Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

下り坂を見たら減速

2009-12-08 23:59:12 | Weblog

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上り坂では、
坂に負けないように、ある程度の強さのアクセルが求められますが、
登りきる直前では、減速しなければなりません。

それは、坂の頂上付近は、言ってみれば“カーブ”だからです。
道が右や左へ曲がるのでなく、上下方向に曲がっているカーブなのです。
登っている車には、坂の頂上やその先に何があるのか見えていません。
障害物があるかも知れませんし、交差点になっているかも知れません。
したがって、どんな状況にも対処できる速度で頂上を迎える必要があるのです。

これは、下り坂に差し掛かる時も同じです。
試験場や教習所の坂道は下りの前には必ず上りがありますが、
一般道では平らな所からいきなり下る場面もあるでしょう。
どちらにせよ、その下り坂に障害物があったり、
一般道では子どもが遊んでいたり、ということが考えられますので、
やはり、減速しなければなりません。

「下り坂を見たら減速」と覚えておいてください。

また、この言葉には「下り坂を『見る』」という意味も含んでいます。
上り坂は目の前に出現するのでドライバーは嫌でも見るでしょうが、
下り坂は、ややもするとドライバーが
“空”を見てしまって、“道”を見ていないことがあります。
自分の走るべき車線をきちんと見るのは運転の基本です。

そして、急勾配の下り坂でしたら、
MTならシフトダウンし、ATなら「2」や「L」にして、
ポンピングブレーキを活用しながら下って行ってください。


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