アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

『わが殿』…♪

2023-02-28 11:26:37 | Weblog
早々に今年の大河ドラマからは離脱することにしましたが、歴史物&時代物好きは相変わらずです。
今読み進めているのは1月上旬に購入した文庫本、

               

『わが殿 上・下 畠中恵著 文春文庫
越前大野藩に仕える内山七郎右衛門と藩主土井利忠公との出会いからそれぞれの晩年までを描いたもので、江戸末期から明治維新を経た明治初めの時代まで。
ふたりが初めてに顔を合わせたのは七郎右衛門十九歳、利忠公は四歳年下の十五歳のとき。
出会いから数年後、破綻しかけている藩財政(この頃の日本全国六十余州、借金を抱えていない藩などない)の立て直しに取り掛かった利忠公から
藩の借金を減らせ、なくせ
と直々に命じられてしまう
ここからはもう、金と、つまりは借金と戦をしているようなもの。
ないものは無いとは言えない、ないものは作らねばならない、作るための算段をしなければならない。
もちろん七郎右衛門だけが孤軍奮闘するのではなく、利忠公自らも質素倹約に努め重責を引き受け七郎右衛門の後ろ盾となり、さらには藩の重役の中にも味方が常にいたことも幸いして、十数年で見事に借金を返し終わるんです
七郎右衛門が奔走している最中にも利忠公が新たに大金の要る事を始めちゃったり、江戸城の火事で幕府からお手伝い金二千両の負担を言いつけられたり、江戸市中の火事で焼け落ちた藩邸の新築にも金が要り、云々とまぁ次から次に無理難題が出来するわけですが、それでも借金を返済し終わる頃、今度は浦賀に黒船が …っていう時代に突入。
英邁なる利忠公は時代が変わる予兆を早々に感じ取って、藩の軍制を洋式化したり船を買ったり、様々なことに次々と着手していきますが、それが出来るのも七郎右衛門の手腕と奔走があればこそ。
やがて明治も落ち着き始めたころ、七郎右衛門は大野屋という商家(商社)の主として旧藩主の家系や元藩士たちを支え続け、明治十五年七十五歳で利忠公が待つあの世へ旅立ったそうです。
著者畠中恵氏は言わずと知れた『しゃばけ』シリーズの作者、その洒脱な語り口と軽妙な表現で楽しく読ませてくれますね。
これを原作として余計な脚色をせず時代考証を誤らず上手い役者を揃えれば、これこそ大河ドラマとして面白いのになぁって思います。

         
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大河ドラマ第8話を観ましたが…♪

2023-02-27 11:31:24 | Weblog
昨日の第8話ではついに一向一揆が勃発し家康主従が苦慮苦戦していると、まぁ平たく言ってしまえばそういうことだったんですけどね。
一揆が始まったとの知らせ、霞だか靄だかに浮かび上がる本證寺遠景のCG…、はいはい、そのリアリティーのなさにげんなり…
一揆勢との戦いに出た家康、狙い撃ちされて倒れて…、そりゃそうでしょ、あ~んな金ぴかの兜を被ってりゃ“的はここだよと自ら呼んでるようなものじゃないか…、そして何かといえば、いちいちいちいちオタオタと…。
まぁね、わかりますよ、頼りなかった若者が数々の難局に直面しては“どうする どうする” と懸命にそれを乗り越えて後の神君家康公へと成長していくっていうストーリー展開の意図はね。
でもね、栴檀は双葉より芳しって言葉があるんですよ…、傑物ってのは幼い頃から何がしかの片鱗を覗かせているもので、ただのあんぽんたんが試練を乗り越えたところで成長はするだろうが劇的な変貌を遂げることは無い。
そのあたりのところがちゃんと見えないから、コントでもやりたいのかなぁ、これで面白いと思ってんのかなぁって印象になっちゃうんですよね
CGもね、それを活用すること自体はいいと思う、とくに合戦シーンでの馬の扱いなんか考えるとCGのほうがいいかもって思うし…、ただ求めているのはあくまでもリアリティーであってヴァーチャルリアリティーではない…、現実にはあり得ない形容の清州城とか山城の遠景とかそういう非現実的な表現はRPGでやりなよって思う
家康の回想で野村萬斎=今川義元もちょびっと出て来たけど、あれじゃぁ野村萬斎の無駄遣い
史上では今後、武田信玄との戦い、信長さまと共に朝倉・浅井との戦いなどなどなど名高い展開がいろいろとあるんだけど、第8話まで観てくるとなぁんか今後に期待できそうにない。
織田信長役の岡田准一、武田信玄役に阿部寛、服部半蔵役の山田孝之、豊臣秀吉役のムロツヨシ、他にも出来る役者が沢山揃ってるのにねぇ…、やれ、もったいなや…
ま、もういいかな、早々に離脱することにしました。
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黄色のラナンキュラス…♪

