紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

H23年7-9月期のフォトコンテスト戦績

2011-09-30 06:00:00 | フォトコン関係
前回7月10付けブログ(H23年1-6月のフォトコン戦績)でも紹介しましたが、上半期(1-6月)で27回と、前年の21回を上回ったと書きました。その後も順調に入選を続け結局7-9月(28日時点)で17回となり、前年の9回を大幅に上回りました。この調子ですと、年間では平成22年の46回は勿論、21年の54回を上回る可能性も出て来ました(9月末時点で44回の入選・入賞)。

7-9月に入選、入賞した作品の一部をご紹介します。

(1) レナ・ジャポン「あなたの桜色」コンテスト
   映像部門・最高部門賞 「桜吹雪」


すでに前回のブログで紹介済みですので、説明は省略いたします。10月8日(土曜)東京で表彰式があります。

(2) 第33回海の写真コンクール
   入選・広報協会委員長賞 「祭りの会場に突如大型客船が…」


7月下旬の小樽潮祭りの開催期間中に、15番埠頭に大型客船が入港しました。通常は左隣の16番埠頭に入港するのですが、この日は2隻が同時に寄港したためなんです。

(3) マンフロット写真コンテスト「頑張れ東日本・希望」
   入選・最終結果未了 「小樽の浜辺に群来が来た」


2月4日東小樽の浜辺に群来の現象が現れました。メス鰊が産卵のために浜辺に押し寄せ、それを追いかけてオス鰊が大量に押し寄せました。オス鰊が放精したために白い筋が出来たものなんです。これを「群来(クキ)」と呼びます。数年後には鰊の豊漁が期待出来ます。
なお、最終順位は、Twitterによる投票(1票につき、大震災義捐金100円をマンフロットが拠出中)で決まります。現在投票中。

(4) 交通総合文化展2011
   第二席 「神輿火を渡る」

画像は略させていただきます。主催者側の展示会・発表会が10月16日からですので、悪しからず了解の程を。古平町恵比須神社の火渡りの儀式を撮影したカットです。なお、二席ですが上位に大臣賞等があって、下から数えたほうが早い(笑)。

(5) 第6回食育フェア2011「楽しい食卓」フォトコンテスト
   優秀賞 「ばあちゃんのお手伝い・時々味見」


モデルは孫たちです。稲荷寿司作りのお手伝い。でも下の孫は味見の方が多かったかな。

(6) 全日本マスターズフォトコンテスト「私の里山」
   入選・最終賞未定 「田植え後の羊蹄山」


このフォトコンには3点応募しましたが、期待していなかったこの作品が入ってしまいました。全国から応募された作品から100点が入選しました。順位付けの最終公開選考は9月21日に行われましたが、発表が未了ですので、順位は分かりません。

(7) 八王子市・日野市「私の好きな浅川」写真コンクール
   入選・最終順位未定 「平山橋暮色」


古い画像でもOKとの応募要領を読んで応募しました。H14年頃の撮影ですが、八王子の平山橋から富士山に沈む夕日が撮れると聞いて、撮影に行きました。時期的にこのときは富士山に落ちないことが分かり、このカットになりました。左に寄れば遠方に富士山が見えるのです。その後富士山に落ちる夕日の点撮りも勿論撮りました。
なお、現在八王子と日野の両市役所内のロビーに入選全作品を展示しており、来客による一般投票中だそうです。

(8) 福祉用具のある風景フォトコンテスト2011
   入選 「俺達のYOSAKOIソーラン」


札幌初夏の風物詩・YOSAKOIソーラン祭りの1カット。障害者チーム「童夢舞(ドンマイ)」の演舞。不自由な体を精一杯動かし、喜びを表現する彼らに、周囲からは大きな拍手と声援がいつまでも続きました。

(9) 北海道写真協会小樽支部フォトコンテスト2011
   入選 「雨の日の浅草界隈」


古い写真ですが、フィルムで15mmの対角魚眼レンズで撮影しました。壁紙写真部に掲示したおりには、プロと思われる方から次のような講評を頂きました。
『店内の明るい照明と、山ほど積まれたみやげ物で、にぎにぎしい浅草のお土産屋さんの雰囲気がとても良く描写されております。それに雨に反射する歩道が一層、そのにぎやかさに華を添えていて眩しいほどです。また、二階の軒や極太い柱や梁が、まるでお寺の本堂かと思うほど、どっしりとした重量感をだしています。さらに朱色の欄干がそれらと調和し、正に浅草と言った雰囲気が香りでてくるほどの、いい味を出しています。そしてこれらの描写は、にぎにぎしさを凝縮して収める、魚眼効果があってこその、迫力だと思います。この魚眼を使用した的確なる判断が、素晴~らしい作品となったんではないかと思います』

