紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

芸術の秋(2)~札幌国際芸術祭を見に

2017-08-30 06:00:00 | 祭り・イベント

                                          <北大構内で芸術祭を見たあと 夕日の当たる小川で見かけた光景>

札幌市内で「札幌国際芸術祭2017(期間8月6日~10月1日)」が行われていることを知って、8月19日(土)見に行ってきました。3年に1度開催されるこの芸術祭は、今回が2回目になります。前回はJR札幌駅と大通りを結ぶ地下歩行空間(チカホ)で行われた(無料)のを記憶しています。音楽プロデューサーの坂本龍一氏がチーフディレクターとなって、チカホに様々なオブジェが展示され、見入った記憶がよみがえりました。

今回、札幌駅チカホ入り口の案内所でパンフレットをいただくと…、会場が札幌市内各所に別れ、しかも有料イベントが多く、イベントによって1日限りのものの…かなり複雑になっています。気軽に見られるイベントではなくなったようです。ともあれ、駅近場の何カ所の無料イベントを見ることにします。

 

☆JR札幌駅南口コンコースには天井から…
う~ん、旗のような、タペストリーのような、風呂敷のような…布ぎれがぶら下がっている。何をイメージしているのかわからない。通行人も上を見上げるものの立ち止まる人はいない。付近に展示の趣旨書きがないか見回すも…ない。


 

 
一瞬世界の国旗かなと思いましたが、よく見ると、う~んよく見てもわからない。

 


地下鉄札幌駅に向かう途中の柱にもキルトのような布がまかれているが、これが芸術なんですかね。柱が寒がっている冬場ならわ、からないでもないが…。

 


チカホを、大通り方面に歩くと、芸術祭のポスターはあるけれど、展示物はもちろんパンフレットも置いていない。これではどこでどういうイベントが行われているか、全く不明。確かJRタワービル(プラニスホール)にも会場があったはず、と思いだして案内所で聞くと「入場料が500円で、開館時間が…今確認します」と案内嬢が電話機を取り上げるのを制止。無料の会場を聞くと「大通り地下ギャラリー500m美術館」を教えてくれました。

 

☆札幌大通り地下ギャラリー500m美術館
最近新しくできたギャラリーなのでしょうか、現役時代(H14-17年札幌支店勤務)聞いたことがないし、この場所には何度か通った記憶も…。それはいいとして、テレビ塔から地下鉄東西線のバスセンター駅前までの地下歩道にありました。

 


地下歩道の側面を展示エリアにしたもので…美術館と言うには大げさすぎる。テーマは「シュプールを追いかけて」となってますが、要は古いスキーを展示しただけ。所々にデッサンが上手い具合に並べられている。

 


これがアートですか…期待とは大きなずれです。古いスキー板に興味はないし。

 

多少アートにがっかりして、近くの北海道大学植物園と道庁の前庭で、写真を撮ることにしました。北3条広場(赤レンガテラス)に来ると面白い光景に出くわしました。これが、芸術祭の一環に当たる「中島公園百物語」でした。

 

☆中島公園百物語(19-20日の二日間のみ)
中島公園地下鉄駅前にある子供人形劇「こぐま座」が催す妖怪百物語のデモンストレーションパレードが始まるところでした。仮装した子供&大人達(劇団員)が混じって、パレードするところです。

 


樹木の精に扮した子供達がチラシを配ってました。今夜7時半から妖怪百物語がこぐま座前広場でありますよ、入場無料です、是非見に来てくださいと黄色い声で叫んでました。

 


見ているだけでほっこりする感じがします。

 


なにやら妖怪のようですが、どことなくユーモラス。

 


鼓笛隊の音楽に合わせ、数回往復して、周囲の方々にチラシを配って歩いてなした。実演は今夜午後7時半からですが、パレードを見ているだけで愉快な劇だとわかります。

 

☆北大総合博物館では、詩人吉増剛造氏の「火ノ刺繍ー石狩シーツの先へ」が展示されて…
別途今回の芸術祭のために作られた作品解説小冊子「鑑賞ガイド」によれば…、半世紀にわって現代詩の最先端を切り開いてきた吉増剛造(1939-)にとって…途中略…長編詩「石狩シーツ」は1994年石狩河口から夕張まで川を遡行する旅の経験が元になっています。(以下略)

 


芸術祭参加作品展と北大総合博物館「惑星地球の時空間」が同時開催のポスターがキャンパスに展示されていた。先ずは、吉増氏のコーナーへ


 


石狩川河畔の流木そばに腰を下ろし、目隠しをして天に向かってなにやら手書きの原稿を読むシーンが続く。その原稿も朱書きや青インクで補正、書き直したり…何かを叫んでいるようですが、聞き取れません。

 


数人が座って映像を見ていましたが、ほとんどの方(中華系外国人も多い)がすぐ出て行かれました。私自身も、何が何だか理解できず、入り口の係員に聞きましたが、彼女も首をひねるばかりでした。

 

☆北大総合博物館特別企画展「惑星地球時空間」ものぞいてみました
チラシによれば、この展示は地球を感じる展示です、とあります。私たちの生活は地球内部とは無関係ではありません。今吸い込んでいる空気も、地球内部から発散されたもので、現在も未来も大気成分は常に変わり続けています。地球の温暖を支えているのは、太陽エネルギーだけではありません。(途中略)真に持続発展可能な社会を支えるためには、地球規模の時空間スケールで環境を見つめる必要があります。そのスケールを一望できる展示を試みました。

 


まずは入り口に入る前に、珍しい石というか塊というか…に驚きました。

 


画面右のしわしわ模様の石(長さ1m弱横幅7-80cm、厚さ30cmほど)の「ストロマトライト」と呼ばれる鉱物。発生のメカニズムは左の解説パネルの通りです。

 


壮大な時空間がパネルで示されています。

 


色んな鉱石が展示され、採取された場所や鉱物名の解説が下段(掲載略)にありました。そういえば昔遊び道具のない頃、河原で面白い石集めに熱中したことを思い出しました。

 

むしろこちらの企画展の方が自然が生み出したアートと呼んでもいいのでは?と思いました。どうも今回の芸術祭の作品はよくわかりません。ということで、この日撮影した私自身のアート作品を紹介します。うん、見たくない?まあ、そう言わずに最後まで見てくださいな。

 


北大植物園で撮影終了後、門外に出ると、花壇に鮮やかなサボテンの集団。直径2-3cmの花?がびっしりと咲き乱れていました。

 


この日、土曜日でしたが学生達は講義棟に向かっています。午後3時の斜光に浮かび上がった若者達、日本の未来を背負ってくれよ!

 


大通オーロラタウンで「おい、そこのスケベそうなジジィ、そんなに見つめるな。かみつくぞ!」おお怖い。

 

 

 


輓馬競争を撮りに~共和町のかかし祭り

2017-08-24 06:00:00 | 祭り・イベント

                                       <ポニーの輓馬競争 賞金がかかっているだけに、騎手も馬主も真剣勝負>

 

8月20日(日)後志(シリベシ)管内共和町のかかし祭りを見てきました。共和町はかかしの里として有名ですが、同時開催される輓馬(バンバ)競争がとても人気があります。かつては北海道内ではお祭りに輓馬競争はつきものでしたが、農業が機械化され、農耕馬が減少するとともに、輓馬競争(草バンバンとも言う)も消えてしまいました。全国公営で残っているのは帯広市の「ばんえい競馬(ばんえい十勝)」1か所のみです。草バンバとしては、かつて東北や北海道で盛んに行われていましたが、今は道内でも音更町やここ共和町などごくわずかです。

さて当日朝7時過ぎに写友と小樽を出発し、途中赤井川村の落ち合いダムに寄っていくことにします。このダムは人工的にせき止めてできたダムで、ダム湖に残された樹木が枯れて、カメラマンの絶好に被写体になっています。上手くすれば、カヌー遊びと絡めて撮れることもできます。

 


ススキの穂が、わずかに赤みが差して、秋の近いことを示しています。朝の光が対岸の木々を緑色に縁取って、より一層美しくしています。画面中央の部分をもう少し大きくしてみると…

 


光を反射した木々の輪郭が、湖面に映り込んで、不思議なオブジェにも見えます。

 


枯れ木も湖面に映り込んでより一層美しく見えます。

 


カヌー遊びをしていた、札幌からやってきたという二人組、盛んに絶景かな絶景かなを連発していました。

 

さて、メープル街道に戻り、途中道の駅で水分補給&放出して、銀山、稲穂峠方向に向かいます。赤井川から銀山方向に向かう途中は米作地帯で、以前は各農家が競うように、ユニークなかかしを道路沿いに立てておりました。ところが去年あたりから、ぱったりかかしが消えてしまいました。理由はわかりませんが…。また、赤井川はひまわりでも有名で、この時期農家の方が肥料用にひまわりを植えております。道路沿いから撮ってみました。

 


緑色の山々と黄色の対比が美しい。今は緑色の稲穂ももうすぐ黄金色に変わります。

 


1本だけ背の高いひまわりが、撮って撮ってとアピールしているようで…

 

さて稲穂峠を越えれば共和町に入ります。国富鉱山を過ぎて岩内町方面に進めばかかし祭りの会場はすぐそこです。河川敷にコースが設けられ、途中2か所の障害が設けられています。10時過ぎに着いたときにはすでに第1レースが始まっていました。

 


土手に観覧席がもうけられ、コースが一望できます。

 


土手と球場の間にもう一段高い土手があって、ここからの眺めは最高とばかり、椅子を持ち寄ってみている地元の方々。左奥は野球場となっていて、近隣数校の中学校野球大会が開催中でした。

 


ポニーのレースですが、一般馬に劣らぬ迫力があります。

 


上のレース、馬主側の席から撮りました。

 


こちらはゴール側から第2障害を越えてくるところを撮影。障害を登り切って、疲れた馬が斜行、おっと危ない中央分離帯上の関係者とぶつかる!

 


負担重量800~1000kgの大型馬のレースは迫力があります。

 

さて、数レース撮影後、かかし祭りの会場に行ってみます。屋外ホールでは子供向けのなんとかレンジャーの演武中。


かかし祭りのプログラム

 


プログラムによれば「宇宙戦隊キュウレンジャー」とありました。

 


今年のグランプリ作品「福建省のクルリンパ」と題名が書かれています。手前のハンドルを回すと、顔が回転します。福建省の…流行言葉でしょうか、意味がわかりませんでした。

 


加藤清正の虎退治にちなんだ作品で、北のミサイルや「このハゲー!!」退治をするそうです。

 


今年も出ました「かかし美人」

 


今年一番の話題は藤井総太四段・中学生棋士の29連勝ですが、対戦相手の加藤一二三九段の方が絵になるみたい。

 

いつまで見ていても飽きない作品、イベントが多いのですが、午後を回ったところで帰ることにします。郊外の野菜直売所によってメロンやスイカを買い求めました。また途中にある、旧JR岩内線跡地の幌似駅で数枚撮影しました。
<旧JR岩内線>
大正元年11に函館本線の共和町小沢駅と岩内駅を結んだ支線として開業。昭和60年7月の廃線。

 


今は旧駅舎と客車が1台展示されている。

 


廃線直前の4月の料金表がのこされている。

 


駅舎の中から事務所の内部が見えるが…手前に置いてある記念スタンプを壁にぺたぺたと…何というひどいことを!

 

 

 

 

 

 


秋の気配が~秋と言えば芸術の秋

2017-08-18 06:00:00 | 日記

                                <小樽運河中央橋エリアで行われたアカペラフェスティバルの一コマ 女子高生達かなと一瞬…>

 

このところ朝夕めっきり肌寒くなりました。お盆が過ぎると北海道は急速に秋の気配が強まります。民家の庭には早くもコスモスが咲いてきました。本州の方にすれば、季節と花々には明確に関係があるのでしょうが、今の時期北海道では、あじさい、朝顔、ひまわり、そしてコスモスが、同じ花壇で同時に咲き乱れることが普通に見られます。前置きはそこまでとして、秋はアート・芸術の秋でもあります。その一つとして今回は音楽祭を取り上げます。取り上げるのは次の四つの音楽祭です。なお、これ以降も音楽祭は続きますが、それは又別途触れることにします。

☆8月5日~6日 第2回中庭音楽祭(小樽浅草橋オールディーズナイト3部編成の2番目) 小樽運河プラザ3番庫・中庭
☆8月6日 小樽アカペラフェスティバル2017(樽Fes vol.2) 小樽運河中央橋、浅草橋、堺町通り可否茶館前(堺町通りゆかた風鈴祭りと同時開催)
☆8月9日 第62回全日本吹奏楽コンクール北海道大会・札幌地区予選 札幌コンサートホールKitara 小樽市菁園中学校吹奏楽部が出演
☆8月11日~13日 北海道JAZZ 2017 in Otaru  小樽運河マリン広場
ー以下予定-
8月26日ー27日 北運河サウンドエナジー(小樽浅草橋オールディーズナイト3部編成の3番目) 運河公園(北運河)

 

<第2回真夏の中庭音楽祭…小樽運河プラザ中庭>
前年初めてここ運河プラザの中庭で、二日間にわたって音楽祭が行われました。ジャンルは、オールディーズのみにとらわれず、J-POP、フラダンス、和洋ROCK、弾き語りなど多種多様にわたっています。二日目の後後午後に訪れましたが、風通しの悪い会場のせいもあって30度近い高温。

 


観客は日陰に寄っており、日の当たる中央の席はがらがら。演奏は、札幌から来たgrow(グロウ)というバンド。AORロック中心の歌(オーディオ・オリエンテッド・ロックの略=TOTOやピーターセテラに代表されるゆるいロック)

 


それでも元気のいいおじさん、おばさんはステージ前で踊りまくる。

 


地元小樽出身のシンガーソングライター西条公敏、現在かわさきFMラジオ「MUSIC WAY-WAY」のパーソナリティを担当しているという(チラシから)。

 

<小樽アカペラフェスティバル2017 樽Fes vol.2>
小樽商科大学のアカペラグループAIRS中心となって各大学成人グループに呼びかけ、総勢83グループ、331人が出演。小樽運河中央橋、同浅草橋、堺町通り可否茶館前の3か所で実施。8月6日中庭音楽祭をを途中で抜け出して、臨港線(高速札樽道から余市方面に抜けるバイパス道)の向こうに大勢の人が集まっています。行ってみると、中央橋エリアで、アカペラフェスティバルの最中でした。ラッキー、もう少しで見逃すところ…といっても、アカペラのファンではありませんが。

(中央橋ステージ)


ン?女子高生グループではないようです。

 


う~ん、テレビの「スケバン刑事(デカ)?」かと一瞬勘違いしちゃいました。それにしてもインパクトがあるネ。日よけにタオルの手ぬぐいかぶってるオジさん!

 


チーム名は忘れましたが、「インカレ」という記号がついてました。事務局の女子大生に聞くと、メンバーが複数の大学にまたがるとか…

(浅草橋ステージ)


中央奥に5-6人歌っています。場所柄運河を見る観光客が押し寄せてきますが…遠慮して遠巻きにしている。

 

 


このカット、コンデジでパノラマ撮影。中華系観光客が戸惑って、遠慮がちに記念写真を撮っていました。

 


ワイドレンズで撮ると、 陰が面白いですね。街路灯も聞いているようで…

(堺町通り可否茶館前)

時間的には終わる予定の20分ほど前に到着したのですが…最後の組が歌い終わったところでした。中央橋でも浅草橋でも、タイムスケジュールとかけ離れているようで、時間と出演チーム名が不一致。

 

<第62回全日本吹奏楽コンクール北海道大会・札幌地区予選大会>
8月4日から9日までの5日間にわたって開催された小・中・高・大学+一般の吹奏楽の札幌地区予選が、中島公園のコンサートホールKitaraで行われました。中学校の部では小樽市内からエントリーしているのは、菁園中学校吹奏楽部のみです…孫娘が出るとあって、家族で聞きに行ってきました。9日午後2時が出番、菁園中は25人以下のCグループで、36校が地区予選代表校2校を競い合います。


プログラム最終ページを見ると、去年までの過去61回の成績が出ています。中学校の部では札幌屯田中学が圧倒的に強いようです。屯田小学校時代からの経験者が集まるからでしょうか。

 


正面奥がコンサートホール。左は吹き抜けの中庭で、各校の生徒が昼食中でした。

 


一旦会場内に入ると、撮影も録音も一切禁止。係員が常時会場内を監視しています。コンサートの様子は、会場内の5台のテレビカメラで、待合ホールのテレビに生中継されています。

菁園中学校は第21番目で、曲目は「元禄」。去年の「梁塵秘抄~熊野古道」に続いて和風の曲です。結果は午後5時過ぎに発表されます。結論から言うと、上位5校に入る金賞でしたが、全道大会に進める2位似内ではありませんでした。演奏終了後は、正面ホールで記念撮影。

 


金管楽器の3人。右が孫娘(中2)、元禄の演奏ではフルートとピッコロを担当。フルートのソロ演奏もありました。わずか1年と4ヶ月で、よく頑張ったものだ。

 


全員で記念撮影。

 

<北海道JAZZ 2017 in OTARU>
毎年この時期3日間にわたって行われる伝統あるイベントですが、大雨の影響で二日目が中止になってしまいました。最終日も小雨降る中行われましたが、観客も少なく寂しいイベントで終わりました。

 


出演バンドも例年に比べ少ないような気がしました。

 


小樽商科大学ジャズ研究会が演奏中。画像がボア~としているって?雨粒がレンズ着いたわけではありません。シャープな画像+ボケた画像を重ね合わせました。

 


最終日も小雨模様で、傘を差しての観覧となりました。

 


二日目、中止となった日の模様。

 


ステージよりは、ビールに関心が…

 

8月の最終土日には、北運河サウンドエナジーが予定されていますが、好天を祈るばかりです。

 

 

 

 

 


小樽はガラスの街~堺町ゆかた風鈴祭り

2017-08-12 06:00:00 | 祭り・イベント

                                       <堺町の歩行者天国に設置された風鈴飾り  そよ風に吹かれ涼しげな音が…>

 

8月5日と6日のの両日(土日)、第8回「堺町ゆかた風鈴祭り」が、メルヘン広場をメイン会場に、堺町通りで行われました。好天に恵まれ、中華系外国人観光客をはじめ大勢の市民も駆けつけて、大変な賑わいでした。会場が、我が家の近くとあって、ステージ上の演舞や音楽が筒抜けで聞こえてきます。昼食後、カメラ片手にふらりと行ってみると、小樽商大翔楽舞のYOSAKOI演舞が終わってスィーツの早食い対決の真っ最中でした。


洋菓子店ルタオ本店提供のチーズケーキの早食い対決の真っ最中。このあとは小学生以下のゆかたコンテストが始まりますが、まずは、堺町通りを運河方面に進んでみます。

 


ルタオ本店の浴衣姿の店員が、行き交う観光客に、サンプル用のチョコレートの試食を勧めています。

 


こちらは、杉養蜂園のアイス屋さん。店員は二人とも浴衣姿。このイベントが開始された平成21-2年頃は、堺町商店街は結構多くのお店で浴衣姿の店員が見られたのですが、今は、ルタオ、杉養蜂園、昆布の利尻屋3店舗でしか見られませんでした(見逃しがあるかも…)。

 


メルヘン広場ステージ筋向かいの「スーベニールおたる館」前ではメロン熊のゆるキャラが、観光客にかじりつくパーフォーマンス。おばちゃんの反応も大げさで面白いね。

 


こちらは帰りがけに見かけた光景。中国人観光客ですが、コンテストに出たのであろうか浴衣姿の子供がなんともいえないいい表情をしている。

 

さて、風鈴祭りで、あくまでも主役は風鈴です。運河方向に進んでいくと、風鈴が飾られています。と同時に浴衣姿の娘さん方も結構歩いています。


浴衣に丸団扇、これぞ日本の風景。最近はこういうイベントでも無い限り滅多に見られなくなった光景。

 


上の3人の、モノクロ版カット。

 


北一ガラス前を通る浴衣姿の女性。この店舗のガラスには「和」の大きな文字があるのですが…

 


風鈴をバックに、笑顔で撮影に応じてくれた、札幌近郊から来られた言うかわいい娘さん。

 


通りにある某店舗のアートっぽいドアの前で。

 


子供の頭部ほどの大きさの風鈴。この大玉の風鈴は、潮まつりと同時開催の小樽ガラス市でも取り上げました。

 


クラシックな建物と風鈴。

 


西日の頃、風鈴に日が当たり、バックの建物が日陰になって…

 


実行委員の片かな?背中のおたるを借用。

 


二日目の午後4時半過ぎ、浴衣コンテストの結果発表中でした。

 


初日午後8時40分頃、ライブイベントを撮ろうと自宅を出て、ステージ近くに来ると…予定より15分も早く最後のダンスチームの演舞が終わるところでした。のりのいい曲につられて、ふらふらやってきましたが、15分も早く終わるなんて…

 

 

 

 

 


好天に恵まれた「第51回おたる潮まつり」

2017-08-06 06:00:00 | 祭り・イベント

                                                <お宮入りのため会場に向かう神輿> 

 

小樽市民にとって最大の祭り、第51回「おたる潮まつり」が7月28日(金曜)から30日(日曜)までの3日間、第3埠頭広場で行われました。幸い3日間ともにほぼ好天に恵まれ例年以上の人出で賑わいました。初日と最終日の花火は自宅屋上から撮影し、二日目には同時開催された「小樽ガラス市」と会場内風景及び海上自衛艦おおよど号の船内見学に行ってきました。最終日はYOSAKOI&ダンスステージ、神輿のお宮入りを見てきました。

このうちから今回は、ガラス市、花火大会、会場内風景、YOSAKOIステージ、神輿のお宮入りを取り上げました。画像が多数に渡りますので、自衛艦の船内見学については、後日機会があれば紹介いたします。

 

☆第9回小樽ガラス市
毎年潮まつりと同時開催されます。旧手宮線散策路の駅前中央通りから浅草橋通り(旧日銀)までの鉄路沿いに、地元小樽はじめ道内外の36工房(合同の体験工房を含む)が自慢の作品を展示即売しております。


各工房自慢のガラス製品が並べられています。夏はやはり風鈴が涼しげでいいですね。

 


小樽駅前の中央道理側の会場入り口には、ひときわ大きい、子供の頭部ほどもある風鈴が涼しげな音を奏でていました。

 


風鈴+浴衣を見ると…このコーナーは次週堺町通りで開催される「堺町浴衣風鈴まつり」で使われるデスプレイのようです。 

 


小樽美術館横の風鈴アーケードで見かけた浴衣美人二人。最近はスマホ+自撮り棒の流行で、「撮ってあげましょうか」と声をかけるチャンス激減。

 

☆まつり会場内風景、人気の露店は?
3日間ともに日中は気温がうなぎ登り。そのため冷たい飲み物、食べ物の露天に人気が集中したようです。その中で「電球ソーダー」なるものを発見。何だ、こりゃ?


ん?ちょっと分かりにくい?


なぬ!1個500円にビックリ。たかが色つきサイダーを電球型のプラボトルに詰め込んだだけ、自販機だとせいぜい160円ほど。クラシックな電球型ボトルに詰め込んだ、アイディアの勝利か。

 


熱々の食べ物だって、負けてはいません。「北海道ザンギ」、小樽に本店?知らないな~、この広告だと、ザンギは小樽が発祥のように読めるけれど?
<ざんぎとは…>
手っ取り早く言えば鶏の唐揚げと大差なし。溶いてまぶす粉が違っていたり、下地のたれが違うとか、味が濃いとか…。詳しくは、2014.9.27付け当ブログ「だいどんでん…」の18番目の画像を参照のこと。なお鶏以外で、タコザンギもあります。

 


暑い国の方とはいえ、火を使って肉を焼くのも大変な作業。

 


おや、海外経済協力基金のコーナーに、珍しいものが売っていた。本場ブラジルのガラナとか…道民のソウル飲料ガラナ大好きにとっては、即購入して飲んでみた。味は道南の小原飲料の「コアップガラナ」と大差なし。缶をよく見ると製造メーカーは神奈川県の〇〇飲料。何じゃこりゃ。
<ガラナ>
本州人にはなじみのない炭酸飲料ですが、道民にとってはソウル飲料、詳しくは何度か当ブログで取り上げていますので、そちらを参照してください。201012.1付け当ブログ「小樽町中散歩…」最後の画像2枚。

 


会場には大勢の人が来ており、露天には長い行列ができているところもあります。昔よく見かけた金魚すくいはほとんど見かけなくなりました。

 


短い夏を惜しむかのように浴衣姿の女性も多く見かけます。

 


ん?チンドン屋のグループかな?

 


潮パレードを見るために、仮装をしてきた高齢者ホームのご老人達でした。

 

☆潮ねり込みのパレード
潮まつりのメインイベントである「潮ねり込み」には、約100の悌団、踊り子1万人が参加します。花園町・稲穂町のメイン商店街と小樽駅前通を経由して、第3埠頭のメイン会場にゴールします。昨年までは孫達が通う中学校が参加していましたが、今年は不参加。なので、ねり込みは会場入り口付近で数チーム見ただけでした。


市内S中学校のチーム。う~ん、ゴールが近く疲れたのか、踊りがばらばら。

 

☆YOSAKOI&ダンスステージ
出場チームが事前にはわからないのですが、地元小樽商大の翔楽舞が毎年出場しているので、それを見込んでステージ前に構えています。


獅子が出てきました。

 


このチームどこかで見た記憶が…

 


やはり人数の多い翔楽舞の演舞は見ていて気持ちがいい。上のカット、日が出ていて陰がでていれば抜群のショットなのですが…

 


若いっていいね、

 


全チームによるYOSAKOIソーランの定番「よっちょれ」

 


中年おじさんの笑顔がなんともいえないほどすてきに輝いています。

 

☆神輿のお宮入り
各神社をスタートした神輿の五基は午後4時半にステージ前で宮入の儀式が行われます。


小樽駅前の中央通りから海側の会場に各神輿がやってきました。

 


小樽運河に架かる中央橋を渡ると会場は目の前。一段と気合いが入ります。

 


各町内・神社の神輿1基に役150人ほどの担ぎ手がつきます。

 


ステージ前に集合して、お宮入りの儀式が行われますが…見学者と神輿の間に立ちふさがる輩が数人…後方から大声で「しゃがめ」と声をかけますが、心ある人たちはしゃがみ込んでいますが、我関せずスマホを高々と掲げる中年・老年お邪魔虫が…。はっぴを着用していないので明らかに神輿関係者ではないはず。なのに柵の内側に入り込んで…
最後の最後に不愉快なシーンを目にしたため、それまでの愉快な祭り気分が…

 

☆花火大会は…
2日間とも自宅の屋上から撮影しました。できれば打ち上げ会場の観覧指定区域で撮りたかったんですが、重たい三脚を担いだり、帰りの足がないことを考えると、自宅で撮影するのが得策。


打ち上げ会場と自宅屋上の間に、洋菓子店のルタオが入り込みます。ライトアップされたルタオの塔と夜空では輝度差が大きく、露光調整が難しい。

 


花火を2-3個入れると、塔の外観が白飛びしてしまいます。

 


今度は周囲が暗すぎた。

 


二枚御画像を合成してみました。やはり塔の時計は白飛びしています。デジタルは、フィルムカメラよりも難しい。