アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

右脚のときは左手が前…♪

2014-04-28 09:13:52 | Weblog
昨日の《アンチエイジング・レッスン》は珍しくもメンバー勢揃い
いつもの通り仰向けに寝て腹式呼吸から。
続いて腰回りと腿(=大腿四頭筋)のストレッチ。
鏡越しにみんなの様子を見ていると…、…
ちょっと修正してあげなくちゃ。
まずカヨさんの後ろに回って腰とお膝をサポート。
「腰骨とお膝の真ん中が一直線になるように…、そうするとしっかり四頭筋のストレッチができるよん」
「…あ、そうか…うん…
ミスターМもお膝の方が高くなってますねぇ
後ろに回ってお膝の高さを修正、そしてちょっとだけ力をいれてお膝を後ろに引っ張ってあげる。
「…てっ…
ね、四頭筋がよく伸びて気持ちいいでしょぉぉ。
「…てっ…
おぉ、I氏もお膝が高くなっています。修正修正。
うん、ヤエさんは大丈夫
昨日は腹筋運動を変えました。
仰向けに寝て、腿は骨盤に対して垂直に、膝下は床に対して水平に。
息を吐きながら、4カウントで膝を伸ばし4カウントで元に戻る。
膝下が垂れ下がらないように、ずっと水平を保つのが鍵です。
1セット=8回。
「あ゛ぁたぁぁ…、こぉれは効いたぁぁぁ…
でしょ?
ミスターМ、お腹がモクモク動かなくなりましたよ
その後バーに掴まってのエクササイズ。
そしてカヨさんだけは以前に練習したことがあるメニューをひとつ追加。
ヤエさんナイスミドル組も初めての動き。
「両手を頭上に上げるのと同時に右脚を上げて……右脚を踏みこんで左手が前、左脚に体重を残さない……両手を頭上に引き上げて左脚に重心を戻す、右脚を軽く上げて……手脚をおろす……」
「んぁ?…なに…?なに…
はい、一緒にゆっくりやりましょう。
両手を上に、右脚を上げて→右脚を踏み込んで左手が前→両手を上げて左脚に戻る→手脚を下す⇒両手を上に、左脚を上げて→左脚を踏み込んで右手が前→両手を上げて右脚に戻る→手足を下す⇒…………
この動きでグラグラするのは、片脚でトルソーの重さを支えきるための筋力が足りてないのと体幹のバランス力が足りてないの。
片脚でもしっかり体重を支えられるようでないと、咄嗟のときに身を躱すことが出来なくて残念な結果に至る危険性が大きくなるからね。
さすがに以前練習していたカヨさんの動きはスムーズです
「この動きがスムーズに出来るようになるのには、だいたい3ヶ月くらいかかります」
「はぁぁ、そう… そうだった…?そのくらいかかった?」
「うん、はじめのころは手と脚が揃ったりしたし…
でも必ずきちんと出来るようになります
最後にホップ&タッチをオンテンポで練習。
みんなホップが軽やかになってきました


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作品展…♪

2014-04-26 09:57:21 | Weblog
がま口作りは楽しい
巷でもかなり流行っているらしい。
ひとつ完成すると“つぎは…”と考えてしまう。
がま口でどんなものが作れるかな、と想像すること自体楽しい。

               

これは友人にプレゼントした名刺入れ。ごく普通の横型とL字型。
表地に大島の古布を使って、それぞれに生地の向きを変えて裁っているので格子の大きさが違うでしょ。

               

裏地は、横型にはやはり大島の古布を、L字型には帯地の古布を貼ってみました。
古布にはなんともいえない味わいや奥行があるので、製作意欲を掻き立てられます。
近頃出入りするようになった和物の古着屋さんにはまだいくつも気になる古布がある。欲しい…
あの縞柄で○○の表を貼って、あの帯地で裏を貼ると…、出来上がりは……な感じかな…、とついつい思いを巡らしてしまう。

               

これは木綿のプリント地を使ったシガレット・ケース。
つぎは帯地で作ろうかな、と考えている。

               

これは自分用のメイクポーチ。
マスカラとペンシルくらいしかもってないのに、ポーチは立派
裏地がシガレット・ケースの表地と同じです。

               

レター・ホルダーとでもいいましょうか。
クラス案内のチラシや、ちょっとしたご案内の葉書などを入れて持ち歩くのに丁度いい
B5用紙三つ折りのサイズにあわせています。
裏地がメイクポーチの表地と同じ。

               

バレエ・シューズ入れも作ってみた。
表地も裏地もナイロンの生地で柄違い。
レター・ホルダーに使った口金よりも1サイズ大きい口金を使っています。
シューズ入れを作ったからには稽古着入れも欲しいわぁ、というわけでただ今構想中。
レター・ホルダーやシューズ入れなど大きな物を作っているときは“ミシンがあれば早いのになぁ”と思ってしまう。
でもミシンを使うとチャーッチャーッとものの数分で縫い上がってしまう。
それじゃぁなんとも味気ないよね、と思い直す。
ちくちくちくちくと針を動かしていることがそもそも楽しいのかもしれない、とも思う。
自分で使うことはないけれども、お弁当バッグなどもがま口で作れるなぁ
普段使いのコインケースのほかに貯金箱ならぬ“貯金がま”なんてのもありだなぁ
そんな風に次々と想像が膨らんでいくのです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やって見せましょう…♪

