アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

金曜日のアンシャンテ ― ピケ-アラベスクを2番アラベスクで…♪

2024-11-30 10:24:53 | Weblog
ポワントレッスン。
バーを使って軽い足慣らしや基本の≪基≫を練習してからセンターで。
まずはアンボワテ・シュル・レ・ポワントを、そして1番→2番→5番でのルルヴェの練習などしてからピケ-アラベスクのシンプルなアンシェヌマンを。
右脚アティチュード・ア・テール・クロワゼ→右脚ピケ-アラベスク→左脚前大きい4番クロワゼ→右脚ピケ-ルティレで90度方向転換→右脚前大きい4番クロワゼ➡左脚ピケ-アラベスク→右脚前大きい4番クロワゼ→…………
水曜日に練習したのと同じです、どうぞ

う~ん…、相変わらずピケ-アラベスクのトルソーが後ろに引かれてるんだよねぇ…。
それだと重心がきちんとポワントに乗り切らないよ…、アラベスクする脚側のウエストも少し縮んでるし…。
「… …」
「それじゃぁね、ピケ-アラベスクを2番アラベスクにしてごらんなさい…、アラベスクの脚と同じ側のアームスをアン・ナヴァンにすることでトルソーを逃がさないようにするの。進行方向=ドゥ・ファスに対してトルソーをフラットに」
はい、どうぞ

おぉ、いいじゃない、良くなった~
「ピケ-アラベスクが立ちやすくなりました
うん、アラベスクを2番にかえたことで重心がしっかりポワントに乗るようになったからね
それではグリッサード・シュル・レ・ポワントをアン・ナヴァンでどうぞ。
大事なポイントなんだけど、後からの脚を5番の前側に引きつけた瞬間に重心は前側のポワントの上に移ってるのよ…、でないと次のポワン・タンジュ-プリエが遅れちゃうからね
どうぞ

おぉぉっとぉ…。
「引き付けた前側のポワントより前にアンダーバストが来るようにって気を付けてるのは分かるけど、残念ながら骨盤を引いてトルソーを前傾させてるだけだよ、ソレは」
「あ゛…
「アンサンブル作品の後遺症がいまだに…」
もう一度どうぞ

はい、それなら です。
そろそろ回転をかけてもよさそうだね
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水曜日のアンシャンテ ― ミドル・ジャンプですよ…♪

2024-11-28 09:52:34 | Weblog
センターレッスン。
バットマン・タンジュのアンシェヌマン、ピルエット・アン・ドゥオールのシンプルなアンシェヌマンなどを練習してからミドル・ジャンプの練習。
先週と同じアンシェヌマンで
シソンヌ・シャンジェで方向転換→アッサンブレ・アン・ナヴァン・クロワゼ→…………
を、今週はアームスもつけて。
シソンヌ・シャンジェのときはアン・バからアン・ナヴァンを通過してア・ラ・スゴンドに
アッサンブレ・アン・ナヴァンではドゥヴァンの脚と反対側のアームスをアン・バからアン・ナヴァンに
ではいきましょう、どうぞ

あらぁぁぁ…、相変わらずこじ~んまり動いてるねぇ…。
右脚と左脚の区別がついてないように見えるじゃん…、片方の脚だけじゃなくて両脚をそれぞれきちんと使うんですよ。
なんといいましょうか…、ミドル・ジャンプなのにスモール・ジャンプつまりプティ・ソテよりも低いような気がするわよねぇ…
ん~…、ここはいったん変化をつけないアンシェヌマンに戻そう。
右脚前5番エファセ→シソンヌ・フェルメ→アッサンブレ・アン・ナヴァン・エファセ→シソンヌ・フェルメ→アッサンブレ・アン・ナヴァン・エファセ→…………
シソンヌは1番アラベスク
アッサンブレ・アン・ナヴァンのアームスはチェケッティの3番
上手奥から下手前に向かってどうぞ

ま、まぁ、シソンヌ・シャンジェで方向転換するよりは幾分いいけど…、
「あのさぁ、大名行列を迎えるんじゃないんだからさぁ…“下にぃ~下にぃ~”って…。バレエは上に上になの!」
「…たははは… …っくぅぅ…
まぁそれでも、ふたりともシソンヌ・フェルメの着地とアッサンブレ・アン・ナヴァンの着地の5番ポジシオンは守れているから、まぁ良しとしましょうかね
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妄想的キャスティング…♪

