アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

明日から2010年

2009-12-31 09:24:10 | Weblog
今年も残すところ数時間ですね。
新年を迎える準備、ささやかですけど楽しみながら進めています。
住んでいるのが集合住宅=マンションなので門松 こそ立てませんが、玄関飾りや鏡餅 などのお飾りはきちんとすませました。
29日と31日にお飾りをすることは避けなければなりませんが、今年は28日が大安 でしたから、なんとなく験がいいような気がしますね。
今日は、御節料理といえるほどでもありませんが明日のためのお料理 と年越し蕎麦の準備をして、今年元旦に頂いてきた縁起物を納めに神社にも出かけます。仰々しくも慌しくもありませんが、穏やかに新年を迎える準備を進めている感じです。普段の日と何も変らないようでいて、何かが違う、そんな少し楽しい気分ですね。
お料理の取り合わせを考えながら、
「来年はきちんと重箱を用意しよう」
と思ったりもしました。
今年1年を振り返ってみれば、辛い事も苦しい事も情けない事もあったけれど、病気や怪我をすることもなく風邪すらひかずに健康に過ごせたし、引越しをして環境を変えることが出来たし、新しいレッスンの企画を出すことも出来たし、生徒の皆さんの“進化”のお手伝いが出来たし、新しいメンバーとの出会いもあったし…、…、…、と終わり良ければ総て良しの1年だったかも知れません。
ジュニア・クラスの皆さん、大人のバレエクラスの皆さん、アンサンブル・バレエの皆さん、スタイル・アップレッスンメンバーの皆さん、ジュニアのお母様たち、そのほか私のレッスンに参加してくださった大勢の皆さん、様々にお力添え下さった皆さん、そしてこのブログを見て下さった皆さん、本当にありがとうございます
明日から始まる新しい年が素敵なことで満ちていますように
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ぬくぬく…♪

2009-12-28 09:24:33 | Weblog
11月中は実家の父にベストや膝掛を編んであげたから、今度は自分用に何か編もうと考えて、ワンピースも重宝しそうだし着まわしが効きそうなセーターもいいなとちょっと迷っていた。
「おお、そうだ…“腹巻”を編もう…
と編み始めたわけですが、快調に手が動きスイスイ進む
フン フン フン …と編み進むうちに面白くなり
「計画変更… オールインワンにしちゃおう…
途端に頭の中の“完成予想図&工程計画予想”はあっという間に変更されて、さらにそのまま編み進み………。
出来ました
             
編み図も何もないわりには好い出来でしょ
ウエストの“くびれ”もちゃんと作ったし…
私の体型は、ウエスト部分で上下に分けた場合、バストよりもヒップのほうが大きい“ひょうたん型”ではなく、バストとヒップのサイズにほとんど差がない“砂時計型”なので、ウエストの“くびれ”部分を編んでしまえば楽勝なのよね。
腹に向かって、さらにはお尻にむかって編み目を増やしていかねばならん ような体型でなくて良かったぁ~
あ、いや…、それはさておき…。
私はこの時期でも朝からずっと窓を開け放ってエアコンもつけずにいるけど、部屋着の下にこのボディ・ウォーマーを着ているとなかなかに暖かいのよね。もちろんパジャマのときも着ている、つまり外出する時以外はずぅ~っと着ているから“着替え”がもう一枚必要。だから2着目を現在編んでいます。
がっ、しかぁしっ…
例によって例の如く、編み図も何もなく頭の中の“完成予想図”も完成と同時に消去されてしまっているので、2着目は1着目とは微妙に違う出来上がりになりそうです
色は同じピンクですが、カラーセラピーによると、“ピンク色”は人の気持ちを穏やかにしたり女性の健康を安定させたりする効果があるみたいですよ
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久しぶりに…お花…♪

