紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

今週の一枚~アカシアの葉色づく

2011-10-31 06:00:00 | 今週の一枚
雪虫が飛び交う季節となりました。雪虫が飛び交うと、あと1-2週間もすると初雪が降るといわれています。いよいよ小樽も冬を迎えます。メルヘン広場近くの街路樹である、プラタナスも造園業者が枝を切り落とし、丸坊主になってしまいました。

画像は小樽運河近くの運河プラザ近くの街路樹アカシアです。市内でアカシアが植えられているのはこの近辺だけかもしれません。殆どはプラタナスやナナカマドです。なお、一般的にはアカシアと呼んでおりますが、北海道で見られる多くは、外来種であるニセアカシアだそうです。日本で見られる殆どがニセアカシアともいわれています。

一部には外来種であることから伐採すべしと言う意見も時おり新聞等で見かけます。明治の初めに日本に輸入されたニセアカシアは、その後100数十年も経て立派に日本の風土に定着しています。札幌のアカシア並木しかり、西田佐知子のヒット曲「アカシアの雨がやむとき」ほか歌にも出てきます。それはさておき、アカシアの葉も黄葉すると目を見張るほど綺麗です。そんなアカシアが私は大好きです。

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道東紅葉撮影の旅~その1穂別・鹿追・浦幌

2011-10-27 06:00:00 | 旅行
10月17-19日写友3人で道東に紅葉撮影に行ってきました。一日目は、高速道路を夕張で降りて、途中穂別で撮影、そして鹿追に向かいました。そして鹿追から南下し、浦幌に出て、旧浦幌炭鉱方面に向かいました。旧炭鉱跡地の手前に常室ダムと言う小さなダム湖があります。ダム湖というよりは小さな水溜りと言う表現のほうが適切かもしれません。ここが本日の最終撮影地なのです。

17日は生憎の悪天候ですが、日高山脈を越えて十勝地方は、一転晴れマークの予報です。北海道の背骨ともいえる日高山脈の西と東では天候が全く違うのには驚かされます。ともあれ朝5時に出発し高速道路で夕張を目指します。下車して274号線、別名樹海ロードを暫らく進むと、穂別のキャンプ場が見えてきます。ここの公園の紅葉がとても綺麗で、そぼ降る雨の中、暫らくここで撮影です。


(パークゴルフ場の中に、一本真っ赤な木が目立ちます)


(公園の中を流れる小川をバックに… 目の覚めるようなカエデが…)

小一時間ほど撮影しましたが、まだまだ先が長いので、鹿追を目指します。占冠で再度高速に乗り、日高山脈を超え清水町に出ます。超えた途端に、天気予報どおり青空が広がってきました。一般道を暫らく走ると鹿追町です。いま、鹿追町では、フォトコンテスト開催中で、なんと大賞は賞金30万円。う~ん、賞金に目がくらんだ?否定できませんね。

町に入り、道の駅に来ると、神田日勝記念美術館付近で10人程のご婦人達が付近の落葉掃除をしていました。写友二人はカメラ片手に、良い写材を見つけたと言って、近づいて行きます。私は反対側にある開店早々の道の駅に入り、町内の撮影ポイントの資料を探しました。店員さんは、今福原山荘の紅葉が見ごろですと教えてくれました。紅葉の時期だけ山荘が公開されるとのことです。


(道の駅では、鹿追名物ミルクアイスがお勧めとのこと 早速注文、ついでにパチリ、フォトコンのポスターも写り込みました)


(道東を中心に展開しているスーパー福原の社長個人の山荘 この時期限定オープン)


(風が強く枝が大揺れ それなら枝をブラせて撮って見る)


(山荘には人工の滝や池がたくさんあります 機会があれば紹介します)