2024-11-26 10:25:52 | Weblog
以前からちょっと気になるアイドルグループがあって、テレビの番組などで見かけたりするのを楽しみにしていました。
今年の初夏のころ、他クラス担当の先生がそのグループの押し活をしていてファンクラブにも入ってるしライブに参戦したこともあると打ち明けて下さり、以来スタジオで顔を合わせるたびにキャッキャしてたんです。
その先生が、
この役なら◎◎クンかなぁとかこの王子役は◎◎クンかなぁなんて妄想してると、好い感じに時間がつぶせますよ
とおっしゃってて…。
ほほう、それはいいわねぇと盛り上がったんですよ
以来たまぁに妄想的キャスティングをして遊んでます…たとえば…、
『海賊』のアリ役=◎◎クン
『ジゼル』のアルブレヒト役=◎◎クン
『白鳥の湖』ジークフリート王子役=◎◎クン
『眠れる森の美女』デジーレ王子役=◎◎クン
『ドン・キホーテ』バジル役=◎◎クン
『ロミオとジュリエット』ロミオ役=◎◎クン
『ライモンダ』ジャン・ド・ブリエンヌ役=◎◎クン
『コッペリア』フランツ役=◎◎クン
『ラ・バヤデール』ソロル役=◎◎クン
…かなぁなんてアタマの中でキャスティングしてる。
ロミオ役の◎◎クンは案外マキューシオもいけるんじゃないとか、そぉいえば『真夏の夜の夢』のパック役なんかピッタリなんじゃない… そぉなるとオベロン役は◎◎クンで決まりよねぇ…っきゃぁぁぁ……とひとり静かに騒いでいるわけです
それだけではありません…、ちょいといい感じの時代小説なんか読むとついついキャスティングしてみちゃうしね。
つい先日も・おけら長屋<二>』を読みながら、これをあのグループでドラマに出来ないもんかねぇなんて考えたんですけどね…、お染さん・お満さん・お栄ちゃんという女性をどうするかよねぇ…、◎◎クン◎◎クンという女方が絵になるメンバーもいるし◎◎クンだって女方はいけないワケじゃなし…、とはいっても舞台ならまだしもドラマじゃねぇ…。
島田鉄斎さん役はまず◎◎クンで決まりかなとは思うけど、主人公である万造さん&松吉さんがなぁ…、◎◎クン◎◎クンとが案外演りきっちゃうかなぁ…なんてとりとめもないことをつらつら考えて楽しんでおります
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オンライン・レッスン ― アイさんの時間リターン…♪

2024-11-25 09:53:38 | Weblog
先週木曜日の夜、アイさんからLINEが来て、
『…今週土曜日に久しぶりにオンラインレッスンをお願いできませんか?』
とのこと。
おぉ、嬉しいねぇ、レッスンしましょう しましょう
前回、最後にレッスンしたのはいつだったかなと確認してみたら、なぁんと去年の4月でした…およそ1年半のブランクってことになりますね。
アイさんに関しては仮にレッスンのオーダーが入らなくなっても心配はしていません…、なぜかというと彼女はバレエと踊ることが大好きな人だからスケジュールの都合などでレッスン出来ない時期があっても、落ち着けば再開すると分かっているから…、それにLINEでの交流は途切れてないしね
お互いの近況報告などお喋りをしてからレッスン開始。
「あのね、1年半のブランクだからいきなりフルでレッスンすると明日大変なコトになっちゃう、今回はバーはフォンデュまで、基本のポール・ドゥ・ブラをやって、それからストレッチをって感じで1時間と考えてるんだけどいいかな?」
「それでお願いします」
足慣らしのストレッチをしてプリエ→1番ポジシオンからのバットマン・タンジュ→5番からのバットマン・タンジュとどれも一番シンプルなアンシェヌマンで。
そしてバットマン・デガージェの右側が終わったところで、
「…ったぁぁぁ…
「まぁそろそろクる頃だよねぇ」
「そりゃぁもう…
左側→パール・テール→バットマン・フォンデュ。
1年半のブランクがあるとはいえ、ア・ラ・スゴンドに上げたアームスがブレないのはいいことですよ
それからポール・ドゥ・ブラの基本の≪基≫をやってみると、あぁ…なるほどねぇ、以前のような“伸び”がなくなってる。
「いぃやぁぁ、肩周りがゴチゴチですよ
それならばということで肩を動かすエクササイズ、それから仰向けで体幹のためのエクササイズを2種類…、この2種類をしばらく続けてみてね、ということでレッスン終了~。
久しぶりに元気で素敵な笑顔を見られて楽しいレッスンでした、またご連絡をお待ちしてま~す
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金曜日のアンシャンテ ― グリッサード・シュル・レ・ポワント…♪

