アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

おおつごもり…♪

2021-12-31 09:04:54 | Weblog
とうとう大晦日になりました。
元日に1年間の努力目標のようなものを掲げるんですけど、毎年ず~っとほぼ同じことを言ってます、それは、
1年間風邪をひかずインフルエンザにもコロナ感染症にも罹りません
脚や足、腰に故障を起こしません

の2項です。
あと14時間と45分ほどで達成出来そうです、今年も
明日の朝、また同じことを掲げますけど…

          

お正月用に胡蝶蘭も購入しました
初めにいいなと思っていた和風のアレンジメントももちろん購入しました。
どちらか一つに決められなかった…というより、自分で考えたイメージに捉われちゃったんです。
先日、“生徒の皆さんが蝶のように軽やかに舞い踊れるようにと願いを込めて”なんてイメージしたことがアタマから離れなかった。
来年の発表会でもし生徒の皆さんが蹴っ躓いたり振りを間違えたりしたら、それは私が胡蝶蘭を選ばなかったからだ…、なぁんて思いをしたくなぁいっ…てね。
今年は早い時期から緊急事態宣言の連発で不自由なこと気分が晴れない時も多かったけれど、オンラインレッスンで元気な姿を毎週見られたり、ささやかなおさらい会ではあったけれど美しく踊る生徒の皆さんの姿を見られたり、嬉しいこと素敵なことも多々あった1年でした。
来年も佳き歳になりますように、あと数時間を丁寧に過ごしたいと思います



          
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水曜日のアンシャンテ ― 稽古納め…♪

2021-12-30 09:14:21 | Weblog
アンシャンテ原宿バレエ&ダンス、水曜日クラスのレギュラーメンバーのうち二人がお休みで、ヒメさんと他曜日のクラスのレギュラーであるサチさんとで稽古納めのレッスンでした
バー・レッスンはいつもと変わらずシンプルなアンシェヌマンで丁寧に。
ただ、バットマン・デガージェのあとにバットマン・プール・バットゥリーをやりました。
先週から水曜日クラスではプティ・バットゥリーに取り組んでいるので、“内腿をきちんと打ち合わせる“という感覚を掴んでほしいから
右脚前5番→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→フレックス→軸脚の後ろに引き付ける→ア・ラ・スゴンド→軸脚の前に引き付ける→ア・ラ・スゴンド→…………
ハーフテンポで16回ね。
軸脚の前や後ろに引き付けるときに、動作脚の勢いに軸脚が負けて腰が外に落ちないように気を付けましょう
動作脚だけの動きではなく、両脚の内腿を閉じる、と考えましょう
右側16回終わったところで二人の顔を見たら表情が固まっている…
パール・テール、バットマン・フォンデュと進み、アン・レール。
前半は
5番→右脚ルティレ→デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→アン・ドゥオール4回→右後ろ5番ドゥミ・ポワント→右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-ア・テール→ルティレ→デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→アン・ドゥダーン4回→右5番ドゥミ・ポワント→5番ドゥミ・プリエ
といつもと同じ、後半は
…→5番ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ-左脚ルルヴェ→右脚デヴロッペ・ドゥヴァン-左脚ドゥミ・プリエ→右脚ロン・ドゥでア・ラ・スゴンドへ-左脚ルルヴェ→5番ドゥミ・プリエ→…………
これを4回ね、はい、どうぞ

右側が終わったところで二人の顔を見たら、ヒメさんの眼差しが硬くサチさんの笑顔も硬い…
センター・レッスンは…。
バットマン・タンジュでもフォンデュでもピルエットでの切り返しを組み込んだアンシェヌマンを。
上手前向きでピルエット・アン・ドゥダーン→下手向きに下りてピルエット・アン・ドゥオールとかね。
「アン・ドゥオールに続けてアン・ドウダーンとか、下りる方向が変わるとか、切り返しについていくのが…
「どっちの脚、どっちのアームス、どっちの方向…ってアンシェヌマンの最中に混乱する~…
大丈夫、大丈夫よ二人とも、スグに慣れるわよ
それから回転するパの短いアンシェヌマンを練習して、そのあとポワント・レッスン。
そして、
「あのね、稽古納めだから今年の踊り納めをしない?エスメラルダの曲、持ってきてるのよ
「おぉ…
ひとりずつ、エスメラルダのヴァリエーションを踊って、無事に今年の踊り納めが出来ました
来年はホール発表会の予定もありますから、そこに向けてステップ・アップ出来るようにレッスンを大事にしていきましょう。
1年間ありがとう存じます、来年もよろしくお願いいたします
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お正月のお花を整えなくちゃ…♪

