アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

あぁぁ~、やぁっっっと出たぁ~♪

2011-02-27 09:40:47 | Weblog
現在、我が君曹操さまは中原の平定に向かって破竹の勢いである…、あ、『三国志』の話ね
勇将・猛将・賢将・知将・謀将…etc.etc…が旗下に集まって壮観。
特に、我が君の指図を仰がずとも独自に兵を展開してなお我が君の呼吸と合っている、という曹仁&史渙そして曹洪、さらには曹仁の弟である曹純と彼が率いる騎馬軍団虎豹騎
『……、曹純、曹休、曹真らの若い勇者がはつらつと戦場を往来しはじめた……』
なぁんていわれちゃぁ
「きゃぁぁぁぁ~~
である。
我が君さまはようやく『官渡の戦い』を制して袁紹を倒し、着々と地歩を固めながらかの有名な『赤壁』に向かって進んでおられるのですが…。
我が二の君諸葛亮どのも重ぉ~い腰をお上げになって、文庫6巻目にしてやっとそのお姿を現されたと思ったら、もうなにやら策を巡らしておられるご様子…ヤナ感じ…
歴史に“たら”も“れば”もないというのは常識だが、でも、思わずにはいられない…
「我が二の君が我が君さまの謀臣となっておられたら、中国史はどうなっていたのかなぁ…」
宮城谷昌光版『三国志』文庫版第6巻、現在我が君さまにおかれましては、やがて来る『赤壁』での孫権軍との決戦へと続く道を前進しておられますが(今夜辺り『赤壁』なんだ、私の予定では…)、ここに至ってやぁぁ~っと出てきてくれたっ
司馬仲達
但し名前だけ…っ
うん、これで役者は揃ったなぁ…
文庫版の第7巻が出るのは今年の10月の予定なんだって。
楽しみだなぁ…
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ウォーキング…歩く、ということ…♪