2024-11-24 11:12:03 | Weblog
センターレッスンのあとはポワントレッスン
バーを使って足慣らしと基本の≪基≫の動きを練習。
このところ練習を続けている
右前5番→ルルヴェ→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→左脚クぺ・ドゥヴァン-ルルヴェ→左前5番プリエ➡…………
をどうぞ

お…っ
「ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドのとき咄嗟にカカトの高さに注意を向けたでしょ」
「うふ…ここで…って
「うん、いいねぇ、カカトが落ちなかったもんね
センターではまずアンボワテ・シュル・レ・ポワントを。

おぉ、いいねぇ、安定の“ギンザ6丁目”
それじゃぁね、今度はデガージェの脚の方に少し上体を振り向けながらやってご覧なさい。
上体を振り向けたときに軸側の腰が落ちないように気を付けてね。
どうぞ

うん、いいですよぉ
「これがきちんと出来ないと“パ・ドゥ・カトル”の4人でのアレグロが美しくない」
「あ、そうだ、そうですよね、あの部分の動きだ…
私もむか~し踊ったけど、あのパートは好きだな
そのあとピケ-アラベスクのシンプルなアンシェヌマンを練習したり…。
それからグリッサード・シュル・レ・ポワントをアン・ナヴァンで、上手奥から下手前へ向かってどうぞ。
大事なのは先行する脚でピケしたら間をおかずに後からの脚を5番の前側に引きつけること。
くれぐれも“よっこいしょ”にならないようにね。
ではどうぞ

ん~、ピケと引き付けのタイミングは悪くないんだけど、シュル・レ・ポワントになったあとにポワン・タンジュ・ドゥヴァン-プリエに下りたときに腰がひけてるよ…、しっかり骨盤をたてないとね。
「あの、鏡に向かって真っ直ぐにやってみてもいいですか?」
いいよ。
鏡に映る稽古着の襟元が上下しなければトルソーが真っ直ぐにホールドされてるってことだから

おぉ、それなら です。
グリッサード・アン・トゥールナンはまずグリッサード・シュル・レ・ポワントをきちんと決めてから回転をかけるもの。
回り急がないことが大事ですよ


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金曜日のアンシャンテ ― タン・リエで方向転換…♪

2024-11-23 09:43:50 | Weblog
一緒にバーレッスンをしてからセンター・レッスン。
バットマン・タンジュのアンシェヌマンの終盤は
右前5番クロワゼ→右ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→大きい4番クロワゼ→右方向にピルエット・アン・ドゥダーン→左前5番クロワゼ-プリエ→左前4番プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→左前5番➡…………
アン・ドゥダーンからクロワゼ5番プリエに下りたら、前側の足を擦りだしてポワン・タンジュ・デリエールになってから改めて4番ドゥミ・プリエね。
どうぞ

ダメぇ~ってワケじゃないけど…、ヒメさんポワン・タンジュ・ドゥヴァンのところでジュテ-ルルヴェしてるけど、そこはポワン・タンジュだから軸脚はア・テールでいいのよ。
「あ゛…つい…
「ジュテ-ルルヴェはアンサンブル作品でやった動き…、それも後遺症ってことかぁ
「しっかり身に付いちゃって…
だねぇ…。
これからはオープンポジシオンでのピルエットにも挑戦していきたいから、まずは基本の≪基≫を,
①アン・ナヴァンのときはアティチュード・デリエール-クロワゼに引き上げる
②ア・ラ・スゴンドのときはルティレに引き上げる
で練習。
そのあと
アン・ナヴァンのときはアティチュード・デリエール-クロワゼに引き上げて90度方向転換
ア・ラ・スゴンドのときはアン・ドゥダーンのピルエット
と変更して練習。
どうぞ