2021-12-28 11:13:48 | Weblog
昨日はいつも利用しているショッピングモールに出かけました。
家を出る前に
1.〇〇で……を買う→2.□□に移動して……を買う→3.△△に移動して……を買う→4.◇◇に行って……を買う→5.最後に▽▽で食料品
とルーティーンを想定して出かけました。
ご挨拶向けの品や買い替える予定でいた日用品などを順に購入し、最後に食料品の買い物を終えたときには両手に結構な荷物を提げてました。
だから花屋さんの前を通りかかっても
もうお花は持てない…
って状態で、出直すことにしました。
花屋さんではお正月むけの大小様々な鉢植えやアレンジメントなどが並んでいます。
クリスマス直前に見かけて“いいな”と思っていたミニミニ門松は売り切れ、…残念。
小さな松の一枝を金杯を模した器に植え付けたもの、ポンポンマムと南天などを取り合わせた小さなアレンジメント、ミニ胡蝶蘭、etc.etc.
さて、どれがいいかしらねぇ。
ポンポンマムのアレンジメントは土鈴の寅ちゃんの横に置いたら似合いそうだなぁ。
久しぶりに胡蝶蘭もいいよね、花言葉が“幸福がやってくる”だから。
来年はホールでの発表会もあることだし、生徒のみなさんが“蝶のように舞える”よう願いを込めてってのもいいなぁ。
よし、花屋さんに行ってこよう、店先での印象でどれにするか決めよう。
もしかしたらまた新しいアレンジメントなんか出てるかもしれないしね


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年は早めにお飾りを…♪

2021-12-27 09:22:51 | Weblog
一人暮らしの狭小ワンルームで大したことは出来ませんけど、それでも一応お花と極小の鏡餅は飾ってます、例年。
大抵は28日に長年使っている気に入りのテーブルランナーとティーマットで位置取りをして、ささやかな設えをします。
2021年の新年を迎えるための年用意を去年はほとんど何もしなかった…、コロナ感染症予防のための対策や外出自粛や春から初夏にかけての全レッスン休講や、そんな諸々を経験したことできっちり凹んでいたんだと思います
きちんと掃除をして極小の鏡餅を置いただけ、ほんとに何もしませんでした。
でも今年は、ちょっと気分が違います。
先日かわいい寅ちゃんの土鈴を購入したのをきっかけにちょこちょこと、去年はしなかったことを進めています。

          

寅ちゃんを鏡餅の上に座らせてみました
お花はどんなのがいいかなぁ、ヤッパリミニポワントなんかも飾っちゃおうかなぁなどと楽しく考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かな&だい2位…♪

2021-12-26 10:08:10 | Weblog
昨日の午後放送されたフィギュアスケート全日本選手権、アイスダンスのフリーダンスを観ました
結果から先に言えば小松原組が1位でかな&だい組は2位🥈でした。
≪ラ・バヤデール≫、さらに磨きがかかって一層バレエらしくなってましたね。
二人のアームスのポジシオンとか、終盤のほうのリフトがブルーバードのリフトのようだったり、だいちゃんのジャンプがバレエのパッセ・ソテのようだったり、振り付けは違えども二人でバレエを踊ってるんだなって感じたほどです。
リフトやスピンなど、NHK杯のときよりも複雑な動きになっていて、見どころ満載でした
かな&だいニキヤ&ソロルに見えたな
アイスダンスって氷上の社交ダンスってよく言われるけど、かな&だいは氷上のバレエね。
羽生選手も、羽生選手でなければ、羽生選手にしか出来ない、と言われるけれど、かな&だいもそうね、この二人でなければ踊れないって
演技を終えた後のだいちゃんの悔しそうな表情を見て予測はしてましたけど、小松原組に1.8ポイントほど及ばず2位でした
五輪出場枠を取れるかどうかまだ決定はしてませんけど、かな&だい≪ソーラン節・琴≫≪ラ・バヤデール≫を観られるなら、世界選手権だろうが四大陸選手権だろうが国別対抗戦だろうがどれだっていいやって思います。
試合の度に進化していく演技を観たいです
まずは2位おめでとうございます