2014-04-25 07:53:49 | Weblog
昨日の《大人のバレエ》クラスは、ユキさんたちヴェテランから今月バレエを始めたばかりの新人まで勢揃い。
バー・レッスンのグラン・バットマンのあと、1番ポジシオンでルルヴェとタン・ルヴェの練習。
そのあと、新人のヒロミちゃんは5番ポジシオンからシャンジュマン・ドゥ・ピエ。
ひとつずつ丁寧に、5番ドゥミ・プリエを大切に。
先週パ・ドゥ・シャを練習した経験者組は、シャンジュマン・ドゥ・ピエとイタリアン・シャンジュマンのシンプルなアンシェヌマン。
シャンジュマン→2 →5番ドゥミ・プリエ→3 シャンジュマン→4 ドゥミ・プリエ→5 イタリアン→6 イタリアン→7 イタリアン→8 5番ドゥミ・プリエ→…………
とカウントを指定しながら見本を見せる。
「ひぇぇ~~~
なんのためにイタリアン・シャンジュマンの練習をするのか、分かってますねぇ
「はぁぁぁ
それ、音楽に合わせてどうぞ

う゛~~ん、お、重い゛っ…
おぉ、重力の魔に捉われた者たちよ……、といったのはツァラトゥストラだが…
重い…、何故下に下にと沈む…
こぉれは、仕方がない…

ホレ、こんな風に跳ぶのよ、と見本を見せる。
「ワタクシは、自分に出来ないことをやれと要求はしないが…、やって見せたからね
「はぁぁぁいぃぃぃ…
それ、もう一度どうぞ

お…っ、ふーちゃん、今度はちゃんと腰が上がってる。いいじゃないのぉ、その調子よぉ
さて、それではパ・バロネの練習をしてみましょう。
バットマン・フォンデュのときの、両脚のお膝が同時に伸びなければなりません、という基本の《基》が良く分かると思うわよ。
右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→8 ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ⇒1 フォンデュ・ドゥヴァン-ルルヴェ→2 ク・ドゥ・ピエ-ドゥミ・プリエ→3 フォンデュ・ドゥヴァン-ルルヴェ→4 ク・ドゥ・ピエ-ドゥミ・プリエ→5 フォンデュ・ドゥヴァン-ルルヴェ→6 右脚前5番ドゥミ・プリエ→7 エシャッペ→8 左脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ⇒…………
これこれこれ、しっかりトルソーを引き上げておかないと脚が疲れちゃうわよぉ…
…と賑々しくバー・レッスン終わり。
センター・レッスンではパ・ドゥ・シャを組み入れたアンシェヌマンを練習して、最後にグラン・アレグロの曲でアンシェヌマンを。
右にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→左にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→右にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→歩いて移動→エファセ・ドゥヴァン・ポワン・タンジュでプレパラシオン→バロネ×8回→パ・ドゥ・ブーレ→4番プレパラシオン→ピルエット・アン・ドゥオール→ポゼ
はい、一人ずつどうぞ

あ゛ぁら゛ぁぁぁ……
パ・ドゥ・シャのときのアームスはアン・バからアン・オーに。アームスでトルソーを引き上げましょう。
音楽をよく聞いて、カウントをしっかり把握しましょう。
バロネは前に進むんですよぉ。

お、重い…、ただひたすら重い…
ぬぅぅぅん…、仕方ないなぁ…。

…と、こぉんな風に動くんだよぉ…。
よし、一人ずつもう一度。
上手に出来たらレッスン終わり。
うん、ちゃんとアームスの動線が修正出来たね。
はい、今度はちゃんとカウントに合ってました。
よし、バロネの移動もそのくらいなら でしょう。
はい、お疲れ様でした
グラン・アレグロは、ただただ正確に動くだけでなく、そのアンシェヌマンを通してどんなイメージを表現したいか、も考えてみると楽しく出来ると思いますよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フラミンゴ・ウォーク…♪

2014-04-23 11:54:22 | Weblog
「はい、ではパンプスに履き替えて下さい
昨日は第4火曜日、≪スタイル・メイク エクササイズ≫のクラスでウォーキング・レッスンをする日です。
ヤエさんはおニューのパンプスを持ってきたのね。
ベージュのベースにキャメル色のリボンでアクセントが付けられたエレガントなパンプス。
う~ん、素敵、よくお似合いだわ
でははじめましょう。
まずメグちゃんから、ナチュラル・モードでゆっくり歩きましょう。

