Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

狭路の中でも“道”を見て

2009-12-04 23:15:29 | Weblog

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狭路課題(クランクやS字)で、
縁石の位置などに目標を取ってハンドルを回す人がいます。

それ自体は、悪いことではありません。
むしろ、速習に適した方法の一つだと思いますし、
パイロットアカデミーの教習でも使うことがあります。
しかし、このやり方で覚えてしまうと、
目標さえ合わせれば面白いようにうまく曲がれてしまうため、
目標を合わせることだけに一生懸命になってしまいがちです。
ドライバーが車の位置や向きを把握できていないことも、まま起こります。
これではいけません。

狭路通行の基本は、“車両感覚”です。
「ハンドルをどう回したら、タイヤがどう曲がって、車体がどう動くのか」を体感会得し、
それをこの道にどう適応させるか、が問われる課題です。
そのためにドライバーが見るべきは、
やはり、“目標”ではなく、“道”であるべきなのです。

目標を使ってハンドルを回すのは手段に過ぎず、
「“この道”に“この車”を走らせる」ことが目的であることを忘れないでください。


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