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィギュアスケート全日本選手権 ― 男子シングル…♪

2021-12-25 09:18:42 | Weblog
昨夕はフィギュアスケート全日本選手権の男子シングルのショートプログラムをテレビで観てました。
鍵山優真選手は最終組、宇野昌磨選手と羽生結弦選手は一つ前の組での演技で、その二組の演技の生中継。
宇野選手は試合の数日前に右脚を痛めたとか、また羽生選手も右足首靭帯の故障を抱えていて、どちらも心配な状況でしたけど、そんなことは微塵も感じさせない圧巻の演技でした。
とくに羽生選手は凄かった。
≪序奏とロンド・カプリチオーソ≫、原曲はヴァイオリン曲だと思いますがピアノ演奏になっていて、この難しい曲でどんな演技をするんだろうと楽しみでもあり、故障を抱えた脚が心配でもあり祈るような気分で観てました。
4回転ジャンプも4回転→3回転のコンビネーションジャンプも見事に確実に着氷して素晴らしかった。
解説の本田岳さんが仰ってましたが、羽生選手のジャンプには“さぁ跳ぶぞ”という分かりやすい助走や予備動作がなく、ステップの流れの中でその流れを切ることなく跳べる、それだけ難易度の高いジャンプを跳んでいる、と。
たしかに“そ~れっ”と力で勢いをつけて跳ぶ感じじゃないですもんね。
上手く言えないけど“ヒョイっ →キュルキュルキュルキュルっ →ぽん ”って感じかなぁ。
そしてね、なんだか羽生選手の中からピアノの音が溢れ出てくるような印象でした。
カウントとかリズムとか解釈というものとは無関係で羽生選手自身の動きが曲を生み出している、そんなイメージです。
とにかく素晴らしかった。
言い古された言葉ですけど、羽生選手でなければ、羽生選手にしか出来ない演技ってこれなんですね。
そして羽生・宇野両選手に続く若手の有望株、鍵山優真選手、彼も健闘の甲斐あって3位につけました。
鍵山選手は1つのジャンプで着氷ミスがありましたからね。
演技後、苦笑を浮かべて頭を抱え、リンクサイドに引き上げるまで両手で頬を押さえていた姿がチャーミングでした。
他にもたくさんの若手が育ってますからますます楽しみな男子シングルです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水曜日のアンシャンテ ― バトゥリーの基本の≪基≫の…♪

2021-12-24 09:10:12 | Weblog
先週のレッスンから、来年に向かってステップアップ出来るように改めて基本の≪基≫から見直したり軽い筋トレをプラスしたりしています。
今週はヒメさんマリさんも少し早めにやってきて、レッスン開始時間の前にストレッチと腹筋強化のエクササイズをしました。
バー・レッスンは単純な単純なアンシェヌマンで、要所要所で解説をプラスしました。
プリエから膝を伸ばすとき、大事なことは何か
フォンデュで内腿をしっかりコントロールするには
など、見本を見せながら説明。
通常通りのバー・レッスンのあとちょっとだけ休憩して、今度はバーを鏡に対して平行に置き変えて。
まずは1番ポジシオンでプリエとエルヴェの練習。
1番→ドゥミ・プリエ→膝を伸ばす→エルヴェ→ア・テールを4回
エルヴェ→ア・テールを8回
これに関しては二人ともほとんど問題なし
次、
1番→ドゥミ・プリエ→膝を伸ばす→エルヴェ→ア・テールを4回
ドゥミ・プリエ→タン・ルヴェを8回
これに関しては、二人とも修正が必要なポイントがいくつか…
マリさんは着地のプリエを次のタン・ルヴェまで押し続けるのを忘れちゃうこと。
プリエは着地のときのクッションであると同時に、次のジャンプのためにバネ(=反発力)を貯めるもの。
それが中途半端に伸びてしまうと次のジャンプを十分に跳べないよ。
ヒメさんはプリエを崩してはいないんだけど、実は動きが止まってて押し続けていない。
そのせいで次のタン・ルヴェで跳び上がる高さが低いんだね。
はい、もう一度どうぞ

うん、ふたりともタン・ルヴェが強く軽やかになったねぇ、 よ。
さて次です。
先日のおさらい会でマリさんの美しいシャンジュマンを見せてもらったから、次のレヴェルに行きましょう
え~っとね…、あ、そうか、と右脚のレッグウォーマーを外し、
「レッグウォーマーのある方が左脚、ない方が右脚、…いいですかぁ…」
アントルシャ・ロワイヤルの見本を見せる。
「…うぁ… え゛ぇ…
あ~、つまりね、
5番ポジシオンの前側の脚を一度開いてからもう一度前に閉じて、改めて開いて後ろに閉じる
って動きなの。
アントルシャ・ロワイヤルまたはシャンジュマン・バチューっていいます。
はい、やってみま…とその前に…。
両手を後ろについて座って、両脚を目の高さに上げて右前5番の形→両脚を開く→右前に閉じる→開く→右後ろに閉じる→開く→左前に閉じる→開く→左後ろに閉じる→…………
と、基本の≪基≫の…を。
「…うぇぇぇ… はぇぇ…
脚の動かし方の基本は分かったね。
では1回ずつゆっくりでいいから、両手バーで跳んでみましょう、どうぞ

