アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

昨日はマンツーマン…♪

2010-10-25 15:41:57 | Weblog
昨日はジュニア・クラスのレッスンでした
がっ…
前日から、“部活や所属している体操クラブの用事などでお休みします”、の連絡をみんなからもらっていたのでわかっていたことではあったのですが、レッスンにきたのはランちゃん一人だけ…
本人もちょっと寂しそうだし、マンツーマン・レッスンでどことなく緊張しそうな様子でもありました。
まずはバー・レッスンから。
グラン・プリエの順番を説明して
「んじゃ、ちょっとお付き合いしちゃおっかなぁ
と、彼女と向き合ってグラン・プリエを始めました。
途中途中で、ちょっとした指示やアドバイスをすると、動きながらお顔の表情や軽い頷きで
「了解…」
と返してくれて、その度にバランスが良い方に変化したり、トルソーのラインが美しくなったりします。
せっかくのマンツーマン・レッスンだし、と普段よりはちょっとだけレヴェル・アップしたアンシェヌマンも練習。
「まずク・ドゥ・ピエ‐プリエをしたら、次に脚を伸ばす方向は…」
と、はじめに動きを分解してゆっくり脚の動線を見せる。そして前からの動線と後ろからの動線とそれぞれを二人で一緒にやってみて、それから音楽に合わせてアンシェヌマンを通す。
「うん、なかなかいいわよ」
アンシェヌマンの最後の片脚ルルヴェでのバランスのときには
「ん、もうちょい上に……、背中から少し前方に……、そうそう、呼吸を忘れないで…」
ランちゃんが立っている間中指示をとばす。それに合わせて彼女は微調整を繰り返し、
「うん、良いバランスだ」
となるわけ
センター・レッスンもいつもよりちょっと難し目。
アダージョは始めて音楽を全部使った“下ろさずのアダージョ”、つまり一度上げた脚は最後まで下ろすことなくいろんなことをする、というアダージョ…
うん、よく最後まで頑張ったね
バットマン・タンジュをして、アレグロ
「ちょっと難しいかもしれないけどね、落ち着いてやってごらん」
と見本を見せる。後半部分にステップ・チェンジとリズムの変化がちょっとだけ難しいところがあるのよ。私は好きなんだけど…
「うぅ~ん…、あれぇ~…
マーキングしながら、ちょっと混乱してるね。
よし、一緒にやってみよう、と半分お付き合いする。
2~3回繰り返すうちに、きちんとリズムを捉えてステップ・チェンジも出来るようになったね
最後はシンプルなアンシェヌマンでグラン・アレグロを練習して、レッスンは終わり
一緒にバー・レッスンしたり、アレグロを動いたり、楽しいマンツーマン・レッスンでした
うん、もっともっと動けるようになりたぁい

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完成です…♪

2010-10-21 10:39:34 | Weblog
セーターを編んでいましたが、本当に興が乗ると食事もソコソコにって感じになってしまいますね。
PCでの作業の合間にチョコチョコっとか、出かける間際ギリギリまでとか、毎度のことながら編み物にハマって楽しんでました
で、先日の続き。
               
袖が2枚編み上がりましたので、次は衿を編みます。
               
前後身頃を繋いでから衿ぐりの拾い目をして、ゴム編みで輪に編みますと
               
はい、衿が出来上がりました。
私はどうも最後の“ゴム編み止め”が苦手で、美しく出来たためしがありません
私が手編みのセーターを着ているところに遭遇した方は、お慈悲を以って衿周りを注視なさらないようにお願いいたします
衿が編み上がったら
                  
左右の脇=袖下を閉じます。どうです?左右の模様がちゃんと揃っているでしょ
そして袖をつけて
               
完成です
Vネックをそのまま着るのも素敵だし、白いシャツの襟を出してもイイなぁ、思い切って鮮やかな色のシャツを着るのも透かし模様のところから下に着たシャツの色が透けて見えてイイかも…
次は、模様編みの少ないシンプルな編地のチュニックなんかも編みたいなぁ、と考えているところです