2011-02-23 12:12:10 | Weblog
アンサンブル・ド・ミューズでは、第4火曜日のスタイル・メイク エクササイズのクラスで、ウォーキング・レッスンをしています。
前半のストレッチ&エクササイズで十分に身体をほぐしたり筋トレをしてから、ハイヒールに履き替えてウォーキング・レッスンです。
まずはしっかり足を踏み出してきちんと体重移動をしたら元の位置に戻る、というバランス・トレーニングを左右交互に繰り返します。
少しずつ片脚でバランスがとれるようになったら、その動きに腕の動きと上体の捻りの動きをプラスします。右足を踏み出したら左手が前で右腕を後ろに引く、この動きで上体に捻りを加えるわけです。…が、腕の動きを伴うと、体重の移動が中途半端になったり、バランスが悪くなったり、とちょっと難しいみたいですね。
バランス・トレーニングで一番難しいのが、両手を肩に置いて膝を左右交互に上げますが、左膝を上げたら右肘を前に、右膝を上げたら左肘を前に、と上体を捻るエクササイズ。頭のてっぺんから1本の真っ直ぐな芯を立てて、その芯がブレないように、膝と肘を寄せるの。
慣れないとまず真っ直ぐに美しく立っていられない。
軸脚の膝が曲がって、骨盤も傾いて、腰も曲がって、両肩の高さもズレて、でも辛うじてグラグラしながら片脚で立ってはいられる…、というのではダメなの。美しく立っていられるんでないとね。
それから鏡に向かってゆっくり、1歩ずつチェックしながら歩く練習。
左右の肩の高さ、骨盤、踏み出した脚の爪先の向き、後ろに残っている脚の足部分の向き、などを自分の目で確認しながら前に進む。
実際に自分がどんな歩き方をしているのか、そして何のことを何度も何度も注意されるのか、鏡に映る自分の姿と耳から入る情報とが一致して、客観的に認識出来るまでにはみんなみんな時間がかかるわね。
何度も何度も修正を繰り返しながら、やがてキレイに歩けるようになる…と。
ふと思った。
親が子供にしてくれる躾の中に“歩き方”ってほぼ入っていないよなってね。
姿勢を正しく、と注意はされるが、歩き方って誰も教えてくれないんじゃなかったかなぁ…。
社会人としての第1歩を踏み出すときに、企業研修などで“ビジネス・マナー”の小冊子などが配られるでしょ。あの中に“姿勢”“歩き方”についてちょこっと書かれているね。
背筋を正しく、真っ直ぐに…
膝を伸ばして歩きましょう…
とか、一度は目にしたことあるでしょう。
では問題です。
背筋を正しく、とは“どんな背筋”が正しいのでしょう?
背筋を真っ直ぐに、とは“どんな状態”を真っ直ぐというのでしょう?
膝を伸ばして、とは“いつ”“どのタイミングで”伸ばすのでしょう?
ね?舞踊系の習い事の経験がない限りわかんないでしょう。
私のレッスンでは、まず一人一人にその人自身の正しい姿勢を理解してもらうために重心のズレを常にチェックする。歩き方の癖は十人十色だからね、それぞれその瞬間瞬間に必要な注意の声を掛ける。ときには
「はい、右膝を緩めて左脚に引き寄せる~膝から~膝から~、そのまま軸脚を追い越して右膝を前に~、膝から下を前に伸ばして~、しっかりカカトを出して~、ハイっ体重移動~、右足に全部体重が載っていますよぉ~、後ろの足には体重は残ってませんよぉ~、体重が載ってる右脚のお膝が曲がることはありませんよぉ~」
なんてね、かなりのスローモーションでみんなと一緒に“動きの構造”を追うようにゆ~~っくり歩くこともある。
レッスンに来ているメンバーのみんなは、レッスンの度に少しずつ歩き方が変化している。今は考え考え1歩を踏み出しているけれど、いずれは考えなくても“美しい歩き方”しか出来なくなる… そんな日が来るのも遠くはないなぁ…
カコッベコッボタッグシャッと無様に歩く若者の横を、ス…っと美しく歩いていくカッコ好いおばあさんになろう、と考えている……
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かっ漢字が…、おっ…覚えられない…、でも…♪

