プリエって本当に本当に大事なこと。
全ての動きはプリエに始まってプリエに終わる、と表現する指導者もいるくらい。
プリエ(plie)の語源はプリエール(plier)、曲げる、とか、折りたたむという意味。
だからといって、安直に膝を曲げればそれでプリエになるかといえば、決してそうじゃない。
プリエをすることによってルルヴェやポワント、さらには跳躍のためのバネを貯める、着地のときの衝撃を緩和する、体幹を真っ直ぐに支えるための基底となる、etc.etc.…。
もちろん、スクワットとして筋力強化には不可欠という一面もある。
だから、正確なプリエをするってことは、なによりも大事なことなのよ。
とまぁ、それはさておき…。
ナオさんが、1番プリエを何度も繰り返しては
「ワタシのプリエはどこ???」
って感じにグルグルになっている。
う~~~ん…、何度も練習しているうちにそのうちわかるわよ、なんていえる状況じゃぁないなぁ…。
ここできっちり正しいプリエを理解しておかないと今後の伸展に差し障る。
まず、真っ直ぐに立つ、というのはどういうことか、ってことから。
骨盤は…、背骨は…、肋骨は…、重心は…。
1番ポジシオンで立ったらどうなるか…。
プリエしていくときのトルソーは…。
グラン・プリエに到達したときのトルソーは…、重心の位置は…。
グラン・プリエから戻るときの動線は…。
そして、決していい加減にしてはいけない大事なポイントがある。
適当に安直にカカトを上げてはいけません
少しずつ膝を曲げることによって骨盤が下がっていく。
これ以上骨盤を下げたらカカトが上がってしまう、というギリギリのプリエ、それがドゥミ・プリエです。
ドゥミ・プリエからさらに骨盤を下げようとすると、必然的にカカトが上がっていきます。
つまり、カカトは
必要最低限の高さにしか上がってはいけない。
ドゥミ・プリエを通過すると同時にペランと無頓着にカカトを床から引き剥がす、なんてことはあってはなりません
ってことはよ、
グラン・プリエから戻るときは、まずカカトを床におろします。
そうすると必然的に骨盤が押し上げられて、ドゥミ・プリエに戻れます。
あとは膝を伸ばして、トルソーを押し上げていけばよろしいのです
「……あ゛…ぁぁ……」
ね、メグちゃん、いままでと感じが違うでしょ
もう一度グラン・プリエして、ア・テールに戻ったら途切れないようにルルヴェに上がってごらん
… … … … …
おぉぉ、キレイだねぇぇ
ナオさんも、まずカカトを下す、そしてドゥミ・プリエ、そしてア・テールへ、って意識しながらやってごらん
… … … …
ほぉぉらぁ、きちんとプリエが出来たじゃないのぉ
「うぅわうぅわわぁぁ、腹筋と内腿でプリエするってのがすっごくよくわかった…。こんな感覚初めてだ…、お尻の筋肉も使う…」
当たり前です…
んじゃ、ナオさん、ドゥミ・プリエまで戻ったらそのままタン・ルヴェを跳んでごらん
… … … …
おぉぉ、いいねぇぇ
「ソレがあなたの正しいタン・ルヴェです。先週までとは高さがまるで違うのよ」
「なんか、力を入れずに跳べた…、着地したときの足音も全然違った…」
そうでしょう、そうでしょう
正しくプリエすること、大事にしましょうね
お知らせ
通常5週目はレッスンをお休みさせて頂いておりますが、今月は第2週目が稽古初めでしたので、5週目となる31日(日)もレッスン有りです。よろしくお願いいたします。
また、明日26日火曜日のスタイル・メイク エクササイズでは、レッスン後半にウォーキング・レッスンを致します。
興味のある方は是非ご参加くださいね
全ての動きはプリエに始まってプリエに終わる、と表現する指導者もいるくらい。
プリエ(plie)の語源はプリエール(plier)、曲げる、とか、折りたたむという意味。
だからといって、安直に膝を曲げればそれでプリエになるかといえば、決してそうじゃない。
プリエをすることによってルルヴェやポワント、さらには跳躍のためのバネを貯める、着地のときの衝撃を緩和する、体幹を真っ直ぐに支えるための基底となる、etc.etc.…。
もちろん、スクワットとして筋力強化には不可欠という一面もある。
だから、正確なプリエをするってことは、なによりも大事なことなのよ。
とまぁ、それはさておき…。
ナオさんが、1番プリエを何度も繰り返しては
「ワタシのプリエはどこ???」
って感じにグルグルになっている。
う~~~ん…、何度も練習しているうちにそのうちわかるわよ、なんていえる状況じゃぁないなぁ…。
ここできっちり正しいプリエを理解しておかないと今後の伸展に差し障る。
まず、真っ直ぐに立つ、というのはどういうことか、ってことから。
骨盤は…、背骨は…、肋骨は…、重心は…。
1番ポジシオンで立ったらどうなるか…。
プリエしていくときのトルソーは…。
グラン・プリエに到達したときのトルソーは…、重心の位置は…。
グラン・プリエから戻るときの動線は…。
そして、決していい加減にしてはいけない大事なポイントがある。
適当に安直にカカトを上げてはいけません
少しずつ膝を曲げることによって骨盤が下がっていく。
これ以上骨盤を下げたらカカトが上がってしまう、というギリギリのプリエ、それがドゥミ・プリエです。
ドゥミ・プリエからさらに骨盤を下げようとすると、必然的にカカトが上がっていきます。
つまり、カカトは
必要最低限の高さにしか上がってはいけない。
ドゥミ・プリエを通過すると同時にペランと無頓着にカカトを床から引き剥がす、なんてことはあってはなりません
ってことはよ、
グラン・プリエから戻るときは、まずカカトを床におろします。
そうすると必然的に骨盤が押し上げられて、ドゥミ・プリエに戻れます。
あとは膝を伸ばして、トルソーを押し上げていけばよろしいのです
「……あ゛…ぁぁ……」
ね、メグちゃん、いままでと感じが違うでしょ
もう一度グラン・プリエして、ア・テールに戻ったら途切れないようにルルヴェに上がってごらん
… … … … …
おぉぉ、キレイだねぇぇ
ナオさんも、まずカカトを下す、そしてドゥミ・プリエ、そしてア・テールへ、って意識しながらやってごらん
… … … …
ほぉぉらぁ、きちんとプリエが出来たじゃないのぉ
「うぅわうぅわわぁぁ、腹筋と内腿でプリエするってのがすっごくよくわかった…。こんな感覚初めてだ…、お尻の筋肉も使う…」
当たり前です…
んじゃ、ナオさん、ドゥミ・プリエまで戻ったらそのままタン・ルヴェを跳んでごらん
… … … …
おぉぉ、いいねぇぇ
「ソレがあなたの正しいタン・ルヴェです。先週までとは高さがまるで違うのよ」
「なんか、力を入れずに跳べた…、着地したときの足音も全然違った…」
そうでしょう、そうでしょう
正しくプリエすること、大事にしましょうね
お知らせ
通常5週目はレッスンをお休みさせて頂いておりますが、今月は第2週目が稽古初めでしたので、5週目となる31日(日)もレッスン有りです。よろしくお願いいたします。
また、明日26日火曜日のスタイル・メイク エクササイズでは、レッスン後半にウォーキング・レッスンを致します。
興味のある方は是非ご参加くださいね