(10) H21年度大阪市人権フォトコンテスト
   推薦 「手が不自由でも、足があるさ」


推薦の通知を頂いた時は、正直ビックリしました。賞品が気になって応募要領を見てこれまたビックリ。一番上の段には賞金10万円!、しかしよく見ると、「推薦」は下のほう…、特選・優秀賞・入選・推薦・佳作の順になってます。普通は、推薦・特選・準特選・入選・佳作の順なんですが…

(11) 親子の日写真コンテスト2011
   トリニティーライン賞 「にわか雨」


去年北竜のヒマワリ畑で撮影した1枚です。気まぐれな天気で日が射したと思った途端に土砂降り、慌てて駐車場に戻る親子を撮ったカットです。賞の名前は、スポンサーである化粧品会社の名前のようです。

(12) HAKUBAマクロフォトコンアワード「夏休み」
   佳作 「水滴七色に輝く」


<スタッフから一言>を下に引用しました。
『前回に引き続き、リバースアダプターを使用し、レンズ逆付けの超マクロを撮影された「技あり!」な1枚。CDの反射光も巧みに利用し、キレイな円形状のゴーストを効果的に取り入れています。ただ「夏休み!!」というテーマ性が低い為、惜しくも佳作とさせて頂きました』


上記以外にも入選作品がありますが、スペース等の関係もあり省略いたします。
 <画像アップを省略したコンテスト>
 ☆かんぽで散歩「ちょっとお出かけ自慢の風景」 ONE BRAND賞
 ☆YEAHフォトコンテスト「頑張れ日本!応援団」 YEAHグランプリ「これが本物の応援団」
 ☆VICS2011第1回「夏のフォトコンテスト」 優秀賞「夏雲」
 ☆るるぶフォトコンテスト「夏アルバム」 るるぶ編集長賞「美瑛の丘に流れる雲」
 ☆第4回アンチエージングフォトコン「運動」 ノミネート作品賞「落葉のダンス」

二つの写真展と都通アートストリートを見てきました

2011-09-27 06:00:00 | 日記
北海道新聞の朝刊(9月24日付)小樽版に、都通商店街の記事と、写真展の記事が載っておりました。都通では風船を使って各店舗を飾り、ワゴンセールや、後志の農産物市も開かれているとの事です。また、小樽写真研究会(会員9人)の第20回写真展も都通の白方ギャラリーで開かれていると言う記事が出ていました。

早速出かける用意をしているところに知人から、道新1Fのギャラリーで木村修氏の個展も実施中との事。あわせて見に行ってきました。

(1) 木村修氏個展 北海道新聞小樽支社ギャラリー
道新ギャラリーには知人でもある木村氏本人がおられ、写真談義を小1時間もしてしまいました。作品の7-8割はフィルムカメラ(ニコンF3及びF100)で撮ったものだそうです。


(木村氏ご本人から解説していただきました)


(パネルボードに大小20点前後を貼り付けています)


(小樽市内の風景やスナップが上手く切り取られています)

(2) 小樽写真研究会作品展
ギャラリーの入り口に大きな案内板があって、道行く人の視線を集めます。そしてギャラリーのある2Fに上がると、知人でもある佐藤晃通氏のモノクロ作品が、10数点目に飛び込んで来ました。


(アーケードの真ん中に案内板があります)


(洋品店の2Fがギャラリー 階段を上がると佐藤氏のモノクロ写真が並んでいます 懐かしい小樽の景色が…)


(スクエアー版の写真がありました 多分6×6判のフィルム写真だと思います)

(3) 都通アートストリート2011
アーケード内やイベント参加店舗にたくさんの風船が飾られ、買い物客を楽しませています。通りの中央には秋の味覚の物産即売が行われています。


(風船アートがいたるところに…アーケードの天井から入る陽の影も長く秋を…)


(参加店も風船を飾っています 一匹100円の糠ニシンがワゴンセールになっています)


(こちらの参加店にも風船が…)


(通りの真ん中では秋の味覚がたくさん並べられています)


(一瞬トマトと柿が…と思ったらパブリカでした)


(瞬く間に売れて行きます)


(子供は風船アートに大喜び)

アーケードで一通り写真を撮り終えると12時半頃。急に腹が減り昼食を取る事に。小樽市立文学館横小路の、炉端焼き「つくし」に入りました。ランチメニューには、500円の海鮮丼ものと600円の焼き魚定食があります。塩焼き秋刀魚定食を頼みました。10人掛けのカウンターには7人が食事中でした。うち5人は観光客のようでした。


(刺身付きで600円は安い、そのうえ美味い!)