2時間近く撮影したでしょうか、紅葉見物の人が次から次とやってきます。十分撮り尽くして、今日の最終撮影地浦幌を目指します。浦幌市街地から旧炭鉱方面に30分近く走り続けます。すれ違う車は殆どありません。撮影スポットとしては、美瑛の青い池に負けないと思っています。何分知名度がないので観光客は全く入り込みません。カメラマンの足跡と鹿の糞が見られるだけです。


(ダムと言うよりは水溜り 枯れ木の奥が紅葉している)


(ダムの左側 流水路の幅は10mほど)


(ダムの右側は砂地に枯れ木が立ち並んでいる)

ここからさらに50mほど奥に進むと、道路の右側に水溜りがあって、枯れ木が立ち並んでいます。この水溜りは川が流れ込んでいません。よく見ると所々でぷくぷくと水が湧き出しているようです。


(なぜ枯れたんでしょうか? 枝に枯れた草?それともカビ?不思議なものがくっ付いています)


(倒木が折り重なるように…)


(横から水面をバックにすると、和装柄のようにも見える)

なお、ここ常室川のダムの枯れ木を、7月の道東旅行の折にも撮影しております。ブログには記事も画像も載せてはおりません。いい機会ですので当時の画像を三枚アップしておきます。

(H23.7.24撮影)

(白い枯れ木がとても綺麗に見える)


(50mほど上流の水溜り 横から撮影 和装柄の画像とほぼ同じ位置から撮影)


(左の枯れ木の根元付近からボコボコと水が湧き上がり、波紋を描いている)

午後3時頃には撮り終えました。後は今日の宿泊地釧路に一直線です。釧路市内に入ると丁度日が沈み、真っ赤な夕焼けになりました。今日はなんと言っても、予想外の福原山荘の紅葉が撮れたことが最大の収穫でした。


(鳥取町を過ぎ、釧路川を渡ったあたり)
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ニセコの紅葉を撮りに

2011-10-24 06:00:00 | 写真
10月も上旬になると、小樽市内も急速に紅葉が進んできました。我が家の屋上から眺めると、天狗山方面はまだですが、手宮方面の山々は色付き始めています。今年は例年になく紅葉の進み具合が早いような気がします。

10月の13日(木曜)ニセコ方面に行ってみることにしました。天気予報も、快晴です。早朝5時に小樽を出て、先ずは赤井川村の冷水峠を目指します。ここは赤井川村に発生する雲海の撮影場所として有名です。5時半に到着すると案の定、雲海で村は埋め尽くされています。5時50分頃には陽が登り雲海がピンクに染まります。


(雲海は右から左に、濃くなったり薄くなったりしながら、静かに流れます)

 
(陽が上り始め、紅葉した木々が赤く染まりはじめました)


(畑や木々がかすんで見えます)

雲海の村を後にして、メープル街道(国道393号線)沿いを進みます。道路の両側の山々もかなり紅葉が進んでいるようです。途中で白井川(川の名称で、赤井川村の白井川と言います)沿いの旧国道に入ります。過去何度かこの旧ルートを通っており紅葉の撮影にも来た事があります。


(黄葉のトンネルに誘われ奥へと進みます)


(半分赤くなったモミジ 逆光で美しい)


(朝日を受けた黄葉の山が、水溜りに写りこんで)


(白井川の両岸もすっかり黄葉)

白井川近辺での黄葉撮影を終えて、一旦ニセコを目指します。途中のメープル街道も山全体が黄色く染まっています。393号線を離れて国道5号線に出てさらに五色沼温泉方面に向かいます。しかし残念ながらニセコの山の紅葉はすでに終わっていて、こげ茶色の枯葉ばかりが目立ちました。さらに雪秩父温泉(大湯沼)に降りましたが、やはり紅葉はいまひとつ鮮やかさがありません。


(雪秩父温泉の源泉=大湯沼 周囲の紅葉は今一つ冴えない)


(大湯沼の噴出し口 波紋が美しく、ついパチリ)


