアを山中湖で撮影した時のものでした。早朝から夕方まで一日がかりの撮影で、さすがに山口百恵も疲れ果て、ぐったりして、もうどうでもいいわという表情だそうです。これが最高の、「写真の神様が降りた瞬間」のショットだということです。


会場出口に設置されたビデオ放映ですが、あえて砂嵐状態に加工しました。現物写真はどうぞ会場で見てください。素晴らしい瞬間を切り取った写真に感動すると思います。 

BODY(美とエロスの戦い)の部屋では、横綱貴乃花や白鵬の迫力ある表情や宮沢りえのヌード写真が飾られています。宮沢りえのヌード写真集『Santa Fe』は165万部の売り上げを記録したといいます。篠山紀信と言うと「シノラマ」と呼ばれるヌード作品が多いのも特徴です。


ヌード特集写真についての解説がりますが、これもノイズをかけております。

文中何度か「写真力」と言う言葉が出てきました。これについて、篠山紀信の言葉から解説しておきます。

<写真力ってなに?>


写真・カメラに興味のお持ちの方は、篠山紀信展・写真力を、ぜひ見ることをお勧めします。その時々の一瞬を切り取った大写真の迫力に圧倒されることと思います。そして自分でもこのような写真を撮ってみたいという写欲がわいてくるのではないでしょうか。


会場に併設された販売コーナーで篠山紀信の写真集を手に取ってみる人。


会場周辺のあちこちにこの看板が立っています。


(3) フジフォトサロン札幌 『第9回美しい風景写真100人展(秋冬編)』

さて篠山紀信展・写真力を十分堪能した後は、中島公園で、散りかけの桜の撮影を行い、最後のギャラリーであるフジフォトサロン札幌に行ってきました。大通西6丁目にあるこのギャラリーはあいにく写真撮影が出来ませんので、現在展示中の「第9回美しい風景写真100人展(秋冬編)」の収録集の一部ページだけを紹介いたします。


大通西6丁目にあるフジフィルムフォトサロン。


収録集の見本の一部です。


同じく収録集見本のの一部。美しい風景がぎっしり詰まっています。

写真の閲覧を終えて外に出ると、大通公園の中から、何やら津軽三味線の音色りが流れてきます。ベンチに座った外国人3人が津軽三味線曳いているではありませんか。話しかけてみると、6月に青森県の弘前市で、津軽三味線の世界大会があるという。その世界大会に参加すべく、練習中だというのです。外国人が弾く(津軽三味線の場合は、叩くという)津軽三味線が珍しいのか、通行人が立ち止って様子を見ています。一曲終るごとに、観衆から大きな拍手が沸き起こりました。それにしても珍しい…津軽三味線と外国人の取り合わせが…。


なかな3人の息がぴったり合っていて…


遠巻きに見ていた見物人からも、大きな拍手が湧き上がりました。


篠山紀信の写真展で十分写真の魅力について堪能した後は、はからずも大通公園で津軽三味線の音色を耳にしたことは、これまた驚きと懐かしさで一杯となりました。平成6年から9年までの3年間青森支店に勤務していた折、よく津軽三味線を目の前で聞いた事があるからです。岩木山の麓浪岡町で行われた全国大会で、初代『高橋竹山』のバチの尻で弦をたたく演奏を聴いて、すっかり津軽三味線のとりこになったことを思い出しました。頑張れ!外人トリオ!!

GWは孫たちと水族館と博物館へ

2014-05-10 00:00:06 | 日記
今年のゴールデンウィークは、前半が飛び飛び、後半が4連休となりました。毎日が休みの定年退職者には、飛び飛びも連休も関係のない話ではありますが…。一方、二世帯住宅に住む孫たちは、一喜一憂しております。GW中も親が仕事とあっては、ジジババが何かと面倒を見ることになります。中学校に通ううえ二人は、友達と出かけたり、クラブ活動に出かけたりしています。しかし小学校5年の孫娘は、行動半径が狭くそういうわけにもいかず…、休みの都度取り残されて、我が家に来てはお出かけしようとねだっています。

GW中は、小樽市内が観光客であふれ、車が渋滞するのが毎年のことなので、極力外出したくはないのですが、4月26日~29日の前半は出かけなかったので、後半の始まり5月3日(祝日)に、下の孫二人(中1と小5)を連れて小樽水族館と博物館に行くことに決めました。渋滞を見越して、10時頃自宅を出たのですが、水族館のある祝津に向かう道路は、結構な渋滞。ともあれ駐車場(駐車場代600円)に車を入れて入場券を買います。小中学生が530円、大人が1300円、3人で…、確かシルバー割引があったはず、70歳以上は無料でした。ちょっぴり得した気分。


