紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

街には早くも冬のイベントが…

2021-11-25 10:20:13 | 街中ウォッチング

                            <小樽・余市ゆき物語のポスター>

 

11月も下旬に入ると寒い日が続き、23日(火・祝)にはついに明け方から、小雪がちらつき夕方には15cmほど積り、まだ降り続く気配です。我が家の前の道路も周辺も白一面です。果たしてこのまま根雪になるのか、どうかはわかりませんが、ともかく冬将軍の到来です。

小樽市内ではすでに、最大の冬のイベント「小樽・余市ゆき物語」が11月1日から始まっています。隣町の余市町を除く小樽市の各種イベントは下記のとおりです。

1ガラスアートギャラリー JR小樽駅構内 11.1~1.31日 市内ガラス工房による作品展示
2ワイングラスタワー 小樽運河プラザ 11.1~2.14日 手造りグラス2000個を積み上げたタワー
3青の運河 小樽運河 11.1~1.31日 約1万個の青のLEDで運河周辺を電飾
4夜の街並みガイドツアー 12.4~1.22日 詳細は運河プラザで確認を
5小樽雪あかりの路 2.5~12日(予定) コロナの状況でどうなるか?昨年は中止でした。

11月22日(月)の午後、上記1~3を見て回りましたので、状況をレポートいたします。


☆ガラスアートギャラリー
例年に比べ作家の出品点数も少なく、6点のみでした。JR小樽駅の改札口を出たところに展示されています。

 


肝心の標題が黒文字で、バックの改札口のごたごたと同化して読み取れない。作品が左右両側の各3個あるのがわかるので、表題は下段の白いボードに描く方が目立つと思うけれどね。
なお、以下の個別の作品の紹介については、バックや周囲の映り込み、反射等で不鮮明になるので、調整して一部カットしてますので、ご了解をお願いします。疑問に思われる場合は、現物を確認願います。

 


「紡ぎ合い」 表示板には「見て何かを感じていただければいい」とありましたが…
連想力の貧困な私には、う~ん?

 


「full of love」「子供ののころの祖父母、親に言われた、愛情ある言葉を思い出して…」
気泡の混じったグラスが素敵でした。

 


「守りたいもの」「大切な人 大切なもの 大切な思い出 大切な未来…」
う~ん、それらが赤い玉に詰まってるんですね。

 


「Te Amo 愛」「熱い愛は雪を溶かしてしまう!!」

 


ついでに駅ナカマルシェを見ると、ん?右端に緑色の…

 


行者ニンニク饅頭がある!味見したいところだが、我慢。

 


駅前のビル長崎屋をチョイ覗くと、ジングルベルの飾りつけが一杯。

 


目の前のペアも長靴にオーバーコートだ。撮影日の22日はまだ雪は降ってない、翌日23日は一日中降り続いた。

 

☆運河プラザへ行くと、ワイングラスタワーよりも「小樽潮風高校」の小春六花(こはるりっか)ほかのキャラの画像が一杯。スタンプラリーを行っていて、潮風高校+キャラのファイルがもらえるとか…
小樽商科大学をモデルにした潮風高校に通うバーチャルアイドル…詳細は「小樽潮風高校」で検索してみてください。

 


潮風高校の校門に立つ「小春六花」、右は先輩の「夏色花梨」中央は後輩の「花隈千冬」とか…

 


髪の色からすると、夏色花梨かな?よくわかりません。

 


メインのグラスタワーのそばの小型のタワー これらのタワー制作は高校生によるものとか…

 


赤色のライトに照らされたグラスタワー

 


同じく青色のライトに照らされたグラスタワー

 


売店を覗いて見ると、小樽関連のグッズがたくさんある。3人のキャラによるタペストリーもあったが、スタンプラリーが云々とか。興味がないので、次の青の運河に向かう。
あれれ、運河プラザ前の広場に今年は浮き球ツリーがない。例年設置されていたんですが。

 