2023-02-25 11:40:41 | Weblog
普段立ち寄る花屋さんは色とりどり様々な切り花から小さな鉢植え、大きなシンビジウムの鉢植えまで取り揃えています。
先日はラナンキュラスの鉢植えに目が行ったんですけど、お花の色味があまりピンとこなかったので手には取りませんでした。
その次は小さな桜の鉢植え、挿し木っていうんでしょうかね。
おぉ、時節だねぇとは思ったものの花が終わった後の世話を考えるとね…、我が家のように極狭小マンションでお庭もないとなると植え替えてあげる場所もないしな…、とやはり手には取りませんでした。
いまの時期はスウィートピーやラナンキュラス、チューリップが華やか賑やかです。
ん、やっぱりラナンキュラスにしよう

          

ラナンキュラスに2種類の初めて見るお花を合わせてみました。

          

ポコポコと丸いお花のこれは、よく見るとウロコのように小~~~さな花びらが重なっています。
名前は分かりません

          

細長い蕾が縦にならんでいるコレは下から順に開いていくそうです、花びらが6枚。
名前は分かりません
お店のポップにはそれぞれの名前が書いてあるんですけどね、初めてのお花を買うときはメモしてこなくちゃ、ですね。
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水曜日のアンシャンテ ― 跳びたいよね…♪

2023-02-24 10:49:49 | Weblog
センター・レッスンはアダージョ代わりのポール・ドゥ・ブラ5番から8番、バットマン・タンジュのアンシェヌマン、エシャッペがメインのシンプルなアンシェヌマンなど。
それからプティ・アレグロ(アレグロ擬き)。
右脚後ろ5番→右アッサンブレ→右前5番タン・ルヴェ→左アッサンブレ→左前5番タン・ルヴェ→右アッサンブレ→左アッサンブレ→右にグリッサード→右アッサンブレ→右前5番タン・ルヴェ⇒…………
最初のアッサンブレを跳んで5番プリエに下りたら、そのプリエは次のタン・ルヴェを跳ぶためのプリエ、そしてタン・ルヴェを跳んで5番プリエに下りたら、そのプリエは次のアッサンブレを跳ぶためのプリエ…という風に常に常に次に繋がっていくことを忘れないで…、ループが繋がってるのよ
ではどうぞ

わぁぉ~、やっぱりソコかぁ…相っ変わらずっ…
……アッサンブレ→アッサンブレ→グリッサードっ→アッサンブレ→タン・ルヴェ
っておかしいでしょ
「グリッサードのあとのアッサンブレを大きく…
そぉだよ。
ずぅ~~~~っと注意してるでしょ、一方の足にポッコン と飛び移ってもう一方の脚をパッカン と跳ね上げちゃいけませんって…。
ポッコンとやった時点でトルソーが落ちてるしプリエのバネも貯められていないから、続くアッサンブレを跳ぶ力がないんですよ。
はい、もう一度……いや、もう一度……う~ん、もう一度……、ま、まぁそんなとこかぁ…、ねぇ…
最後にちょっと跳びましょう。
上手奥で左脚アティチュード・ア・テール・クロワゼ→左脚にトンベして右脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド-ルルヴェ→トンベ→シャセ→グリッサード→アッサンブレ・ポルテ
アッサンブレ・ポルテのアームスはア・ドゥ・ブラ
はい、ひとりずつどうぞ