今週の一枚~秋の空

2011-09-25 06:00:00 | 今週の一枚


北海道はすっかり秋の気候になりました。上の画像はメルヘン広場の交差点ですが、上空には秋特有の流れ雲が尾を引くように流れていました。道行く観光客も地元の人たちも、秋の装い。半袖やTシャツ姿は影を潜め、長袖一色。


モノクロ写真を撮る~その1(H12-14年頃)

2011-09-22 06:00:00 | フィルム
過日Gooのフォトチャンネルを見ていたとこる、偶然道内の写真家のモノクロ写真を見る機会がありました。デジタル全盛の時代に、ソフトを使うと色彩、色調がいとも簡単に調整することが出来ます。そんな溢れるような色の世界にあって、久しぶりに見るモノクロ写真はとても新鮮でした。

思えば、自分もモノクロ写真を一生懸命に撮った時代がありました。H12-14の東京八王子勤務時代でした。当時も勿論メインはカラーフィルムを使いましたが、コンパクトカメラに、モノクロフィルムを詰めて、いつも持って歩いたものです。そこで今回は、当時のモノクロ写真を取り上げて見たいと思います。

(1) 富士山を撮る


(H13.4.22撮影 キャノネット45mmF1.9 フィルム=コニカ赤外750 撮影DATA=F8.0 1/60 R72フィルター)
富士山の伏流水が80年の歳月をかけ、八つの泉となって湧き出る忍野村で撮影したものです。この八つの泉を「忍野八海」と呼び国の天然記念物にも指定されています。この時は山頂は雲に隠れていますが、桜の時期で、右手の桜が満開でした。


(H13.12.9撮影 FUJICA COMPACT35 38mmF2.8 R70フィルター コニカ赤外750 撮影DATA不詳)
京王バスの静岡バスツアーを利用して富士山麓を周遊した時に撮影したカットです。有名な「三保の松原」で停車時間10分間の間に撮影。渋滞でバスが遅れ、見学時間が大幅に削られたために、ゆっく」り撮れませんでした。とても心残りでした。


(H14.2.9撮影 FUJICA COMPACT35 38mmF2.8 R70フィルター コニカ赤外750 撮影DATA不詳)
山中湖湖畔に着くと、一面結氷していた氷が、日が高くなり、暖気と共に融け始めていました。

(2) 桜を撮る


(H14.3.24撮影 FUJICA COMMPACT35 38mmF2.8 コニカパン400 R70 撮影DATA不詳)
井の頭公園の桜は有名ですが、赴任して三シーズン目に初めて桜見物に行きました。池の渕の枝垂桜がとても綺麗でした。北海道ではどういうわけか桜の名所に行っても枝垂桜を見ることは滅多にありません。


(H12.4.8撮影 OLYMPUS OM-4+ズイコー35-70mm+R60 コニカ赤外750 撮影DATA不詳)
H12年3月下旬に赴任して間もない頃の撮影です。単身赴任先の自宅が立川市錦町にありました。自転車で10分ほどで、多摩川にかかる日立橋(立川~日野間)に着きます。この辺には野球場や公園、疎水があり多摩川沿いの土手には桜が植えられています。


(H13.4.14撮影 キャノネット45mmF1.9 コニカ赤外750 R72 撮影DATA不詳)
昭和記念公園も、やはり自転車で自宅から10分ほどのところにあります。とても広い公園で子供の遊び場もあって撮影には良く出かけました。桜も多数植えられており、シーズンには夜間も開放され夜桜が楽しめます。桜を赤外フィルムで撮ると、透明感が増して、一種独特の味わいが出ます。

(3) 八王子駅周辺を撮る


(H13.10.7撮影 OLYMPUS OM-4 AGFAPAN100→200増感 撮影DATA不詳)
自宅のある立川から勤務先の八王子までは中央線のJR電車で11分です。ホームから改札口を出て、正面口ではなく、反対の南口の渡り通路で撮影しました。八王子駅は、中央線に加えて横浜線、八高線の始発駅になっています。そのために線路が複雑に絡み合っているのです。