おぉ、悪くないよ、その調子
アントルシャやバチューは内腿を打ち合わせる動きと覚えておいてね。
「あのね、シャンジュマンがあって、今練習したロワイヤルがあって、その次がアントルシャ・トロワ、そしてアントルシャ・カトル、その次がアントルシャ・サンクでさらにアントルシャ・シスと順に脚の動きが増えていくわけ。で、私はかつてシスまでは出来ました、なのでみなさんにも出来るようになってほしいと……あ~、せめてサンクまでは出来るようになってほしいなぁと…
念のためこれがトロワでこれがサンク、そしてシス、と跳んで見せる。
「そこまでいくとどっちの脚がどう動いてるのか…
大丈夫よ、みなさんもちゃんと出来るようになるから
プティ・バットゥリーの基本の基の《基》の練習を始めた水曜日でした。
ヒメさんは続けてポワント・レッスンに突入です。
新年からはマリさんもポワント・レッスンを始めます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オンライン・レッスン ― リナの時間その40…♪

2021-12-23 12:11:08 | Weblog
さきほどリナの時間が終了しました
いつもの通りバー・レッスンはシンプルなアンシェヌマンで丁寧に。
でも一つだけ久~~~しぶりにタンジュ・プール・バットゥリーを。
右脚前5番→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→フレックス→軸脚の後ろ側に引き込む→ア・ラ・スゴンド・フレックスに戻る→軸脚の前に引き込む→ア・ラ・スゴンド・フレックスに戻る→…………
大事なポイントは
動作脚をア・ラ・スゴンドから軸脚の後ろや前にストレートに真っ直ぐに引き込むこと、振り回すように動かすのは
動作脚の勢いに軸が負けて腰がバーの方に逃げないように気を付けること
フレックスした足先ではなく内腿をしっかり引きこむこと
動作脚だけでなく軸脚も5番に閉じる意識を持つこと
はい、ではどうぞ

おぉ、いいねぇ。
かなり久しぶりにやってるのに、動作脚の動線が最初から最後まで変わらないし、腰が回旋していない。
やっぱり昔練習したことをちゃんと覚えてるんだねぇ
「いやぁ、こんなに内腿が辛くなるって久しぶりです
まぁ、確かになぁ。
でもそれだけきちんと“開いて→閉じて”が出来るから、アントルシャも以前と同じように出来るわよ
センター・レッスンもいつものようにシンプルなアンシェヌマンでアダージョ、バットマン・タンジュ、それから4番のエシャッペと2番のエシャッペにルティレ-ルルヴェを組み合わせたアレグロ代わりのアンシェヌマンを練習。
最後にアンボワテ・シュル・レ・ポワントをドゥミ・ポワントで。
オン・テンポでどうぞ、上手に出来たらレッスン終わり。
「まはははは…
はい、どうぞ

うん、いいですよぉ。
内腿からしっかり5番に引きこめてるからね、5番ドゥミ・ポワントがキレイだわ
「あ、もう一つこれをやってみて
シンプルに右左右左と8つ前進→右脚を一度後ろに引き込んでから改めて前に引き込む→左脚を一度後ろに引き込んでから改めて前に→…………
と見本を見せる。
「おぉ…
つまり、ドゥーブルというか、バチューをしてるワケね
はい、どうぞ

「うえぇぇ、ふらついてる…
うん、ちょっとコントロールが変化するからね、でもかなり良く出来てたわよ、またやりましょうね。
ポール・ドゥ・ブラでレッスン終了~。
無事に今年の稽古納めが出来ました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川の字寸前…♪

2021-12-21 10:41:22 | Weblog
またやってしまいましたぁ、それでよくも風邪をひかないもんだ
今朝、なぁんだかうすら寒いなぁと思って目が覚めました、目覚ましが鳴るにはまだまだ間がある頃。
あれぇ、と手探りで確かめてみると、掛け布団とブランケットが左右に半分ずつになっていて、その折り目の部分が辛うじて身体の上で重なっているという状態でした。
どういう寝返りをうてばそういう状態になるのか見たことがないのでわかりませんけど…
去年買い替えたブランケットと敷きパッドがぬくぬくで快適、どちらかというと安価な品なんですけどね。
ぬくぬくと暖かい中で眠っているうちにちょっと暑くなって足先を出す→冷える→布団の中に戻す、そのときブランケットの下ではなく掛け布団との間に引き込んじゃうのかも、ク・ドゥ・ピエとかルティレみたいなかたちで。
それでまたあっちこっちに寝返りを打ってるうちに、まぁ何しろ、どんなもんだい…っ って言いたいくらい寝相が悪いものだから、右端を手繰り寄せたり左を捲り上げたり(それも足で)しているうちに、ブランケットと掛け布団が縦に二つ折りってことじゃないかなぁ。
さすがに左右に分けた掛け物と川の字になって真ん中で大の字ってことにはなってませんでした、今回は
今朝見た夢でなんとなぁく覚えているのは、発表会らしい催しの場当たりをしている場面。
ヒメさんやコエミさん、マリさん、それにかつての生徒たちが舞台上に集まっていて、ヒメさんが
「先生、“ラルゴ”組はセンター板付きですよね」
と確認してきたり、ほかの誰かが
「グラン・ジャンプの終点はココでいいですか?」
と跳んでいたり。
あ゛…、場当たりの夢を見ながら夢の通りに身体が動いていたのかも…
夢を見ている私自身は
ん?ラルゴ?ヒメさんたちに振り付けたっけ…、あぁそっかそっか、これから振り付けるってことね
なんて考えてた。
ヒメさんたち3人にラルゴねぇ、新作ねぇ、悪くないなぁ…
いやいやいや、それはさておき問題は最悪な寝相ですよ。
眠ってんのに、結構な運動量だったりして…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中村吉右衛門さんをしのんで…♪

2021-12-19 10:34:41 | Weblog
昨日の午後、NHK総合で『中村吉右衛門さんをしのんで』という追悼番組を観ました。
娘婿である尾上菊之助丈と劇評家の渡辺保氏がゲストで、松本幸四郎丈や中村歌六丈のインタヴュー映像もありました。
菊之助丈はいまだに義父君を失った悲しみを纏ったままのようで、ともすれば涙を堪えているようにも見えました
吉右衛門さんはご自分の芸を磨くことを至高の目標としておられましたが、後進を育てること、古典を現代に生きる古典として蘇らせることなどにも心血をそそがれたんですね。
菊之助丈が紹介された吉右衛門さんの言葉、
心が生きていないと芸にはならない
幸四郎丈が紹介された吉右衛門さんの教え、
表現する方法としての技の習得
大切な大切な心得です。
吉右衛門さんの当たり役というのはいくつもあるんですけど、その中のひとつ、『俊寛』の映像が紹介されました。
赦免によって都に帰れることになった仲間たちが乗った船が次第に遠ざかっていく様を、険しい岩場に上っていつまでもいつまでも見送る俊寛
砂浜から岩場に上っていくところを見ていて、
お気をつけて、危ないから、海に落ちたら溺れちゃうから、気を付けてよ…っ
って、握り拳に力が入っちゃいました
岩場といっても舞台装置だし、海といっても舞台いっぱいに広げた波模様の布を道具方が下から揺らしているだけなのに、そうとわかってるのに、俊寛さまの身が心配になっちゃって…。
これが吉右衛門さんの芸の神髄なんだなって思います。
さらに2020年8月に観世能楽堂で上演された自作自演の新作歌舞伎『須磨浦』の映像の一部を観ましたが、敦盛の身替わりにわが子小次郎の首を実検に差し出すシーン。
4分の1ほどに広げた舞扇1本でそれを表現していて、要を左手に置き扇面の縁に右手を掛けて前に差し出したそのシーン、無言で立つ吉右衛門さんの表情に様々な感情が溢れ出ていました。
橋掛かりと鏡板しかない極限まで装置や装飾を削ぎ落とした何もない能舞台の空間で、扮装も化粧もない紋付袴姿での一人芝居。
中村吉右衛門という名優の凄味を感じます。
実検を無事に乗り切った熊谷が出家する場面は歌舞伎の舞台映像から。
頭を丸め袈裟を纏い頭陀袋を下げた熊谷が陣屋を振り返り、自ら亡き者にしたわが子を思っての嘆き、
十六年は一昔…夢だ…夢だ…
観ながら涙が出ちゃいました
幸四郎丈や菊之助丈にお稽古をつけられる映像も紹介されました。
ことに菊之助丈との碇知盛のお稽古の様子、画面左の吉右衛門さんと画面右の菊之助丈の所作や台詞のテンポがほとんどピタリと一致していて、≪口伝≫とはまさにこういうことを指すのだなと理解しました
インタヴューに答えている姿、フランスのカフェにひとり座ってスケッチしている姿、お孫ちゃんの丑之助クンの様子に目を細めている姿、どんな場面にあっても様子の佳い色気のある人でしたねぇ。
役者は色気がなくちゃいけないってことはよく耳にしましたけれど、吉右衛門さんはまさにそうだなって思います。
あの河内山も、あの盛綱も、あの熊谷も、あの大蔵卿も、あの次郎座衛門も、あの南郷力丸も、あの由良之助も、あの知盛も、あの弾正も、あの弁慶も、あの松王丸も、…も、…も、…も、もう観られないんだねぇぇぇ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オンライン・レッスン ― アイさんの時間 vol.20…♪

2021-12-18 12:33:29 | Weblog
アイさんの時間がさきほど終了しました
ちょっとお喋りもしてレッスン開始。
バー・レッスンはいつものようにシンプルなアンシェヌマンできっちり丁寧に。
それからセンター・レッスン。
まずはアダージョの代わりにバットマン・フォンデュを。
アン・ファスでフォンデュ・ドゥヴァンからデリエールまで順に…、
「センセイ、ドゥヴァンで足先が家具にぶつからないように位置取りするとデリエールのときに爪先が壁に…
「あ~、そうかぁ、長い脚だもんねぇ…
お互いに自宅でスペースを確保しながらのオンライン・レッスンだから。
よし、それじゃアティチュードでやりましょう。
パ・ドゥ・ブーレ・ドゥスのあとにパ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナンを組み合わせて
ではどうぞ

うん、そうだね。
バーのときにもそうだったけど、一つ一つのプリエが安定してて深い、いいですよぉ
そのあとバットマン・タンジュのアンシェヌマン。
右脚前5番クロワゼ→タンジュ・ドゥヴァン×3回→ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ・パッセ→タンジュ・エファセ・デリエール×3回→ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ・パッセ→右脚エカルテ・ドゥヴァン・タンジュ×4回→ドゥミ・プリエ→クロワゼ4番エシャッペ→ドゥミ・プリエ→2番エシャッペ→エファセ4番エシャペ→4番ドゥミ・プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→右後ろクロワゼ5番⇒…………
高い3番のアームスのとき、クロワゼとエファセでは頭の傾け方が変わること、エファセとエカルテ・ドゥヴァンも違いがあることを先に説明。
ではどうぞ

はぁい、そうです、頭の傾け方、それで よ。
ピルエットもちゃんと回転を維持出来てたね。
「1回転半…?」
「いや、1回転と4分の3
今日はアン・ナヴァンのアームスが回転の邪魔になってなかったのよ、顔を残すタイミングも良かったしね。
最後にアンボワテ・シュル・レ・ポワントを。
ハーフ・テンポで右→左→オンテンポで右→左→右→ポゼ⇒…………
こういうパのときはついつい足先を5番に引き付けることに意識が向きがちだけど、それよりも内腿をしっかり引き戻すことが大事。
上手に出来たら終わり。
どうぞ

おぉぉ、いいねぇ
せっかくだからオンテンポだけでもう一度

うん、いい、上出来。
そこまで出来ればポワントでもキレイな5番ポジシオンを守れるわよ
「わぁぁ、やったぁぁ…
ポール・ドゥ・ブラにちょっとだけタン・リエをプラス、それでレッスン終了~。
また次回ね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水曜日のアンシャンテ ― 新しい目標に向かって…♪

2021-12-17 10:09:10 | Weblog
一昨日は去る日曜日のおさらい会のあと最初のレッスンでした。
コエミさんは所用でお休みでしたけど、ヒメさんマリさんも、まだ当日の感動が冷めない様子。
そりゃぁそうですよね、ヒメさんは去年も参加したから2度目だけど、コエミさんマリさんは長~~~いブランクを経てからの初参加ですもんね。
それなのにあれだけの出来で、他クラスの皆さんから沢山の拍手とお褒めの言葉を頂いたんですから、しばらくは気持ちが浮いているでしょ。
そして3人それぞれに自分の課題や目標も見えてきたことでしょう。
私も、来年の発表会やそれに向けた企画などをあれこれと考え始めています
今回あれだけの結果を残した3人が次のステップを上がるためにどんなレッスンをすればいいかということもね。
で、まずはバー・レッスンの前にストレッチと腹筋強化のエクササイズを一つずつやることにしました。
3人ともきちんと正確に動くことを大事にしているから、へんてこりんな可笑しな癖などはないんだけど、ポワントでの動きを強化して安定させるためだったりグラン・ジャンプを跳ぶ力だったりに肝要な体幹を支える筋力がちょっと弱いというか足りない。
というわけで、フロアに仰向けになって腹筋強化のエクササイズ…、とその前に正しい姿勢について改めて確認。
お臍を床に向かってググっ っと押し下げ肋骨の力を抜きましょう、このお腹が窪んだ状態を立っているときにも維持します
肋骨は力の抜けたニュートラルな状態から拡張することで空気を取り込みます、ですから肩甲骨の下あたりが縮んで肋骨が持ち上がった状態=みぞおちが広がった状態ではそれ以上空気を取り込むことができません
だから苦しくなる、というわけです。
じゃ、改めて腹筋強化のエクササイズを
仰向けになって両膝を曲げ、お臍を床に向かって押し下げて窪ませます→膝のお皿の所に手を置きます→お腹を窪ませたまま息を吸います→ゆっくり息を吐きながら頭の天辺から順に背骨を一個ずつ床から離すイメージで上体を起こしていきます→完全に起きたらまた息を吸って仙骨から順に背骨を一個ずつ床に付けるイメージで上体を倒していきます
このエクササイズを私はロールアップ&ダウンと呼んでいます。
大事なポイントは
反動をつけて起き上がらないこと、あくまでもゆっくりと、背骨を一個ずつです
アップのときもダウンのときもお腹を窪ませたままでいること
腹直筋が持ち上がらないように気を付けること
一気に一息吸ってゆっくり8カウントくらいで吐ききること
とこんなところです。
まずは見本をというわけで、ヒメさんマリさんには仰向けで両膝に手を置いた私のお腹に左右から手を置いてもらい、ぐぅ~ん と上体を起こす。
「ね、お腹が膨らまないでしょ
「ほんとですねぇ…、動きませんねぇ」
じゃやってみましょう。
「…………っこれ以上は行けません… …………起きられない、かも…
「え゛…っ
ふたりとも体育座りと仰向けの中間くらいで固まっている…あ~らぁ~…
よし、それじゃぁ上体を起こせるところまでで出来るやり方に変えましょう。
地味ぃなエクササイズだけど1日に数回、毎日続けていれば春が来る頃には体幹が強くなってると思うわよ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オンライン・レッスン リナの時間 その39…♪

2021-12-16 11:51:09 | Weblog
さきほどリナの時間が終了いたしました。
近況報告など少しお喋りをして、それからいつもの通りシンプルなアンシェヌマンでバー・レッスン。
センター・レッスンはバットマン・タンジュのアンシェヌマンから。
今回はアームスと顔の向きをちょっと修正。
クロワゼの高い3番のときは頭を少し後ろに傾けてエポールマン
エファセの高い3番のときは頭を少し前に傾けて下から見上げるように
リナ、エカルテ・ドゥヴァンのポジシオンは花丸よ
つぎはアダージョの代わりにバットマン・フォンデュをシンプルなアンシェヌマンで。
右脚前5番アン・ファス→プレパラシオンで右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→フォンデュ・ドゥヴァン→フォンデュ・ア・ラ・スゴンド→フォンデュ・デリエール→ポワン・タンジュ・デリエール→バットマン・クロシュ→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-プリエ→ドゥミ・ロン・ドゥしてポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→パ・ドゥ・ブーレ・ドゥス→左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-プリエ→右方向にパ・ドゥ・ブーレ・ピケ→左方向にパ・ドゥ・ブーレ・ピケ→左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド⇒…………
順番は大丈夫でしょ。
はい、どうぞ

おぉ、フォンデュの軸が安定してる、いいわよぉ
あ、あれ…画面が固まった…
「いやいやいや、どっちに行くんだっけって一瞬真っ白に…
「えぇ~、画面が固まったんじゃなかったのぉ
「わたしが固まったんです、まはははは…
それにしちゃぁキレイなク・ドゥ・ピエ-プリエで微動だにしないって、ちょいとびっくりだったけどね。
だからってわけじゃないけど、1回目のパ・ドゥ・ブーレ・ピケをアン・トゥールナンに換えておくれ
「はぁい
はい、どうぞ

おぉ、いいねぇ。
それじゃぁアレグロに換えてパ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナンのシンプルなアンシェヌマンを。
右脚前5番アン・ファス→左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-プリエ→右にパ・ドゥ・ブーレ・ピケ→右方向にパ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナン→左方向にパ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナン→左にパ・ドゥ・ブーレ・ピケ⇒…………
はい、どうぞ

うん、いいね、 よ。
方向の切り換えが正確だし、軸がしっかりしてるから動きがシャープでキレイよ
最後にアンボワテ・シュル・レ・ポワント、ただしドゥミ・ポワントで。
右後ろ5番ドゥミ・ポワントから⇒1 右脚前→2 →3 左脚前→4 →5 右→6 左→7 右→8 ポゼ⇒…………
アームスはドゥミ・スゴンドでね。
上手に出来たらレッスン終了~。
どうぞ

うん、いいね、いいんだけどさ。
「あのね、横に出した脚を閉じる動きはね、足先を閉じるって考えないで、アントルシャと同じ、内腿を閉じるの。要を閉じれば末端はついてくる」
もう一度、どうぞ

はぁい、ソレです、 です。
「内腿から閉じるってことが身に付けば、ポワントでやってもキレイな5番を守れるからね」
「はい…っ
それではまた来週ね~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉良邸討ち入り…♪