☆青の運河 運河の手すりやガス灯に電飾されたLEDは、約1万個とか…

 


肝心のガス灯が灯ってない。午後4時半過ぎに灯るらしいので、中央橋から浅草橋宝庫にゆっくり歩いていくことに。なお、この日は風がかなり強く、運河クルーズ船は、全面運休とのことでした。

 


左サイドの倉庫群の中で、ひときわ明るいところがある。

 


よく見ると、新郎新婦が…結婚式の最中だったのだ。参列者が写真を撮っているのか、フラッシュのきらめきが何度かしました。そういえば、この倉庫の向こう側(縦貫線道路)に、三角屋根の教会があったネ。そこで式が行われていたんだ。

 


午後4時半を過ぎて、浅草橋に着きました。ガス灯にも灯

 


運河沿いのホテル群をバックに撮影。次回は雪降る運河を撮りたいものです。それとも夜の運河クルーズ船に乗るか(笑)。

 

☆追加の画像
11月24日(水)PM2:30頃雪がやんだ折に、自宅前から、メルヘン交差点を撮影。緑のジョンバ(雪掻きスコップ)を抱えた人、一輪車で雪投げをする人、左の影でも雪掻きする人がいます。今の雪は湿気が多くて、とても重たくて、雪投げは重労働です。雪投げ=雪はね、雪捨ての事、方言かな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


小樽街中ぶらり

2021-11-18 10:06:06 | 街中ウォッチング

 

いよいよ秋も終盤、今週か来週には平地でも初雪が降りそうな気配。やっと車のタイヤ交換も終わり、網戸の取り外し、水洗い、保管も終わったところです。後期高齢も数年前に過ぎると、体中不具合が出てきて、重たいものを持つのはおろか、しゃがむのにも一苦労。気楽に写真撮りに出歩けないのが悲しい。

せっかくコロナ騒ぎも収まりつつある中、自粛生活から解放されても、外に出れない。そんな泣き言ばかり並べても始まらないのは承知。好天を見計らって11月中旬、何度かカメラを持って外出。今まで気にも留めなかった光景が目新しく見えるから不思議だ。

一つ目は、市内のあちこちに同じ樹種の並木道があること、二つ目は、前から気になっていた旧手宮線沿いの喫茶店に初めて入ったこと、三つめは我ながらのドジ、枯葉で埋まった蓋のない側溝にはまった事(笑)などなど。なお、その後は都通商店街、サンモール一番街、花園銀座街をふらつき、寄り道しながら戻りました。

 

☆小樽のメイン道路には同じ樹木が並ぶ並木道が…

 


小樽運河浅草橋からつづく「日銀通り」にはプラタナスの並木が…、歩道には大きな落ち葉があちこちに落ちている。なおメルヘン広場から始まる入船通りも街路樹はプラタナスですが、こちらは葉が切り落とされて丸坊主です。
そういえば、昭和40年代前半であろうか、はしだのりひことシューベルツが歌っていた「風」という曲の歌詞にプラタナスが出てきたことを覚えています。「プラタナスの葉舞う冬の路で…♪」

 


小樽公園近くの、ミルクプラント前から花園十字街方向には、イチョウ並木がある。長年ここを通っていてもこんな美しい並木があったとは!気が付かなかった。
しかもここのイチョウ並木は、後ろが高台の公園になっており、場所によっては日当たりに差がある。なので一様に黄色ではなく、緑色もある。1本のイチョウでも、日当たりの比較的よい上部は黄色く、下半分が緑色!(笑)

 


小樽駅前の中央通りは、両側に「メタセコイア」が並ぶ。かつて北半球では化石として…(詳細はウイキぺデイア参照)

 


画像はH25年頃手宮公園から撮影したものですが、色内埠頭公園付近の湾岸縦貫線沿いのナナカマドの並木道。

 


こちらは勝内大橋の手前です。この画像は、今月17日に撮ったもので、葉はかなり落ちで、ナナカマドの実だけになってる木が多い。

 