あぁらぁ~…、三者三様だけど…。
2畳の茶室の対角線で足りるくらいの動きだねぇ…、こじぃ~んまり、ちょん って感じ…
「… …」
見せ場はアッサンブレ・ポルテだぜ
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水曜日のアンシャンテ ― アウトもインも…♪

2023-02-23 11:15:48 | Weblog
バレエの基本はアン・ドゥオールつまりターン・アウト。
関節の可動域や柔軟性に即して無理のない範囲で可能な限り脚と足を外向きにということを丁寧に訓練しますが、そのためには骨盤が正しい角度を保っていること、トルソーが正しい姿勢を保っていることが不可欠です。
昨日のレッスンでも骨盤が前傾しないように気を付けましょうと注意喚起したのですが、そのときにね、
「かわいい悪魔のイラストでは細~い尻尾の先が▲になってるでしょ、あの尻尾が尾骶骨の先に伸びているとイメージして…。その尻尾がねまっすぐに地面に向かって伸びて▲の頂点が地面にツンと刺さっている状態を変えないの。尻尾はね、1番ポジシオンにした両足のカカトの合わせ目に刺す
「ほぉぉぉ… …」
で、昨日はバットマン・タンジュにちょっと変化をつけてみました。
右脚前5番→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→5番→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→5番→右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン→右脚ターン・イン→ターン・アウト→5番→…………
右脚をク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンにするところは爪先が床スレスレの低い位置で
では、どうぞ

あ~、やっぱりソコかぁ…。
「あのね、動作脚をインにするときに骨盤が軸脚側に落っこちたり、逆に動作脚側のお尻が持ち上がったり、トルソーごとバーの方を向いたりしちゃダメですよ。あくまでも動作脚だけを内側に畳むっていうイメージですよ、地面に突き刺した尻尾の先は動かないのよ
へぇぇぇ…  …うぅぅぅ…」
ターン・アウトで動こうがターン・インの動きに変化しようが、骨盤やトルソーがそれにつられてしまっては動作の安定を欠きますよ
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曲選びのその後…♪

2023-02-21 10:23:05 | Weblog
曲選びを続けてはいますが、まだ決定打が出ません。
YouTubeで試聴してみたり、手持ちのCDをチェックしてみたりしてるのですがピン とくるもの、きそうなものの気配もまだないの
演奏時間、これがまず大事な要件…踊ってくれる生徒のみなさんの体力を考慮しなくちゃ。
テンポ、これもまた大事な要件…目下のところアンダンテかせいぜいモデラートで一杯一杯というところだから、アレグロはちょっとキビシイかな…って。
手持ちのCDを聞きながらちょっと動いてみたりもするんだけど、う~ん、ハマらない
これまでに某作曲家2人の作品を色々試聴してみてどれも名曲なんだけれども、今欲しい曲のイメージとは違う。
もしかしてアレか と某有名作曲家の超有名な作品が頭に浮かんだけど、アレは、あまりにも有名すぎてイメージが定着してるからそれを壊すのは至難の業…
なんだか逃げ出したくなってきて、以前振り付けた曲も聞いてみた。
ふふ…っ、佳い曲だよねぇ素敵だ、使えなくはない、コレも有りだと言えばいえなくもないんだけど、でも違う、今欲しいのはワルツじゃないもん。
あとはもう一人の有名な作曲家○○かぁ…。
とりあえず、中古のCDを扱っている店に行ってみるかな。