2021-12-14 10:44:17 | Weblog
珍しく気が付きました、今日12月14日は赤穂浪士が吉良邸に討ち入った日だったよね、って。
正確には旧暦の12月14日だから時期的には年が明けてからになるんだろうけど…。
たしか14日の未明に討ち入って吉良に止めを刺し、一同うち揃って引き上げたのが白々と夜が明けるころじゃなかったっけ、って歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』『元禄忠臣蔵』と時代劇からの知識です
この引き上げの場面で今も印象に残っているのはテレビの時代劇で、九代目松本幸四郎丈(現二代目松本白鸚)扮する大石内蔵助に率いられた一同がとある橋の袂に差し掛かると、二代目中村吉右衛門丈扮する幕府役人が騎乗で足止めしてて他の道を行けと暗示するシーン。
あれにはこう、役者の胆力みたいなものを感じたなぁ
はぁぁぁ、吉右衛門さん
現白鸚丈も大石内蔵助(歌舞伎では大星由良之助)を何度も演じられているけれど、私が覚えているのは吉右衛門さんの大星だなぁ。
祇園一力での放蕩の場面なんか、もう、ね。
主君の命日にも遊び惚けているわけだけど、そこに探りを入れに訪れた人物から刺身を食せと進められる。
遊び惚けているようで実は大星、その日ばかりは精進潔斎している。
でも、刺身=生臭を食べなければ今の放蕩ぶりが見せかけだとバレちゃうから、苦渋の選択で口にするわけね。
様子を窺う人物が去ったあと大星の怒りが爆発する、そのときの吉右衛門さんの台詞の素晴らしかったこと
声は良いし口跡はいいし、立て板に水のごとく滔々と。
過剰な抑揚や強弱がないだけに、余計に怒りの深さを感じさせられたものです。
そしてお軽さんに手紙を覗かれていると気づいてからの、彼女には悟らせない凄味。
はぁぁぁぁ、吉右衛門さん、もう一度観たかったなぁ
忠臣蔵は映画やドラマでもさまざまに取り上げてるし、なぁんとバレエにもなっちゃったし。
討ち入りの日を偲んで所縁の土地では『義士祭り』が開催されたり、吉良邸があった本所松坂町公園では『元禄市』という市が毎年開かれたりもするんですって。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みなさん素敵でした ― おさらい会…♪

2021-12-13 09:40:46 | Weblog
昨日はアンシャンテ原宿バレエ&ダンスの大人バレエクラスのメンバーが、この2か月余り取り組んできた≪課題曲講習会≫の集大成といいましょうか、おさらい会を開催しました。
無観客で、参加者がお互いに観客になってという小さな会ですけど、これはこれでとても暖かく素敵な会なんです。
皆さんがそれぞれにバー・レッスンしたりストレッチしたり振り付けを確認したりと思い思いに身体馴らしをしている間に、私たち講師は場所作りに励みます。
正面をどちらにするかを決め、舞台面としてのスペースをどれくらい取るかを決め、バミリを張ったり両袖代わりの目印としてバーのスタンドを設置したり…etc.etc.…。
こういうのはちょっとした力仕事でもあるんですけど、まぁ楽しい作業でもあるんですよね
スペースの設定が出来たらクラスごと、順に場当たりと最後のリハーサル。
主催の先生のクラスの課題曲は黒鳥のヴァリエーションチャイコフスキー・パ・ドゥ・ドゥからヴァリエーション、私のクラスはご存じの通りエスメラルダのヴァリエーションと私の創作でポルカ、もう一人の先生のクラスが金平糖のヴァリエーションという演目でした。
皆さん難しい演目に果敢に挑戦しましたね
私のクラス=水曜日クラスのヒメさんコエミさんマリさんはね、本番の踊りが一番良かったんですよ
マリさんは見せ場だと考えていた最後のシャンジュマンのスピョン が見事に決まったし、ヒメさんコエミさんは、ニュアンスの違う表現をしっかり見せてくれたしね
顔なじみの他クラスの生徒さんが
カッコ良くてきまってる
って褒めてくれました
小さなおさらい会とはいえ、人前で踊るという経験は貴重だと思います。
振り付けの順番を覚えて順番を間違えずに音通りに動く、それだけでは踊りではありません。
何を見せるか見せたいか、見せるためにはどう動くか、それがあってこそ踊りになるわけで、そのために演出がある。
どんな物語なのかとか、どんな役柄なのかとか、どんな感情なのかとか、etc.etc.…、それが表現の元になる。
よく言われることですけど、表現が先か技術が先か
私は技術の下支えがない表現は成立しない、表現を伴わない技術は動きであって踊りではない、と考えています。
技術というのは初歩から最上級まで千差万別ですから、初歩なら初歩なりの初級なら初級なりの下支えの上で表現をすればいいんじゃないかな。
でないと表現してるつもり、自分がそう思ってるだけ、の可笑しなことになっちゃいます
教えてあげたいこと伝えたいこと踊らせてあげたい曲など山ほどあります。
さぁ、来年はどんな作品に挑戦させてあげようかなって、もうアタマの中では選曲を始めています
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする