紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

秋の気配が一段と強く…手宮緑化公園の秋

2021-09-30 06:00:00 | 日記

                     <園内中広場のカエデの木 かなり紅葉してきました(28日撮影)>

 

小樽市内の街路樹でもあるナナカマドが、このところ一段と赤が目立つようになってきました。実(み)はすでに真赤ですが、葉も一段と色づいてきました。

北海道内のコロナ新規感染者数も落ち着いてきて、9月末までの緊急事態宣の解除後は、通常通常の生活に戻れる期待が高まります。と言っても感染対策はしっかりとらなければならないのはもちろんです。

ということで、緊急事態宣言下ではありますが、9月24日(金)、手宮緑化植物園に行ってみました。園内閉鎖中と思いきや、なんと入り口は扉が開いており、駐車場も開放されていました。4~5台が駐車中。早速管理棟前の広場へ行ってみます。9月28日(火)にもチョイ寄ってみました。

 


管理棟前の広場からは石狩湾越しに対岸の石狩市のごみ焼却施設が右側に見えます。そして左側には、石狩新港沿いの石油関連施設がくっきり見えました。毎回ここから対岸を見ていますが、これほどくっきり見えたのは初めてです。なお、28日に訪れた際には半分ほどしか見えませんでした。

 


さて高台から、桜並木の下り斜面を眺めると、紅葉はまだまだ、ちらりほらりと見える程度です。

 


おなじ管理棟前の高台から植物園に隣接する民家を見ると、赤い屋根と青い灯油タンク?が目に飛び込んできました。手前の満天星(どうだん)ツツジがほぼ赤く染まっている。

 


桜並木を下ると、ところどころ枝の葉が真赤です。

 


桜並木の両側に植えられているアジサイは殆ど葉がまだ青い。この一株だけが、葉が紫になっていました。28日にはもうひと株が、紫がかっていました。

 


中には全体が紅葉している桜が1本ありました。右下の赤っぽいのはツツジ、カエデの木々です。

 


斜面の下段に降りると目に飛び込んできたのが、この赤です。ナナカマドの実です。葉も幾分黄色くなってきました。

 


斜面の両側の桜並木を下から見上げると、まだ緑の部分がかなり多いようです。

 


桜並木から小道を通って厩稲荷方向に下ると、芝生の途中に大きなカエデの木があります。名札を見ると「メイゲツカエデ」とありました。赤、黄、緑のまだらですが、全体にかなり紅葉が進んでいます。

 


28日撮影分、同じ木ではありませんが広場中央寄りのカエデの木。かなり赤くなってきました。

 


カエデの実ですが、プロペラのようにくるくる回りながら落ちますね。(28日撮影分)

 


落ちている葉をつまんでみましたが、指のしわが気になる。

 


稲荷神社近くの池のそばに立つ休憩所。先ほどのメイゲツカエデは、画面中央の一番上です。

 


池に浮かぶハスの葉が面白くて撮影。黄色い葉の上に、緑のカエデの葉が1枚(と言うように見えただけ)、それをつまもうと手が伸びている。28日には、このハスは腐敗が進み、殆ど水中に没していました。

 


池の緑色の水草の間でトンボが2匹交尾中。水草が邪魔で見にくいですが…。PCソフトでトンボの周囲をぼかしました。

 


周囲にはススキの穂がゆらゆら。

 


池の周囲には数本の梅の木があります。そういえば梅の葉が、紅葉するのを見た事がない。

 


駐車場に戻る途中で見かけた不思議な実。この木自体、松の1種かと思ったら「コノテガシワ」という名でした。
<コノテガシワ>
中国原産のヒノキ科の木で、ヒノキの枝には裏表がありますが、コノテガシワの枝は直立するので、裏表がありません。との説明がありましたが、松じゃなくてヒノキの木?カシワの木?ますます混乱。それにしても薄緑の実は何だ?金平糖のような形だ。

 


この実もわからん。グスベリーでないことは確かだ。28日にも、名札探しましたが見当たりませんでした。

 


光と音のファンタジー…旧手宮線で

2021-09-23 10:02:39 | 祭り・イベント

              <色内驛は、手宮線の中間駅で、平成23年に復元され、休憩所として利用されている>

 

小樽青年会議所主催で、9月18日~23日の6日間旧JR手宮線跡地で、夜間様々なイベントが行われるという。北海道は、9月末まで緊急事態宣言下にあって、自粛疲れの真っ最中。事前の新聞や会議所の情報によれば、フォトコンテストがあるとか。写真をLINEに投稿する形式らしい。これは何としても撮りに行きたいものだ。

イベントには、夜のトロッコ乗車体験も含まれていたが、緊急事態宣言が、9月末まで延長されたことによって、トロッコ乗車は中止。メインは、旧手宮線の枕木を鍵盤に見立てて、光と音と映像の空間体験、いわゆる「インスタレーション」を経験してもらうことだとか。聞きなれない言葉が…

<インスタレーションとは? PC国語辞典から>
一言でいうと、展示空間を含めて全体を作品とし、見ている観客がその「場」にいて体験できる芸術作品のことをいう。「インスタ」はよく聞くが「インスタレーション?」とにかく百聞は一見に如かずだ。

18日(土)と20日(祭)の二日間撮影に行ってきた。二日間ともに、JR小樽駅前の中央通りから入って、小樽文学館横のメイン会場を往復。

 


色内驛横のスクリーンに映し出された「手宮線」の説明。手宮~札幌~幌内を結ぶ、幌内鉄道は「新橋~横浜」「大阪~神戸」に次いで、日本で3番目に敷かれた鉄道と言われている(異論もあるが…)。

 


線路の両側に電球が灯っている。小樽駅前の中央通り側から、メイン会場のある日銀通り方向に向かう。

 


次々と、線路内で記念写真を撮る人が来る。

 


途中で、今来た中央通り側を振り返ってみると、線路わきのマンションの窓明かりが、いいアクセントになっている。

 


ちょうど半分ほど来たあたりには、イベントのパンフレットや令和元年に、日本遺産に認定された「炭鉄港」の冊子が置かれていた。

 


ローアングルで狙うカメラマン。中央の明かりが集中しているところが、本部席があって、PC操作で、スクリーンの画像や音を映し出している。

 


本部前を通り過ぎて、日銀通り側から撮影。子供や大人も枕木に設置された鍵盤を踏んで、色と音を楽しんでいる。

 


日銀通りからイベント会場を見る。

 


同じ位置の道路1本向こうには、旧日銀小樽支店(現日銀金融資料館)の建物がある。左上の青い色は信号機の青。この日銀は、オマケのカット。さて再びメイン会場へ。

 


メイン会場寄りに進んでみる。かなり見物人が集まってきた。なるべく近づかないように、蜜を避けて撮影。

 


人がぞろぞろ数珠つなぎで…ゾンビか?いやいや3~4人だが、カメラのライブコンポジット機能(明暗比較合成)撮影しているからだ。露出1秒を約20コマ連続撮影、それをカメラ内で1枚の画像にする。

 


上と同じ手法で撮影しているが、PCソフトで露出アンダーに補正すると、ゾンビのような影がなくなった(笑)。

 


表題に掲げた画像だが、ライブコンポジットで、20秒ほど露出。運良く駅にたたずむ二人が動かなかったので、くっきりした。スクリーンの画像は、重なり合ってよくわからない。

 


さて、手宮線をもと来た中央通り方向に戻る。少し戻ったところで振り返ってパチリ。黄色い線は、日銀通りを走るバスの窓明かりの光跡。赤い線は、海岸方向に下るタクシーのテールランプの光跡。

 

さて、メインのインスタレーションを体感し終わって、JR小樽駅で自宅に戻る間に、中央通りで撮影したカットを数枚紹介。


明治眼科の庭のサクラは、葉がかなり紅葉している。

 


午後7時数分前、小樽駅改札を出て旧手宮線イベント会場に向かう際に1枚。この時間すでに真っ暗だ。

 


途中都通商店街の入り口には、商店街開基100年を記念したクールチョイスイメージキャラクターのポスターがあちこちに貼られている。クールチョイスって何だ?
「COOL CHOICE」は、CO₂などの温室効果ガスの排出量削減のために、脱炭素社会づくりに貢献する「製品への買換え」、「サービスの利用」、「ライフスタイルの選択」など地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」をしていこうという取組とのこと。日本語で言えよ、くそったれめ!(失礼)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


小樽マリーナで、再び南仏気分!

