紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

冬の情景 in Otaru~Part 3(モノクロ編)

2013-01-16 06:00:00 | 写真
今年の冬は異常と言っていいくらい、とても寒さが厳しくくなっています。北海道の中でも、小樽は海に面していることもあって、冬期間でも滅多に氷点下5度を下回ることがありません。ところが今期の冬はとても寒く1月早々から連日-7~8度、時には-10度を下回る日もありました。市内では水道管が凍結した、破裂したというニュースがTV等でも取り上げられるほどです。水道管が凍結したのであれば、部屋を暖めたり、管の周囲を温めれば回復します。しかし破裂したとなると…

内地の方には水道管の破裂云々、と言われてもピンと来ないかもしれませんね。昔は水道管が鉛を含んだ鉄パイプでしたので、よく破裂したものです。深夜気温が急速に下がると、管の中の水が凍って膨張します。そのため鉄パイプに亀裂が走り、解けだした水道水がその亀裂から吹き出すのです。近年は鉄パイプに変わって塩ビ管が使われ、また凍結防止用に管にプラスチック材のホースで囲いがされています。なおかつ凍結防止装置も完備されていますが、それでもなお油断していると破裂させることがあります。

余談が長くなりましたが、日中でも頬がヒリヒリするほど冷える日が多く、写真撮影に出かける機会が減ってしまいます。そこで過去に撮影した写真から冬の小樽の情景をピックアップしてみました。主に白黒フィルム時代のものや、デジタルでモノクロ撮影した画像が多いのですが、ネガカラーやデジタルカラーをモノクロにしたものもあります。過去二回に分けて(Part1及びPart2)ブログで取り上げた内モノクロ画像は除いております。

(1) 小樽運河周辺


平成12年2月の「小樽雪あかりの路」の小樽運河です。日没後1時間ほどたっていますが、北西の空(ホテルソニアの後方)に残照が残っております。雪あかりの小樽運河はカラーで見ることが多いのですが、モノクロでもその美しさは変わらないと思います。


同じく平成12年の雪あかりの路からの画像です。星のオブジェのむこにカップルがいます。原画カラー(題名「星に願いを」)は、この年の「小樽雪あかりの路・愛のフォトコンテスト」でぬくもり賞をいただいています。


揺れている?そうです、運河の水面に写る浅草橋の観光客を撮ったもので、上下反転させています。右上の白い部分は運河縁の雪だまりです。


運河から道路一本海側に入ると、倉庫街の屋根から大きなツララが下がっていまっす。写っている建物は現在飲食店として利用されています。


飲食店の看板ですが、この店は今はありません。この通りの店は入れ替わりが激しくて…


運河裏のこの喫茶店は、細い通りの奥にあります。今はありません。


人力車は吹雪の日でも営業しています。このカットは、CASIO EXILIM Z3000というコンデジで、HDRアートというフィルターを使いカラー撮影したものをモノクロにしました。HDRの雰囲気が出ていると思います。


同じくもう一枚HDRアートをモノクロ変換した画像です。


レトロな雰囲気のする小樽運河最後の一枚です。えっ?ポスターにようですって?そうなんです、ちょい一部分を勝手に借用しました。すいません。あまりにも気に入っていまって…


(2) 小樽Wing Bay及びマリーナ

小樽Wing Bayは、周知のように、平成11年にマイカル小樽としてオープンした商業施設でした。JR小樽築港ヤードの一部を敷地として、その面積43万平方m、5000台収容可能な駐車場は、昭和56年に船橋に完成した「ららぽーと」を凌ぐ商業施設として有名になりました。しかしわずか4年でマイカル小樽は経営破たんして、テナントの撤退や改廃が続き、その後はウィングベイに改称されました。ともあれ、華々しく開業した商業施設も、近年は様々なイベントや施設の縮小が相次いでいます。ということで、今はもう見られない画像がたくさんあります。


いわゆる2番街(4Fにワーナーマイカルシネマのあるエリア)には4Fまで吹き抜けのスペースがあって、ここに当時としては珍しいオブジェがありました。スチール製のぼんぼりにカラフルなライトが周囲から当てられ、音楽に合わせてぼんぼりが開閉しながら上下に動きました。7色の反射光が周囲を照らして買い物客を魅了したものでした。それもマイカル小樽の破たんと同時にタダの飾り物になってしまい、現在では1Fに店舗を構えたビバホームのお邪魔虫になっています。


2番街4Fのワーナーマイカルシネマのグッズ売り場にこのようなアメリカンロック調のオブジェがあったのをご存知でしょうか?


Wing BayとJR小樽築港駅をつなぐ渡り通路・マリンロード(というらしい)からは、窓ガラス越しに海側に観覧車が見えます。その窓ガラスには通路反対側の下着メーカーの公告が反射します。このメーカーは「トリンプ」ということですが、綴りは英国のスポーツカーと同じ「トライアンフ」なんですが…。なお観覧車も2-3年前から動いておりません。


Wing Bay向かいの小樽マリーナ横の海は以前貯木場でいつもこのような光景が見られました。


小樽マリーナ(H11年11月23日)は今も変わりないようです。


ヨットが一艘冬の海に出ていく。

(3) 小樽市内その他の地区


H24年11月23日根雪になって本格的に積もり始めたころ、小樽市民公園の高台から街並みと石狩湾を見る。OLYMPUS PEN E-P1のラフモノクロフィルターで撮ると、赤外フィルムで撮影したような荒い粒子の画像となりました。


JR南小樽駅のホーム。山坂の追い小樽、ホームの札幌寄りは量徳橋の下になります。現役時代はここから札幌に通いました。


JR小樽駅の4番ホーム・裕次郎ホームからは小樽駅の正面の窓越しに街並みや海が見えます。小樽駅舎にはいたるところにランプが飾られています。


かつての金融街、この辺りには明治・大正時代の石造りの都市銀行がひしめいていました。写真左の石造りの建物は、現在はホテルビブラントですが、大正13年に小林多喜二が小樽高商(現小樽商大)を卒業し、ここ北海道拓殖銀行小樽支店に入行した建物です。その後この建物はめまぐるしく変わり、一時「ペテルブルグ美術館」(H7-11年)になったこともあります。この石像は、その当時の画像(H9年11月撮影)です。


H20年1月の撮影ですが、このシーズンは雪が少なく、フェリーターミナルに雪が見られません。


最後の画像は小樽余市間で撮影したもので赤外フィルムで撮影しています。冬の日本海の荒々しさがみられると思います。


次々回は、小樽以外の札幌、ニセコ等の冬の情景(モノクロ)を取り上げる予定です。
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7-8日はどんど焼き

2013-01-12 06:00:00 | 祭り・イベント
正月用のしめ飾りやお札、破魔矢などを燃やす「どんど焼き」が、7-8日に小樽市内の神社で行われました。市民が、持ち寄ったしめ飾りなどを燃やし、炎に向かって手を合わせ無病息災を祈るどんど焼きは日本古来の行事で、全国的に行われています。東海以西では「左義長」とも呼ばれ、旧暦の小正月(1月15日)の最大の火祭りとなっています。小正月という旧暦の行事のない北海道では、門松が取れた7日、8日に行われるのが普通です。

小樽市内では住吉神社が7-8日に、竜宮神社と水天宮が7日に行われます。昨年は住吉神社で、一昨年は水天宮のどんど焼きを撮ってきました。今年はこの3か所の神社のどんど焼きのはしごしてきました。規模が一番大きいのは住吉神社で、小樽総鎮守と称されるだけあって敷地も広く、参詣者、氏子の数でもほかの神社を圧倒しているようです。7日(月曜)にまず住吉神社へ、昼近くに竜宮神社へ、最後に水天宮に寄ってきました。


住吉神社の鳥居の前に大きな絵馬が掲げられていました。近くの保育園児たちが参詣を終えて戻るところです。


鳥居横の敷地に大きなお焚き上げ台が設置されていて、市民が次々と正月用のしめ飾り、お札等を投げ入れる。


大きなしめ飾りが燃えてゆく、飾りの鯛が焼けて、鯛焼き君に…


ここ数年「まゆだま」を見ておりませんでしたので珍しくてパチリ。


もっと大きなまゆだまが投げ込まれました。すかさずパチリ。


またまた保育園児たちが無病息災を願ってやってきました。


炊き上げた炎に向かって無病息災を祈る人々


保育園児たちはまだどんど焼きを見ております。


どんど焼き入口近くでは。プラスチックや燃えないものはこちらに分別してくださいと係員が声をからしている。


どんど焼きから離れて参道に戻ると、初詣に行く人が絶えない。


どんど焼き入口に設置された賽銭箱。本殿まで長い階段を上がらずともも、ここで済ませるお年寄りが多い。

住吉神社での撮影を終えて、次は竜宮神社に向かいます。住吉神社前から国道を通ってバスでも小樽駅前方面に行けますが、どんど焼きに訪れる市民の車と折からの大雪で国道も渋滞していて、バスもノロノロ運転中です。すぐ近くにJR南小樽があります。南小樽から小樽駅へは、一駅ですが、JRを使ったほうが早いようです。竜宮神社は小樽駅から数分のところにあります。

国道側から竜宮神社の鳥居をくぐって参道に入ります。参道の急な坂を上がれば本殿前の広場に出ますが、しばらく来なかったうちに、広場手前の急斜面にコンクリート製の黒っぽい建物が出来ていました。神社の付属建築物なのでしょうが、本殿前の広場がやや狭くなったような感じがしました。鳥居から本殿に通じる急坂を上がって来る人、わきの付属幼稚園の前の急坂を上がってくる人、誰れもが手に一杯にしめ縄や正月飾りを抱えています。


本殿前の広場の中央に雪囲いで燃やすスペースが作られていて、次々としめ縄等が投げ込まれます。


本殿横の青いシート囲いの小屋では縁起物のお守りや巳年関連の小物が売られています。


本殿横では甘酒が無料で初詣客にふるまわれていました。この日は日が差していましたが気温は-5度前後と肌を刺すよ言うな寒さ、甘酒はありがたい。私も2杯いただきました。


燃え上がるしめ飾り。


きれいなしめ飾り、燃やすのがもったいなような…


広場脇のおみくじ売り場、可愛い巫女さんが一人で対応。おみくじを買う人が後を絶たずとても忙しそう。


可愛い巫女さんだったのでもう少しばかり寄ってパチリ。


どんど焼きを見に来た方の腕の中でミニチュアダックスフントがきょろきょろ、始終おとなしく抱かれていました。

住吉神社に比べてやや規模が小さいとはいえ、訪れる参拝客は始終後を絶ちません。余談ですが、竜宮神社をここに建立したのが、かの函館戦争の敗軍の将・榎本武揚だったのです。榎本武揚はのちに、北海道開拓使黒田清隆の下で北海道の開拓に尽くしました。その功労によって明治政府から小樽の稲穂町と呼ばれる町から外れた土地を一部払い下げしてもらい、この土地に竜宮神社を建立した経緯があります。詳しくは「榎本武揚と小樽」参照してください。

さて街中を通って水天宮に向かいます。水天宮のどんど焼きは3年前のH22年に見ておりますが、国道沿いに立地している住吉神社、竜宮神社に比べると、きわめて交通の便が悪いんです。水天宮に至る道は何本かあります。