ほ…ん…、左脚を踏み込んだときに左に重心が傾く。
左側のトルソーの引き上げがちょっと弱いから気を付けましょう。
つぎはユウキさん

ふ…む…、以前に比べるとかなり重心移動がスムーズになってきた。
ちょっとだけ、左のお膝が緩みがち。そこに気を付けましょう。
はいヤエさん

う゛~ん、片脚でトルソーを支えることが出来ないってわけね。
ふん…、んじゃぁちょいと…。
「ちょっとフラミンゴ・ウォークやってみよう
右脚を踏み込んだら素早く左の膝を曲げて床から脚を離す→左脚を踏み込んで素早く右脚を床から離す→……
と見本を見せる。
片脚をヒョイ ヒョイ と曲げて片脚で立ってる時間が長いから、名付けて“フラミンゴ・ウォーク”
片脚でしっかり立つことが出来ないとちょいと難しいよ。
メグちゃんの動きはかなりスムーズ、ユウキさんもかなり安定した動きが出来ている。
その後も両手を頭上に上げてトルソーを吊り上げて歩く練習や、少し大きな歩幅で歩く練習などを繰り返す。
「ゆぅ~~~っくりのテンポだからバランスを保っているのが難しい、って思うかも知れないけどね…、ゆっくりのテンポでバランスがとれてないと、テンポが速くなったらもっと大変なのよ」
ゆっくりしたテンポでしっかりバランスが取れない人が早いテンポで歩くとなると、トルソーの引き上げやバランスの切り替えが上手くできないから、まるで地面に飛びかかるような情けない歩き方になってしまうの
サンダルやミュールの季節がすぐそこまで来てますからね、軽快に颯爽と歩きたいですよね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナイス・ミドルは頑張る…♪

2014-04-21 08:47:27 | Weblog
《バレエ初級基礎コース》で最後のシャンジュマンとピケ-ルティレの練習をしていると、つぎつぎに《アンチエイジング・レッスン》の男性メンバーが現れる。
昨日はカヨさんがお休みで、ミスターМI氏、そしてヤエさんがバレエから引き続いて参加。
はい、仰向けに寝て腹式呼吸から始めましょう。
吸ってぇ…、吐いてぇ…、と合図の声を掛ける度に
「スッ…、すぅぅぅぅぅぅ…」
っとミスターМの安定した呼吸音が聞こえる。
うん、いい感じ、いいい感じ。
ではハムストリングのストレッチを。
つい90度以上に脚を上げようとしがちだけど、大事なのはお膝をしっかり伸ばしてお尻からハムストリング周辺の筋肉をストレッチすることです。
お尻が床から離れてお腹が丸くならないように気を付けましょう。
肩に力が入って首の後ろが縮みアゴが上がらないように気を付けましょう。
腰回りのストレッチをしたら、次は腹斜筋の筋力アップ。体幹をきちんと支えるために腹斜筋は大事なパーツです。
トルソーに対して腿を垂直に、膝下は床に対して水平に。この脚のポジシオンを保ったまま、ゆっくり左右に倒していきます。
「左に1→2→3→4→静止5→6→7→8→息を吸いながら戻る1→2→3→4→右に1→2→3→4→静止5→6→7→8→息を吸いながら戻る1→2→3→4→…………」
左に倒す時は右肩、右に倒すときは左肩が床から離れないように気を付けましょう。
腹斜筋のトレーニングが終わったら、今度は腹横筋など深部の腹筋のトレーニング。
これをやっているときは、さすがに男性陣から
「…ぬ゛…」
とか
「…ぐ…っ…」
とか、呻きが発せられることもある…
次は正座して上体を倒した姿勢から、両腕で上体を引き上げて起こし、大胸筋や二の腕、肩甲骨周りを引き上げるエクササイズ。
この動きはミスターМのお気に入りらしい。
「キツいけど、次の日背中が楽になる」
のだそうです。
前半のフロアー・エクササイズが終わったところですでにいい汗かいてますね
酷暑の時期の熱中症予防のためにも、今くらいの時期からきちんといい汗をかくようにしておくといいそうですよ。
後半はバーに掴まってのエクササイズ。
プリエをしてタンジュをして…。
ふと見るとミスターМの脚の形が変わってきている。
レッスンを始めたばかりの頃は長い脚がただ細いだけで頼りなさげな印象だったけど、今はしっかりした力強さを感じさせる筋肉が付いている。これなら膝が痛くなったりしないでしょう
最後にアルツハイマー予防のホップ&タッチ
動きの順番を軽く確認したあと、はじめからオンテンポで音楽に合わせます。
I氏も前半のナチュラル・モードの部分はクリアーしましたね
ミスターМは99%クリアーで、最後の最後の1タッチだけが、あぁ惜しかったねぇ。
いつも思うことですけど、こういうことは“やった者勝ち、続けた者勝ち”ですね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猫のように…♪

2014-04-18 08:34:48 | Weblog
「今日はね、ちょっとハードなレッスンになるわよ
バー・レッスンの最後、グラン・バットマンの前にそう予告すると
「… …」
ふふふふふ…。
「はい、両手でバーに掴まって右脚前5番ドゥミ・プリエ……、いい?よぉぉく見ててね」
ドゥミ・プリエから右脚のお膝を高く引き上げます。
右膝が頂点に達する前に左脚で跳び上がって膝を引き上げます。
空中で足首を伸ばした5番ポジシオン・ドゥミ・プリエの形を作ります。
右脚から着地して左脚前の5番ドゥミ・プリエに収めます。

と出来る限り動きを分解して見本を見せながら説明。
「… …」
はい、ではみんなでゆっくりやってみましょう
5番ドゥミ・プリエ→右膝を引き上げる→左脚で跳び上がって→空中でドゥミ・プリエの形→右脚から着地→…………
これを繰り返し練習したあと、今度は左側。
5番ドゥミ・プリエ→左膝を引き上げる→右脚で跳び上がって→空中でドゥミ・プリエの形→左脚から着地→…………
同じように繰り返し練習。
「このパは“パ・ドゥ・シャ”です。猫の動き。猫が驚いてバっと跳び上がるとき手足を縮めるでしょ?あのイメージ」
では一人ずつ、バーの端から端まで移動してみましょう。
まずふーちゃんから。