2021-09-16 09:45:41 | 旅行

                    <9月とはいえ、結構強い日差し コバルトブルーの空と海、南仏気分十分…>

 

9月に入って好天続きで、ついふらふらと出歩きたくなりますが、如何せんコロナ禍の緊急事態宣言下、自粛を余儀なくされています。過日、小樽図書館で借用した書籍の返却及び借り換えのために外出。ついでに小樽港マリーナ、フェリーターミナルを回ってきました。ともかく、再びマリーナで南仏気分を味わいたという思いが強く、訪れてみました。

6月27日(日)の北海道新聞小樽・後志版に掲載されていた記事を見て、即日行ってみたのですが、開店二日目であったためか、準備が万端ではなく、幾分南仏気分がそがれた気分でした。詳しくは、2021.7.1付け当ブログ「小樽港で南仏気分??」参照してください。今回は?…という訳で見てきました。

 


駐車場に車を止めると、まず目につくのが、裕次郎の愛艇コンテッサ号です。裕次郎会館は取り壊され更地になっていますが、マリーナハウスの遊歩道の端にコンテッサ号が飾られています。

 


小樽港マリーナを管理する「マリンウエーブ小樽」社のパンフレットから見取図を借用。マリーナ施設利用者駐車場」の右隣は、かつて石原裕次郎記念館があった場所、現在は更地。同所にあったコンテッサ号は、「マリーナハウス」の右横の一角に移転。


マリーナハウスの正面に向かうと、テラスが前回の半分ほどに縮小されている。テントの色もダークグリーンから白に代わっている。

 


さて今回は何を注文するか?目についたのがこの看板。

 


中に入ると、以前テラスにあったテント、イステーブルの半分が館内に移転。なるほど風の強い日もあれば、雨の日もあるからね。

 


前回と同じく、館内の窓側の席に着く。看板にあったメニューのMarina Original Lemonade を注文。おお、一口飲むと果汁&果実100%の美味しい味がする。味音痴の私でも、普通のレモネードとの違いが分かる。

 


果汁を飲み干しても、果実がカップに3分の1ほど残っている。蓋を外して摘まみ出し、実を食べたいが…やせ我慢しました。

 


前回は窓ガラスの汚れが目立っていたが、今回はきれいに手入れがされていた。真っ青な空と海、まさに南仏気分十分。南フランス、行ったことがありませんが…。

 


テーブル脇の傘が、微風にゆらゆら、いつまでも居座り続けたいが…、ほかのお客も次々入店するし、長居はお邪魔虫だ。

 


さて、ゆっくりくつろいだところで、再びカメラ片手にハウス内をうろうろ。マリンショップ内の左奥を覗くと、小物がたくさん並べられている。目についたのは写真や絵ハガキです。

 


海に関する写真や絵(写真)ハガキが飾られていましたが、地元の写真家・志佐公道氏の作品が販売されていました。

 


マリーナハウスを出て、遊歩道の先端まで行ってみました。画像のようなゲートがあって、ここから先は、ヨット関係者以外は立ち入りできません。何度もマリーナには来ておりますが、この先端まで来たのは初めてです。「小樽海の駅」なる看板初めて見ました。道の駅はよく見ますが、海の駅はこれで3度目かな?以前沖縄の海洋博公園に行った際に目にして、海の駅なるものがあるのかと思いました。
最近では、苫小牧漁港の近くの海鮮市場で見かけました。しかし、地元にあったとは驚き。
なお、左手には陸揚げされたヨットがありますが、フェンスがあって、関係者以外立ち入り禁止エリアになっています。

☆さて、ここから車で5分ほどのところに、新日本海フェリーのターミナルがあります。帰り道なのでチョイ寄ってみます。

 


駐車場から、ターミナルビルの海側テラスに入ると、一面のお花畑です。釣り人が数人岸壁で糸を垂れています。庭からビルの内部には入れません。なので迂回して正面出入り口に向かいます。

 


駐車場の生け垣のハマナスは、赤い実が一杯。
<余談 ハマナスについて>
今や全国的に有名となった六花亭(本社帯広市)のホワイトチョコやお菓子の包装紙にハマナスのイラストが描かれているのはご存じかと思います。その包装紙をよく見ると、花の名が「ハマナシ」となっています。これは植物学者牧野富太郎が、東北で初めて見て、現地の案内人に花名を尋ねたところ、訛って「ハマナス」と答えたためともいわれています。六花亭の包装紙(下記写真)の一部をあげておきます。中央のハマナスの花の左上に「ハマナシ」と花名が書かれています。

 

 


ナナカマドの実が真赤です。徐々に葉も赤くなっていきます。

 


1Fは、今の時間フェリーの発着便がないので、閑散としています。ボードに張られたインスタグラム写真集が目に飛び込んできました。

 


同じく近くには、中高生が投稿した小樽市内の写真が張られていました。

 


昼頃と言うこともあって、2Fのレストランはほぼ満席状態で、ひっきりなしにお客が出入りしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


北海道限定の炭酸飲料…ガラナとは?

