昨日のアンサンブル・バレエ クラス。
バー・レッスンの最初のグラン・プリエ、左側の最後の5番ポジシオン・ルルヴェのバランス。
「んん~、今日はちょっと調子がいいかも~
」
うん、そうだね、内腿がしっかり引きあがってるし、重心の位置がズレてない
リナに新しく教えたいパがあるので、どちらかというと膝下と足首から先の“足”の部分をしっかり使う練習を多めにする。
グラン・バットマンが終わったあと、両手でバーに掴まってまず見本を…。
「いい…?右後ろの足をク・ドゥ・ピエ・デリエールからパセして右前5番。このときはじめのドゥミ・プリエの高さを崩しちゃダメよ」
「ん」
「右前5番ポジシオン・ドゥミ・プリエになってるでしょ、そこから左にシソンヌ・ドゥ・コテ、右前5番ドゥミ・プリエ…。左ク・ドゥ・ピエ・デリエールからパセして…」
「ん
」
次の右ク・ドゥ・ピエからはリナも一緒に動く。
うん、ク・ドゥ・ピエ-パセするときにプリエが浮き上がって崩れないし、シソンヌ・ドゥ・コテのとき軸脚の足首もちゃんと伸びている、よしよし…
センター・レッスン。
まずバットマン・タンジュ。
アームスの動きをちょっと手直し。そろそろ大人の動きをしましょうね…と
つぎ、ちょっと緊張するかな…、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールのアンシェヌマン。
脚の動線がアン・ドゥオールのときにはアン・ドゥダーンのピルエット、アン・ドゥダーンのときにはアン・ドゥオールのピルエット。途中の繋ぎのパもそれぞれ違うパを組み合わせている。
まずはアン・ドゥオールとアン・ドゥダーン、別々に分けて練習。そのあとアン・ドゥオールからはじめてアン・ドゥダーンまで続ける。
アン・ドゥオールの部分は良く出来ましたぁ
が、アン・ドゥダーンになると、最後のピルエットのプレパラシオンの寸前で
「おぁ…?…っと…、あ、こっちかぁ…
」
「アン・ドゥオール、……ひだり…ひだり、左回り…」
「…え゛…?…あったぁっ…こっちだ…
」
でも、最後にはきちんと方向を定められるようになったね…
アレグロは…。
「アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ・ドゥスュー→アッサンブレ・ドゥスー→ジュテ→アンボワテ→シャンジュマン⇒…O.K.…?」
「そのアッサンブレ…なに…
」
「ん?ドゥスューとドゥスー。前の5番に閉じてから後ろの5番にアッサンブレして戻る…」
さぁ、やってごらんなさい、と音楽を流すと…。
うん、いいねぇ。2セット、最後までジャンプが安定しているし足首まできちんと伸びている、よしよし
「今日はジャンプの調子がいいみたいだねぇ…」
「ん~、なんか跳ぶのが気持ちいい、みたいなカンジ…
」
そうか、そうか、楽しくなってきたね
「じゃね、少し変えてみよう。アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ→タン・ルヴェまでは同じ、そしたらさっき練習したタン・ドゥ・キュイス→タン・ドゥ・キュイス⇒…O.K.…?」
「ん、たぶん…
」
お、久しぶりに出たな、“たぶん…”が…
1回目。うん、動きそのものは悪くないし順番もあってる、でもね…
「リナ、タン・ルヴェまでのカウントとタン・ドゥ・キュイスのカウントは変わってるんだよ。タン・ルヴェまでは表にアクセントがあるけど、タン・ドゥ・キュイスのときには裏にアクセントをもってきてるんだよ」
とカウントを取りながら手振りで動きを合わせて見せると
「そうか!わかった…
」
2回目の練習では、ピタッとカウントにはまったね
欲をいえば、タン・ドゥ・キュイスにもう少しキレが欲しい。でもそれはこれからのお楽しみ~
最後のグラン・アレグロ。
先週いったとおり、左側からね。
「せんせぇ、フェッテは右やりたい…」
あ、そうか。じゃプレパラシオンにはいるまでのステップが変わるわね、とその部分を手直し。
そして前半のグラン・ジャンプ、中盤のグラン・ジャンプとスムーズに進み、最後のグラン・フェッテ。
「…
…
…
…
…リナっ…あと2回がんばりなさいっ…
」
「どぅあ゛~、も、ダメ…っ
」
っと1回足りなかった…
「リナぁ、あと1回頑張ってれば、16回まわれたんだよぉ…」
「えぇぇ~、ほんとぉ~
」
う~ん、惜しかったねぇ。
やっぱりアームスのコントロールが大切よ、とそのあとはグラン・アレグロのプレパラシオンの部分から丁寧にポジシオンやアームスの練習。とくにグラン・パ・ドゥ・シャのアームスが…
「ショっキィィ~ン…って…
」
ううぅ、バレエのアームスは“面白いアームス”ではなく“美しいアームス”でなければ…
こんな風に、マン・トゥー・マンでもノリノリのにぎやかなレッスンだったのでした
バー・レッスンの最初のグラン・プリエ、左側の最後の5番ポジシオン・ルルヴェのバランス。
「んん~、今日はちょっと調子がいいかも~

うん、そうだね、内腿がしっかり引きあがってるし、重心の位置がズレてない

リナに新しく教えたいパがあるので、どちらかというと膝下と足首から先の“足”の部分をしっかり使う練習を多めにする。
グラン・バットマンが終わったあと、両手でバーに掴まってまず見本を…。
「いい…?右後ろの足をク・ドゥ・ピエ・デリエールからパセして右前5番。このときはじめのドゥミ・プリエの高さを崩しちゃダメよ」
「ん」
「右前5番ポジシオン・ドゥミ・プリエになってるでしょ、そこから左にシソンヌ・ドゥ・コテ、右前5番ドゥミ・プリエ…。左ク・ドゥ・ピエ・デリエールからパセして…」
「ん

次の右ク・ドゥ・ピエからはリナも一緒に動く。
うん、ク・ドゥ・ピエ-パセするときにプリエが浮き上がって崩れないし、シソンヌ・ドゥ・コテのとき軸脚の足首もちゃんと伸びている、よしよし…

センター・レッスン。
まずバットマン・タンジュ。
アームスの動きをちょっと手直し。そろそろ大人の動きをしましょうね…と

つぎ、ちょっと緊張するかな…、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールのアンシェヌマン。
脚の動線がアン・ドゥオールのときにはアン・ドゥダーンのピルエット、アン・ドゥダーンのときにはアン・ドゥオールのピルエット。途中の繋ぎのパもそれぞれ違うパを組み合わせている。
まずはアン・ドゥオールとアン・ドゥダーン、別々に分けて練習。そのあとアン・ドゥオールからはじめてアン・ドゥダーンまで続ける。
アン・ドゥオールの部分は良く出来ましたぁ

が、アン・ドゥダーンになると、最後のピルエットのプレパラシオンの寸前で
「おぁ…?…っと…、あ、こっちかぁ…

「アン・ドゥオール、……ひだり…ひだり、左回り…」
「…え゛…?…あったぁっ…こっちだ…

でも、最後にはきちんと方向を定められるようになったね…

アレグロは…。
「アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ・ドゥスュー→アッサンブレ・ドゥスー→ジュテ→アンボワテ→シャンジュマン⇒…O.K.…?」
「そのアッサンブレ…なに…

「ん?ドゥスューとドゥスー。前の5番に閉じてから後ろの5番にアッサンブレして戻る…」
さぁ、やってごらんなさい、と音楽を流すと…。
うん、いいねぇ。2セット、最後までジャンプが安定しているし足首まできちんと伸びている、よしよし

「今日はジャンプの調子がいいみたいだねぇ…」
「ん~、なんか跳ぶのが気持ちいい、みたいなカンジ…

そうか、そうか、楽しくなってきたね

「じゃね、少し変えてみよう。アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ→タン・ルヴェまでは同じ、そしたらさっき練習したタン・ドゥ・キュイス→タン・ドゥ・キュイス⇒…O.K.…?」
「ん、たぶん…

お、久しぶりに出たな、“たぶん…”が…

1回目。うん、動きそのものは悪くないし順番もあってる、でもね…
「リナ、タン・ルヴェまでのカウントとタン・ドゥ・キュイスのカウントは変わってるんだよ。タン・ルヴェまでは表にアクセントがあるけど、タン・ドゥ・キュイスのときには裏にアクセントをもってきてるんだよ」
とカウントを取りながら手振りで動きを合わせて見せると
「そうか!わかった…

2回目の練習では、ピタッとカウントにはまったね

欲をいえば、タン・ドゥ・キュイスにもう少しキレが欲しい。でもそれはこれからのお楽しみ~

最後のグラン・アレグロ。
先週いったとおり、左側からね。
「せんせぇ、フェッテは右やりたい…」
あ、そうか。じゃプレパラシオンにはいるまでのステップが変わるわね、とその部分を手直し。
そして前半のグラン・ジャンプ、中盤のグラン・ジャンプとスムーズに進み、最後のグラン・フェッテ。
「…





「どぅあ゛~、も、ダメ…っ

っと1回足りなかった…

「リナぁ、あと1回頑張ってれば、16回まわれたんだよぉ…」
「えぇぇ~、ほんとぉ~

う~ん、惜しかったねぇ。
やっぱりアームスのコントロールが大切よ、とそのあとはグラン・アレグロのプレパラシオンの部分から丁寧にポジシオンやアームスの練習。とくにグラン・パ・ドゥ・シャのアームスが…
「ショっキィィ~ン…って…

ううぅ、バレエのアームスは“面白いアームス”ではなく“美しいアームス”でなければ…

こんな風に、マン・トゥー・マンでもノリノリのにぎやかなレッスンだったのでした