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お医者さんへ…♪

2010-10-19 10:23:03 | Weblog
バレエを始めて少し丈夫になるまでの幼少期、実に虚弱な子供でした。
しょっちゅう掛かりつけのお医者様が往診に来て下さっていたのを覚えている。
人間がそれぞれに割り当てられた一生分の医者通いを、あの時期にノルマ達成したんじゃないかな、と考えるくらい現在は丈夫
そんな私が医者に行きました、昨日。
普段あまりかけることのない眼鏡 がちょっと合わなくなってるような気がしたり、TVのテロップが見辛くなったりしているので、
「そうかぁ、これが“老眼”というものなのね
と承知してはいる。
ただそうなると“老眼鏡”というのか“遠近両用眼鏡”というのかに替えた方がのためにもいいんじゃないかしらんと考えて、やっと思い切って眼科に行ったの。
診察室に通されると、まず光学的に焦点などの検査をしてもらう、3種類。
次に片目ずつ遮蔽する眼鏡フレームを着けて、視力検査。あの“右っ 左っ 上っ ”と答えるものです。まずは裸眼、続いて細かく何度も何度もレンズを替えながら、そして持参の眼鏡をかけてやはり同じように“右っ 左っ 上っ ”と。
そして持参した眼鏡の度数や屈折率(?)などを光学的にチェックしてもらって検査は終わり。
そして改めてドクターの診断。の前に…。
レンズとペンライトを持ったドクターの前に座ると、私の右目にレンズを当てペンライトで照らしながら
「はい、ぐっと左を見て…、次は上…、右に…、はい下…」
その指示にしたがってグリッ グリッ っと目玉を動かす。
なぁんか、自分では見ることの出来ないところを拡大して見られているなんて、それもこんな至近距離で…、って薄ら恥ずかしいような気がしないでもないなぁ…
「うん、眼鏡が合わなくなってるけど、コレはかけなくていいでしょう」
「はぁ。やっぱり老眼ですか?」
「ん?うん。老眼はねぇ、40歳過ぎて45歳前後でみんな老眼なんですよ」
「は、はぁ…(びみょ~に“?”)
「老眼も個人差がいろいろですからね。見え易いように眼鏡で調節するわけです。まぁ、今あなたが裸眼で見えているくらいの視力が平均なんですよ。そこに合わせるために遠近両用眼鏡とかも使ってね」
「なるほど…」
「あなたの場合はもともと近視だったので、老眼になったことでバランスがとれて普通に見えるようになっちゃったんですな
「はぇ…
「眼鏡はかけないで裸眼で十分ですよ。悪い病気の兆候も全然ないし、めだまの状態もいいですしね
「へ~…」
「まぁ、今日のところは《疲れ目》ですな
「あ~…
まあ、遠くが見づらいだろうから、遠くを見るときだけその眼鏡を掛けなさいね、と疲れ目に効くというビタミンの目薬を頂いて帰ってきたのでした。
危険な病気の心配はないということだから、ともあれお医者さんに行ってみた甲斐はあるってもんですかね

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ジュニアの成長…♪

2010-10-17 12:01:14 | Weblog
土曜日はアンサンブル・バレエ クラスの日。
昨日は体験レッスンに来て下さった方もいて楽しいレッスン
まずはグラン・プリエから。
1番ポジシオンでの《ドゥミ・プリエ2回+グラン・プリエ1回》を始めたリナに目を向けると
「あれ、音の掴み方がイソナ(=1番弟子)に似てるなぁ…」
ってことは私に似てるってことだけど…。
足の裏 全体でしっかり床を押して正確なプリエが出来るようになったね
次のスロー・テンポのバットマン・タンジュでは
「う~ん、足の使い方が私に似ているなぁ…」
足の指の関節の1つ1つに注意を向けて足を動かしているのがよく分かる。
近頃は背が伸びた、というよりも脚が伸びたからね、下半身が健康で美しいラインに成長しつつあって、足首の伸びがキレイなのが嬉しいなぁ…
バットマン・デガージェを2パターン、ロン・ドゥ・ジャンブをして、バットマン・フォンデュと進めていきながらリナの動きやトルソーのコントロールをさりげなくチェックする。
「よしよし、トルソーの中心軸がブレなくなったわね。お、アームスのポジシオンがイソナに似てきたなぁ」
アームスのポジシオンが高いのは私の癖でもある。
バー・レッスンのそれぞれのアンシェヌマンの間ア・ラ・スゴンド(=横)に上げておかなければならない腕が、ほとんど揺れたりポジシオンを外したりすることがなくなった。さらに言えば、ア・ラ・スゴンドの位置がほぼ肩の高さくらいで高い ちょっと辛い高さだけど、リナはそのポジシオンが崩れなくなったのね…
そしてバー・レッスン最後のグラン・バットマン
前と横は片手をバーに置いて思いっきり脚を上げる 後ろは両手をバーに置いて上がるところまで上げる
「リナ、あとちょっとで180度にとどくよ
というと、本人はいたって冷静な表情で
「なるほど…
センター・レッスンではポール・ドゥ・ブラを1箇所注意。これは小さかったころからの彼女の癖なの。そこを修正すると、大らかでキレのいい動きになる。
アレグロは、彼女は現在のところはそんなに高い跳躍をするタイプではないけれど、着地のときのドゥミ・プリエをしっかり押さえられるようになって安定したジャンプを続けられるようになったのよね。
よしよし、いいプリエだ、と思って見ていたら、
「あやっ 脚が勝手に…っ」
パ・ドゥ・シャしちゃったねぇ
んじゃ、アンシェヌマンをちょっと変えてパ・ドゥ・シャを入れてみよう
カウントの指定と簡単な見本を見せると、彼女はスグに新しいアンシェヌマンを動き始める。
実際、ゆったりしたエレガントぉ~な動きよりキレのいいシャキシャキしたアンシェヌマンが好きなのよね、彼女は。
ときどき見かけるんだけど、バレエ・ジュニアが嵌るうねぇ~くねぇ~とした表現してるつもり病リナはまったく罹っていなくて、メソッド通りの無駄のないメリハリのある動きが出来るように育ってくれた
私自身がどちらかというと男性的な身体の動きで身体のキレに拘って踊りをするほうだから、多少はその影響があるんだろうとは思う。ちょいと似てきたなぁ、と思うことがたびたびあるし…。
大事な生徒が自分に似てきた、というのは本当に嬉しいことなんだけどさ…。
ちょっとはお嬢様らしいたおやかな動きも見せられるようになってくれると、もぉっと嬉しいなぁ…
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途中経過…♪

2010-10-15 14:27:49 | Weblog
10月にはいってからセーターを編み始めたのですが、10日余り経ったので途中経過をお見せしようと思います。
               
前身頃と後ろ身頃が編み上がりました
Vネックのセーターは、前身頃の襟のラインをきれいに出すことに気を遣いますね。
右胸と左胸の模様が似て非なるものになっちゃったら悲しい…
ま、無事に左右概ね対称に出来上がってます
手を動かしている間中、頭=脳は勝手に遊んでいるみたいですね。
バレエ・クラスのアンシェヌマンを考えたり、スタイル・アップ レッスンのエクササイズ・メニューを考えたり、読んだ本の内容を反芻したり、興味のあるものリストや欲しいものリストを並べてみたり、おかずを考えたり…etc.etc…
耳ではバレエ・クラスで使っているレッスン曲を聴いています。
バットマン・デガージェバットマン・フラッペプティ・ソテなどの曲のときに手のノリも一番いいみたいで、プティ・バットマンコーダの曲だとちょっと速くて手がズレる。
「こんな速いテンポでよく脚動かしてるなぁ」
と改めて再認識したり…
曲がマズルカだと、編み棒に糸をかけて目を掬う手の動きも、気のせいか
ブスッ チック チクブスッ チック チク
ってノリになる…ようだ…
さて…。
               
あと袖を2枚編んだら仕上げです。
もうちょっと気温が下がる頃には完成しそうです

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秋ねぇ…♪

2010-10-13 10:14:21 | Weblog
10月も半ばになってようやく秋らしい気配を感じるようになりましたね。
でも街路樹のプラタナスや公孫樹はまだまだ青い葉っぱをつけたまま。今年の紅葉はどうなるんでしょう。
旅行社のパンフレットなどを見ると、『秋の○○』『○○の紅葉を訪ねて』なんていう見出しとともに鮮やかな紅葉 の写真が掲載されていますが、正直いって
「いつの写真…
なんて思っちゃいます
錦繍の秋は、今年はちょっと期待出来ないかも…?
秋、バレエで“秋”といえば、『ジゼル』act.1“葡萄収穫祭”の情景がまず浮かびます。ジゼルヴァリアシオンも素晴らしいけれど、ペイザント・パ・ドゥ・ドゥもステキだなぁ…
う~ん、この村娘のヴァリアシオンが似合いそうなのはぁ……、リナ…うん、パシッとジャンプやターンを決めてくれそう… ユミコ…おぉ、あのお衣装が似合いそう… なんてね、つい生徒の皆さんの顔を思い浮かべて想像しちゃいます
四季折々の風情が漂う作品を作れたらいいのになぁ…って、ひとつの夢です。
『ジゼル』act.1葡萄収穫祭のように、“秋”を表現するとしたら…どんなものがあるでしょう。
紅葉、赤トンボ、黄金の稲穂、ハロウィン、コスモス、薄、きのこ、…、…。
コスモスの花が風に揺れる『花のワルツ』有りですねぇ。
薄はちょっと寂しい感じかしら。随分前に観た歌舞伎の『黒塚』では、“一面の薄の原に澄み切った月光が射す ”という舞台装置は寂しさを通り越して、研ぎ澄まされていっそ華やかな恐怖を感じさせるものだったなぁ…。
きのこは…。あ… キッズ数人で きのこの踊りなぁんて、カワイイかも…、うふっ…、見てみたい…
マツタケの王様と女王様の宮廷で、エリンギ姫とシャンピニオン王子の成人を祝う舞踏会。コール・ド・バレエはエノキ茸のみなさん。丹波しめじのマズルカ。舞茸のワルツ。椎茸のカドリーユ。なめこのベリー・ダンス。笠松茸・衣笠茸・ポルチーニのパ・ド・トロワ。そして妖精の女王トリュフが現れて、みんなに幸せの魔法を………
なぁんて妄想をしているときに、フッとステキな振付や作品を思いついたりするのよ


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真っ直ぐ…♪

2010-10-11 12:27:32 | Weblog
涼しくなって街ではブーツ着用の女性をチラホラ見かけるようになりましたね。
今年はブーツ・カバーというのが流行るらしくて、厚手ニットのレッグウォーマータイプのものからテディベアの足のようなものまで、種々様々なものがあるみたいです。
「ふぅぅ~ん、O脚の人は脚の形が誤魔化せてイイかもナ…」
と思います。
ごくシンプルでオーソドックスなロング・ブーツって、脚の形を強調するのよね
内股で、ハイヒールを履くとヒールが逆さ“ハ”の字に歪んじゃうO脚の人がロング・ブーツを履いた姿はもう悲劇的
わざわざソレを強調するためにロング・ブーツを履いてんのかしら、と思っちゃうくらいはっきりくっきりがっつりが目立つ。
ハーフ・ブーツはどうかというと、ちょうど外に張り出した脹脛のところにブーツの縁があたって、O脚を明確に見せちゃう
内股は後ろから見ると脚全体からカカトまでが“ハ”の字に開いて締りがない…
だからね、内股O脚の人はブーツは履かない方がステキに見せられると思う。どうしても履きたいのなら、今年流行のテディベアの足のようなボワボワのブーツにするとイイと思うわよ。
なんて話をしてるとね、
そこまで言うなら自分はどうなのよっっ
と反撃してくる人っているものなのよね
ってなワケで、
           
はい、これが私の脚です
立ち方の癖や力加減で生徒の皆さんには私だと一目瞭然なので、下半身だけ写してみました
この2~3年流行っているニー・ハイ・ブーツに今年は挑戦。どぅ?真っ直ぐでしょ
この真っ直ぐな脚を守ってこられたのにはワケがあるのよ。
それは、小学3年生か4年生のときに読んだ童話。
『お米を踏んづけたお百姓さんが急に脚が痛くなり、歩けないくらい痛くなり、それは“お米を粗末にした”ことに対する仏様からの罰
というような内容だったのよね。それを読んだ瞬間、
「お米を粗末にすると神様に脚を曲げられてしまう
という刷り込みがはいっちゃったんだな
その頃すでにバレエを始めていてポワントも履いていたし、バレリーナになると決心もしていた頃だったから、脚が曲がったら大変、と思い込んだんでしょう。
以来お米に限らず食べ物を粗末にしない癖が付いたらしくて、お米を研ぐときに一粒でも溢したら即拾う、ご飯は残さない、やむを得ず傷めてしまって捨てるものには捨てる前に“ごめんなさい”と言う、なんてことが習慣になっている。
まぁ、悪い習慣ではないし、そのお陰で真っ直ぐな脚でいられるんだからいいじゃない、と思っている。
肝心の童話の題名も詳しい内容も覚えていないけど、ただ単純に『粗末にしたことへの罰』というだけではない、深い諭しを含んだお話だったような気がするなぁ
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ワタシはどこ…?

2010-10-08 10:49:12 | Weblog
昨日の木曜日は大人からバレエクラスのレッスン。
毎回いろんな発見やお茶目な出来事があったりして楽しいクラスだから私は大好き
昨日からは新メンバーを迎えて、みんなの芸術の秋がスタート。
軽いストレッチをしてからバー・レッスン。
順番を説明しながら見本を見せるんだけど、昨日はちょっと説明に時間をかけた。
「脚を出すときには、まぁずトルソーを吊り上げて脚に乗っかる負担を消してから。トルソーは上に、脚は前方にって2方向で引っ張り合いをする感じで…」
とか
「背中の力で脚を引っ張り上げる…。背中は上に脚は後ろに2方向での引っ張り合いぃ~」
とかね、動きをどうコントロールするかのイメージをしっかり伝えなくちゃ、と思ったの。
バー・レッスンの中盤過ぎ、ルルヴェをしているサヨさんがビミョ~にグラグラしている。
「あのね、バーから離した手をアン・オーに上げていくときに“大丈夫かな、いけるカナ…”って怖々上げてるでしょ、だからグラグラするの。“いまだ ”と思ったらスパッ と手を上げて、そこからどんどん上に伸びていくようにイメージしてごらん
それでは、ともう一度サヨさんはルルヴェ‐ポゼに挑戦。
気合諸共(気持ちの上でね…)パッとアン・オーのアームスに手を上げると、ピタっと静止出来た
うん、上出来上出来
サヨさんはバレエを始めて丁度半年経ったところ。
バレエのレッスンをする、という状況を身体が受け入れ始めた時期ね。
仕事帰りにレッスンに来るというペースにも頭と身体が慣れてきた時期でもある。
これからはいろんなことが今までの半分くらいの時間で分かるようになり出来るようになるのよね。
彼女がどんな風に変わっていくか、どんな個性を発揮するようになるか、その進化が楽しみだなぁ
センター・レッスンでは、まずバットマン・タンジュのアンシェヌマン。
1回練習したところで
「ユミコちゃんとユキさんはドゥーブル回ってごらん。失敗してもいいんだから挑戦してごらん
「に、に、にかい…
とユミコ。
「失敗してもいいんだから落ち着いて」
「はぁぁ~い…
うんうん、ふたりともドゥー・トゥールに挑戦するようになったんだねぇ…ウレシイ…
しかぁ~し、
「ユミコちゃん、お顔は残して。お顔は後、身体が先。いまのじゃぁアナタ、“私はどこ、ここはナニ”になっちゃうでしょ」
「あぁぁ~、そうなんですよぉ~。どこ見てるか分からなくなっちゃったぁ~
ま、その自覚があれば先は近いもんね。
どこ見てるか分かんなくなっちゃうのに回転軸は真っ直ぐな、ステキなユミコなのでした
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食欲の秋…♪

2010-10-06 10:18:58 | Weblog
昨日は火曜日、スタイル・アップ レッスンの日
暴力的なまでの暑さが続いた夏から残暑を経て、今の時期は身体を動かすのが心地よくて効果も上がりやすい。身体がエクササイズに集中していくのが分かる…
トモコさん、メグちゃん、ミドリさんのレギュラー・メンバーのほかに、昨日から新メンバーフサさんを迎えてレッスンスタート
お腹を使ってゆっくり呼吸するところから始めて、腰周りやハムストリング(=太腿の後ろ側)のストレッチ、お尻周りの軽い筋トレ、背筋の軽い筋トレとすすめていき、お尻と太腿のつなぎ目付近( ここが“緩い”ときちんとお尻が下がる…)のエクササイズ。
みんなの様子を見ながら、ちょっとポジシオンが違うときにはサポートして手直し。
「あぁら、自分で思ってたのとは違ってた…。そうか、そうか…
ミドリさん
次は背中上部のストレッチと肩周りのストレッチね。
まず説明しながら見本を見せる。
肩と手首の位置関係は垂直にとか、坐骨と膝の位置関係を垂直にとか、首の力を抜いてとかポイントをひとつずつ説明する。そして
「胸骨の側から押し上げられるように背中を吊り上げていく~」
「次はぁ、胸を床にくっつけてひれ伏す感じぃ~」
はい、みんなでやってみましょう
一緒に動きながら、みんなが動きやすいようにゆっくり目のカウントをとる。
「お、メグちゃん、お顔が下向きだとお胸は床につかないよ、アゴを上げていいのよ」
「…アゴを、あ、げ、てぇ…」
うん、はじめからもう1回やってごらん、背中を長ぁ~く伸ばすイメージよ
メグちゃんが丁寧に背中を引き上げるところから、胸を床につけて肩のストレッチをするところまで、スムーズにゆったりしたラインを作る。
「はい、そこで“にゃぁ~ん”と一声」
「にゃぁ~ん(ぅくくく…、素直だ…
そうです、これがヨガでいうところのネコのポーズです
注)本当は“にゃん”と鳴くことはしません…
その後、腹筋のエクササイズをして、最後は座って首や肩、腕のストレッチ。
頭の上で左右交互に肘を持って、体側から肩のストレッチをするところでは、ミドリさんの腕が耳のやや後ろにキレイに真っ直ぐ上がるようになったの
背筋も真っ直ぐ、首も真っ直ぐのまま、上に上げた肘から体側のラインが1本ピシッと通っている。
こうやってみんなが進化していく様子を折々に見せてもらうと、ホントに一緒にレッスン出来て嬉しいなぁと思う。うん、シアワセ…

スタイル・アップ クラスの今月のキャッチフレーズは
食欲の秋… ボディは…、どうする…
です
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時節到来…♪

2010-10-04 12:25:37 | Weblog
涼しくなって衣替えを済ませると、この秋冬は何を着ようかなとか、どんなものが流行っているのかなとか、ちょっとだけ考える。
ウィンドウ・ショッピングももちろんしてみる。
そして、あ、今年はこんなの欲しいな、と薄っすらとイメージがまとまり……、決意も新たに買出しに…。
               
ふん ふん ふん 編み物の秋がやってきた
自分の頭の中にあるイメージに一番近いデザインのニットが載っている本を買って、まずどれを編むか決める。それから色を決めて毛糸を買いに行く。
あとは編むだけぇ~
               
一年ぶりなので、始めのうちは指先の動きにもムラがあるな…。
毛糸の引き具合とか、模様編みの目数の覚え方とか、本の編み図を1段ごとに確認しながら編んでいく。
そしてしばらく編み続けていると、ある瞬間にフッと指先がものを考えるようになったかナ と思えるくらいにスムーズに手が進むようになる。こう、なんていえばいいのかな、言葉にして追確認しなくても脳ミソのどこかが、“理解したゼと告知してくるような、そんな瞬間が訪れる。
そうなればコッチのもの。編み物は手に任せて、頭はレッスンのアンシェヌマンを考えるのもビーズ編みのデザインを考えるのも自由である。
問題なのはお腹が空いたときや夕飯の前
あと2段編んだらキリがいいから…
そしたら食事の支度をしようなんて思って2段を編んでも、
ん…、あぁ、あと3段編むと模様のキリがいいわね…
そこで一段落ということにしましょう、とは思う……がっ…
あら、47より50のほうがキリがいいじゃない…
ってな具合になかなか手が停まらない。
そして眩暈がしそうなほどお腹が空いて、も、もう、ダメだぁ~ になってからやっと食事の支度を始める、ということが多々ある…
ただ、編んでいる間に頭ではオカズのことを盛んに考えたりしてシミュレーションは出来ているから、お料理は早い
さっと夕飯を済ませ、さっとお風呂に入り、そしてまた、
編み編み編み編み編み…
そして時には、
あと3段編んだらキリがいいから寝ましょう
と思っても
63より65のほうがキリがいいから、そこで停めましょう
と思っても、やっぱり手が停まらないこともある…。
でも全~然、肩こりなんかしたことないから有難い
               
この模様が積み上がっていくのが楽しいのよねぇ
これが完成したら、次に編むのもきめてるんだ
芸術の秋、読書の秋、食欲の秋、編み物の秋………
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