2021-09-09 10:21:20 | グルメ

                      <8月下旬、北海道新聞に大きく報じられたコアップガラナの記事>

北海道限定販売のコアップガラナについての記事が、北海道新聞で報じられました。道産子にはなじみのある炭酸飲料であっても、本州の方には、それな~に?と思われるかもしれません。しいて言えば、コカコーラと同時に売り出されたDr.Pepper味に近いかもしれません。と言っても、個人差のある味覚を文字であらわすのは難しいですね。Dr.Pepper知らない?今見掛けないもんね。

<コアップガラナとは?>
昭和30年代前半、コカコーラ社の日本市場参入に危機感を持った日本の飲料メーカーが、対抗商品として全国統一銘柄を作ることを考えたのが「コアップガラナ」でした。
世界的にコーラが飲料市場を席巻する中、唯一ブラジルではガラナの市場に食い込めなかったと言われています。ガラナはアマゾン川流域に自生する木の実で、滋養強壮剤としても知られています。それを原料にした炭酸飲料がガラナでした。
日本では、当初舞妓の姿を模した瓶ガラナでしたが、本州では残念ながらコーラに対抗できず、ガラナは普及しませんでした。ところが、北海道ではコカコーラの上陸が、本州よりも3年ほど遅れたために、その間に道民の間に、コアップガラナが普及していきました。コアップとは、協力して上を目指すという意味。
その炭酸飲料の味については…昔よく見かけたDr.Pepperよりもまろやかな、甘みのある…味音痴の私には、上手く説明できません。


昭和30年代発売された瓶型のコアップガラナ。瓶裏面の注書きには舞子の立ち姿が描かれている。小樽市内では、運河そばの運河プラザで販売されている。230ml瓶ガラナ1本、130円で数円のお釣りが来た。
小樽市内では、瓶ガラナの自販機を目にしたことがないし、運河プラザ以外で目にしたこともありません。

 


画像は「北海道マガジン社」による。実に多種多様なガラナがある。
瓶ガラナは、工場が道南の七飯町にある「小原」以外は見た事がありません。もちろん小原のコアップガラナは、500ml、1.5lのペットボトルも製造しています。他にキリンも各サイズを出していますが、自販機で目に付くのは圧倒的にキリン製です。キリンの自販機が多いこともあるので。特にJRの駅ホームに多いです。
コンビニでは、北海道内で店舗を広げるセイコーマートが500mlのペットボトルの「セイコーマートガラナ」を販売しています。

 


小樽商大の学園祭でゼミ生が販売していた本場ブラジルから輸入した缶ガラナ。このゼミの学生は例年先生の似顔絵とブラジル国旗模様を出店しています。

 


キリンの自販機。500mlのペットボトルが150円、350mlの感が120円。

 


リボンナポリんは、今も販売されているんですね、「リボンちゃ~ん」というフレーズが有名でした。昔ナポリンを買うとおまけについてきたコップが我が家に5-6個ありましたが、壊れやすく、今では、2個だけ残ってます。リボンが出しているガラナは「ガラナスカッシュ」です。普通のガラナより発砲のシュワ~感が強いかも。
あれれ、ナポリンも、スカッシュも北海道限定でしたか。

 


サッポロファクトリーのイルミネーション撮影時に飲みました。

 


もう一つ忘れてならないのは、「北乃カムイ」ガラナです。北海道発のバーチャルアイドルと言うと、初音ミクにかないませんが、ラジオを番組を持つ北乃カムイがいます。道内苫小牧しに工場を持つ飲料・食品メーカー「丸善市町」が販売するガラナ、同社は、同じく「ガラナエール」も販売している。う~ん、納豆3個で300円は、チョイ…

 


最後の画像は、市内大手スーパーの飲料コーナーを撮影したものです。キリンガラナと小原のコアップガラナは、ほぼ同数、右上のリボンナポリンが、ガラナより売れているようです。

 


セイコーマートのガラナ。1本100円(税込み)。昨日飲んでみましたが…甘みが後を引くようで…、あくまでも個人的な印象です。

 

北海道に旅行等で来た際には、ぜひ試飲してみてください。癖になるかも…。

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 


小樽街中ぶらり~鉄路展を見に

2021-09-02 17:40:01 | 写真展

                 <人通りの少なくなった小樽運河 入道雲が夏の終わりを惜しむように…>

 

8月26日、道内にも3度目の緊急事態宣言が出され、9月12日まで続くという。一向に先の見えないコロナ禍、一体いつまで我慢の日が続くのか?政府のやることがちぐはぐ…愚痴を言っても始まらないか。

そんななか、恒例の鉄路展(8月30日~9月12日)が再開されるという。旧JR手宮線を会場とするこの写真展もすっかり小樽市民になじみの作品展となっています。昨年は、コロナ禍と言うことで中止となりましたが、今年は開催にこぎつけたようです。