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第7話を観た…

2023-02-20 10:21:39 | Weblog
昨夜もNHK大河ドラマ『どうする家康』第7話を観ました。
観ましたが…ぬ゛~ん…
元康改め家康の領地である三河一帯で一向一揆の予兆、気配が…。
一揆を扇動する…結果そうなる…空誓上人が住職を務めるお寺に人々が集まって、云々…。
家康の生母於大の方や正室瀬名も城仕えの女たちに誘われてこっそり集会(?)に出かけ、家康と本田平八郎・榊原康正も農民に変装して偵察に出向く、と…。
数人の若い女が巫女舞のようなことをして場を盛り上げ、中の一人がアヤシイ役回りという設定か?
やがて空誓上人が登場、一通りありがたそうなお話をしてから皆と一緒に念仏を唱え、やがて会衆は踊り出す…。
“この女はワケありですぞ、アヤシイですぞ”と見え見えのわざとらしい芝居というか演出に“…はぁっ…だし、だいいちその巫女擬きたちの衣装・髪型にしても“マンガの読みすぎじゃないの…”って…
RPG風味が強いというのを通り越してフィクション時代劇って感じ。
正確な時代考証に基づいた上での創作とか遊びというのならわかる、それなら楽しめるんだけどね。
ある時代物歴史物の大家が若かりし頃に師と仰ぐ作家から『これが真実だという嘘を書け』と教えられた、という話をかつて何かで読んだことがある。
その通りだと思う、だって物語は歴史・時代史の専門書じゃぁないんだから。
それをちゃぁんと分かった上で観てるんだけど、『どうする家康』真実さえも嘘と思わせるような作りなのよね、そんなところで笑いを取りにいかなくてもいいだろってところや、コントがやりたいのかって思わせるようなところも多々あるし。
第7話にして挫けそうになってきた…せめて本能寺まではっ…と思ってはいるけれども…はぁぁぁ…
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曲選び…♪

2023-02-19 11:16:48 | Weblog
先日思いついたオリジナル作品の冒頭部分、やはり曲がないとソコから広がらなくて、早々に曲を決めなきゃと考えてます。
「曲がないからその先に広がっていかなくてね
「そうなんですか…、動いたのはほんの少しでしたけど説明して頂いたイメージを思い浮かべるとワクワクして楽しみなんですけど
ヒメさんも楽しみにしてくれてるみたいだし。
で、頭に浮かんだ作曲家名や曲名からYouTubeで検索してちょこっと試聴してみたり…。
某作曲家の有名な曲、ゆったりとしたメロディーとフレージングだけど、
この曲に抱かれて沈潜したら“鬱”になりそうじゃ…
同じ作曲家のもう一つの有名な曲、穏やかなメロディーであたかも柔らかく光を反射する湖面のようなイメージで、それはそれで美しいが、
変化や盛り上がりに欠ける…、ドラマ性が足りない…
まぁ、私には、私のバレエには合わないってことだろうなぁ…、残念…


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オンライン・レッスン ― アイさんの時間 vol.28 10か月振りっ…♪

2023-02-18 10:04:22 | Weblog
ビデオ通話が繋がると相変わらずの素敵な笑顔
最後にオンライン・レッスンしたのが去年の4月で、スタジオレッスンは6月、丸々8か月のブランクってことになりますぅ…、とアイさん
まずはストレッチからお願いしますってことで、うん、それがいいわね、身体馴らしといきましょう。
仰向けになって腰回りやお尻周り、腿のストレッチを順に、ちょっとゆっくり目で。
「どぉ… 気持ちいいでしょ
てててて…、伸びてるんだか痛いんだかまだよくわかりません…
仰向けでのエクササイズを4種類ほどやったあと、座って体側のストレッチ。
座骨を床に突き刺すように骨盤を立てて座る→両手を頭上に上げてトルソーを吊り上げる→吊り上げた状態を崩さないように気を付けて片手を床に→手を付いた方へゆっくりトルソーを傾けていく→少し静止→もとの位置に戻る⇒…………
手を付いた方に身体を傾けていくとき、片方の座骨が床から離れないように気を付けましょう

「はぁぁぁぁ…血が巡ってまぁす…
おぉ、それは良かった
それではバー・レッスンといきましょう
プリエを丁寧に、画面の向こうのアイさんの様子を見ながら一緒にやります。
ほほぉ…うん、大丈夫だねぇ
1番ポジシオンからのシンプルなバットマン・タンジュ、5番からのバットマン・タンジュ。
「あのね、ここまで見せてもらったけどまずプリエは真っ直ぐにトルソーが下りて行って真っ直ぐに戻ってきてる。前傾したりとか無意味な反動をつけたりとかは全然してないから大丈夫よ。それとね、ア・ラ・スゴンドに上げたアームスがほとんどブレないね、最初から最後まで一つのポジシオンを守れてる、いいですよぉ
「あぁぁ、良かったぁ。でも8か月ぶりにアームスをア・ラ・スゴンドに置いとくって結構ハードですよ
8か月振りのバー・レッスンはバットマン・フォンデュでおしまい。
基本の1番から4番までのポール・ドゥ・ブラ、最後にレヴェランスの練習。
「あら、レヴェランスが様になってるねぇ、身に付いてる感じだ
「以前発表会に出させて頂いたときにレヴェランスのことはいろいろ教えて頂きましたからね
そうか、忘れてないのねぇ、嬉しいなぁ
それではまた次回ね
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アンサンブル作品のイメージ…♪

2023-02-17 10:33:03 | Weblog
一昨日、センター・レッスンで練習したシンプルなシンプルなアンシェヌマンが、今、アタマの真ん中にどぉ~んと座っている感じ
レッスンのときには、作品にするとしたら例えば…ってそれくらいだったんだけど、今では水曜クラスのレギュラー3人と他に2人が動いている画に照明の変化も加わっています、もっとも、音楽がないのでそれ以上は広がって行かないんですけどね
今のところ4分の4拍子でたったの32小節分だけなんだけど、これを忘れてしまいたくない、忘れちゃいけないなぁって気がしてます。
早めに曲を決めなくちゃと考えてますが、迷いどころは多々あります。
まず1曲の長さね、3分~長くても5分以内でしょうねぇ…、3人なら3分台、5人以上なら5分台ってところかな。
曲調は、ポルカやマズルカのリズムじゃないなぁ…、ワルツも悪くないけどちょっと違うかなぁ…。
あれ…、 ドビュッシーとかラヴェル、サティの曲の中にかつていいなと感じたものがあったんじゃなかったっけ
憧れのバーンスタインやガーシュウィンの曲に3~5分のものってあったかなぁ…。
古いジャズに素敵な曲があったらそれもいいよねぇ…。
こんな風にあれこれ考えていますが、まぁ時間はあるといえばある…、今年のスタジオ発表会はおそらく晩秋の頃かそれ以降だからそんなに急ぐことはない、とは思ってますがそれまでにアタマの中の画が消えちゃうと困るなとも思う
さて、ねぇ…。
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水曜日のアンシャンテ ― 新作のイメージも…♪

2023-02-16 11:11:34 | Weblog
昨日のクラスではバー・レッスンからトルソーのコントロールの仕方や動作脚の動かし方など少し細かい説明を加えながらだったからちょっと理屈っぽかったかな
たとえばア・ラ・スゴンドのアームスのポジシオン、メソッドによって高さや肘の湾曲の角度など微妙な違いはあるにせよ、大事なのはトルソーを支える役目をするってこと、ただなぁんとなくそれっぽい高さと角度に腕を上げてますってのはア・ラ・スゴンドではありません、…とか、ルルヴェするときに真っ直ぐ上にの“真っ直ぐ”ってのは、実は…、とかね。
センター・レッスンでもバットマン・タンジュのアンシェヌマンで、エファセ・ドゥヴァン・ポワン・タンジュからバットマン・クロシュで4番アラベスク・ア・テールに変化したところでSさんのポジシオンを修正したり。
さて、シンプルなシンプルなアンシェヌマンを一つやってみましょう。
ア・ラ・スゴンドのアームスでトルソーをしっかり引き上げておくことでバランスをコントロールしましょう。
右脚前5番→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→右脚に重心を移してプリエ、左脚デガージェ・デリエール→右膝を伸ばすのと同時に左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→左脚前5番⇒…………
アームスはずっとア・ラ・スゴンドのまま
ク・ドゥ・ピエ・デリエールに引き付けた脚を5番ポジシオンの前側に下すときは、小さなバチュで一端ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンにしてから
ではどうぞ

うん、悪くない、いいんじゃないかな
「ね、ちょっと想像してごらん…、たったこれだけだけど、オリジナル作品の振り付けにしようと思えばもう出来てるんだよ」
「…え?… …」
「そうだねぇ、水曜クラスのレギュラー3人にSさんと、ん~たとえばHちゃんの5人で踊るとしようか…。舞台正面に対してペンタグラムを逆にしたフォーメーションで、まずコエミさんからスタートして1フレーズ、次にSさんとマリさんが加わって、3フレーズ目はヒメさんとHちゃんも、4フレーズ目で5人がそれぞれ進行方向を変えて…ってイメージしてごらん。もうシンフォニックバレエになってるでしょ
「… …」
あぁら、期せずして新作のイメージがちょっと浮かんだなぁ
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花粉の季節だぁ…(-_-;)

2023-02-14 09:12:09 | Weblog
情報番組によるとそろそろ杉花粉が飛び始めるとか、そして今年は例年の数倍の花粉量が予想されるとか。
はぁぁぁ~、またこの時節かぁ…
私の場合はくしゃみ(時として盛大に連発…)と鼻水だけなんですけど、それでも辛いものは辛い、鼻根から眉間にかけての辺りが重く感じられることもあるし。
まぁなぜかレッスン中にはほとんど症状が出ないのが救いと言えば救いですけどね。
情報番組では“症状が出る前に少し早めにお薬を飲んで備えたほうがいい”とアドヴァイスしてくれますし、毎年“そうか、そうだね、そうしなきゃ”と思うんですけどついつい後手に回ってしまってます。
今年こそは少し早めにと思ってるんですけどね。
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第6話を観たけど…♪

2023-02-13 11:53:16 | Weblog
NHK大河ドラマ『どうする家康』第6話を観ました…、第5話は見逃したんだけどまぁ大勢に影響はなし。
前回に引き続き元康の妻子奪還に奮闘しているワケですが、なんだかなぁ…って正直言って面白くないというか、楽しめないというか…。
RPG風味がますます強くなっているようで、時代考証はどうしたっ 科学的検証はどうしたっ って突っ込みたくなる場面が多々あった。
たとえば、父が斃れたあと鵜殿兄弟がここを先途と覚悟して櫓から身を投げるシーンがあって、映像ではひっくり返ったゴキブリのように手足をばたつかせながら仰向けで落ちていった
あのねぇ、そういう場合は頭から落ちていくんだよ、それに戦国時代の山城でそんな高さがあるわけないじゃんか、引き上げる前に墜落してるよ…
また後の榊原康正が初陣を願い出て戦装束で登場するんだけど…おいっ、下手なコスプレを失敗したのかっ……、貧しさゆえにまっとうな甲冑を用意できないというのは分かる、だからといってそこら中で拾い集めたような鎧の残骸やら破れむしろやら藁やらを身に纏いって…、ふざけてんのかっ…
さらに服部半蔵率いる服部党が暮らしている場所というか雑居している様子は…、まるでかの『キン○ダ○』の“山の民”の本拠地のようではないか…
そして、松平方に捉われている鵜殿兄弟と今川方に人質となっている元康の妻子との人質交換の場、川を挟んで対峙していて両者がそれぞれに歩いて渡河するんですが…、随分川幅狭く浅く流れの穏やかな川じゃなぁ…、CGで非現実的な映像を多用してるくせに、ここだけは本物の川かい…っ
なんといいましょうかね、今年の大河ドラマは壮大なそれでいて下手なコントなのかい って思っちゃいました。
信長さまもご登場遊ばさなかったしね…つまんない…。
ま、武田信玄との争いやら駆け引きやらも今後出来するわけだけど、どうだかねぇ…。
本能寺で信長さまが斃れるまでは観ようと思ってたけど、この調子だと挫折しそう…


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機能と装飾のポリフォニー展…♪

2023-02-11 11:59:08 | Weblog
昨日は早朝から雪、やがて霙になって雨と冷たい一日でしたが、一昨日は風は冷たかったものの冬晴れの一日。

        

数か月振りに東京都庭園美術館に行って、『交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニーを観てきました。
ポリフォニーとは本来、多声音楽・複音楽とも訳される複数の独立したパートからなる音楽のこと、だそうで、機能美と装飾美というそれぞれ独立した美が交歓するということなのかなって解釈してるんですけど

          

婦人服や家具調度品、食器やテキスタイル、ヨーロッパと日本、etc.etc. 前時代とは一線を画すような着想によるものが沢山。
21世紀の空間に置いても十分に素敵だと思えるものが多々あって、古いとか古典的という印象とは無縁のものばかりでした。
婦人服の外出着やコート、イヴニングドレスなどは現代においてはかえって個性的と評されそうなものがありましたし、舞台衣装にちょこっとアイデアを拝借したいなと思うような物もありました。
とにもかくにもいろんな品々を楽しく見て廻ったのですが、私が惹かれてしまったのはガブリエル・シャネルによるイヴニングドレスとル・コルビュジェ他による寝椅子です。
シャネルの黒レースのキャミソール型イヴニングドレス、胸元のラインのまぁ美しいこと
ストラップと胸元が描くUのラインは深すぎず浅すぎずまた広すぎず狭すぎず、フリルやギャザーやリボンといった装飾もない
そして重ねられているレースの繊細な美しさ
ル・コルビュジェらの寝椅子はスチール製のパイプなどの構造に地厚の布を張ったもので、Nの字を横に引き伸ばしたような形ですが、ついつい
どんな美女ならこの寝椅子に身体をあずけるのが様になるんだろう…
って想像しちゃったくらい艶めいたものが感じられました。
日本の斉藤佳三表現浴衣やその生地、デザイン画も展示されてましたけど、こちらの方は
どこかの呉服屋さんで復刻してくんないかなぁ…欲しいなぁ…
と思うほどカッコイイ柄でしたし、男物女物という垣根を取り払ったような柄が多かったですよ。
展示を楽しく観て回ったあと外に出ると、お庭にかわいい花が咲いていました。

          

椿か侘助か、私には判別できませんけどキレイなキレイなピンク色、その周りの空気も澄んでいるような印象でした。
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憧れのバーンスタイン…♪

2023-02-10 11:13:24 | Weblog
昨夜のNHK Eテレ『クラシックTV』レナード・バーンスタインを取りあげていました、ゲストは指揮者の広上淳一氏と漫画家の山崎マリさん。
バーンスタインといわれて私がまず思い浮かべるのは『ウエスト・サイド・ストーリー』ですけど、素晴らしい作曲家であり指揮者ですよね。
広上さんはロイヤル・コンセルトヘボウでバーンスタインのアシスタントを務められたことがあるそうで、そのエピソードも披露して下さいましたが、
偉大な人物だが彼の方からこちらの方に飛び込んできてくれる
ような人だったそうですよ。
かのカラヤンより10歳下ですが、活躍した時代は重なってます。
番組ではベートーベンの交響曲5番の冒頭部分を、バーンスタイン指揮のウィーン・フィルの演奏とカラヤン指揮のベルリン・フィルの演奏とで聞き比べるということをしたのですが、こうも違うかというくらい違う
若干テンポも違う、バーンスタインの方はちょっとゆったりした印象で寄り添ってくるような柔らかさが感じられ、カラヤンの方は切り捨てるような割り切りの良さを感じる……あくまでも私個人の感想です
そしてタクトを振っているときの二人の表情の違い、カラヤンは目を閉じたまま自分が作り上げた音楽の中に沈潜して堪能している感じ、バーンスタインはオーケストラと一緒に今まさに音楽を作り上げていくことを誰よりも楽しんでいる、そんな印象でした……あくまでも私個人の感想です
で…。
カラヤン指揮のバレエ音楽で振り付けしたことが何度かあって、その音楽は踊りやすいと感じられて好きなんですが、それって踊れるように踊りやすいようにとカラヤンが作り上げたものなのかもしれない、一方でバーンスタインは自分自身が踊っているつもりで振っているのかもしれない、そうも感じました。
う~ん、バーンスタインが振ったマーラーの『巨人』、ちゃんと聞いてみたい、聞いてみなくっちゃ…
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