☆JR旧手宮線の二段公園近くにある喫茶店「北ぢぞう」に過日初めて入りました。気にはなっていたのですが、店名が「じぞう」ではなく、「ぢぞう」であること、もう一つは、以前八王子に勤務していたころ「北ぢぞう」という喫茶店を見かけ、ええ!なぜ東京で「北ぢぞう」なのか不思議に思った記憶があったからかも…

 


手宮線遊歩道側のドアには、offee?の看板が(昨年8月撮影)、この前後になんどか通った際に、このドアが開いていることもありました。中を覗くと会議室風の大きなテーブルがあるだけで、営業している様子がない。正面側に向かうと…

 


大きな正面玄関があって、右上に古めかしい街路灯が点灯している。開けて中を覗くと、大きなテーブルと椅子があるのみで、ガラ~ンとしている。不思議だ。

 


建物の右端には確かに「北ぢぞう」の行燈と看板がある。ドアの張り紙を見ると営業中であることがわかりました。一瞬勝手口かなと思ったものの、入ると、奥から「いらっしゃいませ」の声。ああここは勝手口ではなく入り口と判明。
女性店主によれば、正面入り口の部屋は、家主の打ち合わせ用ルームだとのこと。北ぢぞうは、1F の右半分で営業していることが判明。

 


店主は気さくな方で、店内撮影OKと、カウンター席のみで、5人座れば満席、こじんまりした家庭的な雰囲気の喫茶店でした。

 


トースト定食(+コーヒー)で550円。2回目に訪れた時には、FB友のN氏と初めてお会いしました。

 

☆二段公園で紅葉を撮ろうとして…深さ10数cmの側溝に落ちて、両膝を打撲。なんというそそっかしい自分にあきれています。でも落ち葉が側溝に積もっていて、側溝に気が付かなかった。コンクリ―の縁に両膝をしたたか打ったけれど、それほどの痛みは感じず、撮影を続けました。

 


公園の真ん中にある桜の大木も、葉が落ちて丸坊主。

 


イチョウの木も葉は全部落ちて銀杏がぶら下がっている。根元にはイチョウの葉と銀杏が大量に落ちている。なお、道産子は銀杏を拾って食べる人は少ないようだ。

 

☆駅前通りに戻り、都通商店街、サンモール一番街、花園銀座街およびその周辺をふらつきながら自宅へ。

 


駅前中央通り市民ホール前にあった、イノマタのパン屋が、レンタサイクル店に変わっている。

 


都通商店が入り口で見かけた「小樽商大110周年感謝」の垂れ幕。

 


コロナが一時的(?)にも収まってきたせいか、人出も増えたような気がします。

 


中でも、魚、野菜を扱うこの商店は、いつ見ても買い物客でにぎわっている。

 


都通から第一大通方向に出ると、印鑑・ゴム印店が、昨今のデジタル化で、廃業しちゃってた。

 


サンモール一番街に入る前に、旧手宮線を覗くと、こんないい光景に遭遇。側溝に落ちても、悪い事ばかりじゃないね。成人式だろうか?

 


花園銀座街の並木道は黄葉が終わりかけていた。

 

自宅に戻り、両膝を確認したところ、左ひざはかなりの打撲、ズボンにも血の跡がべっとり。翌日病院で見てもらったところ、擦過傷のみで、ヒビ、骨折の疑いは全くなし。抗生物質を塗って終わり。出血が止まるまで、10日間ほどかかったが、保険金の対象にならず、残念。

 

 

 

 

 


積丹町のカラマツ林を撮りに…

2021-11-11 10:56:54 | 写真

                    <積丹町のカラマツ街道、別名ロマンチック街道ともいう>

 

このところ冷え込む日も多くなり、街中は紅葉が急速に進み、秋の終わりへと近づきつつあります。家々にへばりつく蔦の色も、燃えるような赤色になってきました。Facebookでもどなたか呟いておりましたが、小樽市内は蔦が多いようです。言われてみれば…向かいの駐車場も、メルヘン広場の周囲にも、そして我が家にも、1F駐車場の壁にも這い寄ってきています。その都度取り払ってはいますが、始末が大変です。