①花園十字街から鳥居をくぐるメインの路は、水天宮近くで数十段の階段になっています。
②メルヘン広場からくる道は途中から斜度100%近くあり夏でも50数mの水天宮に上るのに途中何度も息継ぎが必要です。冬は降りるのさえ滑って危険です。
③もう一本有名な外人坂がありますが、さすが夏でも足がすくんで降りられないほどの急坂。冬は下手すると50数m滑落してしまいそう。
④最後は山田町から水天宮下まで車の通行できる道がありますが、終点には一般車の駐車できるスペースが殆どありません。この道は冬はすれ違うのも難しいほどですから、駐車なぞできません。


というわけでどんど焼きにやってくる方は、平日なので近隣のお年寄りが中心です。昼近くに訪れたときには参拝客が数人いただけでした。


閑散としていました。


なぜか撮影禁止のマークが…、あとで気が付きました。


これだけではさびしいので、ここからの景色がいいことをPRしておきます。真ん中の坂道が外人坂です。かつてこの坂の下にドイツ人商人が住んでいたことからそう名付けられました。


H25.1.15追加注書
今日の午後6時からのNHKTVニュースで、北見地方のどんど焼きが放映されました。その中で旧暦の小正月にあたる15日に云々という解説がありました。道内の一部地域に小正月の行事が残っていることがわかりましたので、文頭の記事を補正させていただきます。
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冬の情景~ニセコ・洋蹄山麓を駆け廻って

2013-01-08 06:00:00 | 旅行
皆様方には2013年年明けをいかがお過ごしだったでしょうか。松の内も終わりそろそろ正月気分も抜けたころでしょうか。
常日頃小生の拙いブログをご愛読いただき誠にありがとうございます。今年も皆様方に少しでも喜んでいただける写真をアップしていきたいと思っております。加えて、フォトコンテストにも引き続き挑戦し、Big Prizeを得たいと思っております。

正月にふさわしい写真をと思い、在庫品をかき回しましたが、一富士、二鷹は、すでに一昨年のブログにアップしているし……、そこで昨年12月下旬の晴れた日に洋蹄山麓を撮影して回りましたので、その中から数枚ご紹介いたします。



ニセコ東山付近のペンション等の多い地域で撮影。それまで羊蹄山山頂が雲に覆われていましたが、みるみる雲が取れ、写真に撮ってくれとばかりに筋雲になりました。道路わきから路肩に上がり、ドンガイの枯れ木をかき分けて、腰まで雪に深まり撮った一枚でした。
(注)ドンガイの葉:オオイタドリの葉のことで、ドンガイと呼ぶのは北海道、小樽の方言なのでしょうか?高さ3mにもなります。



上の画像の近くで妙な建物を見ました。木造二階建てで円形の建物です。飲食店のようでもありますが看板がありませんし、出入り口が一般の住宅のようでもあります。道路が除雪され、入り口わきに「ジョンバ」が立てかけられているところを見ると現に使われているようです。
(注)1ジョンバ:雪撥ね用スコップのことを言います。最近この言葉は使われなくなったかな?
(注)2この建物はかつて「ひこうせん」という喫茶店だった(現在営業していない)という事がわかりました。(コメント欄9番目参照)


ニセコから真狩に向かう途中にはサイロのある牧場が点在しています。牧場と羊蹄山が重なってしまいましたが、左右への移動が不可で…



ぐるりと羊蹄山麓を回ると、管内で最も寒い喜茂別町に出ます。地形の関係でしょうか、晩秋の頃には他町村に先駆けて氷点下を記録します。喜茂別川の向こうに見える羊蹄山は、ここが最も富士山に似た形になっています。


さて羊蹄山山麓を離れて、ニセコの奥、五色沼温泉、湯元温泉にまで足を延ばしてみましょう。冬景色が一段と美しい地域です。もちろん標高が高い分極寒の地でもあります。道道66号線を北上すると、湯元温泉(雪秩父温泉)の先で冬期間は交通止めとなります。交通止めの手前で右折して五色沼温泉で再度交通止めとなります。(下のMap参照)





五色沼温泉旅館の日帰り客用の出入り口付近。この日日の出近くの午前7時ころ、撮影しましたが、宿泊客の車両は真っ白、玄関には巨大なツララが、まるで人を寄せ付けないかのように立ちはだかっているように見えます。撮影日のこの日は暖気の予報でしたが…



湯元温泉の雪秩父温泉旅館の裏手には源泉(沼)があります。源泉から立ち込めた湯気が大気に冷やされて、ダイヤモンドダストのようにキラキラ輝いています。ダイヤモンドダストを写真に撮るのは難しいんです。



ピントを敢えてはずして撮ると…



雪面も雪の結晶の破片が輝いています。


洋蹄山麓からの帰り道、倶知安郊外の大和付近で最後の撮影です。秋口に撮影した沼は、すでに大雪に見舞われ、積雪が2-3mの高さにまでなっていてたどり着けませんでした。そこで最後の一枚。


すでにこの画像見た記憶のある方もおいでかもしれません。11月4日付の当ブログ「フォートピア第3回写真展のご案内」で展示した「秋の彩」の冬バージョンなんです。

コメント (10)
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我が家の年末年始ドタバタ始末記

2013-01-04 07:28:41 | 祭り・イベント
明けましておめでとうございます。2013年も引き続き、当ブログへのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
我が家は二世帯住宅、2Fのベランダで娘(長女)家族の居住区とつながっています。以前は1Fの廊下部分でつながっていましたが、孫たちの昼夜構わぬ攻撃に参ってしまい、ドアにロックを設置。しかしこのロックも、孫たちの体当たり攻撃に屈して破損。やむなく業者に壁を設置してもらいました。しめしめこれでゆっくり生活ができると思っていた尻から、今度は2Fのベランダ経由で侵入してくる。

それもやがて孫たちが学校に通いだして、高学年になると、以前ほどの猛攻は影をひそめましたが…、相変わらずのめちゃくちゃぶりには閉口。そんな我が家のドタバタ年末年始の状況の一端をご紹介いたします。

12月23日(日曜)紀斗(孫長男中1)の13歳の誕生日、24日(振替休日)クリスマスイブ、29日(土曜)小生年末本坊期にもかかわらず、ニセコ撮影ツアー、31日大晦日・綺里(孫次女小3)9歳の誕生日、1日(火曜)元日・初詣。年末近くに孫二人の誕生日が重なっています。


<12月23日紀斗13歳の誕生日>


紀斗13歳の誕生日、二学期の通知箋はどうだった?25日が終業式で、まだもらっていないけれど恥ずかしくて見せられないような成績だと?このー!


お祝いパーティは、すし+毛ガニ+手作りオードブル、誕生日プレゼントは、ジジとババから音楽CD二枚。

<24日クリスマスイブ>


中学生の紀斗はプレゼントなし。悠里と綺里へのプレゼントは3D・DS(14800円)、2台で3万円近くしたが、これは誕生日プレゼント+正月のお年玉込々、費用は大人4人(ジジ、ババ、ママ、アヤ)で分担。

<25~29日大掃除>
掃除苦手の私はもっぱら自分の部屋のみ。リュウマチ気味の家内、相当頭にきているようだが、無視して、29日(土曜)は写友とニセコ・洋蹄山麓撮影ツアーに早朝4時半出発。


五色温泉沼ホテルの駐車場から日帰り用出入り口付近を見ると、そのツララのすごさに圧倒される。標高が高いだけに凍れも半端でないすごさ。宿泊客の車も冷凍保存のよう。


京極吹き出し公園の一角から羊蹄山を見る。遊水地は水の温度が一定のため厳冬期でも全面結氷することはない。

午後2時過ぎには洋蹄山麓の撮影を済ませて帰樽。なんとなくこのくそ忙しい折に、抜け出した負い目を感じながら自宅に戻って、物音立てぬように2Fの自分の部屋「写真工房」へ、こっそり入り込む。下の様子をうかがうも、静かなもので、大掃除は済んでいるらしい。お茶を取に1F降りるも、完全に無視されている。まぁ、ここはさわらぬ神にたたりなし…
なお、ニセコ・洋蹄山麓のツアー時の写真については、次回のブログで詳しく取り上げる予定です。

<30-31日正月用おせちづくり・綺里の誕生日>

料理が全くできない私はもっぱら、後片付け役に回り、お節やオードブル等の料理は家内と孫娘二人の応援で製作中。大晦日の夕食は、事前に誕生日を祝う、主役の綺里の、希望に沿ってすき焼き鍋に決定。こりゃ、手間がかからなくていいわと家内も喜んでいた。ほかの料理を省いた予算で霜降りの牛肉をどっさり買い込んできました。


途中から仕事を終えた娘婿(なぜか写っていない)も誕生会に参加。


主役のはずの孫娘はなぜか鍋から遠い席。最初は鍋の前に陣取っていたものの、あまりにもおせっかいが過ぎ、鍋奉行の地位を脅かされた娘婿の一声で、座席をチェンジ。


夕食の後は綺里9歳のハッピーバースデーのお祝い。これまた本人の希望でバースデーケーキはアイスクリーム製。まずは9本のローソクを…


生まれたときは低体重児で、その後もいろいろ病気に罹り、何度も救急病院に運ばれたことのある孫娘。そのせいもあってか、相変わらず身長は学級でも前から2番と低いものの、このところ大きな病気もせず無事9歳を迎えたことに、ジジもババもホッとしている。


アイスのケーキはみんなでスプーンで食べるのが一番、


パーテーも一段落。NHKの紅白歌合戦を見る。画面はAKB48を映し出している。

大晦日は食べ疲れ、飲み疲れで除夜の鐘とともにお開き。娘夫婦も自宅に戻り、ジジは早々に2Fの自室・写真工房で、翌朝までグースカピー。

<2013年元旦・初詣>


午前9時過ぎに全員集合、お節&雑煮を食べます。画面手前のお節は、娘婿の手作り。というよりはススキノで居酒屋「味和久」を経営する娘婿が業務販売用をワンセット持参したもの。それにしても親子同じようなシャツを着ている…。朝食が済んだら、疲れたという家内を除いて全員で住吉神社に初詣。


氏子の若者たちが除雪してくれたため大雪にもかかわらず歩きやすい。


手水鉢は一部結氷している。


手水鉢横のスペースでは餅つきの最中。ついた餅はお汁粉にして販売中。1杯100円。腹がきつく汁粉はパス。


獅子舞神楽もあったようでしたが、終わってしまっていました。


神殿の前に背比べの碑が出来ていました。秋口のイチョウ見ごろに来た時にはなかったような気が…


神殿でお賽銭を投じて詣でた後は、いざ!おみくじ売り場へ。


う~ん、大吉、中吉は誰もいない。小吉と吉ばかり。おい、おい、娘婿どうした。年末店が忙しくここ2-3日ほとんど寝ていないとのこと…それほど繁盛しているなら、まぁ、いいか。

なお私自身が引いたおみくじは…なんと去年と同じ「小吉」。何々「努力が空回りし、どうにかしようと力むほど幸運が遠のく。思うように身動きが取れず。反面失敗もうまくかわすことが出来る…略…目先の欲に駆られて動くよりも、地味な道を選んで自分自身を厳しく律すること。」去年と大きな違いはなさそう。九星運勢の立て看板も似たようなことが…、


昭和18年の三碧木星を見ると…


おみくじを結んであとは帰宅。孫たちはパパの実家へ新年の挨拶に、というよりはお年玉の胸算用。

長かった年末年始も、何事もなく無事終わり、ん?三が日はまだあと2日ある?とにかく疲れました身も財布も…
以上が、我が家のドタバタ劇でした。それにしても、大吉をつかもうと焦ってもダメかいな、

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