おぉ、悪くないよぉ。
もうちょっとアティチュードの引き上げを素早くね
うん、その調子なら次からは半回転の練習をした方がよさそうだね
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水曜日のアンシャンテ ― ミドルジャンプを…♪

2024-11-22 10:32:03 | Weblog
センターレッスン。
バットマン・タンジュ、タン・リエ、ピルエット・アン・ドゥオールなどを練習したあとミドルジャンプの練習を
まずはシソンヌ・シャンジェを90度方向転換しながら。
シソンヌ・シャンジェは、アン・ナヴァンであればエファセ5番から跳び上がってクロワゼ・アラベスクで着地またはクロワゼ5番から跳び上がってエファセ・アラベスクで着地するものだけど、これを90度方向転換しながら行います。
右脚前5番クロワゼ→シソンヌ→左脚プリエ-右脚アティチュード・デリエールで着地→左脚前5番クロワゼ→シソンヌ→右脚プリエ-左脚アティチュード・デリエールで着地→右脚前5番➡…………
基本はシソンヌ・ウーヴェルトです。
アームスはドゥミ・スゴンドでいいですよ、どうぞ

コラコラ、クロワゼで跳び上がって方向転換、着地もクロワゼですよ。
それにしてもかなり控えめなシソンヌだねぇ…、いろいろ気を付けてるのは分かるけど…
んじゃ、いいですかぁ、シソンヌ・シャンジェで着地したらアッサンブレ・アン・ナヴァンをプラスします、
右脚前5番クロワゼ→シソンヌ→左脚プリエ-右脚アティチュード・デリエールで着地→左脚前5番クロワゼ→左脚ジュテ・ドゥヴァンでアッサンブレ・アン・ナヴァン→左脚前5番クロワゼ➡シソンヌ→右脚プリエ-左脚アティチュード・デリエールで着地→右脚前5番→右脚ジュテ・ドゥヴァンでアッサンブレ・アン・ナヴァン→右脚前5番クロワゼ➡…………
と、こうなります
どうぞ

あぁらぁぁ…ふたりともぉ…
「“重力の魔に捉われた者たちよ…”ってツァラトゥストゥラは言いましたぁ、みたいな低~~~いジャンプじゃん
「たはぁぁぁ… くくくくぅ…
あのね、こう跳ぶんだよ、とちょいと見本を見せました。
シソンヌ・シャンジェには高い3番クロワゼのアームス、アッサンブレ・アン・ナヴァンには低い3番クロワゼ・アロンジェのアームスを付けて。
「…ど…っ… …あぁっとぉ…
コレを“跳ぶ”というのです


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水曜日のアンシャンテ ― バットマン・バチュー…♪

2024-11-21 11:31:39 | Weblog
バーレッスン、プリエからバットマン・タンジュ、バットマン・デガージェ、…と進めながら二人の動きに注目してるんだけど、うん、今週もふたりとも安定してるよねぇ、動きがいい
バー後半、ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールの基本の基の≪基≫を練習したあとは…。
右脚前5番→右ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン→右膝下を開く→ク・ドゥ・ピエ・デリエール→膝下を開く→ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン→膝下を開く→ク・ドゥ・ピエ・デリエール→膝下を開く→ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン→…………
これをハーフテンポで8カウント→オンテンポで8カウント→ダブルテンポで8カウントね
「… …」
「バットマン・バチューの基本の≪基≫よ。膝下をしっかり動かすトレーニング、開いて→閉じて→開いて→閉じて→……ってね。膝の真下に足の甲が来るまで開いてそこで止める、開いたら素早く引き戻して開く、その繰り返し。腿は動かさないのよ、二人ともアン・レールの基本の基の《基》でずいぶんコントロールが効くようになってるから大丈夫でしょ
ではどうぞ