ということで、8月30日(月)、初日に見てきました。ついでに、都通商店街→サンモール一番街→旧手宮線を寿司屋通りから駅前通りへ、そして鉄路展会場、運河プラザ→運河沿いの散策かねて見てきました。

 


JRで、南小樽から小樽駅へ。小樽駅改札口右に新しく開店したセブンイレブン(旧小樽マルシェ)。

 

 


駅前広場に出ると、カメラを持った二人組が、駅前の風景を撮っていた。

 

 


都通商店街に入ると、目についたのがこのポスター。この商店街ができて100年目に当たると言う。

 

 


それにしてはさみしい商店街だ。まあ、月曜日と言うこともあろうが…。相変わらず空き店舗が多い。

 

 


都通りのは入り口から数軒目のビル入り口に、道産子バーチャルアイドル「北乃カムイ」の自販機があります。自販機右最上段に、北乃カムイガラナがある。え!値段を見てびっくり、500mlのペットボトルが200円!。上段右の2本以外はすべて100円なのに…。以前は確か150円のはずだったのに。
<参考 北乃カムイ>
当ブログ2015.1.10「北乃カムイ歌で全国デビュー」参照のこと。

 


小樽名物「ぱんじゅう」の西川。汚れが歴史を感じさせる。看板の写真は先代の社長かな。
<参考 ぱんじゅう>
当ブログ2014.3.16「小樽銘菓『ぱんじゅう』…??」参照。

 

 


さて次の商店街「サンモール一番街」へ、メガネ店のこの看板が小粋。

 

二つの商店街を抜けると寿司屋通りに出ます。さらに海側に下ると、旧JR手宮線散策路に出会います。散策路を手宮方向に進み、日銀通りを渡って、さらに小樽駅前の中央通りを渡れば、鉄路展の会場です。

 

 


鉄路展の案内板も、遠慮気味に従前よりも小さくなった。今までは人の背丈ほどある大きな看板でしたが…

 

 


作品展示数も例年より少ない。見学者も、ポツリ、ポツリ。密になることもない。

 

 


そんな中で目を惹いたのがこの作品。「おたるのなつ」と題された立体紙芝居風の写真。上段部分が、前後に4層になっているのに注目です。

 

 


正面から見ると、一番手前が潮練り込みの踊り子と祭りの提灯の切り抜き。2層目が中央バス2台が切り抜き。3層目が三馬ゴムのアーケードと商店街の切り抜き。4層目が住宅街と海の全面画像になってます。一番手前の提灯には10数年前に廃業廃屋になった商店名があったり(笑)、とにかく覗いて見て楽しい作品です。

 

 


鉄路線沿いの小屋の壁も、例年通り活用されています。が、右の薄いグリーンの展示は意味不明でした。モノクロ写真が7‐8枚あったほか、はがき大の紙に文字が薄く書いてあって…意図するところがわかりませんでした。

 

 


モデルは同一人物のようですが、目を惹いたのは、右から3枚目の、岸壁に立ってスカートが揺れている後ろ姿の女性、第三埠頭がわずかに写り込んでます。

 

 


一瞬大きな画面の中で、蝶が舞っているのかと錯覚、よく見ると一片の花びらでした。つい、上手い!と感心しました。

 

 


ワイン工房従事者の写真部の写真ですね。

 

 


ピンクの花が目を惹きました。小動物たちの一瞬をうまくとらえています。

 

 


日陰だったためか、写真が全部青くなりました。この方はネームが表示されてませんが、写風や木枠から○○町のSさんと思われます。

 

 


この方の作品は子供の一瞬の動きをよくとらえています。

 

 


札幌の商店街を撮ったものですが、「今日も元気だ」の看板と、背中を丸めて歩くおばあちゃんの組み合わせが秀逸。画面の下半分が暗くてわかりにくいですが(原画像はもっと明るい)…。

 


ネコ好きにとってはたまらニャイ写真。

 

まだまだ紹介したい作品はありますが、腰痛持ちの私には腰かけて休みたい気分。ということで、運河プラザで、コアップガラナを飲んで一息。
運河沿いを中央橋から浅草橋に向かい、中央バスの運河ターミナル駅で「ぱんじゅう」を買って帰宅しました。最後の画像は小樽運河と入道雲(らしき)。
道民のソウルフードと言われる「ガラナ飲料」、出来れば次回紹介します。

 


入道雲に露光を当てたのでした下半分が見た目より暗くなりました。でも雲の表情がよりくっきり、ガス灯もいいアクセントになりました。