さて、一昨年も積丹町のカラマツ林を目指したのですが、入り口をミスって…。帰りに積丹町観光協会でルートを確認。グーグルMAPで、探していただき、「積丹岳登山口」が目印であることを確認しました。今回は11月7日(日)に再チャレンジ。あいにく雨予報でしたが、行けば何とかなる。まずは、余市郊外のブドウ園を経由し、美国、婦美方向にそしてカラマツ街道に向かいます。

 

☆余市郊外も秋の終わり

 


空き地に立つクリの木も葉がかなり落ちていました。

 


イガイガの中からクリが弾け出したのかな?
なお、余談ですが、「くり」「どんぐり」「くるみ」の区別がつきますか?ウイキぺデイアで調べてみてください。

 


雑草の中にカエデの葉が一枚。

 


何という葉かな?美しい。

 


カラマツの葉が落ちて、車の轍に沿って模様を描いている。

 


半分崩れかけた小屋とビニールハウスが…

 


葡萄の葉も黄色一色に染まりました。

 

☆余市町を出て、国道229号線を海岸にそって、古平町、美国町へと進みます。空はますます雲を厚くして、小雨がぱらついてきました。美国町の漁港に立ち寄りましたが、干物売りのオヤジさんも、商売にならないのか、かたずけの最中。美国漁港を出て婦美の山中を走ります。10分ほど走ると、左側に「積丹岳登山口」の標識と大きな「牛の看板」が見えます。ここを左折すれば、カラマツ街道に出ます。

 


並木道は7-800mもあるでしょうか、道の両側にカラマツ林が続いています。空が青空でないため、空の部分を少なくします。ズームレンズで引き寄せたので距離感が出ていません。
<参考画像H24.11.11撮影 当ブログH24.11.29「燃えるカラマツ林を撮りに…」から>

(ん?民家が付近に見当たらないのにネコが一匹悠々とこちらを見ている) 
後日談:近所に牧舎と宿舎が数棟ありました。またこの画像は、H24年積丹観光フォトコンテスト・四季の部門 優秀賞「美しきカラマツ街道」となりました。

 


今回撮影したカラマツ街道ですが、先の画像の奥の方から撮ったものです。この画像ですと、7-800m林が続いていることがわかります。なお両側に続く林はここで終わりです。
カラマツ街道は、別名「ロマンチック街道」ともいいます。またここを舞台にした映画『足りない二人」のロケ地としても使用されました。

 


カラマツ林の裏に回ってみると、農地ですので奥には入れませんが…

 


さらに先に進んでみますが、ところどころにカラマツはあります。カラマツに近寄ってみると…

 


松ぽっくりは珍しくありませんが、葉の先の部分が黄色い。新芽なんでしょうか?

 


さらに進むと、国道229号線に出てしまいます。出口付近で見かけたのがこのシーン。トラクターが土地を耕しています。牧舎と言うか宿舎らしき前にさらに大型機械が数台あって、道外ナンバーでした。聞けば内地での作業が終わって、ここで耕し、春先に植えるまで、一旦内地に戻るとか…、詳しくは聞けませんでしたが。

 


229号線沿いの丘陵地帯には、カラマツ林が、幾層にも連なって、美しい景色を見せていました。

 


相変わらず、曇り空のままでしたので、国道229号線を戻ることにしました。

 

 

 

 

 


写真展あれこれ

2021-11-04 04:06:20 | 写真展

                           <小樽市民会議「おたるカレンダー2022」>

 

コロナの新規感染者数も、このところ小樽、道内に限らず、全国的にも低水準で推移しています。まだまだ安心はできませんが…。小樽市内では、徐々に観光客も戻り、我が家の近くのメルヘン広場も、賑わいを取り戻しつつあります。

2年ぶりに再開された「小樽写真市展」の事務局の補助員として、先月は受付や展示作業に従事しました。その折に「初心者のための写真展」に触れる機会がありました。また10月7日には、道写協小樽支部の表彰式が北海道新聞小樽支社で、写真市展の展示が10月27~31日にありました。そして11月3日(水祝)には、おたるカレンダーの表彰式があります。これらの様子も紹介いたします。

 

☆「初心者のための写真展」は、写真市展の準備作業をしていた「生涯学習センターレピオ」の事務局の廊下に展示されています。展示期間は不明。10月2日、14日の準備作業中に、スマホで撮りましたが、何分展示場所が薄暗くて、スマホの操作に不慣れでもあり、ブレブレ写真が多くて…

 


この会の講師をされていた本郷氏の遺作、竹垣の塀の小道は北海道じゃないですね。黒猫が、何か用か?とばかり睨み返す所作、印象に残ります。なお、この会の2代目講師はM氏かな?

 


左の上下の写真は、中野物園のようですが…、以前同じサークルに所属していたH氏の作品。

 


左上のマネキンのボデーに光が当たった写真がとても印象的です。

 


下段右から2番目のサクラが、とても素敵です。地上に落ちた桜にピントを当て、後方のサクラをぼかして撮る、なかなかの技術と見ました。

 

☆10月7日(木)に道写協小樽支部写真コンテストの表彰式が道新小樽支社でありました。残念ながら、コロナ禍で、審査も非公開、写真展も中止。例年公開されていた審査も9月21日非公開で実施。写真道展審査会員の増田氏が審査担当でした。応募は11名、61点とコロナのためか例年に比べ、なり少なかったようです。

 


道写協フォトコンテスト2021入賞入選一覧。審査担当の増田氏から講評がありました(講評省略)。
従来は、推薦、特選、準特選、入選と言うランク分けでしたが、応募数の減少で、表のようなランク分けになったようです。

 


1席、宮尾さんの「お参り」、住吉神社の副道に立つ鳥居ですが、赤い鳥居が強烈な印象です。

 


2席、私の「今日はついてない」、花園町のパチンコ店の前です。カラーにすると、自販機や幟の色が煩わしいので、モノクロで撮影しました。

 


3席、森井さん「旅人」ですが…窓の様なポスターのような?女性の顔と裸足の部分が…???不思議な画像です。

 



上記6点は入選作品の一部です。
上段左から「朝日が灯る」(一条さん) 余市町のローソク岩の頂点に、朝日が来たのを狙ったもの
上段中 「みんなモデル」(小林さん) JR札幌駅南口のシャネルの看板と言うかパネル、ここはいつも素敵な写真が見られます
上段右 「みんなでラフティング」(田村さん) 尻別川のラフティングですが、犬も乗っていて楽しさが倍増
下段左 「雪上のバレリーナ達」(薬師さん) 6羽がそれぞれ対になって同じポーズ、丹頂の求愛ポーズ
下段中 「粒ぞろいのイモ拾い」(丸山さん) イモが前面に強調され、畑の広がりが北海道らしい
下段左 「心鏡」(根本さん) 水面の映り込みと赤い傘の和服の女性が印象的

 

☆第29回小樽写真市展(10月27~31日)、小樽市立美術館1Fギャラリーで展示されました。
第1部自由の部、応募者数28名、117点、入賞・入選33点
第2部ネイチャーの部、応募者数24名、70点、入賞・入選27点
今年は、コロナ禍のせいもあって、応募者数。応募点数もかなり減ったようです。

 