(さらに麓に降りて甘露の湯の湧水「甘露泉」付近では、紅葉真っ盛り)


(赤い葉っぱに赤い実がとても綺麗でした)

ニセコでの撮影を切り上げて、京極の噴出し公園に行ってみることにしました平日にもかかわらず、大勢の方が水汲みに来ていました。韓国や中国人のグループも見受けられます。ここは公園になってはおりますが、観光地ということの程でもないのに、湧水を目当てに外国人まで来るんですね。


(湧水のため水が綺麗で、落葉もひときわ美しく見えます)


(岸辺の紅葉が写りこんでいる)


(湧水池の周囲は紅葉が満開)
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今週の一枚~道東は紅葉真っ盛り、おまけにヒグマまで…

2011-10-21 06:00:00 | フォトコン関係
10月の17-19日に道東紅葉撮影旅行に行ってきました。今年は例年になく紅葉の時期が早そうで、もう終わっているかもしれない、と思っておりました。と言うのもその前の週の13日にニセコに紅葉撮影に行ってきたのですが、ピークが1週間ほど過ぎていたからです。

しかし、幸いなことに、今回のルート上の樹海ロード(夕張~占冠・国道274号線)をはじめ、知床、阿寒、オンネトーといずれも今が紅葉真っ盛りでした。


(H23.10.17 鹿追町福原山荘にて撮影 時おり強い風が吹いていた)

知床では超有名な五湖には行かず、山奥岩尾別の「地の涯」ホテル付近に撮影に行きました。ふと5-60m先を見ると、ヒグマが一頭こちらを振り向きながら山奥に戻るところです。慌てカメラを構えましたが、何分遠方、望遠レンズに切り替える暇もなく2-3カットパチリ。すぐに藪中に消えていきました。北海道に生まれ育って、60数年、初めて野生のヒグマを見ました。


(H23.10.18 知床斜里町岩尾別地の涯ホテル付近で撮影 EOS40D+EF17-85mm 画像を2倍に拡大)
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久しぶりに大都会の喧騒に…

2011-10-18 06:00:00 | 旅行
10月8日(土曜)の表彰式、懇親会を無事終えて、午後8時過ぎホテルに戻りました。とにかく疲れて、都内の夜景を撮りに出て歩く気力がありません。予定では、築地のルーカスタワーか、晴海埠頭にでも行きたかったのですが…、それは機会があれば次回にします。

ホテルの自販機で、懐かしい飲み物に出会いました。なんと「Dr.Pepper」があったのです。昭和50年代、大手町に勤務していた頃よく飲みました。今はなくなったものとばかり思っていました。あの、なんとも表現の仕様のない味が、しいて言えば北海道限定の「ガラナ」に似ているようないないような…。とても懐かしく2本も飲み干してしまいました。

さて今日は銀座と新宿を歩くつもりです。浅草橋のホテルを出て神田川を渡り地下鉄で銀座に向かいます。


(人形の吉徳のウインドーにダークベーダーの武者人形が… 携帯で撮る人+左にうっすらとSelf Portrait)


(先ずは4丁目交差点 ひときわ目を惹く赤いディスプレー)


(Apple社の前には過日亡くなられたジョブ氏を偲んで花束とメッサージがたくさん並んでいました)


(さらに1丁目方向に進むと、ワゴン車から風船を運び出す人たち 何かイベントでもあるのかな?)


(Self Portrait 見たくない?ま、そういわずに…)


(では、こんなのはどうかな?)