にゃにぃぃぃ…っ
つぎ、カイトさん

あのにゃぁぁぁ…
はい、ユキさん

おぉ、よしよし
ふーちゃん、ちょいとおいでなさい。
「ほら、私のスカートのリボンはプリエしてるときはバーより下にあるでしょ…、でもパ・ドゥ・シャの頂点ではバーより上にリボンがあるでしょ。猫なんだから跳びなさい、高く」
「はぁぁぁぁいぃぃ…
カイトさんは空中で両方の足首がバナナになってるわよぉ。着地の時に捻挫したりする危険があるから気を付けて修正しましょう。
センター・レッスンでもバットマン・タンジュ以外はアンシェヌマンにパ・ドゥ・シャを組み入れた。
最後にグラン・アレグロの音楽で
パ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ
の練習を。パ・ドゥ・シャのときにアームスはアン・オーにね。
はい、ふーちゃんから。

こぉらぁぁぁ…、なんなんだ、そのUFOキャッチャーのアームが逆さになったようなアームスは…っ
つぎ、カイトさん

跳び上がるタイミングと膝の引き上げがおくれてるよぉぉぉ
はい、ユキさん

おぉ、軽やか、軽やか、いいわねぇ
いいですかぁ?
パ・ドゥ・シャ=猫の動き、です。軽やかに、キレよく、高くです。
しなやかで俊敏な猫をイメージしましょう。
くれぐれもぬぅぉっし…ぬぅぉっしとのし歩く太~い猫をイメージしてはいけません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆっくりですが続けています…♪

2014-04-17 10:14:58 | Weblog
昨日は浅草橋まで出かけました。
口金をいくつか買うためです。
汗ばむほどの好いお天気のなか、フン フン フン …と問屋さんに向かって歩いて……
先月来たばかりなのに、道を1本間違えてしまいました…
確かここの交差点だったと思うけど…アレ?…アレ?…と行きつ戻りつグルグルしていたら……
あ゛ぁらぁ~
楫取稲荷というお社の前に出てしまった
ん゛~、ん~…………失礼いたします、ごめんください。
花火問屋のカッコ好い親父さんに道を教えてもらって無事に目的地に到着。
相変わらず賑わっていて店員さんは大忙しの様子。
子供連れで口金を一本だけ買っていく近所の主婦とか、慣れた様子でバックルを見繕っている趣味人と思しき老紳士とか、10本20本単位でまとめ買いしていく作家さんのような女性とか…。
なかには、テキストのページをコピーしたらしい紙を手に、店員さんを捕まえて
「これを作るにはどのくらいの大きさの口金がいいでしょうか?」
「どんな生地がいいでしょうか?」
「生地はどれくらい必要でしょうか?型紙はどんなふうに…」
そぉれはここで教わることじゃないだろぉ…ってことを訊いている老婦人とか…
先月1度来て混雑することは分かっていたから、欲しい口金の品番と色と数をリストアップしたメモを持ってきた。
次の方、と店員さんが声を掛けて下さったので、すかさず
「これだけ下さい
とメモを渡す。
「はい、わかりました。ただいまご用意いたします
メモを持って在庫を取りに行ってくれて、あとは伝票に記入してもらいその場で会計。
うん、好い調子

               

これは小物用の口金。
これで友人にプレゼントする名刺いれとか、自分用のメイクポーチとか、その他いろいろ作ります。

               

これは21センチと24センチの大きい口金。
これでチケットホルダーなどを作ります。
相変わらずミシンを持っていないので手縫いの手作業ですが、結構楽しんで作ってますよ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春なのねぇ…♪

2014-04-16 08:04:26 | Weblog
仰向けに寝た状態での腹式呼吸から横向きに寝て腿や腰回りの筋力アップのエクササイズまでいつも通りの順番で進めたあと、体幹のバランス力アップのためのエクササイズ。
まず両膝と両手をついて膝と坐骨を垂直に、手首と肩のを垂直に、と準備のポジシオンを整える。
右手と左脚を水平に上げて→2 静止→3 →4 →5 →6 →7 →8 下ろす⇒1 左手と右脚を水平に→…………
静止している間はゆっくり息を吐く。
「…… ……」
ん?メグちゃん、ちょいとグラついてる…?
それが終わったら俯せになってお尻と腿の境目のところの筋力アップ。
右脚を10センチほど上げて→2 静止→3 →4 →5 →6 →7 →8 下ろす⇒1 左脚を10センチほど上げて→…………
右左交互に8回。
「…ふぅぅぅぅ…
腹筋運動を2種類やってから座って肩や首、腕のストレッチ。
そして両脚を前に伸ばして座り、足首をフレックス。
右脚から…ターン・アウト→足首ストレッチ→膝を天井向きに戻す→足首フレックス
左脚も…ターン・アウト→足首ストレッチ→膝を天井向きに戻す→足首フレックス
反対の動きを右脚から…足首ストレッチ→ターン・アウト→足首フレックス→膝を天井向きに戻す
同じように左脚も…足首ストレッチ→ターン・アウト→足首フレックス→膝を天井向きに戻す
「それではいいですかぁ…、右は足首ストレッチから、左はターン・アウトから、同時にいきますよぉ…」

