紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

今週の一枚~日高で出会った素敵な娘?

2011-07-30 06:00:00 | 今週の一枚


7月24-26日と日高を回って道東に撮影旅行に行ってきました。そのとき日高の牧場で出会ったのが、この葦毛の馬です。この娘?そうなんです。立派な髭があってもれっきとした牝馬なんです。最初車を止めたときは牧場の向こう側にいましたが、呼ぶと寄って来るではありませんか。う~ん、何もあげるものがない、御免ね。

葦毛の馬は、昔から大好きでした。東京に住んでいた頃(昭和46-58年)は、府中、中山競馬場に良く通いました。ジョセツと言う葦毛の牝馬が、長期骨折明けからオープン戦に久しぶりに出走した時は、連複をこの馬から数千円流し買いしました。しかし4コーナー手前で再度故障発生、その後引退。馬券はパーになりましたが、岡部騎手が騎乗したパドックでの写真とともに外れ馬券も記念に保管しております。この葦毛の馬を見てちょっぴり昔を思い出しました。

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小樽浅草橋 Oldies Night Bandを撮る

2011-07-25 06:00:00 | 祭り・イベント
7月16-18日の3連休に、小樽運河で「Oldies Night」と言う、60-70年代のOldiesを中心としたロックやポップスのバンド演奏がありました。生憎三日間とも雨が降るという悪条件でしたが、大勢の中高年マニアが集まりました。バンド演奏にあわせてつい踊りだすアラフォー、アラファイブも続出し、大歓声に沸いた三日間でした。

このOldies Nightは今回で8回目と言うことで、実は平成16年から続いていると言うことです(実行委員会のブログによる)。小樽に長年住みながら、ここ2-3年のイベントだとばかり思っていました。


(3日間の出演バンド一覧)


(アラフォーのオヤジ達がたまらず踊りだした)


(バンドの前のスペースはたちまちダンステリアに…)


(子供だって負けてはいない リズムにあわせて手を振り、腰を振り…)


(女性のテナーサックス奏者)


(白髪交じりの口ひげ こういうアーティストを見ると、自分も格好良く年を取りたいものと思う…)


(この女性ギタリスト、北原ミレイの「石狩挽歌」を歌い出した…)


(暑い3日間が終わりました)

当初出演表によれば高校生バンドも出演すると言うことでした。期待していたのですが、きゅうきょ出演が取り止めになってしまいました。理由分かりませんが残念でした。なお、去年も「Oldies Night」イベントについてブログに乗せたつもりでしたが、別サイト(写真共有サイト「Freeml」の紅露の支離滅裂日記)のブログに載せておりました。もし興味があればそちらもご覧ください。

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今週の一枚(もう一枚)~北運河の工場

2011-07-23 19:00:00 | 今週の一枚


7月第4週後半になってやっと初夏らしい気候に戻りました。朝方北運河方面(手宮方向)に流れるような雲を発見。一仕事済ませて運河と流れ雲を撮るべく出かけました。時すでに遅く、雲は崩れて地平線近くにまで落ちておりました。僅かに残る雲をバックに北運河にある北海製罐の工場を撮って見ました。日光欲をしているおじいさんも取り込んでパチリ。

露出を違えて三カット撮り、それをソフトでHDR加工した画像です。
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小樽観光街は観光客で溢れかえる…

2011-07-21 06:00:00 | 日記
3月11日の東日本大震災で、被災に合われた方々には、心からお悔やみ申し上げます。一日も早い復興が全国民待ち望んでおりますが、このところ政府のもたつきや右往左往振りばかりが目立ち、腹立たしい限りです。

一時小樽においても観光客が激減し(4月6日付当ブログレポート)、この先どうなるのかと心配しましたが、4月の新学期が始まる頃から道内・本州の観光客の回復が目立ちはじめました。最近では中国人をはじめ外国人観光客も目立つようになってきました。

7月の16-18日の3連休には、堺町通りや運河周辺は観光客が溢れかえるほどでした。駐車場は満杯、高速から続く臨港線(運河を半分埋め立てて出来た道路)も渋滞続きでした。この3連休には運河でフェスティバルがあったとはいえ、異常とも思える人出でした。4月6日の画像を交え、この人出をレポートしたいと思います。


(駐車場に入りきれない車が路肩に駐車 堺町通りからメルヘン広場方向を見る)


(上に同じ 右手奥にルタオの塔が見える 中央は焼きホタテを食べる観光客)