2011-02-18 11:30:22 | Weblog
このところ『三国志』を読んでいる。
もう20数年前の若かりし頃、つまりは“脳みそ様”が柔らかかった頃に一度読んだことがある。
まず吉川英治版『三国志』の文庫版全8冊を1ヶ月くらいかけて読み、壮大な歴史時代劇英雄譚だなって印象が残っている。
哭いて馬稷を斬る
死せる孔明生ける仲達を奔らす
なんていう言葉とその意味も、その時に覚えたんだったな…
そのあとちょいと欲が出て、というべきか、何を意気込んだのか岩波文庫版『三国志』に手を出した…
こっ、こちらは…、なんと表現すれば適切かなぁ…、そうねぇ…、『三国志演義』をそのまま和訳した“翻訳物”ってカンジかなぁ…。私が想定していた“ものがたり”のイメージではなく、“歴史資料の文献”を読んでいるような印象が濃かったな。訳しているのは小川環樹博士はじめ錚々たる学者さまたちなんだけどね…
そして数年前、宮城谷昌光氏『孟嘗君』『沈黙の王』などを読んでいた頃に、氏が『三国志』を書き始めた、というのを書店で知り、
「うん、文庫になったら読もう…
と考えていた。
一昨々年の秋、文庫が出版されたのは書店で知ったけど、なんとなく横目で見ながら素通りして手を出さずにいたら、先月TVで
『レッド・クリフ‐赤壁』
を放送したのを観て、
「ふぅぅ~ん…、好機到来ってことかなぁ…」
と思った。
というわけで、現在読んでいる最中なのですがっ…。
宮城谷版『三国志』を読み始めて、一つ重大な事が分かりました。
私が『三国志』だと思ってかつて読んだ吉川英治版『三国志』は、『三国志演義』を作家が日本人向けに脚色した“ものがたり”である、ということと、『三国志演義』自体が壮大な『三国志』ダイジェストのようなものである、ということらしい、なるほどね…。
で、宮城谷版『三国志』は、なぁ~んと後漢帝国第4代和帝の時代辺りから始まる…
「はぁぁぁ~~~~っ
と意表を突かれた感じがしたが、パラパラページをめくってみると、袁紹、袁術、董卓、曹操…と一応知った名前が出てきてはいる…。
そ、そうよね…、曹操が曹操と成り、孫権が孫権と成るまでの背景や素地をまずは知らないとね…、と自分に言い聞かせながら読み始めた
ちなみに吉川英治版『三国志』では、劉備が川っぺりを歩いている情景から始まる。
まぁ、現在文庫本4巻目の3分の2辺りだが、すでに何十人の登場人物がいたことか細かには覚えていないし、その名前も振り仮名なしではまず読めない。そしてその振り仮名なしでは読めない老若男女を問わぬ皆様が何万人何十万人を殺害したことか… 集計してみたいもんだ…。
後漢のその時代の中国=後漢帝国の人口は推定5000万人強ほどだということですが、そぉんなに殺しまくっちゃぁもう何人も残ってないんじゃないの って言いたくなるくらいだ…
そして、そして、やっと、やっと、やっ…っと出てきた
諸葛亮
名前だけが…
そういえば、趙子龍も一度チラッっと出てきたきりだったっけ…。確か周瑜もちらりんと出てきて今は紗幕の向こうに隠れているもんね。
なんたって文庫本6巻目でやっと『赤壁』だもんねぇ。
《秋風哀し五丈原》に至るには何冊読むことになるのかなぁ…、さてさて…。
余談ですが、マイ・プリンスは白面郎曹操、次席が諸葛亮でございます
余談の余談ですが、『三国志』って漢字の変換が大変だよね…

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雪道で転ばないように…♪

2011-02-16 09:51:48 | Weblog
一昨夜、雪が本降りになり、ベランダの手摺りに積りはじめたときには
「お、明日の朝は“ゆきだるま”を作ろう」
と思ったりしたけれど、昨日の朝には霙に変わっていた。
ゆきだるまは作れなくて残念だったけど、ふと気になるのは生徒の皆さんのこと。
オフィス・ワーカーである彼女たちが通勤時、シャーベット状になった路面で足を滑らせて転んだりしないといいけどなぁ、ってね。
夜、クラスが始まる前に集まってきた皆の顔を見てホッとした
昔ね、今から2~30年前は東京でも結構雪が積もってなかなか解けない、なんてことが一冬に少なくとも一度はあった。まだ私が恩師の下で毎日バリバリにレッスンして、クラシック・バレエもバランシン・バレエもジャズ・ダンスものりのりで踊ってた頃。
その頃、お稽古場に向かう道の雪を踏みしめながら必ず思ってた、
「もしも転ぶときは絶対に顔から転ぶんだっ…」
ってね。
何より大事な腰・脚・膝・足首を守らねばならん。脚腰を痛めたら話にならん。
レッスンも休まなければならなくなるし、舞台だって降板しなければならなくなってしまう。
そんなのずぅぇ~~~ぇったいヤダっ
だから顔から転ぼう、と思ってた。
先に手を突けば…、って、それで腕や肩を痛めたら美しいポール・ドゥ・ブラが出来ないじゃない…、踊りにならないじゃないの…、だから顔よ、顔…。
顔にでっかい絆創膏貼ってたってレッスンは出来るんだしポワントで立つのに支障はない、舞台はメイクで何とでもなるわい
だから、だから、転ぶときには顔からよっ …とホントに思ってたのよね
お蔭をもちましてただの一度も転ぶことなく、腰・脚・腕ついでに顔も痛めることなくここまで踊り続けてこられました
舞台で踊ることは滅多になくなり、バレエ教師としての日々をすごしている今現在、もうそんな拘りはなくなったかというと…
なワケがありますか…
腰・脚・腕を痛めたら、バレエでもスタイル・メイクでも生徒の皆さんにきちんとしたお手本を見せてあげられなくなるじゃないの。
だから、だから、だから…、転ぶときには顔からよ………、と実は今も密かに思っている
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うふっ…シアワセ…♪♪♪

2011-02-13 11:45:40 | Weblog
今年もヴァレンタインシーズンの真っ最中ですね。
昨今の事情はどうなっているのやら、とんと分からないけれども、デパートやスーパーなどに設置されたチョコレートコーナーを見て、ア、そうか…その時期か…と思い出す程度かなぁ。
ま、私としては、お中元やお歳暮を差し上げるほど改まった関係ではなく、またバースディをお祝いするほど親密な相手でもない、そんな方にちょっとお世話になったお礼の意味でささやかなプレゼントを差し上げる日、としています。
今年は…、今年は…っ今年はぁ~~っっ
ジュニア・クラスのリナから手作りのクッキーを頂きました
昨日のバー・レッスンのあとの小休憩のとき
「あさってヴァレンタインデーなので、クッキーを作ってきました…」
とちょっと照れくさそうにいいながら手渡してくれたの
なんと大人組の分まで作ってくれていて、これにはエリ&ジュンのお姉さま二人も感動
帰宅後、美味しいコーヒーを淹れてゆっくり頂こうと思ってお湯を沸かしながら、嬉しくて嬉しくて、ちょっと跳んでみた…。ホラ、跳び上がるほど嬉しい、っていうじゃないの。で、跳んでみたらますます嬉しくなった
               
さぁ、頂きましょう、とお皿にのっけてみたらなんだか食べるのがもったいないような気分になってきた…。
ハートやスノーマンやミトンなどいろいろな形のクッキーにきれいなデコレーションがしてある。可愛いなぁ…。まずはちょっと眺める。
あのリナの手作りなのよねぇ。
3歳半でキッズクラスにきたときのリナのことを思い出した。もう本当に本当に可愛らしくて、『可愛い』という概念がそのまま女の子の姿になって現れた、といってもいいくらいだった。
そのリナがいまでは実にカッコ好い美少女に成長し、クラスでは大人組のお姉さまたちに頼りにされる存在になってるのよねぇ…
なぁんて思い出しているうちに、なんだかちょっと厳かな気分になってしまい、1枚目のクッキーはなんとなく畏まりながら食べた
美味しいなぁ…
シアワセってなんだっけ、なんだっけ…
ってCMで歌ってたけどさ、幸せって、こういうことよねぇ…って改めて感じた素敵な土曜日でした。
リナ、本当にありがとう、美味しかったぁ~ 
              
コメント (1)
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エクササイズにちょいとプラス…♪

2011-02-09 10:38:05 | Weblog
昨日はスタイル・メイク エクササイズ=スタイル・アップ レッスン)の日でした。
いつものようにフロアに仰向けになってのストレッチから順に進めていきます。
そして背中のストレッチと背筋の軽い筋トレのときにちょびっと動きをプラスして、負苛を上げる。右左交代に2セットね
「う~ん、ちょぉ~っとの変化なのにコレは効きますねぇ…
「ね いつもの動きにちょっびっと足すだけでいい刺激になるでしょ。女性がムキムキブスブスのマッチョ・ボディになったら美しくないから、軽い負苛で十分なんだよん
「はぁぁ…。思ったよりも効いてる…」
「ふふん、薄着の季節になる前にきちんとケアしておかないとさ
コートを脱ぎ去り厚いジャケットを脱ぎ薄手の服に変わってから気が付いて慌てたんでは遅いのである。い、いや、慌ててなんとかケアした場合、運が良ければ夏には間に合うかもしれないよね、運がよければね。
ん…?あ、なんとかしなくちゃと気付いただけでも“運がいい”と言うべきなのかな…
あぁ、そうか、運が悪けりゃ気が付きもしないわけか…
厚く堆積した贅肉の下に肩甲骨が埋まっている…それじゃまるで“遺跡”だ…
ま、私も私のスタイル・アップ メンバーズも、自分の背中から肩甲骨ならびに縦の窪みラインを発掘する、なんてことは金輪際したくないので、日々のケアを心がけているわけです
ま、それはさておき、背筋の次は腹筋。
いつもやっている腹筋のエクササイズ4セットが終わってから、新しいエクササイズを一つプラス。
慣れないうちや、腹筋や背筋がしっかりしないうちは両腕を床につけたままで構わないんだけど、ボディがちゃんと出来てくると腹筋&背筋&臀筋&内転筋などがバランスよく働いて、スススゥっと腰が上がるようになるのよね。
「いきますよぉ…ア~ンドワン……」
みんなの様子をみると、やっぱりトモコさんがスゥゥッと腰を上げていき、まな板のように真っ直ぐなラインを作っている……そうそう、そのラインそのライン…
え…っと、メグちゃんは…、上がりきれてないな…。もうちょい上、もうちょい上、と合図を送る…。
「そう、ソコ…!」
そしてカウント終わりで
「へぇぇ~~~
キレイに腰を上げることが出来るトモコさんの感想は
「まず腰を上げ始めたときに、筋肉が尾てい骨の先端に向かって巻き上げられていくみたいな感じですよね。お腹とお尻周りの筋肉全部が働いているって感じで…
そうです、トモコさんの感じ方は正しい
これは“骨盤底筋群”を鍛えるためのエクササイズ。ご存知の方は多いと思いますが“骨盤底筋群”筋力が低下するといろいろと不都合な症状が出やすいんですって、女性はとくにね
そして最後に先日来やっている“脳のストレッチ”をしてレッスン終了。楽しかったね
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春はまだかな…♪

2011-02-04 09:36:27 | Weblog
今日は立春。
旧暦では今日が1月1日に当たるそうで、今日から年が改まるとする考え方もあるようですね。
ところで、先日『大麦で作ったダックワーズ』というお菓子をお土産に頂戴しました。
大麦ってオートミールにするアレかな、麦茶にするアレかな、という程度の知識しかなかったので、そのダックワーズのさっくりした口当たりのよさと、程のよい甘味に惹かれてしまいました。
パッケージの中にリーフレットと葉書が入っていたので、早速“お試しセット”というものをオーダーしてみたら、製品カタログと各1種類ずつのお菓子が届き、小さな袋に入った“大麦”が付いていたのよね。
その袋にはメッセージカードが入っていて
水につけると芽がでます
ほほぉぉぉ~~ん…
               
面白そうなこと、楽しそうなことはちょっとしてみたい私のことですから、当然水に浸けました。戸棚の奥の暗いところに置いておくと、
               
2日後に“め”のようなものが…。そして、
               
4日後、確かに“芽”が出て根っこも伸び始めています。そのままうっかり戸棚の奥に置きっぱなしにしてしまい、あっ…、と見てみると
               
“もやし”のようになっている…
こっ、これはいけない、カワイソウ…
というワケで土に植えてあげました。
               
戸棚の奥の暗いところから土に植わり明るい所に出た大麦の芽は、ライムグリーンの葉になってシャンと伸び始めています。
バレリーナと“麦”って縁があるのよ。
『コッペリア』act1“麦の穂のバラード”という素敵なパ・ドゥ・ドゥがあります。そのときスワニルダは麦の穂を手にして踊るのよ。
元気な大麦が育つといいなぁ…
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行ってみました…♪

2011-02-01 10:55:38 | Weblog
思い立っていってみました、甲府の『武田神社』
去年、何かのTV番組で武田信玄公が取り上げられていて、そのとき紹介されたのが『武田神社』だったの。
へえぇぇ~、と検索してみるとご利益は『勝運』『自分に勝つ』とやら…。
ふぅぅ~ん、“自分に勝つ”、大事なことじゃないのよ…、と思ったらちょっと気になったりしてて…。
で、昨日1月31日、行って参りました。
               
甲府駅からバスで10分足らずのところです。
なんたって月の最終日で月曜日、観光客がいなくてゆったり落ち着いた雰囲気の境内は、明るくて穏やかで空気が澄んでいる。
まずはご祭神様にご挨拶と御願いを…。
それから《宝物殿》を拝観。
運の良いことに『風林火山』の旗指物の実物を特別展示中でした。
古びて地色も茶色く変わり、文字もとても墨痕リンリとはいえなくなってたけど、やっぱり本物って何かしら迫力を感じさせますね。信玄公とともに幾多の戦場を駆け巡った旗指物ですもんねぇ。
面白かったのは《宝物殿》玄関前に設置された“おみくじ販売機”
               
にゅぁんとっ、“獅子舞”がテケテンテンテン…と踊っているのでありました。
そのあとはお庭でのんびり、《水琴窟》に耳をよせたり、神楽殿=《甲陽武能殿》を拝見したり…。
お庭の植え込みの日当たりの好い場所では鶏が放し飼いに…。
「…えっ雉がいるの…
とはじめに見たときはびっくりしたけど、よく見ればニワトリ。雉かと思っちゃうほど羽根の色が鮮やかでデコラティヴ。人が近くにいても気にならないのか、コッコッコッ…と勝手にのんびりしている様子。きっと神職の方のペットなんでしょうね、そうよね…きっと…。だってさ、次に行ったときに
「以前参じましたときにお庭にいたニワトリは今はどこに…」
「あぁ、あれね。あれは身が締まっててねぇ…
く…喰ったのかぁ…っ、てなことになってたらヤじゃないの。だからペットよ、ペット。ま、まぁ、卵くらいは採るかもしれないけど…
なんてとぼけたことを考えたりもしながらバス停に向かう。
お堀に目をむけると
「ん…、あれは…
遠くに見えるあの姿は…、あれは…、うん、間違いない、あれは
               
白鳥だぁ~、わぁぁ~~い
『己に勝てますように』とお参りに来て白鳥を見られるなんてぇ~~。なぁんて幸せ。神様、ありがとう
実はね、このお堀で面白いものも見た。
               
鴨が“足で歩いている”のです。お堀が凍っているので水に浮かんで泳ぐんじゃなくて氷の上を歩いているのね。
こういうときは鴨も
“冷てぇよぉ~
なんて思ってんのかねぇ…。
さて、次の目的地へ…。次なる目的は《積翠寺温泉・要害》でお風呂に入ること。
バスに乗って終点《積翠寺》で降りる。降り際、運転手さんに
「要害はここ真っ直ぐでいいんですよね
運転手さんはフッと私の脚のほうに視線を向けてから
「うん、そう、道なりに真っ直ぐ。まぁその脚じゃ20分くらいかなぁ…。気を付けて行きなさい」
ま、そりゃぁね、ブーツとはいえ8cmのハイヒール履いてりゃぁね。
しかし、運転手さんはワタクシの脚力を知らないワケだ。上り坂をワッシワッシと歩いて10分で《積翠寺温泉・要害》に到着。
あとはゆっくりお昼を頂いて、お風呂に入る。
重ねていうが月末最終日のその上月曜日である。人がいない。貸切状態で露天風呂を独占、満喫。
               
この《積翠寺温泉・要害》の近くの《要害城》で信玄公は生まれ育ったそうである。
山の上から甲府盆地を見遥かして育ったら、そりゃぁ器の大きい懐の深い人間になるだろうなぁ…なんて思ったりもしました。
見所満載・盛り沢山・豪華食事付きの旅行もそれなりに面白いと思うけど、こんな日帰りのプチ旅行も案外好いものだな、と気に入ってます。
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