2009-12-23 09:42:29 | Weblog
クリスマスから年末年始をひかえたこの時期、街角の花屋さんではポインセチアの鉢植えやシクラメン、葉牡丹にプリムラなどが溢れています。ガラスケースの中では色とりどり鮮やかな花々が笑いさざめいている感じ。
そんな花屋さんの店先を通りながら、
「お正月のお花はどんなのにしようかなぁ…
とイメージ作りをすることもしばしば。
今年のお正月は曙色のダリアで初日をイメージして麦の穂を合わせたけど、今度は引越しで住いも変ったから何か素敵な取り合わせはないかしらと、お花のことを考えていたら…。
スタイル・アップ クラスのメンバーで、長期のお休みに入っているF川さんが、美しいブーケを送って下さいました
             
F川さんからは毎年の稽古納めの日にお花を頂いていたのですが、今年はレッスンにいらっしゃれないからお会い出来なくてちょっと寂しいなぁ、と思っていたら、昨日の朝、宅配便が届き、箱の中からこのステキなブーケが…
私の大好きな真紅の薔薇とベルベットのような艶のある濃紫のトルコ桔梗、ラズベリームースのような色のカーネーションを、名前は分からないけど可愛いポコポコや3~4種類のグリーンが取り囲んでいて、厚味と軽やかさが響きあっています
F川さんは、彼女の「○○な感じのお花がいいかな…」というイメージと、私から受けるイメージとを花屋さんに伝えてオーダーして下さるそうです。
「そうか、今年の私はこんなイメージなのね。ん?来年の私がこんなイメージになるのかな?」
なんて楽しく想像しちゃいます
そういえば去年頂いたブーケは、オレンジの薔薇やピンクッションなどがアレンジされた軽快で新しいイメージで、今年の私はスタジオを移したり引越しをしたり新しい企画を上げたりと結構行動的でした
てことは、今年送って下さったブーケから類推するに、来年の私はしっかり腰を落ち着けて、そして軽やかに楽しく、出来れば美しく…ってことかな
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ブライダル・フェアで

2009-12-21 08:47:08 | Weblog
先週ユミコのために“ブライダル・ウォーキング”のプライヴェート・レッスンをしましたが、昨日は都内某所でデモンストレーションをさせて頂きました。
これから挙式を控えたカップルに、ドレスで綺麗に歩くコツや、男性の腕のポジション、“プリンセス・スタイル”のお辞儀の仕方などを見てもらったんですよ。
衣装合わせをすませたカップルの女性は、
「裾を蹴るように歩いて下さい」
というアドバイスを受けてはいるんですね。
そこで、裾を蹴るように歩く“勘違いの例”と“良い例”とでモデルさんに歩いてもらいます。
“勘違いの例”では、ドレスのスカートがバクバク揺れて、ガッサガッサバッサバッサと音もうるさいんですよ。
ドレスの下に着けるパニエ(=ペチコート)は、スカートのラインを美しく出すためにチュールを何枚も重ねたり、裾のところにフープ(=輪っか)が取り付けられていたりします。このフープを蹴とばす音やフープがチュールにぶつかる音がするんです。そしてちょっと危険なのは、蹴ったフープの上に足を踏み出してしまうこと。これが裾に足を絡め取られたり躓いたりのきっかけになります。
“良い例”の歩き方だと、スカートそのものが揺れず綺麗なラインを保ったまま進むことが出来ますし、ほとんど大きな音がたたないんですよ。
「あ、ほんとだ、音が静かだ」
「スカートが動かないわね」
と皆さん納得のご様子でした。
つぎにスカートの扱いについても“勘違いの例”と“良い例”とをお見せしました。
加減が分からず思い切り裾を“掴み上げ”て、足首よりも上までバッチリ見えてしまう花嫁様も多いんですって…
“勘違いの例”ではモデルさんには少しだけ大げさにスカートを掴み上げてもらって、ほんのちょっとのことなのに実際にはどれだけ上のほうまで足が見えてしまうか、そして“良い例”のスカートの扱いではほとんど足が見えないですむことを見比べてもらいました。
そしてプリンセス・スタイルのお辞儀の仕方をご披露。
モデルさんのエレガントな身のこなしに女性は引かれるものがあるようでしたよ。
「スカートの中で足はどうしてるんですか?」
と積極的なご質問も頂きましたので、それでは、とモデルさんの着けたパニエを半分ほどたくし上げて、“スカートの中”もお見せしちゃいました
20分ほどのデモンストレーションがお開きになった後でご覧下さったカップルにお話を伺ったのですが、
「事前にこういう話を聞けてよかった。次の衣装合わせのときには気を付けて試してみます
「立ち姿って大事だと改めて思いました
と、内容をちゃんとお伝えすることが出来たみたいです。
その日の主役である花嫁様花婿様には一番美しく輝いてお幸せになって頂きたいですものね