うん、確かに腿は動いていない…それはいいんだけど…、
「ちょいちょいちょいちょい…、動かすのは膝下だけでいいの!ダブルテンポになった途端になぁんでトルソーをシェイクするかね」
「くぅぅぅ… うぇぇぇ…
「アンサンブル作品の振り付けで肩や上体をシェイクしろって言ったときは動かせなかったのに、なぁんで膝下だけ動かせばいいのにトルソーまでシェイクするかね
「きひひひ… あぅぁぁ…
バットマン・フォンデュのときバチューをいれたりするでしょ…、あのバチューの基本の≪基≫だし、今後レヴェルアップしていけばバットマン・セレといって軸脚の前面や後ろ側だけで細かく打つ動きも練習するようになるけどその基本の≪基≫なのよ。
あくまでもバチューつまり“ビート”=“打つ”動きだから決して“スクラッチ”=ひっかく・こするにならないように気を付けてね
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『新 本所おけら長屋<二>』…♪

2024-11-19 10:23:24 | Weblog
新シリーズが始まったのが今年の6月でそれから5か月、待ってましたぁって感じです

       
本所おけら長屋<二> 畠山健二著 祥伝社文庫
今回は
立派な医者になりたいとお満先生のもとに押しかけてきた少年の父親は医者、少年が日頃から見ている父の姿と父が隠している本当の姿にいち早く気づくのはやはり万造さん
常陸の実家に行くことになった金太さんを送っていく道すがら、鉄斎さん・万造さん・松吉さんは貧に窮する百姓たちと出会い、さらには八州廻りと策を講じて一芝居
お糸ちゃん&文七さん夫婦の息子雷蔵は4才になろうというのに言葉が出るのが遅く、それを気に病むお糸ちゃんだけど雷ちゃんはしっかり物事を見ている…、お蔭で拐しかと思われた事件がめでたく解決
というお話の3本だてです
万造さんも松吉さんも相変わらずのらりくらりぐうたらに日を過ごしていますが、ちゃんと見るべきものは見てるし押すべきツボは心得てる…、島田鉄斎さんは常に端然としているし、お染さんは自分が出るべき場を心得ていてハズさない
やはり役者揃いの楽しい作品です
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これは楽しい一冊…♪

2024-11-18 10:17:31 | Weblog
文庫本コーナーのエンド台に積まれた新刊の中、目に止まった一冊のタイトルが
『100万回死んだねこ』
ん?あれ?なぁんか違うよね…。
あの絵本の表紙に描かれてた猫はどちらかというとコワモテだった…対してこの文庫本のカバーの猫はカワイイ白猫で頭に丸いお皿を載せている…それにまわりにもたくさんの面白可愛いキャラクターが…、ナニなに…。
手に取ってみるとサブタイトル風の但し書き付き…、なぁるほどぉ…。

       
『福井県立図書館 100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』
表紙を捲って最初の“はじめに”を読んでみると、こぉれは確かに図書館あるあるかもしれないと言えるエピソードが…、面白そう
帰宅してさっそく目次に目を通すともうそれだけで面白い…、これはあの作品のことだな、ほほぉそうなるかぁといちいち面白いし、正しいのはコレですよと本来の作品を紹介してもくれている
目次に並んだタイトルだけで笑えるもの…、
『下町のロボット』➡『下町ロケット』
カフカの『ヘンタイ』➡『変身』
『人生が片付くときめきの魔法』➡『人生がときめく片付けの魔法』
そしておぉぉっとぉっとビックリしたのは著者名の勘違いで、池波遼太郎…
池波正太郎か司馬遼太郎か…、単行本『竜馬がゆく』を模した表紙に<鬼平がゆく>と書かれたイラストがページ隅にありました、シャレが効いてる…
とても楽しい一冊です。
図書館の司書さんを尊敬します
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金曜日のアンシャンテ ― 特別講座でマイム…♪

2024-11-17 10:45:14 | Weblog
金曜日11:00~のレギュラークラスに引き続き、11月は≪テーマを決めて特別講座≫として“ポール・ドゥ・ブラとマイム”のレッスンをしています。
バーレッスンのあとセンターでまずはバットマン・タンジュのアンシェヌマンを、そのあとポール・ドゥ・ブラの基本の≪基≫を。
まず右脚前5番クロワゼで1セットを一緒に。
基本のポール・ドゥ・ブラ4番は途中でアームスの前後を入れ替えて4番アラベスクのときのポジシオンにするのですが、慣れていないと(=きちんと身に付いていないと)トルソーがちょいと歪になってしまうことがあります…、後ろに引いた方の肩が上がるとかウエストが縮んで傾くとか…。
「だからね、トルソーの真ん中を中心軸が真っ直ぐ通ってるでしょ、その中心軸を心棒と考えて竹輪をグリっと回すようにトルソーを回すの…、竹輪の形が均等で変わらないようにトルソーの形も変わらない」
「おぉ、竹輪ですね、棒に刺さった竹輪…
左脚前5番のクロワゼで1セットやってみると…、おぉ、キレイなポジシオンですよぉ
基本のポール・ドゥ・ブラのあとそよぐようにアームスを動かす練習を。
マイムをするとき、とくに相手に対して何かを伝えようとするときの腕の動かし方には曲線的な柔らかさが必要で、肘を張ったり手首だけをぐりんぐりんと返すような動きは美しくありませんから、自然にふんわりと動かせるように練習します。
そしていよいよマイムの練習。
9月の発表会で上演した作品の一部、ふたりの貴婦人が会話するシーンをとりあげました。
踊り終わってレヴェランスをし、袖に引き上げるキッズさんたちをふたりで見送る
貴婦人AがBに向かって踊りを勧める
Bがそれを承諾する
Aは袖で控えていますと伝えて退がる
という構成です。
それぞれに応じたセリフでリードしながら貴婦人AとBを交代で演じてもらいました。
うん、Sさん、間がいいねぇ
ちゃんと相手のマイムを受け止めてから自分のマイムを始めたり移動したりが出来てる
古典バレエではマイムは重要です、そこで行われているマイムが何を表現しているのかが分かればそのシーンの理解が深まるでしょうし、観る楽しみも広がるでしょう。
機会があればマイムの練習もちょっと経験しておくといいですね

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金曜日のアンシャンテ ― ポワント・レッスン…♪

2024-11-16 11:15:46 | Weblog
ポワントに履き替えて足馴らしから。
ルルヴェやエシャッペ、ブーレなどを練習してからパ・ドゥ・ブーレ-ピケの練習を。
普段練習しているものにちょいとプラスオンして、
左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-右脚プリエ→右にパ・ドゥ・ブーレ-ピケ→右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-左脚プリエ→左にパ・ドゥ・ブーレ-ピケ→左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-右脚プリエ→左方向にパ・ドゥ・ブーレ・アン・トゥールナン・アン・ドゥダーン→左前5番プリエ→右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-左脚プリエ➡…………
「で…っ、まわるんですか…っ
「うん、まぁ回るというより切り換え→切り換えって感じで覚えた方がいいけどね」
「ほぉぉぉん…」
「で、順番、分かった?」
「いいえ…
じゃ、一緒にやってみましょうってことで、アン・トゥールナンのところでは
…上手奥向き…→下手前向き→正面…………下手奥→上手前→正面……
と指示をしながら練習。
では音楽でどうぞ

お、右方向にパ・ドゥ・ブーレからの前半はスムーズにいったねぇ…。
「……あれぇ……
おぉ、惜しい…そこは切り換えの方向が逆だよ
でもね、オンポワントのまま足を踏み替える動きでルティレする脚をきちんと引き上げてるし、引き上げる高さも揃ってる、いいですよぉ。
こういうパは慣れも大事です
センターではタン・リエをオープン・ポジシオンで練習、それからピケ-アラベスクのシンプルなシンプルなアンシェヌマンも。
そうそう、アンボワテ・シュル・レ・ポワントは“ギンザ7丁目”までは来てましたが、少し“6丁目”寄りになったかも…
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水曜日のアンシャンテ ― ポワント・レッスン…♪

2024-11-15 10:46:32 | Weblog
センターレッスンのあとポワントに履き替えて。
まずはバーを使って足慣らしと基本の基の《基》、それから、
右前5番プリエ→ルルヴェ→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→左脚クぺ・ドゥヴァン-右脚ルルヴェ→左前5番プリエ⇒ルルヴェ→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→右脚クぺ・ドゥヴァン-左脚ルルヴェ→右前5番プリエ➡…………
どうぞ

うん、悪くない、悪くないけど、ひとつだけ残念なことが…。
「鏡に向かってポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエをどうぞ」
「…っと…はい ポワン・タンジュ…
「私のポワン・タンジュはこう ですが…
「っくぅぅ…カカトの高さがぁ… ポワント裏の“面”じゃなくて“点”で床につかなきゃいけないってことですよね…
そぉいうことです
センターではまずアンボワテ・シュル・レ・ポワントを

おぉぉ、いいんじゃなぁい
「“シンバシへの道”から“ギンザ8丁目”までは来てたけど、今日のは“ギンザ7丁目”まで来たよ
「っしゃぁぁぁ…✊ 」
このまま調子を上げて“ギンザ4丁目”まで行ってほしいなぁ…。
タン・リエに変化を付けて練習したりパ・ドゥ・ブーレのシンプルなシンプルなアンシェヌマン、ピケ-ルティレをドゥ・コテで練習したり、最後はピケ-アン・ドゥダーンでレッスン終了~。
ふたりともバーレッスンからずっと調子が良かったね
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水曜日のアンシャンテ ― そろそろオープンポジシオンの…♪

2024-11-14 09:43:32 | Weblog
「あら… ほほぉ…
バーレッスンのときヒメさんマリさんの動きに目を向けてたんだけど、ふたりともなんだか調子がいいみたいだねぇ…動きに無駄がないし安定していてキレイよ
センターレッスンは最初にバットマン・タンジュのアンシェヌマンを、そのあとこのところ毎週練習しているピルエットの基本の≪基≫を。
1番ポジシオンからのルルヴェはルティレの引き上げや中心軸がちゃんと通っているかなどをチェックして、つぎの4番ポジシオンはアン・トゥール、最後の4番ポジシオンからはドゥー・トゥールをどうぞ

ん~、ふたりとも回転を始めるときにアームスで勢いを付けすぎだね…それでバランスを崩しちゃうのよ、アン・トゥールくらいならア・ラ・スゴンドのアームスをアン・ナヴァンに寄せるだけで回転できる
ドゥー・トゥールはちょっとは勢いも必要だけど、それよりもルティレのポジシオンを崩さないことと素早く首をきることが大事よ。
もう一度どうぞ

うん、ちょいと惜しいって感じかな。
でも何が足りないかどうしたいのか自分で分かってるみたい…コントロールしようとしてるのは分かるよ、ま、近いうちにふたりともドゥー・トゥールが普通になりそうだね
つぎはピルエット・アン・ドゥダーンを…、ちょびっとだけ、小~さな変化をつけますよ
右前5番クロワゼ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→大きい4番クロワゼ→右にピルエット・アン・ドゥダーン→左脚プリエ-右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→踏み替えて左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→大きい4番クロワゼ→左にピルエット・アン・ドゥダーン→右脚プリエ-左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール➡…………
どうぞ

「…わわ…っ …っとぉぉ…
ああら、ふたりとも相変わらずちょっとした踏み替えが苦手だねぇ…。
「回転終わりでルティレの脚でプリエして反対の脚をク・ドゥ・ピエ…、ク・ドゥ・ピエの足に移って反対の脚をポワン・タンジュ…だよ」
もう一度どうぞ

うん、それならよろしいでしょう
そろそろオープンポジシオンのピルエットも練習したいと思ってるのよね
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サフランの微妙な変化…♪

2024-11-12 09:39:16 | Weblog
9月下旬から“空中栽培”をしているサフラン。
モヤシのような白い芽がいくつも出て、ちょっとずつですがにゅ~っ…と成長してはいて、このままでホントに大丈夫かなと思ってたんですけど…。

       
白い芽の中に緑色の蔭が出来てることに気が付きました。
ってことは…、はじめに伸びてきた白い芽は鞘(サヤ)で、鞘に守られながら茎と花が育ってくるのかな
出てきた芽の数や成長の速度は球根によってそれぞれなんですけど、紫色のキレイな花がたくさん見られるといいな
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