(何を覗き込んでいるのかな? 本屋さんのウインドーでした)


(これぞ銀座と言う広告)

日曜日とあって人通りのざわめきもまだ少なく、何かのんびりした雰囲気があります。交番のおまわりさんに聞いたところ、午後から大通りが歩行者天国になるようで、午後から込み合うとの事でした。さて表通りから一本裏小路を歩いて見ましょう。どの店舗もオープン前で、店員さんが建物周辺の拭き掃除を行っております。


(「うちは宝石店です、お客様に気持ちよく入っていただくために綺麗にしています」と笑顔で挨拶してくれました)


(何を覗き込んでいるのかな? カルチェの時計のようです)


(多少ごちゃごちゃしているので、デイドリームフィルターで…)


(いいタイミングでと思ったら、遠方にゴミ収集車が…ま~いいか)


(偶然レーサースタイルの人がクロスして…)

この後新宿に出て、並行輸入品を扱うMカメラ店に行こうとしたのですが、東口に出た途端に方向が分からなくなってしまいました。店舗や道路の工事中だったことと、10年ほど前とは様相が一変していたからです。おまけに、この日は「新宿芸術天国2011」と言う、パーフォーマーたちの祭典があるようで、駅を出た途端に交通規制にあってしまいました。

と言うわけで目的の店舗を見つけられず、暫らく芸術天国祭のパレードに見入ってしまいました。


(このあと大学の鼓笛隊の演奏パレードが数校続きました)


(浦島太郎状態何処へ行けば… かつての見慣れた風景は一変)
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「あなたの桜色」コンテストの表彰式に

2011-10-14 08:32:16 | 旅行
10月8日(土曜)に行われた「あなたの桜色」コンテストの表彰式に行ってきました。表彰式は、被災地支援チャリティコンサートの第2部で行われました。第1部は、若きアーティストのコンサートです。当日は東京六本木のサントリーホールで午後2時からコンサートが、3時半から表彰式が行われました。

主催者側から札幌~東京間の交通費を支給しますと言う案内を頂いておりました。ただ三連休の初日でしたので、航空券の手配等に多少苦労しましたが何とか、チケットが取れました。新千歳発午前9時の便は満席、空港では、オーバーブッキングのためか、盛んに次便への振り替えお願いのアナウンスが響いておりました。

東京勤務を離れて10年も経つと地下鉄の路線がさっぱり分からなくなってしまいました。南北線などと言う知らない路線もあってなおさらです。とりあえず新橋に出て地下鉄の路線図で探すと、銀座線、南北線で六本木1丁目に行けるようです。


(JR新橋駅山手線外側出口付近 土曜日で人通りも少ない)


(JR新橋駅山の手内側出口 発売終了間近だよと言うお兄ちゃんの声につられ、オータムジャンボを買ってしまった)

六本木1丁目から地図を見てサントリーホールへの道を探します。道源寺坂があって、聞いたような坂名です。登っていくと左手に坂の由来がありました。由来の元となった道源寺は現在建て直しの最中でした。上り詰めると今度は下り坂。この坂は、スペイン坂というようです。先方にスペイン大使館があるとか。サントリーホール前の広場では、農産品の市が立っていました。


(「ヒルズマルシェ」と言う市 開演まで時間がるので周辺をぶらり)


(マルシェの横では、ソプラノ歌手が甲高い声を上げて…)


(おれのブースだけ売れ行きが悪いな~とでも言っているのかな?)


(少し離れたビル横では…両手を挙げて、腰ふって…♪ 何かの踊りの練習かな?)


(こちらのパン屋さんは(CAFE?)オープンしたてかな?凄い入り込みよう)


(ホール前のオブジェの上で悠々お菓子をほおばる子供)

さて開演時間となり、小ホールに入ると、観客席の最前列に椅子が用意されていました。今日出席した受賞者は6人です。暫らくすると、あれどこかで見かけたおばさんが、レナジャポンの社長に伴われて最前列に座りました。あっ、思い出した、タバコ800円の環境大臣です。


(このステージでイベントが行われます)

第1部の開演です。レナジャポン蟹瀬令子社長の挨拶に始まり、明治大学学部長・ジャーナリストの蟹瀬氏の司会で若きアーティストによる被災地支援コンサートが始まりました。写真撮影が禁止されていますので、詳細については下記のプログラムを参照してください。なお、第1部終了時、小宮山大臣の挨拶がありました。
被災地支援コンサート「きっと、さくら咲く」