メグちゃんトモコさんは一部怪しいながらもなんとか合格。
ヤエさん
「いやぁ久しぶりにやった…、昔は毎回やってましたよねぇ
「てへぇぇ、緊張しちゃって足首のコントロールが利かない…
ん、そうだね、メグちゃんの足首は力が入ってバナナになっちゃうな。
この動きは、スムーズに出来るようになるまでに大抵半年はかかるよん。
最後に腿と股関節のストレッチ、体幹のバランス力アップのエクササイズ。
「腕を上げるときはね、後ろに逃がさないで、肩の位置から真っ直ぐに上げていくのよ。後ろに逃がすと体側が休んだままになっちゃうからね」
「……ぬはぁぁぁ……
ん?なに?もう1回見てあげようか?
「い、いえ…
あ゛ん?もう結構ですぅ
「いえいえ…なはははは…
なぁんか今日は疲れてるみたいだねぇ。
「…か、身体が怠けているというか…、いるような…、たはははは…
うん。春だからねぇ。
暖かくなって、これまで縮こまっていた身体が解放されつつあるから、ちょっと調子が変わる時期なのかもよ
さて、来週はウォーキングもやります。
ブーツで誤魔化せる季節は終わりました。サンダルやミュールで美脚をご披露する季節の到来です
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二の腕に…♪

2014-04-14 09:08:57 | Weblog
バー・レッスンが終わってお水を飲んでいるときに
「あの…、ポワン・タンジュ・ドゥヴァンの位置って1番からタンジュしたときはココですけど…」
メグちゃんがポワン・タンジュ・ドゥヴァンをしている。
5番ポジシオンからタンジュしたときのポワントの位置は正確にはどこなのか、ってことが気になってたらしいのね。
基本の《基》では、1番ポジシオンからでも5番ポジシオンからでも、軸脚のカカトの延長線上。
「じゃぁ、バットマン・クロシュのときに1番を通過っていうのは…?」
それはね、
ポワン・タンジュ・ドゥヴァンの位置から、まず1番ポジシオンに向かって動作脚を引き戻します。
1番ポジシオンで留まることなくポワン・タンジュ・デリエールに脚を伸ばします。
デリエールの位置から1番ポジシオンに向かって動作脚を引き戻します。
1番ポジシオンで留まることなくポワン・タンジュ・ドゥヴァンに脚を伸ばします。
という動きをします。
1番ポジシオンで停まるわけじゃないから、だから“通過”
「じゃあ、5番ポジシオンに引き戻すことはしない?」
「うん。それはあり得ない。5番ポジシオンから直接デリエールに動作脚を伸ばすことは出来ないから」
5番ポジシオンの前側に収めた動作脚をデリエールに伸ばす場合は、一旦ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドをして5番ポジシオンの後ろ側に動作脚を収めてから改めてデリエールするか、動作脚のク・ドゥ・ピエ・バチュをいれるか、ク・ドゥ・ピエまたはルティレからパッセするか…といった迂回する動きを組み合わせることが必要。
「あぁ、わかりました。よぉぉっくわかりました。納得出来た
おぉ、それは良かった
ではバーで練習した動きをセンターでも練習しましょう。
バットマン・タンジュ。後半にポワン・タンジュ・ドゥヴァンからドゥミ・プリエに重心を移動してからまたポワン・タンジュに戻る動きを組み入れた。
ポワン・タンジュ・ドゥヴァンとデリエールのときは4番ドゥミ・プリエ、ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドのときは2番ドゥミ・プリエ。
デリエールから4番ドゥミ・プリエをしたらピケ-ルティレ→5番ドゥミ・プリエ→ポワン・タンジュ・デリエール→4番ドゥミ・プリエ→ピケ-ルティレ→5番ドゥミ・プリエ⇒…………

ん~、ちょっと惜しいねぇ…。
「4番のドゥミ・プリエをするときにトルソーが脱力しないように気を付けてね。デリエールから4番ドゥミ・プリエしたあとルティレ-ルルヴェに繋がるように、ドゥミ・プリエからいろいろなパやポジシオンに移行するんだから、トルソーが落ちてるとシャープに動けなくなっちゃうよ
はい、もう一度どうぞ