(H13.10.7撮影 OLYMPUS OM-4 AGFAPAN100→200増感 撮影DATA不詳)
一方改札口を抜けてそごうデパート2Fの正面口に出ると、南口とは違って大きなオフイスビルや商業ビルが建ち並んでいます。休日には通路の横(歩道橋)でストリートミュージシャンがよく演奏しています。観客は結構いたのですが、遠巻きにしていたので写り込みませんでした。


(H13.9下旬撮影 KONICA BIG MINI NEO 35-70mm FUJI PRESTO400 プログラムオート)
駅正面口から続く歩道橋を降りて、舗道に出ると高いビル群が続きます。私の勤務先もそんなビルの1-2Fにありました。壁面に雲が映っていて、絵になると思い通勤途上にコンパクトカメラで撮った一枚です。


(H13.9下旬撮影 KONICA BIG MINI NEO 35-70mm FUJI PRESTO400 プログラムオート)
これも勤務先向かいのビルです。屋上で何かの工事をしているようですが、作業員とビル中央の看板を入れて撮って見ました。右の鉄骨と横断歩道の信号機が重なりややうるさい感じがしました。

(4) 夜景その他を撮る


(H14.5.15撮影 CANON EOS55+TAMRON28-200mm FUJI PRESTO400 撮影DATA不詳)
東京都庁の展望台から撮りました。すぐ近くの高層ビル群や高速道路など、まさに宝石をちりばめたような夜景ですが、モノクロでもその綺麗さは変わりません。


(H13.2.12撮影 OLYMPUSU OM-4 FUJI PRESTO400 F5.6 Bulb)
都電荒川線の電車の光跡を撮るべく、千登世橋から撮影しました。この時すでに先客がいて、同じようなシュチュエーションで撮影していました。写真専門学校の女子生徒で、プロを目指しているとか、30分ほど撮影しながら話し合いました。彼女から卒業写真展の誘いがあり、後日伺いました。彼女の卒展の中で、始めて「クロス現像」なる写真を見て、とても驚いたと同時に、とても印象に残りました。


(H12.7.8撮影 OLYMPUS OM-4+TAMRON28-200mm AGFAPAN400→1600増感 撮影DATA不詳)
浅草のほおずき市を撮りに行った折に撮影したものです。ほおずき市はネガカラーで撮影しましたが、浅草界隈のスナップはモノクロフィルムで撮りました。工事中のトタン塀に掲げられた「浅草六区慕情」の懐かしい人物(キートン、大宮デン助など)に見入る人物をポイントに撮りました。
 
次回は赤外フィルムの他、コピーフィルムなども取り上げてみたいと思います。H14-17年までのデジタルに移行する迄の画像をピックアップいたします。

後志収穫祭

2011-09-19 06:00:00 | 祭り・イベント
9月の連休18-19日に、後志(シリベシ)の秋の味覚がウイングベイ小樽に結集しています。後志管内(一部管外市町村も含め)49の出店者が、ウイングベイ5番街1F噴水前広場で特産品を販売しています。この秋に収穫されたイモ、カボチャ、トマト等の農産物をはじめ、沿岸で獲れた魚、干物などなどあらゆるものが並んでいます。



このチラシにつられ、娘家族と秋の味覚を物色に行ってきました。


(蕎麦茶を試飲 早速韃靼蕎麦茶を買いました 結構いい値段)


(孫が岩海苔を試食 小6の孫、味の違いに結構敏感 ジジは何を食べても鈍感)


(小樽水産高校のブースでは、高校手作りの缶詰が好評 一人10個の制約付きながら、昼過ぎには完売)


(タコザンギ、6個入り1000円)

ところで、本州の方はザンギと言っても分からないかもしれませんね。北海道では通常鶏の唐揚げのことをザンギと言うようです。唐揚げとザンギとどう違うのかと問われても分かりません。ただニュアンス的には、鶏の唐揚げと言うと、ケンタッキーおじさんのフライドチッキンをイメージしてしまいます。


(会場を2Fから見ると…)

屋外にも販売コーナーがいくつかありますが、生憎の雨で買い物客は殆どおりませんでした。


(テーブルが雨に濡れて… 屋外出展者には不運としか言いようがない)

今週の一枚~エゾ山桜の葉赤く染まる

2011-09-17 06:00:00 | 今週の一枚


我が家の下のメルヘン広場のエゾ山桜が色づき始めました。周知の通り小樽は山坂の街で、我が家は「三本木急坂」の中間にあります。50mほど下ると、小樽観光街の一つメルヘン広場なのです。周辺には、オルゴール堂、ルタオ、北一ガラスなど有名な店舗が数多くあります。

メルヘン広場の周囲には松や白樺、エゾ山桜の樹木が立ち並んでいます。画像に見られるように、ここ数日でエゾ山桜(左手前と奥中央)の葉が、かなり紅葉してきたのです。9月後半に入っても残暑の厳しい日々が続いておりますが、秋は着実に進んでいるようです。

夏の思い出~花火大会2

2011-09-15 06:00:00 | 祭り・イベント
前回は平成12-13年の八王子勤務時代の近隣の花火大会をご紹介しました。平成14年7月に札幌支店に転勤となり、それ以降は小樽の花火を撮って来ました。そこで今回は、花火を精力的に撮った17年から19年の3年間に撮った花火を紹介します。撮影地点別に以下にあげてみました。

(1) 桜町から見たウイングベイ花火
平磯公園から撮りたかったのですが、電線が邪魔なことと眼前に樹木があって撮影には適しません。そこで高台の民家の横から撮ったのが下の二枚です。


(花火が始まった直後で、空に青さが残っている)


(場所の移動が出来ないので、どの花火もバックの風景が同じになってしまう)

(2) 天狗山展望台から見た潮祭りの花火
花火の打ち上げ場所までは結構な距離があるので、200mm前後の望遠レンズが必要になります。撮影機材に使ったCANON EOS KissDigiNは、撮影素子がAPSサイズに近いので1.6倍、つまり35mm換算で320mmで撮影しています。


(花火によっては、街の明かりと重なることもあります)


(この時は二箇所の岸壁から同時に上がりました)

(3) 自宅の屋上テラスから見た潮祭りの花火
自宅の屋上から花火を撮りたくて、自宅改造の祭に屋上に10畳ほどのテラスを作りました。真夏はビニールプールに水を張り孫たちの遊び場にもなっています。潮祭りの花火が直接見えるのです。しかもメルヘン広場のルタオの塔がいいアクセントになっています。


(この年は雨雲が低く垂れ込め…左は「銀の鐘」の屋上ビアガーデンです)


(全体が赤すぎる?そうですR-1フィルターを使いました そしてシャッターを閉じる寸前に外すのです その時二発目が上がり、破裂寸前の花火が写りこみました)

(4) マリーナでウイングベイ花火を見る
ウイングベイの花火は、潮祭りの時期、クリスマス、年末カウントダウン等に各15分程度ですが年に数回行われます。海がべた凪ですと、花火が海面に写りこみます。


(マリーナのヨットの間から打ち上げられます)


(クリスマス時期には、ヨットが電飾されています)


(階段に腰を掛け短い間ですがゆっくりと見ることができます)

(5) 夜空の華
打ち上げられた花火を風景と絡めて撮るのもいいですが、思い切って花火を夜空に咲く花のように撮ったのが以下の画像です。ズームレンズの望遠側を使います。打ち上げられた花火を追いながら、アウトフォーカスからピントリングを回転させて合焦させます。合焦したときにシャッターを閉じます。タイミングがずれると花びらの先に糸くずが絡んだようになってしまいます。









ここ1-2年は「夜空の華」にチャレンジしておりませんので、今年の潮祭りの花火の際は、タイミングがあわず、約50カットいずれも失敗でした。

夏の思い出~花火大会

2011-09-12 07:14:26 | 祭り・イベント
今年は東日本大震災の影響もあって、花火大会が中止となったところも多いようです。被災地の状況をかんがみ自粛したケースや、電力不足から不慮の事故を懸念したケースなど色々ありますが、早く復興が進み、来年こそは今まで以上に活発な花火大会になるように祈念しています。

以前にもブログで書きましたが、H12年3月-14年7月の約2年4ヶ月間、東京八王子(住居は立川)に勤務していました。花火のシーズンには居住先の立川・昭和記念公園を初め、あちこちの花火大会を見てきました。そこで今回は、当時の花火大会を振り返ってみたいと思います。

(1) 立川祭り国営昭和記念公園花火大会
旧立川飛行場跡地の昭和記念公園の広場で開催される花火大会は、打ち上げ数約5000発、観客数17万人を数える大花火大会です。八王子勤務時自宅が立川市にあったので、この公園は休日の都度通いました。自宅から自転車で10分ほどの近いところにあります。


(広い広場には身動きできないほどの観客が)


(打ち揚げ中に青いセロファンを使ってみました)

(2) 青梅納涼花火大会
JR立川駅から青梅線に乗れば、一本で青梅にいけます。ここは市の名前にもなっている通り吉野梅郷と言う有名な梅園があります。梅の話は別として、ここ青梅の花火は打ち上げ数3000発と少ないものの、永山公園内で行われるナイアガラが有名です。バックの山林が見事に綺麗に映し出されます。今回は上手く撮れず、アップしておりません。


(周囲に取り込む景色がなくどうしても花火のクローズアップになってしまいます)


(夜空に咲く花のように撮れました)


(露光中に青いセロファンでアクセントをつけてみました)

(3) 多摩聖跡花火大会
多摩市が主催する花火大会です。京王線多摩川聖蹟桜ヶ丘駅近くの河川敷で行われます。打ち上げ数約5000発で、三箇所から同時に打ち上げられます。


(写真を撮るほうとしては忙しい 何処からどのような花火が上がるのか…)



(4) 調布市花火大会
打ち上げ数では約12000発と、東京湾大華火祭と同じで、京王線多摩川駅近くの多摩川河川敷で行われます。打ち上げ場所も数箇所に分かれ、観覧場所も多数に分かれています。関東でも有数の花火大会の様です。歴史も古く、昭和8年が第1回目です。途中十数年の中断もありましたが、昭和57年に再開されています。近年は多摩川沿いの住宅増加で、名物の尺玉100連発がなくなったようです。


(河川敷の土手下には夜店も出展しています)


(瞬間ピン合わせが決まったショット 夜空に咲いた花のようになります)


(まるで和風の振袖模様…)

(5) 横浜国際花火大会
横浜港開港祭りの一環として行われる花火大会で、歴史のある花火大会です。打ち上げ数約6000発で、会場の山下公園には50万人近くの観客が集まると言われています。残念ながら、2008年の第53回大会で最後となりました。観覧場所が狭く収容しきれないのが直接の原因とか。ベイブリッジを背景に打ち上げられる花火は、とても情緒豊かだっただけに残念です。


(薄暮の中打ち上げが始まります)


(ベイブリッジとの組み合わせが最高にマッチ)


(横浜港は飛鳥2号の母港であり、その年によっては大型船とのコラボも)

(6) 東京湾大華火祭
打ち上げ数12000発を誇る都内有数の花火大会。一度しか行っておりませんがこの時はお台場から撮りました。残念ながら雲が低く垂れ下がり、大きな花火は殆ど雲に隠れてしまいました。レインボウブリッジの向こうで上がる花火は見応えがあります。


(好天に恵まれず残念)

(7) 府中花火大会
ここの花火大会は、府中にある東京競馬場内で行われると言う、ほかとは変わった花火大会です。観客席と内馬場が解放されます。約6000発が打ち上げられます。


(内馬場のゴール付近で撮影 フィナーレの模様です)

機会があれば、小樽に戻ってきてからの平成15年以降の花火大会を紹介いたします。

今週の一枚~お稲荷さんと電車

2011-09-10 06:00:00 | 今週の一枚


入舟町のガード横に真っ赤なお稲荷さんがあります。ここは私と犬の散歩道の途上にあります。去年このお稲荷さんは塗りなおされて、それまでのくすんだオレンジ色から、真っ赤になりました。遠くからでも良く目立ちます。

散歩の途中で、いつも思っておりました。この赤いお宮と横を通るJRの電車とを絡めて撮って見たらどうであろうかと。事前に時刻表で電車の通過を調べればいいのですが、小樽ー札幌間は15分おきくらいに走っています。この日もいつも通りイヌと歩いているとゴーと言う電車の来る音がします。カメラを取り出してパチリ、あれシャッターが下りない。キャップが着いたままだ。慌てて撮った一枚でした。

じっくり待ち構えて撮っていればHDR加工で、ガード下と空の輝度を圧縮できたのですが…それはまた今度にして見ます。JRの電車のボディーをよく見ると、動物の絵が描いてありました、ラッキー。

札幌だいどんでんを撮る

2011-09-08 08:59:10 | 祭り・イベント


9月3-4日に、札幌でパフォーマ達の祭典である「だいどんでん」が行われました。例年9月最初のの土日に行われ、今年で11回目を迎えます。当初参加予定のパフォーマーは120組、1600人以上でしたが、残念なことに折から北上中の台風11号、13号の影響で、両日とも雨模様。そのため会場が路上から地下街に変更になりました。タイムスケジュールも雨天プログラムに変更となりました。

4日(日曜)に撮影に行ってきました。午前中は、台風北上中にもかかわらず、青空が覗いていましたが、午後から大荒れの予報。結局地下街での実施となりました。雨天プログラムによると、事前に期待していたチームが何組か出る予定になっています。早速地下街オーロラタウンに向かいます。


(KAZUHOのジャグリングです ボール四個が回転するが、表情が面白い)


(今度はボールが7個、自在に操る)


(サブリミットのアクロバット バランスを取るのが難しい)


(よく見ると、二人とも飛び跳ねながらバランスを取っている)

ここのオーロラタウン会場では、演技・演舞だけではなく、似顔絵コーナー、ネイルアート、お手玉などの昔遊びコーナーもあります。似顔絵コーナーではちびっ子達が描いてもらうのに順番待ちしています。


(最後にお姉さんのサインを入れて完成)

さて再び隣の演技コーナーに目を移すと、カッポレ踊りが始まりました。雨天プログラムでは、「縁起芸能万福ひょっとこ踊り」となっていますが変更でしょうか。ひょっとこ踊りは期待のチームなのですが…。近くのスタッフに尋ねても、カッポレとひょっとこ踊りの区別もつかない様で、明確な返答がありません。ま~、しょうがないか…


(各地域の連合チームらしく、いまひとつ息が…)


(カッポレと言う名前から、もっと愉快な踊りかと…)


(月寒中野七頭舞 七つの踊りからなると言うが…) 


(スローで決まった一枚)

このチームの踊りもスローやズーミングで撮ると、結構面白いのですが、地下街東西線コンコースで「乱拍子」が始まります。乱拍子は和太鼓と獅子舞の演舞で、期待のチームの一つです。急いで東西線コンコースに向かいますが、なんせ会場が狭く、着いた時には大勢の人だかり。撮影位置を探すのに大変です。


(この会場は照明が十分でないので、内臓ストロボ発光)


(最後の数分かんわ太鼓の連打)


(次の出番のひょっとこたちが、乱拍子の太鼓連打に見入っている)


(とにかく陽気なひょっとこたち、待ち時間の最中、カメラを向けるとポーズを取ってくれるのだ)


(二曲目の演舞 することなすこと面白く、会場からは笑い声と拍手が沸き起こる)

残念ながら、ひょっとこ踊りは約10分の演技で終わってしまいました。晴天時の事前のタイムスケジュールで、事前に5-6チームをマークしていたのですが、雨天プログラムに変更となり、マークしていたチームが出場中止になっていてしまうハプニングもありましたが、雨に濡れずに済んだことを考えれば、まずまずでした。来年は青空の下で撮りたいものです。

小樽鉄路展が開かれています

2011-09-05 06:00:00 | 写真
8月29日から9月の11日まで、二週間にわたり鉄路展が開催されています。旧手宮線跡地を利用したこの鉄路展も、今年で12回目を迎えます。毎年この時期に行われていますが、小樽の風物詩として、市民の間にも浸透してきました。


(小樽駅前通りを海方向に降りると、、先ず入り口にこの看板があります)

看板横には注意書きの小さな立て札があります(下の画像)。この鉄路展の様子はPCサイトにもアップされていて、そのアドレスが書かれています。気になるのは、下段の三つの絵です。左の三角は、「作品につまずかないでください」、右の○Pは「違法駐車禁止」マークですね。さて真ん中は?「大声禁止」のマークです。鉄路展は24時間オープンで、住宅地も近いので、大声は禁止です。


(PCでも見られますよ)


(鉄路に沿って各作者のコーナごとに続いています)


(沿線の民家の壁を利用して…作品展示というより、オブジェの様でアートですね)

入り口から50mほど展示が続きます。一応一通り目を通しましたが、これは素晴らしいと言う作品やコーナーが幾つもありました。最近は、出展する作者も、自分のテーマに沿って展示している方が多くなりました。


(HAYASAKAさんの鉄道写真 ライトやカーブの取り込み方は大変参考になります)

下はTUGUMIさんの写真ですが、全体が「夢見る少女じゃいられない」と言うテーマになっているようです。少々長くなりますが、彼女の記事を紹介しておきます。
「3回目の参加ですが、去年は潮稜高校生で出展しました。今年は藤女子大写真部員として出展です。高校を卒業してしみじみとあの頃を思い出しています。青春って過ぎてみないと実感できないものなんですね。…以下略…」少女から大人になっていく途中の揺れる心情が写真にも表されているようです。


(写真のコメントを読んでいただきたく画面を大きくしています)

もう一つ潮稜高校写真部女子生徒(NARITAさん)の写真をアップしておきます。原画はラミネート張りになっていて、見難いので画像ソフトを使って補正してあります。身近な友人達を撮影し、それを一文字で表しています。


(右から、風、部、叫、癒、中央右から、遊、恐、光、好、以下略)

最後は坂本さんの作品です。A3でプリントされた作品は見ごたえがあります。作品は風景から昆虫、スナップと幅が広いのですが、スナップ写真に目をひきつけられました。特にラベンダー畑の中で撮った「母親と子供」「髭の紳士が子供を撮っている」この二作品は、素晴らしいと思いました。残念ながら作品の展示上の制約でその様子をご紹介できないのですが、私には真似をしても撮れない一品、「砂を払う少女」を紹介します。なお、坂本さんは個展も開かれておられるようです。


(原画はカラーですがあえてモノクロにして見ました 中央下「砂を払う少女」鉄路展では画題がつけられていません)

まだまだ紹介したい作品がありますが、小樽鉄路展は、9月11日まで開かれております。写真に興味をお持ちの方は是非ご覧頂きたいと思います。

今週の一枚~孫娘

2011-09-03 06:00:00 | 今週の一枚


過日、家内と娘と孫二人で、共和町のアグリフェスタに車で行ってきました。長時間の車中に飽きた孫娘たちは後部座席で、盛んに悪戯をしています。そのうちジジのカメラ借りるよ、と一番下の孫娘が言います。なにやら孫二人でキャーキャー言いながら撮影しているようです。

PCに取り込んでみると…出てきたのが掲載した一枚。ピントの合っているような、いないような、ブレているようないないような、不思議な一枚でした。
撮影者:アカリ(小2)
モデル:ユウリ(小4)
カメラ:OLYMPUS E-P1

往年の名車がずらり~クラシックカー博覧会

2011-09-01 06:00:00 | 祭り・イベント
8月の最終日曜日である28日に、第5回クラシックカー博覧会が、小樽手宮の総合博物館で開かれました。キャデラック、フェラーリーと言った外車に混ざって、昭和40年代前後に活躍したマツダキャロル、トヨタパブリカなど懐かしい車が、約80台も集まりました。

博物館の駐車場に車を止めようとしていると、あちこちに年代ものの車が止まっています。ゲートの向こうではボンネトバスが走り回っています。警備員が赤いスポーツカーを誘導しているのが見えました。


(車名不明 リアウインドから覗きこむと、普通はフロントのエンジン付近にあるエアーフィルター(?)が後部にあります)
(注)Freeml仲間でもあるマサカリ氏から「フォードGT40」ではないかと指摘いただきました。当日撮影した他のカットを確認のところボディに「フォード」とあり、フロントに「GULF」のマークがありました。

ひょっとして、このスポーツカーのエンジンは後部にあるのかもしれませんね。車の展示は博物館の中庭で行っていると言うことなので、入館料400円を払って、中庭に行ってみました。ずらりとクラシックカーが並ぶ姿は壮観です。


(ゆかた姿の女性も… 各車の前では、部品やパーツ、関連商品を販売しているところも…)


(機関車の格納庫・転車台の前にはキャデラックが展示されている)


(黄色いワーゲンの前では、こんな可愛い関係者もいて嬉しくなります…)


(青いワーゲンの所有者は、わざわざボンネットを開けてくれるサービス…)

会場は博物館の中庭であることは書きましたが、広場の真ん中をSL「アイアンホース号」の線路が走っています。大勢の客を乗せて、SLが発車しようとしています。またかつての機関車たちも塗りなおされて車体が黒光りしています。


(100mほどを子供たちを乗せて往復します 無料です)


(綺麗に塗りなおされた機関車)

さて再びクラシックカーに戻ります。広場の奥のほうにはかつて一世を風靡した、と言えば大げさですが、大衆車として人気の高かった車が展示されています。


(この辺りにはパブリカが数台展示されています)


(懐かしい! 昭和30年代に流行した「ダッコちゃん」)

余談になりますが、昭和35年発売された黒いビニールの人形は、手と足が撒きつくようになっていて、当時若い女性が腕にぶら下げて歩くのが大流行しました。この人形の製造元は、後に「タカラトミー」と言う玩具メーカーに急成長しました。


(このマツダキャロルも大流行しました)


(おや、ゴーグルが… そうですサイドカーのミラーにかけられていました)


(懐かしいですね サイドカーは滅多に見かけなくなりましたね)


(手作りのミニチュア ブルーバードです)


(お尻のラインがとても素敵… スカイラインのことですよ!)


(最後は2台まとめて紹介 キャデラックとフェラーリーです)

金銭的にもクラシックカーを保有することは出来ませんが、今日は目の保養になりました。内地から駆けつけてくれたオーナーの方もいらっしゃったとか、有難うございました。