(メルヘン広場近くの菓子屋さん 左側に「六花亭」がある)


(H23年4月上旬の観光街・北一ガラス周辺 閑散としていた)

ところで小樽観光のメインと言える運河周辺はどうであろうか。この3連休は、運河浅草橋で恒例の「浅草橋オールデイズナイト」なるイベントが行われています。詳細は後日ブログで紹介しますが、昼から夜9時頃まで3日間47組によるオールデイズバンドの演奏が行われます。


(バンドの後ろの遊歩道に観光客が一杯…)


(中央橋からイベントの行われている浅草橋方面を見る)


(4月上旬にはこのように閑散としていた)


(同じく4月上旬 手書きの絵葉書を売るMさん、商売になりませんとこぼしていたが…)

この3連休に運河でお会いしたMさんによると、天候が芳しくないにもかかわらず、物凄い人出で、商売を場所の確保が難しくなりましたと嬉しい悲鳴をあげていました。行き交う人の話し声から中国人観光客はすでに前年を上回っているようです。ただハングル語はいまだ少ない気も…。

ついでにここ数日で街で見かけたカットをいくつか揚げておきます。


(夏ですね~ 涼しげなガラスが店先に多くなってきました カラーでないのが…気になる?想像してみてください)


(俥屋さんも大忙し)


(外人の俥夫がいたとは 3週間前に欧州から戻りましたと流暢な日本語で応えてくれました)

画像はモノクロを多く用いました。時にはモノクロもいいかなと勝手に思いまして…
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古平町夏祭り(琴平神社例大祭)の海上神事

2011-07-18 06:00:00 | 祭り・イベント
古平町の夏祭りは7月8-10に行われました。メインイベントは天狗(猿田彦)や神輿による火渡りの儀式ですが、今回は8日の宵宮祭に行われる天狗、神輿の海上神事を撮影してきました。都合により、火渡りにはいけませんでした。秋祭りの際には火渡りを撮りたいと思います。

午後4時過ぎから漁港の釣り船に大漁旗が掲げられると言うことですが、時間が早く着いたので、隣町の美国町まで足を伸ばしました。少し前に新聞で、写真家「清水武男」氏の積丹町を空撮した写真展が行われていると聞いたからです。街中の、旧鰊番屋「伝習館」に展示されていました。


(かなり痛んでいましたが、NPO法人の梃入れで補修されている)


(町内の有志が維持保存に努めているとのこと 清水氏の写真20点ほど展示されている)

4時過ぎに古平漁港に戻ると、アチコチの漁船で大漁旗の取り付けが行われており、祭りの機運が高まっています。5時頃までにはパレードに参加する船約20隻ほどに日章旗や大漁旗が飾られ、天狗(猿田彦)や神輿の到来を待ちます。


(船名の入った大漁旗が次々と立てられて行く)


(撮影していると「全部終わってから撮ってくれや」の声がかかる)


(祭りが到着次第出航出来るように準備中)


(祭りの先陣が到着 粋な被り方?いやいや単にズレただけのようです)


(天狗も到着、一息ついて船に乗り込む)


(さ~、神輿も乗船、いざ沖に向かって…)

5時50分、ほぼ20隻の漁船が一端港内から沖に向けて出港です。私と写友のS氏は天狗の船のそばを走ると言う第36幸運丸に載せていただくことが出来ました。しかも関係者の計らいで、操舵室の屋上と言う見晴らし抜群の位置を確保していただきました。


(自船僚船が見晴らせるいい位置です)


(沖合い5kmほどに来ると、テント張りの屋根の上で獅子舞の奉納が始まりました)

獅子舞が一段落すると、僚船に載っていた天狗が、海原のお神酒を捧げます。これで無事漁船による神事が終了しました。僚船20数隻が一斉に漁港に向けて進路を取ります。


(天狗が海上にお神酒を捧げて、祭りや町民、漁業関係の無事安全を祈願します)


(午後6時30分過ぎに着岸 下船しました)

今回の撮影に当たっては、写友S氏の知人を介して事前に乗船の了解を頂きました。乗船させていただいた漁船の関係者には、大変お世話になりました事、改めて御礼申し上げます。お陰様にて、珍しいカットがたくさん撮れました。
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今週の一枚~街で出会った変なおじさん

2011-07-16 06:00:00 | 今週の一枚


街で出会ったひょっとこおじさん?街中でいきなりで合えば、きっと度肝を抜かれますよね。でもご安心を、このおじさん、過日小樽市民公園近くの能楽堂で行われた「宝来ひょっとこ踊り」で観客の中に踊りこんできたひょっとこおじさん(実はおばさん)なんです。

愉快な踊りに見ている人みんなが大笑い。こんな不安な世の中見ている時だけでも笑いに包まれるのも良いかな。


(7月10日小樽市能楽堂にて「宝来ひょっとこ踊り保存会小樽支部」発表会)
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大学祭を撮る~道薬科大と小樽商大&応援団対面式

2011-07-14 06:00:00 | 祭り・イベント
7月に入って小樽もやっと初夏の季節になりました。7月は最終日の潮祭りをメインに、色んなイベントが目白押しです。写真を趣味にするものには、待ちに待った季節です。今回は道薬科大学の学園祭と、小樽商大の緑丘祭(学園祭)及び7月3日に行われた小樽商大と北大の応援団対面式の様子を取り上げました。

小樽市内には今は大学は上記の2校しかありません。かつては小樽女子短期大学がありましたが、生徒数の減少で廃校になってしまいました。

(1) 北海道薬科大学学園祭(7月2-3日)
前年の学園祭で、女子学生も参加したローション相撲が人気を博したと聞きました。今年は私もそのカットを撮りたいと意気込んでいたんです。事前に大学の学生課に照会すると、今年は企画されていないとの事。多少がっかりしましたが、それに変わるイベントが企画されているとの事。


(三輪車レース 大人には漕ぎにくい 早くも2コースが飛び出した)


(おっと、脱輪ならぬ前輪の輪ゴムが外れるハプニング すかさず変わりのチャリンコが…)


(トイレットペーパーを巻き取ってゴールイン)


(浴衣姿の女子学生…聞くと茶道部とか)


(屋台の匂いに誘われ、焼き鳥+チーズを試食???不味い!チーズフォンデュもどきに騙されたか?)


(こういう写真の撮り方もあったか、両端は女装の男子学生)


(チェアーガール結成後日が浅い?足並みが揃っていないのはご愛嬌)

(2) 小樽商大緑丘祭(7月9-10日)
今年は、大学が創立100周年を迎えることもあって、100周年行事と緑丘祭が共同開催となりました。9日(土曜)にキャンパスを訪れると、年配のOB、OGたちがたくさん来ておりました。緑丘祭のメインイベントは、流しそうめんですが、今年は100周年にちなんで50mの竹竿を2組み設置しての100mで行われました


(校舎正面出入り口の緩やかな坂ですが、水の流れは結構速い)


(大人でも細いそうめんを摘むのは至難の技、このあとマカロニ、ゼリーも流された)


(学生会館前の広場では、商業高校生のブラスバンドの演奏)


(屋台の隅で酒盛りしている学生を発見 銀月のジュース割でご機嫌な彼ら)


(アオザイ姿の女学生発見 ベトナムコーナーで留学生が春巻きを作っていた この娘は日本人)


(メインステージでは翔楽舞によるYOSAKOIソーランの演舞)


(観衆も巻き込んでの演舞)

地元にいながら母校を訪れる機会がなく、数十年ぶりの訪問。かつてのグリーンの木造の校舎はなく、校舎正面にあった広場(小樽港が一望できた)もなく、何もかも変わっていました。ちょっぴり寂しい思いも…

(3) 小樽商大と北大の応援団の対面式
7月3日(日曜)小樽の花園グリーンロードで、両校の応援団の対面式が行われました。この時期両校の各種スポーツの対抗戦が行われます。それに先立ち応援団が対面式を行うのです。大勢の市民に囲まれ、両校がお互いに、「北大の白豚!」「商大の山猿!」などと野次を飛ばしながら、エールの交換をします。


(商大97代目、初の女性団長が北大側を出迎える)


(北大応援団長の登場 すかさず、「杖がないと歩けないのか!」と野次)


(北大応援団長が挑戦状を読み上げる)



(商大団長が片方10kgの下駄をかざし前に進む 北大から「親が泣いておるぞ!」、観衆から「親はこの私だ!」大きな笑い)


(応戦状を読み上げる団長 観衆から女性団長に大きな拍手とエールが寄せられた)
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今週の一枚~小樽商大97代目、初の女性応援団長対面式に臨む

2011-07-08 09:00:00 | 今週の一枚


小樽商大は今年創立100周年を迎えます。そして今年は、97代目にして初の女子学生による応援団長が誕生しました。

7月3日花園グリーンロードで、北海道大学の応援団と対面式が行われました。この時期、商大と北大は各種スポーツ競技を通して対抗戦が行われます。それに先立ち、応援団同士の対面式が行われるのです。

商学部2年生のM団長が、北大の挑戦状を受けて、堂々と応戦状を声高らかに読み上げました。周囲の市民からは拍手の嵐。

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ベトナムハノイの旅~焼き物の里バッチャン村へ

2011-07-06 06:00:00 | 旅行
6月16日(木曜)はベトナム最後の日となります。ハロン湾のノボホテルを午前10時出発ですので時間的にゆとりがあり、ホテルで遅い朝食を済ませ、ホテルの周りを散策しました。


(朝食はご飯もありましたが、トーストで済ませました 前夜入浴後体重計に乗ると、あれだけ汗を掻いたのに体重が一向に…)


(レストランの受付に素敵なアオザイの…ついカメラを向けてしまいました)


(中央ホールの裏から出るとプールがあります)


(さらに道路側に降りると、隣のレストランには大きな火炎樹の木が、炎のような花を…)

ホテルを10時に出て、バッチャン村に向かいますが、途中トイレタイムと昼食のため、お土産品屋兼レストランに立ち寄りました。シーフードレストランですが、出て来た茹で海老にしても、鯉の荒いにしても、薄味で塩を振りかけて食べました。

その後2時間近くバスに乗って、ハノイ郊外の焼き物の里バッチャン村に着きました。バッチャン焼きは、11~12世紀頃始まったといわれています。15~17世紀には陶器の一大産地として栄え、日本にも輸出されました。当時日本では倭寇が活躍していた時代で、ルソン(フィリピン)、安南(ベトナム)、カンボジァと交易が盛んでした。その後中国陶器に押され、輸出用陶器は減少しております。


(色付け作業中)


(ろくろを回す職人 ベトナム国旗をかたどったTシャツが目立つ)


(奥では壷の仕上げ作業中 扇風機が回っているとはいえ、蒸し暑い)


(作業場の奥には、立派な庭園があった)


(池のそばには見たことのない花が咲いている)
注:友人から「ホテイアオイ」である旨教えていただきました。日本でも咲いているようです。認識不足でした。


(工場の隣は土産品エリア)


(陶磁器だけではなく刺繍物や絵も売っている 現代的な絵で、欲しい事は欲しいが持ち運びが面倒で…)

小1時間ほど見学のあと、ハノイ市内に戻りましたが、すでに店舗等の画像で気がついておられるかもしれませんが、どの家も間口が狭く、奥に長く2-3F建の建物が多いんです。ベトナムは共産主義国家ですから、土地は国のものです。店舗も住宅も、敷地は国からの借用です。道路に面しているほど地代が高いのです。ですから間口が狭く奥に長く、上に高い建物が多くなるわけです。


(ハノイ近郊の民家 マッチ箱を縦にしたような作りです)

ハノイに午後5時近くに到着し、ホテルに入ると、一点黒雲が発生し、雷が鳴りだしました。ベトナムは今雨季なのです。たちまちバケツをひっくり返したような大雨になりました。スコールです。毎日夕方1-2時間は降り続きます。この土砂降りの中を、バイクは相変わらず、警笛音を発して走っていきます。


(雨合羽をなびかせ走っていく)


(土砂降りは20-30分で止みますが、その後も降り続けます)

さて夕食はフリーですので、仲間6人と大型タクシーで14日に行った日本食の店(居酒屋風)へ繰り出しました。チーズ揚げ、タルタルソースのカツ、焼き鳥ほか、生ビール中ジョッキ一人3杯、2時間近く飲み食いして、料金はなんと85$(=6800円)、タクシー代往復6万DN(240円)を含めても、一人当たり1200円弱でした。改めて物価の安さを感じた一日でした。暑さと湿気がなければ永住しても…

三回に分けて報告しましたが、画像については、未掲載分を含めて「フォトチャンネル・ベトナム紀行」(スライドショー)としてまとめてみました。なお、カーソルを黒枠下部に当てると、コメントが現れます。

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今週の一枚~サングラスの人

2011-07-03 10:12:07 | 今週の一枚


7月2日薬科大の学園祭の帰り、銭函ドリームビーチ、さらに石狩湾港に行って見ました。そこで見かけた光景のワンショット。
彼女は、薄いブラウスを風になびかせ浜を眺めていました。携帯で風景を数枚パシャリ。その後、ドイツ製のミニに乗り、颯爽と国道を走り去って行きました。
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積丹はエゾカンゾウが満開

2011-07-02 06:00:00 | 日記
6月も終わり7月に入りましたが、相変わらず三日と晴れ間が続かない日の毎日です。6月の26日晴れの予想マークが出ましたので、写友3人で、積丹に、エゾカンゾウと西の河原を見に行こうかと言う話がまとまりました。先ずは朝3時半に出発しました。

最初に余市の先にあるローソク岩で朝日を撮影し、その後積丹町の美国漁港に寄る事にします。例の干物屋のオヤジさんを冷かしながら、ホッケか宗八カレイの干物を買おうと言うことです。


(ローソク岩の先端に朝日が出る時期はすでに済んでいました 右側の山が邪魔し撮れません)


(冷凍イカを溶かし干したばかりで、滴がたっている)


(午前4時半からワンカップ飲んでご機嫌 「な~に、朝は寒いので中から暖めているだけさ」とのこと)

早速、宗八ガレイの干物10枚を各3人分注文しました。+半生のスルメイカ2枚×3人分おまけしてくれました。これで、一人当たり500円ですから、とにかく安いものです。さて岸壁を回っていると、小型漁船が水揚げ作業中です。大きなヒラメが船上で飛び跳ねているのが分かります。


(漁協関係者が、選別しています 50cm以上はあろうかというヒラメ 「イテッ!ヒラメに齧られた」)

さて、美国漁港を後にして、島武意岬のエゾカンゾウを撮りに向かいます。岬展望台のトンネルは、現在工事中らしく、トンネル内に鉄パイプの櫓が組まれていますが、通行は出来ました。「トンネル内通行可」の看板が出ています。しかし展望台から海岸に下りる階段には、ロープが張ってあって、崩落危険につき禁止の張り紙がありました。

やむなく展望台から撮影をしましたが、太陽が高く上がっていないために、近くのエゾキスゲにはまだ陽があっていません。そのうち徐々に日が射してきましたが、あたり一面のエゾカンゾウに、ただただため息が出ます。


(エゾカンゾウに陽が当っていないけれど、朝露がとても綺麗です)


(高い山肌に陽が射してきました)


(日陰ながら、朝露が輝いています)

撮影場所が限定されてしまいましたので、西の河原に直行することにしました。カムイ岬のトンネルを抜けて5分ほどすると大きな駐車場があって、そこに車を置き、海岸沿いを歩いていきます。

平成10年に撮影に来た時には、国道脇から西の河原まで、木造の遊歩道が整備されていました。今は通行禁止の表示板があって、遊歩道は雑草に隠れてしまっています。やむなく海岸沿いを歩くのですが、大きな石や岩をよじ登るようにして進みます。片道ほぼ1時間ほど悪戦苦闘の末たどり着きました。


(平成11年に来た時は、廃船の形がはっきりしていましたが、今はもう…)

<参考 H11.6月撮影の廃船>

(廃船は上の画像のように波打ち際にあったが、二つに割れ船の形跡がなくなってきた)

周辺を歩いて見ることにします。西の河原と呼ばれるとおり、あちこちに小石を積み重ねた跡があります。なお、一般的には「サイノカワラ」と言うと、賽の河原と書きますが、ここは西の河原という地名(サイノカワラと読む)になっております。


(アチコチにこのような石を積み上げた跡があります)


(流木の横にエゾユリが咲いている ここの平地にはエゾカンゾウではなくエゾユリがおおい)


(後方は、海岸沿いを歩いてきたところ)


(帰り道、西の河原のほうを振り返ってみる 中央の小屋はお地蔵さんが祀られている)

なお西の河原は、神恵内村の管内ですが、神恵内からは陸地沿いに来ることは出来ません。年1回の西の河原祭りには、神恵内から船が出ます。積丹方面からは、海岸沿いに来るルートしかありません。

賽の河原は、三途の河とも呼ばれ、この世とあの世の間にあるといわれています。それだけに一種異様な雰囲気がします。そこでお口直しに、H10.6に撮影した先の画像と同じ日に島武意海岸で撮影した「渚の少女」を掲載しておきます。清々しい気持ちになれたら幸いです。



「ベトナム・ハノイの旅~バッチャン村へ」は、次回掲載を予定しております。なお、フォトチャンネルには「ベトナム紀行」として全画像を載せております。
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