第2部の表彰式についても第1部同様写真撮影禁止ですので、表彰作品については下記を参照してください。
あなたの桜色コンテスト最終審査結果>


(社長を囲んで受賞者と記念写真 中央白いスーツがレナジャポンの蟹瀬社長 右側太くて低いのが私)

このあとサントリーホール向かいの森ビル37で、若きアーティストを含め懇親会が催されました。文字表現部門の審査員を勤めた湯川れい子氏も見えられました。


(懇親会で挨拶する蟹瀬社長)


(湯川れい子氏も途中から参加されました)


(白い帽子他の方々は、コンサートで合唱された方々)

懇親会終了が午後7時過ぎでした。もう少し早く終われば、築地のルーカスタワーの展望台から東京の夜景撮影をしたいところでした。とにかく疲れたました。浅草近くのビジネスホテルに着くなりバタンQ~

翌9日(日曜)の写真撮影に付いては次回のブログで紹介します。
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今週の一枚~踊る阿呆に踊らぬ阿呆♪

2011-10-12 07:48:47 | 今週の一枚


え?徳島の阿波踊りを見に行ってきたかって?いえ、いえ、行ってきたのは8日(土曜)の「あなたのさくら色」コンテストの表彰式です。このシーンは9日(日曜)の帰りの羽田空港で見かけたものなんです。

京浜急行で羽田空港に到着後、JALとANAのターミナルが違うことに気がつかずに、間違って直進しANAの方へ行ってしまったのが幸いでした。軽快なリズムと太鼓の音が鳴っているほうに歩むと、なんと阿波踊りの実演中でした。早速最前列からパシャ、パシャ。徳島に行かずして、阿波踊りが楽しめるなんて、なんとラッキー。30分ほど続いた踊りをじっくり見てまいりました。



写真雑誌で阿波踊りは良く見かけます。女踊りと男踊りのあることも知っています。女性の踊りの場合は、傘を目深に被り顔を見せないものばかりと思っていましたが、この日は特別ステージと言うこともあるのでしょうか、踊り子さんたちの笑顔が目立ちました。

表彰式の帰りに、スペシャルお土産を頂いたような爽快な気分になれました。
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一枚のFAX~入選取り消し通知

2011-10-10 16:14:27 | フォトコン関係
10月8日(土曜)東京で「私のさくらいろフォトコンテスト」の表彰式を無事終え、9日(日曜)夜自宅に戻りました。なんと自宅に待っていたのは一枚のFAX。それも入選取り消しの…


(当初2012小樽カレンダーの表紙ページに採用される予定だった「商大初の女性応援団長檄文を読む」)

小樽市民会議「2012年小樽カレンダー」についてはすでに、入選の連絡をいただき、表彰式、同懇親会の出席通知をハガキで返信したばかりでした。小樽市民会議事務局からのFAXの文面には「カレンダーの表紙に使わせていただく予定でしたが、事務局の都合で使うことが出来なくなりました」と言うもの。

これだけでは理由が分からず、事務局に架電、照会しました。肖像権の問題ではないらしい。
「審査をされた委員の中には商大百周年関係者が多くて…」
「商大百周年記念誌にも商大初の女性応援団長の写真が…」
「紅露さんの写真は最終選考まで残りました…」
「事務局の手違いで入選と勘違いして連絡しました…すいません」

などなど要領がいまひとつつかめません。そこで市民会議会長のY氏に確認しました。そこで分かったのは、最終選考まで残ったが、結局表紙ページは商大の百周年記念誌から採用にすることにしたらしいのです。その結論が徹底されないうちに事務局が電話連絡してしまい、ゲラ刷りを見て慌ててミスに気がつき、謝罪のFAXを入れたということらしいのです。