連休とあって、普段の休日の倍以上の人出でした。


まず入り口近くの水槽前で記念写真。


ついでに、中一の孫娘と記念写真。


大きな水槽の前には、結構な人だかり。


おこぜ、タレントでいたっけ、こういうあだ名の方が…


熱帯魚のコーナーはさすが色とりどりの魚がいて、美しい。


最近、iPadで撮影する方をよく見かけるようになりました。液晶画面が大きくてピントやブレの確認にはもってこいですね。


昆布でしょうか、珊瑚の一種でしょうか…


綺麗な熱帯のいきものを、孫たちも夢中で撮ってます。


これまた見たことのない綺麗な貝ですね。形は、あの「ボッチチェルリのビーナスの誕生」を思わせますが…



お昼12時前に2Fのレストランに入りましたが、かなり混んでいました。妹(小5・綺里)は、お姉ちゃん(中1・悠里)にこれにしなさいと、お子様ランチを指定され、ちょっぴり不満顔。


昼からは、触れることのできるコーナーでヒトデやタコに触って、ご機嫌な二人。


こちらはタコの吸盤に触れて…滅多にない経験でした。


館内から、いったん外に出て、海獣館のある海岸におります。丁度ペンギンのショーの最中らしく、大勢の人が集まっています。降りる途中のコンクリート壁には、色んな生き物たちの絵が描かれています。数年前の水族館何十周年のイベントで、ここに描かれたようです。綺里(アカリ)が絵を見てカメラを構えました。


大きな笑い声や拍手が聞こえてきます。


海岸に降りる途中の壁。何を写すのかな?


綺里が撮ったのは、このアザラシでした。


悠里(ユウリ)が狙っているのは、アゴヒゲアザラシのようです。「めっちゃカメラ目線だよ!」


悠里が撮ったのがこちらの一枚でした。本当にカメラ目線だ。


アゴヒゲアザラシのプール横にあるのが、セイウチの親子のプールです。牙がとてつもなく長い。


おや口から小魚が…何度も口に入れたり出したり、飲み込んだと思ったら、プハ~と吐き出して、また飲み込む、の繰り返し。


トドやペンギンの次のショーまでには、かなり時間があります。そこで、次の博物館に行くことに決めました。手宮の博物館本館は、かつての交通記念館と青少年科学館(プラネタリゥム)、運河沿いの博物館を統合して「小樽市総合博物館」となったものです。ここの中央ホールには、明治13年日本で3番目に敷かれた幌内鉄道(小樽手宮~札幌間、措置に三笠幌内まで)を走ったSL「SIZUKA・しづか」号が展示されています。


しづか号の前で…


歪んだ鏡の前で「スリムに見える」と喜ぶ姉妹。


こんなふうに背が高くなるといいのに…


音階を奏でる不思議な空気穴がある。


手を触れるとプラズマも回転する。


プラネタリゥム館での、GW中の特別企画展、宮沢賢治原作「よだかの星」上映時間20分間を見ました。悠里は本を読んだことがあると、得意げに話している。


施設2カ所連チャンで回るのは、この年では相当こたえました。歩きすぎて腰が痛い。2-3日は休養です。とは言いつつ、5月初めからエゾ山桜が咲き始め、満開の情報もあって、気が気ではありません。次回ブログは桜情報を取り上げます。




南樽市場界隈散策

2014-05-05 06:00:00 | 街中ウォッチング
                                          <勝納川に飾られた鯉幟と南樽市場(左建物)>


暖かい日が続き、道内のあちこちで桜の開花宣言が出てきました。我が家のすぐ下のメルヘン交差点のエゾ山桜が満開となりました。内地からの観光客も、北海道の遅い桜の開花を眺め、二度目の桜見物を喜んでいるようです。桜と街並みを背景に、盛んに記念写真を撮る姿が見られます。エゾ山桜に続いて、1-2週間後には八重桜も咲き始めますので、5月中下旬まで桜が楽しめそうです。

好天が続きますので、散歩には最適です。長かった冬はどうしても閉じこもりがちですので、花が咲き乱れるこの時期、外出したくなります。と言うことで、今回は、勝納川沿いに飾られた鯉幟と、今では観光客にも有名となった南樽市場を中心に、周辺を「街中ウォッチング」してきました。南樽市場から200mほど海側に新しくできた新南樽市場がありますが、詳しくは、2010年11月15日付当ブログ「小樽の市場」を参照してください。


今回は、市立小樽病院新築工事中の横を通り、南樽市場へ行き、周辺を回ってきました。


旧量徳小学校跡地に、新築中の市立小樽病院。

病院新築の工期が、H24年3月から26年夏までの2年余。一方、小樽築港駅横に移転新築した「済生会小樽病院」は、規模が異なるとはいえ、半年ほどで完成したことを思うと、市立病院の工事は長すぎるような気が…します。工事関係の従業員数も膨大な数で、実際に忙しそうな様子がうかがえないのは、私だけなのでしょうか…いつも疑問に思っています。


途中で見かけた、素敵なハウス。青に、ピンク、さらに白いラインが、鼎型になっていて…、よく見るとクーラーのダクトかな?


この黄色い花は、春いちばん先に咲くレンギョウでしょうか。春の日差しをいっぱいに受けて、影がくっきり出ています。


庭の花壇には、昨年のアジサイがドライフラワーとなって、その枯れ枝から新芽が出てきた。アジサイが枯れ枝から新芽が出るとは知りませんでした。


あれれ、何かおかしいね。建物がないのに、シャッターだけがあって…さらにシャッター付の車庫があって…


これもおかしいね。建物の壁にはられた町名・番地表示が、逆さまになっています。


勝納川にはものすごい数の鯉幟が張られています。


川面を見ると、その影が、巨大な怪魚が泳いでいるようにも見えます。


南樽市場に到着です。この市場は昭和初期に始まり、戦時中は一時閉鎖されたものの、昭和25年に再開された、小樽最古の市場です。漁港が近くにあって新鮮な魚が獲れることから、全30店舗のうち9件が鮮魚店。魚介類 は新鮮で安価なものが多く揃い、地元の料理人たちも買い出しに訪れます。道外の人には珍しいハッカク、カスベ(エイ)なども店頭に並んでいます。最近は、観光客の来店も増えていると言います。なお、建物は4階建てとなっていて、1Fが全フロアー市場、2~4Fは団地となっていて居住用フロアーです。


魚屋のほかに、パン、野菜、果物、日用雑貨、など多種多様な店が入っています。


堺町が本店の「可否茶館」もあります。


市場中央にある握り寿司「わさび」、安くておいしいと評判で、お客が絶えることがない。


市場正面(国道5号線側)の休憩所の窓も、絵になります。


市場の外に出ると、豆腐で有名な「土門商店」と、美味しいと評判のラーメン店「みかん」があります。とりわけ土門商店は、スナックのママさん方に評判がよく、新聞に何度も取り上げられています。


店先から奥を覗くと店主が出てきました。

「元気そうだね、近いのになかなか会えず…」「相変わらず、写真三昧かい?髪が真っ白になったね」などとしばし窓口で雑談。彼とは大学の同期で、就職直後に先代が病で倒れ、家業を引き継がざるを得なかったという苦労人であります。再び市場内を通って、海側に出ます。なお市場内は、縦長のロの字型になっていて、その両側に店が並んでいます。


こちら側の通路両サイドは、魚、惣菜を扱う店が並んでいます。


一方こちら側の通路は野菜、日用雑貨などを扱う店が並んでいます。

市場を海側に出て、再度周辺を散策します。出た途端に、道路1本はさんだ向うがわにコカコーラの大型車の広告宣伝が目に飛び込んできました。向かい側の日用雑貨店の前に設置されている自動販売機の中の飲料を補充しているようです。さらに海側に進むと、新旧の住宅が混在しています。


この道路は生活用道路で、買い物客などの自家用車の通りが頻繁です。


かなり古い住宅のようです。ツタが絡まり、正面を見ても人の出入りが感じられません。それよりも煙突に注目です。土管製の煙突!小樽市内でもここでしか見られないと思います。


反対側をを見ると、幅が2間から2間半くらいしかありません。加えて不思議なのは、上部に小窓があります。天井裏にも小部屋があったのでしょうか。前掲の画像でも、3Fに窓があったので…木造の3階建てだったんですね。


これまたクラシックな建物。鎖で閉じられたドアから察して、町工場だったのかもしれません。


一瞬見とれてしまいました。なんと鮮やかなグリーンのペィンティング!家主のセンス抜群と…どうやら倉庫・物置として使われているようです。


これは現代的なデザイン。レオパレス21の賃貸住宅のようです。


ガード脇で見つけた不思議な表示板。何も書かれていない。果たしてこの表示板、どういう意味があるのでしょうか?


通りに沿っていろんな小物が飾られている。


まきストーブでしょうか、あるいは石炭ストーブでしょうか、珍しい。


仏像の涅槃姿。菩薩かな、お釈迦様かな頭部はお釈迦様のようですが、エメラルドを模した飾りやひだのある衣服が不自然だし…不思議な置物がいっぱいあるお家です。

この辺りは、信香町、新富町、若松町で、戦前からの建物と最近の建物が混在しています。時間をかけてじっくり目を凝らせば、もっと面白いものがあるかもしれません。それはまた別の機会にご紹介します。