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稽古納め

2009-12-18 11:29:53 | Weblog
昨日の木曜日はカルチャーセンターの『素敵にバレエ』の大人のバレエクラスで、ちょっと早目の稽古納めになりました。
少人数で続けてきているクラスだけど、毎週、和気藹々として笑いの絶えないレッスンになるので私は大好き
ほとんど同じ時期に入会してきて5年目に入ったトモコ、ユミコ、ユキさん
トモコは力強く軽々としたジャンプ力とキレのいい脚の動きを“ときどき”見せるようになり、入会したての頃は“んん~、大丈夫か、こりゃ…と心配になるほどだったユミコは、いかにもバレエを習っている人らしく美しくスマートになり、新人のお浚いをリードするまでになった そしてユキさん“まぁ~、キレイと目を惹かれるほど、脚が正確にキレイに上がるようになりましたよ
そして、今年10月からは3人揃ってポワントのレッスンも始めることが出来ました
3人ともまだまだバーを離れてのポワント・ワークというわけにはいかないけれど、故障しないように悪い癖をつけないように、一つ一つ丁寧に足の感覚を目覚めさせていきましょうね。
派手な大技は出来なくていい。正確で丁寧な動きが一番美しいと私は考えているからね、時間をかけて途切れないように練習していきましょう。
トモコ・ユミコ・ユキさん&おまけの私、の4人でいつか一緒に踊れたらいいわね
今年の早春に入会してきたショウさん、いまのところエシャッペのコンビネーションでグルグル してるけど、みんな通ってきた道です、大丈夫
『たまたま、今、出来ないだけであって、一生出来ないわけじゃない。オブラートを1枚1枚剥がしていくように進化している』んだから、生まれて初めてバレエのレッスンをした時の、あのホントにマジで“下手クソ ”だった頃には二度と戻れないんだよぉ~ン 進化していくだけです。だから大丈夫
一番新人のリサちゃん、若いね、活きがいいね、やる気あるね
期待の新人、来年からはビシビシいきたい、と密かに思っています。お姉さんたちに追いつけ追い越せ、と応援もしてるからね
クラスのみんなが来年はどんな進化をするか、そしてまたどんな出会いがあるか期待を胸に抱いての稽古納めでした。
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ブライダル・ウォーキング♪

2009-12-16 10:59:38 | Weblog
『大人から素敵にバレエ』のクラスでずっとレッスンを続けているユミコお嫁にいくことになりました
先月のレッスンのときに
「先生、ドレスの時の歩き方のレッスンを…」
と相談してくれたので
「よぉし、ユミコのためにプライヴェート・レッスンしようドレスでの歩き方と裾捌き、和装のときの歩き方のレッスンをしなくちゃね
ということで昨日が第1回目のレッスンでした。
まず、裾を引くドレスの場合、どのくらいの重さを後ろに感じるか&床とドレスに摩擦が生じたらどのくらい重さの感じが増すかを体験してもらいます。
「なんだかすごぉく後ろに引っ張られてる感じ…
そうでしょ だからキチンと前重心にトルソーをコントロールして歩かなくちゃね。
次にボリュームのあるドレスの裾を踏みつけずにスムーズに歩くためのレッスン。
衣裳合わせのときに係りの方に“裾を蹴るようにして歩いて下さい”とアドバイスをされるみたいだけど、どんな風に“蹴る”のか、どんな風に歩くのかは教えて下さらないし、当然そんなレッスンもない。
「裾を前の方に押しのけるように押し出して、裾が煽られて逆戻りしてくる前に、1歩踏み出すのよ」
と、裾を爪先で押しのけながら歩くレッスン。
さすがのユミコも初めのうちは何度か裾の上に載ってしまったりしてましたが、
「ユミコちゃん、足首で“バットマン・タンジュ・ドゥヴァン”をする感じで、裾を押し出すのよ
「あぁ、そうか そうですねぇ
その後はなかなかスムーズに歩けて、方向転換や角を曲がるときの裾捌きもなかなか上手に出来るようになりました
以前、結婚式場での介添役の仕事に携わっていたことのある友人に聞いた話では
「ウエディング・ドレスやお色直しのカラー・ドレスで肩を出したときに、“猫背”でみっともない花嫁様が多いんですよねぇ
ということだった
その点はさすがにユミコ、長年バレエのレッスンを頑張ってきただけに
真っ直ぐな背筋がブレない。頭がグラつかない10cmのハイヒールで少し大きめの歩幅で歩いても安定している
とにかく後姿までキレイです。
最後は『プリンセス・スタイル』のお辞儀の練習
もともとヨーロッパの文化の中に日本式の“お辞儀”という概念は無いし、服飾史から考えてもローブ・デコルテを着た女性の“日本式のお辞儀”というのは有り得ない、ので私は好きではありません。
というわけで、ヨーロッパの貴婦人のように膝をキチンと曲げる“レヴェランス”の練習。
まぁ、これはバレエで色々経験済みのユミコだから、問題なく美しくできましたね
次回は和装でのキレイな歩き方の練習です。
でもねぇ、背筋が真っ直ぐで内股でもない、身体の重心も安定しているユミコだから1回のレッスンでも、いかにもローブ・デコルテを着慣れた人のように美しくなれるけど、内股&猫背で背筋グラグラの人は大変だろうなというか、……………だろうなというか…
ユミコ、貴女の幸せを願いつつ、ウォーキング・レッスンを通して裏方からしっかりお手伝いさせて頂きますね

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お腹空いた…♪

2009-12-14 11:24:48 | Weblog
う~ん、朝方夢を見ていた。
夢の中で、大人のバレエクラスとジュニアバレエクラス、スタイル・アップクラスをかけもちで教えているらしい。
大人のバレエクラスにはユミコや最近バレエにシフトチェンジしたミドさんほか、何人かがレッスンをしている。
「あのね、“ドゥミ・スゴンド”ってのは“ア・ラ・スゴンド”と“ブラ・バ”の間のポジシオンのことでさ、ブラ下がってちゃダメなのよ」
なんて説明しながら、生徒のみなさんの腕をひっぱたり伸ばしたりしている…。
「ユミコちゃん、アームスを少し早くコントロールすることでトルソーの引き上げを助けるのよ」
なんだ、いつもと同じことを…、夢なのに言ってることがいちいちまともである
それじゃコンビネーションを通してやってみましょう、ということになり、まず私がグラン・アレグロの見本を見せる…がんばってるなぁ…
そしてまわりを見回すと、今度はスタイル・アップクラスのメンバーがフロアー・エクササイズの最中。
「あぁ、あのねえ、内転筋群とか内側広筋とかの筋力がなくなっちゃうと膝が痛くなるからね。膝って骨そのものの問題より腿の筋力の影響が大きいよ」
うぅっ、なんてまともなことを…、夢なのに…
では腿の内側の筋肉と腹筋のためのエクササイズをしましょう、ということになって、カウントをとりながらみんなと一緒に脚を上げたり降ろしたりの繰り返し。これもいつもと同じだなぁ…
それでね、とまた回りをみまわすと、今度はジュニア・バレエのレッスン中らしく、全部のクラスの生徒たちが集まってる。
そして生徒全員がそれぞれ違うことを練習している。
バーでバットマン・フォンデュの練習をしている子、アダージョの練習をしている子、センターでピルエットの練習をしている子、アレグロの練習をしている子、ポール・ドゥ・ブラを練習している子、それが全部同時進行なのに、ぶつからないところが、さすが夢、であるな
で、私は生徒ひとりひとりに注意をしたり見本を見せたり一緒に動いてみたり、と休むことがない。
とくにグラン・アレグロの見本を見せるときには、もともと得意なジャンルだから夢の中でもノリノリみたい
「ほら、リナちゃん、先生といっしょにやってごらん。先生が左側をやるから、リナちゃん右側ね」
と一緒にやって、ここでも二人がぶつからないのが夢のいいところだけど、リナが私と同じくらいの高さでグラン・ジャンプを跳んでいる、のは、夢とはいえ嬉しいなあ…
さぁ、次のコンビネーションは…、というところで目覚ましのベルが鳴った
「はぁぁぁ~~、お腹空いたぁ~~
これが今朝の目覚めの一言である。
夢の中で思いっきり身体を動かしてることが、現実的なエネルギー消費につながってるのかしら…
レッスンしたり踊ったりする夢を見ているときは実際に筋肉が動いていて、睡眠時基礎代謝だけに落ち着いてはいないのかも…なんてことは、ない、と思うけどねぇ。
朝からドンブリ飯 の一因がこれです
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特技…?趣味…?手遊び…?