最初から記念誌の写真を採用するのであれば、最終選考まで残ったのかと言う疑問がわきます。門前払いすべきではなかったのか…今一つ理解し難言い訳でした。

それに審査の過程が不明瞭です。公開審査にしてはいかがなもんでしょうか?公開審査にすれば不都合なことでもあるのでしょうか?小樽市展や道写協小樽フォトコンは公開審査をしていますし、小樽市展では審査後講評まで行っています。

最初に、このFAXを読んだ時に、一昨年のことが頭をよぎりました。さいたまユーモアフォトコンテストで、事務局の女性から、最高賞になりました。付いては表彰式に出席していただけますか。と言う電話の翌日、類似作品が過去に入選しており今回は、入選にとどめますと言う連絡が来た時のことです。
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秋の旭岳を撮る

2011-10-08 06:00:00 | 旅行
日本で一番早く紅葉が訪れると言う大雪山系の旭岳に、写友3人で行ってきました。9月下旬には初雪が降り、9月26日に訪れた時も山頂付近に雪が残っておりました。去年は9月24日、初雪の翌日に登り、猛烈な吹雪に見舞われました。今回は初雪から3-4日経過し、天気も好天の予報、朝の2時に小樽を出発しました。

旭川市内を抜けて「写真甲子園」で有名になった東川町を通る頃になると、東の空が明るみ始めます。丁度旭岳の奥から日が登るようです。旭岳の真上に三日月が見えます。


(ISO感度を目一杯上げてやっと撮れた一枚 三脚を使えば…持って来ておりませんでした)

旭岳ロープウェイ山麓駅の駐車場には、5時半頃に到着。すでに駐車場には20台以上駐車しており、続々車がやって来ます。午前6時始発のロープウェイに乗りましたがほぼ満員。 山麓駅のモニターTVによると、山頂は気温零度との事、旭岳は傘雲に覆われているようです。


(ロープウェイの中から 山頂には雲がかかっているようです)


(旭岳周遊コース案内図 私達は、ロープウェー終点の姿見駅から右回りのコースを取りました)

姿見駅を降りると一段と冷え込みが増してきました。モニターTVどおり零度前後なのでしょう。遊歩道の水溜りには薄氷が張っており、木道の木は霜が輝いていました。


(自然のアートにしばし目を惹かれる)


(冷え込みで霜がきらきら…)

姿見の池のある展望台を目指します。這い松の群生地を抜けると、山腹が広く見渡せるところに出ました。どうも、紅葉はいまひとつ進んでないと言うか綺麗ではないようです。


(チングルマでしょうか、この葉だけは真っ赤に染まっていました)


(エゾリンドウは殆ど枯れていましたが、所々に花が残っていました 奥は、噴煙)


(ナナカマドに似た高山植物)

1時間ほどして姿見の池が見渡せる姿見展望台に到着です。ここは標高1670mほどで、5合目に当たります。旭岳の山頂に向かう登山者は、ここから右のルートを取ります。


(展望台から姿見駅を見ると、幾分紅葉している箇所も見られました)


(展望台で鐘をつく人)


(姿見の池ですが、旭岳の山頂は雲に覆われたまま)

暫らくここの展望台で陽が射すのを待ちましたが、徐々に雲が薄れては行きますが、晴れ間が出てきません。さらに第4展望台へと進みます。


(第4展望台から姿見展望台を振り返って見る)


(徐々に青空が広がってきました 時おり山頂が顔を出します)

第4展望台を後にして、次は第3展望台に向かいます。道の右側には鏡池が、左側にはすり鉢池があります。二つあわせて夫婦池と呼ぶようです。鏡池は第4展望台からも全体が見渡せます。


(鏡池 かなり青空が見えてきました)


(第3展望台から すり鉢池はその名の通りすり鉢型をしています)

午前9時を過ぎる頃になると、ツアーの団体客が俄然多くなり、すれ違うのにも苦労します。下の画像は、姿見駅近くの第1展望台付近ですが、エゾリンドウが群生していて、まだ花を咲かせています。


(ツアー客がやってきました 薄紫はエゾリンドウです)


(ロープウェー姿見駅=山頂駅付近で休憩する登山家達)

約3時間ほどで、旭岳5合目を一周してきました。思ったほど紅葉は進んでおりませんでしたが、何枚かは絵になるカットが撮れたようで、三人とも満足顔でした。時刻は9時半ですが、これで山麓駅に降りて、美瑛、三笠経由で戻ることになります。

美瑛ではパッチワークの丘でヒマワリを撮影し、三笠では旧奔別炭鉱跡地を撮影しました。後日ブログで紹介したいと思います。



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モノクロ写真を撮る~その2(H14-17年頃)

2011-10-05 06:00:00 | フィルム
前回は東京八王子勤務時代のモノクロ写真を見てきましたが、今回は、H14年7月に最終勤務地札幌に転勤になった後の写真を見てゆきたいと思います。なお、H17年8月リタイアし、退職と同時にデジタルカメラに移行しました。フィルムカメラもその後も折を見て使用していますが、使用頻度は極端に減ってしまいました。

(1) メルヘン交差点付近で撮影


(H17.4.30撮影 CANON EOS55+TAMRON28-200mm KONICAPAN400)
小樽観光街の一つであるメルヘン交差点付近です。お土産品店「銀の鐘」の前で、縫い包みのパンダが子供相手に遊んでいましたが、子供がいなくなると、手持ち無沙汰な様子。大人はパンダには見向きもしません。そこを捉えてみました。(H20.9壁紙写真部「パンダフルライフ」フォトコンテスト ナイスパンダ賞「無視されたパンダ」)


(H17.4.30撮影 CANON EOS55 TAMRON28-200mm FujiPRESTO1600)
オルゴール堂2号館の店内です。ガラス製品を扱うお土産品店の殆どは、店内撮影禁止ですが、ここオルゴール堂は撮影フリーです。2号館はパイプオルガン(+オルゴール)を始め昔のオルゴール(非売品)が展示されています。そんな一角に大型のパネルと一緒に展示されている人形(オルゴール)を撮って見ました。

(2) JR札幌駅


(H14.9撮影 FUJICA COMPACT35 38mmF2.8 KODAK HighSpeedInfrared=HIE IR72フィルター)
JR札幌駅が前面改築され、JRタワーが完成したのがH14.9ですから、画像はその前後の時期のものです。駅前に劇団四季の黒テントが見えます。赤外で撮影していますが、一瞬設計段階でのパース画像のように見えます。


(H15.3.9撮影 PENTAX ESPIO120SW 28-120ZOOM KODAK TRYXPAN400New)
この日のことは今でも鮮明に覚えています。ステラプレスオープンの前日で、勤務後小樽に帰る途中で撮影しました。暗いのでぶれないようにと、ガラス窓に寄り付いて撮りました。

(3) 北海道庁前庭


(H14.9.21撮影 FUJICA COMPACT35 38mmF2.8 KODAK HIE R72)
赤外写真の特徴が端的に現れている一枚です。空が黒く落ち込み、緑色の松や草花が真っ白になります。異次元の世界を見るような効果があります。


(H14.10.27撮影 OLYMPUS OM-4+SIGMA19-35mm KODAK テクニカルPAN)
同じ北海道庁のでも、上の画像とはかない違っています。コピー用のフィルムを使っているからなんです。中間の調子が飛んで、白黒がはっきりしたものになります。良くスパイ映画で、小型カメラで機密文書を写すというシーンを見たことがあると思います。そのとき使うのがコピー用のフィルムなんです。尤も今はコピー機が発達しているので、このフィルムの出番はなくなりました。


(H14.10撮影 KONICA C35AF=ジャスピンコニカ FUJIPRESTO400)
このジャスピンコニカは、当時画期的なカメラでした。シャッターを半押しするだけでピンとも露出も自動で決まる。今では当たり前ですが、発売されたS52当時はすべてが手動でした。500円前後のジャンク品の中に、この赤いコニカを見つけたときは、感激モノでした。あちこち撫で回し、シャッターを切るとカシャリ。即買いです。ただ残念ながら、撮影中に置き忘れると言う失態。

(4) その他


(H14.10.上旬撮影 ジャスピンコニカ KONICAPAN400)
札幌の地下鉄発寒南駅から札幌西法務局の途上で発見した面白い自転車店。自転車の通行人を取り込んでパシャリ。その後この店が行き詰まったかどうかは、知りません。


(H15.11.1撮影 OLYMPUSU OM-4+ZUIKO70-210mm KODAKテクニカルパン)
余市の蓮池ですが、立ち枯れた蓮を、コピーフィルムで撮ると、ご覧のとおりがちがちの画像になりました。


(H14.9.15小樽桃内トンネル付近で撮影 EOS55+EF75-300mmIS KODAK PORTRAB&W)
SLにはモノクロが似合いますね。ただこのフィルムは、NEGA現像で、街のDPE店で手軽にモノクロ写真を楽しめると言うシロモノです。通常モノクロフィルムは、専用の現像液等を使うために、手軽さに欠けます。その欠点を解消したのが、B&Wなのです。

(5) モノクロ撮影に使ったカメラたち


上段左から、(1)FUJIKA COMMPACT35 39mmF2.8、(2)CANONET 45mmF1.9、(3)KONICA BIG MINI NEO 35-70mm、下段左から、(4)OLYMPUS35RC 42mmF2.8、(5)PENTAX ESPIO120SW 28-120mm、(6)OLYMPUS OM-4+ZUIKO35-70mm

上段左のFUJICA COMPACT35も中央のCANONETも、いずれもジャンク品で買ったカメラです。CANONETはフイルム巻上げがトリガー式(底部の引き鉄)です。ただ図体が大きく重たくて持ち運びに不便。赤外フィルムで使用下のは、FUJICA COMPACT、CANONET、OLYMPUSU 35RCの三台です。

赤外フィルムで赤外効果を得る為にははその性質上、可視光線(400-700ナノメートル=nm)をカットする必要があります。そのためにフィルターを使用しますが、IR72になると真っ黒で被写体が見えなくなります。そのために、レンジファインダー(一眼レフでない)カメラを使うのです。

(6) モノクロフィルム各種


一番手前左3個が赤外フィルム。次の3個が、ネガカラー現像用モノクロフィルムです。最上段左から、フジ、イルフォード、コニカのモノクロフイルム、中段左からコダック、アグファ、フジのコピーフィルム、オリエンタルパンです。

ネガ現像用のフィルム及びフジのコピーを除いて、すべて自分で現像処理をしました。現像薬品は、コダックのD76及びイルフォードID11などです。赤外フィルムも同じ薬品で処理できます。

ここ数年は、モノクロフィルムで撮っておりません。今はPCソフトでカラー画像を簡単にモノクロ変換できるからです。

なお、機会があればカラー画像からモノクロ変換した画像や、デジタルでモノクロ撮影した画像も取り上げてみたいと思います。
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今週の一枚~美瑛の丘のヒマワリ

2011-10-03 06:00:00 | フォトコン関係

(美瑛パッチワークの丘にて 左奥は旭岳)

今、美瑛の丘では、所々でヒマワリが見られます。ヒマワリは真夏のイメージが強いので、時期外れと思われがちです。しかし、ここ美瑛では観賞用のヒマワリではなく、肥料用のヒマワリが植えられているのです。この黄色い絨毯も1~2週間もすると、大地に漉き込まれてしまいます。そして肥料として次の作物の栄養分となります。

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