あぁ、よしよし
そうやって一つ一つ意識しながら動いていると正確で無理のない動きが出来る。
そこにア・ラ・スゴンドのアームスの強さが加わるともっと良くなるんだけどね
アームスのポジシオンは随分しっかりしてきてるから、もう一息だ。
メグちゃんはアームスをア・ラ・スゴンドにして、トルソーを90度前傾させる。
「う~ん、なかなか“弓”の形にならなくて…。う~ん
もうちょっとだけ、肘を起こしてごらん…、手首が折れないように…。
《アンチエイジング・レッスン》のカヨさんミスターМが、何やってんのかなぁ~って顔で並んで見ている。
「う~ん、ちょいと修正するね」
メグちゃんの肩をサポートしながら肘の角度や手首の角度を変えてあげる。
ほら、“弓”の形になったでしょ
「ひきききき…、うぅぅぅ、二の腕にくる…
そう、そうやって背中や腕の筋肉でしっかり支えるのよ。
一旦起きて腕を下してリラックス。
ほれ、今度は自分でラインを作ってごらん
「……う~~ん……
ふむ、もうちょっと、ほんのちょっとだけ、修正が必要だ。
ほら、このラインよ、と修正してあげると
「ひきききき…、二の腕に…二の腕に……っ」
こらこらこら、足踏みしなくても…
ほんとに、あと一息のところよ
続いて《アンチエイジング・レッスン》
「病み上がりなもんでお手柔らかにお願いします」
え゛…っ
ミスターМ、金曜の夜にどぉぉぉんと熱が出て、土曜の朝にどんと下がったんですって。
風邪ですかねぇ…。
仰向けに寝て腹式呼吸、腿や腰回りのストレッチ、腹筋運動といつも通りのメニューで丁寧に。
そしてバーに掴まってのエクササイズ。
いつもは最後にアルツハイマー予防のためのホップ・アンド・タッチをやるんだけど、飛び跳ねるのは病み上がりの身にはキツイかもしれない。
だから座ってやりましょう。3月にも一度練習したことがありますよ。
両脚を伸ばして座り、足首をフレックスして“ウサギの耳”にします。
まず右脚から…ターン・アウト→足首を伸ばす→膝を天井向きに戻す→足首をフレックス、これで“ウサギの耳”に戻ります。
左脚も同様に…ターン・アウト→足首を伸ばす→膝を天井向きに戻す→足首をフレックス、これで“ウサギの耳”に戻ります。
これを何度も繰り返す。
次は逆の動きをします。
まず右脚から…足首を伸ばす→膝を横向きに→足首をフレックス→膝を天井向きに戻す、これで“ウサギの耳”に戻ります。
左脚も同様に…足首を伸ばす→膝を横向きに→足首をフレックス→膝を天井向きに戻す、これで“ウサギの耳”に戻ります。
これも何度も繰り返す。
それでは、いいですかぁ…、右脚は足首を伸ばす動きから、左脚はターン・アウトする動きから、逆方向の動きを同時にやりますよぉ
「伸ばすのと横向き……横向きと伸ばす→曲げるのと天井向き→ウサギの耳→横向きと伸ばす→伸ばすのと横向き→天井向きと曲げる→ウサギの耳→…………」
どぅ?
「全っっ然わかりません
「どっちがナニでどこがどうなのかワケがわかんない…
はい、それでよろしいのです、実は。
出来ることに意味があるのではなくて、え~っとえ~っとと考え続けることが前頭葉への刺激になるのです。
「出来るに越したことはないけど、必ずしも出来る必要はないの」
「おぉぉ、そうかぁ…、それなら分かる
つまり、脳みそに汗をかかせる、ってことですね
「あ、でも途中で両脚の形が揃うところがあるってことは分かった」
うん、それが分かれば十分十分
ボディだけでなく、脳みそのアンチエイジングも大切ですものね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カンブレを正確に…♪

2014-04-11 08:22:27 | Weblog
1番ポジシオンはカンブレ・アン・ナヴァンとアン・ナリエール、2番ポジシオンはカンブレ・ア・ラ・バール、4番ではカンブレ・オ・ミリュウで5番ではカンブレ・アン・ナヴァンとアン・ナリエール。
それぞれのポジシオンでグラン・プリエをしたあとに続けるカンブレの方向。
あぁたぁぁ…、ヒトミちゃん
おぉぉっと…、カイトさんも…
れれれれれ……
こぉれは、今、ここで、修正しておかなくちゃ…。
まずヒトミちゃん
お腹=骨盤を前に押し出すことで後ろに反ってはいけません。
首の後ろを縮めてアゴを上げてはいけません。
アン・オーのアームスと頭との位置関係が崩れてはいけません。
天井にレールがついているとイメージして、そのレールをどこまでも伝わっていく、とイメージしましょう。
沢山後ろに反ることがカンブレだと勘違いしてはいけません。
きちんとコントロールすることが出来て、そこに柔軟性が伴えば、結果的に深くカンブレが出来るようになるの。
まずは真っ直ぐに骨盤を支えることを大事にしましょう。
つぎカイトさん
ア・ラ・スゴンドの方向へのカンブレは
トルソーが捻じれたり首が捻じれたりしてはいけません。
顔をドゥ・ファス=正面に向けたまま、その向きを変えないようにカンブレをしましょう。
顔を肩の方に向けたエポールマンでのカンブレは、ドゥ・ファスのカンブレが正しく出来るようになってから教えてあげます。
トルソーがきちんと支えられていないエポールマンもどきは不要です
センター・レッスン
まずバットマン・タンジュの練習をして、そのあとルルヴェとタン・ルヴェの練習。
「ぬふっ、ふーちゃんの隣でやろう
(ドゥミ・プリエ→ア・テール→ルルヴェ→ア・テール)×4⇒ルルヴェ×8⇒タン・ルヴェ×8
「そぉらっ、跳びなさい…っ、それっ…、ほら…っ、……
「うえぇぇ~~
「今度からふーちゃんの真後ろに重なるようにくっついて、一緒にやろうかな…。そうしたら間違いなくふーちゃんはジャンプ力が上がる
「にひゃぁぁぁ~…
ではアッサンブレの練習
アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ→アッサンブレ→アッサンブレ→タン・ルヴェ⇒…………
ふん、ふーちゃん、アッサンブレは随分お膝を伸ばして跳べるようになったし、プリエも丁寧に出来るようになってるわね。
これからはアームスにも気を付けましょう。しっかり跳ばなくちゃって頑張る気持ちが肩に表れてるわよ。肩の力を抜いてね。
あ゛、ヒトミちゃん、慌てないで、ア・ラ・スゴンドにジュテする脚はしっかり床の上を擦り出すように。そして着地のドゥミ・プリエは後ろ側のカカトもきちんと床につけましょう。
アッサンブレのあと
「ばんばん跳びたい人…?」
…し~ん…
「ぐんぐん回りたい人…?」
…しぃぃ~~ん…
「じっくり脚を上げていたい人…?」
…しぃぃぃぃ~~~ん…
あら゛…
よし、それではシソンヌのシンプルなアンシェヌマンの練習をしましょう
シソンヌ・フェルメ→2 ドゥミ・プリエ→3 シソンヌ・フェルメ→4 ドゥミ・プリエ→5 シソンヌ・フェルメ→6 シソンヌ・フェルメ→7 シソンヌ・フェルメ→8 シャンジュマン・ドゥ・ピエ⇒…………
はい、二組に分かれてどうぞ

ふーちゃん、シソンヌは上手に跳べるようになってるから、これからは後ろ側の脚を5番に引きつけるまでを大事にしましょう。途中でお膝が緩まないように、爪先が床につくまでお膝はしっかり伸ばしてね。
ヒトミちゃん、骨盤を前に押し出してトルソーを後ろに引いて跳んではいけません。ジャンプのときも、お臍よりもアンダーバストのほうが前ですよ。
最後にヴェテラン二人はピケ・アン・ドゥダーン・アン・トゥールナンを、ほかのみんなはピケ・ルティレの練習を。
暖かくなってきて、なんとなくみんなの動きもいいような気がします。
レッスンが終わってお姉さんたちが更衣室に引き上げたあとも、おさらいに夢中の高校生コンビでした


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緩い悩み…♪

2014-04-08 10:03:15 | Weblog
このところ緩~く悩んでいる。
仕事用のバッグが随分傷んできたので買い替えたい。
稽古着やシューズ、ポワント、CDホルダーにマイボトルなどの必需品を収めなければならないから当然大き目のバッグが必要。
ふふん、金に糸目はつけねぇぜぃ
と言い切れるほどの御身分ならば悩みはしない。
高級ブランド品だろうが有名ブランド品だろうが、はたまたオーダーメードだろうが好きにしねぇな、ってところだけど、まず何よりも糸目をつけねばならない身である。
だからいつも考える。
『大は小を兼ねる』
大きな仕事用バッグ一つで、仕事(=レッスン)も異業種交流会もプライヴェートなお出かけも、全部賄ってしまおう…と。
そういう考えのもとにデパートのバッグ売り場やバッグ店などを覘いている。
ときどき、お、これはいいな、と思える物がある。
あるが、しかし、どれもハンドル(=持ち手)が長い。
全部、肩で担ぐスタイルの長いハンドル。
女が肩で荷物担いでどうすんだっっ 全っ然エレガントじゃないじゃないかっっっ
だんだん腹が立ってきた
私は荷物を肩で担ぐことはしない。何故か。
答えは単純。ボディラインが歪むから。
片方の肩だけせり上がっていたり、前かがみになっていたり、トルソーそのものが荷物と反対側に傾いで固着していたり…。
あんな風にはずぇっっったいになりたくない
だからバッグを持つときは肘にかけて骨盤の近くに荷物が当たるようにしている。
重心になるべく近いところに荷物があると、重さを感じないですむし腰に負担もかからない。
というわけで、ハンドルの修理や付け替えが出来ないか調べてみた。
そうしたら…、
同じバッグがもう一つ買えるじゃないかよっっ
っていうくらいの費用がかかることが判明
ハンドルの付け替えは諦めるしかない。
やれやれ…
現在使っているバッグが壊れる前に新しいバッグが見つかるように祈るしかないな…。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新メンバーさん、ようこそ…♪

2014-04-04 07:31:02 | Weblog
3月中は学校の用事や体調不良などでレッスンをお休みした高校生組も戻ってきて、さらには新メンバーもお迎えして4月のレッスンをスタートしました。
バレエのレッスンをするのは初めてだという新メンバーのために、丁寧に説明をしながらバー・レッスン。
まず骨盤を真っ直ぐに支えましょう。骨盤が前傾したり、片側が持ち上がったりしないように気を付けて。
脚の動きにつられて骨盤がグラグラ動かないように気を付けましょう。
動作脚のお膝と足首が緩まないように気を付けましょう。