2009-12-09 16:42:52 | Weblog
先日来実家の父にベストを編んで送ったり膝掛を編んで送ったりしていて、その出来上がりの写真を紹介していたら、写真を見て下さった方が褒めて下さるので、私としては気を好くしています。
編み物は好きだし得意だから、昔から色々編みました。セーター、ベスト、カーディガン、ショートコート、ワンピース、レッスン用のウォームアップウェア各種、もちろんレッグウォーマーなんか朝飯前だったなぁ…
まだ恩師のスタジオでバリバリ レッスンに励んでいた頃は、セーターなんかは新しいものを編みたくなると、後輩や妹弟子に譲ったりしてた
「リエコさん、そのセーター“いついらなくなるの”…?」
「飽きたらお下がりで頂戴ね」
なんてアテにされたこともあったわねぇ
一昨年はセーターを2枚編んだけど、去年は何も編まなくて、今年は父へのプレゼントを編んだし…さて……、と思案しながら
             
ビーズでアクセサリーを作ってみました
なにしろバレエの先生だから、舞台前になると生徒のためのヘッドデコレーション作製のために、使えそうな材料を思いつく限り買い込んでくるの。そんな材料の残ったビーズを使って、ペンダント とピアス と指輪 にしてみた
ペンダントのチェーンもビーズを繋いだものです。
フフフン… なかなか好い出来だな、と一人悦に入っていたら、もう一つくらい作りたいなぁ、って気分になって…。
             
こちらは使い切れずに沢山残っていたスワロフスキーのビーズを思いつくまま気の向くままに、“編み編み編み編み……”
まぁ、言うまでもないことではありますが、これらもまたデザイン画も製図も何もありません
頭の中に完成予想図があって、それは完成とともに消滅する仕組みになっているようです
もう一度同じものを作ろうと思えば作れないことはないと思うけど、そのためには先ずそれぞれビーズの数を丁寧に数えて“図”くらいは作らねばばならん でも実は、そんな面倒くさいことがイヤである
だからカッコつけて敢えて良く言えば全て一点ものというわけよね。
ふぅ~ん、次は何を作ろうか何を編もうか、楽しい悩み~
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天気晴朗なれども…

2009-12-07 12:07:05 | Weblog
先週日曜日からNHKで『坂の上の雲』を放送してますね。司馬遼太郎の原作を若い頃に読んだのを思い出しながら観ています。
明治維新を経て近代化を図る日本という“国家の生き様”や“自分自身を模索”しながら国家のため、文学のために生きようとする若者たちの姿が描かれて、やがて日露戦争でのバルチック艦隊との海戦に至り、勝利し、そしてその後の日本は…という内容だったと記憶しています。
昨日の放送分では主人公の秋山好古、秋山真之、正岡子規の3人がそれぞれ我が行く道の緒に就くまでが描かれていました。
秋山好古中尉のちの陸軍大将こそ凛々しい軍服姿を見せてくれますが、秋山真之のちの海軍中将ものちの俳人正岡子規も大学予備門の書生で、煮しめたようなヨレヨレの袴と絣のきもの を着ています。でも、現代で流行りの“腰パン”で股下の短ぁ~~い若者よりも、この下駄履きの書生姿って格好いいなぁ
やがて、仲間とワイワイ暴れまわっていた秋山真之海軍を志し、大学予備門の同級生で同宿の正岡子規の横を離れる日がきます。子規の不在中に真之は手紙を残して姿を消します。
その手紙が実に簡潔明瞭で、格調高く
「好いなぁぁ~
やっぱりバルチック艦隊との衝突を目前にして、あれだけの電文をものした人は若い頃から違ったのね…って感じなのであります。
そして正岡子規
手紙を残して去った友との応酬を回想して即興で一首詠みます。
戦をも厭はぬ君の船路には風吹かば吹け波立たば立て
まあなんて素晴らしい寿ぎの言葉でしょうとちょっと感動してしまいました。
20歳そこそこの若者の言葉なんだなぁ、これが…。
それに引き換え現代の若者は
「コチラ、グラタンの“方”に“なります”」
(んじゃ、グラタンに“ならない”“方”は今“何”で、何に“なる”んだよっ
だもんねぇ。たった140年でこの堕落ぶり
まぁ、満足に漢字も読めないような大人が一国の首相になれちまうような世の中だから、そんな大人の品性の凋落が若者に反映してるのかも…
えぇ……っと…。で、
子規は若くして胸を病み、亡くなりますが
『墨汁一滴』『病床六尺』
などの句集を残しますね。
秋山好古中尉は日本陸軍騎馬隊の大成者として陸軍大将に昇りますが、官位に執着しない晩年を送られます。
そして秋山真之は日本海軍の将校となり、バルチック艦隊に勝利し、そしてやがて軍籍を離れて世俗からも離れられたのではなかったかしら。
天気晴朗なれども波高し
海戦の現場にいる軍人の参謀本部に宛てた報告文としてはあまりにも詩的で文学的ですよね…。
坂之上の雲、彼らが夢見、思い描き、希求し、一身を捧げようとした“雲”ってどんな日本、どんな未来、そして“何”だったのかな…とちょっと考えちゃいました。
若ぁ~い頃に読んだ記憶を辿ってみました。かなり真面目な話をしちゃいましたね…
それにしても、です。
明治初期当時の東京大学予備門(現東京大学)では、教科書も英文、試験問題も英文表記、答案も英文筆記だったそうです
日本語で出題されてんのに問題の内容すら理解出来ないアンポンタン が蔓延りつつある現代って…、いいのか これで…
いやいや、他人事ではないぞ。正しい日本語で正しい文章を書くように心掛けよう、書けるようになりたい、と反省もしたしだいであります


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まだまだ…♪

2009-12-05 10:13:37 | Weblog
昨日の金曜日、カルチャーセンターのジュニアクラスは、お家のご用事や体調不良で殆どの生徒がお休みで、レッスンに来たのはスミレちゃんひとりだけでした。
当然マン・トゥー・マンレッスンになるわけだけど、このスミレちゃん、マン・トゥー・マンを嫌がらない、というか物怖じしないの
私としてはどの生徒に対しても、たまにこういうマン・トゥー・マンレッスンの機会があると、その生徒のためだけのレッスン・プログラムで彼女の弱点を調整したり、理解が不十分なところを丁寧に練習したり出来るから、好機だと思ってる。でも人それぞれで年齢に関係なく中にはマン・トゥー・マンレッスンが“苦手”という生徒もいるからね。
そういうイミではスミレちゃんは小学2年生にしては自立してる、といえるのかな。
「一緒にやろうね」
とふたりでバーにならんでレッスン開始。
彼女が入門してきたときからずっと見てきてるから、彼女の弱点がどこにあるかは良く分かってる。だから一番初めのグラン・プリエから
「はい、お腹の真ん中の線が歪まないように…。お腹の骨(骨盤のこと)が動かないように…」
と声をかけながら一緒にグラン・プリエ。
続くバットマン・タンジュでは
「はい、お腹に向かって引っ張り上げるつもりで…。ハイ、脚と反対側のボディを上に引っ張るつもりで…。さぁ、背中を上に引っ張り上げるつもりで…」
と、1ポジシオン、1ムーヴメントごとに声をかけたり、トルソーをサポートしたり…
すると なんとっ
トルソーでも重心部分=骨盤周辺がほとんどブレず、軸脚の足許もグラついたり足の指が浮いたりすることもなく、しっかり立っている
「しえぇぇぇ~、こんなスミレちゃん初めて見たぁ~
何故こんなことが…
ま、そりゃ単純な理由、単に腹筋と長内転筋を正しくキチンと使っているだけ、なのである…、が…、本人がそのことを自覚出来ていないと次に繋がらない…
「スミレちゃん、いつもと全然違うわよ。足もグラグラもしないしお腹の骨も動かないし。いつもと何が違うか自分でわかる?」
「う~~ん…う~ん…
「ん~、たとえばお腹が痛い、とか、足が痛い、とか…。どぅ」
「う~ん、おなかのちからがいつもとちがう気がする…」
ピンポ~ン
それが感じられてれば である 子供のうちは理屈より感じて身体で理解することが大事。
「スミレちゃん、今日だけ正しく出来ました、じゃなくて、これからはずぅ~~っとそうやって正しく出来なくちゃ。来週も出来るかな…?」
ちょっと照れくさそうな笑顔で2・3度頷いた顔がちょっとお姉さんになったように見えました
こうやってマン・トゥー・マンレッスンを通して生徒の変化とか上達とかを目の当たりにすると、
「出来る限り、自分の身体を動かして見せることで“正しいこと”を生徒に伝えたい
と思う。
確かに私は50歳だけど、
「もう歳だしぃ~…
なんて言ってはいられない。教えたい生徒・育てたい生徒が沢山いる
フフン、“歳”なんぞ戸棚の奥にでも放り込んで、まだまだバッチリ動いて見せるわよっ と決意を新たにした昨日のレッスンでした。
スミレちゃん、ありがとう

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今回はチョット気合を入れてみた♪

2009-12-03 10:14:42 | Weblog
あぁ、アイちゃんママ、その節はお手数をおかけいたしました。お蔭をもちまして今のところ事無きを得ているようでございます
あのときはファンデーションもベースメークも無しのアイメイクだけだったけど、ちゃんとファンデーションを塗ったらどんなものか、試してみたい気もしますね、ごぉっそりコンシーラーを仕込まなきゃならなかったりして…
…と、それはさておき…。
先日、実家の父にベストを編んで送ったら、気に入ってくれて早速着てくれているとのことで、私としてはちょっと気を好くしている
もともと編み物は得意だしね、次は何を編もうかなぁと考えていて、ふと
《冷えは足許から。冷えは万病の素》
なんてことが頭に浮かんでしまい、
おっ、そうだ 膝掛だ
と繋がって、すぐに材料を買い込んできて、また編んでみました
             
どうかな…
膝掛だから複雑な模様編みを駆使したところであまり効果はないし、とはいえ単純に単調に編むのでは編んでる本人が面白くない。というわけで編み込みと簡単な刺繍をしました。
配色はね、とくにイメージがあったわけではなくて、好い感じだなあと気に入った毛糸を使っただけなんだけど、期せずして
《豊饒の大地から萌出でる新緑》
というイメージの色合いになりましたね
大き目のバスタオルよりちょっと大きいくらいのサイズです。この写真では上手く写せなかったけれど、ちゃんと縁取りのステッチもしてあるのよ。
もっとも、例によって例の如く、デザイン画もなけりゃぁ製図もしていない、ただ単に頭の中の完成予想図に従って手を動かしていく、という製造方法なので、2度と同じものは作れないと思います、多分…。だいたい一番最初に何目作り目をしたか、もう忘れている
でも、父が喜んでくれるんだから、いいじゃん、それで…と思っている…
それにしても…さ…、いやぁ~器用な生まれつきでよかった…と自画自賛
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