自由の部の入賞作品5点です。
上段右が、最高賞の推薦(市長賞)「雪の朝」堀野さんの作品 小雪舞うなか女学生が3人微笑みながら歩いてきます。日中シンクロで、小雪が写り込んでいます。
上段左が、特選「夢をのせて」小林(セ)さんの作品 子供たちが数人でシャボン玉を飛ばして遊んでいます。
下段右が、特選「窓辺に」宮尾さんの作品 ギャラリーのライトの加減で画像が潰れてしまいましたが、ポニーテイルの子供の影が床か壁に写り込んだのですが…
下段中が、準特選「異空間」森井さんの作品 わかりにくいですが、旧手宮線で開催されたガラス市で、直径30cmほどの風鈴の中に、下からカメラを入れて撮影したカットだそうです。
下段左が、準特選「オルファトグラム嗅覚」小林(好)さんの作品 標題はフランス語で、嗅覚の意味だとか…

 


第2部ネイチャーの部入賞作品5点です。
上段右が、最高種の推薦(市展賞)「水珠の詩」薬師さんの作品 苔と朝露をマクロレンズで切り取ったようです。水珠のボケが美しい。
上段左が、特選「朝日の中で」宮尾さんの作品 これもマクロレンズ撮影と思いますが、水滴の輝きがとてもきれいです。
下段右が、特選「プロテクション」根本さんの作品 蜘蛛もの巣を大写しにしてますが、普通の蜘蛛と種類が違うのか、巣がとても大きく緻密な網の目になっています。
下段中が、準特選「タンポポの綿毛」東さんの作品 逆光に照らされた綿毛がとてもきれい。
下段左が、準特選「晩秋」吉田さんの作品 赤い花をバックにリスが周囲を見ているポーズが可愛い。
(注)第1部、2部ともコメントは、私個人の感想ですので、ずご了解ください。

 


入選作品を見る来客

 


右側のギャラリーでは生け花展が行われていて、生け花展からこちらのギャラリーを覗く方も多い。

 


私自身の作品は、1部、2部、各1点が入選しています。左の作品が第1部の「朽ちゆくサイロ」(積丹町婦美)です。もう数十年も使われず放置されたサイロです。

 

☆「小樽カレンダーフォトコンテスト2022」の表彰式が、手宮の鉄道記念館でありました。都度重なる緊急事態宣言、外出自粛などコロナ禍の影響もあって、応募者数、応募点数も激減とか…

 


市民会議大渕会長の挨拶の中で、今回は応募者数9名、応募点数46作品にとどまり、前年より大幅減となったとのこと。次回は応募を増やす何らかの工夫が必要と。
続いて、審査された川原氏(道展審査員)から各写真についてコメントがありました。
全体としては冬景色の写真が少ない、黄昏時の写真が多い=斜陽小樽のイメージかな?中間の明るい、メリハリの利いた写真が欲しい。多少PCでのレタッチはOK。小樽運河の写真が多いが、同じパターンで、もう少し工夫してほしい。
1~2月頁「断崖雪景色」(祝津パノラマ展望台から)、画像中央の岩の黒い部分が目立つ、もう少し明るいイメージがあればもっと映える。
3~4月頁「春 出発進行」(小樽総合博物館にて)、光がフラットすぎるので全体がくすんで見える。太陽の光が欲しかった。
5~6月頁「小樽運河暮色」(小樽運河にて)、次回は横位置で応募してください。今話題の北海製缶の倉庫を取り込み、バランスがいい。
7~8月頁「祭りが通る」(駅前通り中央橋から)、メインの神輿に加え、その周辺にも目が行く、出来れば小樽駅方向の上方がもう少し欲しいところ。
9~10月頁「おたるの秋」(小樽運河浅草橋から)、左側のライト部分(臨港線)がもう少し欲しいところ。
11~12月頁「雪のメルヘン」(堺町メルヘン広場にて)、フラッシュで雪がよく出ているが幾分多すぎる、全体にもう少し明るめがいい。
下段は、表紙ページで、金久保平四郎氏の絵で「金融資料館(旧日銀小樽支店)」です。
(注)題名の後の撮影場所は、私の憶測で記述しました。

その後、博物館前庭の車両レストラン「トレノ」で懇親会。トレノは、今日が最終営業日で、廃業するとのことでした。

 


挨拶する大淵会長と、カレンダー入選者の皆さん。