新メンバーのヒロミさん、なかなかいい感じに順番に付いてきてる。
股関節も柔らかい方だし、足首も柔らかい。初めてのルルヴェも随分高いわね
ちょいと残念なのはお腹が弱いなぁ。
あ、ヒトミちゃんもだ。
「やっぱり腹筋運動やったほうがいいですかねぇ
とシット・アップの真似を…。
「ん~、シット・アップは効果がないとまでは言わないけど、やり方を間違えてるとあまり意味がないのよね
「え゛~、じゃ、どうしたら…」
そうねぇ、まずはロール・アップだねぇ
ホレ、仰向けになってごらんなさい、お膝を90度に曲げて……しっかり息を吐ききって……そうするとお腹が窪むね……お腹が窪んだままでお膝を抱えて……お腹が窪んだまま息を吸う…ゆっくり息を吐きながら、もぉぉぉっとお腹を窪ませるイメージでくる~~~っと起き上がる。
これがロール・アップ。
お腹を窪ませたまま膨らませない、というところが分かり難いかもしれないね。
ちょっと私のお腹に手を置いてごらんなさい、とまずはヒロミさんに。
お腹を膨らますってのはこういうことで、窪ませたままってのはこういうこと、と彼女の手をお腹においたままロール・アップをして見せる。
「あ、お腹が固いままだ…」
同じようにヒトミちゃんにも。
「あぁ、お腹が動かないぃ…」
そう。お腹をしっかり引き上げておくの。
まずこのロール・アップを毎日おやりなさい。
「何回くらいやれば…」
「自分の年の数……、まそうね、二人とも四捨五入すれば20才だから20回、1日のトータルでね。一遍に20回じゃなくていいのよ」
「わぁっかりましたぁ
センター・レッスンでもシンプルなアンシェヌマンを丁寧に練習して、最後にポール・ドゥ・ブラの基本の《基》を練習してお疲れ様でした
スタジオを出ようとしたところでヒトミちゃん
「あ゛…、センセイ、この、このストレッチを2週間ちゃんとやったら次を教えてくれるって…」
とストレッチのポーズをしている。
ん?どれどれ…。
おぉ、ちゃんとやったみたいねぇ、よしよし。それでは…。
そのポーズから前側の脚のお膝を伸ばしていきます…そうすると、ほら、スプリッツになるのよ、と見本を見せる。
「え~っと…ええぇ……っしょっ……これでいいんですかぁぁぁ…?」
おぉぉ、ついたねぇ
ただし、
「鏡を見てごらん…、私のトルソーとヒトミちゃんのトルソー、何かが違わない?」
「……、あ、肩の向き…それとお腹の向き…」
そうね。両肩は揃えて正面に真っ直ぐ、お臍のむきも正面。
それともう一つ。
後ろ側の脚が内股にならないように気を付けましょう。お膝と足の甲がいつでも外向きになるように修正しましょう。
これからは床にぴったりつけることよりも、トルソーと脚の向きに気を付けるようにしましょうね。
春四月、ちょびっと進化した生徒たちです
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自慢…♪

2014-04-02 08:13:04 | Weblog
昨日は久しぶりにトモコさんとマン・トゥー・マンのレッスンでした。
なんだかクラスをオープンしたばかりの頃を思い出すなぁ。
仰向けでゆっくり腹式呼吸、順にメニューを進めてグラン・バットマン。
「うん、随分膝裏が伸びるようになったんじゃない?膝裏を伸ばしたままで脚が上がる角度が深くなってきたみたいよ」
「そうですかぁ…?」
うん、勢いもあるしね。
じゃ、膝を引き寄せてからのバットマン。

おぉ、好い感じ、好い感じ。
「バットマンのイメージを変えたんですよ…、センセイの脚を見てて…」
ほぉ?
「脚を上げる、ってのじゃなくて、“脚が襲いかかってくる”ってイメージに
なぁるほどぉ
昨日は彼女からのリクエストがあった。
お尻の下の部分辺りの張りが弱くなったような気がするから、そこをケアするエクササイズを、とのこと。
やりましょう、やりましょう。
せっかくのマン・トゥー・マンなんですものね
「じゃ、俯せになっておでこの下に両手を重ねて…」
と説明しながら見本を見せる。
脚を可能な範囲でターン・アウトして足首をフレックス。そのままゆっくり20センチくらい脚を上げる。お膝は伸ばしたまま。右左交互に。
腰が逃げたり背筋が曲がったりしないようチェックしてあげるためにサポートについて上げる。
右1 2→3→4→5→6→7 8⇒左1 2→3→4→5→6→7 8⇒右1 2→3→4→5→6→7 8⇒左1 2→3→4→5→6→7
と、まずは1セット4回。
「なはぁぁ…、これは効く…、このあたりにバッチリ
でしょぉ
俯せだと腰から反らしたりとか骨盤を前に押し出したりとか小細工が出来ないからね、お尻や腿の筋肉しか使えない。
だからお尻や腿の筋力アップに効果が大なの
はい、それじゃぁあと3セットね。
後半の2セットは私もお付き合い
そのあと全身の筋肉を使う、使わざるを得ないポーズをひとつ。
腰幅くらいに脚を開いて立ち、両手は上に伸ばす。そのままゆっくり背伸びをしてなるべく長い間静止する、というもの。
あ、そうそう、ヨーガでやる“立木のポーズ”、アレですな。
真っ直ぐに立ち続けるためには全身の筋肉が微調整を続けなければならない。
息が上がるような激しい動きではないから目立つほどの筋肉の動きはないけれども、自分の身体の中に意識を向けていくと、あちらこちらの筋肉が絶え間なく微動しているのが分かる。
筋力不足の人や体幹のバランスが悪い人は5秒と静止してはいられない。
でも、さすがはトモコさん、余裕の33秒静止
こういうときに、彼女がこれまで丁寧に積み重ねてきた努力の成果が表れる。
レッスンを休むことなく手を抜くことなく、いつでも積極的に、焦らず弛まず積み重ねてきたものがそこにある。
そしていつの頃からか年を取ることを止めてしまった彼女の身体。初対面で彼女の実年齢を当てられる人間はまぁいないでしょう。
こういう方と一緒にレッスン出来ることが私の楽しみでもあり自慢でもあるのです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする